JPH09301315A - パッキングステ−ションに於ける許容容器範囲の自在化機構 - Google Patents
パッキングステ−ションに於ける許容容器範囲の自在化機構Info
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- JPH09301315A JPH09301315A JP8139485A JP13948596A JPH09301315A JP H09301315 A JPH09301315 A JP H09301315A JP 8139485 A JP8139485 A JP 8139485A JP 13948596 A JP13948596 A JP 13948596A JP H09301315 A JPH09301315 A JP H09301315A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B23/00—Packaging fragile or shock-sensitive articles other than bottles; Unpacking eggs
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65B23/00—Packaging fragile or shock-sensitive articles other than bottles; Unpacking eggs
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- B65B23/06—Arranging, feeding, or orientating the eggs to be packed; Removing eggs from trays or cartons
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B35/00—Supplying, feeding, arranging or orientating articles to be packaged
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- Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 単列コンベヤから受け取った鶏卵を、容器に
放出するため、ホルダピッチを容器の収容座の横列のピ
ッチに合わせられる範囲を拡大して自在化する。 【解決手段】 シャフト7に支持されるホルダ2の間隔
の広がり阻止するプルプレ−ト23と、ロッド34に枢
着されて回動する駆動プレ−ト30とに、カムフォロア
25を有する駆動シャフト24が前記シャフトと直交枢
支され、ロッドの降下に伴いカムフォロアを沿わせて移
動させて、駆動シャフトを内側への横移動と降下とを行
わせ、鶏卵放出点で容器Cの収容座のピッチにホルダピ
ッチを合わせる、前記シャフトは平行な垂直平面内で角
度調整可能な絞りカム26が設けられている。絞りカム
の角度を調整すれば、ホルダピッチを広範囲に拡縮で
き、1台のパッキングステ−ションでの許容容器範囲を
自在化できる。
放出するため、ホルダピッチを容器の収容座の横列のピ
ッチに合わせられる範囲を拡大して自在化する。 【解決手段】 シャフト7に支持されるホルダ2の間隔
の広がり阻止するプルプレ−ト23と、ロッド34に枢
着されて回動する駆動プレ−ト30とに、カムフォロア
25を有する駆動シャフト24が前記シャフトと直交枢
支され、ロッドの降下に伴いカムフォロアを沿わせて移
動させて、駆動シャフトを内側への横移動と降下とを行
わせ、鶏卵放出点で容器Cの収容座のピッチにホルダピ
ッチを合わせる、前記シャフトは平行な垂直平面内で角
度調整可能な絞りカム26が設けられている。絞りカム
の角度を調整すれば、ホルダピッチを広範囲に拡縮で
き、1台のパッキングステ−ションでの許容容器範囲を
自在化できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動包装機によ
る一連の鶏卵包装処理工程で、単列コンベヤから放出さ
れた鶏卵をいったん受け取ったのち、下方の容器へ移し
