JPH0720675Y2 - 多色画像形成装置 - Google Patents
多色画像形成装置Info
- Publication number
- JPH0720675Y2 JPH0720675Y2 JP11681088U JP11681088U JPH0720675Y2 JP H0720675 Y2 JPH0720675 Y2 JP H0720675Y2 JP 11681088 U JP11681088 U JP 11681088U JP 11681088 U JP11681088 U JP 11681088U JP H0720675 Y2 JPH0720675 Y2 JP H0720675Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developing
- photoconductor
- contact
- image forming
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、接触現像を行なう現像器を無端ベルト状感光
体に沿つて複数設けて成る多色画像形成装置に関する。
体に沿つて複数設けて成る多色画像形成装置に関する。
従来技術 静電写真プロセスを利用したカラー複写機やカラープリ
ンタ等の多色画像形成装置としては、1つの感光体の周
りに互いに異なる色の現像剤を有する複数の現像器を設
け、原稿を色分解した光像で露光し、又は色分解光像に
対応する画像情報信号で変調した光線で光書込みを行な
い、感光体上に順次形成された複数の静電潜像を色分解
光の補色のトナーで現像して得られた複数のトナー像を
同一転写紙上に重ね合せ転写し、定着を行なつてカラー
画像を作成する重ね合せ転写方式の画像形成装置がよく
知られている。
ンタ等の多色画像形成装置としては、1つの感光体の周
りに互いに異なる色の現像剤を有する複数の現像器を設
け、原稿を色分解した光像で露光し、又は色分解光像に
対応する画像情報信号で変調した光線で光書込みを行な
い、感光体上に順次形成された複数の静電潜像を色分解
光の補色のトナーで現像して得られた複数のトナー像を
同一転写紙上に重ね合せ転写し、定着を行なつてカラー
画像を作成する重ね合せ転写方式の画像形成装置がよく
知られている。
その場合、感光体としてドラム状感光体を使用し、転写
位置でこれに接触して感光体ドラムと同径の転写ドラム
を設け、この転写ドラムに転写紙を巻装し、感光体の回
転と同期させて同一線速で回転させることにより複数の
トナー像を重ね合せ転写する構成のものがよく知られて
おり、この方法により複数のトナー像を精度高く重ね合
せることが可能となるが、ドラム状の感光体の周りに3
乃至4個の現像器を設けることは、配置が困難であるば
かりでなく、各現像器の形状、構造が1つ毎に異つたも
のとなり、コスト高につき、又、現像条件等も各々変え
る必要を生ずる。
位置でこれに接触して感光体ドラムと同径の転写ドラム
を設け、この転写ドラムに転写紙を巻装し、感光体の回
転と同期させて同一線速で回転させることにより複数の
トナー像を重ね合せ転写する構成のものがよく知られて
おり、この方法により複数のトナー像を精度高く重ね合
せることが可能となるが、ドラム状の感光体の周りに3
乃至4個の現像器を設けることは、配置が困難であるば
かりでなく、各現像器の形状、構造が1つ毎に異つたも
のとなり、コスト高につき、又、現像条件等も各々変え
る必要を生ずる。
これに対して、例えば、特開昭61-151561号公報に開示
されている多色電子写真複写機のように、感光体として
複数のローラに張設された無端ベルト状可撓性感光体を
使用し、相隣る2つのローラ間に支持された一つの平面
部に対向させて複数の現像器を配設した場合は、現像ユ
ニツトの形状を同一にすることが可能となり、現像条件
等も同一にすることが可能となる。
されている多色電子写真複写機のように、感光体として
複数のローラに張設された無端ベルト状可撓性感光体を
使用し、相隣る2つのローラ間に支持された一つの平面
部に対向させて複数の現像器を配設した場合は、現像ユ
ニツトの形状を同一にすることが可能となり、現像条件
等も同一にすることが可能となる。
多色画像形成装置では、混色を避けるため、現像時、現
像中の現像器以外の現像器内のトナーが感光体の潜像に
付着することがないようにすることが肝要であり、その
ため種々の工夫が行なわれている。上記の特開昭61-151
