JPH09315410A - 鶏卵移替え装置に於けるホルダストッパ機構 - Google Patents
鶏卵移替え装置に於けるホルダストッパ機構Info
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- JPH09315410A JPH09315410A JP15761896A JP15761896A JPH09315410A JP H09315410 A JPH09315410 A JP H09315410A JP 15761896 A JP15761896 A JP 15761896A JP 15761896 A JP15761896 A JP 15761896A JP H09315410 A JPH09315410 A JP H09315410A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鶏卵の自動包装処理でパックステ−ションで
の移替え装置から容器の収容座への鶏卵の放出を正確に
行う。 【構成】 移替え装置が具備する、対向して鶏卵を受け
取り、保持、放出するア−ム9、錘11付き後部10を
有する揺動自在な一対の構成体6a、6bからなるホル
ダ6を具備する移替え装置に、少なくとも一方のア−ム
の、放出待機時には後部底面に係止して錘による上への
回動を阻止し、放出するまで後部上面に係止して鶏卵の
重みによる下への回動を阻止し、放出時には回動して後
部上面に係止しないで、後部底面を持ち上げて下へ回動
させて停止したのち、待機状態に復位するストッパ21
を設ける。鶏卵放出の反動によるア−ムの跳ね上りを、
後部底面に係止するストッパで防止でき、鶏卵の落下軌
跡を乱さない。
の移替え装置から容器の収容座への鶏卵の放出を正確に
行う。 【構成】 移替え装置が具備する、対向して鶏卵を受け
取り、保持、放出するア−ム9、錘11付き後部10を
有する揺動自在な一対の構成体6a、6bからなるホル
ダ6を具備する移替え装置に、少なくとも一方のア−ム
の、放出待機時には後部底面に係止して錘による上への
回動を阻止し、放出するまで後部上面に係止して鶏卵の
重みによる下への回動を阻止し、放出時には回動して後
部上面に係止しないで、後部底面を持ち上げて下へ回動
させて停止したのち、待機状態に復位するストッパ21
を設ける。鶏卵放出の反動によるア−ムの跳ね上りを、
後部底面に係止するストッパで防止でき、鶏卵の落下軌
跡を乱さない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動包装機による一
連の鶏卵包装処理工程で、単列コンベヤから放出された
鶏卵を下方の容器へ移し替える装置、即ち移替え装置に
設けられている、鶏卵を受け取って保持したのち放出を
行うホルダ群の運動を規制して、鶏卵の放出を正確、安
全に行わせるための機構に関する。
連の鶏卵包装処理工程で、単列コンベヤから放出された
鶏卵を下方の容器へ移し替える装置、即ち移替え装置に
設けられている、鶏卵を受け取って保持したのち放出を
行うホルダ群の運動を規制して、鶏卵の放出を正確、安
全に行わせるための機構に関する。
【0002】
【従来の技術】自動包装機による鶏卵の容器詰めでは、
単列コンベヤで所定のパッキングステ−ションに搬送さ
れてきた所定サイズの選別卵を、移替え装置のホルダが
いったん受け取って保持し、所定数、例えば5個に達す
るとホルダ群が降下しつつ、その相互の間隔を狭めて、
容器の横方向(容器搬送方向と直交する方向)のピッチ
に合わせて、待機している容器の各収容座に放出する。
鶏卵放出後は、ホルダ群は上昇して復位し、単列コンベ
ヤからの鶏卵放出を待つ。
単列コンベヤで所定のパッキングステ−ションに搬送さ
れてきた所定サイズの選別卵を、移替え装置のホルダが
いったん受け取って保持し、所定数、例えば5個に達す
るとホルダ群が降下しつつ、その相互の間隔を狭めて、
容器の横方向(容器搬送方向と直交する方向)のピッチ
に合わせて、待機している容器の各収容座に放出する。
鶏卵放出後は、ホルダ群は上昇して復位し、単列コンベ
ヤからの鶏卵放出を待つ。
【0003】ここで移替え装置、及びホルダについて図
