JP2004033226A - 甘味料組成物、甘味付与方法およびその利用 - Google Patents

甘味料組成物、甘味付与方法およびその利用 Download PDF

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木田 隆生
Hideo Yada
矢田 英雄
Kunihiko Yokota
横田 圀彦
Mitsunori Tanabe
田辺 光徳
Hiroshi Todoroki
等々力 博志
Hiroshi Kasai
笠井 博
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Abstract

【課題】 6−メチル−3,4−ジヒドロ−1,2,3−オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキシド−カリウム(アセスルファムK)の甘味質を改善する。さらに、外観色の変化のない安定した品質および改善された甘味質を有する酸性組成物、および加工、流通中に甘味が低減しない、安定で良好な甘味質を有する中性飲食品を得る。
【解決手段】 アセスルファムKとスクラロースとを組み合わせた甘味料組成物、それらを含む飲食品または医薬品。アセスルファムKをスクラロースと組み合わせて含有してなる酸性の飲食品および医薬品または中性飲食品。
【選択図】なし

Description

 本発明は、改質された甘味を有する低カロリー甘味料組成物およびそのような甘味の付与方法、ならびに該甘味付与方法を利用した酸性の飲食品または医薬品および中性の飲食品に関する。
 砂糖は、良好な甘味を付与する優れた甘味料であるが、過剰摂取によるカロリー過多の問題がある。砂糖に替わる高甘味度甘味料として、ペプチド系のアスパルテーム(アスパラチルフェニルアラニンメチルエステル)、サッカリンナトリウム(スルフイミド)、ステビア(ステビア抽出物、酵素処理ステビア)、グリチルリチン(甘草抽出物)、スクラロースなどが用いられているが、溶液中の安定性、甘味質に問題がある。
 例えば、酸性の飲食品や医薬品に低カロリー甘味料、特にペプチド系甘味料を含有させると、褐変等の外観色変化を生じさせる問題がある。また、アスパルテーム(アスパラチルフェニルアラニンメチルエステル)は、その良好な甘味質から多種の食品に使用されているが、一方で、食品のpHおよび原料に影響を受けやすく、特に中性飲料(コーヒー、ココア、紅茶など)および中性食品(こしあん、水羊羹、羊羹など)においては、加工中にも分解するなど、甘味の保持に問題がある。
 そこで、低カロリーでかつ良好な甘味質を持ち、酸性の飲食品および医薬品や中性の飲食品にも使用できる甘味料が求められている。
 近年、低カロリーでかつ安定性が良く、さらに甘味のキレがよい甘味料として、オキサチアジン誘導体である6−メチル−3,4−ジヒドロ−1,2,3−オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキシド−カリウム(以下、アセスルファムKと略する)の特性が注目されている。アセスルファムKは、5%ショ糖溶液と比較したとき、ショ糖の約1/100濃度で同等の甘味度を呈し、しかも溶解性および溶液中での安定性が良いなどの優れた性質を有している。
 しかしながら、アセスルファムKも甘味に苦味を伴うなど、甘味質の点で必ずしも満足できるものではなく、その甘味質改善が検討されてきた。例えば、特開昭53−3571号は、アセスルファムKの甘味質改善のために、アスパルテームや、スルフイミド甘味料と組み合わせること開示している。また、特公昭63−45786号は、アセスルファムKの苦味の改善のために、アセスルファムKと3−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)−2,2,4,4−テトラメチルエタンとの併用を開示している。さらに、特公平4−66543号は、アセスルファムKの苦味改善のために、アセスルファムKと、果糖の組み合わせを開示している。
特開昭53−3571号公報 特公昭63−45786号公報 特公平4−66543号公報
 本発明の主な目的は、アセスルファムKの甘味質をさらに改善することである。
 さらに、本発明は、褐変等の外観色変化を防止した、良好な甘味質を有する酸性の飲食品、医薬品として適した組成物を提供すること、および加工、流通中にも甘味が低減することのない安定した品質と良好な甘味質を有する中性飲食品を提供することを目的とする。
