JPH07151867A - 時計部品 - Google Patents
時計部品Info
- Publication number
- JPH07151867A JPH07151867A JP6205343A JP20534394A JPH07151867A JP H07151867 A JPH07151867 A JP H07151867A JP 6205343 A JP6205343 A JP 6205343A JP 20534394 A JP20534394 A JP 20534394A JP H07151867 A JPH07151867 A JP H07151867A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinion
- correction
- control stem
- sliding
- sliding pinion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B19/00—Indicating the time by visual means
- G04B19/24—Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars
- G04B19/243—Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars characterised by the shape of the date indicator
- G04B19/247—Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars characterised by the shape of the date indicator disc-shaped
- G04B19/25—Devices for setting the date indicators manually
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B27/00—Mechanical devices for setting the time indicating means
- G04B27/02—Mechanical devices for setting the time indicating means by making use of the winding means
- G04B27/04—Mechanical devices for setting the time indicating means by making use of the winding means with clutch wheel
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 修正機構の製造がより簡単で且つ経済的な時
計部品のムーブメントを提供することを目的とする。 【構成】 この時計部品の日付ディスク修正機構（３）
は少なくとも２つの軸線位置の間で可動な制御ステム
（７）を具備し、そこに摺動ピニオン（９）と修正ピニ
オン（１７）とが取り付けられる。修正ピニオン（１
７）は、制御ステム（７）の軸線位置の１つの修正ピニ
オン（１７）に形成される開口部（２５）と係合して、
修正ピニオン（１７）を摺動ピニオン（９）と回転する
ように固定するように提供される少なくとも１つの突出
部（２８）を有する。
計部品のムーブメントを提供することを目的とする。 【構成】 この時計部品の日付ディスク修正機構（３）
は少なくとも２つの軸線位置の間で可動な制御ステム
（７）を具備し、そこに摺動ピニオン（９）と修正ピニ
オン（１７）とが取り付けられる。修正ピニオン（１
７）は、制御ステム（７）の軸線位置の１つの修正ピニ
オン（１７）に形成される開口部（２５）と係合して、
修正ピニオン（１７）を摺動ピニオン（９）と回転する
ように固定するように提供される少なくとも１つの突出
部（２８）を有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特に日付のための少な
くとも１つの表示構造部と、その表示構造部のための修
正機構とを含む時計部品に関するものであり、その修正
機構は、一方では少なくとも２つの軸線位置の間で可動
の制御ステムと、他方ではその制御ステムに取り付けら
れる摺動ピニオン及び修正ピニオンとを具備し、その修
正ピニオンは自由に回転し、その面の１つは摺動ピニオ
