JP2508547B2 - 苦味低減方法及び苦味低減化組成物 - Google Patents

苦味低減方法及び苦味低減化組成物

Info

Publication number
JP2508547B2
JP2508547B2 JP3011584A JP1158491A JP2508547B2 JP 2508547 B2 JP2508547 B2 JP 2508547B2 JP 3011584 A JP3011584 A JP 3011584A JP 1158491 A JP1158491 A JP 1158491A JP 2508547 B2 JP2508547 B2 JP 2508547B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jelly
bitterness
alginate
sodium alginate
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3011584A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04235136A (ja
Inventor
ゆかり 菊田
守一 葵
克巳 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kikkoman Soyfoods Co
Kibun Foods Inc
Original Assignee
Kibun Food Chemifa KK
Kibun Foods Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kibun Food Chemifa KK, Kibun Foods Inc filed Critical Kibun Food Chemifa KK
Priority to JP3011584A priority Critical patent/JP2508547B2/ja
Publication of JPH04235136A publication Critical patent/JPH04235136A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2508547B2 publication Critical patent/JP2508547B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医薬品や健康食品等の中
に間々存在する非常に苦くて摂取しにくい物質の苦味を
低減させる方法及びその苦味を低減化した組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】「良薬は口に苦し」とはいうものの、ひ
どく苦い薬は飲みにくく、特にそれが粉末状であったり
すると幼小児や老人には「のどのつかえ」や「むせ」が
起きて服用に困難をきたすことが少なくない。これは最
近出まわっている健康食品でも同じ様に問題になってい
る。
【0003】これらの苦味問題を出来るだけ緩和して、
苦味のある薬等の物質を摂取しやすくする工夫は従来か
ら種々とられてきた。その代表例が錠剤における糖衣や
剤型のカプセル化である。これらは確立された技術であ
って効果には問題がないが、周知のように工程が多く、
又設備にも多額の費用を要する。又、その他の代表的方
法にシロップ化があるが、シロップ化が困難な物質の場
合には採用できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術に比
べ、より簡便で経済的な苦味のある物質の苦味低減方法
を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は種々研究の結
果、アルギン酸塩を用いれば上記課題を解決できること
を見出し本発明を完成した。即ち本発明は、苦味のある
物質にアルギン酸塩を添加することを特徴とする苦味低
減方法を提供するものである。
【0006】又第2発明として苦味のある物質にアルギ
ン酸塩とその凝固剤と必要により味付け剤を添加しゼリ
ー状にすることを特徴とする苦味低減方法を提供するも
のである。この方法によれば、苦味低減効果がいっそう
向上するとともに粉末状であるが故の飲みにくさも改善
される。さらに第3発明として上記方法によって得られ
た組成物を提供する。
【0007】本発明が対象とする苦味のある物質は、医
薬品の中で苦味が問題となるものであり、又、食品、例
えば健康食品の中で苦味があって摂取しにくい物質であ
る。実施例ではタンニン酸、小柴胡湯及び大豆ペプチド
の例を示すが、これらに限定されないことは勿論であ
る。
【0008】本発明で用いるアルギン酸塩は、水溶性の
アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム等であり、
特にアルギン酸ナトリウムが好ましい。これらのアルギ
ン酸塩を入手するには市販品を購入するのが簡便である
が、アルギン酸塩を含有する海草類から抽出し精製する
か、或いはシュードモナス等の微生物によって産生せし
め、精製したものを塩にして使用してもよい。
【0009】これらのアルギン酸ナトリウム等を溶液に
して用いる場合には、その濃度を0.3〜3.0重量%
にして用いるのが好ましい。アルギン酸ナトリウムの使
用量は、例えば苦味物質がタンニン酸の場合、溶液、ゼ
リー両方ともその0.1g(50ml水溶液)当り0.3
〜0.6gが好ましく、特に0.4〜0.5gが好まし
い。この使用量は小柴胡湯2.5gの場合も同様であ
り、大豆ペプチド50mlの溶液の場合も同様である。し
かし、大豆ペプチドの中にはリン酸塩が含まれており、
ゼリー化の妨げになるので、大豆ペプチドのゼリー化の
際には1.1〜2.0g、より好ましくは1.1〜1.