 本発明者らは、アセスルファムKの特性に注目し、その甘味質改善について鋭意検討した結果、アセスルファムKとステビアとを併用すると極めて良好な甘味質になることを見出した。
 すなわち、ステビアは、5%ショ糖溶液と比較したとき、ショ糖の約1/160濃度で同等の甘味度を呈するが、味質的には独特の雑味を有し、甘味が後に残るなどの点で必ずしも満足できるものではない。ところが、アセスルファムKと、ステビアとを、とりわけ、特定の量比で組み合わせると、極めて良好な甘味質が得られることを見出した。
 本発明は、かかる知見に基づいて完成されたものであって、アセスルファムKと、ステビアとを含んでなることを特徴とする甘味料組成物を提供するものである。また、本発明は、アセスルファムKと、ステビアとを含んでなることを特徴とする飲食品または医薬品、およびアセスルファムKと、ステビアとを含有させることを特徴とする飲食品または医薬品の甘味付与方法も提供する。
 特に、本発明においては、アセスルファムK:ステビアを重量比で3〜1:1〜3で用いると、甘味質が顕著に改善できる。
 本発明では、医薬品に医薬部外品、動物用医薬品も包含することとし、飲食品にはヒトのみならず、動物用のもの、飼料も包含する。また、アセスルファムKおよびステビアは、組成物として混合した状態のみならず、それらの各々を、個別に添加、使用する態様も包含する。
 さらに、本発明者らは、アセスルファムKの幅広い利用について鋭意検討した結果、アセスルファムKを酸性の組成物および中性の飲食品に添加すると、上記の課題を解決できることを見出した。
 また、甘味質のさらなる改善のため、アセスルファムKとステビアまたはスクラロースとを酸性の組成物および中性の飲食品に添加した結果、同様の効果が得られることを見出した。
 すなわち、本発明は、アセスルファムKあるいはアセスルファムKとステビアまたはスクラロースとを含有する酸性組成物および中性飲食品を提供する。また、本発明の酸性組成物は、飲食品または医薬品(医薬部外品を含む)とすることができる。
 特に、本発明においては、アセスルファムKとステビアまたはスクラロースとを9〜1:1〜9、好ましくは3〜1:1〜3の重量比で含むことにより、甘味質がより改善される。
 本発明によると、アセスルファムKおよびステビアがそれぞれ単独で有する甘味料としての欠点を改善することができ、食品または医薬品の甘味付与方法として幅広く利用することができる。
 また、本発明によると、アセスルファムKを単独あるいはステビアまたはスクラロースと組み合わせて甘味料として添加することにより、変色を防止した安定な品質および改善された甘味質を有する酸性組成物、および加工、流通中に分解して甘味が低減することのない、安定で良好な甘味質を有する中性飲食品を得ることができる。
 アセスルファムKは公知の甘味料であり、その製造法等については、例えば、特公昭59−7711号に記載されている。本発明においては、これら公知のアセスルファムKのいずれも使用することができる。
 ステビアも公知の甘味料で、南米原産菊科植物Stevia rebaudiana BERTONIの葉部から抽出、精製され、その甘味成分はジテルペン配糖体であるステビオサイドおよびレバウディオサイド類である。また、これらにグルコースを酵素で糖転移させた酵素処理物もある。本発明においては、Stevia rebaudiana BERTONIの葉乾燥物の粉砕物ならびに上記の抽出物、精製物および酵素処理物のいずれをもステビアとして用いることができ、それらを単独または組み合わせて使用してもよい。
 スクラロースもまた公知の甘味料であり、本発明においては、市販のスクラロースのいずれも使用することができる。
 本発明の甘味料組成物は、アセスルファムKと、ステビアとをそれらの重量比で、3〜1:1〜3、好ましくは、1:1の割合で含有する。すなわち、本発明の甘味料組成物におけるこれらの成分の含有量の合計を100重量部とした場合、該組成物はアセスルファムK 25〜75重量部およびステビア 75〜25重量部を含有する。アセスルファムKおよびステビアの混合比率が、この範囲を外れると、各々の甘味料単独の欠点が発現し、好ましくない。
 本発明の甘味料組成物は、アセスルファムKおよびステビアの混合物そのものであってもよく、また、必要により他の甘味料、例えば、グルコース、フラクトース等の単糖類、ショ糖、トレハロース、乳糖等の二糖類、各種オリゴ糖、多糖類、ソルビトール、マルチトール、キシリトール、エリスリトール等の糖アルコールのごとき糖質や、アスパルテーム、グリチルリチン、サッカリンナトリウム等の低カロリー高甘味度甘味料の1種以上を含有させてもよい。
