JP2023181666A - 耐火間仕切壁 - Google Patents

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Abstract

【課題】横目地からの熱風漏れを抑制して耐火性能に優れ、施工性に優れた耐火間仕切壁を提供する。【解決手段】複数のスタッド10と、複数のスタッド10を挟む一対の壁であって、複数の面材20が上下左右に配設されて形成される第1壁30A及び第2壁30Bとを有する、両面1枚張りの耐火間仕切壁100であり、第1壁30Aと第2壁30Bには縦目地60と横目地70が形成され、縦目地60の背面にはスタッド10が存在し、横目地70には、横断面形状がT型であり、背面片41と、石膏ボード20の厚み方向に張り出す張り出し片42を有し、遮炎性能を有する目地下地材40が配設され、全ての面材20はスタッド10に対して第1固定部材50にて留め付けられ、上下方向に隣り合う2つの面材20の少なくとも一方の小口21,22が、張り出し片42に対して第2固定部材55にて留め付けられている。【選択図】図6

Description

本開示は、耐火間仕切壁に関する。
火災による火熱が加熱面に1時間加えられた際に、非加熱面に接する可燃物が燃焼する恐れのある温度以上となるまで非加熱面の温度が上昇しない性能を有する、耐火時間1時間の耐火間仕切壁が知られている。このように1時間の耐火性能を有する従来の耐火間仕切壁は、所定の間隔を置いて配設されている複数の軽量鉄骨等により形成されるスタッドを挟むようにして、2つの壁が当該スタッドにビス留めされることによって形成される。
上記する2つの壁はいずれも、下張り強化石膏ボードと上張り強化石膏ボード等、少なくとも2枚の下張りと上張り(いずれも耐火被覆材)による複数張り構造を有しており、従って、耐火間仕切壁全体としては4層以上の面材を備えた構造を有している。尚、スタッドの両面にある2つの壁にはいずれも、複数の面材(下張り面材と上張り面材)を上下左右に配設することにより横目地と縦目地が形成されるが、室内で火災が発生した際には、火熱に曝されて各面材が収縮することにより、面材同士が隙間なく突きつけられて形成されていた目地に隙間が生じることになる。よって、面材が1層では目地の隙間から熱風が漏れ出してしまうことから、上記する耐火間仕切壁のように、両面2枚張り(片面が2枚張りの計4層)の耐火間仕切壁とし、2つの壁の下張りと上張りの目地位置をずらすことにより、目地の隙間から熱風が漏れ出ないようにしているのが一般的である。
ここで、施工性を向上させるべく、両面1枚張り(片面が1枚張りで、計2層)の耐火間仕切壁について考察すると、面材の縦目地の背面にはスタッドがある(ようにして各面材が配設される)のが一般的であり、従って室内で火災が発生した際に縦目地から熱風が漏れ出す恐れはない。
これに対して、横目地のほぼ全域の背面にはスタッドが存在しないことから、横目地を介して間仕切壁の内部に熱風が漏れ出す恐れがある。このように横目地から熱風が漏れ出すことにより、耐火間仕切壁の耐火性能が低下し得る。また、耐火時間1時間の耐火間仕切壁が開発されると、通常は、1時間加熱による1時間耐火試験が実施され、この耐火試験に合格することにより市場に流通可能となるが、横目地から熱風が漏れ出すことにより、この1時間耐火試験に合格することが難しくなる。
ここで、特許文献1には、耐火性能を向上させると共に、施工作業を容易にできる間仕切壁構造が提案されている。具体的には、スタッドと、下張材及び塗装済上張材を含んで耐火性能を有する一対の間仕切壁と、を備えた耐火間仕切壁構造において、少なくとも一方の間仕切壁の外側に増張された増張材を備えている。
しかしながら、特許文献1に記載の間仕切壁構造においても、スタッドを挟む一対の壁(ここでは、1つの壁を間仕切壁としている)はいずれも、下張材と塗装済上張材といった2枚の耐火被覆材を有していること、さらには、一方の間仕切壁は増張材を備えていることから、間仕切壁構造全体としては5層の耐火被覆材を備えることになる。そのため、施工手間がかかるといった課題を有している。また、上記するように、横目地に対応する箇所に取り付けられる目地下地材に関する具体的な記載が特許文献1には存在しないことから、横目地を介して熱風が間仕切壁の内部に漏れ出すことを抑制するために、間仕切壁の片面の耐火被覆材を少なくとも2層以上にしていると想定される。
