JPS5852552Y2 - カレンダ時計の曜回カム - Google Patents
カレンダ時計の曜回カムInfo
- Publication number
- JPS5852552Y2 JPS5852552Y2 JP2902078U JP2902078U JPS5852552Y2 JP S5852552 Y2 JPS5852552 Y2 JP S5852552Y2 JP 2902078 U JP2902078 U JP 2902078U JP 2902078 U JP2902078 U JP 2902078U JP S5852552 Y2 JPS5852552 Y2 JP S5852552Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- wheel
- day
- day wheel
- rotates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、カレンダ時計の曜表示を変えるため曜車送
り機構に用いる晴間カムの改良に関する。
り機構に用いる晴間カムの改良に関する。
従来、カレンダ時計の曜表示を毎日自動的に変えるには
、第1図に示すような曜車送り機構を用いていた。
、第1図に示すような曜車送り機構を用いていた。
この機構を説明すると、第1図において、暦車駆動歯車
1は、中間車2を介して筒車(図示省略)に連結してい
て軸3で回転自在に支持されている。
1は、中間車2を介して筒車(図示省略)に連結してい
て軸3で回転自在に支持されている。
暦車駆動歯車↑の軸3と直角な平面上の中間部には、ピ
ン4を植設している。
ン4を植設している。
軸3には、さらに8回カム5と晴間カム6とが回転自在
に支持さヘ ピンA5EB回カム5と晴間カム6とに当
接して暦車駆動歯車10回転とともに8回カム5および
晴間カム6を回転させるようになっている。
に支持さヘ ピンA5EB回カム5と晴間カム6とに当
接して暦車駆動歯車10回転とともに8回カム5および
晴間カム6を回転させるようになっている。
8回カム5のカム部5aは、日表示をする日車Tの内歯
γaに噛合う。
γaに噛合う。
一方、晴間カム6&もそのカム部6aが曜車8に噛合う
。
。
曜車8は時計体の中心軸9に回転自在に支持され、曜表
示をするための曜板10を固着している。
示をするための曜板10を固着している。
さらに、曜車8には、その歯面に規制レバーばね11を
接触させ、ばね力によって曜車80回転を規制している
。
接触させ、ばね力によって曜車80回転を規制している
。
従って、筒車が回転すると、この回転にともなって中間
車2を介して暦車駆動歯車1が回転し、ピン4は8回カ
ム5および晴間カム6を押してそれらを回転させる。
車2を介して暦車駆動歯車1が回転し、ピン4は8回カ
ム5および晴間カム6を押してそれらを回転させる。
8回カム5はカム部5aで日車Iを回転させ、晴間カム
6はカム部6aで曜車8を回転させて日・曜表示を変え
る。
6はカム部6aで曜車8を回転させて日・曜表示を変え
る。
しかしながら、晴間カムが曜車を少し回動させた時点で
曜車または日車を別の機構による早送υ操作で回動させ
たときには晴間カムのカム部先端部に曜車の噛合歯面と
は反対側の歯面が当接しく第1図参照)、その結果、晴
間カムおよび曜車がそれ以上回動しない状態が生じる。
曜車または日車を別の機構による早送υ操作で回動させ
たときには晴間カムのカム部先端部に曜車の噛合歯面と
は反対側の歯面が当接しく第1図参照)、その結果、晴
間カムおよび曜車がそれ以上回動しない状態が生じる。
すなわち1この点は死点(デッドポイント)であり、晴
間カムおよび曜車は回動不能になってしまう。
間カムおよび曜車は回動不能になってしまう。
そこで、上記死点を生じさせないためには曜車の歯形を
第2図のように形成することが考えられる。
第2図のように形成することが考えられる。
すなわち、曜車の噛合歯面とは反対側の歯面を湾曲状に
切欠き、晴間カムとの間で死点がほとんど生じないよう
にする。
切欠き、晴間カムとの間で死点がほとんど生じないよう
にする。
しかし、曜車に規制レバーばねを接触させたときに曜車
の回動が円滑にならず、さらには曜車に噛合う他の歯車
、たとえば曜板を早送りするための早送り中間車との噛
合が円滑にならない欠点がある。
の回動が円滑にならず、さらには曜車に噛合う他の歯車
、たとえば曜板を早送りするための早送り中間車との噛
合が円滑にならない欠点がある。
この考案は、死点を生じさせず、曜表示機構の性能を向
上させて曜表示が円滑に行なえるようにしたカレンダ時
計の曜回カムを提供せんとするものである。
上させて曜表示が円滑に行なえるようにしたカレンダ時