2gアルギン酸ナトリウムを添加するのがよい。いずれ
にしても、通常の苦味の物質0.1g/50ml水溶液の
場合にはアルギン酸塩は0.3〜0.6g程度添加する
ことが望ましい。
【0010】本発明で用いられる凝固剤としては水溶性
カルシウム塩が使用され、水溶性カルシウム塩としては
リン酸一水素カルシウム、硫酸カルシウム、クエン酸カ
ルシウム、炭酸カルシウム等があげられる。特に好まし
い水溶性カルシウム塩は、リン酸一水素カルシウム、硫
酸カルシウムである。又、凝固剤を用いゼリーにして実
施する場合には他にグルコノデルタラクトンを添加する
ことが好ましい。これら凝固剤の添加量は、アルギン酸
ナトリウムを0.3〜0.6g添加した場合にはリン酸
一水素カルシウムは0.1〜0.2g、グルコデルタラ
クトンは0.7〜1.8gが好ましく、特に前者が0.
1〜0.2g、後者が1.1〜1.2gがもっとも好ま
しい。一方、アルギン酸ナトリウムを1.1〜2.0g
添加する場合には、リン酸一水素カルシウム0.3〜
0.5g、特に0.3〜0.4g、グルコノデルタラク
トンは3.3〜4.0g、特に3.3〜3.4gが好ま
しい。
【0011】又、凝固剤として硫酸カルシウムを用いる
場合には、他にヘキサメタン酸ナトリウム、トリポリリ
ン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、第1リン酸ナ
トリウム、第3リン酸ナトリウムのいずれか1種を添加
することが望ましい。この場合の添加量はアルギン酸ナ
トリウム0.3〜1.0g添加した場合には、硫酸カル
シウム0.1〜0.4g、ヘキサメタリン酸ナトリウム
0.02〜0.1gが好ましい。
【0012】アルギン酸ナトリウム添加量を上記の範囲
よりも低減した場合、苦味軽減効果は低くなり、また、
ゼリー化する時、約15分でゼリー化しないこともあ
る。逆に、添加量を増加させた場合には溶液にすると
き、溶液が高粘度となり、飲み下しが困難になる。ま
た、ゼリー化する時もゼリー配合剤は均一に溶解せず、
溶解不良が生じたり、ゼリーがかたくなり過ぎ食感が悪
くなる。従って、苦味軽減効果を有し、且つゼリーにす
る際、ゼリー剤の溶解性が良く、均一で、表面が平滑
で、食感の比較的良いという効果を有する上記の範囲が
好ましい。
【0013】次に味付ゼリーにする場合には、上記ゼリ
ー化に必要な配合成分の他に味付剤を加える必要があ
る。この味付剤の内味はグラニュー糖やココアといった
呈味成分の他、必要に応じて香料や色素も含まれる。
【0014】このうち呈味成分としては、グラニュー糖
等の砂糖類、ブドウ糖、果糖、乳糖、麦芽糖、水飴、蜂
蜜、甘草エキス、ソルビット、マンニット、ステビオサ
イド、サッカリン、アスパルテーム等の甘味類が主に用
いられる他、ココア、コーヒー、濃縮果汁、乳性飲料等
の嗜好飲料類の添加も好ましい。これらのうちグラニュ
ー糖はアルギン酸ナトリウム、その他の材料の分散剤と
しても有効であり、その添加によりゼリー配合剤の溶解
性を向上せしめ均一なゼリーにするという優れた効果を
有している。
【0015】香料としては、食品の着香料として認めら
れているものならいずれも使用できる。また、色素も食
品用着色料として認められているものの中から選択して
使用すれば良い。
【0016】この味付ゼリー剤の配合の一例を示すと、
アルギン酸ナトリウム1重量部に対しリン酸一水素カル
シウム0.3重量部、グルコノデルタラクトン3重量
部、グラニュー糖24.7重量部、香料0.4重量部、
色素0.4重量部、ココア2.1重量部の例があげられ
る。
【0017】本発明において、苦味物質をアルギン酸塩
溶液にして苦味を低減させる場合には、前記した所定濃
度のアルギン酸塩水溶液中に苦味物質を添加溶解するこ
とによって行う。ゼリーにする場合には、苦味物質と前
記のゼリー剤(アルギン酸ナトリウム、リン酸一水素カ
ルシウム、グルコノデルタラクトン)を混合し、水を加
えて溶解し、撹拌下ゼリー化する。この際アルギン酸ナ
トリウムの優れた凝固性により加熱する必要がなく、常
温下ゼリーになるので、本発明は苦味物質が熱で変質し
やすい場合等に特に有効であるといえる。味付ゼリーに
する場合も上記ゼリー化と同様にして前記の味付ゼリー
剤を加えてゼリー化すればよい。
【0018】
【実施例】以下実施例で本発明を説明する。なお、実施
例中に示す官能テストはパネル人数9人(男5人、女4
人)で行い、評価は++(苦い)、+、±、−、−−
(全く苦味を感じない)で表わした。