そこで、特許文献2には、可及的に少ない数の耐火被覆材を構成要素として施工性を良好にし、かつ、横目地からの熱風漏れを抑制して耐火性能に優れている、間仕切壁が提案されている。具体的には、所定の間隔を置いて配設されている複数のスタッドと、複数のスタッドを挟む一対の壁であって、複数の石膏ボードが上下左右に配設されて形成される第1壁及び第2壁とを有し、第1壁と第2壁は、いずれも複数の石膏ボードによる1層の壁であり、第1壁及び第2壁にはそれぞれ、縦目地及び横目地が形成され、縦目地の背面にはスタッドが存在し、横目地には、その長手方向に直交する横断面形状がT型であり、石膏ボードの背面に接する背面片と、背面片から石膏ボードの厚み方向に張り出す張り出し片とを有し、遮炎性能を有する目地下地材が配設され、石膏ボードと目地下地材とスタッドが共通のビスにてビス留めされず、2種のビス留め付け形態を備えている間仕切壁である。この間仕切壁において、1つのビス留め付け形態は、石膏ボードがスタッドのみにビス留めされ、目地下地材にはビス留めされず、かつ、目地下地材が石膏ボードとスタッドに挟み込まれて横目地位置に固定される形態である。一方、他の1つのビス留め付け形態は、石膏ボードがスタッドにビス留めされるとともに、目地下地材に別のビスでビス留めされ、かつ、目地下地材は石膏ボードとスタッドに挟み込まれて横目地位置に固定される形態である。
特開2009-191494号公報 国際公開第2020/070938号
特許文献2に記載の間仕切壁によれば、面材を可及的に少なくして施工性を良好にでき、横目地からの熱風漏れを抑制して耐火性能を向上させることができる。ところで、特許文献2に記載の間仕切壁は、上記するように2種のビス留め付け形態を有しているが、目地下地材が石膏ボードに一切留め付けられていない前者の形態では、目地下地材をスタッドと石膏ボードにて挟んだ状態で間仕切壁を施工する際の施工性の低下が懸念される。一方、石膏ボードとスタッドと目地下地材の交差する位置を外れた位置で、目地下地材が石膏ボードにビス留めされる後者の形態では、目地下地材の備える上下二つの背面片と上下の石膏ボードのそれぞれをビス留めすることから、ビス留め箇所が多く、部品点数の増加と施工性の低下が懸念される。
本開示は、横目地からの熱風漏れを抑制して耐火性能に優れ、施工性に優れた耐火間仕切壁を提供する。
本開示の一態様による耐火間仕切壁は、
所定の間隔を置いて配設されている複数のスタッドと、
複数の前記スタッドを挟む一対の壁であって、複数の石膏ボードからなる面材が、水平方向と上下方向にそれぞれ隣り合うことにより形成され、縦目地と横目地を備えている第1壁及び第2壁とを有する、両面1枚張りの耐火間仕切壁であって、
前記縦目地の背面には前記スタッドが存在し、
前記横目地には、その長手方向に直交する横断面形状がT型であり、前記面材の背面に接する背面片と、前記背面片から前記面材の厚み方向に張り出す張り出し片とを有し、遮炎性能を有する目地下地材が配設されており、
全ての前記面材は、前記スタッドに対して第1固定部材にて留め付けられており、
上下方向に隣り合う2つの前記面材の少なくとも一方の小口が、前記張り出し片に対して第2固定部材にて留め付けられている。
本開示によれば、横目地からの熱風漏れを抑制して耐火性能に優れ、施工性に優れた耐火間仕切壁を提供できる。
実施形態に係る耐火間仕切壁の一例を示す斜視図であって、一部を破断して示した図である。 図1のII-II矢視図であって、面材とスタッドが第1固定部材により留め付けられている断面を見た横断面図である。 目地下地材の斜視図である。 第1壁において、横目地の背面側に目地下地材が配設されている状態を示す斜視図であって、面材と目地下地材とスタッドが三者交差位置において固定部材にて留め付けられていない状態を示す図である。 実施形態に係る耐火間仕切壁において、面材とスタッドが第1固定部材にて留め付けられている断面を見た縦断面図である。 目地下地材の張り出し片と第2固定部材の一例を示す斜視図である。 目地下地材の張り出し片の他の例を示す斜視図である。 図7Aに示す目地下地材の張り出し片の他の例の一部が、第2固定部材を形成した状態を示す斜視図である。 目地下地材の張り出し片のさらに他の例を示す斜視図である。 図8Aに示す目地下地材の張り出し片のさらに他の例の一部が、第2固定部材を形成した状態を示す斜視図である。 目地下地材の張り出し片のさらに他の例を示す斜視図である。 図9Aに示す目地下地材の張り出し片のさらに他の例の一部が、第2固定部材を形成した状態を示す斜視図である。 目地下地材の張り出し片と第2固定部材のさらに他の例を示す斜視図である。