ンの面の１つと協働可能であり且つ制御ステムが上記の
軸線位置の第１位置にある時に摺動ピニオンによって修
正ピニオンを駆動するように形成される。
くとも１つの表示構造部と、その表示構造部のための修
正機構とを含む時計部品に関するものであり、その修正
機構は、一方では少なくとも２つの軸線位置の間で可動
の制御ステムと、他方ではその制御ステムに取り付けら
れる摺動ピニオン及び修正ピニオンとを具備し、その修
正ピニオンは自由に回転し、その面の１つは摺動ピニオ
ンの面の１つと協働可能であり且つ制御ステムが上記の
軸線位置の第１位置にある時に摺動ピニオンによって修
正ピニオンを駆動するように形成される。
【０００２】
【従来の技術】このような時計部品自体は公知である。
これらの時計部品において、摺動ピニオンと修正ピニオ
ンとの各々は、多くの場合、フェースギア歯を有し、こ
れら２つのセットの歯が協働することによって修正ピニ
オンの駆動が確実なものとなる。しかしながら、このよ
うなタイプの構造には欠点がある。事実、ピニオンのフ
ェースギア歯を提供することは、比較的複雑であり、従
って、比較的コストのかかる機械操作を含んでいる。
これらの時計部品において、摺動ピニオンと修正ピニオ
ンとの各々は、多くの場合、フェースギア歯を有し、こ
れら２つのセットの歯が協働することによって修正ピニ
オンの駆動が確実なものとなる。しかしながら、このよ
うなタイプの構造には欠点がある。事実、ピニオンのフ
ェースギア歯を提供することは、比較的複雑であり、従
って、比較的コストのかかる機械操作を含んでいる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、修正機構の製造がより簡単で且つ経済的になるよう
な時計部品のムーブメントを提供する際に、記述した欠
点を克服することである。
は、修正機構の製造がより簡単で且つ経済的になるよう
な時計部品のムーブメントを提供する際に、記述した欠
点を克服することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このために、本発明は、
目的として、特に日付のための少なくとも１つの表示構
造部と、その表示構造部のための修正機構とを含む時計
部品を有し、その修正機構は、一方では少なくとも２つ
の軸線位置の間で可動な少なくとも制御ステムと、他方
ではその制御ステムに取り付けられる摺動ピニオン及び
修正ピニオンとを具備し、その修正ピニオンは自由に回
転し、その面の１つは摺動ピニオンの面の１つと協働可
能であり且つ制御ステムが上記の軸線位置の第１位置に
ある時に摺動ピニオンによって修正ピニオンを駆動する
ように形成され、摺動ピニオンの面が摺動ピニオンの回
転軸線からある距離に配設される少なくとも１つの突出
部を有し、その突出部は修正ピニオンの面に形成される
開口部と係合して、修正ピニオンを回転するように開口
部の側部と協働することを特徴とする。
目的として、特に日付のための少なくとも１つの表示構
造部と、その表示構造部のための修正機構とを含む時計
部品を有し、その修正機構は、一方では少なくとも２つ
の軸線位置の間で可動な少なくとも制御ステムと、他方
ではその制御ステムに取り付けられる摺動ピニオン及び
修正ピニオンとを具備し、その修正ピニオンは自由に回
転し、その面の１つは摺動ピニオンの面の１つと協働可
能であり且つ制御ステムが上記の軸線位置の第１位置に
ある時に摺動ピニオンによって修正ピニオンを駆動する
ように形成され、摺動ピニオンの面が摺動ピニオンの回
転軸線からある距離に配設される少なくとも１つの突出
部を有し、その突出部は修正ピニオンの面に形成される
開口部と係合して、修正ピニオンを回転するように開口
部の側部と協働することを特徴とする。
【０００５】これらの特徴によって、修正ピニオンと修
正ピニオンの面に形成される開口部とのフェースギア歯
を形成する必要はもはやなく、フェースギア歯に取って
変わるものが型抜きによって簡単に形成されることが可
能である。更に、摺動ピニオンの面に形成される突出部
は、フェースギア歯の完成したセットよりも容易に得る
ことができる。
正ピニオンの面に形成される開口部とのフェースギア歯
を形成する必要はもはやなく、フェースギア歯に取って
変わるものが型抜きによって簡単に形成されることが可
能である。更に、摺動ピニオンの面に形成される突出部
は、フェースギア歯の完成したセットよりも容易に得る
ことができる。
【０００６】本発明の利点のある特徴に従うと、修正ピ
ニオンは中央に制御ステムと係合される略円形の穴を貫
