JP2502308Y2 - 軒樋継手 - Google Patents

軒樋継手

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JP2502308Y2
JP2502308Y2 JP1990119471U JP11947190U JP2502308Y2 JP 2502308 Y2 JP2502308 Y2 JP 2502308Y2 JP 1990119471 U JP1990119471 U JP 1990119471U JP 11947190 U JP11947190 U JP 11947190U JP 2502308 Y2 JP2502308 Y2 JP 2502308Y2
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eaves
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亘 小山
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、軒樋の外周面に沿う外継手と、軒樋の内周
面に沿う内継手とにより、軒樋どうしの突き合わせ部分
を挟持して、軒樋を長手方向に接続する軒樋継手に関す
る。
[従来の技術] 従来、この種の軒樋継手としては、例えば、特開昭62
-276157号公報に示すようなものがある。この軒樋継手
では、軒樋接続状態において、内継手の上端(被係止
部)が外継手の係止部に係止される構造となっており、
軒樋を接続するにあたっては、一対の軒樋どうしを長手
方向に突き合わせ、その接続部で軒樋の外周に外継手を
嵌合させた後、軒樋の内周側から内継手を嵌合させ、内
継手の上端を外継手の係止部に係止させる。これによ
り、軒樋の接続部が外継手と内継手との間に挟持され
て、軒樋どうしの接続が行なわれる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の軒樋継手では、内継手
の上端と外継手の係止部とを係止する構造となっている
ため、例えば、第3図に示すように、軒樋1の耳部1a
が、側面1cに対して内側方向へ傾き変形した場合(実線
で示す状態から点線で示す状態)には、外継手の嵌合は
問題なく行なわれるが、内継手の嵌合時に、外継手の係
止部に内継手の上端を係止させ難くなり、施工性が悪い
という課題があった。
本考案は、このような課題を解決しようとするもの
で、軒樋が変形している場合でも内継手を容易かつ確実
に嵌合できるようにして、施工性の改善をはかった軒樋
継手を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の軒樋継手は、軒
樋の外周面に沿う外継手と、軒樋の内周面に沿う内継手
とを有し、これらの外継手と内継手との間に軒樋を挟持
して軒樋どうしを長手方向に接続する軒樋継手におい
て、 前記外継手の前後上端に、軒樋の耳部に嵌合する断面略
コ字状の耳嵌合部が内側に開口して形成され、この両耳
嵌合部の軒樋の長手方向の中央部に、所定長さを有する
切欠き部が形成され、一方、前記内継手の前後上縁部
に、軒樋接続時、前記軒樋の耳部内側面に、長手方向に
沿って形成された凹部に係合する係止突起部が外方へ突
出形成され、また、内継手の軒樋の長手方向の長さが、
前記切欠き部の長さより短くされ、かつ、内継手の前記
両係止突起部の間隔が、前記両切欠き部間の間隔より短
くされていることを特徴としている。
[作用] 上述した本考案の軒樋継手では、軒樋を長手方向に接
続する際には、軒樋どうしの突き合わせ接続部で軒樋の
外周に外継手を嵌合させた後、軒樋の内周側から内継手
を嵌合させる。この際、本考案の軒樋継手においては、
内継手の前後上縁部には、軒樋の耳部内側面に、長手方
向に沿って形成された凹部に係合する係止突起部が外方
へ突出形成され、また、内継手の長手方向の長さが、上
記外継手に形成された切欠き部の長さより短く、かつ、
内継手の両係止突起部の間隔が、上記外継手の対向する
両切欠き部間の間隔より短くされているので、内継手を
軒樋の接続部に上方から嵌め込み、内継手上縁部の係止
突起部を軒樋耳部の凹部に嵌め込み係合させるというワ
ンタッチの作業で、内継手は軒樋の内周側に係止保持さ
れ、軒樋の接続作業を完了することができる。
[考案の実施例] 以下、図面により本考案の一実施例としての軒樋継手
について説明すると、第1図はその断面図、第2図はそ
の平面図である。
第1,2図に示すように、本実施例では、軒樋1,1どうし
をその長手方向に突き合わせて接続する場合について説
明する。各軒樋1は前高の角樋状のもので、その前後上
縁部には耳部1aが形成されるとともに、各耳部1aの軒樋
1内側面には、後述する内継手3の係止突起部3aと係合
しうる断面く字状の凹部1bが形成されている。なお、第
1図より明らかなように、軒樋1の各耳部1aの内側面の