1、図2により簡単に説明する。1は移替え装置、2は
対設されて昇降するサイドプレ−ト、3は両端をサイド
プレ−ト2に固定された2本を1組とし、2組が対設さ
れた支持軸、4はそれぞれ1組の支持軸3に摺動自在に
取付けられた支持台である。5は各支持台4に固定され
た支持枠である。なお、サイドプレ−ト2は、いずれも
図示しないリンク機構を介して、駆動機構により昇降す
る。又、図2では不動部分であるフレ−ムは省略されて
いる。
1、図2により簡単に説明する。1は移替え装置、2は
対設されて昇降するサイドプレ−ト、3は両端をサイド
プレ−ト2に固定された2本を1組とし、2組が対設さ
れた支持軸、4はそれぞれ1組の支持軸3に摺動自在に
取付けられた支持台である。5は各支持台4に固定され
た支持枠である。なお、サイドプレ−ト2は、いずれも
図示しないリンク機構を介して、駆動機構により昇降す
る。又、図2では不動部分であるフレ−ムは省略されて
いる。
【0004】6はホルダで、対向する1組の構成体6
a、6bからなり、各構成体6a、6bはともに、支持
枠5にピン7で揺動自在に支持された基部8、基部8か
ら延出するア−ム9、基部9から外方へ突出し、下部を
錘11で固定された後部10から形成されている。そし
て、一対のア−ム9は、単列コンベヤから放出された鶏
卵Eを協同して受け取り、保持、放出するものである。
図2の移替え装置1では、6個のホルダが取付けられて
いる。
a、6bからなり、各構成体6a、6bはともに、支持
枠5にピン7で揺動自在に支持された基部8、基部8か
ら延出するア−ム9、基部9から外方へ突出し、下部を
錘11で固定された後部10から形成されている。そし
て、一対のア−ム9は、単列コンベヤから放出された鶏
卵Eを協同して受け取り、保持、放出するものである。
図2の移替え装置1では、6個のホルダが取付けられて
いる。
【0005】鶏卵Eの受け取り、保持、放出は、ア−ム
9の回動で行われるが、可能な限り鶏卵Eに衝撃を与え
ないようにするため、ホルダ6が鶏卵Eを受け取ったと
き、ア−ム9が下に回動して衝撃を吸収できるように、
錘11の重さが設定されている。
9の回動で行われるが、可能な限り鶏卵Eに衝撃を与え
ないようにするため、ホルダ6が鶏卵Eを受け取ったと
き、ア−ム9が下に回動して衝撃を吸収できるように、
錘11の重さが設定されている。
【0006】ここで、鶏卵Eを受け取って保持している
とき、鶏卵Eの重みでア−ム9が過度に下へ回動して、
放出点に達する前に放出するのを防止するため、その限
界を越えた下への回動を阻止するストッパ機構が必要で
ある。
とき、鶏卵Eの重みでア−ム9が過度に下へ回動して、
放出点に達する前に放出するのを防止するため、その限
界を越えた下への回動を阻止するストッパ機構が必要で
ある。
【0007】図11ないし図13は、ストッパ機構を構
成する従来のストッパ12を示している。このストッパ
12は、両端を図示しないサイドプレ−トに枢支された
回動軸13に固定されており、鶏卵Eを受け取って保持
している状態で後部10に当接し、鶏卵Eの重みによる
ア−ム9の下への回動を阻止する。そして、回動軸13
は、回動手段により駆動される。
成する従来のストッパ12を示している。このストッパ
12は、両端を図示しないサイドプレ−トに枢支された
回動軸13に固定されており、鶏卵Eを受け取って保持
している状態で後部10に当接し、鶏卵Eの重みによる
ア−ム9の下への回動を阻止する。そして、回動軸13
は、回動手段により駆動される。
【0008】なお、14a、14bは補助ストッパで、
このホルダ6の一方の構成体6b側にストッパ12が設
けられているため、他方の構成体6aにはア−ム9の下
への過度の回動を阻止する補助ストッパ14aが、又、
構成体6a、6bには、ともにア−ム9の上への過度の
回動を阻止する補助ストッパ14bが、それぞれ支持台
4に取付けられている。ストッパ機構を構成体6a側に
も取付ける場合は、補助ストッパ14aは不要である。
又、UFは移替え装置の不動部分の上フレ−ムである。
このホルダ6の一方の構成体6b側にストッパ12が設
けられているため、他方の構成体6aにはア−ム9の下
