JPH0399126A - 潜熱蓄熱板およびそれを用いた潜熱蓄熱式電気床暖房装置 - Google Patents

潜熱蓄熱板およびそれを用いた潜熱蓄熱式電気床暖房装置

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JPH0399126A
JPH0399126A JP23632989A JP23632989A JPH0399126A JP H0399126 A JPH0399126 A JP H0399126A JP 23632989 A JP23632989 A JP 23632989A JP 23632989 A JP23632989 A JP 23632989A JP H0399126 A JPH0399126 A JP H0399126A
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JP
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heat storage
grooves
latent heat
heating
length
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JP23632989A
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Inventor
Makoto Ishimaru
誠 石丸
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は潜熱蓄熱板およびそれを用いた潜熱蓄熱式電気
床暖房装置に関する。
く従来の技術〉 従来の蓄熱式電気床暖房装置は、発熱線などのヒーター
を顕熱蓄熱材であるモルタルに埋め込む方法、あるいは
、潜熱蓄熱材を蓄熱板などの形でヒーターとともにモル
タルに埋め込む方法が取られている。
発熱線と潜熱蓄熱材を使用するモルタル埋込み法では、
発熱線はあらかじめすだれ状に一定の幅とピッチに固定
されており、これを蓄熱板の上、あるいは下に敷設し、
場合によっては、さらにこの上に床強度のアップとモル
タルのひび割れ防止のためにワイヤーメッシュを敷設し
モルタルを打設する。出来上がったコンクリート床に塩
化ビニール系床材、カーペット、あるいは木質系床材な
どで床仕上げをする。
発熱線と蓄熱板を使用する乾式施工法では、発熱線を敷
設する溝を設けた蓄熱板を床面に敷設し、これに特定の
抵抗値を持つ一定の長さの発熱線を敷設して、この上に
発熱線の保護と熱の拡散の目的でa紬強化石膏板などの
床下地材を置き、さらにこの上に木質系床材、カーペッ
トあるいは塩化ビニール製床材などで床仕上げをする方
法が行われている。この方法では、床あるいは根太を設
けた床に蓄熱板を敷き詰め、これに一定の長さの発熱線
を敷設する場合に、発熱線の敷設は通常部屋の端から順
次行い、発熱線が蓄熱板の途中で終わる場合には、リー
ド線との接続に必要な長さを残して、最後の蓄熱板に敷
設された部分を切断し、リード線と接続する。リード線
と発熱線との接続は部屋の壁に面した場所とは限らず、
部屋の中央部で行う場合もあり、この場合には接続部を
収納する空間を作るために、蓄熱板を移動する。また、
リード線を敷設するために断熱材に溝を設ける。
く発明が解決しようとする課題〉 従来のモルタルに埋め込む方法では、モルタルの養生あ
るいは乾燥に時間が掛かり、工期が数日あるいは数週間
必要とするほか、残留する水分が原因で結露などのトラ
ブルが起こる、あるいは修理点検が困難と云った問題点
あり、乾式工法で潜熱蓄熱式床暖房を行うことが望まれ
ているが、強固で耐水性のある床構造を必要とする場合
にはモルタル埋込み方式が行われる。
従来のモルタル埋込み方式には次の問題がある。
■ 床面にすだれ状ヒーターを敷設する場合に発熱線が
金属の単線からなっているため柔軟性が乏しく、堅いた
め平面状に敷設することが困難で一部が浮き上がってモ
ルタル面から突出したり、床面の温度にばらつきが出た
りする。
■ すだれ状ヒーターは一部分で固定されているため、
固定されていない箇所で線が重なる場合があり異常昇温
の危険がある。
■ ■、■を防ぐためには問題箇所を何等かの方法で固
定する必要があり、これには時間と費用が掛かる上、十
分な対策とはならない。
一方従来の乾式工法には次の問題がある。
■ 一定の長さの発熱線を切断すると抵抗値が下がり出
力が大きくなり、この程度によっては安全性を損なう場
合もあり、施工者の判断が必要となる。
■ 現場でリード線と発熱線を接続する場合には熟練者
が行うことが望ましいが、床暖房工事は施工を建物の建
築に携わる業者が担当する場合が多く、熟練者を確保す
ることが困難という問題点がある。
■ リード線は、壁に沿って設けられた床暖房の敷設し