以下、実施形態に係る耐火間仕切壁について添付の図面を参照しながら説明する。尚、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く場合がある。
[実施形態に係る耐火間仕切壁]
図1乃至図10を参照して、実施形態に係る耐火間仕切壁の一例について説明する。尚、以下、面材を形成する石膏ボードとして強化石膏ボードが適用された耐火間仕切壁を取り上げて説明するが、実施形態に係る耐火間仕切壁には、強化石膏ボード以外の石膏ボードが適用されてもよい。ここで、図1は、実施形態に係る耐火間仕切壁の一例を示す斜視図であって、一部を破断して示した図である。また、図2は、図1のII-II矢視図であって、面材とスタッドが第1固定部材により留め付けられている断面を見た横断面図であり、図3は、目地下地材の斜視図である。また、図4は、第1壁において、横目地の背面側に目地下地材が配設されている状態を示す斜視図であって、面材と目地下地材とスタッドが三者交差位置において固定部材にて留め付けられていない状態を示す図である。さらに、図5は、実施形態に係る耐火間仕切壁において、面材とスタッドが第1固定部材にて留め付けられている断面を見た縦断面図である。
図1に示す耐火間仕切壁100は、鉄骨造の建物やRC(Reinforced Concrete)造の建物、木造建物等に適用され、一般の戸建て住宅や集合住宅、工場や倉庫などに適用される。
耐火間仕切壁100は、所定の間隔uを置いて配設されている複数のスタッド10と、複数のスタッド10を挟む一対の第1壁30A及び第2壁30Bとを有する、両面1枚張りの耐火間仕切壁である。ここで、スタッド10が配設される間隔uは、一定であってもよいし、途中で変化してもよく、間隔uとして例えば303mmを設定できる。
複数のスタッド10が上ランナー15と下ランナー16の各溝に嵌め込まれることにより、スタッド10と上ランナー15と下ランナー16によるフレーム構造が形成される。ここで、図示例のスタッド10は、リップ付き溝形鋼により形成され、上ランナー15と下ランナー16は、溝形鋼により形成される。尚、スタッド10は、溝形鋼以外にも、角形鋼管にて形成されてもよい。スタッド10に適用される溝形鋼や角形鋼管としては、JIS A 6517で規定される寸法の表記による幅×高さ×板厚として、例えば45×45×0.4mm以上の形鋼もしくは鋼管が挙げられる。また、上下のランナー15,16に適用される溝形鋼として、例えば45×30乃至40×0.4mm以上の形鋼が挙げられる。
第1壁30Aと第2壁30Bはいずれも、厚みsが25mmの複数の強化石膏ボード20(面材の一例)が上下左右に配設されることにより、形成されている。すなわち、厚み25mmの複数の強化石膏ボード20を用いることにより、第1壁30Aと第2壁30Bはいずれも一層の耐火被覆材により形成でき、従って、耐火間仕切壁100は全体として2層の強化石膏ボード20により形成される、両面1枚張りの耐火間仕切壁となる。ここで、図1に示す耐火間仕切壁100は、複数の長方形の強化石膏ボード20を縦張り仕様にて第1壁30Aと第2壁30Bを形成する形態を示しているが、複数の強化石膏ボード20を横張り仕様にて第1壁30Aと第2壁30Bを形成する形態であってもよい。
強化石膏ボード20は、石膏ボードの芯材部分に無機繊維材料を混入して形成されたものであり、普通石膏ボードよりも高い耐火性能を有するボードである。JIS A 6901によれば、強化石膏ボード20の規格として、厚み12.5、15.0、16.0、18.0、21.0、25.0mm(厚み許容差0~+0.5mm)が規定されている。
耐火間仕切壁100は、第1壁30Aと第2壁30Bがともに一層の強化石膏ボード20により形成されることから、最大厚み25mmの強化石膏ボード20が適用されるのが好ましい。