561号公報に記載された多色電子写真複写機では、各現
像器はその現像ローラが感光体ベルトの外周面と現像が
行なわれない程度離れるような位置に設けられており、
各現像器の現像ローラに感光体ベルトを挟んで対向する
位置に変位可能なカムやローラ等の押圧部材を設けて、
現像を行なう現像器の現像ローラに対向する押圧部材
で、感光体ベルトを外方に押出して当該現像ローラのみ
に押圧するようにしている。その場合、感光体ベルトと
現像ローラとは線接触に近くなり、たとえ押圧部材を柔
軟な弾性材料で形成したとしても接触現像に必要なニツ
プ幅を得ることは困難であるのみならず、感光体ベルト
のフレキシビリテイーを損うことになる。特に1成分現
像剤を使用する接触現像では、現像ニツプ幅が充分でな
い場合は、高画像濃度が得られず、現像ローラの偏心や
僅かの現像器の振動等により横縞状の画像濃淡が発生す
る等の問題点が発生する。
像中の現像器以外の現像器内のトナーが感光体の潜像に
付着することがないようにすることが肝要であり、その
ため種々の工夫が行なわれている。上記の特開昭61-151
561号公報に記載された多色電子写真複写機では、各現
像器はその現像ローラが感光体ベルトの外周面と現像が
行なわれない程度離れるような位置に設けられており、
各現像器の現像ローラに感光体ベルトを挟んで対向する
位置に変位可能なカムやローラ等の押圧部材を設けて、
現像を行なう現像器の現像ローラに対向する押圧部材
で、感光体ベルトを外方に押出して当該現像ローラのみ
に押圧するようにしている。その場合、感光体ベルトと
現像ローラとは線接触に近くなり、たとえ押圧部材を柔
軟な弾性材料で形成したとしても接触現像に必要なニツ
プ幅を得ることは困難であるのみならず、感光体ベルト
のフレキシビリテイーを損うことになる。特に1成分現
像剤を使用する接触現像では、現像ニツプ幅が充分でな
い場合は、高画像濃度が得られず、現像ローラの偏心や
僅かの現像器の振動等により横縞状の画像濃淡が発生す
る等の問題点が発生する。
この問題点を解決することを目的として、複数の支持ロ
ーラに張設された無端ベルト状可撓性感光体の相隣る2
つの支持ローラ間の一平面をなす部分で感光体に沿つて
複数の現像器を感光体の面に対して直角方向に移動させ
ることにより該感光体外周面に現像ローラが接離可能と
なるように配列し、ある色での現像工程ではその色の現
像器のみを感光体の方へ移動させ、現像ローラで感光体
ベルトを所定量凹入させる如く押圧することにより現像
ニツプ幅を得るようにした多色画像形成装置が本出願人
により最近提案されている。
ーラに張設された無端ベルト状可撓性感光体の相隣る2
つの支持ローラ間の一平面をなす部分で感光体に沿つて
複数の現像器を感光体の面に対して直角方向に移動させ
ることにより該感光体外周面に現像ローラが接離可能と
なるように配列し、ある色での現像工程ではその色の現
像器のみを感光体の方へ移動させ、現像ローラで感光体
ベルトを所定量凹入させる如く押圧することにより現像
ニツプ幅を得るようにした多色画像形成装置が本出願人
により最近提案されている。
第3図は、その画像形成装置の1例の感光体ベルトの回
りの機器の配置を示す図である。
りの機器の配置を示す図である。
第3図において、感光体ベルト1は、鉛直面上に配置さ
れた駆動ローラ2と従動ローラ3とに掛け渡され、矢印
で示す方向に一定の速度で駆動される。感光体ベルト1
の周囲には、その周動方向の順に、帯電チヤージヤ4、
光書込み位置5、黄、マゼンタ、シアン及び黒の現像剤
を夫々内蔵する現像器7,9,11,13、転写チヤージヤ21、
クリーニング装置29、除電器30が配設されている。各現
像器7,9,11,13は通常時は夫夫の現像ローラ6,8,10,12が
感光体ベルト1から離れるような位置に保持され現像工
程では現像の行なわれる現像器のみを感光体に接する方
向(図の例では左方向)に移動させてその現像ローラを
感光体1に押圧させてニツプを形成し接触現像を行なう
ようにされている。
れた駆動ローラ2と従動ローラ3とに掛け渡され、矢印
で示す方向に一定の速度で駆動される。感光体ベルト1
の周囲には、その周動方向の順に、帯電チヤージヤ4、
光書込み位置5、黄、マゼンタ、シアン及び黒の現像剤
を夫々内蔵する現像器7,9,11,13、転写チヤージヤ21、
クリーニング装置29、除電器30が配設されている。各現
