JP3041027B2 - 複写装置 - Google Patents
複写装置Info
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- JP3041027B2 JP3041027B2 JP2241447A JP24144790A JP3041027B2 JP 3041027 B2 JP3041027 B2 JP 3041027B2 JP 2241447 A JP2241447 A JP 2241447A JP 24144790 A JP24144790 A JP 24144790A JP 3041027 B2 JP3041027 B2 JP 3041027B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、複数色のトナー像を転写材上に重ねて、
カラー複写が行える電子写真方式の複写装置に関するも
のである。
カラー複写が行える電子写真方式の複写装置に関するも
のである。
従来の技術 従来前記のような複写装置として、第9,10図に示すよ
うなものがあり、回動する無端ベルト状の感光体47の支
持ローラ60,61のスパン間に、イエロ現像部58−1、マ
ゼンタ現像部58−2、シアン現像部58−3、ブラック現
像部58−4が配置され、これらの現像部58−1,2,3,4に
は、それぞれカラー用の現像ローラ70−1,2,3,4が設け
られている。そして非現像時においては、各現像部58−
1,2,3,4は、各現像ローラ70−1,2,3,4が、鎖線で示す感
光体47から距離d′だけ離間した位置にある。
うなものがあり、回動する無端ベルト状の感光体47の支
持ローラ60,61のスパン間に、イエロ現像部58−1、マ
ゼンタ現像部58−2、シアン現像部58−3、ブラック現
像部58−4が配置され、これらの現像部58−1,2,3,4に
は、それぞれカラー用の現像ローラ70−1,2,3,4が設け
られている。そして非現像時においては、各現像部58−
1,2,3,4は、各現像ローラ70−1,2,3,4が、鎖線で示す感
光体47から距離d′だけ離間した位置にある。
そして第9,10は、現像時における各現像ローラ70−1,
2,3,4の状態を示し、第9図はローラ70−1だけが現像
位置にあって、感光体47に接触していて、他の現像ロー
ラ70−2,3,4は非現像位置にある第1色現像工程を示
し、ついで第10図は、現像ローラ70−2だけが現像位置
にあって、感光体47に接触していて、他の現像ローラ70
−1,3,4は非現像位置にある第2色現像工程を示し、つ
いで図示を省略したが、現像ローラ70−3,4による第
3、第4色現像工程が順次同様にして行われる。
2,3,4の状態を示し、第9図はローラ70−1だけが現像
位置にあって、感光体47に接触していて、他の現像ロー
ラ70−2,3,4は非現像位置にある第1色現像工程を示
し、ついで第10図は、現像ローラ70−2だけが現像位置
にあって、感光体47に接触していて、他の現像ローラ70
−1,3,4は非現像位置にある第2色現像工程を示し、つ
いで図示を省略したが、現像ローラ70−3,4による第
3、第4色現像工程が順次同様にして行われる。
そして現像時に図示を省略した作動部材によって、現
像時に各現像部58−1,2,3,4が感光体47の表面に対して
交差方向に同一距離だけ移動して、各現像ローラ70−1,
2,3,4が順次感光体47の表面に接触して、イエロ、マゼ
ンタ、シアン、ブラック色の画像現像を行い、これらの
画像を転写材に転写することとなる。
像時に各現像部58−1,2,3,4が感光体47の表面に対して
交差方向に同一距離だけ移動して、各現像ローラ70−1,
2,3,4が順次感光体47の表面に接触して、イエロ、マゼ
ンタ、シアン、ブラック色の画像現像を行い、これらの
画像を転写材に転写することとなる。
ところでこのような複写装置にあっては、感光体47は
それを回動させるための手段である支持ローラ60、61の
位置や、安定走行に不可欠なベルト寄り止め手段等の影
響を受けてベルト面にうねりを生ずるという問題があ
る。
それを回動させるための手段である支持ローラ60、61の
位置や、安定走行に不可欠なベルト寄り止め手段等の影
響を受けてベルト面にうねりを生ずるという問題があ
る。
これを第9,10図を参照して説明する。同図において駆
動ローラ60及び従動ローラ61の中心と、現像ローラ70−
1,4及び現像ローラ70−2,3の移動経路との間の距離をそ
れぞれl1及びl2とすると、これらはl1<l2となってい
る。
動ローラ60及び従動ローラ61の中心と、現像ローラ70−