計の曜回カムを提供せんとするものである。
以下第3図に示すこの考案の実施例にもとづいてさらに
説明する。
説明する。
第3図において、曜回カム12は、曜車8に噛合うカム
部12aと爪部12bとを一体形成している点において
第1図における曜回カム6と相違している。
部12aと爪部12bとを一体形成している点において
第1図における曜回カム6と相違している。
曜回カム12は、暦車駆動歯車1と同軸に回転自在に支
持され、基部12cから突出するカム部12aを曜車8
に噛合させる。
持され、基部12cから突出するカム部12aを曜車8
に噛合させる。
カム部12aの中間部から晴間カム120回転方向に向
けて爪部12bt−突設する。
けて爪部12bt−突設する。
この爪部12bは、カム部12aが曜車8の一つの歯8
aに噛合う通常状態のときは、その歯8aと回転方向に
隣接する歯8bの歯先部には噛合わないようになってい
る。
aに噛合う通常状態のときは、その歯8aと回転方向に
隣接する歯8bの歯先部には噛合わないようになってい
る。
また、曜車8が早送り状態のときは、曜車8が回転して
爪部12bが歯8aに押されるので、歯8aと隣接する
他の歯8cとは噛合わないようになっている。
爪部12bが歯8aに押されるので、歯8aと隣接する
他の歯8cとは噛合わないようになっている。
基部12cからは、さらに保合部12dを突設して、暦
車駆動歯車1に植設するピン4が保合するようにしてい
る。
車駆動歯車1に植設するピン4が保合するようにしてい
る。
なお、曜車送り機構に用いられる他の部品は、第1図に
おけるものと同じであり、それぞれの説明は省略し、図
番は第1図のそれを使用する。
おけるものと同じであり、それぞれの説明は省略し、図
番は第1図のそれを使用する。
次に、この考案の曜回カムを用いる暦車送り機構の動作
を第3図乃至第6図にもとづいて説明する。
を第3図乃至第6図にもとづいて説明する。
第3図において、曜回カム12はピン4が当接して図中
時計方向に回動されるが、曜車8の歯8aにはまだ噛合
っていない。
時計方向に回動されるが、曜車8の歯8aにはまだ噛合
っていない。
このとき、8回カム5のカム部5aは日車7の内歯1a
に噛合っている。
に噛合っている。
時間の経過にともなって暦車駆動歯車1は回転し、ピン
4は8回カム5および曜回カム12を回転させる。
4は8回カム5および曜回カム12を回転させる。
その後、曜回カム12が回転してゆく通常状態にあって
は、第5図に示す如く、カム部12aが曜車8の歯8a
に噛合って曜車8を回転させ、曜車8に固着する曜板(
第3図10)を動かす。
は、第5図に示す如く、カム部12aが曜車8の歯8a
に噛合って曜車8を回転させ、曜車8に固着する曜板(
第3図10)を動かす。
同時に、8回カム5はカム部5aで日車7を回転させる
。
。
このように、カム部12aと歯8aとが噛合っていると
き曜表示修正のため早送り操作をして曜車8が早送り状
態になると、曜車8が別の機構によって回転し始める。
き曜表示修正のため早送り操作をして曜車8が早送り状
態になると、曜車8が別の機構によって回転し始める。
曜車8が回転すると、第4図に示すように、歯8aの後
方に隣接する歯8cがカム部12aと接触する前に歯8
aの歯先部が爪部12bに当接し、爪部12bはその筐
1押されて曜回カム12は回転する。
方に隣接する歯8cがカム部12aと接触する前に歯8
aの歯先部が爪部12bに当接し、爪部12bはその筐
1押されて曜回カム12は回転する。
同時にカム部12aも回転するので歯8cとカム部12
aとの接触はなされず、歯8cの歯8a側の歯面とカム
部12aの先端部とが当接することによる死点は生じな
くなる。
aとの接触はなされず、歯8cの歯8a側の歯面とカム
部12aの先端部とが当接することによる死点は生じな
くなる。
さらに曜車8が回転すると、歯8cはカム部12aに接
触してカム部12aを押し曜回カム12を回転させる。
触してカム部12aを押し曜回カム12を回転させる。
曜車8を早送りさせているときは、曜回カム12が回転
するが、8回カム5は回転しないので日車7は動かない
。
するが、8回カム5は回転しないので日車7は動かない
。
一方、カム部12aと曜車8が噛合っているときに曜車
8が早送りされないときは、通常状態として暦車駆動歯
車1が回転し続けるので、第6図に示すように、ピン4
の用回カム5および曜回カム12を回転させる。
8が早送りされないときは、通常状態として暦車駆動歯
車1が回転し続けるので、第6図に示すように、ピン4
の用回カム5および曜回カム12を回転させる。
曜回カム12は、カム部12aで歯8aを押し続けて曜
車8を回転させ、曜車8に固着する曜板(図示省略)を
所定位置まで回動させる。
