JP2508843Y2 - 移動農機における排藁結束装置の根揃え機構 - Google Patents

移動農機における排藁結束装置の根揃え機構

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JP2508843Y2
JP2508843Y2 JP2121290U JP2121290U JP2508843Y2 JP 2508843 Y2 JP2508843 Y2 JP 2508843Y2 JP 2121290 U JP2121290 U JP 2121290U JP 2121290 U JP2121290 U JP 2121290U JP 2508843 Y2 JP2508843 Y2 JP 2508843Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、移動農機における排藁結束装置の根揃え機
構に係るものである。
〔従来の技術〕
従来、排藁搬送装置の後方に排藁結束装置を設けて搬
送された排藁を結束するようにした移動農機において
は、排藁搬送装置の終端から排藁結束装置に向けて回動
する搬送ベルトを設け、その後方に株元揃え装置を設け
たものが知られている(例えば実開昭62-151112号公
報)。
〔本考案が解決しようとする課題〕
ところが、排藁結束装置に向けて搬送ベルトを設けた
だけでは、排藁の株元を押圧して穂先側に寄せることは
できても、後方への搬送力が弱いので、搬送される排藁
量が多かったり排藁姿勢に乱れがある場合には、往々に
して排藁結束装置の前で排藁の詰りを生じ、排藁姿勢が
乱れる不都合がある。このため、その後株元揃え装置で
株元を揃えても、効果的に根揃えすることができなかっ
た。
本考案は上記の如き実情に鑑み、排藁搬送装置からの
排藁を稈身方向穂先側に寄せながら確実に後方へ移送
し、ついで効果的に株元を揃えて常に適正な排藁姿勢で
整然と結束することができる移動農機における排藁結束
装置の根揃え機構を提供することを目的課題としたもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、本考案が講じた技術的手
段、排藁搬送装置の後方に排藁結束装置を設けた移動農
機において、上記排藁搬送装置の搬送終端部と排藁結束
装置との間に、搬送突起を備えた揺動板が平面視におい
て楕円軌跡を画いて往復作動する株元寄せ装置を設ける
と共に、上記揺動板の作動終端から排藁結束装置の結束
室側面に臨んで株元をたたく株元揃え板を設けたことを
特徴とするものである。
考案の作用 したがって本考案によれば、排藁搬送装置で搬送され
た排藁は搬送終端部から株元寄せ装置の搬送突起を備え
た揺動板に引継がれる。ついで、平面視において楕円軌
跡を画いて往復作動する揺動板が排藁にたたき作用と搬
送作用を与えて稈身方向穂先側に寄せると共に株元を揃
えながら排藁結束装置に向けて後方に搬送する。そして
排藁結束装置に送り込まれた排藁を、揺動板の作動終端
から結束室側面に臨んで設けた株元揃え板がたたいて効
果的に株元を揃えるので、常に適正な排藁姿勢として結
束作業を行うことができる。
〔実施例〕
つぎに本考案の実施例を添付した図面に基いて詳述す
る。Aはコンバイン等の移動農機に搭載された脱穀機か
らの排藁搬送装置、Bは排藁搬送装置Aの後方に設けた
排藁結束装置であって、上記排藁結束装置Aと排藁結束
装置Bとの間の株元側に株元寄せ装置Cが設けられてい
る。Dは結束たばの排出装置、E,Fは排藁掻き込み装置
である。
1は上記株元寄せ装置Cの揺動板であって、排藁搬送
装置Aによる搬送終端部の株元位置から排藁結束装置B
の結束室2入口に向っており、該揺動板1が入力軸3か
らの動力によって揺動し、排藁の株元を押圧して稈身方
向穂先側に寄せながら後方の結束室2に搬送する。
すなわち、入力軸3からの動力は傘歯車4,5を介して
縦軸6に伝達され、該縦軸6の下端に設けたクランク部
7がリンク8を介して揺動板1の一端部裏面に連動連結
されている。また上記縦軸6には他の縦軸9およびクラ
ンク軸10がチエン11を介して連動連結されている。そし
て縦軸9の下端に設けたクランク部12を、アーム13,14
を介して揺動板1の他端部裏面に連結することにより、
リンク8とアーム13,14が協働して揺動板1全体を第4
図に示す楕円軌跡(イ)を画いて平行状に往復作動させ
るようになる。また上記揺動板1の表面には、複数の搬
送突起15,15…が設けられている。
16は結束される排藁の株元をたたく株元揃え板であっ
て、該株元揃え板16を取付けた支持杆17の基端部が機体
側に固定した支え腕18の支点軸19に回動自在に軸支され
ていて、株元揃え板16が、前記揺動板1の作動終端位置
から結束室2の側面に臨んでいる。そしてクランク軸10
の上端に設けたクランク部20を株元揃え板16の裏面側に
揺動ロッド21を介して連動連結することにより、揺動す