1,4及び現像ローラ70−2,3の移動経路との間の距離をそ
れぞれl1及びl2とすると、これらはl1<l2となってい
る。
このようにl1<l2となっている結果、現像時における
現像ローラ70−1,2,3,4側における感光体47と、現像ロ
ーラ70−1,2,3,4と接触する感光体47との間の、現像ロ
ーラ70−1,2,3,4の移動経路上の、現像ローラ70−1,2
と,現像ローラ70−3,4との移動距離(くい込み量とい
う)を、それぞれd1,d2とすると、くい込み量においてd
1<2dしなければならない。
現像ローラ70−1,2,3,4側における感光体47と、現像ロ
ーラ70−1,2,3,4と接触する感光体47との間の、現像ロ
ーラ70−1,2,3,4の移動経路上の、現像ローラ70−1,2
と,現像ローラ70−3,4との移動距離(くい込み量とい
う)を、それぞれd1,d2とすると、くい込み量においてd
1<2dしなければならない。
したがって現像時に現像ローラ70−1,4を短い距離d1
だけ移動させ、現像ローラ70−2,3を長い距離d2だけ移
動させなければ、全現像ローラ70−1,2,3,4を同一の接
触度をもって感光体47に接触させることができないこと
となる。
だけ移動させ、現像ローラ70−2,3を長い距離d2だけ移
動させなければ、全現像ローラ70−1,2,3,4を同一の接
触度をもって感光体47に接触させることができないこと
となる。
ところがこの複写装置では、現像時における全現像ロ
ーラ70−1,2,3,4の移動距離が、前記のように同一に設
定されていて、この例でいえばd1=2dとなっているの
で、現像ローラ70−1,4及び現像ローラ70−2,3は、それ
ぞれ感光体47に、均一の接触度をもって接触することが
できるが、現像ローラ70−1,4と現像ローラ70−2,3と
は、感光体47に均一の接触度をもって接触することがで
きないので、前記のような問題を生ずることとなる。
ーラ70−1,2,3,4の移動距離が、前記のように同一に設
定されていて、この例でいえばd1=2dとなっているの
で、現像ローラ70−1,4及び現像ローラ70−2,3は、それ
ぞれ感光体47に、均一の接触度をもって接触することが
できるが、現像ローラ70−1,4と現像ローラ70−2,3と
は、感光体47に均一の接触度をもって接触することがで
きないので、前記のような問題を生ずることとなる。
発明が解決しようとする課題 そこで従来はこのような問題を解消するために、第11
図に示すように、現像ローラ70−1,2,3,4,が、同一距離
だけ前進して現像位置に位置した場合、現像ローラ70−
1,2,3,4とで感光体47を挾圧することによって、接触度
を均一にしようとするバックアップ部材71−1,2,3,4を
設けた複写装置が提案されている。しかしこのようなも
のは、構造が複雑になって製作が困難であり、高価にな
るという問題がある。
図に示すように、現像ローラ70−1,2,3,4,が、同一距離
だけ前進して現像位置に位置した場合、現像ローラ70−
1,2,3,4とで感光体47を挾圧することによって、接触度
を均一にしようとするバックアップ部材71−1,2,3,4を
設けた複写装置が提案されている。しかしこのようなも
のは、構造が複雑になって製作が困難であり、高価にな
るという問題がある。
そこでこの発明の目的は、前記のような従来の複写装
置のもつ問題を解消し、構造が簡単であって製作が容易
であり、したがって安価な複写装置を提供するにある。
置のもつ問題を解消し、構造が簡単であって製作が容易
であり、したがって安価な複写装置を提供するにある。
課題を解決するための手段 この発明な前記のような目的を達成するために、前記
のような従来の複写装置において、感光体と各現像ロー
ラとの接触位置と離間位置との間の移動距離を、感光体
の支持部材に近い位置に配置された現像部よりも、遠い
位置に配置された現像部の方を大きく設定したことを特
徴とするものである。
のような従来の複写装置において、感光体と各現像ロー
ラとの接触位置と離間位置との間の移動距離を、感光体
の支持部材に近い位置に配置された現像部よりも、遠い
位置に配置された現像部の方を大きく設定したことを特
徴とするものである。
作用 前記のようなこの発明の複写装置において、各現像ロ
ーラが感光体に交互に接触するに当り、支持部材に近い
感光体に接触する現像ローラに比べて、遠い感光体に接
触する現像ローラは、その移動距離が大きくなっている
ことにより、従来のようにバックアップ部材を設けるこ
とがなくとも、各現像ローラの感光体への接触度は均一
となる。
ーラが感光体に交互に接触するに当り、支持部材に近い
