JP3001647B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3001647B2
JP3001647B2 JP40496490A JP40496490A JP3001647B2 JP 3001647 B2 JP3001647 B2 JP 3001647B2 JP 40496490 A JP40496490 A JP 40496490A JP 40496490 A JP40496490 A JP 40496490A JP 3001647 B2 JP3001647 B2 JP 3001647B2
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敏弘 杉山
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のローラに巻き掛
けられた潜像担持体ベルトを有する、電子写真方式を用
いたレーザープリンタ、複写機等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記形成の画像形成装置は知られてい
る。この種の装置では、潜像担持体ベルトに継ぎ目があ
るものが多く採用されており、継ぎ目のある潜像担持体
ベルトはベルト周長が出力画像よりも長くなっている。
この継ぎ目のある潜像担持体ベルトの場合、継ぎ目が画
像の途中に来ないようにするため、ベルト停止位置を一
定させていた。
【0003】しかし、潜像担持体ベルトのベルト停止位
置が一定であれば、ベルトとローラの接触位置も一定で
あり、経時使用によりその接触位置の部分に湾曲ぐせが
付いてしまう。そして、その湾曲形状がすぐに消えない
のでベルトが波打ち、帯電部、光書込部や転写部におい
てムラが発生し、画像品質を低下させてしまった。
【0004】また、潜像担持体ベルトを有する画像形成
装置では継ぎ目のないベルトも用いることも行なわれて
いる。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】しかしながら、継ぎ目のない潜像担持体ベ
ルトを有する画像形成装置であっても、従来ベルト停止
位置に関しては無管理であったため、ほぼ同一の位置で
停止するさせていることも十分起り得る。そして、潜像
担持体ベルトをほぼ同一の位置で停止させていれば、上
記と同様湾曲ぐせが付き、画像品質を低下させるという
問題が発生した。
【0006】本発明は、上述した従来の問題を解消し、
潜像担持体ベルトに湾曲ぐせが付きにくい画像形成装置
を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】上記目的を達成するため、本発明は、複数
のローラに巻き掛けられた無端状の潜像担持体ベルトを
有し、該潜像担持体ベルトが用紙の給排を行う駆動から
切り離して駆動可能な画像形成装置において、所定サイ
ズの用紙に所定枚数の画像形成を行うときの前記潜像担
持体ベルトの走行長さを検出し、この検出走行長さが前
記潜像担持体ベルトの周長の整数倍と潜像担持体ベルト
と前記ローラとの接触幅を加えた範囲内か否かを判定
し、前記潜像担持体ベルトの検出走行長さが前記潜像担
持体ベルトの周長の整数倍と潜像担持体ベルトと前記ロ
ーラとの接触幅を加えた長さの範囲外と判定されたと
き、当該画像形成時に前記潜像担持体ベルトを前記検出
走行長さ走行させ、前記潜像担持体ベルトの検出走行長
さが前記潜像担持体ベルトの周長の整数倍と潜像担持体
ベルトと前記ローラとの接触幅を加えた長さの範囲内と
判定されたとき、当該画像形成時に潜像担持体ベルトを
前記検出走行長さに前記ローラとの接触幅を加えた長さ
を走行させるように制御することを特徴としている。
【0008】また、上記目的を達成するため、本発明
は、複数のローラに巻き掛けられた無端状の潜像担持体
ベルトを有し、該潜像担持体ベルトの駆動と用紙の給排
の駆動が同一駆動部によって同時に行われる画像形成装
置において、所定サイズの用紙に所定枚数の画像形成を
行うときの前記潜像担持体ベルトの走行長さに転写位置
から排紙終了までの距離を加えた総走行長さを検出し、
この検出総走行長さが前記潜像担持体ベルトの周長の整
数倍と潜像担持体ベルトと前記ローラとの接触幅を加え
た範囲内か否かを判定し、前記潜像担持体ベルトの検出
総走行長さが前記潜像担持体ベルトの周長の整数倍と潜
像担持体ベルトと前記ローラとの接触幅を加えた長さの
