JP4462606B2 - 表示修正機構付き時計 - Google Patents

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Description

本発明は、カレンダ表示などの表示を修正するための機構を備えた表示修正機構付き時計に関する。特に、本発明は、巻真と連動するばねを含むカレンダ修正機構を備えたカレンダ修正機構を有する表示修正機構付き時計に関する。
(1)従来の第1タイプの時計
従来の第1タイプの表示修正機構付き時計は、巻真と、巻真に組み込まれた暦修正伝え車と、暦修正伝え車に噛合いかつ偏心ピンを保持する暦修正車と、暦修正車の回転により偏心ピンと摩擦係合して日車または曜車を修正する暦修正部材とを備える。暦修正伝え車はプラスチック材で形成され、地板の溝の中に配置され、常に暦修正車と噛合っている。巻真が軸方向の修正位置にあるとき、巻真の径大部が暦修正伝え車の径小部に直接摩擦係合して、巻真の回転を暦修正車に伝達することができる(例えば、特許文献1参照)。
(2)従来の第2タイプの時計
従来の第2タイプの表示修正機構付き時計は、巻真の軸方向の移動と、巻真の回転に連動するツヅミ車の外周側周面に角型凸部を形成している。修正伝え車の角型凸部と対向する側には、角型凹部が形成されている。付加機能を修正するとき、カンヌキがツヅミ車と修正伝え車を時計の外周方向に弾性力により押しつける。(例えば、特許文献2参照)。
(3)従来の第3タイプの時計
従来の第3タイプの時計の暦修正装置は、位置決めの為に設けられた少なくとも1つ以上の溝部と、伝達車に噛合うかなと、前記かなと溝部との間に設けられた面取り部とを有する巻真軸上に、日車に直接噛合う第1修正歯と、曜星車に直接又は間接的に係合する第2修正歯と、前記巻真の面取り部に係合して巻真の回転を受ける突起部を有する暦修正車を摺動可能に設け、かつ、前記修正車を巻真引き出し方向へ押圧するばね部材と、前記暦修正車の位置を規正する位置決め部材とを備えている(例えば、特許文献3参照)。
実公昭64−627号公報(第1〜3頁、第1図〜第5図参照) 特開平9−61552号公報(第2〜5頁、図1〜図6参照) 特開昭60−27884号公報(第1〜2頁、第1図〜第4図参照)
従来の第1タイプの修正機構付き時計では、修正の操作を行うたびに巻真の径大部(角部)を暦修正伝え車の径小部に幾度も繰り返して出入りさせるので、暦修正伝え車の径小部が広がり、巻真の回転を暦修正伝え車に十分に伝えることができなくなる課題が生じていた。また、従来の第2タイプの修正機構付き時計では、カンヌキの構造が複雑になり、さらに、ツヅミ車と連動する手巻機構を構成するきち車を設けるのが難しいという課題が生じていた。従来の第3タイプの時計の暦修正装置では、暦修正車の構造が複雑になり、修正車を巻真引き出し方向へ押圧するばね部材と、暦修正車の位置を規正する位置決め部材が必要であるという課題が生じていた。
本発明の目的は、表示修正機構付き時計、特に、カレンダ修正機構付き時計において、修正機構を構成する部品の耐久性能を向上させることにある。本発明の他の目的は、表示修正機構付き時計において、カレンダ修正機構を構成する部品の構造を簡素化し、カレンダ修正機構を構成する部品の数を少なくすることにある。
本発明は、表示部材が表示している表示内容を修正する機構を備えた表示修正機構付き時計において、時計の輪列の回転に基づいて回転して、情報を表示するための表示部材と、表示部材の表示内容を修正するための巻真と、巻真と同軸になるように配置された修正伝え車と、弾性材料で形成されかつ修正伝え車と連動する修正伝えばねと、修正伝え車および修正伝えばねの回転に基づいて作動して、表示部材の表示内容を修正するための修正部材とを備えるように構成した。本発明の表示修正機構付き時計では、表示部材の表示内容を修正するための位置に巻真をセットした状態において、巻真を回転させることにより、修正伝え車および修正伝えばねは一体となって回転して修正部材を作動させ、表示部材が表示している表示内容を修正することができるように構成されることを特徴とする。この構成により、プラスチックで形成された修正車の穴部に巻真の角部出入りすることがないので、修正機構を構成する部品の耐久性能を向上させることができる。
表示部材は、例えば、日車、曜表示車、曜車、24時表示車、月表示車、月齢表示車などである。さらに、本発明は、時修正機構(時差修正機構)などを備えた種々の表示修正機構付き時計に広く適用することができる。本発明の表示修正機構付き時計では、キー溝が巻真に設けられ、キー部が修正伝えばねに設けられ、表示部材の表示内容を修正するための位置に巻真をセットした状態(例えば、1段目)において、キー部はキー溝の中に入り、巻真を回転させることにより、修正伝え車および修正伝えばねは一体となって回転するように構成され、表示部材の表示内容を修正するための位置以外の位置に巻真をセットした状態(例えば、0段目および2段目)において、キー部はキー溝の中に入らず、巻真を回転させても、修正伝え車および修正伝えばねは回転しないように構成されるのが好ましい。このような修正機構は、その構成部品の構造が簡素であり、きち車とつづみ車と連動させることが容易である。
また、本発明の表示修正機構付き時計では、複数のキー溝が、巻真の外周部に等間隔で配置されるのが好ましい。また、本発明の表示修正機構付き時計では、修正伝えばねは、C字形に形成されたベース部と、ベース部の一方の端部に対して垂直に形成された位置決め部と、位置決め部の先端に設けられたキー部とを含むのが好ましい。また、本発明の表示修正機構付き時計では、修正伝え車は、リング状の本体筒部と、複数の歯部と、本体筒部に設けられた中心穴と、本体筒部の一方の面に形成された環状帯部と、環状帯部に形成された溝部とを含むのが好ましい。この修正伝え車は、金属で形成することができるし、プラスチックで形成することもできる。
また、本発明の表示修正機構付き時計は、修正伝え車と噛合う第2の修正伝え車を備え、該第2の修正伝え車は巻真の中心軸線にオーバーラップするように配置されるのが好ましい。また、本発明の表示修正機構付き時計では、表示部材は日車であり、前記第2の修正伝え車の回転中心は、日車の歯先円よりも外側に配置されるのが好ましい。また、本発明の表示修正機構付き時計では、表示部材の表示内容と異なる第2の情報を表示するための表示車を更に備え、該表示車の回転中心は、日車の歯先円よりも内側に配置され、表示車は巻真の中心軸線にオーバーラップするように配置されるのが好ましい。この構成により、小型で薄型のムーブメントの中に、表示機構と、表示修正機構とを効果的に配置することができる。
本発明の表示修正機構付き時計では、プラスチックで形成された修正車の穴部に巻真の角部出入りすることがないので、修正車の穴部が摩耗するおそれがなくなり、修正機構を構成する部品の耐久性能を向上させることができる。また、本発明の表示修正機構付き時計は、修正機構を構成する部品の構造が簡素であり、きち車とつづみ車と連動させることが容易である。
