JP2508512B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JP2508512B2
JP2508512B2 JP61245509A JP24550986A JP2508512B2 JP 2508512 B2 JP2508512 B2 JP 2508512B2 JP 61245509 A JP61245509 A JP 61245509A JP 24550986 A JP24550986 A JP 24550986A JP 2508512 B2 JP2508512 B2 JP 2508512B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2系統の色信号が夫々時間軸圧縮され、こ
の2系統の色信号が交互に配された1系統の色信号とさ
れて例えば記録再生系に入力し、再生側で時間軸伸長さ
れて2系統の色信号とされるようなビデオテープレコー
ダ(VTR)の再生側における色信号の処理に好適な映像
信号処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来から、輝度信号と色信号とを別トラックに記録し
再生するVTRが知られている。
第5図にこのようなVTRの記録系の一例を示す。同図
において、映像信号出力である輝度信号Y及び色差信号
R−Y,B−Yが記録される。
輝度信号Yはプリエンファシス回路1で高域が強調さ
れ、FM変調器2でFM変調されて、FM輝度信号YFMとなっ
て、アンプ3を介して回転磁気ヘッドHY1,HY2に供給さ
れる。
磁気テープ4にはこれらのヘッドHY1,HY2によって第
6図に示すように1フィールド毎に斜めの記録トラック
TYが形成される。
色差信号R−Y,B−Yは時間軸圧縮器5で、夫々時間
軸が1/2に圧縮され、第7図に示すようにR−Y,B−Y信
号の順に1水平区間内に並べられる。
この時間圧縮された色差信号Cはプリエンファシス回
路6で高域が強調されたのち、FM変調器7でFM変調さ
れ、さらにFM色差信号CFMはアンプ8を介して回転磁気
ヘッドHC1,HC2に供給される。磁気テープ4にはこのヘ
ッドHC1,HC2により第6図に示すように1フィールド毎
に斜めの記録トラックTCが形成される。
なお、第7図のCにおいてPCは水平同期パルスを示し
ている。
第6図に示すように記録された輝度信号Y、色差信号
R−Y,B−Yは再生系によって記録系とは逆の過程で再
生されるが、色差信号R−Y,B−Yは時間軸圧縮されて
いるので、再生系において夫々時間軸が2倍に伸長され
る。
ところで、第5図に示す記録系の時間軸圧縮器5は1
水平期間(1H)分の容量を有する電荷転送素子(CCD)
が4個用いられて構成される。すなわち、R−Y信号に
対して2個、B−Y信号に対して2個使用され、R−Y
信号、B−Y信号は夫々第1及び第2のCCDに1H毎に交
互に1H分入力され、出力側より1H分が1/2Hで出力され、
圧縮色差信号Cが形成される。
このような時間軸圧縮器5において、R−Y信号とB
−Y信号の夫々に使用される第1及び第2のCCDの特性
が一致していないときには、再生系で時間軸伸長されて
得られるR−Y信号とB−Y信号夫々に1H毎にレベル差
(DCオフセット)が生じ、特にDCオフセットが生じると
色差信号(R−Y)(B−Y)の場合は、色復調回路で
色相を変化させるという問題があった。また、CCDの出
力特性のリニアリティーが相互に相違するときは、正確
な色相が再現されないことになる。そこで、このような
DCオフセットやリニアリティーの相違を低減するため
に、従来は、第8図に示すような1H分の遅延時間を有す
る遅延線9と、加算器10とから成るくし形フィルタが用
いられていた。この加算器10は等しい抵抗値の3個の抵
抗器をJ形に接続して構成され、2つの入力信号aとb
の平均、(a+b)/2を出力するようになっている。
周知のように、色差信号はライン相関を有する。一
方、上述したように記録時にCCDに起因するDCオフセッ
ト等のノイズは水平周波数fHの1/2の整数倍の周波数成
分を有するため、1H毎にその位相が反転している。
従って、加算回路10において第9図Aに示すようなノ
イズの混入した入力信号Aと、同図Bに示すような1H遅
延線9の出力信号Bとが、 のように平均化されて、同図Cに示すようにDCオフセッ
トを含むノイズが相殺される。