 好ましくは、上記の糖類を50.0〜99.5重量%の割合で本発明の甘味料組成物に含有させる。
 本発明の甘味料組成物は、例えば、粉末、顆粒、錠剤、シロップ等、種々の形状とすることができ、その製造法は、アセスルファムKとステビアとを本発明で特定する割合となるように配合できる方法であれば特に限定されない。例えば、アセスルファムKと粉末状ステビア、必要により他の甘味料を単純に混合する方法、あるいは、他の甘味料を結合剤、賦形剤として、常法により顆粒または錠剤とする方法、ぶどう糖果糖液糖などの液糖にアセスルファムKおよびステビアを混合してシロップとする方法等が挙げられる。
 本発明の甘味料組成物は、ヒトおよび動物によって摂取あるいは投与される飲食品または医薬品の甘味付与に広く使用することができる。これらの飲食品類の例としては、コーヒー、コーヒー飲料、紅茶飲料、緑茶飲料、ウーロン茶飲料、果汁飲料、炭酸飲料、栄養飲料、ココア飲料、豆乳飲料などの飲料類、粉末ジュース、インスタントコーヒー、インスタント紅茶、粉末しるこなどを含むインスタント飲料類、水飴、シロップ、ガムシロップ類、アイスクリーム、ラクトアイス、乳酸菌飲料、ヨーグルト、アイスミルク、加糖練乳、加糖脱脂練乳などの乳製品類、羊羹、水羊羹、饅頭、外郎、きんつば、おはぎ、甘納豆、米菓子、餅菓子などの和菓子類、チョコレート、キャンディー、チューインガム、カステラ、ケーキ、クッキー、ビスケット、スナック、プリン、ゼリー、菓子パン(あんパン、クリームパンなど)、シュークリーム、アップルパイ、キャラメル、錠剤菓子などの洋菓子類、果実・野菜の瓶・缶詰、ジャム、ママーレード、農産佃煮、煮豆、栗きんとんなどの農産加工品、水産缶詰、魚肉ハム・ソーセージ、かまぼこなどの水産練製品、水産珍味、水産佃煮などの水産加工品、めんつゆ、たれなどの合わせ調味料類、醤油、みそ、トマトソース、ウスターソースなどのソース類、ケチャップ、マヨネーズ、ドレッシング、みりんなどの調味料、みりん風調味料、甘酒や清酒などの酒類、ビーフ、チキン、ポークなどのスープ類、米酢、果実酢、ポン酢などの食酢類、粉末・顆粒、液体などのだし類、粉末、顆粒、錠剤形などの健康食品および栄養強化食品など、甘味を有するすべての食品が対象になる。
 医薬品類としては、散剤、錠剤、水剤、シロップ剤等の他、歯磨、含喉剤が挙げられ、甘味を好む動物用医薬品、飼料類にも適用され得る。
 本発明の甘味料組成物の使用量は、甘味付与対象の医薬品または飲食品類にとって味覚的に必要な程度まで任意に使用することができる。具体的な使用量は、個々の医薬品類、飲食品類によって異なるが、通常、本発明の甘味料組成物が対象品中において約0.001〜1.0重量%、好ましくは0.005〜0.7重量%となるような範囲から選択される。
 甘味付与対象品への本発明の甘味料組成物の使用方法は、他の通常の甘味料と同様に用いればよい。例えば、医薬品類、飲食品類の製造時において、あるいはこれらの摂取または投与時において、混和、混練、溶解、浸漬、浸透、散布、噴霧、注入などの適宜の方法を採用して、対象品類に含有させることができる。
 本発明は、アセスルファムKとステビアとを上記のごとく組み合わせて甘味質を改善するところを特徴とするものであり、医薬品または飲食品への使用に際しては、上記のような組成物としてばかりではなく、アセスルファムKおよびステビアを各々単独に対象品に添加しても同様に良好な甘味付与効果が発揮される。
 本発明によると、アセスルファムKを単独で使用したときに感じられる苦味を著しく低減することができ、さらに、ステビアを単独で使用したときに感じられる甘味の後引きが軽減される。
 本発明の酸性組成物は、有機酸(例えば、L−アスコルビン酸、クエン酸、フマール酸、リンゴ酸、コハク酸、酢酸、乳酸等)または発酵生成された有機酸を主成分とし、甘味料としてアセスルファムKを含有するか、または甘味質の向上から、アセスルファムKとステビアまたはスクラロースとを好ましくは、それらの重量比9〜1:1〜9、より好ましくは3〜1:1〜3、さらに好ましくは1:1の割合で含有する。
 本発明の酸性組成物は、pH2〜6、好ましくは、pH2〜4である。
 本発明の酸性組成物は、上記の有機酸とアセスルファムKあるいはアセスルファムKおよびステビアまたはスクラロースの混合物そのものであってもよく、必要により、香料、果汁、結合剤(麦芽糖、還元糖類、その他の糖類、糖質等)、着色剤(ビタミンB2、各種色素等)、滑沢剤(ショ糖脂肪酸エステル等)、賦形剤(乳糖等)等を含有させてもよい。