への過度の回動を阻止する補助ストッパ14aが、又、
構成体6a、6bには、ともにア−ム9の上への過度の
回動を阻止する補助ストッパ14bが、それぞれ支持台
4に取付けられている。ストッパ機構を構成体6a側に
も取付ける場合は、補助ストッパ14aは不要である。
又、UFは移替え装置の不動部分の上フレ−ムである。
【0009】いま、図11のように、鶏卵Eを受け取る
前の待機状態では、錘11の重量でア−ム9が上へ回動
しようとするが、補助ストッパ14bによりその回動を
阻止されて、鶏卵Eを受け取りやすい状態で静止してい
る。
前の待機状態では、錘11の重量でア−ム9が上へ回動
しようとするが、補助ストッパ14bによりその回動を
阻止されて、鶏卵Eを受け取りやすい状態で静止してい
る。
【0010】次に図12で示すように、鶏卵Eを受け取
るとア−ム9が下へ回動するが、その回動は、構成体6
aでは補助ストッパ14aにより、又、構成体6bでは
ストッパ12によりそれぞれ阻止され、ホルダ6は鶏卵
Eを保持する。そして、移替え装置に所定数の鶏卵が揃
うと、ホルダ6は鶏卵Eを保持したまま、放出点まで降
下する。
るとア−ム9が下へ回動するが、その回動は、構成体6
aでは補助ストッパ14aにより、又、構成体6bでは
ストッパ12によりそれぞれ阻止され、ホルダ6は鶏卵
Eを保持する。そして、移替え装置に所定数の鶏卵が揃
うと、ホルダ6は鶏卵Eを保持したまま、放出点まで降
下する。
【0011】ホルダ6が放出点に達すると、図13のよ
うに、ストッパ12は反時計回りに回動して構成体6b
のロックを解除し、その結果ア−ム9は鶏卵Eの重みで
下へ回動する。一方構成体6aは、補助ストッパ14a
で下への回動を阻止されたままであるが、両ア−ム9の
間隔が開くため鶏卵は放出される。
うに、ストッパ12は反時計回りに回動して構成体6b
のロックを解除し、その結果ア−ム9は鶏卵Eの重みで
下へ回動する。一方構成体6aは、補助ストッパ14a
で下への回動を阻止されたままであるが、両ア−ム9の
間隔が開くため鶏卵は放出される。
【0012】鶏卵Eを放出したア−ム9は、錘11によ
って上へ回動するが、錘11より重い鶏卵Eを放出する
反動で、ア−ム9が跳ね上がることがある。この跳ね上
がりは、鶏卵Eの形状が不安定なこととも合わせて、予
定する落下軌跡を微妙に逸れさせることになって、鶏卵
Eが下方で待機する容器の収容座へ正確に落下しない。
そのため、鶏卵Eが損傷したり、ときには破卵を生じる
ことになる。
って上へ回動するが、錘11より重い鶏卵Eを放出する
反動で、ア−ム9が跳ね上がることがある。この跳ね上
がりは、鶏卵Eの形状が不安定なこととも合わせて、予
定する落下軌跡を微妙に逸れさせることになって、鶏卵
Eが下方で待機する容器の収容座へ正確に落下しない。
そのため、鶏卵Eが損傷したり、ときには破卵を生じる
ことになる。
【0013】損傷した鶏卵は手作業で取り除かねばなら
ず、破卵により容器や他の鶏卵が汚染すると、自動包装
機を停止させて清掃する必要があり、高速化を要請され
ている包装処理の能率を著しく損なうことになる。
ず、破卵により容器や他の鶏卵が汚染すると、自動包装
機を停止させて清掃する必要があり、高速化を要請され
ている包装処理の能率を著しく損なうことになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、従来のストッパ機構を改良して、鶏卵放
出時に起こるア−ムの跳ね上がりを防止することにあ
る。
とする課題は、従来のストッパ機構を改良して、鶏卵放
出時に起こるア−ムの跳ね上がりを防止することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の特徴は、以下
の点にある。即ち、ホルダは対設された1組の構成体か
らなり、構成体は、揺動自在な構成体の支持点から延出
するア−ムと、支持点からア−ムと反対側へ延出する後
部に錘とを有する。
の点にある。即ち、ホルダは対設された1組の構成体か
らなり、構成体は、揺動自在な構成体の支持点から延出
するア−ムと、支持点からア−ムと反対側へ延出する後
部に錘とを有する。