替える装置、即ち移替え装置に設けられる、鶏卵を受け
取ったホルダのピッチを、容器の縦横の鶏卵収容座のう
ち、横列の収容座のピッチに合わせる機構に関する。
る一連の鶏卵包装処理工程で、単列コンベヤから放出さ
れた鶏卵をいったん受け取ったのち、下方の容器へ移し
替える装置、即ち移替え装置に設けられる、鶏卵を受け
取ったホルダのピッチを、容器の縦横の鶏卵収容座のう
ち、横列の収容座のピッチに合わせる機構に関する。
【0002】
【従来の技術】自動包装機により業務用、小売用を問わ
ず容器に鶏卵を詰めるとき、単列コンベヤで所定のパッ
キングステ−ションへ搬送されてきて、単列コンベヤか
ら放出された鶏卵を上下動するホルダに受け取り、一定
個数に達するまで保持し、一定個数に達すると、容器コ
ンベヤで搬送されてきて待機している容器へ放出する機
構が必要となる。このような鶏卵の移替え装置は、例え
ば特公平6−2491号公報に記載されている。
ず容器に鶏卵を詰めるとき、単列コンベヤで所定のパッ
キングステ−ションへ搬送されてきて、単列コンベヤか
ら放出された鶏卵を上下動するホルダに受け取り、一定
個数に達するまで保持し、一定個数に達すると、容器コ
ンベヤで搬送されてきて待機している容器へ放出する機
構が必要となる。このような鶏卵の移替え装置は、例え
ば特公平6−2491号公報に記載されている。
【0003】ところで、図7で示すように、図示しない
単列コンベヤの鶏卵を保持するカップのピッチと、容器
の鶏卵収容座の横列のピッチとは、単列コンベヤの構造
上の制約、容器の種類や大きさの制限などから異なって
いる。そして移替え装置1が具備するホルダ2のピッチ
P1は、単列コンベヤのカップのピッチと等しく形成さ
れているので、ホルダ2が鶏卵Eを放出するときには、
ホルダ2のピッチP1を容器Cの鶏卵収容座41のピッ
チP2に合わせる機構がなければならない。上記の特公
平6−2491号公報記載の鶏卵の移替え装置は、この
要請に応えるものである。
単列コンベヤの鶏卵を保持するカップのピッチと、容器
の鶏卵収容座の横列のピッチとは、単列コンベヤの構造
上の制約、容器の種類や大きさの制限などから異なって
いる。そして移替え装置1が具備するホルダ2のピッチ
P1は、単列コンベヤのカップのピッチと等しく形成さ
れているので、ホルダ2が鶏卵Eを放出するときには、
ホルダ2のピッチP1を容器Cの鶏卵収容座41のピッ
チP2に合わせる機構がなければならない。上記の特公
平6−2491号公報記載の鶏卵の移替え装置は、この
要請に応えるものである。
【0004】しかし鶏卵包装用の容器は、縦横の収容座
のピッチが鶏卵の規格(サイズ)や容器の種類によって
異なっているが、縦列のピッチの相違は、自動包装機の
制御盤による容器コンベヤの間欠駆動を制御して対応で
きる。一方横列のピッチは、ピッチの共通が許容されれ
ばその範囲内のみでの容器の使用が可能であった。従っ
て、容器の種類は鶏卵の規格、出荷内容に応じて専有化
されるため、パッキングステ−ションの装備台数が多く
なるのが常識であった。
のピッチが鶏卵の規格(サイズ)や容器の種類によって
異なっているが、縦列のピッチの相違は、自動包装機の
制御盤による容器コンベヤの間欠駆動を制御して対応で
きる。一方横列のピッチは、ピッチの共通が許容されれ
ばその範囲内のみでの容器の使用が可能であった。従っ
て、容器の種類は鶏卵の規格、出荷内容に応じて専有化
されるため、パッキングステ−ションの装備台数が多く
なるのが常識であった。
【0005】前記公報記載の鶏卵の移替え装置は、ホル
ダピッチの調整範囲が限定されており、1台の移替え装
置と容器コンベヤからなるパッキングステ−ションで、
使用される容器の許容範囲が限定される結果、その範囲
内の容器しか使用できない欠点があった。
ダピッチの調整範囲が限定されており、1台の移替え装
置と容器コンベヤからなるパッキングステ−ションで、
使用される容器の許容範囲が限定される結果、その範囲
内の容器しか使用できない欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、単列コンベヤからいったん受け取った鶏
卵を、容器に放出するために、ホルダピッチを容器の収
容座の横列のピッチに合わせられる範囲を拡大して自在
