JPH061552U - 角軒樋継手 - Google Patents
角軒樋継手Info
- Publication number
- JPH061552U JPH061552U JP3930292U JP3930292U JPH061552U JP H061552 U JPH061552 U JP H061552U JP 3930292 U JP3930292 U JP 3930292U JP 3930292 U JP3930292 U JP 3930292U JP H061552 U JPH061552 U JP H061552U
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- joint
- corner
- corner eaves
- contour
- rear edge
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 前面壁が内方に傾斜する半閉塞型の角軒樋同
士を、外継手と内継手とからなる二重継手により接続す
る角軒樋継手を提供する。 【構成】 外継手1と内継手2とからなり、外継手は、
角軒樋Aの外輪郭に符合する内輪郭を具えると共に、角
軒樋の前縁耳部A−1と後縁耳部A−2を覆う覆部11
1,112を有し、かつ内底部113から円柱状凸部1
14を突設してなり、一方内継手は、角軒樋の内輪郭に
符合する外輪郭を具えると共に、前縁係止部211と後
縁係止部212とを外向き凸円弧状に形成し、かつ外継
手の円柱状凸部が嵌入する丸孔を底部213に穿設した
ことを特徴とする角軒樋継手。
士を、外継手と内継手とからなる二重継手により接続す
る角軒樋継手を提供する。 【構成】 外継手1と内継手2とからなり、外継手は、
角軒樋Aの外輪郭に符合する内輪郭を具えると共に、角
軒樋の前縁耳部A−1と後縁耳部A−2を覆う覆部11
1,112を有し、かつ内底部113から円柱状凸部1
14を突設してなり、一方内継手は、角軒樋の内輪郭に
符合する外輪郭を具えると共に、前縁係止部211と後
縁係止部212とを外向き凸円弧状に形成し、かつ外継
手の円柱状凸部が嵌入する丸孔を底部213に穿設した
ことを特徴とする角軒樋継手。
Description
【0001】
本考案は角軒樋継手に係り、特に前面壁が内方に傾斜する半閉塞型の角軒樋同 士を、外継手と内継手とからなる二重継手により接続する角軒樋継手に関する。
【0002】
従来、角軒樋同士の接続は、角軒樋の側端部を挾着する溝部を両側に具えた爪 式継手が主流であるが、角軒樋の側端部を爪式継手の溝部に挿着し難く施工に手 間取り、特に寄せ棟屋根の軒先に取付ける場合には納まり最後の角軒樋同士の突 合わせが困難である。
【0003】 上記施工性の改善策として図4に側面略図で示す如く、一対の外継手bと内継 手cからなる二重継手が用いられているが、この場合高所作業である上に内継手 の嵌合に手間取り、特に半閉塞型角軒樋或いは前面壁が高い角軒樋aである場合 には、屋根の下端部と角軒樋の前面壁との間の開口幅dが狭いので、内継手cの 後縁係止部c−1を角軒樋aの後縁耳部a−1と外継手bとの間に係止する作業 に手間取り、施工が困難であると云う問題がある。
【0004】
本考案は上記課題を解決するものであって、その要旨は外継手と内継手との一 対からなる角軒樋継手であって、外継手は、角軒樋の外輪郭に符合する内輪郭を 有する外本体と、該外本体の両端部には角軒樋の前縁耳部と後縁耳部とを各々覆 う前縁覆部と後縁覆部とを具え、かつ内底部の中央から円柱状凸部を突設してな り、一方内継手は、角軒樋の内輪郭に符合する外輪郭を有する内本体と、該内本 体の両端部には角軒樋の前縁耳部と後縁耳部に各々当接して係止する前縁係止部 と後縁係止部とを外向き凸円弧状に形成すると共に、外継手の円柱状凸部が遊嵌 する丸孔を底部中央に穿設したことを特徴とする角軒樋継手である。
【0005】
以下、本考案の実施例を図面に基づき具体的に説明する。 図1は本考案を用いて角軒樋同士を接続した状態を斜視図で示し、図2は、本 考案を図1のII−II線断面図で示し、図3は本考案の内継手の取付け状態を 平面図で示し、図4は従来の角軒樋の取付け状態を側面略図で示す。
【0006】 本考案は図1の斜視図並びに図2の断面図で示す如く、外継手1は角軒樋Aの 外輪郭に符合する内輪郭を有する外本体11を具えると共に、角軒樋Aの前縁耳 部A−1を覆う前縁覆部111と、後縁耳部A−2を覆う後縁覆部112を具え 、また内底部113の中央から内方へ円柱状凸部114を突設してある。 上記前縁覆部111及び後縁覆部112には、好ましくは切欠部115を設 ける。