像器7,9,11,13は通常時は夫夫の現像ローラ6,8,10,12が
感光体ベルト1から離れるような位置に保持され現像工
程では現像の行なわれる現像器のみを感光体に接する方
向(図の例では左方向)に移動させてその現像ローラを
感光体1に押圧させてニツプを形成し接触現像を行なう
ようにされている。
第4図は各現像器の構成を示す図で、現像器ハウジング
40には感光体ベルト1に対向した位置に現像開口が設け
られ、ハウジング40内には、この開口を介して感光体ベ
ルトに当接しうる如く現像ローラ41が設けられている。
現像器ハウジング内にはトナーより成る1成分現像剤が
充填され、現像ローラ41と反対側に設けられたアジテー
タ42(この図の例ではアジテータは2個設けられている
が1個でもよい)により攪拌されるとともに現像ローラ
の方に移送され、現像剤供給ローラ43により現像ローラ
41の表面に付着される。現像ローラ41の表面に供給され
たトナーは現像ローラの回転により搬送され、薄層化規
制ローラ44により所定の薄い層厚に規制され、感光体ベ
ルト1に接する現像位置に搬送され、感光体上の潜像を
現像する。
40には感光体ベルト1に対向した位置に現像開口が設け
られ、ハウジング40内には、この開口を介して感光体ベ
ルトに当接しうる如く現像ローラ41が設けられている。
現像器ハウジング内にはトナーより成る1成分現像剤が
充填され、現像ローラ41と反対側に設けられたアジテー
タ42(この図の例ではアジテータは2個設けられている
が1個でもよい)により攪拌されるとともに現像ローラ
の方に移送され、現像剤供給ローラ43により現像ローラ
41の表面に付着される。現像ローラ41の表面に供給され
たトナーは現像ローラの回転により搬送され、薄層化規
制ローラ44により所定の薄い層厚に規制され、感光体ベ
ルト1に接する現像位置に搬送され、感光体上の潜像を
現像する。
各現像器により順次感光体上に形成された各色のトナー
像は、感光体ベルト1と転写チヤージヤ21とが対向する
転写部Tで、この位置で感光体に接離し往復動可能な転
写ベルト17に担持されて移動する転写紙上に重ね合せて
転写される。
像は、感光体ベルト1と転写チヤージヤ21とが対向する
転写部Tで、この位置で感光体に接離し往復動可能な転
写ベルト17に担持されて移動する転写紙上に重ね合せて
転写される。
この装置で、例えば第5図に示すように、感光体ベルト
1を巻き掛ける駆動ローラ2と従動ローラ3との中心間
の距離は240mmであり、4つの現像器の現像ローラ12,1
0,8,6の中心の駆動ローラ2の中心からの距離は30mm、9
0mm、150mm及び210mmとなつている。すなわち、4つの
現像ローラの中心間距離はすべて60mm、両端の現像ロー
ラ中心と駆動ローラ2の中心及び従動ローラ3の中心と
の間の距離は30mm、各現像ローラの直径は25mm、駆動ロ
ーラ及び従動ローラの直径は30mmとなつている。そし
て、各現像器の現像ローラは感光体ベルト1に接触時、
感光体ベルトを通常時の位置より1.5mm押し込むように
されているとする。そうすると、第5図に示す如く、イ
エロー現像器の現像ローラ6を感光体ベルト1に圧接さ
せた場合、現像ローラ6の周面と感光体との接触する長
さ、即ち現像ニツプは巻付き角で約3.34°、ニツプ幅N
で約0.73mmとなる。
1を巻き掛ける駆動ローラ2と従動ローラ3との中心間
の距離は240mmであり、4つの現像器の現像ローラ12,1
0,8,6の中心の駆動ローラ2の中心からの距離は30mm、9
0mm、150mm及び210mmとなつている。すなわち、4つの
現像ローラの中心間距離はすべて60mm、両端の現像ロー
ラ中心と駆動ローラ2の中心及び従動ローラ3の中心と
の間の距離は30mm、各現像ローラの直径は25mm、駆動ロ
ーラ及び従動ローラの直径は30mmとなつている。そし
て、各現像器の現像ローラは感光体ベルト1に接触時、
感光体ベルトを通常時の位置より1.5mm押し込むように
されているとする。そうすると、第5図に示す如く、イ
エロー現像器の現像ローラ6を感光体ベルト1に圧接さ
せた場合、現像ローラ6の周面と感光体との接触する長
さ、即ち現像ニツプは巻付き角で約3.34°、ニツプ幅N
で約0.73mmとなる。
又、第6図に示す如く、マゼンタ現像器の現像ローラ8
を感光体ベルト1に圧接させた場合は、圧接部の巻付き
角は約1.53°、ニツプ幅N′は約0.33mmとなる。