化することにある。
とする課題は、単列コンベヤからいったん受け取った鶏
卵を、容器に放出するために、ホルダピッチを容器の収
容座の横列のピッチに合わせられる範囲を拡大して自在
化することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の特徴は以下の
点にある。両端をサイドプレ−トに固定されたシャフト
に支持される、相互の間隔が可変のホルダ群の外側に設
けられた、ホルダ間隔の広がりを阻止するプルプレ−ト
と、上下動するロッドに枢着されて回動する駆動プレ−
トとに、カムフォロアを有する駆動シャフトが前記シャ
フトと直交して枢支されている。
点にある。両端をサイドプレ−トに固定されたシャフト
に支持される、相互の間隔が可変のホルダ群の外側に設
けられた、ホルダ間隔の広がりを阻止するプルプレ−ト
と、上下動するロッドに枢着されて回動する駆動プレ−
トとに、カムフォロアを有する駆動シャフトが前記シャ
フトと直交して枢支されている。
【0008】そして、ロッドの降下にともなって、カム
フォロアを沿わせて移動させることにより、駆動シャフ
トを内側への横移動と降下とを行わせ、鶏卵の放出点
で、下方に待機する容器の鶏卵収容座のピッチにホルダ
のピッチを合わせる、前記シャフトと平行な垂直面内で
角度を調整可能な絞りカムが設けられている。
フォロアを沿わせて移動させることにより、駆動シャフ
トを内側への横移動と降下とを行わせ、鶏卵の放出点
で、下方に待機する容器の鶏卵収容座のピッチにホルダ
のピッチを合わせる、前記シャフトと平行な垂直面内で
角度を調整可能な絞りカムが設けられている。
【0009】
【発明の実施の形態】まず、図7及び図8により移替え
装置1を簡単に説明すると、公知のホルダ2は、それぞ
れ2本の腕3を対向して延出する2個の構成部材2a、
2bで構成されている。図8で詳細に示すように、4は
ピン、5は復帰用の錘、6は支持台であって、支持台6
に固定された各構成部材2a、2bは、ピン4を支点と
して、図示しないホルダ2の駆動手段の作動で下方へ回
動し、腕3の間隔を開いて単列コンベヤから受け取った
鶏卵Eを、下方に待機している容器Cの鶏卵の収容座4
1に放出する。
装置1を簡単に説明すると、公知のホルダ2は、それぞ
れ2本の腕3を対向して延出する2個の構成部材2a、
2bで構成されている。図8で詳細に示すように、4は
ピン、5は復帰用の錘、6は支持台であって、支持台6
に固定された各構成部材2a、2bは、ピン4を支点と
して、図示しないホルダ2の駆動手段の作動で下方へ回
動し、腕3の間隔を開いて単列コンベヤから受け取った
鶏卵Eを、下方に待機している容器Cの鶏卵の収容座4
1に放出する。
【0010】7はそれぞれ支持台6を摺動自在に挿通し
た2本のシャフトで、両端部には取付台8が摺動自在に
挿通されて、両端は昇降するサイドプレ−ト9に固定さ
れている。そして、隣合う支持台6の間にはシャフト7
に挿通された圧縮バネ10によって、鶏卵Eの受け取り
時に、ホルダ2のピッチP1を図示しない単列コンベヤ
のカップのピッチと等しくしている。11aは内側の、
11bは外側のフレ−ムである。なお、この移替え装置
では、ホルダ2は6個装備されており、従って、横列の
収容座の数が3個、5個の容器にも、自動包装機の制御
盤の指令により対応できる。
た2本のシャフトで、両端部には取付台8が摺動自在に
挿通されて、両端は昇降するサイドプレ−ト9に固定さ
れている。そして、隣合う支持台6の間にはシャフト7
に挿通された圧縮バネ10によって、鶏卵Eの受け取り
時に、ホルダ2のピッチP1を図示しない単列コンベヤ
のカップのピッチと等しくしている。11aは内側の、
11bは外側のフレ−ムである。なお、この移替え装置
では、ホルダ2は6個装備されており、従って、横列の
収容座の数が3個、5個の容器にも、自動包装機の制御
盤の指令により対応できる。
【0011】移替え装置1は、図7中の矢印イの方向へ
鶏卵Eを搬送する単コンベヤの直下に位置して鶏卵Eを
いったん受け取る。そして、同図中の矢印ロの方向へ、
図示しないコンベヤ、例えば、フック付きチェ−ンコン
ベヤで搬送されてきて、移替え装置1の直下で待機する
容器Cへ、サイドプレ−ト9が降下し鶏卵Eを放出す