【0007】 一方、上記外継手1と対をなして用いる内継手2は、角軒樋Aの内輪郭に符合 する外輪郭を有する内本体21を具えていると共に、上記外継手1の前縁覆部1 11に当接して角軒樋Aの前縁耳部A−1を係止する前縁係止部211と、後縁 覆部112に当接して後縁耳部A−2を係止する後縁係止部212とを外向き凸 円弧状に形成すると共に、角軒樋Aの底壁に当接する底部213には外継手1の 内底部113に設けた円柱状凸部114が嵌入する丸孔215を穿設してある。
【0008】 上記内継手2に外向き凸円弧状に形成した前縁係止部211及び/又は後縁係 止部212には、好ましくは上記外継手1の切欠部115に当る立上げ段差状の ストッパー214を設ける。
【0009】 本考案を用いて角軒樋A,A同士を接続するには、図1に示す如く、角軒樋A ,Aの側端部の突合わせ箇所の外面側又は外継手1の外本体11の内面側に接着 剤を塗布したのち、側端部の突合わせ箇所の間から外継手1の内底部113に突 設した円柱状凸部114を臨ませたまま、角軒樋A,Aの外輪郭に沿って外継手 1の外本体11を接着固定すると同時に、角軒樋Aの前縁耳部A−1を外継手1 の前縁覆部111で覆い、かつ後縁耳部A−2を後縁覆部112で覆う。
【0010】 次いで、図3に平面図で示す如く、予め内継手2の内本体21外面に接着剤を 塗布しておき、次いで内継手2の底部213の丸孔215に、角軒樋A,A同士 の突合わせ箇所の間から突き出ている外継手1の円柱状凸部114を遊嵌したの ち、内継手2の弾性変形を利用して図の矢印方向に90°回転させ、内本体21 の外面を角軒樋A,A同士の突合せ箇所の内面に接着固定して角軒樋の接続施工 を完了する。
【0011】
本考案は上記構成よりなるので下記効果を奏する。 即ち本考案は、屋根の下端部と接続対象の角軒樋との間隔が狭い場合や、半閉 塞型角軒樋であっても、内継手による挿着が容易で接続施工に手間取らず、また 寄せ棟屋根の軒先に取付ける場合にも、納まりの最後の角軒樋同士の突合わせ接 続を極めて容易に行うことができる等の効果を奏するものである。
【図1】本考案を用いて角軒樋同士を接続した状態を斜
視図で示す。
視図で示す。
【図2】本考案を図1のII−II線断面図で示す。
【図3】本考案の内継手の取付け状態を平面図で示す。
【図4】従来の角軒樋の取付け状態を側面略図で示す。
1 外継手 111 前縁覆部 112 後縁覆部 113 内底部 114 円柱状凸部 2 内継手 211 前縁係止部 212 後縁係止部 215 丸孔 A 角軒樋 A−1 前縁耳部 A−2 後縁耳部
Claims (1)
- 【請求項1】 外継手と内継手との一対からなる角軒樋
継手であって、外継手は、角軒樋の外輪郭に符合する内
輪郭を有する外本体と、該外本体の両端部には角軒樋の
前縁耳部と後縁耳部とを各々覆う前縁覆部と後縁覆部と
を具え、かつ内底部の中央から円柱状凸部を突設してな
り、一方内継手は、角軒樋の内輪郭に符合する外輪郭を
有する内本体と、該内本体の両端部には角軒樋の前縁耳
部と後縁耳部に各々当接して係止する前縁係止部と後縁
係止部とを外向き凸円弧状に形成すると共に、外継手の
円柱状凸部が遊嵌する丸孔を底部中央に穿設したことを
特徴とする角軒樋継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3930292U JPH061552U (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 角軒樋継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3930292U JPH061552U (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 角軒樋継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH061552U true JPH061552U (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=12549329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3930292U Pending JPH061552U (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 角軒樋継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061552U (ja) |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP3930292U patent/JPH061552U/ja active Pending
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