車8を回転させ、曜車8に固着する曜板(図示省略)を
所定位置まで回動させる。
また、8回カム5は、日車7を所定位置まで回転させて
内歯7aとの噛合いが外れる。
内歯7aとの噛合いが外れる。
さらに曜回カム12が回転すると、カム部12aと歯8
aとの噛合いが解除さへ8回カム5と曜回カム12はピ
ン4に押されて回転し続ける。
aとの噛合いが解除さへ8回カム5と曜回カム12はピ
ン4に押されて回転し続ける。
以上説明したように、この考案によれば、曜回カムに爪
部をカム部と一体に形成するので、早送シ操作により曜
車が回転して曜車の歯がカム部に当接しようとしても、
先に爪部が曜車の他の歯に接触するためカム部と曜車と
は当接しなくなる。
部をカム部と一体に形成するので、早送シ操作により曜
車が回転して曜車の歯がカム部に当接しようとしても、
先に爪部が曜車の他の歯に接触するためカム部と曜車と
は当接しなくなる。
したがって、曜回カムと曜車との間に死点は生じなくな
り、曜車を円滑に回転させることができて曜表示機構の
性能が向上する利点がある。
り、曜車を円滑に回転させることができて曜表示機構の
性能が向上する利点がある。
第1図は従来のカレンダ曜車送り機構の主要部を示す平
面図であり、第2図は曜車の他の例を示す平面図である
。 第3図はこの考案の実施例を示すカレンダ曜車送り機構
の主要平面図、第4図は爪部と曜車と力殖合した平面図
、第5図はカム部と曜車とが噛合した平面図、第6図は
カム部と曜車とが噛合して曜車を回動させた平面図であ
る。 8・・・・・・曜車、8a・8b・・・・・・噛、12
・・・・・・曜回カム、12a・・・・・・カム部、1
2b・・・・・・爪部。
面図であり、第2図は曜車の他の例を示す平面図である
。 第3図はこの考案の実施例を示すカレンダ曜車送り機構
の主要平面図、第4図は爪部と曜車と力殖合した平面図
、第5図はカム部と曜車とが噛合した平面図、第6図は
カム部と曜車とが噛合して曜車を回動させた平面図であ
る。 8・・・・・・曜車、8a・8b・・・・・・噛、12
・・・・・・曜回カム、12a・・・・・・カム部、1
2b・・・・・・爪部。
Claims (1)
- 筒車の回転にともなって回転する暦車駆動歯車と、その
暦車駆動歯車の回転軸に回転自在に支持されて前記暦車
駆動歯車に植設するピンが当接して回転する晴間カムと
、その晴間カムのカム部と噛合って回転し、固定部に回
転自在に支持される曜車とからなるカレンダ時計の曜車
送り機構において、前記カム部と一体に爪部を設けると
ともに、通常状態のときは前記カム部が前記曜車に噛合
い、早送り状態のときは前記カム部が前記曜車の歯に噛
合う前に前記爪部が該歯と隣接する歯に噛合うようにす
ることを特徴とするカレンダ時計の晴間カム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2902078U JPS5852552Y2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | カレンダ時計の曜回カム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2902078U JPS5852552Y2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | カレンダ時計の曜回カム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54133067U JPS54133067U (ja) | 1979-09-14 |
JPS5852552Y2 true JPS5852552Y2 (ja) | 1983-11-30 |
Family
ID=28876066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2902078U Expired JPS5852552Y2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | カレンダ時計の曜回カム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852552Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-03-07 JP JP2902078U patent/JPS5852552Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54133067U (ja) | 1979-09-14 |
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