る。鶏卵Eの放出後はサイドプレ−ト9が上昇して元の
位置に復帰し、単列コンベヤから鶏卵Eを受け取り、容
器Cは収容座41の1列分、即ち縦列のピッチ分だけ搬
送されて待機する。
鶏卵Eを搬送する単コンベヤの直下に位置して鶏卵Eを
いったん受け取る。そして、同図中の矢印ロの方向へ、
図示しないコンベヤ、例えば、フック付きチェ−ンコン
ベヤで搬送されてきて、移替え装置1の直下で待機する
容器Cへ、サイドプレ−ト9が降下し鶏卵Eを放出す
る。鶏卵Eの放出後はサイドプレ−ト9が上昇して元の
位置に復帰し、単列コンベヤから鶏卵Eを受け取り、容
器Cは収容座41の1列分、即ち縦列のピッチ分だけ搬
送されて待機する。
【0012】次に図1、図2、図3、及び図7により、
本発明を説明する。この許容容器範囲の自在化機構は、
移替え装置1の左右のそれぞれ前後に設けられる。21
は両端をフレ−ム11bに枢着された調整シャフト、2
2は調整シャフト21の上方で両端部をフレ−ム11a
に枢支された回動シャフトで、いずれもシャフト7と直
交する。
本発明を説明する。この許容容器範囲の自在化機構は、
移替え装置1の左右のそれぞれ前後に設けられる。21
は両端をフレ−ム11bに枢着された調整シャフト、2
2は調整シャフト21の上方で両端部をフレ−ム11a
に枢支された回動シャフトで、いずれもシャフト7と直
交する。
【0013】23は各取付台8に固定されている左右の
プルプレ−トで、駆動シャフト24をシャフト7と直交
させて枢支している。この駆動シャフト24の両端部に
は、ロ−ラを用いたカムフォロア25が枢着されてい
る。26は絞りカムで、上端部はピン27によってフレ
−ム11aの側面に枢着されている。図3で示すよう
に、絞りカム26の背面はカムフォロア25が当接して
転動する部分で、絞りカム26が直立姿勢のときに、内
側へ斜降する、斜降平面部26aに続く上方へ凸の曲面
部26b、曲面部26bに続く下方へ降下する降下平面
部26cから形成される。
プルプレ−トで、駆動シャフト24をシャフト7と直交
させて枢支している。この駆動シャフト24の両端部に
は、ロ−ラを用いたカムフォロア25が枢着されてい
る。26は絞りカムで、上端部はピン27によってフレ
−ム11aの側面に枢着されている。図3で示すよう
に、絞りカム26の背面はカムフォロア25が当接して
転動する部分で、絞りカム26が直立姿勢のときに、内
側へ斜降する、斜降平面部26aに続く上方へ凸の曲面
部26b、曲面部26bに続く下方へ降下する降下平面
部26cから形成される。
【0014】28は調整プレ−トであって、調整シャフ
ト21に固定されており、絞りカム26の下部外側面に
当接する。29は角度調整手段のノブで、調整シャフト
21の一方の外端(図1では後端)に固定されている。
調整プレ−ト28は、ノブ29を回動させることによ
り、ピン27を支点として、シャフト7と平行する垂直
面内で、絞りカム26の角度を調整することができる。
角度調整手段として、例えば移替え装置の操作盤から操
作されるソレノイド、或いは鋼性ワイヤやロッドを開し
てのコントロ−ル機構を用いることもできる。
ト21に固定されており、絞りカム26の下部外側面に
当接する。29は角度調整手段のノブで、調整シャフト
21の一方の外端(図1では後端)に固定されている。
調整プレ−ト28は、ノブ29を回動させることによ
り、ピン27を支点として、シャフト7と平行する垂直
面内で、絞りカム26の角度を調整することができる。
角度調整手段として、例えば移替え装置の操作盤から操
作されるソレノイド、或いは鋼性ワイヤやロッドを開し
てのコントロ−ル機構を用いることもできる。
【0015】30は駆動プレ−トで、下端を回動シャフ
ト22の外端に固定され、上部には外側へ斜降する長孔
31が貫設されている。この長孔31には、駆動シャフ
ト24の外端に枢着された、カムフォロア25と同径の
ガイドロ−ラ32が当接して転動自在に嵌め込まれてい
る。
ト22の外端に固定され、上部には外側へ斜降する長孔
31が貫設されている。この長孔31には、駆動シャフ
ト24の外端に枢着された、カムフォロア25と同径の
ガイドロ−ラ32が当接して転動自在に嵌め込まれてい
る。
【0016】33は図外モ−タで回転するクランクア−