【0019】実施例1(タンニン酸の苦味低減) (1)タンニン酸0.1gを水50mlに溶解する。これ
を官能テストの対照例とした。
【0020】(2)〔溶液にする例〕アルギン酸ナトリ
ウム0.4gを水50ml中に徐々に加え、0.8%アル
ギン酸ナトリウム溶液を調製する。これにタンニン酸
0.1gを添加して溶解し溶液とする。この場合、アル
ギン酸ナトリウムを水に加えた際、ままこをつくり溶解
しにくい場合があるので、予めうまく溶解し、0.8%
溶液にしておくことが肝要である。官能テストの結果を
表1に示す。
【0021】(3)〔ゼリーにする例〕タンニン酸0.
1gとアルギン酸ナトリウム0.4gとリン酸一水素カ
ルシウム0.1gとグルコノデルタラクトン1.1gを
混合し、水50mlに溶解した。このものは室温下約15
分でゼリー化した。官能テストの結果を表1に示す。
【0022】(4)〔味付けゼリーにする例〕タンニン
酸0.1g、アルギン酸ナトリウム0.4g、リン酸一
水素カルシウム0.1g、グルコノデルタラクトン1.
1g、チョコレート香料0.1g、色素0.1g、グラ
ニュー糖9.3g、ココアパウダー0.8gを混合し、
水50mlに溶解した。室温下約15分でゼリー化した。
官能テストの結果を表1に示す。
【0023】(5)〔官能テストの結果〕表1に示す通
りである。
【0024】
【表1】 ──────────────────────────────────── 評価 (単位:人) 試験試料 ++ + ± − −− ──────────────────────────────────── (1)対照例 9 0 0 0 0 (2)溶液 3 6 0 0 0 (3)ゼリー 1 1 5 1 1 (4)味付ゼリー 0 0 1 3 5 ──────────────────────────────────── 表1より、アルギン酸ナトリウム溶液にした場合、半数
以上の人に対して苦味が軽減されていることがわかる。
これがゼリー化するとその効果はさらに向上し、味付ゼ
リーにするとほとんど苦味を感じない程になる。なお、
ゼリー化の効果は苦味物質が口中に広まることなく摂取
が可能となったことにも一因があり、且つマスキング効
果も出て、いっそう効果が向上したものと考えられる。
【0025】実施例2(小柴胡湯の苦味低減) 苦味物質として小柴胡湯2.5gを用いた他は実施例1
と同様にして対照例、溶液、ゼリー及び味付ゼリーを調
製し官能テストをした。その結果を表2に示す。
【0026】
【表2】 ──────────────────────────────────── 評価 (単位:人) 試験試料 ++ + ± − −− ──────────────────────────────────── (1)対照例 9 0 0 0 0 (2)溶液 4 5 0 0 0 (3)ゼリー 1 1 2 3 2 (4)味付ゼリー 0 1 1 3 4 ──────────────────────────────────── 表2から小柴胡湯の場合には、アルギン酸ナトリウム溶
液にすると一応半数以上の人が苦味が減ったと感じてい
ることがわかる。ゼリーにするとはっきりと苦味低減効
果が出ており、味付ゼリーにするとさらにその効果が向
上する。
【0027】実施例3(小柴胡湯の苦味低減) 苦味物質として小柴胡湯2.5gを用い、凝固剤を硫酸
カルシウムとした場合の実施例を示す。対照例、溶液に
関しては、実施例1と同様に行い、ゼリー及び味付けゼ
リーの場合は下記に示す通りに調製し、官能テストを行
った。、その結果を表3に示す。
【0028】(1)〔ゼリーにする例〕小柴胡湯2.5
gとアルギン酸ナトリウム0.4gと硫酸カルシウム
0.2gとヘキサメタリン酸ナトリウム0.02gを混
合し、水50mlに溶解した。このものは室温下約15分
でゼリー化した。
【0029】(2)〔味付けゼリーとする例〕小柴胡湯
2.5g、アルギン酸ナトリウム0.4g、硫酸カルシ
ウム0.2gとヘキサメタリン酸ナトリウム0.02
g、チョコレート香料0.1g、色素0.1g、グラニ
ュー糖9.3g、ココアパウダー0.8gを混合し、水
50mlに溶解した。室温下約15分でゼリー化した。
【0030】
【表3】 ──────────────────────────────────── 評価 (単位:人) 試験試料 ++ + ± − −− ──────────────────────────────────── (1)対照例 9 0 0 0 0 (2)溶液 4 5 0 0 0 (3)ゼリー 0 2 2 3 2 (4)味付ゼリー 0 1 1 2 4 ──────────────────────────────────── 表3から、凝固剤を硫酸カルシウムにした場合において