【0016】そして、対向して鶏卵を受け取り、保持、
放出するア−ムを、単列コンベヤからの鶏卵の放出を待
機する間は鶏卵受け取り可能に、後部の底面に係止して
錘によるア−ムの上への回動を阻止し、鶏卵を受け取っ
て放出するまでは鶏卵を保持可能に、後部上面に係止し
て鶏卵の重みによるア−ムの下への回動を阻止し、鶏卵
の放出時には、回動して後部上面に係止しないで、後部
底面を持ち上げてア−ムを下へ回動させて停止したの
ち、待機状態に復位するストッパを移替え装置に設け
る。
放出するア−ムを、単列コンベヤからの鶏卵の放出を待
機する間は鶏卵受け取り可能に、後部の底面に係止して
錘によるア−ムの上への回動を阻止し、鶏卵を受け取っ
て放出するまでは鶏卵を保持可能に、後部上面に係止し
て鶏卵の重みによるア−ムの下への回動を阻止し、鶏卵
の放出時には、回動して後部上面に係止しないで、後部
底面を持ち上げてア−ムを下へ回動させて停止したの
ち、待機状態に復位するストッパを移替え装置に設け
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図1、図2に於いて、21はこの
発明に係る一対のストッパで、21aはア−ム9の下へ
の過度の回動を阻止する上ストッパ部で、従来のストッ
パ12に対応する。21bは下ストッパ部で、ア−ム9
の上への過度の回動を阻止するため、図1で示す鶏卵の
受け取り待機状態で、錘11に当接する。このストッパ
21は、この実施の形態では、上ストッパ部21aと下
ストッパ部21bとが別部材で形成され、上ストッパ部
21aの基部に下ストッパ部21bの基部が固定されて
る。もとよりストッパ21を一部材で形成することもで
きる。
発明に係る一対のストッパで、21aはア−ム9の下へ
の過度の回動を阻止する上ストッパ部で、従来のストッ
パ12に対応する。21bは下ストッパ部で、ア−ム9
の上への過度の回動を阻止するため、図1で示す鶏卵の
受け取り待機状態で、錘11に当接する。このストッパ
21は、この実施の形態では、上ストッパ部21aと下
ストッパ部21bとが別部材で形成され、上ストッパ部
21aの基部に下ストッパ部21bの基部が固定されて
る。もとよりストッパ21を一部材で形成することもで
きる。
【0018】22はストッパ21の取付部分が角棒の回
動軸で、ストッパ21が安定に固着されている。この回
動軸22の両端部は丸棒で、図1で示すようにサイドプ
レ−ト2に枢支されている。そしてストッパ21は、6
個のホルダ6の両構成体6aと、6bに作用するよう、
対向して設けられている。このように両構成体6a、6
bに作用するように構成すると、鶏卵Eの放出がより正
確に行えるうえ、従来の補助ストッパ14a、14bが
不要になって、ホルダ6の部品点数が少なくてすむ。但
し構成体6a、6bの一方にのみ作用するよう構成する
こともできるが、ストッパ21が作用しない構成体に
は、補助ストッパ14a、14bが必要となる。
動軸で、ストッパ21が安定に固着されている。この回
動軸22の両端部は丸棒で、図1で示すようにサイドプ
レ−ト2に枢支されている。そしてストッパ21は、6
個のホルダ6の両構成体6aと、6bに作用するよう、
対向して設けられている。このように両構成体6a、6
bに作用するように構成すると、鶏卵Eの放出がより正
確に行えるうえ、従来の補助ストッパ14a、14bが
不要になって、ホルダ6の部品点数が少なくてすむ。但
し構成体6a、6bの一方にのみ作用するよう構成する
こともできるが、ストッパ21が作用しない構成体に
は、補助ストッパ14a、14bが必要となる。
【0019】ストッパ21のロック手段と回動手段とに
ついて、図3、図4により説明する。まずロック手段を
示す図3に於いて、23は従動ア−ムで、サイドプレ−
ト2から外側へ突出する回動軸22の一端に基部を固定
されている。24は当て部材で、従動ア−ム23の先端
部上に固定されている。25は取付部材であって、サイ
ドプレ−ト2に固定されており、この取付部材25に
は、フックピン26の基部が固定されている。
ついて、図3、図4により説明する。まずロック手段を
示す図3に於いて、23は従動ア−ムで、サイドプレ−