 具体的な添加量は、対象となる飲食品、医薬品によって異なるが、通常、組成物全量に対してアセスルファムKとして0.001〜1.0重量%、好ましくは0.01〜0.5重量%となるような範囲から選択される。
 本発明の酸性組成物は、例えば、粉末、顆粒、錠剤、シロップ等の種々の形態の飲食品や医薬品とすることができ、その製造法は、有機酸とアセスルファムKあるいはアセスルファムKとステビアまたはスクラロースとを所定の割合となるように配合できる方法であれば特に限定されない。例えば、有機酸とアセスルファムKあるいはアセスルファムKおよびステビアまたはスクラロースを単純に混合する方法、あるいは、組成物の品質に影響しない他の甘味料を結合剤、賦形剤として、常法により顆粒または錠剤とする方法、ぶどう糖果糖液糖などの液糖にアセスルファムKあるいはアセスルファムKおよびステビアまたはスクラロースを混合してシロップとする方法等が挙げられる。
 本発明の対象となる酸性飲食品としては、例えば、果汁飲料、炭酸飲料、炭酸入り果汁飲料、果実風味清涼飲料水、粉末ジュースなどの飲料類、乳酸菌飲料、ヨーグルト(発酵乳)などの乳製品類、錠果(ラムネ菓子、ビタミンC入り菓子など)、果汁入りキャンディー、果汁入りチューインガム、果汁ゼリーなどの洋菓子類、ジャム、ママーレードなどの農産加工品、米酢、果実酢、ポン酢などの食酢類、粉末、顆粒、錠剤形などの健康食品および栄養強化食品などが挙げられる。
 酸性の医薬品類としては、散剤、錠剤、タブレット、顆粒剤、水剤、シロップ剤等が挙げられる。
 本発明の対象となる中性飲食品としては、例えば、コーヒー、コーヒー飲料、紅茶飲料、緑茶飲料、ウーロン茶飲料、炭酸飲料、栄養飲料、ココア飲料、豆乳飲料などの飲料類、インスタントコーヒー、インスタント紅茶、粉末しるこなどを含むインスタント飲料類、水飴、シロップ、ガムシロップ類、アイスクリーム、ラクトアイス、アイスミルク、加糖練乳、加糖脱脂練乳などの乳製品類、羊羹、水羊羹、饅頭、外郎、きんつば、おはぎ、甘納豆、米菓子、餅菓子などの和菓子類、チョコレート、キャンディー、チューインガム、カステラ、ケーキ、クッキー、ビスケット、スナック、プリン、ゼリー、菓子パン(あんパン、クリームパンなど)、シュークリーム、アップルパイ、キャラメル、錠剤菓子などの洋菓子類、煮豆、栗きんとん、こしあん、農産佃煮などの農産加工品、水産缶詰、魚肉ハム・ソーセージ、かまぼこなどの水産練製品、水産珍味、水産佃煮などの水産加工品、トマトソース、ウスターソースなどのソース類、甘酒や清酒などの酒類、ビーフ、チキン、ポークなどのスープ類、みりん風調味料、粉末・顆粒、液体などのだし類、めんつゆ、たれなどの合わせ調味料類、粉末、顆粒、錠剤形などの健康食品および栄養強化食品などが挙げられる。
 これらの中性飲食品は、pH4〜8、好ましくはpH6〜7である。
 本発明の中性飲食品は、上記の中性飲食品に、甘味料としてアセスルファムKあるいはアセスルファムKとステビアまたはスクラロースを好ましくは、それらの重量比9〜1:1〜9、より好ましくは3〜1:1〜3、さらに好ましくは1:1の割合で添加することによって製造される。
 具体的な添加量は、対象となる飲食品によって異なるが、通常、飲食品全量に対してアセスルファムKとして0.005〜1.0重量%、好ましくは0.01〜0.1となるような範囲から選択される。
 対象飲食品への甘味料の添加は、常法により行う。例えば、飲食品類の製造時において、混和、混練、溶解、浸漬、浸透、散布、噴霧、注入などの適宜の方法を採用して、対象飲食品類に含有させることができる。また、特に、加熱処理の前後のいかなる工程でも添加できる。
 また、本発明では、アセスルファムKとステビアまたはスクラロースとを好ましくは、それらの重量比9〜1:1〜9、より好ましくは3〜1:1〜3、さらに好ましくは1:1の割合で含んでなる甘味料組成物、例えば、上記の本発明の甘味料組成物を用いてもよい。
 該甘味料組成物は、例えば、粉末、顆粒、錠剤、シロップ等、種々の形状とすることができ、その製造法は、アセスルファムKとステビアまたはスクラロースとを本発明で所定の割合となるように配合できる方法であれば特に限定されない。例えば、アセスルファムKとステビアまたはスクラロース、必要により他の甘味料を単純に混合する方法、あるいは、他の甘味料を結合剤、賦形剤として、常法により顆粒または錠剤とする方法、ぶどう糖果糖液糖などの液糖にアセスルファムKおよびステビアまたはスクラロースを混合してシロップとする方法等が挙げられる。
 つぎに、実験例および実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(1)甘味料組成物