感光体に接触する現像ローラに比べて、遠い感光体に接
触する現像ローラは、その移動距離が大きくなっている
ことにより、従来のようにバックアップ部材を設けるこ
とがなくとも、各現像ローラの感光体への接触度は均一
となる。
実施例 図面に示すこの発明の実施例において、1は複写装置
の機枠を示し、その一側下方に現像部2、その上方に給
紙部3、さらにその上方に定着部4が設けられ、これら
の各部2,3,4の反対側に無端状転写ベルト5が設けられ
ている。
の機枠を示し、その一側下方に現像部2、その上方に給
紙部3、さらにその上方に定着部4が設けられ、これら
の各部2,3,4の反対側に無端状転写ベルト5が設けられ
ている。
現像部2は傾斜して配置された無端ベルト状の感光体
7、イエロ現像部8−1、マゼンタ現像部8−2、シア
ン現像部8−3、ブラック現像部8−4を有し、感光体
7は感光体機枠9に枢支された駆動ローラ10と従動ロー
ラ11とに懸張されている。
7、イエロ現像部8−1、マゼンタ現像部8−2、シア
ン現像部8−3、ブラック現像部8−4を有し、感光体
7は感光体機枠9に枢支された駆動ローラ10と従動ロー
ラ11とに懸張されている。
そして感光体機枠9には感光体7の表面を帯電させる
チャージャ13及びクリーニング部14が設けられており、
また感光体7の上部には図示していないレーザ発振装置
と、ポリゴン12によって感光体7上に静電潜像を形成す
る露光部16とが配置されている。
チャージャ13及びクリーニング部14が設けられており、
また感光体7の上部には図示していないレーザ発振装置
と、ポリゴン12によって感光体7上に静電潜像を形成す
る露光部16とが配置されている。
第1図はイエロ現像部8−1の現像ローラ20−1が感
光体に当接して現像している状態を示し、このようにし
て感光体7が矢印A方向に回動して、同現像部8−1の
現像が終了すると、この現像部8−1は水平方向に後退
し、後記する転写材への転写が行われた後で、つぎのマ
ゼンタ現像部8−2の現像ローラ20−2が当接して現像
するようになっており、こにょうにして順次全現像部に
よる感光体7への現像が行われる。
光体に当接して現像している状態を示し、このようにし
て感光体7が矢印A方向に回動して、同現像部8−1の
現像が終了すると、この現像部8−1は水平方向に後退
し、後記する転写材への転写が行われた後で、つぎのマ
ゼンタ現像部8−2の現像ローラ20−2が当接して現像
するようになっており、こにょうにして順次全現像部に
よる感光体7への現像が行われる。
この場合、現像ローラ20−1,4及び20−2,3の移動経路
と主動ローラ10及び従動ローラ11の中心との距離は、前
記の従来例におけると同様に、l1,l2であって、l1<l2
となっている。したがって現像ローラ20−1,4のくい込
み量は、第7図に示すようにd1であり、現像ローラ20−
2,3のくい込み量は、第8図に示すように、d2であってd
1<d2となっている。そこで各現像ローラ20−1,2,3,4の
移動距離を、このくい込み量d1,d2に対応させて現像ロ
ーラ20−1,2,4の移動距離を短く、現像ローラ20−2,3の
移動距離を長く設定する。
と主動ローラ10及び従動ローラ11の中心との距離は、前
記の従来例におけると同様に、l1,l2であって、l1<l2
となっている。したがって現像ローラ20−1,4のくい込
み量は、第7図に示すようにd1であり、現像ローラ20−
2,3のくい込み量は、第8図に示すように、d2であってd
1<d2となっている。そこで各現像ローラ20−1,2,3,4の
移動距離を、このくい込み量d1,d2に対応させて現像ロ
ーラ20−1,2,4の移動距離を短く、現像ローラ20−2,3の
移動距離を長く設定する。
転写ベルト5は転写ベルト機枠17に枢支された駆動ロ
ーラ18と従動ローラ19とにほぼ垂直状態に懸張されてお
り、この場合転写ベルト5の転写部と駆動ローラ18との
間の長さは最大複写長以上となり、また転写部と従動ロ
ーラ19との間の長さは最大複写長より短くなるように設
定されている。この転写ベルト機枠17にはベルト状感光
体7に対向してバイアスローラ21が配置され、このバイ
アスローラ21は機枠17に揺動可能に垂設されたアーム22
の下端に取付けられている。そしてこの機枠17には転写
部と反対側に転写ベルトクリーニング部23が、また駆動
ローラ18の上部にグリップローラ25がそれぞれ設けられ
ている。
ーラ18と従動ローラ19とにほぼ垂直状態に懸張されてお
り、この場合転写ベルト5の転写部と駆動ローラ18との
間の長さは最大複写長以上となり、また転写部と従動ロ