範囲外と判定されたとき、当該画像形成時に前記潜像担
持体ベルトを前記検出総走行長さ走行させ、前記潜像担
持体ベルトの検出総走行長さが前記潜像担持体ベルトの
周長の整数倍と潜像担持体ベルトと前記ローラとの接触
幅を加えた長さの範囲内と判定されたとき、当該画像形
成時に潜像担持体ベルトを前記検出総走行長さに前記ロ
ーラとの接触幅を加えた長さを走行させるように制御す
ることを特徴としている。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に係る画像形成装置としての
レーザープリンタを示す概略図である。
【0010】図1において、無端状の潜像担持体ベルト
1は3本の支持ローラ2,3,4によって支持され、そ
のうちの1本の支持ローラ2には図示していない駆動装
置から回転駆動が伝達されるようになっており、その回
転によって潜像担持体ベルト1が矢印方向に走行され
る。潜像担持体ベルト1は、ニッケルの電鋳を支持体と
し、その表面に有機感光体層を設けており、ベルトの周
長は直径60mm相当(約188.4mm)程度であ
る。支持ローラ2,3,4は、アルミやステンレス等の
金属製か、あるいは表面にウレタンゴム、ニトリルゴム
等のゴム層を持っているものであって、直径は約16m
mである。
【0011】上記支持ローラ2が回転すると、潜像担持
体ベルト1の走行が開始され、帯電器5により帯電され
た部分に光書込手段6により静電潜像が形成される。形
成された静電潜像は、現像器7により現像されてトナー
像ができる。このトナー像は、転写帯電器8の作用下で
図示していない給紙装置により搬送された転写紙に転写
される。その後、転写紙は定着器(図示していない)を
通って定着され、排紙される。また、転写後の潜像担持
体ベルト1は除電ランプ9により除電され、さらに残留
トナーがクリーニング装置10により除去されて、つぎ
のプリントに備えられる。
【0012】このレーザープリンタは、本発明により、
潜像担持体ベルト1のプリント動作前に支持ローラ2と
接していた部分がプリント動作後に支持ローラ2と接し
ない位置で停止するように、ベルトの駆動が停止するよ
うに制御しており、次にその説明をする。
【0013】潜像担持体ベルト1が給排紙する駆動と別
駆動になっている、または潜像担持体ベルト1がクラッ
チ等介して給排紙する駆動と独立して駆動することがで
きるようになっている場合には、次のように制御する。
【0014】所定長さのペーパーをn枚連続出力したと
きの潜像担持体ベルト1の走行長さを検出し、この検出
走行長さが潜像担持体ベルト1の周長の整数倍と支持ロ
ーラ2と潜像担持体ベルト1の接触幅を加えた範囲内か
否かを判定する。この判定結果から潜像担持体ベルト1
の駆動を制御し、潜像担持体ベルト1は容易にプリント
動作前に支持ローラ2と接していた部分がプリント動作
後に支持ローラ2と接しない位置で停止させることがで
きる。
【0015】具体的には、例えばA4ペーパー(長さ2
97mm)をn枚連続出力する場合の潜像担持体ベルト
1の検出走行長さAは、297mm+帯電器から転写帯
電器までの距離+(nー1)×(297mm+紙間距
離)となる。この潜像担持体ベルト1の検出走行長さA
が、ベルト周長の整数倍±25mm(支持ローラ2と潜
像担持体ベルト1の接触幅)の範囲をBとすると、Aが
Bの範囲に入るか否かを判定する。もし、検出走行長さ
AがBの範囲に入らなければ、潜像担持体ベルト1の走
行長さは検出走行長さAで回動させれば良い。またも
し、検出走行長さAがBの範囲に入った場合、検出走行
長さAをこえて最初のベルト周長の整数倍+25mmの
長さ分多くベルトを回動させれば良い。
【0016】また、潜像担持体ベルト1が給排紙する駆
動と別々に停止しない場合、潜像担持体ベルト1の駆動
は転写紙を排紙し終るまで継続することになる。この場
合には、潜像担持体ベルト1の駆動距離は、走行長さA
に転写位置から排紙終了までの距離を加えた長さである
ところの検出総走行長さA´となるので、上記制御にお
いて検出走行長さAを検出総走行長さA´に読み代えれ
ば同様に判定すれば良い。
【0017】なお、潜像担持体ベルト1を上記した所望
の長さを回動させる方法としては、一例をあげれば、長
さAまたはA´の距離を駆動するに必要な時間を計算
し、その時間をレーザープリンタに内蔵されているクロ
ックで計って、モータを駆動する方法がある。また、支
持ローラ2の回転数を検知して潜像担持体ベルト1を所