下部には、軒樋の長手方向に連続するスリットが形成さ
れている。
そして、本実施例の軒樋継手も、軒樋1の外周面に沿
う外継手2と、軒樋1の内周面に沿う内継手3とから構
成されている。
外継手2の前後上端には、軒樋1の耳部1aに嵌合する
断面略コ字状の耳嵌合部2aが内側に開口して設けられ、
この耳嵌合部2aの先端部には、第2図に示すように、内
継手3の嵌め込み時に、後述する係止突起部3aの通過を
許容する所定長さの切欠き部2bが軒樋の長手方向に形成
されている。
また、内継手3において、軒樋1の耳部1aに当接しう
る上縁部には、断面く字状の係止突起部3aが外側へ向か
って突出形成されており、この係止突起部3aは、軒樋接
続時に、耳部1aに形成された凹部1bに係合するようにな
っている。この両係止突起部3a、3a間の間隔、つまり、
内継手3の最大幅は、上記外継手2の両耳嵌合部2a、2a
に形成された両切欠き部2b、2b間の間隔より短くされて
いる。また、内継手3の長手方向の長さは、外継手2の
切欠き部2bの長さより短くされている。さらに、内継手
3の前後間には、補強部材3bが一体的に架設されてい
る。
上述の構成により、軒樋1,1を長手方向に接続する際
には、まず、これらの軒樋1,1の端部どうしを突き合わ
せ、その接続部で軒樋1,1の外周から外継手2を嵌合さ
せ耳嵌合部2aを耳部1aに嵌合させる。この状態で、軒樋
1,1の接続部内周側に、内継手3を上方から嵌め込む。
このとき、内継手3の上縁部は、係止突起部3aが軒樋
1の耳部1a付近を通過するとき一旦軒樋1内側に撓んで
から、その係止突起部3aが耳部1aの凹部1bに嵌め込まれ
て係合すると、軒樋1を外継手2側へ向けて押圧する。
これにより、内継手3は軒樋1,1の内周側に係止保持さ
れ、軒樋1,1が接続される。
そして、外継手3の耳嵌合部2a、2aには切欠き部2b、
2bが形成されており、この切欠き部2b、2b間の間隔は、
内継手3の係止突起部3a、3a間の間隔より短く、また、
同切欠き部2b、2bの長さは、内継手3の長手方向の長さ
より短くされているので、内継手3の係止突起部3aと外
継手2の耳嵌合部2aとが互いに当接して干渉し合うこと
はない。
このように、本実施例の軒樋継手によれば、軒樋1の
耳部1aに第3図に示すような傾きが生じていても、軒樋
接続時における内継手3の嵌合作業をワンタッチで行な
え、施工性を大幅に改善できる。また、内継手3の嵌合
が確実に行なわれ、接続部における接着嵌合が補強され
るとともに、水密性が向上し漏水を確実に防止できる利
点もある。
[考案の効果] 以上のとおり、本考案の軒樋継手においては、内継手
の前後上縁部には、軒樋の耳部内側面に、長手方向に沿
って形成された凹部に係合する係止突起部が外方へ突出
形成され、また、内継手の長手方向の長さが、上記外継
手に形成された切欠き部の長さより短く、かつ、内継手
の両係止突起部の間隔が、上記外継手の対向する両切欠
き部間の間隔より短くされているので、軒樋が変形して
いる場合でも内継手を容易かつ確実に嵌合でき施工性を
大幅に改善できるほか、接着嵌合の増強および漏水防止
に大きく寄与するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本考案の一実施例としての軒樋継手をその使
用状態とともに示すもので、第1図はその断面図、第2
図はその平面図であり、第3図は軒樋耳部が傾いた状態
の例を示す模式的な断面図である。 図において、1……軒樋、1a……耳部、1b……凹部、2
……外継手、2a……耳嵌合部、2b……切欠き部、3……
内継手、3a……係止突起部、3b……補強部材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軒樋の外周面に沿う外継手と、軒樋の内周
    面に沿う内継手とを有し、これらの外継手と内継手との
    間に軒樋を挟持して軒樋どうしを長手方向に接続する軒
    樋継手において、 前記外継手の前後上端に、軒樋の耳部に嵌合する断面略
    コ字状の耳嵌合部が内側に開口して形成され、この両耳
    嵌合部の軒樋の長手方向の略中央部に、所定長さを有す
    る切欠き部が形成され、一方、前記内継手の前後上縁部
    に、軒樋接続時、前記軒樋の耳部内側面に、長手方向に
    沿って形成された凹部に係合する係止突起部が外方へ突
    出形成され、また、内継手の軒樋の長手方向の長さが、
    前記切欠き部の長さより短くされ、かつ、内継手の前記
    両係止突起部間の間隔が、前記両切欠き部間の間隔より
    短くされていることを特徴とする軒樋継手。
JP1990119471U 1990-11-14 1990-11-14 軒樋継手 Expired - Fee Related JP2502308Y2 (ja)

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