ム、34はロッドで、下端をクランクア−ム33に枢着
され、上端は駆動プレ−ト30の一方の外端(図面では
後端)に枢着されている。
ム、34はロッドで、下端をクランクア−ム33に枢着
され、上端は駆動プレ−ト30の一方の外端(図面では
後端)に枢着されている。
【0017】そこで、クランクア−ム33が回転する
と、ロッド34は上下動をする。ロッド34の下方への
移動は、ガイドロ−ラ32を長孔31に沿って移動させ
て、駆動プレ−ト30を回動シャフト22を支点として
内側へ回動させるとともに、駆動シャフト24を同方向
へ回動させる。この駆動シャフト24の運動は、プルプ
レ−ト23、又ホルダ2を同方向へ移動させる。
と、ロッド34は上下動をする。ロッド34の下方への
移動は、ガイドロ−ラ32を長孔31に沿って移動させ
て、駆動プレ−ト30を回動シャフト22を支点として
内側へ回動させるとともに、駆動シャフト24を同方向
へ回動させる。この駆動シャフト24の運動は、プルプ
レ−ト23、又ホルダ2を同方向へ移動させる。
【0018】鶏卵Eの規格によりこれを詰める容器Cの
ピッチP2が決まるので、鶏卵Eの規格に応じて移替え
装置1の放出点に於けるホルダ2の間隔を、ピッチP2
に一致させるよう、絞りカム26、及び調整プレ−ト2
8の形状を、予め設定しておく。又、フレ−ム11に
は、鶏卵Eの規格に対応したノブ29の停止位置、即ち
調整プレ−ト28に規制される絞りカム26の角度を示
す表示を設けておく。
ピッチP2が決まるので、鶏卵Eの規格に応じて移替え
装置1の放出点に於けるホルダ2の間隔を、ピッチP2
に一致させるよう、絞りカム26、及び調整プレ−ト2
8の形状を、予め設定しておく。又、フレ−ム11に
は、鶏卵Eの規格に対応したノブ29の停止位置、即ち
調整プレ−ト28に規制される絞りカム26の角度を示
す表示を設けておく。
【0019】いま図1のように、包装処理する鶏卵Eが
大卵の場合には、容器CのピッチP2も大きくなるの
で、調整プレ−ト28を回動させて、絞りカム26を直
立させる。ロッド34の降下前、即ち鶏卵Eをホルダ2
が受け取った時、絞りカム26の斜降平面部26aは内
側へ斜降し、降下平面部26cは直立している。そして
カムフォロア25は斜降平面部26aの始端(外側端)
に当接している。
大卵の場合には、容器CのピッチP2も大きくなるの
で、調整プレ−ト28を回動させて、絞りカム26を直
立させる。ロッド34の降下前、即ち鶏卵Eをホルダ2
が受け取った時、絞りカム26の斜降平面部26aは内
側へ斜降し、降下平面部26cは直立している。そして
カムフォロア25は斜降平面部26aの始端(外側端)
に当接している。
【0020】ロッド34が下降すると、カムフォロア2
5が斜降平面部26aに沿って移動するので、駆動シャ
フト24は斜降する。その結果、対向するプルプレ−ト
23は次第に接近して、ホルダ2の間隔を狭めながら降
下する。次いでカムフォロア25は、スム−スに曲面部
26bに沿って移動したのち、降下平面部26cに沿っ
て降下する。
5が斜降平面部26aに沿って移動するので、駆動シャ
フト24は斜降する。その結果、対向するプルプレ−ト
23は次第に接近して、ホルダ2の間隔を狭めながら降
下する。次いでカムフォロア25は、スム−スに曲面部
26bに沿って移動したのち、降下平面部26cに沿っ
て降下する。
【0021】図4は、ホルダ2が容器Cへの鶏卵Eの放
出点に到達した状態を示す。カムフォロア25が降下平
面部26cの終点に入ったときには、既にホルダ2のピ
ッチP1は、容器Cの収容座のピッチP2と等しくなっ
ており、降下平面部26cの終点、即ち放出点で、鶏卵
Eは放出される。カムフォロア25の内側横方向の移動
は、降下平面部26c、曲面部26bで大きく稼ぐこと
ができるので、ホルダ2の間隔を、鶏卵Eの移替えの初
期に狭めて、容器Cの収容座41のピッチP2に合わせ
たのちは、垂直にホルダ2を降下させて鶏卵Eを放出さ
せる。ロッド34が上昇すると、前記の逆にカムフォロ
ア25は移動して、ホルダ2は図1の位置に復帰する。
出点に到達した状態を示す。カムフォロア25が降下平
面部26cの終点に入ったときには、既にホルダ2のピ
ッチP1は、容器Cの収容座のピッチP2と等しくなっ
