JP2509003Y2 - 容器把持装置 - Google Patents

容器把持装置

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JP2509003Y2
JP2509003Y2 JP1987162321U JP16232187U JP2509003Y2 JP 2509003 Y2 JP2509003 Y2 JP 2509003Y2 JP 1987162321 U JP1987162321 U JP 1987162321U JP 16232187 U JP16232187 U JP 16232187U JP 2509003 Y2 JP2509003 Y2 JP 2509003Y2
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container
gripper
gripping device
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filling device
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正 中田
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Shibuya Corp
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は容器処理装置に装備されて容器の保持および
センタリングを行う容器把持装置に関するものである。
〔従来の技術〕
容器処理装置の容器載置位置に配設されて容器の把持
およびセンタリングを行なうグリッパを備えた容器把持
装置として、例えば実開昭60−157698号公報に示される
ようなものがある。このようなものにおいて、搬送コン
ベヤ上を搬送されて来た容器は、供給スターホイールに
よってその移送方向を変えられ、該供給スターホイール
の移送経路の一部が容器処理装置の移送経路と接する受
け渡し点において、容器処理装置の容器載置台と一体化
されたグリッパに受け渡され、該載置台上でのセンタリ
ングが行なわれて処理工程へと移行される。処理後の容
器は上記グリッパから排出スターホイールへと受け渡さ
れ、更に次工程へと移行される。
〔考案が解決しようとする問題点〕 従来の容器把持装置は、以上のように、グリッパが容
器処理装置の容器載置台と一体化されているため、各ス
ターホイールとグリッパとの間で何らかのトラブルによ
る噛込みが発生した場合には、容器載置台に異常な負荷
が加わり、その影響が容器処理装置全体へ波及し致命的
な事故へと拡大する虞れがあった。
本考案は以上の点に鑑み、グリッパに異常な負荷が加
わっても容器が噛込むことのない容器把持装置を得るこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の容器把持装置は、グリッパを、容器処理装置
本体側に装着したアーム取付部材と、この取付部材両側
に配置され該取付部材に対しばねにより弾圧保持されて
水平方向および上下方向に揺動可能な一対のアームとか
ら構成することにより、所定以上の負荷が加わった際
に、両アームが容器を把持する第1位置から第2位置に
退避可能にするとともに、退避した第2位置において
も、上記取付部材に対しばねにより弾圧保持させるよう
にしたものである。
〔作用〕
本考案によれば、グリッパがその正規配設位置から容
器を介して加えられる過負荷等に応じて退避できるた
め、容器の噛込みが防止されるので、容器処理装置の本
体を損傷する等のおそれを除くことができ、また、退避
したグリッパがその第2位置に係止可能なので、洗滌キ
ャップの取付けの際にも邪魔になることがない。
〔実施例〕
以下、図示実施例に基づいて本考案を説明する。第1
図は本考案の一実施例に係る容器把持装置を適用した定
重量充填装置の容器給排部を概略的に示す平面図、第2
図はその要部を拡大して一部を断面で示す平面図、第3
図はその側面図であり、図中(1)は円筒形の袴(2)
に収容された容器(3)の搬送コンベヤ、(4)はこの
コンベヤ(1)によって搬送されて来た袴付容器(3)
を定重量充填装置(5)へ導入するための供給スターホ
イール、(6)は上記定重量充填装置(5)で処理され
た上記袴付容器(3)を上記コンベヤ(3)上へ排出す
る排出スターホイール、(7)はスターホイール
(4)、(6)間に配置した袴用ガイド部材、(8)は
各スターホイール(4)、(6)にそれぞれ沿わせて上
記袴用ガイド部材(7)上部に配設された一対の容器用
ガイド部材、(9)は上記各スターホイール(4)、
(6)と定重量充填装置(5)の容器移送経路との間に
それぞれ配設された一対の渡り板、(10)は上記充填装
置の容器移送経路上に等間隔毎に複数配置された容器載
置台であって、それぞれ充填装置本体に設置された充填
物重量検出用のロードセル(13)に支持されるようにな
っている。
然して、(11)、(12)は充填装置本体の容器載置位
置のそれぞれに、支軸(14)、(14)を介し、設置高さ
位置を異ならせて装置されたグリッパで、下方に位置す
るものが袴用グリッパ(12)を、また上方に位置するも
のが容器用グリッパ(11)をそれぞれ構成しており、袴