以下に、本発明の表示修正機構付き時計の実施の形態を図面に基づいて説明する。以下に説明する本発明の時計の実施の形態は、日車を修正するためのカレンダ修正機構を備えた表示修正機構付き時計の構成について述べているけれども、本発明は、日車を修正する機構を有する表示修正機構付き時計だけでなく、曜表示車、曜車、24時表示車、月表示車、月齢表示車などを修正する機構や、時修正機構(時差修正機構)などを備えた種々の表示修正機構付き時計に広く適用することができる。また、以下に説明する本発明の時計の実施の形態は、自動巻機構を備えた機械式時計の構成について述べているけれども、本発明は、電池や直流電源、交流電源などで駆動される電気時計、電子時計などの種々の表示修正機構付き時計に広く適用することができる。また、以下に説明する本発明の時計の実施の形態は、日車を修正する機構を有する表示修正機構付き時計について述べているけれども、本発明は、指針を取り付けた表示車などの種々の表示部材を含む修正機構付き時計に広く適用することができる。
(1)第1の実施の形態
(1・1)ムーブメントの全体構成
最初に、本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施の形態について説明する。この第1の実施の形態は、カレンダ修正機構付き時計に関するものである。図1〜図4を参照すると、本発明のカレンダ修正機構付き時計はムーブメント100を備える。「ムーブメント」とは、駆動部分を含む時計の機械体を示す。また、「コンプリート」とは、時計のムーブメントに文字板、指針(時針、分針、秒針など)、りゅうずなどを取り付けて時計ケース(時計外装)に収容した時計の完成体を示す。ムーブメント100は、地板102、第二地板112、日車押え116を含む。ムーブメント100において、「表側」とは、地板102の両面のうちで、時計ケースのガラスから遠い方の側、すなわち、「裏蓋側」を示す。ムーブメント100において、「裏側」とは、地板102の両面のうちで、時計ケースのガラスに近い方の側、すなわち、「文字板側」を示す。ムーブメント100は、さらに、輪列受103と、一番受104と、二番受105と、アンクル受106と、てんぷ受107とを備える。第二地板112、日車押え116は地板102の裏側に配置される。文字板110が第二地板112のガラス側に配置される。文字板110は文字板受リング109を介して地板102に取付けられる。巻真118が地板102に回転可能で、軸線方向に移動可能なように組み込まれる。
ムーブメント100の表側には、表輪列と、脱進機構と、調速機構と、自動巻機構と、手巻機構と、切換装置とが配置される。或いは、切換装置はムーブメント100の裏側に配置してもよい。或いは、ムーブメント100の表側に手巻機構を配置し、自動巻機構を省略してもよい。ムーブメント100の裏側には、裏輪列と、日表示機構と、日修正機構とが配置される。必要ならば、ムーブメント100の裏側には、曜表示機構、曜修正機構、24時表示機構、月表示機構、月齢表示機構、ぜんまい巻き状態表示機構などのうちのいずれかなどを配置してもよい。表輪列は地板102、一番受104、二番受105に対して回転可能に支持される。裏輪列は地板102、第二地板112、日車押え116に対して回転可能に支持される。
(1・2)表輪列の構成
次に、表輪列の構成について説明する。図1〜図3を参照すると、香箱車120が一番受104及び地板102に対して回転可能に支持される。香箱車120は、ぜんまい(図示せず)を有する。ぜんまいは機械式時計の動力源を構成する。ぜんまいが巻き戻される(解放される)ことにより、香箱車120の香箱歯車は1つの方向に回転し、表輪列及び裏輪列の回転を介して、指針(時針、分針、秒針など)により時刻情報を表示する。ぜんまいの動力により回転する香箱歯車の回転は、調速装置及び脱進装置によって制御される。調速装置はてんぷ142を含む。脱進装置はアンクル144及びがんぎ車146を含む。てんぷ142はてんぷ受107及び地板102に対して回転可能に支持される。アンクル144はアンクル受106及び地板102に対して回転可能に支持される。がんぎ車146は一番受104及び地板102に対して回転可能に支持される。香箱歯車の回転により、二番車122(図4参照)が1時間に1回転するように構成される。二番車122は二番受105及び地板102に対して回転可能に支持される。二番車122の回転により、三番車124が回転するように構成される。
三番車124は一番受104及び地板102に対して回転可能に支持される。三番車124の回転により、四番車126が1分間に1回転するように構成される。四番車126は一番受104及び地板102に対して回転可能に支持される。四番車126の回転速度は、がんぎ車146により制御されるように構成される。がんぎ車146の回転速度は、アンクル144により制御されるように構成される。アンクル144の揺動運動は、てんぷ142により制御されるように構成される。てんぷ規正レバー140が、てんぷ142の作動を規正させるために設けられる。すなわち、巻真118を2段目にした状態では、てんぷ規正レバー140は、てんぷ142の天輪142cに接触し、天輪142cの回転を停止させることができるように構成される。表輪列は、二番車122、三番車124、四番車126を含む。二番車122の筒かな(図示せず)に取付けられた分針(図示せず)が「分」を表示するように構成される。四番車126に取付けられた秒針(図示せず)が「秒」を表示するように構成される。四番車126の回転中心と二番車122の回転中心とは同じ位置にあるように構成される。
角穴車130の角穴部が、香箱車120の香箱真の上方部(一番受104がある方の側)に設けられた角軸部に組み込まれる。角穴止めねじ132により、角穴車130は香箱真120cと一体になって回転するように支持される。角穴車130は香箱車120の回転する方向と同一の方向にのみ回転することができる。角穴車の回転規正部材を構成するこはぜ131が、角穴車130の回転を1つの方向のみに規正するために一番受104に設けられる。こはぜ131により、角穴車130が香箱車120の回転する方向と反対の方向に回転するのを阻止することができる。手巻機構は、つづみ車272と、きち車133と、丸穴車134と、丸穴伝え車135とを含む。丸穴車134は一番受104の裏面に対して回転可能に支持される。丸穴伝え車135は一番受104の裏面に対して回転可能に支持される。つづみ車272の1つの方向の回転により、きち車133が回転するように構成される。きち車133の回転により、丸穴車134の回転を介して丸穴伝え車135が回転するように構成される。丸穴伝え車135の回転により、角穴車130が時計回り方向に回転するように構成される。角穴車130が回転することにより、ぜんまいを巻くことができるように構成される。
(1・3)自動巻機構の構成
次に、自動巻機構の構成について説明する。図2において、ぜんまいを巻き上げるための自動巻機構がムーブメント100の表側に設けられる。自動巻機構は、回転錘210と、一番伝え車212と、つめレバー214と、二番伝え車216とを含む。回転錘210はボールベアリング210bを介して一番受104に回転可能に組み込まれる。一番伝え車212は一番受104及び地板102に対して回転可能に支持される。一番伝え車212の歯車部は回転錘210の回転錘かな210cに噛み合うように構成される。つめレバー214の基部の穴(図示せず)が、一番伝え車212の偏心カム部分(図示せず)に回転可能に組み込まれる。つめレバー214は2つのつめ部分、すなわち引きつめ214fと、押しつめ214gとを有する。二番伝え車216は一番受104に対して回転可能に支持される。つめレバー214の引きつめ214fと、押しつめ214gは、二番伝え車216のラチェット歯(図示せず)に噛合うように構成される。回転錘210が回転すると、一番伝え車212が回転して、つめレバー214を作動させるように構成される。つめレバー214の引きつめ214fは、二番伝え車216を1つの方向(図2において反時計回り方向)にのみ回転させることができるように構成される。つめレバー214の押しつめ214gは、二番伝え車216を1つの方向(図2において反時計回り方向)にのみ回転させることができるように構成される。したがって、回転錘210が回転すると、つめレバー214が作動し、二番巻伝え車216の回転に基づいて、角穴車130が時計回り方向に回転するように構成される。その結果、回転錘210が回転すると、自動巻機構の作動により、ぜんまいを巻きあげることができる。
