JP2507550Y2 - 軒樋の接続構造 - Google Patents

軒樋の接続構造

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JP2507550Y2
JP2507550Y2 JP1990050443U JP5044390U JP2507550Y2 JP 2507550 Y2 JP2507550 Y2 JP 2507550Y2 JP 1990050443 U JP1990050443 U JP 1990050443U JP 5044390 U JP5044390 U JP 5044390U JP 2507550 Y2 JP2507550 Y2 JP 2507550Y2
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JP
Japan
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inner plate
piece
joint body
eaves gutter
ear
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JP1990050443U
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JPH0410634U (ja
Inventor
敏夫 西原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、軒樋の端部同士を接続す軒樋の接続構造に
関するものである。
[従来の技術] 従来軒樋の端部同士を接続するものとして実開昭64-3
6425号公報が知られている。この実開昭64-36425号公報
のものは第5図に示すように、軒樋1の外周面に被嵌す
る継手本体2の一側片部の上端部に舌片4を突出し、隣
り合う軒樋1の端部の内外周面より継手本体2と内板7
とをそれぞれ当接し、舌片4を内側に折り曲げて内板7
の一方の上端部に係止して軒樋1同士を接続していた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記の従来例にあっては、軒樋1の内外面
に配置して軒樋1を内外から挟持するための継手本体2
と内板7とは片側に設けた舌片4の内側への折り曲げに
よる係止のみであったため、外力が加わった場合など継
手本体2と内板7との舌片4で係止していない方が離れ
てしまうおそれがあった。また、継手本体2と内板7と
の軒樋1の長手方向における位置決めがなされていない
ため継手本体2と内板7とが軒樋1の長手方向にずれて
施工されて、確実な接続ができない場合も生じていた。
本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考案したもの
であって、その目的とするところは、継手本体と内板と
が確実に結合され、しかも継手本体と内板とが軒樋の長
手方向にずれるのを確実に防止できる軒樋の接続構造を
提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の軒樋の接続構造は、軒樋1の外周面に被嵌す
る継手本体2の両側片部3,5の上端部に断面コ字状で上
横片12先端が内側を向いている耳部嵌合部11,11をそれ
ぞれ設けるとともに、軒樋1の耳部14,14に被嵌する各
耳部嵌合部11,11の上横片12の先端に下方へ湾曲状に突
出した係合部16を全長にわたり設け、該継手本体2の一
方の側片部3の係合部16から上方に向けて舌片4を突出
すると共に他方の側片部5の耳部嵌合部11の上横片12の
上記係合部16の外側に係合部16に沿う係止孔6を設け、
軒樋1内周面に当接する内板7の他方の側片8の上端に
係止突片9を突出し、隣り合う軒樋1,1の端部の内外周
面より継手本体2と内板7とをそれぞれ当接して内板7
の両側片の各上端に上記係合部16を係止し、係止突片9
を係止孔6に挿入係止すると共に舌片4を内板7の一方
の側片10上端部に係止して成るものであって、このよう
な構成を採用することで、上記した従来例の問題点を解
決して本考案の目的を達成したものである。
[作用] しかして、係止突片9を係止孔6に挿入係止して継手
本体2と内板7とを軒樋1の長手本体において位置決め
した状態で、舌片4を内側に折り曲げて舌片4を内板7
の一方の側片10の上端部に係止するとともに継手本体2
の両側片部の係合部16に内板7の両側片の上端を夫々係
止することで隣り合う軒樋1の端部の内外に配置した軒
樋本体2と内板7とで軒樋1の端部同士を接続するとと
もに継手本体2と内板7とを結合するものである。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
継手本体2は例えば金属板、合成樹脂被覆金属板等に
より形成してあり、第1図、第4図に示すように軒樋1
の外面側に被嵌することができる形状をしており、両側
片部3、5の上端部にはそれぞれ略コ字状の耳部嵌合部
11が設けてある。略コ字状の耳部嵌合部11の上横片12の
内側を向いた先端には前下方に向けて突出した略半円状