ーラ19との間の長さは最大複写長より短くなるように設
定されている。この転写ベルト機枠17にはベルト状感光
体7に対向してバイアスローラ21が配置され、このバイ
アスローラ21は機枠17に揺動可能に垂設されたアーム22
の下端に取付けられている。そしてこの機枠17には転写
部と反対側に転写ベルトクリーニング部23が、また駆動
ローラ18の上部にグリップローラ25がそれぞれ設けられ
ている。
ところでこのような転写ベルト機枠17は、その下部の
下向凹欠部24が機枠1に設けたピン26に摺嵌し、上部に
設けたピン27が機枠1に枢軸28で上下方向に揺動可能に
枢支されたレバー29の下向凹欠部31に摺嵌することによ
って、第1図に示す作動位置に保持される。
下向凹欠部24が機枠1に設けたピン26に摺嵌し、上部に
設けたピン27が機枠1に枢軸28で上下方向に揺動可能に
枢支されたレバー29の下向凹欠部31に摺嵌することによ
って、第1図に示す作動位置に保持される。
また感光体機枠9の下部は第5図に示すように、その
下部の下向凹欠部33が駆動ローラ10の回転軸34に摺嵌
し、この回転軸34は第6図に示すように、機枠1及び転
写ベルト機枠17を貫通して設けられた位置決部材35の内
端に設けられた半円形筒部36に着脱可能に支承された軸
受37によって支承されている。そして感光体機枠9の従
動ローラ11の回転軸が、露光部16の露光部機枠39の下部
に設けたフック部40(第3図)に係合することによっ
て、第1図に示す作動位置に保持される。
下部の下向凹欠部33が駆動ローラ10の回転軸34に摺嵌
し、この回転軸34は第6図に示すように、機枠1及び転
写ベルト機枠17を貫通して設けられた位置決部材35の内
端に設けられた半円形筒部36に着脱可能に支承された軸
受37によって支承されている。そして感光体機枠9の従
動ローラ11の回転軸が、露光部16の露光部機枠39の下部
に設けたフック部40(第3図)に係合することによっ
て、第1図に示す作動位置に保持される。
前記のようなものにおいて、複写信号を入力すると、
給紙部3のカセット42から給送ローラ43によって送り出
された転写材は、矢印Cの方向に移動している転写ベル
ト5とグリップローラ25とによって、転写ベルト5とと
もに下向きに搬送され、その後端がグリップローラ25に
到達したところで停止する。このような転写ベルト5の
移動中バイアスローラ21は第1図に示す垂下位置にあっ
て、転写ベルト5は感光体7から離間している。
給紙部3のカセット42から給送ローラ43によって送り出
された転写材は、矢印Cの方向に移動している転写ベル
ト5とグリップローラ25とによって、転写ベルト5とと
もに下向きに搬送され、その後端がグリップローラ25に
到達したところで停止する。このような転写ベルト5の
移動中バイアスローラ21は第1図に示す垂下位置にあっ
て、転写ベルト5は感光体7から離間している。
ここでイエロ現像部8−1によって第1色のトナー像
が形成されている感光体7が矢印Aの方向に移動を開始
し、これと同時に図示しない作動手段によって、第1図
示の状態のアーム22が反時計方向に揺動し、バイアスロ
ーラ21が転写ベルト5を感光体7に接触させるととも
に、転写ベルト5は駆動ローラ18の作動によって矢印B
に示すように、感光体と同一方向に移動し、転写ベルト
5に支持された転写材に感光体7のトナー像が転写部に
おいて転写される。
が形成されている感光体7が矢印Aの方向に移動を開始
し、これと同時に図示しない作動手段によって、第1図
示の状態のアーム22が反時計方向に揺動し、バイアスロ
ーラ21が転写ベルト5を感光体7に接触させるととも
に、転写ベルト5は駆動ローラ18の作動によって矢印B
に示すように、感光体と同一方向に移動し、転写ベルト
5に支持された転写材に感光体7のトナー像が転写部に
おいて転写される。
このように転写材が転写部に移動してくると、転写ベ
ルト5に転写材が静電吸着し、グリップローラ25が転写
ベルト5の搬送面から離間し、この状態はつぎの複写信
号が入力されるまで継続する。
ルト5に転写材が静電吸着し、グリップローラ25が転写
ベルト5の搬送面から離間し、この状態はつぎの複写信
号が入力されるまで継続する。
前記のようにして、転写材に第1トナー像の転写が終
了すると、転写ベルト5の矢印B方向への移動は停止
し、ついでバイアスローラ21が旧位に復帰して転写ベル
ト5及びそれに静電吸着されている転写材が感光体7か
ら離間する。
了すると、転写ベルト5の矢印B方向への移動は停止
し、ついでバイアスローラ21が旧位に復帰して転写ベル
ト5及びそれに静電吸着されている転写材が感光体7か
