JP2508403B2 - フラッシュバルブ付き水洗便器及びその施工方法 - Google Patents

フラッシュバルブ付き水洗便器及びその施工方法

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JP2508403B2 JP2283729A JP28372990A JP2508403B2 JP 2508403 B2 JP2508403 B2 JP 2508403B2 JP 2283729 A JP2283729 A JP 2283729A JP 28372990 A JP28372990 A JP 28372990A JP 2508403 B2 JP2508403 B2 JP 2508403B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は施工がきわめて簡単に行なえるよう改良され
たフラッシュバルブ付き水洗便器及びその施工方法に関
する。
[従来の技術] フラッシュバルブによる水洗式の洋風便器を施工する
場合、トイレルームの床面に排水管の先端を突出させて
おき、この排水管の先端にゴムパッキンを被せた後、洋
風便器の排水口を該排水管に差し込むようにして洋風便
器を床面上に載置しボルト等で固定する。
その後、フラッシュバルブを該便器の給水受入口に配
管で接続して固定すると共に、該フラッシュバルブを別
配管でトイレルームの壁面や床面の給水管に接続する。
上記の便器据付工程のうち、便器を固定するまでの作
業は便器施工業者が行なう。固定設置された便器に対し
フラッシュバルブを接続すると共に、このフラッシュバ
ルブを給水管に接続する作業は専門の業者が行なう。こ
のように配管接続が専門の配管業者によって行なわれる
のは、フラッシュバルブの位置や給水管の位置がトイレ
ルーム毎に異なったりするためであり、それらに合せて
パイプをカットしたり螺子切りした上で、パイプでフラ
シュバルブの配管接続を行なうという専門職人作業が必
要となるからである。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように従来のフラッシュバルブ付き水洗便器及
びその施工方法によると、便器の設置に業種の異なる複
数の専門業者が必要になるため、作業日程の調整が必要
となると共に、工賃も嵩み、さらにどうしても工期が長
くならざるを得ないという問題があった。
[課題を解決するための手段] 本発明のフラッシャバルブ付き水洗便器は、底面がト
イレルームの床面に取り付けられる床置き型の水洗便器
であって、便器の鉢部にトラップを介して連通した排水
口が該底面近傍において下向きに開口しており、該水洗
便器の後部上方にフラッシュバルブが鉢部への給水用の
パイプを介して固定設置されている水洗便器において、
該水洗便器の後部上面を貫通して給水導入配管が上下方
向に延設され、該給水導入配管の上端部が該フラッシュ
バルブの給水受入口に接続され、該給水導入配管の下端
部が前記排水口の近傍において下向きに開口しており、
該排水口付近での作業を行なうための作業用開口を備え
ていることを特徴とするものである。
本発明のフラッシュバルブ付き水洗便器の施工方法
は、請求項(1)の水洗便器の施工方法であって、トイ
レルームの床面に排水管の先端を上向きに開口させてお
くと共に、該排水管の先端に近接して、かつ該排水管の
先端に対し規定位置となるように給水管の先端を該床面
から突設しておき、該床面に請求項(1)の水洗便器の
底面を当接させ、排水口と排水管との連結、給水管と給
水導入配管との連結及び水洗便器の床面への固定を行な
うことを特徴とするものである。
[作用] 本発明のフラッシュバルブ付き水洗便器の取付施工を
行なうには、その底面をトイレルームの床面に当接さ
せ、固定する。この場合、トイレルームの床面に排水管
及び給水管の先端をそれぞれ規定位置関係となるように
配設しておく。そして、便器を便器施工面に当接させる
際に便器の取付基面の排水口及び給水受入口をこれら排
水管及び給水管に連結する。
なお、この連結作業などの便器内部の作業は、水洗便
器に設けられた作業用開口を通して行なわれる。
このように、本発明の便器及びその施工方法では、ト
イレルームの便器施工面に排水管及び給水管の先端を予
め規定された位置関係となるように配設しておくと、便
器取付業者のみで施工が行なえる。即ち、便器を取付け
た後のパイプによる給水管とフラッシェバルブとの接続
作業が不要である。従って、異業種の日程調整や複数業
種職人の確保が不要となり、施工時間の短縮や施工完了
期日の順守なども可能となる。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例に係るフラッシュバルブ付き
水洗便器の斜視図、第2図及び第3図はその設置状態を
示す断面図及び背面図、第4図は排水フランジを示す平
面図、第5図は施工状態を示す側面図である。
この実施例に係る便器は洋風便器10であり、前部に鉢
部12を有し、該鉢部12の上部をリム通水路14が周回して
いる。便器10の底部は台座部16となっており、該台座部
16の側面部分のうち便器後方部分には側面から中央側に
へこむ凹部18が設けられ、該凹部18に便器固定用のボル
ト孔20が設けられている。
洋風便器10の後部上面にはスパッド22を介してパイプ
24が立設され、該パイプ24の上端部分にフラッシュバル
ブ26が連結されている。28は該フラッシュバルブ26のレ
バーハンドルを示す。
洋風便器10の後部上面には、前記パイプ24の側方位置
に別のパイプ30が立設されており、このパイプ30の上端
は継手部材32を介して前記フラッシュバルブ24の給水受
入口に接続されている。
第2図に示す如く、前記鉢部12の底部はトラップ34を
介して排水口36に連通している。また、洋風便器10の後
部上面中央部には、給水路38が便器10の前後方向に延在
しており、前記パイプ24は該便器10の天井面を貫通して
該給水路38に臨んでいる。
なお、第2、3図に示す如く、洋風便器10の背面部分
には施工性及びメンテナンス性確保のため、作業用開口