ていない部分に配線することが望ましいが、発熱線とリ
ード線の接続部の位置が部屋の壁際でない位置にきた場
合にリード線の敷設が困難で、断熱材を切り欠いて溝を
作るなどの手間が掛かる。
■ 最近、木質系床材での床仕上げに対する需要が多い
が、根太間に蓄熱板を敷設する場合には、根太を発熱線
が越える毎に、根太を介して隣合う蓄熱板との距離だけ
蓄熱板に敷設される発熱線の長さが短くなり、発熱線の
末端の位置を予測することが困難となる。
■ 発熱線がどこで終わるかを計算するには手間が掛か
り、計算をしても適当な位置で終わることはまれで末端
での発熱線とリード線との接続作業は避けられr(い。
■ 以上の事情から、システムならびに施工方法につい
ての規格化、標準化が困難である。
■ 根太間に蓄熱板と発熱線を敷設し木質系床仕上げを
する場合には発熱線の直上部は比較的高温で、直接床材
に発熱線が接すると熱による床材の反りや収縮などの狂
いが起こり易いため、通常の木質系床材が使用できず、
比較的熱伝導が良く寸法安定性が良い、a紬強化石膏板
を根太に固定した後、この上に熱抵抗の小さい厚みの小
さい木質系床材で床仕上げを行っているが、2種の材料
を使用するため時間と費用が掛かる。
く課題を解決するための手段〉 前記した課題を解決するために発熱線を蓄熱板に設けた
溝に敷設する。蓄熱板はいくつかのパターンの溝を有す
る複数のW熱板を準備し、それらを敷設し、発熱線は接
続しないで1本で施設できるよう、どの蓄熱板において
も必要な発熱線の長さがほぼ同一長さになるよう溝およ
び折返し用の連結溝の形状と位置を工夫し、発熱線の長
さは使用する蓄熱板の枚数から容易に算出できるように
する。
すなわち本発明は次の発明から成る。
(1)複数個を並べて敷設するための潜熱蓄熱板であっ
て、発熱線を施設する複数の溝とその発熱線の折返しの
ための前記複数の溝間を連結する連結溝を有する潜熱蓄
熱板。
(2)複数個を並べて敷設し、発熱線を施設したときに
、端部の発熱線の折返しの溝がある潜熱蓄熱板も、中間
部に敷設される折返しがない潜熱蓄熱板も、施設される
発熱線の長さが同一長さに々るような位置に折返し溝を
形成することを特徴とする請求項(1)記載の潜熱蓄熱
板。
(8)M求項(1)記載の潜熱蓄熱板を複数個敷設する
潜熱蓄熱式電気床暖房装置。
次に本発明についてさらに具体的に説明する。
モルタル埋込み方式の持つ課題を解決する手段としては
、 ■ 発熱線を蓄熱板に設けた溝に敷設することとし、発
熱線が過不足なく蓄熱板と対応するよう、乾式工法に使
用するのと同一の手段を用い、装置を四角形の複数枚の
溝のある蓄熱板と、一定の長さの発熱線を組み合わせて
使用する。
乾式工法の持つ課題を解決する手段としては、■ 装置
を四角形の複数枚の溝のある蓄熱板と、一定の長さの発
熱線を組み合わせて使用する。
■ 発熱線とリード線の接続は電線工場などで品質管理
が行き届いている状態で熟練者により行うこととし、現
場での接続を行わないこととする。
■ 発熱線とリード線との接続部はできるだけ壁側の1
辺に来るようにする。
■ 根太間に蓄熱板を敷設する場合には、発熱線が根太
を越える度に根太を介して隣接する蓄熱板との距離だけ
溝の長さが短くなるような位置に折り返しのための溝を
設ける。
■ 複数枚の蓄熱板を使用するユニットにおいて、縦横
の蓄熱板の枚数が変化しても、ユニットからはみ出す発
熱線の長さが一定となるよう、発熱線を敷設する溝の長
さが変化しないような位置に折り返しのための溝を設け
て、それらの複数枚の蓄熱板を組み合わせて割付設計が
出来るようにする。
また、1種の蓄熱板で根太間の敷設にも使用できるよう
にする場合には、根太間に敷設しない場合の溝のほかに
、蓄熱板の2つの長辺に接して、もう1対の4分の1の
円弧状の溝を設け、この位置を、片方の4分の1の円弧
を経由した場合に根太を介して隣接する蓄熱板との距離
の2分の1だけ短くなるようにする。
■ 複数枚の種々の蓄熱板とその配置の選択と、これに
対応する1本の発熱線を敷設するだけの施工法とする。
■ 発熱線を敷設した蓄熱板の上に、さらに比較的熱伝
導が良く比較的強固な構造の、蓄熱材を収納した溝の無
い蓄熱板を置くこともできる。
■ 発熱線を敷設するための溝の寸法は、発熱線からの
熱を効率よく蓄熱板に伝えるために、互いの接触面積を
出来売る限り大きくなるよう、また敷設する際に発熱線
が溝から外れることを防ぐために、発熱線の被覆材の柔
軟性を利用して幅を発熱線の直径に等しいか、あるいは
これより僅かに小さくすることが望ましい。また溝の深
さは発熱線の直径に等しいか、あるいはこれより僅かに
大きくシ、発熱線が上層の蓄熱板とも十分に接触するよ
うな形状とすることが望ましい。
次に本発明を図面を例示して具体的に説明する潜熱蓄熱
材を収納した寸法が、幅(2)が25mから55crR
,長さ(8)が80cmから90ひ、厚さ(4)が1.
