JPH075430Y2 - 表示車の修正機構 - Google Patents
表示車の修正機構Info
- Publication number
- JPH075430Y2 JPH075430Y2 JP411890U JP411890U JPH075430Y2 JP H075430 Y2 JPH075430 Y2 JP H075430Y2 JP 411890 U JP411890 U JP 411890U JP 411890 U JP411890 U JP 411890U JP H075430 Y2 JPH075430 Y2 JP H075430Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- correction
- wheel
- display
- calendar
- vehicle
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- Expired - Fee Related
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、時計のリューズ回転操作による、表示車の修
正を行う機構に関するものである。
正を行う機構に関するものである。
本考案は時計の表示車修正機構において、修正伝え車の
歯底が、カレンダ修正車の回転中心近傍に向いたとき、
カレンダ修正車の軌跡からはずれることにより、信頼性
の高い安価な表示車の修正機構を提供するものである。
歯底が、カレンダ修正車の回転中心近傍に向いたとき、
カレンダ修正車の軌跡からはずれることにより、信頼性
の高い安価な表示車の修正機構を提供するものである。
従来の時計の表示車修正機構を第7図,第8図,第9
図,第10図に示す。表示車の修正において巻真1と修正
歯2aを形成したつづみ車2と前記修正歯と噛み合うカレ
ンダ修正伝え車3と前記カレンダ修正伝え車と噛み合う
カレンダ修正車4と前記カレンダ修正車と噛み合う修正
伝え車5と前記修正伝え車と噛み合う表示ジャンパ7に
係止された表示車6とから成り、巻真の回転が伝達され
修正伝え車と表示車が噛み合い、表示車を修正する機構
であった。
図,第10図に示す。表示車の修正において巻真1と修正
歯2aを形成したつづみ車2と前記修正歯と噛み合うカレ
ンダ修正伝え車3と前記カレンダ修正伝え車と噛み合う
カレンダ修正車4と前記カレンダ修正車と噛み合う修正
伝え車5と前記修正伝え車と噛み合う表示ジャンパ7に
係止された表示車6とから成り、巻真の回転が伝達され
修正伝え車と表示車が噛み合い、表示車を修正する機構
であった。
しかし、従来の表示車修正機構においては、表示車の歯
数を変えた場合に表示車、修正伝え車、カレンダ修正車
の外径を変更し、さらに表示車と修正伝え車、修正伝え
車とカレンダ修正車との噛み合い中心距離を変更するこ
とが必要となり、これによって大幅なレイアウト変更と
なる欠点を有していた。
数を変えた場合に表示車、修正伝え車、カレンダ修正車
の外径を変更し、さらに表示車と修正伝え車、修正伝え
車とカレンダ修正車との噛み合い中心距離を変更するこ
とが必要となり、これによって大幅なレイアウト変更と
なる欠点を有していた。
そこで本考案の目的は、従来のこのような欠点を解決す
るために、修正伝え車の歯底が、カレンダ修正車の回転
中心近傍に向いたとき、カレンダ修正車の軌跡からはず
れることにより、カレンダ修正車との噛み合いはずれを
生ずる構成にした。
るために、修正伝え車の歯底が、カレンダ修正車の回転
中心近傍に向いたとき、カレンダ修正車の軌跡からはず
れることにより、カレンダ修正車との噛み合いはずれを
生ずる構成にした。
上記の様な構成によれば、カレンダ修正車と修正伝え車
の噛み合いピッチを合わす必要がなく、そのため表示
車、修正伝え車、カレンダ修正車の外径を変えることな
く表示車の修正が可能となる。
の噛み合いピッチを合わす必要がなく、そのため表示
車、修正伝え車、カレンダ修正車の外径を変えることな
く表示車の修正が可能となる。
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図,第2図,第3図において、巻真1の先端側にはつづ
み車2の角穴に係合する角部が形成されている。つづみ
車2の外周部にはカレンダ修正伝え車3と噛み合う修正
歯2aが形成されていると共に、前記巻真1の角部に係合
する角穴が形成されている。カレンダ修正伝え車3はカ
レンダ修正車4と噛み合うと共に、前記つづみ車2の修
正歯2dと噛み合う。カレンダ修正車4は地板8に揺動可
能に支持され、修正伝え車5と噛み合うと共に、前記カ
レンダ修正伝え車3と噛み合う。修正伝え車5は表示車
6と噛み合うと共に、前記カレンダ修正車4と噛み合
う。表示車6は表示ジャンパ7に係止されていると共
に、前記修正伝え車5と噛み合う。
図,第2図,第3図において、巻真1の先端側にはつづ
み車2の角穴に係合する角部が形成されている。つづみ
車2の外周部にはカレンダ修正伝え車3と噛み合う修正
歯2aが形成されていると共に、前記巻真1の角部に係合
する角穴が形成されている。カレンダ修正伝え車3はカ
レンダ修正車4と噛み合うと共に、前記つづみ車2の修
正歯2dと噛み合う。カレンダ修正車4は地板8に揺動可
能に支持され、修正伝え車5と噛み合うと共に、前記カ
レンダ修正伝え車3と噛み合う。修正伝え車5は表示車
6と噛み合うと共に、前記カレンダ修正車4と噛み合
う。表示車6は表示ジャンパ7に係止されていると共
に、前記修正伝え車5と噛み合う。
次に作動について説明する。巻真1を回転操作すること
により、つづみ車2とカレンダ修正伝え車3とカレンダ
修正車4と修正伝え車5とに回転が伝達され前記修正伝
え車5が表示車6と噛み合い、前記表示車6と表示ジャ
ンパ7の係止がはずれ表示車6が修正される。第4図に