40が設けられている。
トイレルーム42の床面44には排水フランジ46が設置さ
れている。この排水フランジ46は水平なプレート部48
と、該プレート部48の開口50の周縁から立設された筒状
の立ち上げ部52と該開口50の周縁から下方に立ち下げら
れた筒状の立ち下げ部54と、プレート部48の後方延在部
に設けられた円形開口56を有している。立ち上げ部52の
上部にはジョイントパッキン58が装着されており、前記
排水口36は該ジョイントパッキン58を介して立ち上げ部
52の上部に差し込まれる。立ち下げ部54は、トイレルー
ム42な床44に配設されている排水管60の上部に嵌合され
ている。前記円形開口56には、同じくトイレルーム42の
床44に配設された給水管62の上部が挿通されている。
なお、本実施例においてこのように排水フランジ46を
用いているのは、排水管60及び給水管62の相対的な位置
関係が正確かつ容易に規定位置となるようにするためで
ある。
第3、4図に示す如く、前記洋風便器10の凹部18はこ
の排水フランジ46のプレート部48の側縁部分に被さるよ
う構成されており、前記ボルト孔20に挿通されるアンカ
ーボルト(図示略)は該排水フランジ46のプレート部48
に設けられたボルト挿通口64に挿通される。そして、床
面44に立設されたアンカーボルトにナットを締こむこと
により排水フランジ46及び便器10が床44に固定される。
前記給水管62の上端にはカプラーソケット66を介して
フレキシブルチューブ(以下フレキチューブと略)68の
下端が連結されており、該フレキチューブ68の上端はジ
ョイント70を介して前記パイプ30の下端に接続されてい
る。
この洋風便器10を施工するには、第4図の如く、排水
フランジ46を用いて排水管60と給水管62とが規定位置と
なるようにこれら排水管60及び給水管62をトイレルーム
42の床44に配設しておく。そして、排水フランジ46の立
ち上げ部52にジョイントパッキン58を装着する。一方、
洋風便器10にはパイプ24、フラッシュバルブ26及びパイ
プ30をその上面に取り付けると共に、継手部材32を介し
てパイプ30とフラッシュバルブ26とを接続しておく。さ
らに、パイプ30の下端にフレキチューブ68を接続してお
く。
しかる後、排水口36がジョイントパッキン58を介して
立ち上げ部52内に差し込まれるように洋風便器10をトイ
レルーム42の床44に対し上方から載置する。便器10が床
44上に置かれた後、アンカーボルトにて排水フランジ46
及び洋風便器10の固定を行なう。また、フレキチューブ
68と給水管62とをカプラーソケット66を用いて接続す
る。
このように、本実施例に係るフラッシュバルブ26付き
の水洗便器10は、その底面をトイレルームの床面44に当
接させ、固定するだけで該便器10の取付施工を行なえ
る。この場合、床面44に排水管60及び給水管62が排水フ
ランジ46を用いて規定位置関係となるように配設してあ
るから、便器10を設置するに際しては、排水口36が排水
フランジ46を介して排水管60に連通されるよう上方から
便器10を載置し、次いでフレキチューブ68をカプラーソ
ケット66で給水管62に接続するだけで良い。なお、この
作業は、作業用開口40から作業員が手を差し込むことに
より極めて容易に行なえる。
このように、本実施例の洋風便器10とその施工方法に
よると、便器10の取付に際し配管施工業者が不要であ
る。即ち、洋風便器10を据え付ける施工業者のみで洋風
便器10の設置施工を行なえる。従って、複数の業者の日
程調整や複数業種職人の確保が不要となり、施工期間の
短縮や施工完了期日の順守なども可能となる。
[効果] 以上の通り、本発明のフラッシュバルブ付き水洗便器
は、その取付施工がきわめて簡単である。本発明の施工
方法によると、金属パイプを切断してフラッシュバルブ
と給水管とを接続する配管作業業者が不要であり、施工
期間の短縮や施工完了期日の順守などもきわめて容易に
行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るフラッシュバルブ付き水
洗便器の斜視図、第2図はその施工状態を示す縦断面
図、第3図は同背面図、第4図は施工途中における排水
フランジの平面図、第5図は施工手順を示す組立図であ
る。 10……洋風便器、12……鉢部、 26……フラッシュバルブ、 34……トラップ、36……排水口、 46……排水フランジ、 58……ジョイントパッキン、 60……排水管、62……給水管、 68……フレキチューブ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面がトイレルームの床面に取り付けられ
    る床置き型の水洗便器であって、便器の鉢部にトラップ
    を介して連通した排水口が該底面近傍において下向きに
    開口しており、 該水洗便器の後部上方にフラッシュバルブが鉢部への給
    水用のパイプを介して固定設置されている水洗便器にお
    いて、 該水洗便器の後部上面を貫通して給水導入配管が上下方
    向に延設され、 該給水導入配管の上端部が該フラッシュバルブの給水受
    入口に接続され、 該給水導入配管の下端部が前記排水口の近傍において下
    向きに開口しており、 該排水口付近での作業を行なうための作業用開口を備え
    ていることを特徴とするフラッシュバルブ付き水洗便
    器。
  2. 【請求項2】請求項(1)の水洗便器の施工方法であっ
    て、 トイレルームの床面に排水管の先端を上向きに開口させ
    ておくと共に、該排水管の先端に近接して、かつ該排水
    管の先端に対し規定位置となるように給水管の先端を該
    床面から突設しておき、 該床面に請求項(1)の水洗便器の底面を当接させ、排
    水口と排水管との連結、給水管と給水導入配管との連結
    及び水洗便器の床面への固定を行なうことを特徴とする
    水洗便器の施工方法。
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