この強化石膏ボード20としては、吉野石膏株式会社製の「タイガーボード(登録商標)・タイプZ、25mm厚」を適用できる。タイガーボード・タイプZ(25mm厚)は、幅606×長さ1820mmの平面寸法を有し、ベベルエッジを有している。
このように、耐火間仕切壁100が全体として2層の強化石膏ボード20のみを有する両面1枚張りの耐火間仕切壁であることから、全体として4層以上の耐火被覆材を有する、両面2枚張りの耐火間仕切壁に比べて、施工性は格段に向上する。
耐火間仕切壁100では、所定の間隔u(例えば303mm)をもって配設されている3本のスタッド10(左右のスタッド10の芯間の幅)に亘る幅を有する強化石膏ボード20が適用されている。
また、強化石膏ボード20が上下左右に配設されることにより、複数の縦目地60及び横目地70が形成される。縦目地60の背面には、鋼製のスタッド10が存在している。従って、例えば第1壁30A側から火災が発生した場合、第1壁30Aの有する縦目地60を介して耐火間仕切壁100の内側へ熱風が漏れ出す恐れはない。ここで、図示例ではスタッド等の下地材として鋼製部材が示されているが、耐火性能を満たせば木製部材であってもよい。
一方、横目地70の背面では、スタッド10に対応する位置以外は背面が空洞になり得ることから、横目地70を介して熱風が耐火間仕切壁100の内側へ漏れ出す可能性がある。そこで、横目地70の背面側には、遮炎性能を有する目地下地材40が配設されている。
ここで、「遮炎性能」とは、熱風や火炎の漏れを遮断する性能のことであり、本来的に耐火性能を有する素材や、熱により硬化して耐火性能を有する素材の他、自身は熱で燃えても灰化した塊として残ることにより結果として遮炎性能を奏することができる素材などが含まれる。
このように遮炎性能を奏する素材として、金属、熱硬化性樹脂、及び木材が挙げられる。金属としては、鋼やアルミニウム、SUS(ステンレス鋼)等が挙げられる。熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂(PF)やエポキシ樹脂(EP)、メラミン樹脂(MF)、尿素樹脂(UF)、不飽和ポリエステル樹脂(UP)、アルキド樹脂、ポリウレタン樹脂(PUR)、ポリイミド樹脂(PI)等が挙げられる。また、木材としては、スギ、パイン、スプルース、カリン、ナラ、及びブナ等が挙げられ、無垢材、集成材のいずれであってもよい。木材は、燃焼した際に上記するように灰化して塊として残り、遮炎性能を奏することができる。
耐火間仕切壁100は、耐火時間1時間の耐火性能を有する。耐火時間1時間の耐火間仕切壁は、1時間加熱による1時間耐火試験に合格した間仕切壁である。この耐火試験では、非加熱面の温度として当該面に接する可燃物が燃焼する恐れのある温度を基準温度に設定し、この基準温度以上に昇温しないことが要求される。
より具体的には、加熱により、非加熱面側に火炎(熱風を含む)を出す恐れのある損傷を生じないこと、加熱により、構造耐力上支障のある損傷を生じないこと、加熱により、非加熱面側に著しい発煙を生じないことが要求される。また、非加熱面側の温度は、平均温度として初期温度+140℃を超えないこと、及び、最高温度として初期温度+180℃を超えないことが要求される。
図1に示すように、目地下地材40は横断面形状がT型を呈しており、スタッド10のある位置においては、図5に示すように、強化石膏ボード20とスタッド10は、ビス50(第1固定部材の一例)にて留め付けられている。適用されるビスとしては、φ3.5mm以上で長さ35mm以上のものが挙げられ、上下のビス50の間隔を200mm以下として各ビス50を留め付けることができる。一方、図4に示すように、強化石膏ボード20と目地下地材40とスタッド10の三者交差位置において、これらはビス50により相互に留め付けられておらず、三者交差位置を外れた位置において、強化石膏ボード20がスタッド10に対してビス50にて留め付けられている。すなわち、図4に示すように、目地下地材範囲とスタッド範囲によって囲まれた範囲にビス50が存在しない態様で、強化石膏ボード20とスタッド10がビス50にて留め付けられており、三者交差位置において、目地下地材40は、ビス50による留め付け無しで、強化石膏ボード20とスタッド10の間に挟み込まれている。