通された簡単な歯付きディスクの形状をとり、その穴の
周辺部は、摺動ピニオンの突出部を収容するように設け
られる少なくとも１つのノッチを更に含む。
ニオンは中央に制御ステムと係合される略円形の穴を貫
通された簡単な歯付きディスクの形状をとり、その穴の
周辺部は、摺動ピニオンの突出部を収容するように設け
られる少なくとも１つのノッチを更に含む。
【０００７】本発明の更なる利点のある特徴に従うと、
修正ピニオンに形成される略円形の穴の周辺部は、互い
に直径方向に対向して配設される２つのノッチを有し、
一方で、摺動ピニオンは制御ステムの両側に対称に配設
され且つ２つのノッチそれぞれに係合するように提供さ
れる２つの突出部を含む。
修正ピニオンに形成される略円形の穴の周辺部は、互い
に直径方向に対向して配設される２つのノッチを有し、
一方で、摺動ピニオンは制御ステムの両側に対称に配設
され且つ２つのノッチそれぞれに係合するように提供さ
れる２つの突出部を含む。
【０００８】本発明の他の特徴及び利点は、単に例によ
って与えられ且つ添付の図面を参照して用意された、次
の説明によって明らかになる。
って与えられ且つ添付の図面を参照して用意された、次
の説明によって明らかになる。
【０００９】
【実施例】図１に示されている時計ムーブメント１は、
内部歯を有するクラウン状の日付表示構造部３と、分か
りやすくするために図示していないディスク状の曜日表
示構造部とを具備する。曜日ディスクは公知のように配
設され、その曜日ディスクが固定されている曜星車５を
通じて駆動される。ムーブメント１が公知のように配設
され、各々２４時間で１つの工程づつ曜日ディスク同様
に日付リングを駆動する。
内部歯を有するクラウン状の日付表示構造部３と、分か
りやすくするために図示していないディスク状の曜日表
示構造部とを具備する。曜日ディスクは公知のように配
設され、その曜日ディスクが固定されている曜星車５を
通じて駆動される。ムーブメント１が公知のように配設
され、各々２４時間で１つの工程づつ曜日ディスク同様
に日付リングを駆動する。
【００１０】ムーブメント１は、３つの軸線位置の間で
可動な制御ステム７によって操作される日付修正機構を
更に含む。制御ステム７は揺動レバー１０によって公知
のように始動される摺動ピニオン９を支持する。このよ
うな揺動レバー１０はムーブメント１の骨組の点１１に
枢着され、戻りバネのように作用する腕部１０ｂを含
む。揺動レバー１０は、骨組みの点１４に枢着される制
動部品１３によって通常の公知のように操作され、その
制動部品１３は制御ステム７の溝１５に係合する端部部
分１３ａを含む。
可動な制御ステム７によって操作される日付修正機構を
更に含む。制御ステム７は揺動レバー１０によって公知
のように始動される摺動ピニオン９を支持する。このよ
うな揺動レバー１０はムーブメント１の骨組の点１１に
枢着され、戻りバネのように作用する腕部１０ｂを含
む。揺動レバー１０は、骨組みの点１４に枢着される制
動部品１３によって通常の公知のように操作され、その
制動部品１３は制御ステム７の溝１５に係合する端部部
分１３ａを含む。
【００１１】更に、制御ステム７は、曜日表示構造部及
び日付表示構造部３のための緩く取り付けられる修正ピ
ニオン１７を保持する。修正ピニオン１７は、図１の第
１中間車１９と永久にかみ合うように取り付けられ、後
で詳細に説明するが、それは、制御ステム７が第１引出
位置（図３）にある時に摺動ピニオン９によって回転さ
れるように配設される。次に、第１中間車１９は摺動中
間車２１とかみ合い、その摺動中間車２１は、公知のよ
うに与えられた回転方向に従って、日付リング３の内部
歯とかみ合う第１位置又はギア２３を介して曜星車５を
駆動する第２位置のいずれかに位置される。
び日付表示構造部３のための緩く取り付けられる修正ピ
ニオン１７を保持する。修正ピニオン１７は、図１の第
１中間車１９と永久にかみ合うように取り付けられ、後
で詳細に説明するが、それは、制御ステム７が第１引出
位置（図３）にある時に摺動ピニオン９によって回転さ
れるように配設される。次に、第１中間車１９は摺動中
間車２１とかみ合い、その摺動中間車２１は、公知のよ
うに与えられた回転方向に従って、日付リング３の内部
歯とかみ合う第１位置又はギア２３を介して曜星車５を
駆動する第２位置のいずれかに位置される。
【００１２】この構造によって、制御ステム７が第１引
出位置に位置される時に、日付表示は制御ステム７を第
１方向へ回転することによって修正され、曜日修正は他
の方向へそれを回転することで修正される。
出位置に位置される時に、日付表示は制御ステム７を第
１方向へ回転することによって修正され、曜日修正は他
の方向へそれを回転することで修正される。
【００１３】既に述べたように、制御ステム７が第１引
出位置（図３）にある時に、摺動ピニオン９は、修正ピ
ニオン１７と協働して修正ピニオン１７を回転する。こ
のために、互いに対向する摺動ピニオン９と修正ピニオ
ン１７との面は、他方に対する一方の係合によって協働
可能に形成される。
出位置（図３）にある時に、摺動ピニオン９は、修正ピ
ニオン１７と協働して修正ピニオン１７を回転する。こ
のために、互いに対向する摺動ピニオン９と修正ピニオ
ン１７との面は、他方に対する一方の係合によって協働
可能に形成される。
【００１４】図４において、修正ピニオン１７は面の側
から見て示されている。修正ピニオン１７は概して平坦
なディスク形状であるのが分かる。修正ピニオン１７の
周辺部には公知のタイプの歯があり、一方で、その中心
には、中央円形部分と互いに直径方向へ対向する２つの
ノッチ２５ａ及び２５ｂとを含む穴２４によって貫通さ
れている。このようなピニオンは、金属シートの単一の
プレートから単一の型抜き操作によって切り出されるの
に適している利点がある。
から見て示されている。修正ピニオン１７は概して平坦
なディスク形状であるのが分かる。修正ピニオン１７の
周辺部には公知のタイプの歯があり、一方で、その中心
には、中央円形部分と互いに直径方向へ対向する２つの
ノッチ２５ａ及び２５ｂとを含む穴２４によって貫通さ
れている。このようなピニオンは、金属シートの単一の
プレートから単一の型抜き操作によって切り出されるの
に適している利点がある。
【００１５】穴２４の中央円形部分は制御ステム７を収
容するように配設され、制御ステム７の直径は実質的に
中央円形部分の直径と等しい。あそびが最小限であるこ
とによって制御ステム７が中央円形部分で自由に回転す
ることを可能になり、一方で、制御ステム７の修正ピニ
オン１７の中央への配置を許容する。修正ピニオン１７
が制御ステム７に取り付けられる時に、２つのノッチ２
５ａ及び２５ｂは制御ステム７の軸線の両側に位置され
た２つの開口部を形成する。更に分かるように、これら
２つの開口部は、本発明に従って、修正ピニオン９のこ
のために配設される突出部２８ａ及び２８ｂと協働する
ように設計される。
容するように配設され、制御ステム７の直径は実質的に
中央円形部分の直径と等しい。あそびが最小限であるこ
とによって制御ステム７が中央円形部分で自由に回転す
ることを可能になり、一方で、制御ステム７の修正ピニ
オン１７の中央への配置を許容する。修正ピニオン１７
が制御ステム７に取り付けられる時に、２つのノッチ２
５ａ及び２５ｂは制御ステム７の軸線の両側に位置され
た２つの開口部を形成する。更に分かるように、これら
２つの開口部は、本発明に従って、修正ピニオン９のこ
のために配設される突出部２８ａ及び２８ｂと協働する
ように設計される。
【００１６】図５は面の側から見た摺動ピニオンを、図
６は摺動ピニオン９の長手断面を示している。２つの突
出部２８ａ及び２８ｂは別として、摺動ピニオン９が公
知の形態であるのが分かる。このような形態は、表面上
は従来の回転操作によって金属ブロックから得られるこ
とが可能な回転表面のものである。
６は摺動ピニオン９の長手断面を示している。２つの突
出部２８ａ及び２８ｂは別として、摺動ピニオン９が公
知の形態であるのが分かる。このような形態は、表面上
は従来の回転操作によって金属ブロックから得られるこ
とが可能な回転表面のものである。
【００１７】本発明に従って修正ピニオン９を製造する
ためには、好ましくは最初に回転によって形成された、
回転において完全に対称な部分がある。このような部分
はまだ２つの突出部２８ａ及び２８ｂを含んでおらず、
しかし他方では、それはクラウン３０を含み、その輪郭
は図５及び図６の破断線によって示されている。２つの
突出部２８ａ及び２８ｂがクラウン３０を構成する材料
をフライス削りすることによって形成されるのは、次の
段階の間である。２つのフライス削りの操作はクラウン
３０の２つの部分（図５の参照番号３０ａ及び３０ｂ）
を形成する材料をそれぞれ除き、２つの突出部２８ａ及
び２８ｂを外すのに十分である。この形態の手順によっ
て、本発明に従った時計部品は特に簡単で安価である。
ためには、好ましくは最初に回転によって形成された、
回転において完全に対称な部分がある。このような部分
はまだ２つの突出部２８ａ及び２８ｂを含んでおらず、