望の長さを回動させるようにしてもよい。
【0018】また、停止時にプリント動作前の潜像担持
体ベルト1の位置に対し、常に例えば支持ローラ2と潜
像担持体ベルト1の接触幅程度の幅を加えた位置になる
ように設定しても良い。このとき、加える幅は支持ロー
ラ2と潜像担持体ベルト1の接触幅より大きくかつ支持
ローラ2,3,4間の距離や潜像担持体ベルト1周長の
整数分の1にならないような値を選ぶことが望ましい。
【0019】
【発明の効果】上記構成によれば、本発明は画像形成動
作後の潜像担持体ベルトの停止位置を、画像形成動作前
の停止位置と異なる位置に停止するので、一部分が集中
してローラと接触しないため、潜像担持体ベルトに湾曲
ぐせなくなり、湾曲ぐせによる画像品質の低下を防止す
ることができる。しかも、画像形成動作を終えたときの
潜像担持体ベルトの停止位置が画像形成動作前の停止位
置の範囲外であれば、そのまま停止するように決定し、
範囲内のときのみ範囲外になる位置に決定しているた
め、ベルト走行量を必要最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 潜像担持体ベルト 2,3,4 支持ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 敏弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 辛島 賢司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭61−4078(JP,A) 特開 昭62−175773(JP,A) 特開 平1−145668(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のローラに巻き掛けられた無端状の
    潜像担持体ベルトを有し、該潜像担持体ベルトが用紙の
    給排を行う駆動から切り離して駆動可能な画像形成装置
    において、 所定サイズの用紙に所定枚数の画像形成を行うときの前
    記潜像担持体ベルトの走行長さを検出し、この検出走行
    長さが前記潜像担持体ベルトの周長の整数倍と潜像担持
    体ベルトと前記ローラとの接触幅を加えた範囲内か否か
    を判定し、前記潜像担持体ベルトの検出走行長さが前記
    潜像担持体ベルトの周長の整数倍と潜像担持体ベルトと
    前記ローラとの接触幅を加えた長さの範囲外と判定され
    たとき、当該画像形成時に前記潜像担持体ベルトを前記
    検出走行長さ走行させ、前記潜像担持体ベルトの検出走
    行長さが前記潜像担持体ベルトの周長の整数倍と潜像担
    持体ベルトと前記ローラとの接触幅を加えた長さの範囲
    内と判定されたとき、当該画像形成時に潜像担持体ベル
    トを前記検出走行長さに前記ローラとの接触幅を加えた
    長さを走行させるように制御することを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 複数のローラに巻き掛けられた無端状の
    潜像担持体ベルトを有し、該潜像担持体ベルトの駆動と
    用紙の給排の駆動が同一駆動部によって同時に行われる
    画像形成装置において、 所定サイズの用紙に所定枚数の画像形成を行うときの前
    記潜像担持体ベルトの走行長さに転写位置から排紙終了
    までの距離を加えた総走行長さを検出し、この検出総走
    行長さが前記潜像担持体ベルトの周長の整数倍と潜像担
    持体ベルトと前記ローラとの接触幅を加えた範囲内か否
    かを判定し、前記潜像担持体ベルトの検出総走行長さが
    前記潜像担持体ベルトの周長の整数倍と潜像担持体ベル
    トと前記ローラとの接触幅を加えた長さの範囲外と判定
    されたとき、当該画像形成時に前記潜像担持体ベルトを
    前記検出総走行長さ走行させ、前記潜像担持体ベルトの
    検出総走行長さが前記潜像担持体ベルトの周長の整数倍
    と潜像担持体ベルトと前記ローラとの接触幅を加えた長
    さの範囲内と判定されたとき、当該画像形成時に潜像担
    持体ベルトを前記検出総走行長さに前記ローラとの接触
    幅を加えた長さを走行させるように制御することを特徴
    とする画像形成装置。
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