50から5ので、発熱線を敷設するための溝(下記■紀
載のもの)を設けた複数枚の平板状の蓄熱板(1)と、
この溝に敷設するあらかじめリード線(10)を接続し
た連続した一本の発熱線(5)(下記■記載のもの)と
を組合わせた。
複数枚の蓄熱板からなる長方形のパターン(l5)、(
16)、(17)、(18)、(19)、(25)、(
26)、(27)および(28)、あるいは、根太と複
数枚の蓄熱板からなるパターン(20)、(21)、(
22)、(23)および(24)を持ちこのユニットを
敷設する場合に、部屋の暖房に必要な蓄熱量を賄うに足
る厚みの範囲内で、蓄熱板をlffilあるいは2ja
とし、2層とする場合には、上層に下層と同じ輻と長さ
で、厚さが10mから50一の溝のtlい蓄熱板(29
)を重ねて使用することが出来ることを特徴とする潜熱
蓄熱式電気床暖房装置。
■ 発熱線を敷設するための溝 イ.発熱線を敷設するための、長さ方向に等間隔にほぼ
平行した直線状の偶数本の溝(6)を蓄熱板の両面に設
け、また発熱線の折り返しのために、蓄熱板の片面ある
いは両面に、また蓄熱板の短辺に近い両端あるいは片端
に、平行して隣合う直線状の2本の溝に跨って半円弧状
の溝(7)と、蓄熱板の長辺部を接して隣接する蓄熱板
の溝に連結する4分の1の円弧状の溝(8)を両端に設
け、折り返しのための半円弧状の溝と両端の4分の1の
円弧状の溝の位置は、折り返しによって直線状の溝を経
由する場合と距離がほぼ変わらない位置とし、根太(9
) fiflに蓄熱板を敷設する場合には、折り返しの
ための半円弧状の溝と両端の4分の1の円弧状の溝の位
置は、直線状の溝を経由する場合に比し、根太を1回越
える毎に、根太を介して隣接する蓄熱板との距離だけ短
くなるような位置とする。
ロ.1M熱板を根太間に敷設する場合の4分の1の円弧
状の溝(11)を、潜熱蓄熱板を根太間に敷設しない場
合の溝を持つ潜熱蓄熱板の両端に、併せて設ける場合に
は、両端の4分の1の円弧状の溝の位置は、それぞれ直
線状の溝を経由する場合に比し、根太を1回越える毎に
、根太を介して隣接する蓄熱板との距離の2分の1だけ
短くなるような位置とする。
八 上記溝の寸法を、幅(12)が発熱線の直径に等し
いか、あるいはこれより僅かに小さく、深さ(13)は
発熱線の直径に等しいか、あるいはこれより僅かに大き
いものとし、発熱線の接蝕する面積を出来うる限り大き
くする形状とする。
■ 発熱線 発熱線の長さは、蓄熱板の直線状の溝1本の長さに1枚
当りの溝の数を乗じ、さらに、この値にユニットを構或
する蓄熱板の枚数を乗じた長さと、これに発熱線とリー
ド線の両端での接続に要する発熱線の容器からのはみ出
す部分(l4)の長さを加えたものとし、根太間に蓄熱
板を敷設する場合にも、発熱線の長さは、上記と同様の
長さとし、発熱線の出力は偶数枚の蓄熱材に割引電力供
給時間内に必要な蓄熱を行うに足る大きさ以上とする。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明すると、j81図に
おいてリード線(10)をあらかじめ接続した長さが約
48.6mの発熱線(5)を、幅(2)が252m,長
さ(8)が560−、厚さ(4)が25mの12枚の蓄
熱板に設けた溝に敷設する。蓄熱板の寸法は持ち運びに
便利な形状、重量とすると同時に、建築のirfiA寸
法に適合する必要がある。厚さは建物の熱損失の程度、
使用目的、使用時間に応じた必要蓄熱量から決められる
。発熱線の出力は割引料金供給時間内に蓄熱材を融解出
来る大きさとする。本実施例では蓄熱板の寸法は、根太
(9)間にも敷設できるように幅を根太の通常のピッチ
である808mから根太の棉45mから、50讃を差し
引いた値とし、長さを1間、あるいは2間の長さに対応