図4に示すように、目地下地材40がスタッド10に対してビス50により留め付けられていないことにより、火災時の挙動として、スタッド10の熱膨張による変形、目地下地材40の熱膨張による変形のそれぞれが互いに干渉し合うことがなく、それらにビス留めされた強化石膏ボード20は双方の変形に追従可能となるため、強化石膏ボード20に作用する鋼製部材の熱膨張変形による応力を低減することができ、結果として、強化石膏ボード20に入り得るひび割れを抑制することができる。
耐火間仕切壁100では、強化石膏ボード20と目地下地材40とスタッド10の三者が共通の固定部材で固定されていても良いが、耐火性能を向上するためには上記するように三者交差位置において強化石膏ボード20と目地下地材40がビス留めされていないことが好ましい。一方で、以下で詳説するように、三者交差位置を外れた領域においては、上下方向に隣り合う2つの強化石膏ボード20の少なくとも一方の小口21,22が、目地下地材40の張り出し片42に対して第2固定部材55等により留め付けられている。
目地下地材40は、図3に示すように、1枚の板材(例えば金属板)を折り曲げ加工することにより形成される。図示例の目地下地材40は、2つの第1折り曲げ部43を介して2つの背面片41から張り出し片42が張り出しており、張り出し片42は第2折り曲げ部44を有するU字状を呈している。
さらに、目地下地材40は、背面片41と張り出し片42との間の角度が90度未満の所定角度θを有している。ここで、この90度未満の所定角度θとしては、60度乃至88度程度が挙げられる。
背面片41と張り出し片42が90度未満の所定角度θを有していることにより、例えば図4に示すように、上下の強化石膏ボード20の上端面21(小口)と下端面22(小口)の間に張り出し片42を挿通するようにして目地下地材40を配設した際に、背面片41の端部は強化石膏ボード20の背面に隙間なく密着することができる。
そして、スタッド10に対して目地下地材40の背面が押圧された状態で強化石膏ボード20がスタッド10に固定されることにより、目地下地材40による横目地70の確実な隙間防止(塞ぎ止め)が図られる。従って、横目地70を介して熱風が耐火間仕切壁100の内部に漏れ出すことが効果的に解消される。
図3に示すように、目地下地材40は、2つの背面片41の全幅t1(横断面における幅)が40mm以上に設定されている。また、2つの背面片41の中央位置に張り出し片42が設けられ、張り出し片42の張り出し長は5mm乃至20mmの範囲に設定されている。さらに、目地下地材40の長手方向の長さt3は、例えばスタッド10の間隔uが303mm程度の際に、6スパンに及ぶ1815mm程度の長さに設定できる。
このように、全体の幅が40mm以上であり、全長が1815mm程度でアスペクト比の高い目地下地材40であることから、搬送時や施工時等において撓み易くなり、目地下地材40が金属製の場合は塑性変形する恐れもある。しかしながら、目地下地材40がその幅中央において全長に亘って張り出し片42を有していることから、この張り出し片42により曲げ剛性が付与され、搬送時や施工時等における撓みや塑性変形等を抑制もしくは抑止することが可能になる。
図5に示すように、強化石膏ボード20は、下端面22(小口)の背面側の隅角部に面取り部24を有する。この面取り部24の強化石膏ボード20の厚み方向の長さt4は、7mm乃至23mmの範囲に設定されている。
従って、上下の強化石膏ボード20の背面に目地下地材40が配設された際に、張り出し長t2が5mm乃至20mmの範囲に設定されている張り出し片42を、面取り部24内に収容することができる。
このように、面取り部24に張り出し片42が完全に収容された状態となることにより、図5に示すように、上方の強化石膏ボード20の下端面22(小口)と下方の強化石膏ボード20の上端面21(小口)とが隙間なく当接することができ、横目地70において隙間が生じることがなくなる。
尚、以上の説明は、強化石膏ボードを縦張りする場合の面取り部について説明している。これに対して、強化石膏ボードを横張りする場合は、ボード側面が石膏ボード用原紙で被覆されているボードの縁同士を突合せるが(縁形状には例えばベベルエッジやスクエアエッジがある)、縁折角度(ボード縁部の石膏ボード用原紙で被覆されている側面の角度)が90度より小さいときには目地下地材の張り出し片を面取りせずに収容し得る隙間とすることができる場合がある。この際、横目地の開きが生じないように注意する。横張りの場合であっても、必要ならば面取りを行なう。