ところが、入力信号Aと出力信号Bの相関がない部分
をくし形フィルタから出力すると、例えば第9図に示す
ようにFrのレベルは、平均化によって1/2となってお
り、BKには入力信号Aには存在しない1/2レベルの色信
号が現れ、輝度信号のときは、垂直解像度が低下し、色
信号のときは、色相、及び明度が変化することになる。
上述の問題点を解決するために、特開昭61−156993号
公報に記載されたものが提案されている。
上記公報に記載されたくし形フィルタ回路を第10図、
11図を参照しながら説明する。
入力端子INから供給された色信号は、1H遅延線9、第
1の加算器10、減算器11に共通に供給され、遅延線9の
出力が加算器10、減算器11に共通に供給される。
減算器11は、2つの入力信号aとbの差の半分、 を出力するようになされている。
20はクリップ形相関器を全体として示し、増幅器12、
クリッパ13、小振幅通過形相関器14及び2個のクランプ
回路15,16から構成されている。
減算器11からのライン相関のない出力信号Dは、クリ
ップ形相関器20の一方の入力端子11aに供給され、増幅
器12、クリッパ13及びクランプ回路15を経て、小振幅通
過形相関器14の一方に供給される。クリップ形相関器20
の他方の入力端には、出力信号Dがクランプ回路16を介
して供給される。
小振幅通過形相関器14の出力と、第1の加算器10の加
算出力とが、第2の加算器18に供給されて加算出力Kと
して出力端子OUTに出力される。
第10図に示した構成の動作を第11図を用いて説明す
る。
入力端子INに入力された色信号A(第11図Aに示
す。)は、1H遅延線9を通り第11図Bに示すように1H分
遅延される。従って、第1の加算器10の出力Cは、第11
図Cに示すようになる。
また、第11図のAに示す信号から第11図のBに示す信
号を差引いた第11図Dに示す信号が減算器11からDとし
て出力される。
減算器11の出力Dを増幅器12で増幅した後、クリッパ
13で低レベル部分をカットすると、第11図Eに示す信号
となる。
小振幅通過形相関器14により、第11図Eに示す信号
と、同図Dに示す信号との相関をとり、小振幅の方を出
力すると、同図Jに示す信号となる。この小振幅通過形
相関器14の出力信号Jと、同図Cに示す第1の加算器10
の出力Cとを、第2の加算器18で加算して、同図Kに示
す色信号を出力端子に得ることができる。
第11図のKに示す信号を見れば明らかな如く、この回
路では相関のない水平ラインの信号に対しては加算平均
値を出力しないようにしているので、色が淡くなること
も、にじみも発生しなくなり、ノイズが除去された色信
号が第10図に示す構成で得られることがわかる。
しかしながら、第10図に示したものはアナログ処理が
なされ、1H遅延線としてはガラスまたはCCD等が用いら
れているため、リニアリティ,S/N,周波数特性,温度特
性等が変化するという問題があった。
このような問題点を解決した発明が特願昭61−81619
号として既に出願されている。
上記発明を第12〜13図を用いて説明する。第12図に示
した構成において、ラッチ回路21,22には、再生系にお
いてディジタル信号に変換された色信号が供給されてい
る。
同図において、遅延回路26からのデータR−YDはドロ
ップアウト補償回路23を構成するスイッチ回路30Rの一
方に供給される。このスイッチ回路30Rの出力データR
−YD1は1H遅延線を構成するシフトレジスタ31Rに供給さ
れ、このシフトレジスタ31Rの出力データR−YD2はスイ
ッチ回路30Rの他方に供給される。
また、スイッチ回路30Rの出力データR−YD1はROM32
R、例えばP−ROMにアドレス信号の上位ビットとして供
給されると共に、シフトレジスタ31Rの出力データR−Y
D2はROM32Rにアドレス信号の下位ビットとして供給され
る。
この場合、出力データR−YD1とR−YD2とで指定され
るROM32Rのアドレスには、出力データR−YD1とR−YD2
とが相関があるとするときには、データ {(R−YD1)+(R−YD2)}/2=R−YD12 が記憶され、相関がないとするときには、データR−Y
D1が記録されている。
また、ROM32Rの出力データはラッチ回路33Rでラッチ
され、D/A変換器24に供給される。
また、スイッチ回路30Rには図示しないドロップアウ
トパルス発生器より、色信号にドロップアウトがあった