しかし他方では、それはクラウン３０を含み、その輪郭
は図５及び図６の破断線によって示されている。２つの
突出部２８ａ及び２８ｂがクラウン３０を構成する材料
をフライス削りすることによって形成されるのは、次の
段階の間である。２つのフライス削りの操作はクラウン
３０の２つの部分（図５の参照番号３０ａ及び３０ｂ）
を形成する材料をそれぞれ除き、２つの突出部２８ａ及
び２８ｂを外すのに十分である。この形態の手順によっ
て、本発明に従った時計部品は特に簡単で安価である。
【００１８】特に図２及び図３で見られるように、修正
ピニオン９がムーブメント１に取り付けられる時に、２
つの突出部２８ａ及び２８ｂを支持するムーブメント１
の面は、修正ピニオン１７に面する。図２及び図３は、
揺動レバー１０が制御ステム７に沿って修正ピニオン９
の長手方向の配置をどのように制御するかを示してい
る。制御ステム７が中立位置（図２で示される押込位
置）から日付修正位置（図３で示された第１引出位置）
まで動かされると、摺動ピニオン９の２つの突出部２８
ａ及び２８ｂは、修正ピニオン１７の面に支持される。
このような修正ピニオン１７は、既に述べたように、摺
動ピニオン９の２つ突出部を収容するようにそれぞれ提
供される２つのノッチ２５ａ及び２５ｂを含む。しかし
ながら、２つの突出部２８ａ及び２８ｂは、制御ステム
７を引く時に、正確にノッチ２５ａ及び２５ｂに面して
概して位置されない。従って多くの場合、２つの突出部
２８ａ及び２８ｂは、修正ピニオン１７の２つのノッチ
２５ａ及び２５ｂで係合されることなく修正ピニオン１
７の面に支持される。この位置において、制御ステム７
が回転される時に、回転するように固定された摺動ピニ
オン９は、修正ピニオン１７を回転することなく回転す
ることが可能である。これらの状態において、摺動ピニ
オン９の２つの突出部２８ａ及び２８ｂは、これらが２
つのノッチ２５ａ及び２５ｂに出くわし、そのノッチ２
５ａ及び２５ｂに係合するまで、修正ピニオン１７の表
面に対して摺動する。これらの状態において、制御ステ
ム７によってなされる僅かな回転による回転で、修正ピ
ニオン１７との摺動ピニオン９の回転において掛止する
のに十分であろう。
ピニオン９がムーブメント１に取り付けられる時に、２
つの突出部２８ａ及び２８ｂを支持するムーブメント１
の面は、修正ピニオン１７に面する。図２及び図３は、
揺動レバー１０が制御ステム７に沿って修正ピニオン９
の長手方向の配置をどのように制御するかを示してい
る。制御ステム７が中立位置（図２で示される押込位
置）から日付修正位置（図３で示された第１引出位置）
まで動かされると、摺動ピニオン９の２つの突出部２８
ａ及び２８ｂは、修正ピニオン１７の面に支持される。
このような修正ピニオン１７は、既に述べたように、摺
動ピニオン９の２つ突出部を収容するようにそれぞれ提
供される２つのノッチ２５ａ及び２５ｂを含む。しかし
ながら、２つの突出部２８ａ及び２８ｂは、制御ステム
７を引く時に、正確にノッチ２５ａ及び２５ｂに面して
概して位置されない。従って多くの場合、２つの突出部
２８ａ及び２８ｂは、修正ピニオン１７の２つのノッチ
２５ａ及び２５ｂで係合されることなく修正ピニオン１
７の面に支持される。この位置において、制御ステム７
が回転される時に、回転するように固定された摺動ピニ
オン９は、修正ピニオン１７を回転することなく回転す
ることが可能である。これらの状態において、摺動ピニ
オン９の２つの突出部２８ａ及び２８ｂは、これらが２
つのノッチ２５ａ及び２５ｂに出くわし、そのノッチ２
５ａ及び２５ｂに係合するまで、修正ピニオン１７の表
面に対して摺動する。これらの状態において、制御ステ
ム７によってなされる僅かな回転による回転で、修正ピ
ニオン１７との摺動ピニオン９の回転において掛止する
のに十分であろう。
【図１】日付修正構造部のみを示してある、本発明に従
ったカレンダー付き時計のムーブメントの平面図であ
る。
ったカレンダー付き時計のムーブメントの平面図であ
る。
【図２】中立位置（押込位置）で示している図１のムー
ブメントの制御構造部の図である。
ブメントの制御構造部の図である。
【図３】日付修正位置（第１引出位置）で示している図
１のムーブメントの制御構造部の図である。
１のムーブメントの制御構造部の図である。
【図４】図１のムーブメントの修正ピニオンの平面図で
ある。
ある。
【図５】図１のムーブメントの摺動ピニオンの平面図で
ある。
ある。
【図６】図１のムーブメントの摺動ピニオンの断面図で
ある。
ある。