次に、図6乃至図10を参照して、目地下地材40の張り出し片42と第2固定部材の一例について説明する。ここで、図6乃至図10はいずれも、目地下地材の張り出し片と第2固定部材の一例を示す斜視図である。
耐火間仕切壁100では、強化石膏ボード20と目地下地材40とスタッド10の三者が共通の固定部材で固定されていても良いが、耐火性能を向上するためには上記するように、強化石膏ボード20と目地下地材40の背面片41とスタッド10の三者交差位置において、これらが共通の固定部材(例えば、釘やビスなどであり、以下においても同様。)により相互に一体となるように留め付けられていないことが好ましい。一方で、三者交差位置を外れた領域においては、上下方向に隣り合う2つの強化石膏ボード20の少なくとも一方の小口21,22が、目地下地材40の張り出し片42に対して、様々な形態の第2固定部材により留め付けられている。ここで、「上下方向に隣り合う2つの強化石膏ボード20の少なくとも一方の小口21,22が、目地下地材40の張り出し片42に留め付けられている」とは、張り出し片42が上下方向に隣り合う2つの強化石膏ボード20の一方の小口にのみ留め付けられている形態と、張り出し片42が上下方向に隣り合う2つの強化石膏ボード20の双方の小口に留め付けられている形態を含んでいる。
図6に示す例は、目地下地材40の張り出し片42に、複数の案内孔45が張り出し片42の長手方向に所定の間隔を置いて開設され、各案内孔45を介してビス55(第2固定部材の一例)が挿通され、不図示の強化石膏ボード20の小口に打ち込まれている形態である。ここで、第2固定部材55は、ビスの他にも、釘やネジ等であってもよい。
図示例の第2固定部材55は、上下方向に隣り合う2つの強化石膏ボード20の一方の小口21,22に留め付けられる。
実際の施工では、上下のランナー15,16に対して所定の間隔uにて複数のスタッド10を設置した後、スタッド10に対して下方の強化石膏ボード20をビス50により留め付ける。
次に、下方に位置する強化石膏ボード20の上端面21(小口)の背面側(スタッド10側)に、目地下地材40の下方の背面片41を挿入し、張り出し片42を上端面21(小口)に引っ掛けて係止させた後、各案内孔45を介して第2固定部材55を上端面21に打ち込むことにより、張り出し片42を強化石膏ボード20の上端面21に固定する。
次に、下方に位置する強化石膏ボード20の上端面21(小口)の上に、上方の強化石膏ボード20の下端面22(小口)を張り出し片42を挟むようにして載置し、上方の強化石膏ボード20をスタッド10に対してビス50により留め付ける。
このように、強化石膏ボード20の小口21に対して、目地下地材40の張り出し片42を第2固定部材55により留め付けながら、スタッド10に対して上下の強化石膏ボード20を第1固定部材50により留め付けることにより、取り付けの際に目地下地材40が強化石膏ボード20の小口から脱落したり位置ずれすることを防止でき、耐火間仕切壁100の施工性が向上する。また、例えば、目地下地材40の上下の背面片41の双方を上下の強化石膏ボード20に対してビスにて留め付ける場合と比べて、ビスの数を大幅に低減することができ、留め付け箇所を低減できることにより、施工コストを低減でき、施工性をより一層向上させることができる。
一方、図7Aに示す例は、目地下地材40の張り出し片42に、複数の屈曲した切り込み46が張り出し片42の長手方向に所定の間隔を置いて開設されている形態である。ここで、図示例の屈曲した切り込み46は、V字状を呈している。
図7Bに示すように、屈曲した切り込み46を第3折り曲げ部46a(折り曲げ部の一例)を介して折り曲げて立設させることにより、立設した切り込み46が第2固定部材を形成する。
実際の施工では、図7Aに示す非折り曲げ状態で目地下地材40を現場へ搬入することにより、ハンドリングの際の切り込み46による怪我を防止できる。目地下地材40を現場へ搬入した後、取り付けに際して、作業員が切り込み46を折り曲げて立設させ、例えば下方の強化石膏ボード20の小口21に押し込むことで各切り込み46が小口21に突き刺さり、目地下地材40が下方の強化石膏ボード20に留め付けられる。