も、実施例2と同様の結果が得られた。
【0031】実施例4(大豆ペプチドの苦味低減) 大豆ペプチドは、豆乳500mlを55℃、30分間プレ
インキュベートし、それに0.25gの酵素液(半井化
学製、ブロメライン0.05%溶液)を加え、さらに5
5℃で90分間インキュベートして調製した(1)この
大豆ペプチド50mlを対照例とする。
【0032】(2)〔溶液例〕大豆ペプチド50mlにア
ルギン酸ナトリウム0.4gを添加し、溶解した。官能
テストの結果は表4に示す。
【0033】(3)〔ゼリー例〕アルギン酸ナトリウム
1.1g、リン酸一水素カルシウム0.3、とグルコノ
デルタラクトン3.3gを混合し、大豆ペプチド50ml
に溶解した。室温下約15分でゼリー化した。官能テス
トの結果を表4に示す。
【0034】(4)〔味付けゼリー例〕上記ゼリー例の
配合に加えてチョコレート香料0.1g、色素0.1
g、コアパウダー0.8g及びグラニュー糖9.3gを
添加し、混合した。これを大豆ペプチド50mlに溶解し
た。室温下、約15分でゼリー化した。官能テストの結
果を表4に示す。
【0035】(5)〔官能テストの結果〕表4に示す通
りである。
【0036】
【表4】 ──────────────────────────────────── 評価 (単位:人) 試験試料 ++ + ± − −− ──────────────────────────────────── (1)対照例 8 0 0 0 0 (2)溶液 0 1 6 1 0 (3)ゼリー 0 1 1 4 2 (4)味付ゼリー 0 0 0 4 4 ──────────────────────────────────── 表4より、アルギン酸ナトリウム溶液にすると苦味が低
減することがわかる。さらにに、ゼリー化するとその効
果はより向上し、味付ゼリーではほぼ完全になる。
【0037】
【発明の効果】本発明は、苦くて服用或いは摂取がしに
くかった物質の苦味が大巾に軽減されるという効果とと
もに、それが粉末状である場合、「のどのつかえ」や
「むせ」が起きて、幼小児、老人等にとって摂取が極め
て困難であったものを容易にするという優れた効果を有
する。また、ゼリー化した場合は、該効果が一段と優
れ、さらに味付等により嗜好品化することも可能であ
る。そして、このゼリー化には加熱の必要がなく、短時
間で行えるという特徴があるので熱に不安定な物質の場
合特に有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23L 1/20 A23L 1/20 E

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苦味のある物質にアルギン酸塩を添加す
    ることを特徴とする苦味低減方法。
  2. 【請求項2】 苦味のある物質にアルギン酸塩とその凝
    固剤と必要により味付け剤を添加しゼリー状にすること
    を特徴とする苦味低減方法。
  3. 【請求項3】 アルギン酸塩がアルギン酸ナトリウムで
    ある「請求項1」又は「請求項2」記載の苦味低減方
    法。
  4. 【請求項4】 凝固剤が水溶性カルシウム塩である「請
    求項2」記載の苦味低減方法。
  5. 【請求項5】 苦味のある物質とアルギン酸塩と必要に
    よりその凝固剤及び/又は味付剤からなる苦味低減化組
    成物。
  6. 【請求項6】 アルギン酸塩がアルギン酸ナトリウムで
    ある「請求項5」記載の苦味低減化組成物。
JP3011584A 1991-01-08 1991-01-08 苦味低減方法及び苦味低減化組成物 Expired - Lifetime JP2508547B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3011584A JP2508547B2 (ja) 1991-01-08 1991-01-08 苦味低減方法及び苦味低減化組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3011584A JP2508547B2 (ja) 1991-01-08 1991-01-08 苦味低減方法及び苦味低減化組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04235136A JPH04235136A (ja) 1992-08-24