１…ムーブメント ３…日付表示構造部 ５…曜星車 ７…制御ステム ９…摺動ピニオン １０…揺動レバー １０ｂ…腕部 １３…制動部品 １３ａ…端部部分 １５…溝 １７…修正ピニオン １９…第１中間車 ２１…摺動中間車 ２３…ギア ２４…穴 ２５ａ、２５ｂ…ノッチ ２８ａ、２８ｂ…突出部 ３０…クラウン
Claims (3)
- 【請求項１】 特に日付のための少なくとも１つの表示
構造部（３）と、該表示構造部（３）のための修正機構
とを含み、該修正機構は、一方では少なくとも２つの軸
線位置の間で可動な少なくとも制御ステム（７）と、他
方では該制御ステム（７）に取り付けられる摺動ピニオ
ン（９）及び修正ピニオン（１７）とを具備し、該修正
ピニオン（１７）は自由に回転し、その面の１つは前記
修正ピニオン（９）の面の１つと協働可能であり且つ前
記制御ステム（７）が前記軸線位置の第１位置にある時
に前記摺動ピニオン（９）によって前記修正ピニオン
（１７）の駆動を許容するように形成される時計部品に
おいて、前記摺動ピニオン（１７）の前記面は前記摺動
ピニオン（９）の回転軸線からある距離に配設される少
なくとも１つの突出部（２８）を有し、該突出部（２
８）は前記修正ピニオン（１７）の前記面に形成される
開口部（２５）に係合して、前記修正ピニオン（１７）
を回転するように前記開口部（２５）の側部と協働する
ようにされたことを特徴とする時計部品。 - 【請求項２】 前記修正ピニオン（１７）は、前記制御
ステム（７）が係合される略円形の穴（２４）によって
中央に貫通された歯付きディスクの形状を有し、前記略
円形の穴（２４）の周辺部は前記摺動ピニオン（９）の
前記突出部（２８）を収容するように提供される少なく
とも１つのノッチ（２５）を含むことを特徴とする請求
項１に記載の時計部品。 - 【請求項３】 前記略円形の穴（２４）の周辺部が互い
に直径方向に対向して配設される２つのノッチ（２５
ａ，２５ｂ）を含み、前記摺動ピニオン（９）が前記制
御ステム（７）の両側に対称に配設され且つ前記２つの
ノッチ（２５ａ，２５ｂ）のそれぞれに係合するように
提供される２つ突出部（２８ａ，２８ｂ）を含むことを
特徴とする請求項２に記載の時計部品。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH2585/93A CH684920B5 (fr) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | Pièce d'horlogerie. |
| CH02585/93-4 | 1993-08-31 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07151867A true JPH07151867A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=4237104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6205343A Pending JPH07151867A (ja) | 1993-08-31 | 1994-08-30 | 時計部品 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5392260A (ja) |
| EP (1) | EP0640892B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07151867A (ja) |
| CN (1) | CN1047004C (ja) |
| CH (1) | CH684920B5 (ja) |
| DE (1) | DE69406738T2 (ja) |
| SG (1) | SG87732A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007322430A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Montres Breguet Sa | 改良した時間設定装置を有する時計 |
| JP2009210580A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Manufacture La Joux-Perret Sa | ステップ秒針表示機構 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040210 |