できるようにしている。蓄熱板には両面に、長さ方向に
ほぼ平行した長さ55crT1の6本の直線状の溝(6
)を、その中心間の距離が42醜、長辺から両端に位置
する直線状の溝の中心線までの距離が21鵡となるよう
に設ける。
蓄熱板の片面の片方の端に発熱線の折り返しのために、
平行して隣合うi線状の2本の溝をつなぐ半弧状の@(
7)5個と、長辺部を接して隣接する蓄熱板の溝に連結
する、4分の1の円弧状の溝(8)を2個設ける。さら
にこの内側に、根太間に敷設する場合の4分の1の円弧
状の溝を設けている。
半円弧状の溝の中心線の長さは、半円弧状の溝の開始点
からi&も近い蓄熱板の短辺までの直線距離の約2倍の
距離とする。
4分の1の円弧状の溝の中心線の長さは、4分の1の円
弧状の溝の開始点から最も近い蓄熱板の短辺迄の直線距
離と等しい距離とする。
根太間に蓄熱板を敷設する場合に、上記の4分の1の円
弧状の溝を使用すると、根太を介して隣接する蓄熱板と
の距離、すなわち、根太のピッチ808mから蓄熱板の
幅262■を差し引いた51smmだけ蓄熱板に敷設す
る発熱線の長さが短くなる。したがってこの長さの2分
の1だけ位置を内側にずらした4分の1円弧状の溝をも
う1個設け、隣接する蓄熱板の同様な位置にある4分の
1円弧状の溝をもう1個設け、隣接する蓄熱板の同様な
位置にある4分の1円弧状の溝と併せて対応することと
している。
折り返しのための円弧状の溝は、本実施例では片側に蓄
熱材の充填口を設けるために蓄熱板の片側のみに設けて
いる。片面のみに折り返しのための溝を設けているのは
、発熱線を直線部に敷設する場合の蓄熱板との接触面積
を出来るだけ大きくするためである。
片面、片側にのみこのような折り返しの溝を設けるとパ
ターンは6種類となる。
第2図−A,−Bは上記構成部材から出来るユニットの
一部の拡大図で、蓄熱板と発熱線の敷設状況を示す。A
は根太を使用しない場合、Bは根太を使用する場合であ
る。根太を越える部分は根太を切り欠いて発熱線を通し
、この部分を安全上比較的熱伝導性の良いパテで埋める
発熱線を敷設する溝の寸法は、第8図において幅(18
)が発熱線の直径5.6鰭より0. 5一小さく、深さ
(14)は発熱線の直径より僅かに大きい6mとし、発
熱線の接触する面積を出来うる限り大きくするよう溝の
下面は半円形の断面とする。
上記発熱線の長さは、上記蓄熱板の1本の溝の長さ55
tMに一枚当りの溝の数6を乗じ、さらに、この値にユ
ニットを構成する蓄熱板の枚数12を乗じた長さ8 9
. 6 mに発熱線とリード線の両端での接続に要する
容器からのはみ出す部分(14)の長さ20cW+を加
えた89.8yr+とする。
第4図一Aは上記構成部材から出来るユニット(15)
, (16) . (17) . (18)および(1
9)のパターンである。12枚l列で2 5 2 tm
 X 6. 6 ms 6枚2列で5 0 4 wX 
8.8 m− 4枚8列で1080曙X l. 6 5
 ns ,2枚6列で1.512mX1.1mの長方形
のユニットが出来る。
床暖房の敷設に当たって暖房対象室の総床面積にたいし
て蓄熱板の敷設面積の割合ができるだけ上がるように、
また家具などの物を置く場所を避けるように、長方形の
パターンを選択し組み合わせて設計する。
発熱線の取り出し部とリード線との接続部は線の接続と
、この部分の絶縁被覆のために太くなり溝に収納できな
い。この部分についても安全上の配慮から比較的熱伝導
性の良いパテで覆う。
第4図一Bは根太(9)を使用する場合のユニットのパ
ターン(20) , (21) . (22) . (
28)および(24)である。
根太を使用しない床仕上げは通常カーペットや塩化ビニ
ール系のシートで行う。床に断熱材(81)を敷設しこ
の上に蓄熱板を並べ発熱線を敷設する。蓄熱板の敷設し