時ドロップアウトパルスDPが供給され、シフトレジスタ
31R及びラッチ回路33Rには基準クロックよりクロック1/
2R・CK′が供給される。
以上の構成において、スイッチ回路30Rにドロップア
ウトパルスDPが供給されていないときには、スイッチ回
路30Rの出力データR−YD1として現データR−YDが出力
されると共に、ドロップアウトパルスDPが供給されると
きには、スイッチ回路30Rの出力データR−YD1として1H
前のデータR−YD2が出力され、ドロップアウトの補償
がなされる。
また、ROM32Rからは、スイッチ回路30Rの出力データ
R−YD1とシフトレジスタ31Rの出力データR−YD2とで
指定されるアドレスよりデータが読出される。すなわ
ち、出力データR−YD1とR−YD2との相関があるときに
は、 {(R−YD1)+(R−YD2)}/2=R−YD12 が読出される。このデータは現データR−YD1と1H前の
データR−YD2との加算平均である。
また、出力データR−YD1とR−YD2との相関がないと
きには、データR−YD1が読出される。このデータは現
データである。
例えば、スイッチ回路30Rの出力データR−YD1が第13
図に示すように時間と共に変化(同図Aはそのアナログ
波形)し、一方シフトレジスタ31Rの出力データR−YD2
が同図Dに示すように時間と共に変化(同図Cはそのア
ナログ波形)するとき、ROM32Rの出力データは例えば同
図Fに示すように時間と共に変化(同図Eはそのアナロ
グ波形)する。この例では、データR−YD1が[1111110
1]で、データR−YD2が[11111111]である時は相関が
あるとされ、両データの加算平均値のデータ[1111111
0]が出力される。
また、第12図において、データB−YDの系も上述した
データR−YDの形と同様に構成され、その動作も同様で
ある。
よって、第12図の構成によれば、相関はROM32R,32Bで
ディジタル的に一律に判断され処理がなされる。従っ
て、リニアリティ、S/N、f特、温度等の問題がなくな
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の映像信号再生回路に
おいては、その出力に波形歪が生じる欠点があった。す
なわち、1H前の信号と現信号との間に相関がある場合
は、両信号の加算平均を出力するように処理され、相関
のない場合は現信号をそのまま出力するように処理され
る。従って、両処理の切換点では必ず波形の段差が生じ
るようになる。
このことを第1図を用いて説明する。
1H前の信号の変化を第1図(a)のBとし、現信号を
同図(a)のAとした時、例えば、範囲Xの部分で相関
があるレベル範囲とする。
範囲X以外の範囲においては、現信号Aがそのまま出
力されるので、同図(b)のdで示す部分となる。範囲
Xの範囲においては、信号Aと信号Bの加算平均(A+
B)/2となるため、同図(b)のfで示す部分となる。
そして、相関のない部分とある部分の境の点でレベル
が切換えられるため、同図(b)のq−s部分及びr−
p部分のように段差が生じることになる。
このような段差部分は、信号に歪を与え、正常な色信
号が得られなくなるという問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図(c)のYに示す範囲において、dの部分の傾
斜をgに示すような傾斜に変更して、dの部分とfの部
分を直線的に補間する。
〔作用〕
第1図(c)のYに示す範囲をgに示す部分で直線的
に補間することにより、段差が解消されるので、信号歪
が改善される。
〔実施例〕 第3図はこの発明の一実施例を示す図であり、第2図
はROM44の読出しデータの特性図である。
第3図において、入力データAは第1の加算器42に供
給されると共に、1Hシフトレジスタ41に供給される。な
お、データAはディジタル信号に変換されている。1Hシ
フトレジスタ41の遅延データBが第1の加算器42に供給
され、両データの加算信号(A+B)が第2の加算器45
に供給される。
また、データAとデータBの差が減算器43で演算さ
れ、両データの相関のないデータ部分(A−B)がROM4
4の読出しアドレス信号として、ROM44に供給される。関
数発生器であるROM44からは第2図に示す関数f(A−
B)が読出され、第2の加算器45に供給される。
従って、第2の加算器45からは、両データの加算出力