ここで、目地下地材40の張り出し片42の上下の両面においてそれぞれ、複数の屈曲した切り込み46が設けられていて、上下双方の切り込み46により、目地下地材40が上下の強化石膏ボード20の双方の小口22,21に固定されてもよい。
図示例の目地下地材40を適用することにより、張り出し片42の一部が折り曲げによって第2固定部材となることから、ビス等の別部材からなる第2固定部材を不要にでき、施工コストをより一層低減でき、施工性をより一層向上させることができる。
一方、図8Aに示す例は、目地下地材40の張り出し片42に、複数の屈曲した切り込み46が、張り出し片42の長手方向に連続して1つの切り込みユニット47を形成し、複数の切り込みユニット47が、張り出し片42の長手方向に所定の間隔を置いて開設されている形態である。
図8Bに示すように、この形態でも、切り込みユニット47を第3折り曲げ部47a(折り曲げ部の一例)を介して折り曲げて立設させることにより、立設した切り込みユニット47が第2固定部材を形成する。この形態においても、目地下地材40の張り出し片42の上下の両面においてそれぞれ、複数の切り込みユニット47が設けられていてもよい。
一方、図9Aに示す例は、複数の屈曲した切り込み48が相互に隣接して1つのユニットを形成し、複数のユニットが張り出し片42の長手方向に所定の間隔を置いて開設されている形態である。ここで、図示例の屈曲した切り込み48も、V字状を呈している。
図9Bに示すように、それぞれの切り込み48を第3折り曲げ部48a(折り曲げ部の一例)を介して折り曲げた際に、各第3折り曲げ部48aを結ぶラインが閉合した多角形(図示例は6角形)を形成する。この形態においても、目地下地材40の張り出し片42の上下の両面においてそれぞれ、複数の切り込み48からなる複数のユニットが設けられていてもよい。
さらに、図10に示す例は、両面テープにより形成される第2固定部材49が、張り出し片42の長手方向に所定の間隔を置いて設けられている形態である。ここで、両面テープは、張り出し片42の長手方向に亘って連続的に設けられていてもよい。また、第2固定部材49としては、両面テープの他、接着剤であってもよい。さらに、例えば、張り出し片42の一方面(例えば下面)に、図示例のような複数の両面テープ49が設けられ、張り出し片42の他方面(例えば上面)には、図7乃至図9に示す屈曲した切り込み46,48や、連続する屈曲した切り込み47等が設けられていてもよい。
図示する耐火間仕切壁100によれば、可及的に少ない面材20により形成されることから施工性が良好であり、さらに、上下方向に隣り合う2つの面材20の少なくとも一方の小口22,21が、目地下地材40の張り出し片42に対して第2固定部材にて留め付けられることにより、目地下地材40の脱落やずれが抑制されて施工性がより一層良好になる。また、目地下地材40により、耐火間仕切壁100における横目地70からの熱風漏れが効果的に抑制され、耐火性能に優れた耐火間仕切壁となる。
さらに、上下方向に隣り合う2つの面材20の少なくとも一方の小口22,21に対して、目地下地材40が第2固定部材にて留め付けられていることにより、地震時に耐火間仕切壁100の第1壁30Aと第2壁30Bが変形した際に、各壁を構成する複数の面材20が一体となって例えば平行四辺形に変形することから、第1壁30Aや第2壁30Bの室内側表面に施工されている不図示のクロス等の皺の発生を抑制できる。
また、スタッド10と強化石膏ボード20と目地下地材40の背面片41が、三者交差位置において共通の固定部材にて相互に一体となるように留め付けられていないこと、より具体的には、目地下地材40の背面片41が、スタッド10と強化石膏ボード20とに挟まれて保持され、一体的に固定されていないことにより、火災時において、強化石膏ボード20がスタッド10の熱膨張による変形や目地下地材40の熱膨張による変形のそれぞれから受ける歪応力の影響を小さくできるようになる。このことにより、火災時に強化石膏ボード20に生じ得るひび割れを効果的に抑制できる。