を感光体ベルト1に圧接させた場合は、圧接部の巻付き
角は約1.53°、ニツプ幅N′は約0.33mmとなる。
シアン色現像器の現像ローラ10のニツプも、マゼンタ現
像器の現像ローラのニツプと同じになり、黒色現像器の
現像ローラ12のニツプは、イエロー現像器の現像ローラ
と同じになる。
像器の現像ローラのニツプと同じになり、黒色現像器の
現像ローラ12のニツプは、イエロー現像器の現像ローラ
と同じになる。
したがつて、現像ニツプ幅はいずれも接触現像を行なう
に足る長さではあつても、各色現像器によつてニツプ幅
が異り、現像濃度が変るため、特に色分解像重ね合せに
よりフルカラー画像形成を行なう場合は色再現性が低下
する欠点がある。
に足る長さではあつても、各色現像器によつてニツプ幅
が異り、現像濃度が変るため、特に色分解像重ね合せに
よりフルカラー画像形成を行なう場合は色再現性が低下
する欠点がある。
考案が解決しようとする課題 本考案は、無端ベルト状感光体と複数の現像器を有し、
選択的に現像器の現像ローラを感光体に圧接して接触現
像を行ない感光体上に形成された複数のトナー像を1枚
の転写紙に重ね合せ転写を行なう多色画像形成装置の従
来実施され提案されている現像ローラの感光体ベルトへ
の接触方法の上記の問題点にかんがみ、簡単な構成で、
各色現像器の現像ローラの感光体ベルトに対するニツプ
幅が接触現像に対して充分であるのみならず各色の現像
ローラの間で差異を生じることのない多色画像形成装
置、特に1成分現像剤を使用して接触現像を行なう多色
画像形成装置を提供することを課題とする。
選択的に現像器の現像ローラを感光体に圧接して接触現
像を行ない感光体上に形成された複数のトナー像を1枚
の転写紙に重ね合せ転写を行なう多色画像形成装置の従
来実施され提案されている現像ローラの感光体ベルトへ
の接触方法の上記の問題点にかんがみ、簡単な構成で、
各色現像器の現像ローラの感光体ベルトに対するニツプ
幅が接触現像に対して充分であるのみならず各色の現像
ローラの間で差異を生じることのない多色画像形成装
置、特に1成分現像剤を使用して接触現像を行なう多色
画像形成装置を提供することを課題とする。
課題解決のための手段 本考案は、上記の課題を解決させるため、上記の例の如
く各色現像器は感光体ベルトの相隣る2つの支持ローラ
間の1平面をなす部分で感光体に沿つて感光体の面に対
して直角方向に移動して現像ローラが感光体に接離する
ように設けられ、上記の各現像器の現像ローラの感光体
への接触点間の間隔は相等しく、両端の現像ローラと感
光体の支持ローラとの接触部の端との間の距離は上記の
現像ローラ接点間の間隔の1/2になるように配置され、
相隣る現像ローラの感光体との接触点間の各中心位置で
通常位置にある感光体の内周面に接してバツクアツプ部
材を設けたことを特徴とする。
く各色現像器は感光体ベルトの相隣る2つの支持ローラ
間の1平面をなす部分で感光体に沿つて感光体の面に対
して直角方向に移動して現像ローラが感光体に接離する
ように設けられ、上記の各現像器の現像ローラの感光体
への接触点間の間隔は相等しく、両端の現像ローラと感
光体の支持ローラとの接触部の端との間の距離は上記の
現像ローラ接点間の間隔の1/2になるように配置され、
相隣る現像ローラの感光体との接触点間の各中心位置で
通常位置にある感光体の内周面に接してバツクアツプ部
材を設けたことを特徴とする。
このようにすることにより各現像ローラの接触時のニツ
プ幅は等しくなる。
プ幅は等しくなる。
上記の現像ローラの数が4個の場合は、上記のバツクア
ツプ部材は中央の2個の現像ローラの感光体への接触点
間の中心位置に1個設けるだけで、各現像ローラのニツ
プ幅を等しくすることができる。
ツプ部材は中央の2個の現像ローラの感光体への接触点
間の中心位置に1個設けるだけで、各現像ローラのニツ
プ幅を等しくすることができる。
実施例 第1図は、第3図で説明した多色画像形成装置に本考案
を適用した第1実施例の感光体ベルトと現像ローラとを
示す図である。したがつて、同一の部材には同一の符号
を付して説明する。感光体ベルト1の支持ローラ2,3及
び現像ローラ6,8,10,12の各ローラの直径及び位置関係
は第5図に示したものと同じであるとする。
を適用した第1実施例の感光体ベルトと現像ローラとを
示す図である。したがつて、同一の部材には同一の符号
を付して説明する。感光体ベルト1の支持ローラ2,3及