 実験例1
 アセスルファムKとステビア(商品名:SKスイートFZ、酵素処理品、日本製紙(株)製造)とを、5%ショ糖等価濃度となるよう100:0、75:25、50:50、25:75、0:100の割合で溶解した水溶液をそれぞれ、5%ショ糖溶液を基準として、甘味専門パネル24名による官能評価を実施した。評価項目は、甘味の強さ、苦味・渋味の強さ、(不快な)後味の強さ、甘味を感じる早さ、甘味の持続性とし、評点は7点採点法(±3点)とした。
 表1に結果を示す。表1中、ACKは、アセスルファムKを、また、FZは、ステビアを意味する。
Figure 2004033226
 表1から明らかなごとく、アセスルファムKとステビアとを併用することによって、アセスルファムK、ステビア単独より苦味が低減し、さらにステビア単独の甘味の持続も抑制され、ショ糖類似性が高まった。
 実験例2
 実験例1で最適であった混合比(50:50)について、5%ショ糖等価濃度で、各々単独溶液との比較を、実験例1と同様に甘味の強さ、苦味・渋みの強さ、(不快な)後味の強さ、甘味を感じる早さ、甘味の持続性、嗜好性について官能評価を行った。
 結果を表2に示す。
Figure 2004033226

*官能評価結果の各項目内の異なるアルファベットは、Tukey-Kramer testによる多重比較において有意水準5%で有意差があることを示す。
 表2から明らかなごとく、アセスルファムKとステビアとの50:50併用溶液の味質は、アセスルファムK単独溶液と比べ、有意水準5%で有意に苦味が減り、嗜好性が向上した。また、ステビア単独溶液に比べ、甘味の持続時間も有意水準5%で有意に短くなった。アセスルファムKとステビアとを50:50で併用することによって、各々の単独溶液より、顕著に甘味質が改善され、かつ甘味のショ糖類似性が高まった。
 実施例1
 甘味料組成物
 成 分             重量%
アセスルファムK         50
ステビア(SKスイートFZ)   50
 上記の各成分を混合して、粉末状の甘味料組成物を得た。
 実施例2
 甘味料組成物
 成 分             重量%
アセスルファムK          0.25
ステビア(SKスイートFZ)    0.25
マルチトール           99.5
 上記の各成分を混合し、常法により顆粒状の甘味料組成物を製造した。
 実施例3
 炭酸飲料
 成 分               量
コーラベース            1.23g
実施例1の組成物          0.10g
 (アセスルファムK        0.05g)
 (ステビア(SKスイートFZ)  0.05g)
りん酸(85%)          0.14g
クエン酸三ナトリウム        0.086g
二酸化炭素             1.35g
安息香酸ナトリウム         0.06g
水                 残量    
合計                200ml
 上記の各成分を混合し、加熱殺菌(93℃達温)した後、冷却し、炭酸水を加えて充填、密封して炭酸飲料を製造した。
 得られた炭酸飲料は、200ml当たりのエネルギー量(計算値)が4kcalで、異味がなく後味も少なかった。
 実施例4
 果実飲料
 成 分               量
1/6濃縮温州みかん果汁      3.7g
オレンジパルプ           3.5g
クエン酸(無水)          0.4g
L−アスコルビン酸         0.12g
アセスルファムK          0.0378g
ステビア(SKスイートFZ)    0.0378g
香料他               適量
水                 残量      
合計                210ml
 上記の各成分を混合し、加熱殺菌(97℃〜98℃、15秒)した後、充填し、密封して、果実飲料を製造した。
 得られた果実飲料は、210ml当たりのエネルギー(計算値)が11kcalで、異味やしつこい甘さがなかった。
 実施例5
 チューイングガム
 成 分               量
ガムベース           300g
D−ソルビトール液       190g
D−ソルビトール        480g
レシチン              4g
グリセリン             9g
ペパーミントフレーバー      12g
アセスルファムK          2.5g