付容器(3)の把持、および該容器(3)の装置台(1
0)上でのセンタリングを行なう機能を有する。上記容
器用グリッパ(11)は、各支軸(14)、(14)に基端部
が取付けられたアーム取付部材(15)と、この取付部材
(15)の下部両側に形成した鍔部(15a)、(15a)にそ
れぞれ基端部が載置されるとともに先端部に容器形状に
沿う切欠部(16a)、(16a)が形成された一対のアーム
(16)、(16)と、上記取付部材(15)に設けた横貫通
穴(15b)を挿通させた両端が上記両アーム基端部の孔
内(16b)、(16b)内にそれぞれ植設したピン(17)、
(17)に止着された引張ばね(18)とを有し、各アーム
(16)、(16)が独立して水平方向および上方向へ揺動
できるようになっている。また、袴用グリッパ(12)も
上記容器用グリッパ(11)同様に、各支軸(14)、(1
4)にアーム取付部材(19)が取付けられ、この取付部
材両側の鍔部(19a)、(19a)の上に配置した一対のア
ーム(20)、(20)が該取付部材(19)に対し上記同様
の引張ばね(21)によって弾圧保持されるようになって
いる。
第4図はスターホイールと充填装置の駆動機構を簡略
化して示すもので、充填装置の回転軸(22)とスターホ
イールの回転軸(23)には互いに噛合する大小の歯車
(24)、(25)が取付けられ、これらがスターホイール
側の小歯車(25)と噛み合うモータ(26)側の駆動歯車
(27)によって駆動されることを示している。
したがって、モータ(26)を作動させると、歯車(2
7)から歯車(25)を介し回転軸(23)が、また同時に
上記歯車(25)から歯車(24)を介し回転軸(22)がそ
れぞれ駆動され、各スターホイール(4)、(6)充填
装置(5)が回動して袴付容器(3)の給排動作が開始
され、充填装置において各グリッパ(11)、(12)の拡
縮動作により、載置台(10)上での容器(3)のセンタ
リングが行なわれ、ノズルAによる液の充填が開始され
る。そして、各スターホイール(4)、(6)と充填装
置(5)との間の容器受け渡し部において、容器の破損
等による事故が発生しグリッパ(11)又は(12)に異常
な負荷が加わった場合には、各アーム(16)、(16)又
は(20)、(20)が独立して負荷を逃がす方向(水平お
よび上方向)へ揺動し、容器(3)の噛込みが防止さ
れ、載置台(10)を支持するロードセル(13)等の破損
事故を回避することができる。
また、ノズルAへの洗滌キャップ取付時には各アーム
を第3図に想像線で示す如く起立させることができるた
め、グリッパを取り外すことなくノズルAの洗滌が可能
となる。
なお、上記各実施例では本考案を定重量充填装置に用
いたものを示したが、これを通常の充填装置や容器洗滌
装置等他の容器処理装置にも適用できることは言うまで
もない。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、グリッパを、容
器処理装置本体側に対してその正規配設位置から容器に
加わる過負荷に応じて退避可能に弾圧係止させ、かつ、
退避した第2位置においても係止可能にしたので、グリ
ッパに異常な負荷が加わっても容器が噛み込むことを防
止でき、しかも、洗滌時には、グリッパを取り外すこと
なくノズルに洗滌キャップを取り付けてノズルの洗滌を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る容器把持装置を適用し
た定重量充填装置の容器給排部を概略的に示す平面図、
第2図はその要部を拡大して一部を断面で示す平面図、
第3図はその側面図、第4図はスターホイールと充填装
置の駆動機構を簡略化して示す説明図である。 (5)……定重量充填装置(容器処理装置)、(11)、
(12)……グリッパ、(14)……支軸、(15)、(19)
……アーム取付部材、(16)、(20)……アーム。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器処理装置の容器載置位置に配設されて
    容器を保持するグリッパを備えた容器把持装置におい
    て、上記グリッパを、容器処理装置本体側に装着したア
    ーム取付部材と、この取付部材両側に配置され該取付部
    材に対しばねにより弾圧保持されて水平方向および上下
    方向に揺動可能な一対のアームとから構成することによ
    り、所定以上の負荷が加わった際に、両アームが容器を
    把持する第1位置から第2位置に退避可能にするととも
    に、退避した第2位置においても、上記取付部材に対し
    ばねにより弾圧保持させることを特徴とする容器把持装
    置。
JP1987162321U 1987-10-23 1987-10-23 容器把持装置 Expired - Lifetime JP2509003Y2 (ja)

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JP2002159928A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 Shintaku Kogyo Kk ボトルグリッパ

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