び現像ローラ6,8,10,12の各ローラの直径及び位置関係
は第5図に示したものと同じであるとする。
しかし、この実施例では、さらに、隣り合つた現像ロー
ラの感光体への接触点間の各中心位置で、通常位置、す
なわち支持ローラ2,3の間で一平面をなす状態にある感
光体の内周面に接してバツクアツプローラ50,50′,50″
が設けられている。
ラの感光体への接触点間の各中心位置で、通常位置、す
なわち支持ローラ2,3の間で一平面をなす状態にある感
光体の内周面に接してバツクアツプローラ50,50′,50″
が設けられている。
これにより、各現像ローラと感光体との接触時の位置関
係は同じになり、感光体ベルトを現像ローラにより1.5m
m押入れた接触状態でどの現像ローラも巻付き角約5.8
°、ニツプ幅1.3mmと従来よりも広い均等なニツプが得
られる。また、現像ローラ対向部にバツクアツプ部材が
ないため、ベルトの持つフレキシビリテイーが保たれ、
高濃度で、ムラのない良好な画像が得られる。
係は同じになり、感光体ベルトを現像ローラにより1.5m
m押入れた接触状態でどの現像ローラも巻付き角約5.8
°、ニツプ幅1.3mmと従来よりも広い均等なニツプが得
られる。また、現像ローラ対向部にバツクアツプ部材が
ないため、ベルトの持つフレキシビリテイーが保たれ、
高濃度で、ムラのない良好な画像が得られる。
第2図は、本考案の第2の実施例を示す図であり、この
場合は現像ローラが4個であることを利用して、バツク
アツプローラ50を現像ローラ8と10との間の中心点に1
個所通常時の位置にある感光体ベルト1に接して設けら
れている。この場合どの現像ローラが感光体に圧接した
場合にもニツプ幅が等しくなることは説明をする迄もな
く明らかである。一般にフルカラー画像形成装置では現
像器としてイエロー、マゼンタ、シアン、黒の4色が用
いられる場合が多いのでこの考案を適用するのに好都合
である。
場合は現像ローラが4個であることを利用して、バツク
アツプローラ50を現像ローラ8と10との間の中心点に1
個所通常時の位置にある感光体ベルト1に接して設けら
れている。この場合どの現像ローラが感光体に圧接した
場合にもニツプ幅が等しくなることは説明をする迄もな
く明らかである。一般にフルカラー画像形成装置では現
像器としてイエロー、マゼンタ、シアン、黒の4色が用
いられる場合が多いのでこの考案を適用するのに好都合
である。
上記の実施例では、現像器として一成分現像を用いた接
触現像装置で説明したが、本考案は一成分系現像剤以外
の現像剤を使用する接触現像器を用いた多色画像形成装
置にも適用可能である。又、バツクアツプローラの代り
に、例えば半円形断面等の回転しない摺動部材を使用す
ることも可能である。
触現像装置で説明したが、本考案は一成分系現像剤以外
の現像剤を使用する接触現像器を用いた多色画像形成装
置にも適用可能である。又、バツクアツプローラの代り
に、例えば半円形断面等の回転しない摺動部材を使用す
ることも可能である。
効果 以上の如く、本考案によれば、感光体ベルトの内面に接
してバツクアツプ部材を設けるだけの簡単な構成によ
り、複数の現像器の各現像ローラの感光体への接触時の
ニツプ幅を均等にすることができ、かつ、ニツプ幅を広
くすることができるので、高濃度でムラのない安定した
画像が得られる。
してバツクアツプ部材を設けるだけの簡単な構成によ
り、複数の現像器の各現像ローラの感光体への接触時の
ニツプ幅を均等にすることができ、かつ、ニツプ幅を広
くすることができるので、高濃度でムラのない安定した
画像が得られる。
又、現像ローラの位置で感光体ベルトの表面に接してバ
ツクアツプ部材が設けられていないので、感光体ベルト
のフレキシビリテイーを損なうことがなく、現像ローラ
の偏心や現像ユニツトの振動の画像への影響を緩和する
ことができる。
ツクアツプ部材が設けられていないので、感光体ベルト
のフレキシビリテイーを損なうことがなく、現像ローラ
の偏心や現像ユニツトの振動の画像への影響を緩和する
ことができる。
第1図は本考案の第1実施例の感光体、現像ローラ及び
バツクアツプローラの配置を示す正面図、第2図は本考
案の第2実施例についての同様の図、第3図は先に提案
された本考案が適用される多色画像形成装置の感光体の
周りの機器の配置を示す正面図、第4図はその装置に使
用される1成分接触現像装置の1例の構成を示す断面
図、第5図及び第6図はその装置の現像ニツプ幅を説明