ト2から外側へ突出する回動軸22の一端に基部を固定
されている。24は当て部材で、従動ア−ム23の先端
部上に固定されている。25は取付部材であって、サイ
ドプレ−ト2に固定されており、この取付部材25に
は、フックピン26の基部が固定されている。
【0020】27はフックで、基部をフックピン26に
枢着されて、ホルダ6が鶏卵待機、及び保持状態で従動
ア−ム23に係止し、回動軸22をロックしている。2
7aは脚部で、フックピン26の下方で内側へ突出する
(図5参照)。28はカラ−でフックピンの頂部に固定
されている。29はカラ−28に螺着したビス、30は
フックに螺着したボルトで、フックピン26に外装した
復帰用のフックバネ31の両端は、ビス29、ボルト3
0に係止されている。なお、Rは解除棒で、フック27
の下方でサイドフレ−ムSFに固定されている。
枢着されて、ホルダ6が鶏卵待機、及び保持状態で従動
ア−ム23に係止し、回動軸22をロックしている。2
7aは脚部で、フックピン26の下方で内側へ突出する
(図5参照)。28はカラ−でフックピンの頂部に固定
されている。29はカラ−28に螺着したビス、30は
フックに螺着したボルトで、フックピン26に外装した
復帰用のフックバネ31の両端は、ビス29、ボルト3
0に係止されている。なお、Rは解除棒で、フック27
の下方でサイドフレ−ムSFに固定されている。
【0021】次に回動手段を示す図4に於いて、32は
主動ア−ムで、回動軸22の他端に固定されている。3
3は主動ア−ム32の下端に螺着したボルト、34はサ
イドプレ−ト2に螺着したボルトで、両ボルト33、3
4にはア−ムバネ35が張設されている。なお、36は
ウレタン製のストッパで、サイドプレ−ト2に固定され
ている。
主動ア−ムで、回動軸22の他端に固定されている。3
3は主動ア−ム32の下端に螺着したボルト、34はサ
イドプレ−ト2に螺着したボルトで、両ボルト33、3
4にはア−ムバネ35が張設されている。なお、36は
ウレタン製のストッパで、サイドプレ−ト2に固定され
ている。
【0022】そこで、図1及び図8で示すように、ホル
ダ6が鶏卵Eの放出を待って待機している状態では、当
て部材24は上フレ−ムUFに当接し、フック27が従
動ア−ム23に係止して回動軸22が固定され、ホルダ
6はストッパ21の下ストッパ部21bに当接してい
る。
ダ6が鶏卵Eの放出を待って待機している状態では、当
て部材24は上フレ−ムUFに当接し、フック27が従
動ア−ム23に係止して回動軸22が固定され、ホルダ
6はストッパ21の下ストッパ部21bに当接してい
る。
【0023】図9のように、放出された鶏卵Eをホルダ
6が受け取ると、ホルダ6は上ストッパ部21aに当接
し、鶏卵Eを保持する。従動ア−ム23はフック27に
固定されたままである。移替え装置が所定数の鶏卵Eを
受け取ると、この状態を維持してサイドプレ−ト2が降
下する。
6が受け取ると、ホルダ6は上ストッパ部21aに当接
し、鶏卵Eを保持する。従動ア−ム23はフック27に
固定されたままである。移替え装置が所定数の鶏卵Eを
受け取ると、この状態を維持してサイドプレ−ト2が降
下する。
【0024】サイドプレ−ト2、即ちホルダ6が放出点
まで降下すると、降下するフック27の脚部27aに解
除棒Rが当接して、脚部27aが押し上げられるため、
図5、図6のようにフック27の先端が外側へ回動し、
従動ア−ム23の係止が解除される。そこで、図7のよ
うに、ア−ムバネ35により主動ア−ム32が回動する
結果、図10のように、ストッパ21も回動する。そし
て、上ストッパ部21aは後部10の上面に係止しない
で、下ストッパ21bでホルダ6の錘11を押し上げる
ので、ア−ム9は下方への回動する。そのため、鶏卵E
の重みで対向するア−ム9が押し拡げられてその間隔が
開き、鶏卵Eが放出される。ストッパ21の回動は、主
動ア−ム32がストッパ36に当接して停止する。
まで降下すると、降下するフック27の脚部27aに解
除棒Rが当接して、脚部27aが押し上げられるため、
図5、図6のようにフック27の先端が外側へ回動し、
従動ア−ム23の係止が解除される。そこで、図7のよ