ており、降下平面部26cの終点、即ち放出点で、鶏卵
Eは放出される。カムフォロア25の内側横方向の移動
は、降下平面部26c、曲面部26bで大きく稼ぐこと
ができるので、ホルダ2の間隔を、鶏卵Eの移替えの初
期に狭めて、容器Cの収容座41のピッチP2に合わせ
たのちは、垂直にホルダ2を降下させて鶏卵Eを放出さ
せる。ロッド34が上昇すると、前記の逆にカムフォロ
ア25は移動して、ホルダ2は図1の位置に復帰する。
【0022】図5及び図6は、包装処理する鶏卵Eが小
卵の場合を示す。この場合は、図5のように、ノブ29
を反時計回りに回動させて、絞りカム26の先端を外側
へ傾斜させる。ロッド34の降下前には、カムフォロア
25は、絞りカム26のほぼ水平な斜降平面部26aに
当接している。
卵の場合を示す。この場合は、図5のように、ノブ29
を反時計回りに回動させて、絞りカム26の先端を外側
へ傾斜させる。ロッド34の降下前には、カムフォロア
25は、絞りカム26のほぼ水平な斜降平面部26aに
当接している。
【0023】ロッド34が降下すると、カムフォロア2
5は曲面部26bへスム−スに移動したのち、斜降する
降下平面部26cに沿ってスム−スに移動する。カムフ
ォロア25の内側横方向の移動は、斜降平面部26a、
曲面部26bで大きく稼がれるので、ホルダ2の間隔を
初期に狭めることができる。ホルダ2は、その後ほぼ直
立する降下平面26cに沿って垂直に近い角度で斜降
し、図6で示すように放出点で鶏卵Eを容器Cに放出す
る。
5は曲面部26bへスム−スに移動したのち、斜降する
降下平面部26cに沿ってスム−スに移動する。カムフ
ォロア25の内側横方向の移動は、斜降平面部26a、
曲面部26bで大きく稼がれるので、ホルダ2の間隔を
初期に狭めることができる。ホルダ2は、その後ほぼ直
立する降下平面26cに沿って垂直に近い角度で斜降
し、図6で示すように放出点で鶏卵Eを容器Cに放出す
る。
【0024】
【発明の効果】1台で複数種類の容器に対応できる。従
来では異なる規格の容器を、規格ごとに専用の容器コン
ベヤで搬送させなければならず、7〜8列のパッキング
ステ−ションを設置しなければならなかった。しかしこ
の発明では、5列のパッキングステ−ションでたりる。
例えば、横列の個数が同数の5個である、テ−ブルエッ
グ用10個詰め容器、10Kg箱詰め業務用40個詰め
トレ−、同45個詰めトレ−、原卵搬送用30個詰めト
レ−に限定さない。又、実施の形態のようにホルダを6
個設けたことにより、横列の収容座の個数が3個、5個
の容器も同様に、共通包装列数として、従来の許容範囲
を越えて使用できる。
来では異なる規格の容器を、規格ごとに専用の容器コン
ベヤで搬送させなければならず、7〜8列のパッキング
ステ−ションを設置しなければならなかった。しかしこ
の発明では、5列のパッキングステ−ションでたりる。
例えば、横列の個数が同数の5個である、テ−ブルエッ
グ用10個詰め容器、10Kg箱詰め業務用40個詰め
トレ−、同45個詰めトレ−、原卵搬送用30個詰めト
レ−に限定さない。又、実施の形態のようにホルダを6
個設けたことにより、横列の収容座の個数が3個、5個
の容器も同様に、共通包装列数として、従来の許容範囲
を越えて使用できる。
【0025】斜降平面と降下平面とが曲面部で滑らかに
繋げられている絞りカムに、カムフォロアが回転しなが
ら各面を移動するので、容器のピッチに合わせるための
ホルダの間隔縮小、及び鶏卵放出のためのホルダの降下
からなる鶏卵の移替えがスム−スになる。その結果、鶏
卵及び装置に衝撃を与えず、連続的、高速包装処理が可
能である。
繋げられている絞りカムに、カムフォロアが回転しなが
ら各面を移動するので、容器のピッチに合わせるための
ホルダの間隔縮小、及び鶏卵放出のためのホルダの降下
からなる鶏卵の移替えがスム−スになる。その結果、鶏
卵及び装置に衝撃を与えず、連続的、高速包装処理が可
能である。
【0026】鶏卵を容器の収容座に放出するため、ホル
ダ間隔をホルダ下降の初期に縮められて、その後のホル
ダ降下が鉛直ないし鉛直に近い軌跡で行われるので、鶏
卵に安全、正確にことなく移替えができる。
ダ間隔をホルダ下降の初期に縮められて、その後のホル