である(A+B)+f(A−B)が出力され、割算器46
で1/2にされて出力信号Cとなる。
すなわち、 となるわけである。
次に、第3図の動作を説明する。
現データAと、1H前のデータBとが相関のある範囲内
(第1のレベル差)にある場合は、第2図の減算器43の
出力である(A−B)のデータが第2図の例えば−Lか
らLまでの範囲であり、従って、ROM44の読出し出力f
(A−B)は「0」となる。f(A−B)=0となるの
で、第2の加算器45は(A+B)を出力し、出力データ
Cは、両データA,Bの加算平均であるデータ が出力される。
現データAと、1H前のデータとが非相関の範囲、すな
わち減算器43の出力データ(A−B)が第2図のMより
大きいか、−Mより小さい範囲(第2のレベル差)にあ
る場合は、ROM44の読出し出力f(A−B)は第2図か
ら明らかなように、f(A−B)=(A−B)となる。
従って、第2の加算器45は(A+B)+(A−B)=
2Aを出力し、出力データ となり、現データAが出力データCとして出力される。
次に、現データAと、1H前のデータBとがやや相関の
ある範囲、すなわち減算器43の出力データ(A−B)
が、第2図のLとMとの間にある場合、及び第2図の−
Lと−Mとの間にある場合を説明する。
データ(A−B)が、LとMとの間にある場合は、第
2図から明らかなようにROM44の読出し出力は となる。
従って、第2の加算器45の加算出力は、 となり、第1図(c)に示す特性C′のgの部分のデー
タが出力端子Cから出力される。
また、データ(A−B)が、−Lと−Mとの間にある
場合は、第2図の特性からROM44の読出し出力は となる。従って、第2の加算器45の加算出力は となり、第1図(c)に示す特性C′のgの部分のデー
タが出力端子Cから出力される。
すなわち、現データAと1H前のデータBとがやや相関
のある範囲(第1図(c)のYの範囲に相当する。)
は、第1図(c)のgの部分が得られることになるか
ら、第3図の構成の特性は同図(c)に示すような滑ら
かな特性のデータを出力することになるわけである。
第3図の関数発生器44はROMを用いており、第2図の
ような特性のデータがそのROMに書き込まれているわけ
であるが、ROMの代りに第4図に示す回路を用いても同
様の補間映像データを得ることができる。
第4図に示す回路を説明する。現データAと1H前のデ
ータBとの差データ(A−B)は、ライン51に供給さ
れ、係数乗算器52、絶対値回路60、及び第1の入力デー
タとして選択回路56に入力されると共に、データ(A−
B)の符号ビットであるMSBビットのみがインバータ53
及び補数化回路50に供給される。定数 ライン61に供給され、補数化回路50に入力される。
補数化回路50はイクスクルーシブノア(EX−NOR)54
の並列回路で構成されており、データ(A−B)の正負
の極性を表す符号ビットであるMSBビットが全てのEX−N
OR54の一方の入力端子に供給されているので、データ
(A−B)が正の時のみ、定数 のデータが補数化回路50で反転されて加算器55に供給さ
れると共に、MSBビットがインバータ53で反転されて加
算器55に供給される。すなわち、補数化回路50出力とイ
ンバータ53出力とを加算器55で加算して、定数 の補数を得ているわけである。
また、加算器55には係数乗算器52の出力データも供給
されている。加算器55の入力はこのようになっているの
で、差データ(A−B)が正の時の出力データは、 となり、逆に差データ(A−B)が負の時は、 が出力データとして、ライン62に出力され選択回路56へ
第2の入力データとして供給される。選択回路56への第
3の入力データは、ライン63上の“0"信号である。
差データ(A−B)の絶対値|A−B|を得る絶対値回路
60は、イクスクルーシブオア(EX−OR)57の並列回路で
構成され、全てのEX−OR57の一方の入力端子に差データ
(A−B)のMSBビットが供給されている。このMSBビッ
トは差データ(A−B)の正・負の極性を表す符号ビッ
トであるから、差データ(A−B)が負の時のみEX−OR
57でデータ(A−B)が反転されて、絶対値データ|A−
B|として、比較器58,59に供給される。
比較器58,59には、それぞれ定数LまたはMが供給さ
れており、比較器58,59は絶対値データ|A−B|が、定数
MまたはLを越える時に、“1"信号をライン64あるいは