(1・4)裏輪列の構成
次に、裏輪列の構成について説明する。図4を参照すると、裏輪列は、日の裏車230と、筒車232とを含む。日の裏車230は地板102に対して回転可能に支持される。二番車122の回転により、日の裏車230が回転するように構成される。日の裏車230の回転により、筒車232が12時間で1回転するように構成される。筒車232に取付けられた時針(図示せず)が「時」を表示する。筒車232の回転中心と二番車122の回転中心とは同じ位置にあるように構成される。日の裏車230の回転中心は地板基準垂直軸線205の上に配置されるのが好ましい。
(1・5)切換機構の構成
次に、切換機構の構成について説明する。本発明の時計では、時計の時刻を合わせるために、切換機構と、時刻合わせ機構とが設けられている。図1および図3を参照すると、切換機構は、おしどり236、かんぬき237、かんぬき押え238を含むように構成される。おしどり236、かんぬき237、かんぬき押え238は、地板102に対して作動可能なように支持される。時刻合わせ機構は、巻真118と、つづみ車272とを含む。巻真118は、先端部から外方部に向かって順番に形成された、先端軸部118a、角軸部118b、きち車案内部118c、修正伝達部118d、第1修正伝え車案内部118e、おしどり内壁部118f、おしどり受け入れ部118g、おしどり外壁部118h、などを含む。巻真118の修正伝達部118dのムーブメント100の内側方向の部分には、内側斜面118mが設けられるのが好ましい。巻真118の修正伝達部118dのムーブメント100のの外側方向の部分には、外側斜面118nが設けられるのが好ましい。巻真118の先端軸部118aは地板102の巻真先端穴に対して回転可能に支持される。
つづみ車272の角穴部は巻真118の角軸部118bに組み込まれる。おしどり236の巻真接触部は、巻真118のおしどり内壁部118eと、おしどり外壁部118gとの間に位置する。巻真118の中心軸線にそう方向における巻真118の位置は、切換装置(おしどり、かんぬき押えなど)により定められる。巻真118の中心軸線にそう方向におけるつづみ車272の位置は、切換装置(おしどり、かんぬき、かんぬき押えなど)により定められる。つづみ車272は、ムーブメント100の中心部に近い方に位置する甲歯272aと、ムーブメント100の外形部に近い方に位置する乙歯272bとを備える。つづみ車272の乙歯272bはラチェット歯車で構成される。きち車133の中心穴部は、巻真118のきち車案内部118cに対して回転可能なように組み込まれる。きち車133は、つづみ車272の乙歯272bと噛合うことが出来るように構成されたきち小歯車133bと、丸穴車134の歯車部と噛合うことが出来るように構成されたきち大歯車133cとを備える。きち小歯車133bはラチェット歯車で構成される。てんぷ規正レバー140の作動は、おしどり236の回転により制御される。
巻真118を0段目にした状態、および、巻真118を1段目にした状態では、つづみ車272の甲歯272aは日の裏車230の歯車部と噛合わないように構成される。巻真118を0段目にした状態では、つづみ車272の乙歯272bはきち車133の小歯車133аと噛合うように構成される。巻真118を2段目にした状態では、つづみ車272の甲歯272aは日の裏車230の歯車部と噛合うように構成される。巻真118を2段目にした状態では、つづみ車272の乙歯272bはきち車133の小歯車133аと噛合わないように構成される。巻真118を0段目にした状態で、巻真118を1つの方向に回転させると、巻真118とともにつづみ車272が回転し、きち車133、丸穴車134、丸穴伝え車135の回転を介して、角穴車130が回転して、ぜんまいを巻き上げることができるように構成される。巻真118を0段目にした状態で、巻真118を他の方向に回転させると、巻真118とともにつづみ車272が回転するが、きち車133は回転しないように構成される。
(1・6)日車送り機構の構成
次に、日車送り機構の構成について説明する。図1および図4を参照すると、カレンダ付き時計では、裏輪列の回転に基づいて日車送り機構が作動するように構成される。日車送り機構は、日回し車250と、日回し中間車251と、日車252とを含む。筒車232の回転により、日回し中間車251が回転するように構成される。日回し中間車251の回転により、日回し車250が回転するように構成される。日回し車250に設けられた日送りつめ250bにより、日車252を1日に1度、(1/31)回転させるように構成される。日車252は31日間で1回転するように構成される。日車252の回転方向の位置は、日ジャンパ253により規正される。日車252に設けられた「1」から「31」の日文字(図示せず)が文字板110の窓(図示せず)から「日」を表示するように構成される。変形例として、曜車送り機構を備えた構成では、日回し車に設けられた曜送りつめ(図示せず)により、曜車を1日に1度、(1/7)回転させるように構成することができる。曜車は7日間で1回転するように構成される。曜車の回転方向の位置は、曜ジャンパ(図示せず)により規正される。曜車に設けられた曜日を表す文字(図示せず)が文字板110の窓(図示せず)から「曜」を表示するように構成される。
(1・7)日修正機構の構成
次に、日修正機構の構成について説明する。図1及び図4を参照すると、本発明のカレンダ修正機構付き時計において、ムーブメント100の裏側には、文字板110の窓から日車252により日の表示を修正するための日修正機構が設けられる。日修正機構は、第1修正伝え車281と、第2修正伝え車282と、第3修正伝え車283と、第4修正伝え車284と、第5修正伝え車258と、修正車259とにより構成される。第2修正伝え車282は、第二地板112に対して回転可能に支持される。巻真118を0段目にした状態で、第1修正伝え車281は、巻真118の第1修正伝え車案内部118eに対して回転可能に支持される。すなわち、第1修正伝え車281と巻真118は、互いに同軸になるように配置される。
第2修正伝え車282の回転中心は、日車252の歯先円よりも外側に配置される。本発明の実施形態では、第2修正伝え車282は巻真118の中心軸線にオーバーラップするように配置されるのが好ましい。第2修正伝え車282の回転中心は、日車252の日表示面252cと重なる位置に、巻真118の中心軸線上に配置されるのが一層好ましい。第2修正伝え車282の回転中心は、第1修正伝え車281を配置した位置よりも外側に位置する。第3修正伝え車283は、第二地板112に対して回転可能に支持される。第3修正伝え車283の回転中心は、日車252の日表示面252cと重なる位置に配置されるのが好ましい。第4修正伝え車284は、第二地板112に対して回転可能に支持される。第4修正伝え車284の回転中心は、日車252の日表示面252cと重なる位置に配置されるのが好ましい。第5修正伝え車258は、第二地板112に対して回転可能に支持される。第5修正伝え車258の回転中心は、日車252の歯先円よりも内側に配置される。修正車259の軸部(図示せず)は、第5修正伝え車258の軸部(図示せず)に対して回転可能に設けられた揺動レバー257のフォーク部に組み込まれる。フォーク部の内側に向かう弾性力により、修正車259は揺動して止まったいちにおいて回転できるように構成される。修正車259は、第二地板112に対して、一定の角度だけ揺動しかつ揺動した位置で回転可能なように支持される。修正車259の回転中心は、日車252の歯先円よりも内側に配置される。