ステビア(SKスイートFZ)    2.5g
合計                1kg
 上記の成分を用いて常法によりチューイングガムを製造した。
 得られたチューイングガムは、シュガーレスであり、甘味も良好であった。
 実施例6
 シャーベット
 成 分               量
牛乳               40g
上白糖              12g
ぶどう糖              8g
アセスルファムK          0.014g
ステビア(SKスイートFZ)    0.014g
みかん果汁            20ml
粉末ゼラチン            0.5g
クエン酸(無水)50%水溶液    0.5ml
水                 残量    
合計              100g
 上記の成分を用いてシャーベットを製造した。牛乳およびぶどう糖を加熱・溶解(70℃、20分)した後、急冷し、ゼラチン、甘味料および水を混合したものに、果汁およびクエン酸(無水)50%溶液を加えて、凍結(−20℃)させた。
 得られたシャーベットは、さっぱりとした良好な甘味質で、優れた風味を有した。
 実施例7
 水ようかん
 成 分               量
寒天                2.4g
粉末こしあん           21.0g
食塩                0.6g
実施例2の組成物         30.0g
D−ソルビトール         39.0g
水                30.0g
出来上がり重量         230g
 寒天を水に加え、加熱溶解後、粉末こしあんなどの他の成分を添加し、煮熱して水ようかんを製造した。
 得られた水ようかんは、シュガーレスであり、テクスチャー、甘味ともに良好であった。
(2)酸性組成物
 L−アスコルビン酸を含む溶液の褐変に及ぼす高甘味度甘味料の種類、添加量、配合比の影響を調べた。
 実験例3
 高甘味度甘味料の種類、添加量の影響
 実験材料および方法
−試料−
 高甘味度甘味料:アセスルファムK、アスパルテーム、酵素処理ステビア(SKスイートGRA/日本製紙(株))、スクラロース
 L−アスコルビン酸:2000mg/L
 クエン酸:0.2%
 クエン酸Na:0.1%
 高甘味度甘味料:0%、0.005%、0.01%、0.025%、0.05%、0.1%、0.25%
 以上のものを100mlメスフラスコに入れ、蒸留水で溶解した後、メスアップしたものを試料とし、100ml容ペットボトル(ナショナルクラウン製)に入れ密栓し、60℃の対流式恒温機内(暗所)で7日間保存した。
 上記の条件で保存した試料の吸光度を吸光光度計(島津製作所UV160A)を用い、波長440nmにて測定し、吸光度の変化により褐変の程度を評価した。
 結果
 表3に示されるように、アセスルファムKを添加した試料の褐変度合は、高甘味度甘味料を添加しなかった試料と同じであり、添加量の影響も見られなかった。それに対し、アスパテーム、酵素処理ステビア、スクラロースを添加した試料は、添加量を増すに従い褐変が大きくなった。特に、アスパルテームを添加した場合は褐変が大きく、0.1%以上添加した場合は、高甘味度甘味料無添加の場合の2倍程度吸光度が大きくなった。
Figure 2004033226
 実験例4
 高甘味度甘味料の組み合わせ効果
 実験材料および方法
−試料−
 高甘味度甘味料:アセスルファムK、アスパルテーム、酵素処理ステビア(SKスイートGRA/日本製紙(株))、スクラロース
 L−アスコルビン酸:2000mg/L
 クエン酸:0.2%
 クエン酸Na:0.1%
 高甘味度甘味料:0.1%
 組み合わせ アセスルファムK:アスパルテーム、酵素処理ステビア、スクラロース=10:0、8:2、6:4、5:5、4:6、2:8、0:10
アスパルテーム:酵素処理ステビア=10:0、8:2、6:4、5:5、4:6、2:8、0:10(対照)
 以上のものを100mlメスフラスコに入れ、蒸留水で溶解した後、メスアップしたものを試料とし、100ml容ペットボトル(ナショナルクラウン製)に入れ密栓して60℃の対流式恒温機内(暗所)で7日間保存した。
 上記の条件で保存した試料の吸光度を吸光光度計(島津製作所UV160A)を用い、波長440nmにて測定し、吸光度の変化により褐変の程度を評価した。
 結果
 表4に示されるように、アセスルファムKとアスパルテームを添加した場合は、アセスルファムKの配合を増やすに従い褐変が少なくなった。また、アセスルファムKと酵素処理ステビアを配合した系、アセスルファムKとスクラロースを配合した系では配合比の影響はほとんどなかった。
