JP2529836Y2 - 軒樋継手 - Google Patents

軒樋継手

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JP2529836Y2
JP2529836Y2 JP2122790U JP2122790U JP2529836Y2 JP 2529836 Y2 JP2529836 Y2 JP 2529836Y2 JP 2122790 U JP2122790 U JP 2122790U JP 2122790 U JP2122790 U JP 2122790U JP 2529836 Y2 JP2529836 Y2 JP 2529836Y2
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eaves gutter
eaves
joint
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gutter
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敏男 酒井
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Toyo Kagaku Co Ltd
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Toyo Kagaku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は軒樋継手、特に、内面が軒樋の外面に沿い且
つこの内面の長手方向における両端部近傍にバッキング
を設けてなる継手本体と、外面が軒樋の内面に沿う押圧
体とからなり、上記継手本体と押圧体との間に軒樋を挟
着して接続する軒樋継手に係るものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の軒樋継手としては特公昭55-23979号公
報、特開昭62-276157号公報等にみられるように連接せ
んとする軒樋を押圧体と継手本体との間に挟着するよう
になしたものが一般に使用されている。またこれら軒樋
継手は連接せんとする軒樋の温度変化に伴う伸縮性や水
密性に対応するために実開昭59-15737号公報にみられる
ように継手本体にバッキングを設けられている。これら
は継手本体上に軒樋を載置し、次いでこの軒樋上に押圧
体を当接して軒樋を圧接しながら該押圧体の両側端部を
継手本体の軒耳抱持部に嵌入させることにより取付けら
れている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、軒樋の伸縮性や水密性に対応するためにバ
ッキングを介在してなる軒樋継手にあっては、施工に際
しバッキングの締付けに起因する反発力により押圧体が
内側に反り返るために該押圧体による軒樋の挟着作業が
頗る煩雑なものとなっていた。
本考案は上記従来品の欠点を解消するために考案され
たものであって、施工に際しての継手本体への軒樋及び
押圧体の取付作業性を向上せしめると共に経時変化に伴
う押圧体の離脱を防止せしめんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記に鑑み考案されたもので、内面が軒樋の
外面に沿い且つこの内面の長手方向における両端部近傍
にバッキングを設けてなる継手本体と、外面が軒樋の内
面に沿う二片の押圧体とからなって、上記継手本体と押
圧体との間に軒樋を挟着して接続する軒樋継手におい
て、継手本体の長手方向における両端部の近傍にある両
側部に軒樋の耳縁を抱持すべき軒耳抱持部を形成して該
軒耳抱持部の上面にスリット状の溝若しくは孔を形成す
ると共に該溝の側壁若しくは孔に連なる側壁に係止突条
を形成し、押圧体の両側部に上記軒耳抱持部を抱持すべ
き耳縁抱持部を形成すると共にその先端部に上記スリッ
ト状の溝若しくは孔に嵌入して上記係止突条に係止する
係合突起を形成せしめてなる軒樋継手である。
尚、軒耳抱持部には軒樋上に当接された押圧体を押圧
することにより軒樋の耳縁に弾性により固定し得るよう
にその遊端部に突条が形成されているものであり、ま
た、継手本体としては曲り樋のほか通常のソケット等が
使用される。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例について詳細に説明
する。第1図は本考案の軒樋継手の一実施例の使用状態
を示す分解斜視図であり、第2図のa)及びb)は同上
部材たる継手本体の一部拡大斜視図及び使用状態を示す
一部拡大断面図である。
図中、Aは内面が軒樋Cの外面に沿うように形成され
た曲り樋からなる継手本体であって、その長手方向にお
ける両端部の近傍の内面にバッキング1を設けると共に
該両端部の近傍にある側部に軒樋Cの耳縁cを抱持すべ
き断面コ字状からなる軒耳抱持部2を各々形成し、この
軒耳抱持部2の上面にスリット状の孔3を穿設すると共
に該孔3に連なる軒耳抱持部2の側壁に水平方向に沿う
係止突条4を形成してなるものである。
図中、Bは外面が軒樋Cの内面に沿う押圧体であっ
て、両側部に上記軒耳抱持部2の上面を抱持すべき耳縁
抱持部5を形成すると共にその先端部に上記スリット状
の孔3に嵌入して係止突条4に係止する係合突起6を形
成してなるものである。
図中7は軒耳抱持部2の遊端部に形成された突条であ
って、連接せんとする軒樋Cの各接合部分の上方には押
圧体Bを当接し、これを押圧した際に弾性により軒樋C
の耳縁cに嵌着し得るようになされているものである。
第3図乃至第5図のa)及びb)は他の実施例を示す
同上部材たる継手本体Aの一部拡大斜視図及び使用状態
を示す一部拡大断面図である。第3図及び第4図は上記
スリット状の孔3に代えて軒耳抱持部2の側面にスリッ
ト状の溝3′を形成すると共に該溝3′の一方の側壁の
内壁面に係止突条4を形成してなるものであり、第5図
は上記スリット状の孔3に耳縁抱持部5を内面より嵌入
し得るように切欠部31を形成してなるものである。
〔考案の効果〕
以上より明らかなように、本考案の軒樋継手は継手本
体の長手方向における両端部の近傍にある側部に軒樋の
耳縁を抱持すべき軒耳抱持部を形成して該軒耳抱持部の
上面にスリット状の溝若しくは孔を形成すると共に該溝
の側壁若しくは孔に連なる側壁に係止突条を形成し、押
圧体の両側部に上記軒耳抱持部を抱持すべき耳縁抱持部
を形成すると共にその先端部に上記スリット状の溝若し
くは孔に嵌入して係止突条に係止する係合突起を形成せ
しめてなる構成よりなり、継手本体への押圧体の取付け
に際し、連接せんとする軒樋が予め弾性により継手本体
に固定されるようになされているために軒耳抱持部に耳
縁抱持部を嵌着することにより軒樋は継手本体と押圧体
との間に自ずから挟着され、軒樋が係止突条への係合突
起の係止により一体となった継手本体と押圧体との間に
強固に固定されているために該押圧体の反り返りもなく
作業性と合わせ耐久性も一段と向上せしめられるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の軒樋継手の一実施例の使用状態を示す
分解斜視図、第2図の(a)および(b)は同上部材た
る継手本体の一部拡大斜視図および使用状態を示す一部
拡大断面図、第3図乃至第5図の(a)および(b)は
他の実施例を示す同上部材たる継手本体の一部拡大斜視
図および使用状態を示す一部拡大断面図である。 A……継手本体、B……押圧体 1……バッキング、2……軒耳抱持部 3……孔、3′……溝 4……係止突条、5……耳縁抱持部 6……係合突起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面が軒樋の外面に沿い且つこの内面の長
    手方向における両端部近傍にバッキングを設けてなる継
    手本体と、外面が軒樋の内面に沿う二片の押圧体とから
    なって、上記継手本体と押圧体との間に軒樋を挟着して
    接続する軒樋継手において、継手本体の長手方向におけ
    る両端部の近傍にある両側部に軒樋の耳縁を抱持すべき
    軒耳抱持部を形成して該軒耳抱持部の上面にスリット状
    の溝若しくは孔を形成すると共に該溝の側壁若しくは孔
    に連なる側壁に係止突条を形成し、押圧体の両側部に上
    記軒耳抱持部を抱持すべき耳縁抱持部を形成すると共に
    その先端部に上記スリット状の溝若しくは孔に嵌入して
    上記係止突状に係止する係合突起を形成せしめてなる軒
    樋継手。
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