図5を参照すると、第1修正伝え車281は、リング状の本体筒部281bと、複数の歯部281cとを含む。図5には、一例として、7つの歯部281cが示されている。第1修正伝え車281は、金属で形成することができるし、プラスチックで形成することもできる。本体筒部281bは、中心穴281dと、本体筒部281bの一方の面に形成された環状帯部281eと、環状帯部281eに形成された1つ以上の溝部281f、281gとを有する。図5には、一例として、2つの溝部281fおよび281gが示されているが、溝部の数は、1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。この溝部を複数設ける場合は、複数の溝部は環状帯部281eに等間隔(等しい角度をなすような角度間隔)で配置されるのが好ましい。環状帯部281eは、本体筒部281bにおいて、ムーブメント100の内側に配置される方の面に形成されるのが好ましい。溝部281fおよび281gは、本体筒部281bの中心軸線から放射方向に形成されるのが好ましい。
図5および図6を参照すると、修正伝えばね280は、ほぼC字形に形成されたベース部280bと、ベース部280bの一方の端部に対して垂直に形成された位置決め部280cと、位置決め部280cの先端に設けられたキー部280dとを含む。ベース部280bの開角は190度から350度であるのが好ましい。ベース部280bの開角は240度から320度であるのがさらに好ましい。修正伝えばね280は、ステンレス鋼などの弾性材料で形成される。ベース部280bは、円形のベース内径部280fを含む。ベース部280bをC字形に形成することにより、ベース部280bは半径方向外方に広がることができる。修正伝えばね280のベース内径部280fは、第1修正伝え車281の環状帯部281eの外周部に嵌め込まれる。このとき、修正伝えばね280の位置決め部280cは、第1修正伝え車281の一方の溝部281fの中に嵌め込まれる。或いは、修正伝えばね280の位置決め部280cは、第1修正伝え車281の他方の溝部281gの中に嵌め込むこともできる。この状態で、修正伝えばね280のキー部280dは、第1修正伝え車281の中心穴281dの内方に突き出るように構成される。修正伝えばね280のベース部280bが弾性変形可能なので、図5に示す状態において、修正伝えばね280のキー部280dに外方に向かう力を加えると、キー部280dは半径方向外方に広がることができる。また、修正伝えばね280のキー部280dに力を加えるのをやめると、修正伝えばね280のベース部280bが弾性変形可能なので、キー部280dは図5に示す初期位置に戻ることができるように構成される。
図7を参照すると、巻真118には、きち車案内部118c、修正伝達部118d、第1修正伝え車案内部118eが設けられる。1つ以上のキー溝118kが修正伝達部118dに設けられる。図7には、一例として、6つのキー溝118kを含む構造(ただし、図7には、6つのキー溝118kのうちの3つのキー溝118kだけを図示している)が示されているが、キー溝の数は、1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。キー溝118kの数は、4〜6個であるのが好ましい。キー溝118kの数は、偶数個であるのが特に好ましい。キー溝118kを複数設ける場合は、複数のキー溝118kが、修正伝達部118dの外周部に等間隔で(等しい角度をなすような角度間隔で)配置されるのが好ましい。巻真118のキー溝118kの寸法・形状は、修正伝えばね280のキー部280を受け入れることができるように設定される。複数個のキー溝118kを巻真118に設けることにより、修正伝えばね280と巻真118とを確実に迅速に連動させることができる。
図1を参照すると、修正伝えばね280を組み込んだ第1修正伝え車281は、地板102に設けられた2つの案内壁部の間に作動可能なように配置される。この場合、修正伝えばね280は、第1修正伝え車281に対して、ムーブメント100の中心に近い方の側に配置される。しかしながら、修正伝えばね280は、第1修正伝え車281に対して、ムーブメント100の外周部に近い方の側に配置することもできる。地板102に2つの案内壁部を設けることにより、修正伝えばね280を組み込んだ第1修正伝え車281が、巻真118の中心軸線方向に移動するのを効果的に制限することができる。
(1・8)日修正機構の作動
以下に、日修正機構の作動について説明する。図1及び図4を参照すると、巻真118を0段目にした状態では、前述したように、第1修正伝え車281は、巻真118の第1修正伝え車案内部118eに対して回転可能に支持される。この状態で巻真118を回転させても第1修正伝え車281は回転せず、日修正を行うことはできない。次に、図1、図7および図8を参照すると、巻真118を0段目から1段目に引き出すとき、巻真118の外側斜面118nは修正伝えばね280のキー部280の先端に当たり、修正伝えばね280のキー部280を半径方向外方に広げる。次いで、修正伝えばね280のキー部280が外側斜面118nの上を摺動する状態を経て、修正伝えばね280のキー部280d巻真118のキー溝118kの中に入るか、巻真118の修正伝達部118dの外周面118pの上に(キー溝118kがない外周面の上に)のることができる。巻真118に外側斜面118nを設けることにより、修正伝えばね280は容易に巻真118の修正伝達部118dの上を摺動することができ、巻真118および修正伝えばね280の摩耗を効果的に阻止することができる。
次に、図8を参照すると、巻真118を0段目から1段目に引き出した状態では、巻真118のキー溝118kは、修正伝えばね280のキー部280dを受け入れることができる。もし、巻真118を1段目に引き出した状態で、巻真118のキー溝118kが修正伝えばね280のキー部280dと合うならば、修正伝えばね280のキー部280dは巻真118のキー溝118kの中に入ることができる。この状態で、巻真118を1つの方向に回転させると、第1修正伝え車281が回転し、さらに、第2修正伝え車282、第3修正伝え車283、第4修正伝え車284、第5修正伝え車258の回転を介して、修正車259が1つの方向に揺動して第1の位置で止まり、その第1の位置で修正車259が回転して日車252を回転させることができるように構成される。巻真118を1段目にした状態で、巻真118を他の方向に回転させても、日車252を回転させることができない。
変形例として、24時表示車、月表示車、月齢表示車などをを備えた構成では、巻真118を0段目から1段目に引き出した状態で、巻真118を回転させることにより、当該表示車を修正するように構成することができる。或いは、時修正機構などを備えた構成では、巻真118を1段目または2段目または3段目に引き出した状態、或いは、巻真118が0段目にある状態で、巻真118を回転させることにより、時修正を行うことができるように構成することができる。時修正機構(時差修正機構)については、特開2000−147145号公報などに開示されているので、その詳細な説明は省略する。