おいては、修正伝え車5の歯先5aがカレンダ修正車4の
回転中心近傍に向いた状態を示す。
により、つづみ車2とカレンダ修正伝え車3とカレンダ
修正車4と修正伝え車5とに回転が伝達され前記修正伝
え車5が表示車6と噛み合い、前記表示車6と表示ジャ
ンパ7の係止がはずれ表示車6が修正される。第4図に
おいては、修正伝え車5の歯先5aがカレンダ修正車4の
回転中心近傍に向いた状態を示す。
第5図においては、修正伝え車5の歯底5bがカレンダ修
正車4の回転中心近傍に向いた状態を示す。
正車4の回転中心近傍に向いた状態を示す。
第6図においては、表示車6の修正の直前の状態を示
す。
す。
表示車6の修正途中は、第4図の様にカレンダ修正車4
の歯と修正伝え車5の歯が噛み合った状態を継続し、修
正伝え車5の回転により表示車6の歯先が表示ジャンパ
7の頂点を乗り越える。その時、表示ジャンパ7のバネ
力により表示車6が回転し、前記表示車6の回転力が修
正伝え車5に伝達される。さらに前記修正伝え車5の回
転力がカレンダ修正車4に伝達され前記カレンダ修正車
4は揺動回転し、修正伝え車5とカレンダ修正車4との
噛み合いがはずれる。
の歯と修正伝え車5の歯が噛み合った状態を継続し、修
正伝え車5の回転により表示車6の歯先が表示ジャンパ
7の頂点を乗り越える。その時、表示ジャンパ7のバネ
力により表示車6が回転し、前記表示車6の回転力が修
正伝え車5に伝達される。さらに前記修正伝え車5の回
転力がカレンダ修正車4に伝達され前記カレンダ修正車
4は揺動回転し、修正伝え車5とカレンダ修正車4との
噛み合いがはずれる。
再び巻真1の回転力が伝達され初期の位置(第4図)の
状態になるので修正時には第5図の状態は起こらず信頼
性の高い修正が行われる。
状態になるので修正時には第5図の状態は起こらず信頼
性の高い修正が行われる。
以上説明したように、本考案によれば修正伝え車とカレ
ンダ修正車の噛み合いピッチを合わせることなく、表示
車の修正が可能となり、安定した修正機構を提供する効
果があり、表示車の歯数に関係なく広く適用することが
できる。
ンダ修正車の噛み合いピッチを合わせることなく、表示
車の修正が可能となり、安定した修正機構を提供する効
果があり、表示車の歯数に関係なく広く適用することが
できる。
第1図は本考案の実施例の平面図、第2図,第3図は本
考案の実施例の断面図、第4図,第5図,第6図は本考
案の実施例の平面図、第7図,第8図,第9図,第10図
は従来例を示す平面図である。 1……巻真 2……つづみ車 2a……修正歯 3……カレンダ修正伝え車 4……カレンダ修正車 5……修正伝え車 5a……修正伝え車の歯先 5b……修正伝え車の歯底 6……表示車 7……表示ジャンパ
考案の実施例の断面図、第4図,第5図,第6図は本考
案の実施例の平面図、第7図,第8図,第9図,第10図
は従来例を示す平面図である。 1……巻真 2……つづみ車 2a……修正歯 3……カレンダ修正伝え車 4……カレンダ修正車 5……修正伝え車 5a……修正伝え車の歯先 5b……修正伝え車の歯底 6……表示車 7……表示ジャンパ
Claims (1)
- 【請求項1】巻真1と該巻真の軸上に設けられた前記巻
真からの回転運動が伝達されるつづみ車2と該つづみ車
と噛み合い垂直に配置されたカレンダ修正伝え車3と該
カレンダ修正伝え車の回転により揺動回転可能に配置さ
れたカレンダ修正車4と該カレンダ修正車と噛み合う修
正伝え車5と該修正伝え車により修正される表示ジャン
パ7に係止された表示車6からなる表示車の修正機構に
おいて、前記修正伝え車の歯先が、前記カレンダ修正車
の回転中心近傍に向いたとき、カレンダ修正車の軌跡内
に入り回転伝達が可能となり、また、前記修正伝え車の
歯底が、前記カレンダ修正車の回転中心近傍に向いたと
き、カレンダ修正車の軌跡から前記修正伝え車の歯底に
近接する両側の歯部がはずれることを特徴とする表示車
の修正機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP411890U JPH075430Y2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 表示車の修正機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP411890U JPH075430Y2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 表示車の修正機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0395985U JPH0395985U (ja) | 1991-09-30 |
JPH075430Y2 true JPH075430Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31507881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP411890U Expired - Fee Related JPH075430Y2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 表示車の修正機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075430Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP411890U patent/JPH075430Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0395985U (ja) | 1991-09-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |