JP2510789B2 - 温水式暖房用床板および温水式暖房床構造 - Google Patents

温水式暖房用床板および温水式暖房床構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【001】
【産業上の利用分野】本発明は温水式暖房用床板および
温水式暖房床構造に関する。
【002】
【従来技術と発明が解決しようとする課題】従来、温水
式暖房用床板としては、例えば、床パネル内に温水管を
一体に埋め込んだものがあり、この温水式暖房用床板を
床下地に敷設することにより、温水式暖房床構造を形成
していた。
【003】しかしながら、前記温水式暖房用床板では相
互に突き合わせて敷設する際に温水管同士を接続しなけ
ればならず、接続作業に手間がかかるとともに、接続部
分が多いので、液漏れが生じやすく、耐久性に問題があ
った。
【004】一方、上面に配管溝を設けた下板を相互に突
き合わせて床下地上に敷設し、連通する前記配管溝に連
続する温水管を埋設した後、床仕上げ板で前記温水管を
被覆して床面を形成した温水式暖房床構造がある。
【005】しかしながら、このものでは床下地に下板を
敷設し、その配管溝に温水管を埋設した後、床仕上げ板
を敷設しなければならないので、現場における施工工数
が多いとともに、部品点数が多い。このため、工期が長
いとともに、広い資材置き場を必要とするという問題点
があった。
【006】本発明は、前記問題点に鑑み、現場における
施工性に優れ、耐久性が良い温水式暖房用床板および温
水式暖房床構造を提供することを目的とする。
【007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる温水式暖
房用床板は、前記目的を達成するため、長方形状の下板
と、この下板と少なくとも短辺が同一寸法の長方形状を
有する上板とからなり、この両者を少なくとも短辺方向
にずらして積層一体化するとともに、下板の少なくとも
長辺側の上面露出部分に配管溝を設けた構成としたもの
である。
【008】また、本発明にかかる温水式暖房用床板は、
長方形状の下板と、この下板と短辺および長辺が略同一
寸法の上板とからなり、この両者を短辺方向および長辺
方向にずらして積層一体化するとともに、下板の少なく
とも長辺側の上面露出部分に配管溝を設けた構成でもよ
い。
【009】そして、本発明にかかる温水式暖房用床板
は、長方形状の下板と、この下板と短辺が略同一寸法で
長辺が短い上板とからなり、この両者を少なくとも短辺
方向にずらして積層一体化するとともに、下板の少なく
とも長辺側の上面露出部分に配管溝を設けた構成でもよ
い。
【010】さらに、本発明にかかる温水式暖房用床板
は、長方形状の下板と、この下板と短辺が略同一寸法で
長辺が長い上板とからなり、この両者を少なくとも短辺
方向にずらして積層一体化するとともに、下板の少なく
とも長辺側の上面露出部分に配管溝を設けた構成でもよ
い。
【011】ついで、本発明にかかる温水式暖房床構造
は、前記目的を達成するため、いずれかの前記温水式暖
房用床板の長辺を相互に突き合わせて床下地上に敷設
し、一方の温水式暖房用床板の配管溝に埋設した温水管
を他の温水式暖房用床板の上板で被覆して床面を形成し
た構成としたものである。
【012】
【作用】したがって、本発明にかかる温水式暖房用床板
によれば、下板と上板とが少なくとも短辺方向にずれて
積層一体化されているので、本発明にかかる温水式暖房
用床板の長辺同士を突き合わせて敷設すれば、床板の敷
設と温水管の被覆とを同時に行うことができる。しか
も、本発明にかかる温水式暖房床構造であれば、温水式
暖房用床板の配管溝を介して連続する一本のパイプから
なる温水管を埋設できるので、温水管の接続部分が少な
くなることになる。
【013】
【実施例】以下、本発明にかかる温水式暖房用床板およ
び温水式暖房用床構造の実施例を図1ないし図11の添
付図面に従って説明する。第1実施例にかかる温水式暖
房用床板10は、図1ないし図6に示すように、大略、
下板20と、上板30とからなるものであり、床敷設の
組合せによって後述する2種類の温水式暖房用床板1
1,12が得られる。
【014】前記下板20は長方形状を有する底板21の
長辺縁部に桟材22,23を設けるとともに、前記桟材
23の近傍に中間桟材24を並設し、前記桟材22,2
3,24間に断熱材25を充填した後、前記桟材22,
23,24の上面に均熱板26を固定して前記断熱材2
5を被覆する。ただし、前記桟材23,24間に位置す
る均熱板26には配管溝27を設けてある。
【015】この配管溝27は長辺に沿って延在する直線
溝27aと、この直線溝27aの端部近傍から長辺側に
延在する分岐溝27bとを適宜組み合わせて形成される
ものである。
【016】なお、下板20は側端面に後述する上板30
と同様に実加工を施しておいてもよく、あるいは、図6
に示すように、直線溝27aを有する本体部20aと、
直線溝27aおよび分岐溝27b(あるいは迂回溝)を
設けた補助部20bとを突き合わせたものを、補助板2
9の上面にずらせて積層一体化したものでもよい。
【017】このようにすれば、本体部20aと補助部2
0bとを別々に製造し、必要に応じて組み合わせれば、
基本の構成部材を共用できるので、便利である。
【018】しかも、前記補助板29が実部を形成するの
で、接合強度が向上するという利点がある。
【019】一方、上板30は前記下板20と同一平面形
状を有する芯材31からなり、この芯材31の対向する
長辺側端面および短辺側端面には相互に嵌合可能な雄実
部32(短辺側の雄実部は図示せず)および雌実部3
4,35を設けてある。なお、実部32,34,35は
相決り実として下板20と積層して本実形状を形成して
もよい。さらに、前記上板30は、その下面を均熱板3
6で被覆してあるとともに、その上面に、例えば、耐熱
性および寸法安定性に優れたWPC単板等からなる化粧
単板37を貼着一体化してある。そして、前記上板30
は、その長辺を前記下板20の短辺方向および長辺方向
にずらして前記下板20の上面に積層一体化されてい
る。
【020】そして、上板30の長辺を下板20の短辺方
向および長辺方向にずらして積層一体化し、下板20の
露出する長辺側上面露出部に配管溝27の直線溝27a
を設けるとともに、直線溝27aの端部近傍から分岐溝
27bを長辺側に延在したものを床板11とする一方、
上板30を長辺方向おいて前記床板11と逆方向にずら
して積層一体化し、他は前記床板11と同様にして製造
したものを床板12とする(図2)。これらの床板1
1,12は床面の中央部に敷設されて発熱床面を形成す
るものである。
【021】一方、床板13,14は暖房床面の周辺部に
敷設されて無発熱床面を形成するものであり、前記床板
13は、床板11と同様に上板30の長辺を下板20の
短辺方向および長辺方向にずらして積層一体化し、下板
20の長辺側上面露出部に配管溝27の直線溝27aを
設けるとともに、下板20の短辺側露出部に前記直線溝
27aに連通する円弧状の迂回溝27cを設けたもので
あり、床板14は、上板30を長辺方向において前記床
板13と逆方向にずらして積層一体化し、他は前記床板
13と同様にして製造したものである(図3)。
【022】次に、施工手順としては、例えば、図示しな
い大引きの上に図示しない根太を303mmのピッチで
架け渡し、前記根太間にグラスウール等の断熱材を敷き
込み、その上に合板を敷設して床下地を形成する一方、
ボイラと床板11,12とを連結する温水管40のサヤ
管41を壁側に配置しておく(図4)。
【023】そして、床板13を所定の位置から2つに切
断して得られる迂回溝27cを有する切断片13aを図
4に示すように左上方隅部に位置決めして固定する。つ
いで、床板13,13を続けて縦継ぎし、2つに切断し
て残った切断片13bを所定長さに切断して左下方隅部
に固定する。さらに、床板14を所定の位置から2つに
切断して得られる迂回溝27cを有する切断片14b
を、敷設した前記床板13の切断片13bに横方向から
組み付けた後、床板14,14を続けて縦継ぎし、以
後、同様に施工して図4の一点鎖線に沿って順次敷設し
てゆく。
【024】ついで、図4において点線で囲まれた発熱床
面を形成する床板11,12を敷設する場合には床板1
1,11を床板13の切断片13aに順次縦継ぎした
後、同一列内の張り仕舞を前記床板13の残る切断片1
3bを敷設して配管溝27を接続する。ついで、一端部
をサヤ管41内に挿通して引き出した温水管40を前記
配管溝27に埋設する。
【025】さらに、敷設した床板13の切断片13bに
床板14の切断片14bを横方向から組み付けることに
より、温水管40を埋設した直線溝27aを分岐溝27
bを介して迂回溝27cに接続する。そして、直線溝2
7aに連通する迂回溝27cに温水管40を屈曲して埋
設した後、床板12を縦継ぎして敷設することにより、
床板12の上板30で切断片14bの下板30の露出部
分を被覆しながら、順次敷設してゆく。以後、同様な操
作を繰り返して敷設,配管する。
【026】そして、発熱床面を形成する最後の床板11
を敷設する場合には、温水管40を床板11の配管溝2
7に埋設し、ボイラに接続された戻りサヤ管42に温水
管40の端部を挿通してボイラまで伸ばし、所望の位置
から切断してボイラに接続する。
【027】本実施例によれば、連続する1本のパイプで
温水管40を形成できるので、従来例のように短かい温
水管を結ぐ手間が省け、施工性が向上するとともに、接
続部分が少ないので、接続ミスによる液漏れがなくなる
という利点がある。
【028】なお、本発明では、広い床面に暖房用床板を
縦継ぎして施工する場合の周辺部材及びその取付け構
造,方法を開示したが、床板を長尺にしたり、あるい
は、せまい部屋に温水式暖房用床板を敷設する場合に
は、床板の縦継ぎは必要がなく、暖房用床板は1種類で
よい。
【029】次に、第2実施例にかかる温水式暖房用床板
および温水式暖房床構造を図7および図8に示す。
【030】すなわち、第2実施例にかかる温水式暖房用
床板15は下板20の長辺が上板30の長辺よりも長
い。そして、両者を短辺方向にずらすとともに、下板2
0の両端部20cを上板30の両端部からそれぞれ突出
させて積層一体化するとともに、下板20の長辺側の上
面露出部に配管溝27を設けてある。なお、前記配管溝
27の両端部には扇状の分岐溝27dを形成してある。
【031】一方、前記温水式暖房用床板15の周辺に敷
設されて無発熱床面を形成する床板16は前記床板15
と異なり、図8に示すように下板20の長辺が上板30
の長辺よりも短い。そして、床板16は、下板20およ
び上板30を短辺方向にずらすとともに、上板30の両
端部を下板30の両端部から突出させ、積層一体化して
形成されている。なお、床板16の上板30の突出寸法
Lは、温水式暖房用床板15の下板20の突出寸法Dよ
りも長いため、床板15および床板16の同士を相互に
突き合わせると、下板20,20間に温水管40を収納
できる隙間が形成される。
【032】施工手順は第1実施例とほぼ同様であり、ま
ず、床板16を切断して得た切断片16aを壁際に位置
決めし、この短辺に温水式暖房用床板15の短辺を突き
合わせて縦継ぎした後、温水管40を配管溝27に埋設
し、ついで、床板16を切断して得た残る切断片16b
を所定長さに切断し、前記床板15の短辺に縦継ぎす
る。
【033】次に、敷設した切断片16aの露出する下板
20の上面を被覆するように他の切断片16aを側方か
ら突き合わせて敷設し、ついで、温水式暖房用床板15
を敷設する前に、配管溝27に埋設した前記温水管40
の端部を分岐溝27dから引き出した後、前記温水式暖
房用床板15を前記切断片16aに縦継ぎする。
【034】そして、切断片16aの下板20と床板15
の下板20との間に生じた隙間に温水管40を回し込む
一方、床板15の短辺および切断片16bの長辺に他の
切断片16bを横方向から突き合わせて敷設し、床板1
5の下板20と切断片16bの下板20との間に生じた
隙間に温水管40を回し込み、配管溝27に温水管40
を埋め込む。以後、同様の操作を繰り返して床面を形成
する。
【035】本実施例によれば、図9に示すように温水管
40をクロスさせて配管できるので、温水管40の出入
口における温度差によって生じる床面の不均一暖房を防
止できる。
【036】また、第2実施例によれば、第1実施例より
も部品点数が少なくなり、現場における施工性が向上す
るという利点がある。
【037】次に、第3実施例にかかる温水式暖房用床板
および温水式暖房床構造を図10ないし図12に示す。
【038】すなわち、第3実施例にかかる温水式暖房用
床板17は下板20の長辺が上板30の長辺よりも短
く、下板20および上板30を短辺方向にずらし、上板
30の両端部を下板20の両端部からそれぞれ突出させ
て積層一体化するとともに、下板20の長辺側の上面露
出部に配管溝27を設けてある。
【039】一方、前記温水式暖房用床板17の周辺に敷
設されて無発熱床面を形成する床板18は前記床板17
と同様、下板20の長辺が上板30の長辺よりも短い。
そして、床板18は、下板20および上板30を短辺方
向にずらすとともに、下板20の両端部から上板30の
両端部を突出させて積層一体化して形成されている。な
お、この床板18には配管溝27は設けられていない。
【040】施工手順は第1実施例とほぼ同様であり、ま
ず、床板18を切断して得た切断片18aを壁際に位置
決めし、この短辺に接合部材42を介して温水式暖房用
床板17の短辺を縦継ぎし、さらに、これに接合部材4
2を介して温水式暖房用床板17の短辺を縦継ぎした
後、床板18を切断して得た残る切断片18bを所定長
さに切断し、前記床板17の短辺に接合部材42を介し
て縦継ぎし、ついで、連通する配管溝27,27に温水
管40を埋設し、その端部を接合部材42の突部43を
介して折り曲げ、引き出しておく。
【041】次に、敷設した切断片18aの露出する下板
20の上面を被覆するように他の切断片18aを横方向
から突き合わせて敷設し、ついで、温水式暖房用床板1
7,17を敷設する前に、配管溝27,27に埋設した
前記温水管40の両側端部を接合部材42の突部43を
介して引き出した後、前記温水式暖房用床板17を接合
部材42を介して前記切断片18aに縦継ぎし、さら
に、これに接合部材42を介して温水式暖房用床板17
を縦継ぎする。そして、前記床板17に接合部材42を
介して切断片18bを縦継ぎするとともに、温水管40
を前記接合部材42の突部43を介して回し込み、配管
溝27に埋設する。以後、同様の操作を繰り返して床面
を形成する。
【042】第3実施例によれば、配管溝の溝形状が簡単
であるので、加工に手間がかからず、生産性に優れてい
るとともに、温水式暖房用床板17,17同士の縦継ぎ
が容易になるので、施工性が向上し、応用範囲が広い。
【043】なお、前述の実施例では無発熱床面を形成す
る床板の下板上面に設けた配管溝を用いて温水管を配管
してもよい。
【044】また、暖房用床板から引き出された温水管を
床下地や壁下地に設けたガイド溝を介して配管してもよ
く、その場合には上板の長辺を下板の短辺方向だけにず
らして積層一体化すればよい。
【045】さらに、板をずらして露出する下板の短辺側
露出部に、配管溝の直線溝に連通する分岐溝および迂回
溝を設けておいてもよい。このようにすれば、在庫すべ
き床板の種類が半減するという利点がある。
【046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、上板と下板とが積層一体化されているので、
部品点数が少なくなり、広い資材保管場所が不要にな
る。しかも、一回の敷設作業で上板および下板を敷設で
きるとともに、下板の配管溝に埋設した温水管を前記上
板で被覆できるので、現場における施工工数が減少し、
工期を短縮できる。さらに、敷設した下板の配管溝には
連続する一本のパイプからなる温水管を埋設できるの
で、短かい温水管を接続する手間が省け、施工性がより
一層向上するとともに、温水管の接続部分が少なくなる
ので、接続ミスによる液漏れがなくなり、耐久性が向上
するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例にかかる温水式暖房用床
板の横断面図である。
【図2】 第1実施例にかかる温水式暖房用床板の敷設
方法を説明するための分解斜視図である。
【図3】 第1実施例にかかる温水式暖房用床板の敷設
方法を説明するための分解斜視図である。
【図4】 第1実施例にかかる温水式暖房床構造の敷設
方法を説明するための分解平面図である。
【図5】 第1実施例にかかる温水式暖房用床板の敷設
状態を示す斜視図である。
【図6】 第1実施例にかかる温水式暖房用床板の他の
応用例を示す要部斜視図である。
【図7】 第2実施例にかかる温水式暖房用床板の敷設
方法を説明するための分解斜視図である。
【図8】 第2実施例にかかる無発熱床板の斜視図であ
る。
【図9】 第2実施例にかかる温水式暖房床構造の敷設
方法を説明するための分解平面図である。
【図10】 第3実施例にかかる温水式暖房用床板の敷
設方法を説明するための分解斜視図である。
【図11】 第3実施例にかかる温水式暖房床構造の敷
設状態を示す断面図である。
【図12】 第3実施例ににかかる接合部材の斜視図で
ある。
【符号の説明】
10…温水式暖房用床板、20…下板、27…配管溝、
30…上板、40…温水管。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形状の下板と、この下板と少なくと
    も短辺が同一寸法の長方形状を有する上板とからなり、
    この両者を少なくとも短辺方向にずらして積層一体化す
    るとともに、下板の少なくとも長辺側の上面露出部分に
    配管溝を設けたことを特徴とする温水式暖房用床板。
  2. 【請求項2】 長方形状の下板と、この下板と短辺およ
    び長辺が略同一寸法の上板とからなり、この両者を短辺
    方向および長辺方向にずらして積層一体化するととも
    に、下板の少なくとも長辺側の上面露出部分に配管溝を
    設けたことを特徴とする温水式暖房用床板。
  3. 【請求項3】 長方形状の下板と、この下板と短辺が略
    同一寸法で長辺が短い上板とからなり、この両者を少な
    くとも短辺方向にずらして積層一体化するとともに、下
    板の少なくとも長辺側の上面露出部分に配管溝を設けた
    ことを特徴とする温水式暖房用床板。
  4. 【請求項4】 長方形状の下板と、この下板と短辺が略
    同一寸法で長辺が長い上板とからなり、この両者を少な
    くとも短辺方向にずらして積層一体化するとともに、下
    板の少なくとも長辺側の上面露出部分に配管溝を設けた
    ことを特徴とする温水式暖房用床板。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の温水式暖
    房用床板の長辺を相互に突き合わせて床下地上に敷設
    し、一方の温水式暖房用床板の配管溝に埋設した温水管
    を他の温水式暖房用床板の上板で被覆して床面を形成し
    たことを特徴とする温水式暖房床構造。
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