する説明図である。 1……感光体ベルト 2,3……感光体ベルト支持ローラ 6,8,10,12,41……現像ローラ 7,9,11,13……現像装置 50,50′,50″……バツクアツプローラ(バツクアツプ部
材)
バツクアツプローラの配置を示す正面図、第2図は本考
案の第2実施例についての同様の図、第3図は先に提案
された本考案が適用される多色画像形成装置の感光体の
周りの機器の配置を示す正面図、第4図はその装置に使
用される1成分接触現像装置の1例の構成を示す断面
図、第5図及び第6図はその装置の現像ニツプ幅を説明
する説明図である。 1……感光体ベルト 2,3……感光体ベルト支持ローラ 6,8,10,12,41……現像ローラ 7,9,11,13……現像装置 50,50′,50″……バツクアツプローラ(バツクアツプ部
材)
Claims (3)
- 【請求項1】複数の支持ローラに張設された無端ベルト
状可撓性感光体と、上記複数の支持ローラのうちの相隣
る2つの支持ローラ間で上記感光体に沿つて順次設けら
れ、互いに異なる色の現像剤を有する複数の現像器とを
有し、これらの現像器により現像され感光体上に順次形
成された複数のトナー像を1枚の転写紙上に重ね合せ転
写する多色画像形成装置であつて、上記の各現像器はこ
れを感光体の面に直角方向に移動させることにより該感
光体外周面に接離可能な現像ローラを有し、各現像器の
現像ローラは通常時は感光体より離間し、その現像器で
の現像時に感光体外周面に押圧されて接触現像を行なう
ものにおいて、 上記の各現像器の現像ローラは、現像ローラの感光体へ
の接触点間の間隔は相等しく、両端の現像ローラの感光
体への接触点と感光体の支持ローラとの接触部の端との
間の距離は上記の現像ローラ接触点間の間隔の1/2にな
るように配置され、相隣る現像ローラの感光体への接触
点間の各中心位置で通常位置にある感光体の内周面に接
してバツクアツプ部材を設けたことを特徴とする多色画
像形成装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の多色画像形成装置におい
て、現像ローラの数が4個であり、上記のバツクアツプ
部材は中央の2個の現像ローラの感光体への接触点間の
中心位置に1個のみ設けられたことを特徴とする多色画
像形成装置。 - 【請求項3】上記の現像剤が1成分現像剤であることを
特徴とする請求項1又は2に記載の多色画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11681088U JPH0720675Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 | 多色画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11681088U JPH0720675Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 | 多色画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0239253U JPH0239253U (ja) | 1990-03-15 |
JPH0720675Y2 true JPH0720675Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=31359690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11681088U Expired - Lifetime JPH0720675Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 | 多色画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720675Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-07 JP JP11681088U patent/JPH0720675Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0239253U (ja) | 1990-03-15 |
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