Figure 2004033226

*合計値100とした場合のアセスルファムK以外の甘味料で補正して調製した。
 結論
 実験例3、実験例4の結果から、L−アスコルビン酸を含んだ溶液の褐変を減少させるためには、高甘味度甘味料としては、アセスルファムKを単独で用いるのが最も良く、他の高甘味度甘味料と組み合わせる場合は、ステビアまたはスクラロースを用いるのが良いことが明らかになった。しかしながら、甘味質の点から、アセスルファムKとステビアの組み合わせが最も好ましかった。
 実施例8
 ビタミンC含有錠菓(錠剤)
 表5の配合例にしたがって、タブレットを調製した。甘味剤を表中のアスパルテームに代えて、アセスルファムK、酵素処理ステビア(SKスイートFZ/日本製紙(株))、アセスルファムK/ステビア1:1またはアスパルテーム/アセスルファムK1:1を使用し、各製剤を比較した。
 滑沢剤を除く全ての原料をハイスピードミキサーに仕込み、アジテーターの回転速度を高速(1000rpm以上)にして20〜30秒間攪拌し、混合末が完全に黄色になったことを確認した後、攪拌速度を低速とした。次いで、低速の状態で滑沢剤を投入し、約30秒間攪拌し滑沢剤が全体に回ったところで混合末を取り出し打錠して、タブレットを得た。
 結果
 結果を表6に示す。保存後、アセスルファムK、酵素処理ステビアおよびアセスルファムK/酵素処理ステビア 1:1を用いたものは、アスパルテーム/アセスルファムK 1:1を用いたものと比べて、有意にΔEが小さく、変色が抑制された。
Figure 2004033226
Figure 2004033226

*1 アセスルファムK、*2 アセスルファムK/酵素処理ステビア、
*3 アセスルファムK/アスパルテーム、*4 色彩色差計(SMカラーコンピューター/スガ試験機(株))により、L、a、bを測定し、W、Y1およびΔEを次式より求めた。
 W={100−(100−L)2+a2+b21/2
 Y1={(71.709a+178.74b)/L}+0.372
 ΔE={(ΔL)2+(Δa)2+(Δb)21/2
 実施例9
 ビタミンC含有錠菓(錠剤)
 表7に示される滑沢剤を除く全ての原料をハイスピードミキサーに仕込み、アジテーターの回転速度を高速(1000rpm以上)にして20〜30秒間攪拌し、混合末が完全に黄色になったことを確認した後、攪拌速度を低速とした。次いで、低速の状態で滑沢剤を投入し、約30秒間攪拌し滑沢剤が全体に回ったところで混合末を取り出し打錠して、タブレットを調製した。
Figure 2004033226
 実施例10
 ビタミン含有錠菓(錠剤)
 表8に示される滑沢剤を除く全ての原料をハイスピードミキサーに仕込み、アジテーターの回転速度を高速(1000rpm以上)にして20〜30秒間攪拌し、混合末が完全に黄色になったことを確認した後、攪拌速度を低速とした。次いで、低速の状態で滑沢剤を投入し、約30秒間攪拌し滑沢剤が全体に回ったところで混合末を取り出し打錠して、タブレットを調製した。
Figure 2004033226

*ACK/STVはアセスルファムK/ステビアを示す。
(3)中性飲食品
 実験例5
 アセスルファムKおよびアスパルテームの安定性へのpHおよび温度条件の影響
 材料および方法
 1.保存試験
 アセスルファムKまたはアスパルテーム約500mgを1Lメスフラスコに精秤し、ク
エン酸またはMcllvainバッファー(0.01M)を用いて、pH7.4に調整し
、検体とした。各検体を5、20、40℃で3ヶ月間保存後した。調製直後(イニシャル)、2週間後、1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後にサンプリングした。
 2.レトルト処理試験
 アセスルファムKまたはアスパルテーム約500mgを1Lメスフラスコに精秤し、Mcllvainバッファー(0.01M)を用いて、pH5、pH7に調整後、レトルトパウチに充填し、検体とした。各検体を100℃または120℃に加熱し、100℃について、レトルトパウチに充填前(イニシャル)、3時間、5時間、10時間、120℃について、レトルトパウチに充填前(イニシャル)、0.5時間、1時間、2時間後にサンプリングした。
 3.アセスルファムKおよびアスパルテームの定量
 検体を蒸留水で希釈した後、HPLC法で分析し、結果を表9〜13に示した。
 1)HPLC試料液の調製