ダ降下が鉛直ないし鉛直に近い軌跡で行われるので、鶏
卵に安全、正確にことなく移替えができる。
【図1】単列コンベヤからの大卵受け取り待機時の側面
図である。
図である。
【図2】正面図である。
【図3】絞りカムの側面図である。
【図4】大卵放出点に於ける側面図である。
【図5】単列コンベヤからの小卵受け取り待機時の側面
図である。
図である。
【図6】小卵放出点に於ける側面図である。
【図7】移替え装置の平面図である。
【図8】ホルダの斜視図である。
1 移替え装置 2 ホルダ 9 サイドプレ−ト 11 フレ−ム 21 調整シャフト 22 回動シャフト 23 プルプレ−ト 24 駆動シャフト 25 カムフォロア 26 絞りカム 28 調整プレ−ト 30 駆動プレ−ト
Claims (5)
- 【請求項1】 単列コンベヤからホルダにいったん受け
取った鶏卵を、容器の鶏卵収容座に移し替える装置に設
けられるもので、両端をサイドプレ−トに固定されたシ
ャフトに支持される、相互の間隔が可変のホルダ群の外
側に設けられた、ホルダ間隔の広がりを阻止するプルプ
レ−トと、上下動するロッドに枢着されて回動する駆動
プレ−トとに、カムフォロアを有する駆動シャフトが前
記シャフトと直交して枢支されて、ロッドの降下にとも
なって、カムフォロアを沿わせて移動させることによ
り、駆動シャフトを内側への横移動と降下とを行わせ
る、前記シャフトと平行な垂直面内で角度を調整可能な
絞りカムが設けられているパッキングステ−ションに於
ける許容容器範囲の自在化機構。 - 【請求項2】 直立姿勢の絞りカムは、それぞれカムフ
ォロアが沿って移動する、内側へ斜降する斜降平面部
と、斜降平面部に連続する曲面部と、曲面部と連続する
降下平面部とを有する請求項1のパッキングステ−ショ
ンに於ける許容容器範囲の自在化機構。 - 【請求項3】 絞りカムには、角度調整手段により回動
して外側への傾斜角度を調整可能な、調整プレ−トが当
接している請求項2のパッキングステ−ションに於ける
許容容器範囲の自在化機構。 - 【請求項4】 角度調整手段はノブである請求項3のパ
ッキングステ−ションに於ける許容容器範囲の自在化機
構。 - 【請求項5】 駆動シャフトには、カムフォロアと同径
のガイドロ−ラが取付けられており、駆動プレ−トに
は、転動自在に嵌められたガイドロ−ラが移動して、カ
ムフォロアを絞りカムに沿って移動させる長孔が設けら
れている請求項1ないし4のパッキングステ−ションに
於ける許容容器範囲の自在化機構。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8139485A JPH09301315A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | パッキングステ−ションに於ける許容容器範囲の自在化機構 |
KR1019970016372A KR100195307B1 (ko) | 1996-05-09 | 1997-04-30 | 포장 스테이션에서의 허용용기 범위 자동화 기구체 |
US08/852,908 US5819502A (en) | 1996-05-09 | 1997-05-08 | Shifting apparatus for objects such as eggs |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8139485A JPH09301315A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | パッキングステ−ションに於ける許容容器範囲の自在化機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09301315A true JPH09301315A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=15246357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8139485A Pending JPH09301315A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | パッキングステ−ションに於ける許容容器範囲の自在化機構 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5819502A (ja) |