ていない部分については発泡ポリスチレン板などで埋め
、この上に繊維強化石膏板を床下地材として敷設し、こ
の上に床仕上げ材を敷設する。この方法は根太が無いた
め床暖房の敷設率を高めることが出来、床面温度を上げ
ることなく必要#ffiを供給出来るので快適な環境を
作りやすい。
根太を使用して木質系床仕上げを行う場合には12w以
下の熱を通しやすい材料を使用する。
本実施例では、jI5図にあるように蓄熱板を2層にし
、上層の蓄熱板(22)は厚みを1.5c!1M、他の
寸法を下層の蓄熱板(1)と同一とし、上層蓄熱板には
発熱線の敷設のための溝を設けていない。
蓄熱材として融解温度が82゜C1凝固温度が80゜C
の芒硝系のものを使用しているので、ヒーターに通電し
ている蓄熱時も上層の蓄熱材でヒーターの熱が拡散され
、とくに耐熱に配慮していない一般用の木質床材(80
)が使用できる。
ユニットをモルタル埋込み方式で施工する場合には、蓄
熱板の溝に発熱線を敷設した後ユニットの上にモルタル
を打設する。この場合補修●点検は困難となるが、強固
で耐水性の床構造となるほかコンクリートの顕熱も利用
できる。
他の実施例について第6図で説明すると、この例では蓄
熱板の寸法を、幅(のが252m、長さ(8)が800
m,厚さ(4)が45鶴とし、折り返しのための溝を蓄
熱板の片面の両端に設ける。
第7図に示すように8枚の蓄熱板から出来るユニットの
パターン、8枚1列で252■X6.4m (25)、
4枚2列で5 0 4 w X 8. 2 m (26
)、2枚4列で1.0 0 8 w X 1. 6 m
 (27)、1枚8列で2, 0 1 6 wm X 
O. 8 m (28)、の4種の長方形のユニットと
なる。本実施例では折り返しの円弧状の溝の形状をなる
だけ大きい弧とし、発熱線を曲げる径を大きくすること
により発熱線に掛かる力を小さくしている。
(発明の効果) 本発明は以上説明したように構成されているので以下に
記載されているような効果を奏する。
モルタルに埋め込む施工法に使用する場合にすだれ状の
発熱線を使用する場合に比べて発熱線が蓄熱板に密着し
て効率よく潜熱蓄熱材を融解できる。
■ 施工が簡略化され施工に要する時間と費用が節減で
きる。
■ 発熱線をすだれ状に加工する費用が節減できる。
乾式施工法に使用する場合には、 ■ 1種類(2層とする場合は2種類)の蓄熱板と1種
類の発熱線により構成される複数のパターンから部屋の
形状に合わせたパターンを選んで簡単に設計ができる。
とくに根太を使用する場合にも簡単に設計できる。
■ 1i熱板を並べ発熱線を溝に敷設するだけの簡単な
施工法となる。
■ 現場での発熱線とリード線の接統を行わないので、
施工上のトラブルが減少し安全性が高まる。
■ これらのユニットは取り出し口が長方形の1辺に来
るので、部屋の壁の側に線の取り出し口を配置すること
が出来、施工上好都合である。
■ ユニットのパターンの組合せによって′gs熱板の
、部屋の総面積に対する敷設率を向上させることが出来
、床単位面積当りからの供給熱盪を増大させることによ
り、比較的熱損失の大きい建物についても床暖房が適用
できる。
■ 一貫した乾式工法の採用によりコンクリート埋め込
み式では困難な床暖房装置の点検、補修を可能にする。
■ 蓄熱板を根太間で2Rで使用する場合には、耐熱性
の高価な木質床材を使用する必要がなく一般用の床材で
の床仕上げが可能となり、費用の節減と選択の幅が広が
る。
■ 1種類の蓄熱板で床面敷設と根太間敷設の両方の乾
式施工に使用できるし、また埋込み施工にも使用できる
ので生産●在車費用など諸費用の節減となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は床面敷設と根太間の敷設にも使用できる蓄熱板
