JP2506927Y2 - 時計の修正構造 - Google Patents

時計の修正構造

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JP2506927Y2
JP2506927Y2 JP1989139986U JP13998689U JP2506927Y2 JP 2506927 Y2 JP2506927 Y2 JP 2506927Y2 JP 1989139986 U JP1989139986 U JP 1989139986U JP 13998689 U JP13998689 U JP 13998689U JP 2506927 Y2 JP2506927 Y2 JP 2506927Y2
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守 佐藤
省三 串田
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セイコー電子工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、カレンダ付時計の修正構造に関するもので
ある。
[考案の概要] 本考案は、外部操作部材からの回転運動を、必要時に
該外部操作部材の軸上に設けられたカレンダ修正車に伝
達し、該カレンダ修正車に設けられた歯車部にカレンダ
修正伝え車が噛み合い揺動可能な曜修正車に伝達し、曜
車を修正する構造を有する時計において、前記カレンダ
修正伝え車は、断面的には2つの歯車部から成り、一方
の歯車部は、日車を駐止するための日車押え部材の外部
操作部材側に設けられ前記カレンダ修正車と噛み合って
おり、他方の歯車部は前記日車押え部材をはさんで該日
車押え部材の反対面に設けられ、前記曜車を修正するた
めの曜修正車と噛み合い伝達するようにしたものであ
る。
[従来の技術] 従来のカレンダ付時計の日曜修正構造は、第3図に示
すように、外部操作部材1の回転運動をつづみ車に伝達
し該づづみ車と垂直に噛み合うカレンダ修正伝え車3を
設け、該カレンダ修正伝え車3を揺動させることより日
車6を回動修正させるカレンダ修正車4と噛み合ってい
る。そして前記カレンダ修正車4は前記日車6から逃げ
る方向に揺動し、これにより曜車7を修正する為の曜修
正車5と噛み合うように構成されている。前記カレンダ
修正伝え車3とカレンダ修正車4は、前記日車6の歯部
6aを修正する都合上、わずかなすき間をもちながら前記
日車6を重ね押えている日車押え8の下方向に配置され
ており、前記曜修正伝え車5は前記日車押え8の上方向
に配置されている曜車7と噛み合う為に日車押え8の上
下に位置できるような厚いものになっている。このよう
な構造のものが日曜表示機能を有した時計の構造として
一般的に知られていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来の構造では、外部操作部材1の同
一軸上に設けられたつづみ車の歯とカレンダ修正伝え車
3の歯が噛み合い、さらにカレンダ修正車4の歯と噛み
合い、次に日車6の歯と噛み合って修正可能な構造にな
っている。かつ、前記カレンダ修正車4の歯は曜修正車
5の歯とも噛み合い、次に曜車7に噛み合っている。こ
のような同一断面上の噛み合いでは、全ての歯のモジュ
ール(M)がMx整数倍というように略決定されてしまう
ため、理想的な歯の形状になりにくく、各々の歯車の位
置も制限されてしまうという課題を有すると共に、部品
点数も修正の為だけで、つづみ車、カレンダ修正伝え車
3、カレンダ修正車4、曜修正車5と4部品も必要とな
り、コストアップや平面サイズが小さくならないという
課題を有していた。
そこで本考案の目的は、部品点数を削減して、コスト
ダウンを図り平面サイズが小さく設計自由度の大きい時
計の日曜修正構造を提供するようにしたものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本考案においては、第1
図、第2図に示す様に、日車6を修正するために、外部
操作部材1の同一軸上に設けられたカレンダ修正車4の
一方の歯部により噛み合い修正する。そして曜車7を修
正するためには、前記カレンダ修正車4に設けられた他