る株元揃え板16が結束される排藁の株元をたたいて揃え
るようになっている。
22,22は排藁結束装置Bのパッカー、23は感知ドアで
あって、該感知ドア23がパッカー22により集束された排
藁の一定押圧力を感知して作動すると、結束ケース24内
の回転クラッチ機構が作動して、一連の結節、結束たば
放出作用を行うものである。
なお、Gは排藁搬送装置Aの下方に設けた排藁カッタ
装置であって、上下に開閉する案内カバー25の切換によ
り、排藁結束作業と細断放出作業とを行えるようになっ
ている。
上記の如き構成において、移動農機に搭載された脱穀
機が刈取穀稈を脱穀処理し、脱穀後の排藁は排藁搬送装
置Aにより搬送される。ついで搬送終端部まで搬送され
た排藁を株元寄せ装置Cが引継いで後方へ移送し、排藁
結束装置Bのパッカー22,22と排藁掻き込み装置EFによ
り結束室2へ送り込まれる。
そしてパッカー22,22で掻込んだ排藁が一定量に達す
ると、感知ドア23の作動に連動して排藁を結束し、放出
された結束たばは排出装置Dを経て機体側方に搬出され
る。
上記一連の結束作業過程において、排藁搬送装置Aに
よる搬送終端部の株元位置から結束室2入口に向う揺動
板1全体が楕円軌跡(イ)を画いて平行状に往復作動す
るので、搬送終端部から引継がれた排藁には、株元を稈
身方向にたたく作用と後方の結束室2に向う搬送力が作
用する。しかも揺動板1の表面に複数の搬送突起15,15
…が設けられているので、引継がれた排藁を、揺動板1
により順次稈身方向穂先側に寄せると共に株元を揃えな
がら結束室2に向って確実に搬送する。
そして、上記揺動板1の作動終端位置から結束室2の
側面に臨んで揺動する株元揃え板16が設けられているの
で、予め株元が揃った姿勢で結束室2に送り込まれた排
藁が、さらに株元揃え板16でたたかれるので、完全に株
元を揃えた状態で結束することができる。このため排藁
搬送装置Aにより搬送される排藁量が多かったり、排藁
姿勢が乱れていても、常に適正な排藁姿勢として整然と
結束作業を行うことができる。
〔考案の効果〕
これを要するに本考案は、排藁搬送装置の後方に排藁
結束装置を設けた移動農機において、上記排藁搬送装置
の搬送終端部と排藁結束装置との間に、搬送突起を備え
た揺動板が平面視において楕円軌跡を画いて往復作動す
る株元寄せ装置を設けると共に、上記揺動板の作動終端
から排藁結束装置の結束室側面に臨んで株元をたたく株
元揃え板を設けたから、排藁搬送装置からの排藁を後方
に設けた排藁結束装置で結束するに当り、排藁搬送装置
の搬送終端部と排藁結束装置との間で、株元寄せ装置の
揺動板が平面視において楕円軌跡を画いて往復作動する
ので、揺動板のたたき作用と搬送作用とにより、排藁搬
送装置からの排藁を稈身方向穂先側に寄せると共に株元
を揃えながら排藁結束装置に向けて搬送することがで
き、しかも揺動板には搬送突起が備えてあるので、排藁
の詰り等を生ずることなく確実に搬送することができ
る。そして排藁結束装置に送り込まれた排藁は、揺動板
の作動終端から排藁結束装置の結束室側面に臨んで設け
た株元揃え板で更に株元がたたかれるので、予め揺動板
で株元が揃えられた排藁を完全に根揃えすることができ
る。したがって排藁搬送装置からの排藁量が多かった
り、排藁姿勢が乱れていても、常に適正な排藁姿勢とし
て整然と結束作業を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る移動農機における排藁結束装置の根
揃え機構の一実施例を示すものであって、第1図は全体
斜視図、第2図は全体側面図、第3図は要部の拡大側面
図、第4図は第3図の側面図である。 図中、1……揺動板、2……結束室、15……搬送突起、
16……株元揃え板、A……排藁搬送装置、B……排藁結
束装置、C……株元寄せ装置である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】排藁搬送装置の後方に排藁結束装置を設け
    た移動農機において、上記排藁搬送装置の搬送終端部と
    排藁結束装置との間に、搬送突起を備えた揺動板が平面
    視において楕円軌跡を画いて往復作動する株元寄せ装置
    を設けると共に、上記揺動板の作動終端から排藁結束装
    置の結束室側面に臨んで株元をたたく株元揃え板を設け
    たことを特徴とする移動農機における排藁結束装置の根
    揃え機構。
JP2121290U 1990-03-02 1990-03-02 移動農機における排藁結束装置の根揃え機構 Expired - Lifetime JP2508843Y2 (ja)

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JPH03112225U JPH03112225U (ja) 1991-11-18
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