の平面図および側面図である。m2図は発熱線を敷設し
たユニットの部分拡大図でAは根太を使用しない場合、
Bは根太間に敷設する場合の例である。第8図は発8線
を敷設する溝の断面図である。第4図はユニットの平面
図でAは根太を使用しない場合、Bは根太を使用する場
合、第5図は根太間に敷設する蓄熱板を2層にするユニ
ットの断面図である。第6図は第1図と形状●寸法の異
なる蓄熱板の例、第7図はこの蓄熱板を使用したユニッ
トの例である。 (1)・・・・・・・・・・・・蓄熱板、(2)・・・
・・・・・・・・・蓄熱板の幅、(8)・・・・・・・
・・蓄熱板の長さ、(4)・・・・・・・・・・・・蓄
熱板の厚さ、(5)・・・・・・・・・発熱線、(6)
・・・・・・・・・・・・直線状の溝、(7)・・・・
・・・・・・・・半円弧状の溝、(8)・・・・・・・
・一・・4分の1円弧状の溝、(9)・・・・・・・・
・根太、(10)・・・・・・・・・・・・リード線、
(11〉・・・・・・・・・・・・根太間に敷設する場
合の4分の1円弧状の溝、(12)−・・溝の幅、(1
8)・・・・・・・・・・・・溝の深さ、(14)・・
・・・・・・・・・・はみ含んだパターン、(29)・
・・・・・・・・・・・上層用溝無し蓄熱板、(80)
・・・・・・・・・・・・木質床材、(81)・・・・
・・・・・・・・断熱材(12) 1 一EEEE日ヨ (20) Lffノ (22) (23) (2+〉 図 B (25〉 (27) 萬 7 ロ 鎮 2 ■ 一 手続補正書け戎) 1.車件の表示 平威 l年特許願236329号 2.発明の名称 出熱N熱板およびそれを用いた潜熱蓄熱式電気床暖房装
霞3.!#正をずる者 事件との関係 特許出願人 住所(居所) 大阪市中央区北浜四丁目5番33号氏名
(名称)   (209)住友化学工業株式会社代表者
  森 英雄 4.代理人 住所(居所) 大阪市中央区北浜四丁目5番33号平成
 1年12月26日(発迭口) 6.補正の対象 図面の第2図、第3図、m5図及び第6図7.補正の内
容 (12) 試 3 膳 弟 S 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個を並べて敷設するための潜熱蓄熱板であっ
    て、発熱線を施設する複数の溝とその発熱線の折返しの
    ための前記複数の溝間を連結する連結溝を有する潜熱蓄
    熱板。
  2. (2)複数個を並べて敷設し、発熱線を施設したときに
    、端部の発熱線の折返しの溝がある潜熱蓄熱板も、中間
    部に敷設される折返しがない潜熱蓄熱板も、施設される
    発熱線の長さが同一長さになるような位置に折返し溝を
    形成することを特徴とする請求項(1)記載の潜熱蓄熱
    板。
  3. (3)請求項(1)記載の潜熱蓄熱板を複数個敷設する
    潜熱蓄熱式電気床暖房装置。
JP23632989A 1989-09-12 1989-09-12 潜熱蓄熱板およびそれを用いた潜熱蓄熱式電気床暖房装置 Pending JPH0399126A (ja)

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JP23632989A JPH0399126A (ja) 1989-09-12 1989-09-12 潜熱蓄熱板およびそれを用いた潜熱蓄熱式電気床暖房装置

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JP23632989A JPH0399126A (ja) 1989-09-12 1989-09-12 潜熱蓄熱板およびそれを用いた潜熱蓄熱式電気床暖房装置

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