うに、ア−ムバネ35により主動ア−ム32が回動する
結果、図10のように、ストッパ21も回動する。そし
て、上ストッパ部21aは後部10の上面に係止しない
で、下ストッパ21bでホルダ6の錘11を押し上げる
ので、ア−ム9は下方への回動する。そのため、鶏卵E
の重みで対向するア−ム9が押し拡げられてその間隔が
開き、鶏卵Eが放出される。ストッパ21の回動は、主
動ア−ム32がストッパ36に当接して停止する。
【0025】放出を終えてサイドプレ−ト2が上昇し
て、ホルダ6が図8の位置に復位すると、当て部材24
が上フレ−ムUFに当接するため、ア−ムバネ35に抗
して従動ア−ム23が下へ回動して、図3の位置に復位
する。そしてフック27は、フックバネ31によって従
動ア−ム23を係止する。ストッパ21も従動ア−ム2
3の回動とともに回動して図1、図8の位置に復位し、
下ストッパ部21bでア−ム9の下への回動を阻止す
る。
て、ホルダ6が図8の位置に復位すると、当て部材24
が上フレ−ムUFに当接するため、ア−ムバネ35に抗
して従動ア−ム23が下へ回動して、図3の位置に復位
する。そしてフック27は、フックバネ31によって従
動ア−ム23を係止する。ストッパ21も従動ア−ム2
3の回動とともに回動して図1、図8の位置に復位し、
下ストッパ部21bでア−ム9の下への回動を阻止す
る。
【0026】前述のように従来のストッパ12は、鶏卵
E放出時にア−ム9の跳ね上がりを阻止する手段を設け
ていなかったが、この発明のストッパ21は、下ストッ
パ部21bでア−ム9を下へ回動させるため、鶏卵E放
出の反動でア−ム9が跳ね上がる危険がない。
E放出時にア−ム9の跳ね上がりを阻止する手段を設け
ていなかったが、この発明のストッパ21は、下ストッ
パ部21bでア−ム9を下へ回動させるため、鶏卵E放
出の反動でア−ム9が跳ね上がる危険がない。
【0027】
【発明の効果】ストッパに下ストッパ部を設けたことに
より、ホルダが鶏卵を放出したとき、反動によるア−ム
の跳ね上がりを防止できるので、鶏卵を待機する容器の
収容座へ正確、安全に放出でき、損傷した鶏卵を取り除
く作業や、清掃の手間がかからなくなるうえ、自動包装
装置の停止による稼働率の低下を防ぐことができる。
より、ホルダが鶏卵を放出したとき、反動によるア−ム
の跳ね上がりを防止できるので、鶏卵を待機する容器の
収容座へ正確、安全に放出でき、損傷した鶏卵を取り除
く作業や、清掃の手間がかからなくなるうえ、自動包装
装置の停止による稼働率の低下を防ぐことができる。
【0028】ストッパを設けた側の構成体には、補助ス
トッパを設ける必要がないので、ホルダの部品点数を少
なくでき、コスト低減を図れる。
トッパを設ける必要がないので、ホルダの部品点数を少
なくでき、コスト低減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホルダ、ストッパの配設を示す正面図である。
【図2】移替え装置の要部平面図である。
【図3】ストッパのロック手段の正面図である。
【図4】ストッパの回動手段の正面図である。
【図5】従動ア−ムのフックが解除された状態を示す側
面図である。
面図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】主動ア−ムが作動した状態を示す正面図であ
る。
る。
【図8】ホルダが待機状態の要部正面図である。
【図9】ホルダが鶏卵を受け取って保持する状態の要部
正面図である。
正面図である。
【図10】ホルダが鶏卵を放出する状態の要部正面図で
ある。
ある。
【図11】従来のストッパを用いたホルダが待機状態の
要部正面図である。
要部正面図である。
【図12】従来のストッパを用いたホルダが、鶏卵を受
け取って保持する状態の要部正面図である。
け取って保持する状態の要部正面図である。
【図13】従来のストッパを用いたホルダが、鶏卵を放
出する状態の要部正面図である。
出する状態の要部正面図である。
1 移替え装置 2 サイドプレ−ト 6 ホルダ 6a、6b構成体 9 ア−ム 11 錘 21 ストッパ 22 回動軸 23 従動ア−ム 27 フック 32 主動ア−ム 35 ア−ムバネ UF 上フレ−ム R 解除棒