巻真118を1段目に引き出した状態で、巻真118のキー溝118kが修正伝えばね280のキー部280dと合わないならば、巻真118の外側斜面118nは修正伝えばね280のキー部280dの先端に当たり、修正伝えばね280のキー部280を半径方向外方に広げる。次いで、キー部280dの先端が巻真118の修正伝達部118dの上に(キー溝118kがない外周面の上に)のる。この状態で、巻真118を回転させると、巻真118が第1修正伝え車281に対して回転し、巻真118のキー溝118kが修正伝えばね280のキー部280dと合ったとき、修正伝えばね280のキー部280dは巻真118のキー溝118kの中に入ることができる。この状態で、巻真118を1つの方向に回転させると、第1修正伝え車281が回転し、さらに、第2修正伝え車282、第3修正伝え車283、第4修正伝え車284、第5修正伝え車258の回転を介して、修正車259が1つの方向に揺動して第1の位置で止まり、その第1の位置で修正車259が回転して日車252を回転させることができるように構成される。巻真118を1段目にした状態で、巻真118を他の方向に回転させても、日車252を回転させることができないように構成される。巻真118を1段目にした状態で、巻真118を0段目に押し込むと、巻真118のキー溝118kが修正伝えばね280のキー部280dから離れる。この状態で、巻真118を回転させても第1修正伝え車281は回転せず、日修正を行うことはできない。
次に、図9を参照すると、巻真118を1段目から2段目に引き出した状態では、巻真118のキー溝118kは、修正伝えばね280のキー部280dから離れる。したがって、巻真118を2段目にした状態で、巻真118を回転させても、日車252を回転させることができない。さらに、図1、図7および図8を参照すると、巻真118を2段目から0段目に押し込むとき、巻真118の内側斜面118mは修正伝えばね280のキー部280dの先端に当たり、修正伝えばね280のキー部280dを半径方向外方に広げる。次いで、修正伝えばね280のキー部280dは、巻真118のキー溝118kの中に入るか、巻真118の修正伝達部118dの外周面118pの上に(キー溝118kがない外周面の上に)のる。巻真118に内側斜面118mを設けることにより、修正伝えばね280は容易に巻真118の修正伝達部118dの上を摺動することができ、巻真118および修正伝えばね280の摩耗を効果的に阻止することができる。さらに、修正伝えばね280のキー部280dの先端は巻真118の内側斜面118mの上を摺動する状態を経て、図1に示す巻真118が0段目にある状態になる。巻真118に内側斜面118mおよび外側斜面118nを設けることにより、修正伝えばね280は容易に巻真118の修正伝達部118dの上を摺動することができ、巻真118および修正伝えばね280の摩耗を効果的に阻止することができる。
(1・9)針合わせの作動
図9を参照すると、巻真118を2段目にした状態で、つづみ車272の甲歯272aは日の裏車230の歯車部と噛合うように構成される。巻真118を2段目にした状態で巻真118を回転させると、つづみ車272が回転し、日の裏車230が回転する。日の裏車230が回転すると、二番車122の筒かなと、筒車232とが回転し、時針(図示せず)および分針(図示せず)を回転させて、針合わせ(すなわち、時刻の修正)を行うことができる。さらに、図1、図3、図7および図8を参照すると、巻真118を2段目にした状態では、てんぷ規正レバー140は、てんぷ142の天輪142cに接触し、てんぷ142の回転を規正する。巻真118を2段目から0段目に押し込むと、てんぷ規正レバー140は、てんぷ142の天輪142cから離れる。したがって、巻真118を1段目にした状態および巻真118を0段目にした状態では、天輪142cは自由に回転することができる。
(1・10)表示車送り機構の構成
次に、表示車送り機構の構成について説明する。図1及び図4を参照すると、必要ならば、本発明のカレンダ修正機構付き時計において、ムーブメント100の裏側には、曜表示機構、曜修正機構、24時表示機構、月表示機構、月齢表示機構、クロノグラフ表示機構、ぜんまい巻き状態表示機構などのうちの1つの機構、又は、複数の機構を配置することができる。表示車190は第二地板112、日車押え116に対して回転可能に支持される。表示車190の回転中心は、日車252の歯先円よりも内側に配置される。本発明の実施形態では、表示車190は巻真118の中心軸線にオーバーラップするように配置されるのが好ましい。表示車190の回転中心は、巻真118の中心軸線上に配置されるのが一層好ましい。表示車190の真部に取り付けた表示針196により、時刻情報、暦情報、ぜんまい巻き状態などを表示することができる。
例えば、表示針196により「曜」を表示する場合、裏輪列の回転に基づいて曜表示機構が作動するように構成される。曜表示機構は、筒車232の回転により回転する伝達輪列192と、伝達輪列192の回転により回転する表示車190とを含むように構成することができる。この構成では、表示車190は1日に1度、(1/7)回転するように構成される。表示車190の位置を規正するために、表示車ジャンパを設けるのがよい。或いは、表示針196により24時制(24時間で1周する24時針による時刻表示)における「時」を表示する場合、裏輪列の回転に基づいて24時表示機構が作動するように構成される。24時表示機構は、筒車232の回転により回転する伝達輪列192と、伝達輪列192の回転により回転する表示車190とを含むように構成することができる。この構成では、表示車190は24時間で1回転するように構成される。
図4を参照すると、例えば、表示針196によりぜんまい巻き状態を表示する場合、香箱真の回転に基づいてぜんまい巻き状態表示機構が作動するように構成される。ぜんまい巻き状態表示機構は遊星機構149と、伝達輪列と、表示車190とを含むように構成することができる。遊星機構149は、香箱歯車と連動され、かつ香箱歯車の回転を減速させるための減速機構を構成する。遊星機構は、第1太陽車150と、第1遊星車152と、第2遊星車154と、第2太陽車156とを含む。第1太陽車150は、香箱車120の香箱真の下軸部に固定される。第1遊星車152は、香箱歯車の底面に対して回転可能に取付けられる。第2遊星車154は、香箱歯車の底面に対して回転可能に取付けられる。第2太陽車156は、香箱車120の香箱真の下方先端軸部に回転可能に取付けられる。第1太陽車150は第1遊星車152と噛み合うように構成される。第1遊星車152は第2遊星車154と噛み合うように構成される。第2遊星車154は第2太陽車156と噛み合うように構成される。香箱歯車が回転すると、第1遊星車152は、第1太陽車150のまわりを公転しながら自転することができるように構成される。香箱歯車が回転すると、第2遊星車154は、第1太陽車150のまわりを公転しながら自転することができるように構成される。