方の歯部とカレンダ修正伝え車3に設けられた一方の歯
部3aと噛み合い、曜修正車5とは前記カレンダ修正伝え
車3に設けられた他方の歯部3bと噛み合い修正可能とな
っており、前記カレンダ修正伝え車3に設けられた歯部
3a、3bは日車押え8を境に上下に配置するようにした。
[作用] 上記の構成によれば、日車6の歯と曜車7の歯のモジ
ュールには制限されることなくカレンダ修正伝え車3と
カレンダ修正車4の歯の形状を決められる。そして修正
の為の部品がカレンダ修正車4とカレンダ修正伝え車3
と曜修正車5の3点となり従来の構造より部品点数が少
なくなる。
[実施例] 以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図は本考案の
実施例を示す断面図であり、外部操作部材1を日曜修正
の為に引き出すと、外部操作部材1の径大部1aがカレン
ダ修正車4の径小部4cと修正に必要なトルクを発生しな
がら係合する。そして外部操作部材1を右回転させるこ
とでカレンダ修正車4の歯4aと上記のように噛み合って
いる日車6をA方向修正することが可能となり、前記外
部操作部材1を左回転させるとカレンダ修正車4の歯部
4bと噛み合っているカレンダ修正伝え車3がB方向に回
転する。該カレンダ修正伝え車3は2ヶ所に歯車部を有
しており、前記カレンダ修正車4と噛み合う歯部3aは、
わずかなすきまを保ちながら日車6を重ね押えている日
車押え8の前記日車6の歯の設けられた側に位置し、断
面的な位置決めがされており、歯部3bは、前記日車押え
8の前記日車6の歯とは反対側の面に設けられている。
そして歯部3bは、揺動回転可能な曜修正車5と噛み合
い、カレンダ修正伝え車3がB方向に回転すると曜修正
車5はC方向に移動して曜車7を修正することが可能と
なる。このような構造にすることで日車6の歯にカレン
ダ修正車4の歯部4aをもっとも良い条件でかみ合わすこ
とができ、曜車7を修正する為の曜修正車5とカレンダ
修正伝え車3の歯部3bの歯も日車6の歯車の形状にとら
われることなく最良の形状ができる為に安定した品質が
得られる。
[考案の効果] この考案は、従来の日曜修正機構に比べ部品点数が削
減できる為にコストダウンにつながり、また部品点数が
少ないことから時計の平面サイズも小さくできるという
効果を有する。さらに修正の為の各歯車の歯形状・大き
さ等の自由度があるため、品質の高い修正機構を提供す
ることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図は本考案
の実施例を示す断面図、第3図は従来例を示す平面図で
ある。 1……外部操作部材 1a……外部操作部材の径大部 2……つづみ車 3……カレンダ修正伝え車 3a、3b……カレンダ修正の歯部 4……カレンダ修正車 4a、4b……カレンダ修正車の歯部 4c……カレンダ修正車の径小部 5……曜修正車 6……日車 6a……日車の歯部 7……曜車 8……日車押え

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部操作部材と、該外部操作部材の軸上に
    設けられ、前記外部操作部材の回転運動が伝達されるカ
    レンダ修正車と、該カレンダ修正車の一方の歯車部によ
    り修正される日車と、該日車を回動可能に駐止する日車
    押え部材と、前記カレンダ修正車に設けられた他方の歯
    車部と噛み合い伝達されるカレンダ修正伝え車と、該カ
    レンダ修正伝え車と噛み合い揺動伝達される曜修正車
    と、該曜修正車により修正される曜車とからなる時計に
    おいて、前記カレンダ修正伝え車は、断面的に2つの歯
    車部から成り、前記カレンダ修正伝え車の一方の歯車部
    は、前記日車押え部材の前記外部操作部材側に設けられ
    前記カレンダ修正車の一方の歯車部と噛み合っており、
    前記カレンダ修正伝え車の他方の歯車部は、前記日車押
    え部材の前記外部操作部材とは反対側に設けられて前記
    曜車を修正するための曜修正車と噛み合い、前記外部操
    作部材の回転を伝達する構造を有したことを特徴とする
    時計の修正構造。
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