Claims (2)
- 【請求項1】 単列コンベヤから放出された鶏卵を受け
取り、所定数に達すると降下して、下方で待機する容器
に放出する移替え装置に設けられるもので、ホルダは対
設された1組の構成体からなり、構成体は、揺動自在な
構成体の支持点から延出するア−ムと、支持点からア−
ムと反対側へ延出する後部に錘とを有し、対向して鶏卵
を受け取り、保持、放出するア−ムを、単列コンベヤか
らの鶏卵の放出を待機する間は鶏卵受け取り可能に、後
部の底面に係止して錘によるア−ムの上への回動を阻止
し、鶏卵を受け取って放出するまでは鶏卵を保持可能
に、後部上面に係止して鶏卵の重みによるア−ムの下へ
の回動を阻止し、鶏卵の放出時には、回動して後部上面
に係止しないで、後部底面を持ち上げてア−ムを下へ回
動させて停止したのち、待機状態に復位するストッパを
設けたことを特徴とする鶏卵移替え装置に於けるホルダ
ストッパ機構。 - 【請求項2】 ストッパには、ストッパを、鶏卵の放出
時に回動させる回動手段と、鶏卵の受け取り待機、及び
放出までの保持の間は固定し、放出後待機状態に復位さ
せるロック手段とが設けられている請求項1の鶏卵移替
え装置に於けるホルダストッパ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15761896A JPH09315410A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 鶏卵移替え装置に於けるホルダストッパ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15761896A JPH09315410A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 鶏卵移替え装置に於けるホルダストッパ機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09315410A true JPH09315410A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15653673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15761896A Pending JPH09315410A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 鶏卵移替え装置に於けるホルダストッパ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09315410A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100908598B1 (ko) * | 2009-02-18 | 2009-07-21 | 양인근 | 계란 포장기 |
KR101443659B1 (ko) * | 2013-03-08 | 2014-09-30 | 양인근 | 계란 포장기 |
CN105000340A (zh) * | 2015-07-27 | 2015-10-28 | 上海富朗德机械设备有限公司 | 一种小ems提升机的自关闭重力锁 |
-
1996
- 1996-05-29 JP JP15761896A patent/JPH09315410A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100908598B1 (ko) * | 2009-02-18 | 2009-07-21 | 양인근 | 계란 포장기 |
KR101443659B1 (ko) * | 2013-03-08 | 2014-09-30 | 양인근 | 계란 포장기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041228 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050616 |