第1表示中間車180が地板102及び日車押え116に対して回転可能に支持される。第1表示中間車180は第1表示中間歯車と、第1表示中間かなとを有する。第2表示中間車182が第二地板112及び日車押え116に対して回転可能に支持される。第2表示中間車182は第2表示中間歯車と、第2表示中間かなとを有する。第3表示中間車183が地板102及び日車押え116に対して回転可能に支持される。第4表示中間車184が第二地板112及び日車押え116に対して回転可能に支持される。第1表示中間歯車は第2太陽車156と噛み合うように構成される。第2表示中間歯車は第1表示中間かなと噛み合うように構成される。第3表示中間車183は第2表示中間かなと噛み合うように構成される。第4表示中間車184は第3表示中間車183と噛み合うように構成される。表示車190は第4表示中間車184と噛み合うように構成される。遊星機構149の作動により、第1表示中間車180、第2表示中間車182、第3表示中間車183、第4表示中間車184の回転を介して、表示車190が回転するように構成される。加えて、他の機能を有する他の表示車(例えば、曜表示車、24時表示車など)を他の位置に設けることもできる。
(2)第2の実施の形態
次に、本発明の表示修正機構付き時計の第2の実施の形態を説明する。以下の説明は、本発明の表示修正機構付き時計の第2の実施形態が本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施形態と異なる点を主に述べる。したがって、以下に記載がない個所は、前述した本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施形態についての説明をここに準用する。本発明の表示修正機構付き時計の第2の実施の形態の特徴は、手巻き機構が設けられておらず、巻真の中心軸線上に配置された表示車は設けられていないことにある。本発明の表示修正機構付き時計の第2の実施の形態では、第二地板は設けられていない。しかしながら、本発明の表示修正機構付き時計の第2の実施の形態において、第二地板を設けることもできる。
(2・1)切換機構の構成
最初に、切換機構の構成について説明する。本発明の表示修正機構付き時計の第2の実施の形態では、ムーブメント300において、時計の時刻を合わせるために、切換機構と、時刻合わせ機構とが設けられている。図10を参照すると、切換機構は、おしどり336と、かんぬき337と、かんぬき押え(図示せず)とを含む。おしどり336、かんぬき337、かんぬき押えは、地板302に対して作動可能なように支持される。時刻合わせ機構は、巻真318と、つづみ車372とを含む。巻真318は、先端部から外方部に向かって順番に形成された、先端軸部318a、角軸部318b、第1修正伝え車案内部318c、修正伝達部318d、中間軸部318e、おしどり内壁部318f、おしどり受け入れ部318g、おしどり外壁部318h、などを含む。巻真318の修正伝達部318dのムーブメント300の内側方向の部分には、内側斜面318mが設けられるのが好ましい。巻真318の修正伝達部318dのムーブメント300のの外側方向の部分には、外側斜面318nが設けられるのが好ましい。巻真318の先端軸部318aは地板302の巻真先端穴に対して回転可能に支持される。つづみ車372の角穴部は巻真318の角軸部318bに組み込まれる。おしどり336の巻真接触部は、巻真318のおしどり内壁部318eと、おしどり外壁部318gとの間に位置する。つづみ車372は、ムーブメント100の中心部に近い方に位置する甲歯372aを備える。
つづみ車372には乙歯は設けられていない。ムーブメント300は、手巻き機構を備えてない。すなわち、ムーブメント300には、きち車、丸穴車、丸穴伝え車は設けられていない。巻真318を0段目にした状態、および、巻真318を1段目にした状態では、つづみ車372の甲歯372aは日の裏車230の歯車部と噛合わないように構成される。巻真318を2段目にした状態では、つづみ車372の甲歯372aは日の裏車230の歯車部と噛合うように構成される。巻真118を2段目にした状態で巻真318を回転させると、つづみ車372が回転し、日の裏車230が回転する。日の裏車230が回転すると、二番車122の筒かなと、筒車232とが回転し、時針(図示せず)および分針(図示せず)を回転させて、針合わせ(すなわち、時刻の修正)を行うことができる。
(2・2)日修正機構の構成
次に、日修正機構の構成について説明する。図10を参照すると、本発明のカレンダ修正機構付き時計において、ムーブメント300の裏側には、文字板310の窓から日車352により日の表示を修正するための日修正機構が設けられる。日修正機構は、第1修正伝え車381と、第2修正伝え車382と、第3修正伝え車383と、第4修正伝え車(図示せず)と、修正車(図示せず)とにより構成される。第1修正伝え車381の構造は、本発明の時計の第1の実施形態における第1修正伝え車281の構造と同様である。修正伝えばね380の構造は、本発明の時計の第1の実施形態における修正伝えばね280の構造と同様である。修正伝えばね380のベース内径部は、第1修正伝え車381の環状帯部の外周部に嵌め込まれる。したがって、修正伝えばね380を取付けた第1修正伝え車381の構造は、本発明の時計の第1の実施形態における修正伝えばね280を取付けた第1修正伝え車281の構造と同様である(図5参照)。
巻真318を0段目にした状態で、第1修正伝え車381は巻真318の修正伝達部318dの外周部318pに対して回転可能に支持される。修正伝えばね380を組み込んだ第1修正伝え車381は、地板302に設けられた2つの案内壁部の間に作動可能なように配置される。この場合、本発明の時計の第1の実施形態の配置とは異なり、修正伝えばね380は、第1修正伝え車381に対して、ムーブメント300の外周部に近い方の側に配置される。しかしながら、修正伝えばね380は、本発明の時計の第1の実施形態の配置と同じように、第1修正伝え車381に対して、ムーブメント300の中心に近い方の側に配置することもできる。第4修正伝え車の構造は、本発明の時計の第1の実施形態における第5修正伝え車258の構造と同様である。修正車の構造は、本発明の時計の第1の実施形態における修正車259の構造と同様である。
第2修正伝え車382は、日車押え316に対して回転可能に支持される。第2修正伝え車382の回転中心は、日車352の歯先円よりも内側に配置される。本発明の実施形態では、第2修正伝え車382は巻真318の中心軸線にオーバーラップするように配置されるのが好ましい。第2修正伝え車282の回転中心は、日車252の日表示面252cと重ならない位置に、巻真318の中心軸線上に配置されるのが一層好ましい。第2修正伝え車382の回転中心は、第1修正伝え車381を配置した位置よりも内側に位置する。第3修正伝え車283は、日車押え316に対して回転可能に支持される。第3修正伝え車383の回転中心は、日車352の歯先円よりも内側に配置される。第3修正伝え車383の回転中心は、日車352の歯先円よりも外側に配置することもできる。第4修正伝え車は、地板302に対して回転可能に支持される。第4修正伝え車の回転中心は、日車352の歯先円よりも内側に配置される。修正車は、地板302に対して、一定の角度だけ揺動しかつ揺動した位置で回転可能なように支持される。修正車の回転中心は、日車352の歯先円よりも内側に配置される。
(2・3)日修正機構の作動