ら離間する。
その後このように感光体7から離間したままで、転写
ベルト5は当初のように矢印C方向へ下降運動を行い、
ついで前記と全く同様にして転写材上に第2トナー像を
形成し、以下必要色数だけ同様のことを繰返す。
ベルト5は当初のように矢印C方向へ下降運動を行い、
ついで前記と全く同様にして転写材上に第2トナー像を
形成し、以下必要色数だけ同様のことを繰返す。
そして最後のトナー像の転写を終えると、転写ベルト
5は矢印B方向への移動をそのまま続け、転写材を定着
部4の定着ローラ45に送り込んで定着した後排紙トレイ
46に排紙する。
5は矢印B方向への移動をそのまま続け、転写材を定着
部4の定着ローラ45に送り込んで定着した後排紙トレイ
46に排紙する。
このようようにして転写作業を行う際、現像ローラ20
−1,2;3,4の移動距離を前記のように、予めくい込み量d
1,d2に対応させて設定していることから、各現像ローラ
20−1,2,3,4が感光体7に均一な接触度をもって接触す
ることとなって、前記従来のもののように感光体7面に
うねりを生ずるという問題を生ずることがなく、また構
造が簡単で製作が容易である。
−1,2;3,4の移動距離を前記のように、予めくい込み量d
1,d2に対応させて設定していることから、各現像ローラ
20−1,2,3,4が感光体7に均一な接触度をもって接触す
ることとなって、前記従来のもののように感光体7面に
うねりを生ずるという問題を生ずることがなく、また構
造が簡単で製作が容易である。
前記のようなものにおいて、転写ベルト5、感光体7
を保守点線するに際しては、図示しない裏面カバーがあ
る場合は、これを機枠1から取り外し、レバー29を上方
に回動してピン27と凹欠部31との係合を外し、ピン26を
中心として凹欠部24で転写ベルト機枠17を反時計方向に
揺動して第2図のような状態とした後、同機枠17を上方
に移動することにより、機枠1から転写ベルト機枠17を
取り外す。
を保守点線するに際しては、図示しない裏面カバーがあ
る場合は、これを機枠1から取り外し、レバー29を上方
に回動してピン27と凹欠部31との係合を外し、ピン26を
中心として凹欠部24で転写ベルト機枠17を反時計方向に
揺動して第2図のような状態とした後、同機枠17を上方
に移動することにより、機枠1から転写ベルト機枠17を
取り外す。
つぎに感光体機枠9については、駆動ローラ10の回転
軸34を中心として、同機枠9を反時計方向に揺動して従
動ローラ11の回転軸のフック部40との係合を外して第3
図のような状態とした後、同機枠9を上方に移動するこ
とにより、機枠1から感光体機枠9を取り外す。
軸34を中心として、同機枠9を反時計方向に揺動して従
動ローラ11の回転軸のフック部40との係合を外して第3
図のような状態とした後、同機枠9を上方に移動するこ
とにより、機枠1から感光体機枠9を取り外す。
そしてこれらの機枠9,17を機枠1に装着するに際して
は、前記と逆の操作手順をとることとなる。
は、前記と逆の操作手順をとることとなる。
発明の効果 この発明は前記のようであって、感光体と各現像ロー
ラとの接触位置と離間位置との間の移動距離を、感光体
の支持部材に近い位置に配置された現像部よりも、遠い
位置に配置された現像部の方を大きくしたので、従来の
複写装置のようにバックアップ部材を設けなくとも、各
現像ローラを感光体に対して均一に接触させることがで
き、したがって全体としての構造を簡単にして製作が容
易であり、安価に提供することができるという効果があ
る。
ラとの接触位置と離間位置との間の移動距離を、感光体
の支持部材に近い位置に配置された現像部よりも、遠い
位置に配置された現像部の方を大きくしたので、従来の
複写装置のようにバックアップ部材を設けなくとも、各
現像ローラを感光体に対して均一に接触させることがで
き、したがって全体としての構造を簡単にして製作が容
易であり、安価に提供することができるという効果があ
る。
第1図はこの発明の実施例の第1色カラー像の現像時の
状態を示す概略正面図、第2図は同上の転写ベルト機枠
取り外し時の状態を示す同様の図面、第3図は同上の感
光体機枠取り外し時の状態を示す同様の図面、第4図は
機枠、転写ベルト機枠及び感光体機枠に対するローラの
支持状態を示す概略図、第5図は第4図の線5−5によ
る断面図、第6図は転写ベルト機枠に対する同ベルト駆
動ローラの支持部の斜面図、第7図は同上の第1色現像
工程における各現像ローラの状態を示す説明図、第8図
は同第2色現像工程における各現像ローラの状態を示す
説明図、第9図はこの発明と同種の従来の複写装置の第