65に出力する。
ライン64,65上の2ビットの信号は選択回路56に選択
信号として供給され、第1〜3の入力データのうちの1
つを選択してライン70に送出する。
選択信号が共に“1"である時は、第1の入力データを
ライン70に送出し、選択信号が共に“0"の時は、第3の
入力データをライン70に送出し、ライン64上の選択信号
が“1"でライン65上の選択信号が“0"の時は、第2の入
力データをライン70に送出する。
つまり、ライン70に送出されるデータは第2図に示し
た特性のデータとなることがわかる。
なお、係数 を2のべき乗として設定しておけば、係数乗算器52はシ
フトレジスタで簡単に構成することができる。
さらに、定数M,Lを入力データA,Bの関数、M=M(A,
B),L=L(A,B)としても良い。この場合は相関あり、
相関のしの判定を|A−B|の絶対値のみでなく、 の比の大きさによって行うことができるようになる。
又、上述した実施例では色差信号R−Y,B−Yの処理
系に適用したが同様な問題を生じる他の映像信号の処理
系にも適用できることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の映像信号処理装置によれ
ば相関のある第1のレベル差と、相関のない時との第2
のレベル差を設け、この中間のレベル差では出力データ
を滑らかに変化するような補間映像データが出力される
ようにしたので、従来の映像信号の処理回路に比較して
出力データ信号の歪が軽減される。
また、相関はディジタル処理により行うようにしたの
で、極めて安定度が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は第3図の本発明の信号処理回路の特性を説明す
るためのデータ図、第2図は相関度によって出力される
データf(A−B)を示す特性図、第3図は本発明の実
施例を示すブロック図、第4図は第3図の一部の構成を
示すブロック図、第5図はVTRの記録ブロック図、第6
図はテープの記録パターンを示す説明図、第7図は信号
波形図、第8図はくし形フィルタのブロック図、第9図
は本発明の原理を説明するための波形図、第10図は先行
技術を示す信号処理回路のブロック図、第11図は第10図
の主要部の波形図、第12図は他の先行技術を示すブロッ
ク図、第13図は第12図の主要部の波形図である。 図中、41は1Hシフトレジスタ、42,45,55は加算器、43は
減算器、44は関数発生器、54はEX−NOR、57はEX−OR、5
0は補数化回路、60は絶対値回路、58,59は比較器、56は
選択回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 11/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮された1系統の映像信号を時間軸で伸
    長して2系統の映像信号として処理する映像信号処理装
    置において 少くとも信号処理が行われたそれぞれの映像信号データ
    の現在の映像信号データと、1水平期間前の遅延映像信
    号データのレベル差を検出する演算手段と、 上記演算手段のレベル差出力によって下記A、B、Cの
    映像信号データを出力する制御手段とを備えていること
    を特徴とする映像信号処理装置。 (A)上記現在の映像信号データと、1水平期間前の映
    像信号データが第1のレベル差以内にあるときは上記現
    在の映像信号データと、上記1水平期間前の映像信号デ
    ータの加算平均値の映像信号データを出力する (B)上記現在の映像信号データと上記1水平期間前の
    映像信号データが上記第1のレベル差より大きい第2の
    レベル差以上あるときは、上記現在の映像信号データを
    出力する (C)上記現在の映像信号データと1水平期間前の映像
    信号データが上記第1のレベル差より大きく、かつ上記
    第2のレベル差より小さいときは、上記第1のレベル差
    の時点で出力される上記加算平均値の映像信号データ
    と、上記第2のレベル差の時点で出力される上記現在の
    映像信号データを連続させるような補間特性を有する補
    間映像信号データを出力する。
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