の係合部16が設けてある。継手本体2の両側片部3、5
のうち一方の側片部3の上端部の係合部16から上方に向
けて舌片4が突出してある。また、継手本体2の他方の
側片部5の上端部の耳部嵌合部11の上横片12には係合部
16の外側において係合部16に沿う係止孔6が設けてあ
る。更に、両側の耳部嵌合部11の上横片12の中央部には
それぞれ窓部13が設けてあり、他方の窓部13は係止孔6
と連通している。
内板7は合成樹脂、金属板、合成樹脂被覆金属板等に
より形成してあり、軒樋1内周面に当接することができ
る形状をしている。この内板7の一方の側片10の上端部
は軒樋1の耳部14の上端部に係止することのできる耳部
係止部15となっている。また、内板7の他方の側片8の
上端に係止突片9が突出してある。
しかして、上記の構成の継手本体2と内板7とからな
る軒樋継手を用いて第2図、第3図に示すように隣り合
う軒樋1の端部同士を接続するものであるが、この場
合、隣り合う軒樋1の端部の内外周面より継手本体2と
内板7とをそれぞれ当接し(この際、隣り合う軒樋1の
両端上部の耳部14がそれぞれ耳部嵌合部11に嵌合され、
また、係合部16が内板7の両側片8、10の上端に係止さ
れる)、係止突片9を係止孔6に挿入係止すると共に舌
片4を内側に折り曲げて内板7の一方の側片10上端部に
係止することで、継手本体2と内板7とで隣り合う軒樋
1の端部同士を内外面から挟持して連結するものであ
る。
ここで、軒樋1の端部ははさみ等で切断した際に耳部
14部分においてばりが生じるが、この耳部14の端部にお
いて生じたばりは窓部13部分を設けておくことで、ばり
をこの窓部13内に位置させることができて軒樋1同士を
継手本体2と内板7とで接続するに当たっての支障にな
らないようにしてある。
[考案の効果] 本考案にあっては、係止突片の係止孔への係止により
継手本体と内板とを軒樋の長手本体において位置決めで
きるものであり、そして継手本体と内板とは継手本体に
設けた舌片並びに継手本体の係止孔と内板の係止突片と
の係止によるだけでなく、継手本体の両側片に設けた係
合部と内板上端との係止によっても係止連結されるもの
であり、しかも係合部が下方へ湾曲状に突出していて舌
片はこの係合部から上方に向けて突出されたものである
から、舌片は係合部において容易に内側へ折り曲げて内
板に係止させることができるとともに、この時、係合部
が内板の一方の側片の上端に確実に係止されるものであ
り、さらに係止突片が係止孔に挿入係止された状態で係
止孔に沿う係合部が内板の側片の上端に係止されること
から、内板の他方の側片の上端も継手本体の係合部の上
端に確実に係止されるものであって、軒樋の端部同士を
確実に接続するとともに軒樋本体と内板とを確実に結合
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の分解斜視図、第2図は同上の斜視図、
第3図は同上の断面図、第4図(a)(b)(c)は同
上に用いる継手本体の正面図、側面図及び平面図、第5
図は従来例の分解斜視図であって、1は軒樋、2は継手
本体、3は側片部、4は舌片、5は側片部、6は係止
孔、7は内板、8は側片、9は係止突片、10は側片、11
は耳部嵌合部、12は上横片、16は係合部である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軒樋の外周面に被嵌する継手本体の両側片
    部の上端部に断面コ字状で上横片先端が内側を向いてい
    る耳部嵌合部をそれぞれ設けるとともに、軒樋の耳部に
    被嵌する上記の各耳部嵌合部の上横片の先端に下方へ湾
    曲状に突出した係合部を全長にわたり設け、該継手本体
    の一方の側片部の係合部から上方に向けて舌片を突出す
    ると共に他方の側片部の耳部嵌合部の上横片の上記係合
    部の外側に係合部に沿う係止孔を設け、軒樋内周面に当
    接する内板の他方の側片の上端に係止突片を突出し、隣
    り合う軒樋の端部の内外周面より継手本体と内板とをそ
    れぞれ当接して内板の両側片の各上端に上記係合部を係
    止し、係止突片を係止孔に挿入係止すると共に舌片を内
    板の一方の側片の上端部に係止して成る軒樋の接続構
    造。
JP1990050443U 1990-05-15 1990-05-15 軒樋の接続構造 Expired - Lifetime JP2507550Y2 (ja)

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JPH0410634U JPH0410634U (ja) 1992-01-29
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JPH0352340Y2 (ja) * 1985-12-23 1991-11-13
JPH0536018Y2 (ja) * 1987-08-28 1993-09-13

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