尚、上記実施形態に挙げた構成等に対し、その他の構成要素が組み合わされるなどした他の実施形態であってもよく、また、本開示はここで示した構成に何等限定されるものではない。この点に関しては、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10:スタッド
15:上ランナー(ランナー)
16:下ランナー(ランナー)
20:面材(強化石膏ボード、石膏ボード)
21:上端面(小口)
22:下端面(小口)
23:側端面
24:面取り部
30A:第1壁
30B:第2壁
40:目地下地材
41:背面片
42:張り出し片
43:第1折り曲げ部
44:第2折り曲げ部
45:案内孔
46:屈曲した切り込み(切り込み)
46a:第3折り曲げ部(折り曲げ部)
47:連続する屈曲した切り込み(切り込みユニット)
47a:第3折り曲げ部(折り曲げ部)
48:屈曲した切り込み(切り込み)
48a:第3折り曲げ部(折り曲げ部)
49:両面テープ
50:ビス(第1固定部材)
55:ビス(第2固定部材)
60:縦目地
70:横目地
100:耐火間仕切壁

Claims (11)

  1. 所定の間隔を置いて配設されている複数のスタッドと、
    複数の前記スタッドを挟む一対の壁であって、複数の石膏ボードからなる面材が、水平方向と上下方向にそれぞれ隣り合うことにより形成され、縦目地と横目地を備えている第1壁及び第2壁とを有する、両面1枚張りの耐火間仕切壁であって、
    前記縦目地の背面には前記スタッドが存在し、
    前記横目地には、その長手方向に直交する横断面形状がT型であり、前記面材の背面に接する背面片と、前記背面片から前記面材の厚み方向に張り出す張り出し片とを有し、遮炎性能を有する目地下地材が配設されており、
    全ての前記面材は、前記スタッドに対して第1固定部材にて留め付けられており、
    上下方向に隣り合う2つの前記面材の少なくとも一方の小口が、前記張り出し片に対して第2固定部材にて留め付けられている、耐火間仕切壁。
  2. 前記面材と、前記目地下地材と、前記スタッドが共通の固定部材にて留め付けられておらず、
    前記張り出し片が、上下方向に隣り合う2つの前記面材の一方の小口にのみ留め付けられている、請求項1に記載の耐火間仕切壁。
  3. 前記面材と、前記目地下地材と、前記スタッドが共通の固定部材にて留め付けられておらず、
    前記張り出し片が、上下方向に隣り合う2つの前記面材の双方の小口に留め付けられている、請求項1に記載の耐火間仕切壁。
  4. 前記第2固定部材は、前記張り出し片の側方から前記小口に向かって打ち込まれる部材である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の耐火間仕切壁。
  5. 前記張り出し片に案内孔が開設され、前記案内孔を介して前記第2固定部材が打ち込まれている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の耐火間仕切壁。
  6. 前記第2固定部材は、前記張り出し片に設けられている屈曲した切り込みが折り曲げられ、立設された部材である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の耐火間仕切壁。
  7. 複数の前記屈曲した切り込みが相互に隣接し、それぞれの折り曲げ部を結ぶラインが閉合した多角形を形成する、請求項6に記載の耐火間仕切壁。
  8. 複数の前記屈曲した切り込みが、前記張り出し片の長手方向に連続している、請求項6に記載の耐火間仕切壁。
  9. 前記第2固定部材は、接着剤もしくは両面テープである、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の耐火間仕切壁。
  10. 前記第2固定部材は、前記張り出し片の側方から前記小口に向かって打ち込まれる部材と、接着剤もしくは両面テープの複数種である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の耐火間仕切壁。
  11. 前記面材は強化石膏ボードであり、その厚みは25mmである、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の耐火間仕切壁。
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