JP (1) | JPH09301315A (ja) |
KR (1) | KR100195307B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100767280B1 (ko) * | 2006-07-14 | 2007-10-17 | 박준국 | 계란 포장기 |
KR100908598B1 (ko) * | 2009-02-18 | 2009-07-21 | 양인근 | 계란 포장기 |
KR102073177B1 (ko) * | 2019-06-03 | 2020-02-04 | 박준국 | 계란 포장기 |
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CN106379582A (zh) * | 2015-07-31 | 2017-02-08 | 广州市华南畜牧设备有限公司 | 一种鸡蛋包装机系统 |
CN110775624B (zh) * | 2019-11-11 | 2024-06-07 | 苏州顺微机电科技有限公司 | 单动力双向移动机构及扁平件上料机 |
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DK152906C (da) * | 1976-11-12 | 1988-12-05 | Hamba Maschf | Apparat til aftapning af naerings-og nydelsesmidler, navnlig mejeriprodukter, i baegerformede enkeltbeholdere |
US4231213A (en) * | 1979-05-30 | 1980-11-04 | Shibuya Kogyo Kabushikigaisha | Box packing machine |
US4764387A (en) * | 1987-01-30 | 1988-08-16 | Seymour Foods, Inc. | Albumen collection method |
US4918907A (en) * | 1988-01-20 | 1990-04-24 | T W Kutter Inc. | Forming and filling flexible plastic packaging |
JPH062491B2 (ja) * | 1988-09-03 | 1994-01-12 | 共和機械株式会社 | 移し替え装置 |
-
1996
- 1996-05-09 JP JP8139485A patent/JPH09301315A/ja active Pending
-
1997
- 1997-04-30 KR KR1019970016372A patent/KR100195307B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1997-05-08 US US08/852,908 patent/US5819502A/en not_active Expired - Fee Related
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KR102073177B1 (ko) * | 2019-06-03 | 2020-02-04 | 박준국 | 계란 포장기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100195307B1 (ko) | 1999-06-15 |
US5819502A (en) | 1998-10-13 |
KR970074577A (ko) | 1997-12-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040318 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040811 |