JP2508547B2 true JP2508547B2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=11781957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3011584A Expired - Lifetime JP2508547B2 (ja) 1991-01-08 1991-01-08 苦味低減方法及び苦味低減化組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2508547B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1065415C (zh) * 1993-02-05 2001-05-09 花王株式会社 蛋白质和类脂复合体用于改善味觉的用途
US5785984A (en) * 1993-02-05 1998-07-28 Kao Corporation Taste-modifying method and bitterness-decreasing method
US7727552B1 (en) * 1997-03-28 2010-06-01 Eisai R&D Management Co., Ltd. Oral pharmaceutical preparations decreased in bitterness by masking
JP4107842B2 (ja) 2000-03-01 2008-06-25 エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 ポリビニルアルコールを配合した速崩壊性錠剤
JP2003079325A (ja) * 2001-06-28 2003-03-18 Kanebo Ltd ゲル化粉末
CN1867325A (zh) * 2003-10-17 2006-11-22 美德阿利克斯株式会社 含双胍系药剂的胶状制剂
JP2006052169A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Wakoudou Kk ゾル状又はゲル状の服薬補助食品
JP4578330B2 (ja) * 2005-06-03 2010-11-10 株式会社ノエビア アミノ酸含有食品組成物
EP2050448A4 (en) 2006-08-08 2012-01-04 Kissei Pharmaceutical Mouth-dropping tray with masked bitter taste and method of preparation
JP2009067790A (ja) * 2007-08-21 2009-04-02 Nihon Generic Co Ltd エカベトナトリウムの不快な味をマスキングしてなるゼリー状製剤
JP6114506B2 (ja) * 2012-05-25 2017-04-12 サントリーホールディングス株式会社 飲料
JP5719073B2 (ja) * 2014-09-29 2015-05-13 サントリーホールディングス株式会社 飲料
CN108157704B (zh) * 2018-02-08 2021-06-25 广东燕岭生命科技股份有限公司 抗氧化火棘果饮料及其制备方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3142621A (en) * 1961-11-02 1964-07-28 Ciba Geigy Corp Alginate suspensions of oral pharmaceutical compositions with improved taste qualities
JPS5655174A (en) * 1979-10-12 1981-05-15 Ougontou:Kk Method for improving taste of natural sweetening agent
JPS5697220A (en) * 1979-12-28 1981-08-05 Shinichi Hoshino Preliminarily dosed medicine preparation
JPS6049751A (ja) * 1983-08-29 1985-03-19 Ajinomoto Co Inc 食品組成物