以下に、日修正機構の作動について説明する。図10を参照すると、巻真318を0段目にした状態では、前述したように、第1修正伝え車381は巻真318の修正伝達部318dの外周部318pに対して回転可能に支持される。この状態で巻真318を回転させても第1修正伝え車381は回転せず、日修正を行うことはできない。次に、図11を参照すると、巻真318を0段目から1段目に引き出すとき、巻真318の外側斜面318nは修正伝えばね380のキー部380の先端に当たり、修正伝えばね380のキー部380dを半径方向外方に広げる。次いで、修正伝えばね380のキー部380dが外側斜面318nの上を摺動する状態を経て、修正伝えばね380のキー部380dは巻真318のキー溝318kの中に入るか、巻真318の修正伝達部318dの外周面318pの上(キー溝318kがない外周面の上)にのることができる。巻真318を0段目から1段目に引き出した状態では、巻真318のキー溝318kは、修正伝えばね380のキー部380dを受け入れることができる。
もし、巻真318を1段目に引き出した状態で、巻真318のキー溝318kが修正伝えばね380のキー部380dと合うならば、修正伝えばね380のキー部380dは巻真318のキー溝318kの中に入ることができる。この状態で、巻真318を1つの方向に回転させると、第1修正伝え車381が回転し、さらに、第2修正伝え車382、第3修正伝え車383、第4修正伝え車の回転を介して、修正車が1つの方向に揺動して第1の位置で止まり、その第1の位置で修正車が回転して日車352を回転させることができるように構成される(図4参照)。巻真318を1段目にした状態で、巻真318を他の方向に回転させても、日車352を回転させることができない。
これに対して、巻真318を1段目に引き出した状態で、巻真318のキー溝318kが修正伝えばね380のキー部380dと合わないならば、修正伝えばね380のキー部380dは半径方向外方に広がり、キー部380dの先端が巻真318の修正伝達部318dの上(キー溝318kがない外周面の上)に乗ることができる。この状態で、巻真318を回転させると、巻真318が第1修正伝え車381に対して回転し、巻真318のキー溝318kが修正伝えばね380のキー部380dと合ったとき、修正伝えばね380のキー部380dは巻真318のキー溝318kの中に入ることができる。この状態で、巻真318を1つの方向に回転させると、第1修正伝え車381が回転し、さらに、第2修正伝え車382、第3修正伝え車383、第4修正伝え車の回転を介して、修正車が1つの方向に揺動して第1の位置で止まり、その第1の位置で修正車が回転して日車352を回転させることができるように構成される(図4参照)。巻真318を1段目にした状態で、巻真318を他の方向に回転させても、日車352を回転させることができないように構成される。巻真318を1段目にした状態で、巻真318を0段目に押し込むと、巻真318のキー溝318kが修正伝えばね380のキー部380dから離れる。この状態で、巻真318を回転させても第1修正伝え車381は回転せず、日修正を行うことはできない。
次に、図12を参照すると、巻真318を1段目から2段目に引き出した状態では、巻真318のキー溝318kは、修正伝えばね380のキー部280dから離れて、第1修正伝え車381は、巻真318の第1修正伝え車案内部318cの上にのる。したがって、巻真318を2段目にした状態で、巻真318を回転させても、日車352を回転させることができない。
(2・4)針合わせの作動
図12を参照すると、巻真318を2段目にした状態で、つづみ車372の甲歯372aは日の裏車230の歯車部と噛合うように構成される。この状態で巻真318を回転させると、つづみ車372が回転し、日の裏車230が回転する。日の裏車230が回転すると、二番車の筒かな(図示せず)と、筒車(図示せず)とが回転し、針合わせを行うことができる。本発明の時計の第2の実施形態において、巻真318を2段目から0段目に押し込むときの作動は、前述した本発明の時計の第1の実施形態における作動と同様である。
(2・5)修正伝えばねの他の構成
次に、本発明の時計の第2の実施の形態において、修正伝えばねの他の構成を説明する。以下の説明は、修正伝えばねの他の構成が本発明の時計の第1の実施形態における修正伝えばね280と異なる点を主に述べる。したがって、以下に記載がない個所は、前述した本発明の時計の第1の実施形態についての説明をここに準用する。図13を参照すると、変形例において、修正伝えばね390は、ほぼC字形に形成されたベース部390bと、ベース部390bの一方の端部に対して垂直に形成された第1位置決め部390cと、ベース部390bの他方の端部に対して垂直に形成された第2位置決め部390fとを含む。第1キー部390dが第1位置決め部390cの先端に設けられる。第2キー部390gが第2位置決め部390fの先端に設けられる。ベース部390bの開角は180度であるのが好ましい。修正伝えばね280は、ステンレス鋼などの弾性材料で形成される。本発明の時計の第2の実施の形態における修正伝えばね390は、本発明のカレンダ修正機構付き時計の第1の実施の形態に適用することもできる。
ベース部390bは、半円形のベース内径部390fを含む。ベース部390bを半円形に形成することにより、ベース部380bは半径方向外方に広がることができる。修正伝えばね390のベース内径部390fは、第1修正伝え車281の環状帯部281eの外周部に嵌め込まれる。このとき、修正伝えばね390の第1位置決め部390cは、第1修正伝え車281の一方の溝部281fの中に嵌め込まれ、修正伝えばね390の第2位置決め部390fは、第1修正伝え車281の他方の溝部281gの中に嵌め込まれる。この状態で、修正伝えばね390の第1キー部390dおよび第2キー部390gは、第1修正伝え車281の中心穴281dの内方に突き出るように構成される。修正伝えばね390のベース部390bが弾性変形可能なので、修正伝えばね390の第1キー部390dに外方に向かう力を加えると、第1キー部390dは半径方向外方に広がることができる。修正伝えばね390の第1キー部390dに力を加えるのをやめると、修正伝えばね390のベース部390bが弾性変形可能なので、第1キー部390dは初期位置に戻ることができるように構成される。同様に、修正伝えばね390の第2キー部390gに外方に向かう力を加えると、第2キー部390gは半径方向外方に広がることができる。そして、修正伝えばね390の第2キー部390gに力を加えるのをやめると、第2キー部390gは初期位置に戻ることができるように構成される。
この修正伝えばね390を用いる場合、巻真には、2つ以上で偶数個のキー溝118kを修正伝達部118dに設ける必要がある(図7参照)キー溝118kの数は、4個又は6個又は8個であるのが好ましい。この構成では、偶数個のキー溝118kが、修正伝達部118dの外周部に等間隔(等しい角度をなすような角度間隔)で配置される必要がある。巻真118のキー溝118kの寸法・形状は、修正伝えばね280の第1キー部390dおよび第2キー部390gを受け入れることができるように設定される。修正伝えばね280に複数のキー部を設けることにより、修正伝えばね390と第1修正伝え車281とを確実に連動させることができる。また、この構成により、修正伝えばね390と巻真とを確実に連動させることができる。
(3)第3の実施の形態