1色現像工程における各現像ローラの状態を示す説明
図、第10図は同第2色現像工程における各現像ローラの
状態を示す説明図、第11図は同従来の複写装置の他の例
の現像ローラが非現像位置にある状態を示す説明図であ
る。 1……機枠、2……現像部 3……給紙部、4……定着部 5……転写ベルト、7……ベルト状感光体 8−1,2,3,4……各色現像部、10……駆動ローラ 11……従動ローラ、18……駆動ローラ 19……従動ローラ、20−1,2,3,4……現像ローラ 21……バイアスローラ、42……カセット 43……給送ローラ、45……定着ローラ
状態を示す概略正面図、第2図は同上の転写ベルト機枠
取り外し時の状態を示す同様の図面、第3図は同上の感
光体機枠取り外し時の状態を示す同様の図面、第4図は
機枠、転写ベルト機枠及び感光体機枠に対するローラの
支持状態を示す概略図、第5図は第4図の線5−5によ
る断面図、第6図は転写ベルト機枠に対する同ベルト駆
動ローラの支持部の斜面図、第7図は同上の第1色現像
工程における各現像ローラの状態を示す説明図、第8図
は同第2色現像工程における各現像ローラの状態を示す
説明図、第9図はこの発明と同種の従来の複写装置の第
1色現像工程における各現像ローラの状態を示す説明
図、第10図は同第2色現像工程における各現像ローラの
状態を示す説明図、第11図は同従来の複写装置の他の例
の現像ローラが非現像位置にある状態を示す説明図であ
る。 1……機枠、2……現像部 3……給紙部、4……定着部 5……転写ベルト、7……ベルト状感光体 8−1,2,3,4……各色現像部、10……駆動ローラ 11……従動ローラ、18……駆動ローラ 19……従動ローラ、20−1,2,3,4……現像ローラ 21……バイアスローラ、42……カセット 43……給送ローラ、45……定着ローラ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/08 - 15/095
Claims (1)
- 【請求項1】回動する無端ベルト状感光体の支持部材の
スパン間に現像ローラを有する複数の現像部を配置し、
各現像部の現像ローラを交互に前記感光体に接離するよ
うになっている複写装置において、前記感光体と各現像
ローラとの接触位置と離間位置との間の移動距離を、感
光体の支持部材に近い位置に配置された現像部よりも、
遠い位置に配置された現像部の方を大きく設定したこと
を特徴とする複写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2241447A JP3041027B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 複写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2241447A JP3041027B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 複写装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04120563A JPH04120563A (ja) | 1992-04-21 |
JP3041027B2 true JP3041027B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=17074445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2241447A Expired - Fee Related JP3041027B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 複写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3041027B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3447497B2 (ja) * | 1996-12-27 | 2003-09-16 | 京セラ株式会社 | カラー画像形成装置 |
-
1990
- 1990-09-12 JP JP2241447A patent/JP3041027B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04120563A (ja) | 1992-04-21 |
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