 検体液1mlを100mlメスフラスコに取り、蒸留水でメスアップ後、0.45μmミリポアフィルターで濾過し、HPLC試料液とした。
 2)HPLC条件
 カラム:Develosil ODS−HG−5(逆相分配型C18/野村化学)、内径4.6mm、長さ150mm
 カラム温度:30℃
 移動相:0.005M TBAS−メタノール(70:30)混液
     *TBAS(Tetra-n-butylammonium Hydrogen Sulphate);硫酸水素テトラブチルアンモニウム
     *0.005M TBAS−メタノール(70:30)混液
      TBAS1.70gを水に溶解して100mlとし、この溶液700mlとメタノール300mlを混合し、メンブランフィルター(0.45μm)で濾過する
 流速:1ml/min
 測定波長:アセスルファムK;227nm、アスパルテーム;210nm
 注入量:20μl
Figure 2004033226
Figure 2004033226
Figure 2004033226
Figure 2004033226
Figure 2004033226
 結果
 表9〜表13に示すように、アセスルファムKはアスパルテームに較べ、いずれの保存温度でもきわめて安定であった。pH5〜7の溶液での長時間レトルト処理では、アセスルファムKはわずかに残存率が低下したが、アスパルテームはきわめて不安定であった。特に、pH7の溶液では、レトルト時にほぼ100%分解した。
 実験例6
 アセスルファムK添加によるコーヒー飲料の甘味質改善および甘味保持
 材料および方法
 表14に示す処方に従い、コーヒー飲料を調製した。
 コーヒー抽出液は、コーヒー豆を90℃で10分間抽出し、ろ過および冷却して得た。表14の原料を混合して均質化し、85℃で加熱したものを容器に充填後、達温122℃で30分間滅菌し、冷却したものを試飲品とした。
 標準品に対するアセスルファムK添加品およびアスパルテーム添加品の評価を7点採点法(パネル数;10人)にて官能評価し、平均点を求め、結果を表15に示した。評価項目は、甘味度、甘味のキレ、嗜好性、苦味の4項目とし、評点は以下に従った。
 甘味度(標準と比べて)
−3:非常に弱い、−2:かなり弱い、−1:やや弱い、0:標準と同じ、+1:やや強い、+2:かなり強い、+3:非常に強い
 甘味のキレ(標準と比べて)
−3:非常に悪い、−2:かなり悪い、−1:やや悪い、0:標準と同じ、+1:ややよい、+2:かなりよい、+3:非常によい
 嗜好性(標準と比べて)
−3:非常に嫌い、−2:かなり嫌い、−1:やや嫌い、0:標準と同じ、+1:やや好き、+2:かなり好き、+3:非常に好き
 苦味(標準と比べて)
−3:非常に弱い、−2:かなり弱い、−1:やや弱い、0:標準と同じ、+1:やや強い、+2:かなり強い、+3:非常に強い
Figure 2004033226
 結果
 表15に示すように、標準品(従来品)の甘味料の主体である砂糖の一部または全てをアセスルファムKおよび糖アルコールと置き換えることで、甘味度は、調製前後または保存中に変化せず、標準品(従来品)と同等であった。味質については、標準品と比べ、アセスルファムK添加品、特に低糖・低カロリー品は甘味のキレがよくなり、砂糖独特の後味もなく、甘味質が改善された。また、アセスルファムK特有の苦味は、官能評価においては認められなかった。アスパルテーム添加は、調製直後に甘味度が減少し、アスパルテームの調製中の分解が示唆された。
Figure 2004033226

Claims (4)

  1.  6−メチル−3,4−ジヒドロ−1,2,3−オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキシド−カリウムとスクラロースからなり、その重量比が9〜1:1〜9である甘味料組成物。
  2.  6−メチル−3,4−ジヒドロ−1,2,3−オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキシド−カリウムとスクラロースとを重量比9〜1:1〜9で含有する酸性組成物。
  3.  pH2〜6の飲食品または医薬品である請求項2記載の酸性組成物。
  4.  6−メチル−3,4−ジヒドロ−1,2,3−オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキシド−カリウムとスクラロースとを重量比9〜1:1〜9で含有するpH4〜8の中性飲食品。
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