JPS61204119A (ja) * 1985-02-05 1986-09-10 ワ−ナ− ランバ−ト カンパニ− 摂取可能な凝結体、その製造法、該凝結体を含む供給系および製剤、並びに治療法
JPH01262760A (ja) * 1988-04-14 1989-10-19 San Ei Chem Ind Ltd ゼリーの製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3142621A (en) * 1961-11-02 1964-07-28 Ciba Geigy Corp Alginate suspensions of oral pharmaceutical compositions with improved taste qualities
JPS5655174A (en) * 1979-10-12 1981-05-15 Ougontou:Kk Method for improving taste of natural sweetening agent
JPS5697220A (en) * 1979-12-28 1981-08-05 Shinichi Hoshino Preliminarily dosed medicine preparation
JPS6049751A (ja) * 1983-08-29 1985-03-19 Ajinomoto Co Inc 食品組成物
JPS61204119A (ja) * 1985-02-05 1986-09-10 ワ−ナ− ランバ−ト カンパニ− 摂取可能な凝結体、その製造法、該凝結体を含む供給系および製剤、並びに治療法
JPH01262760A (ja) * 1988-04-14 1989-10-19 San Ei Chem Ind Ltd ゼリーの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04235136A (ja) 1992-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100442996C (zh) 味道改良组合物及其应用
JP4726269B2 (ja) 内服液剤
US5851578A (en) Clear or translucent liquid beverage with souluble fiber and nutrients
JP3487215B2 (ja) 苦味の低減した食品及び飲料
JP2508547B2 (ja) 苦味低減方法及び苦味低減化組成物
JP2508555B2 (ja) 苦味低減方法
JP2011078363A (ja) カフェインの苦味抑制方法
JP2024107130A (ja) プロテイン用マスキング剤
CN108308590A (zh) 一种可食用低热量的稀有糖甜味剂组合
JP3540299B2 (ja) 酸乳ゲル組成物
JP3495711B2 (ja) 風味を強化した粉末顆粒状エリスリトール甘味料組成物及びそれの製造方法
JP2001258502A (ja) 甘味料組成物、甘味付与方法およびその利用
JP2001321114A (ja) 甘味組成物及びそれを含有する飲食物
JP2004344165A (ja) 易溶性粉末組成物
JP2000050833A (ja) 香味改善機能性材料、これを使用した飲食物および口腔用組成物
JP2004033226A (ja) 甘味料組成物、甘味付与方法およびその利用
JP2007222857A (ja) 粉末の造粒方法及び易溶性顆粒組成物
JP3666094B2 (ja) カルシウム液剤、カルシウム飲料及びその製造方法
JP4278896B2 (ja) ヒハツ果穂抽出物組成物及びヒハツ果穂抽出物含有飲食物並びにヒハツ果穂抽出物の呈味改善方法
JP3213829B2 (ja) 品質の改善されたペプチド含有組成物およびその製造方法
JP2001086941A (ja) 呈味良好なシナノキ属植物花部抽出物組成物
JPH11103814A (ja) 苦味剤、味質改善剤、苦味付与または味質改善のための使用、および苦味を付与したか味質を改善した飲食品または薬品
JPH0698729A (ja) 朝鮮人参エキス含有飲料とその製造方法
JP3244264B2 (ja) 鉄強化飲食品
JPH04148654A (ja) はちみつ含有粉末及びその製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960220