次に、本発明の表示修正機構付き時計の第3の実施の形態を説明する。以下の説明は、本発明の表示修正機構付き時計の第3の実施形態が本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施形態と異なる点を主に述べる。したがって、以下に記載がない個所は、前述した本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施形態についての説明をここに準用する。本発明の表示修正機構付き時計の第3の実施の形態の特徴は、ぜんまい巻き状態表示機構を備えず、日車および日修正機構と、曜車および曜修正機構とを備えたデイ・デイト付き時計であることにある。
(3・1)日送り機構
図14を参照すると、本発明の表示修正機構付き時計の第3の実施の形態では、ムーブメント400は、日車452と、日送り機構と、日修正機構と、曜車460と、曜送り機構と、曜修正機構とを備える。日送り機構は、日回し車450と、日回し中間車451と、日車452とを含む。日を表す文字(図示せず)が日車452の日表示面に設けられる。日車452は、31個の歯部452cを含む。筒車232の回転により、日回し中間車451が回転するように構成される。日回し中間車451の回転により、日回し車450が回転するように構成される。日送りつめ450bが日回し車450に設けられる。日回し車450が回転すると、日回し車450に設けられた日送りつめ450bにより、日車452を1日に1度、(1/31)回転させるように構成される。日車452は31日間で1回転するように構成される。日車452の回転方向の位置は、日ジャンパ253により規正される。
(3・2)日修正機構
前述したように、日修正機構は、第1修正伝え車281と、第2修正伝え車282と、第3修正伝え車283と、第4修正伝え車284と、第5修正伝え車258と、修正車259とを含む。巻真118を0段目から1段目に引き出した状態で、巻真118を第1の方向に回転させると、第1修正伝え車281が回転する。第1修正伝え車281の回転により、第2修正伝え車282の回転を介して第3修正伝え車283が回転する。第3修正伝え車283の回転により、第4修正伝え車284が回転する。第4修正伝え車284の回転により、第5修正伝え車258が回転する。前述したように、修正車259の軸部(図示せず)は、第5修正伝え車258の軸部(図示せず)に対して回転可能に設けられた揺動レバー257のフォーク部に組み込まれる。フォーク部の内側に向かう弾性力により、修正車259は揺動して止まったいちにおいて回転できるように構成される。修正車259は、第二地板112に対して、一定の角度だけ揺動しかつ揺動した位置で回転可能なように支持される。修正車259の回転中心は、日車252の歯先円よりも内側に配置される。第5修正伝え車258が回転すると、修正車259が日車452の歯部452cに近づく第1の方向に揺動して、修正車259の歯部が日車452の歯部452cと噛合う第1の位置で止まる。この状態でさらに巻真118を前記第1の方向に回転させると、前記第1の位置で修正車259が回転し、日車252を回転させることができるように構成される。修正車259の揺動範囲は、地板に設けられた揺動案内穴(図示せず)により定められる。
(3・3)曜送り機構
図14、図15を参照すると、曜送り機構は、日回し車450と、日回し中間車451と、曜車460とを含む。曜車460は、曜星車460bと、曜板(図示せず)とを含む。曜日を表す文字(図示せず)が曜板(図示せず)の曜表示面に設けられる。曜星車460bは、14個の歯部460cを含む。曜送りつめ450cが日回し車450に設けられる。日回し車450が回転すると、曜送りつめ450cにより、曜車460を1日に1度、(1/7)回転させるように構成される。曜車460は7日間で1回転するように構成される。曜車460の回転方向の位置は、曜ジャンパ464により規正される。曜車460の曜板(図示せず)に設けられた曜日を表す文字(図示せず)が文字板の窓(図示せず)から「曜」を表示するように構成される。
(3・4)曜車修正機構
曜修正機構は、前述した日車修正機構を構成する部品が作動することより作動するように構成される。曜修正機構は、第二地板412に回転可能なように配置された曜修正車470を含む。曜修正車470は、曜修正歯車470aを含む。曜修正歯車470aは曜星車460bと噛合うように配置される。曜修正伝え歯車470bは、修正車259が日車252の歯部から離れる方向に揺動して、修正車259と噛合うことができるように構成される。巻真118を0段目から1段目に引き出した状態で、巻真118を、前記第1の方向と異なる第2の方向に回転させると、第1修正伝え車281が回転する。第1修正伝え車281の回転により、第2修正伝え車282の回転を介して第3修正伝え車283が回転する。第3修正伝え車283の回転により、第4修正伝え車284が回転する。第4修正伝え車284の回転により、第5修正伝え車258が回転する。第5修正伝え車258が回転すると、修正車259は日車452の歯部452cから離れる第2の方向に揺動して、修正車259の歯部は曜修正伝え歯車470bと噛合う第2の位置で止まる。この状態でさらに巻真118を前記第2の方向に回転させると、前記第1の位置で修正車259が回転し、曜修正伝え歯車470bを回転させることができるように構成される。曜修正車470が回転すると、曜修正歯車470aは曜星車460bを回転させることができるように構成される。この構成により、確実に日修正と曜修正を行うことができ、修正機構を構成する部品の耐久性がよい表示修正機構付き時計を実現することができる。
(4)第4の実施の形態
次に、本発明の表示修正機構付き時計の第4の実施の形態を説明する。以下の説明は、本発明の表示修正機構付き時計の第4の実施形態が本発明の表示修正機構付き時計の第3の実施形態と異なる点を主に述べる。したがって、以下に記載がない個所は、前述した本発明の表示修正機構付き時計の第3の実施形態についての説明をここに準用する。本発明の表示修正機構付き時計の第4の実施の形態の特徴は、アナログ電子時計であって、日車および日修正機構と、曜車および曜修正機構とを備えたデイ・デイト付き時計であることにある。ここで、本発明の表示修正機構付き時計の第4の実施形態において、日車および日修正機構と、曜車および曜修正機構の構成および作用は、上述した本発明の表示修正機構付き時計の第3の実施形態の構成および作用と同じである。したがって、以下にそれらの構成および作用を重複記載することは省略する。
図16を参照すると、表示修正機構付き時計のムーブメント1100において、時計の動力源を構成する電池1176が、地板1102の裏ぶた側に配置される。時計の源振を構成する水晶ユニット1140が地板1102の裏ぶた側に配置される。例えば、32,768ヘルツで発振する水晶振動子が、水晶ユニット1140に収容されている。水晶振動子の振動に基づいて基準信号を出力する発振部(オシレータ)と、発振部の出力信号を分周する分周部(デバイダ)と、分周部の出力信号に基づいてステップモータを駆動するモータ駆動信号を出力する駆動部(ドライバ)とが、集積回路(IC)1142に内蔵される。集積回路(IC)1142は、例えば、C−MOS又はPLAで構成される。集積回路(IC)1142をC−MOSで構成した場合には、発振部と、分周部と、駆動部とは、集積回路1142に内蔵される。集積回路(IC)1142をPLAで構成した場合には、発振部と、分周部と、駆動部とは、PLAに記憶されているプログラムにより動作するように構成される。
水晶ユニット1140と集積回路1142とは回路基板(図示せず)に固定される。回路基板と、水晶ユニット1140と、集積回路1142とが回路ブロック1138を構成する。回路ブロック1138は、地板1102の裏蓋側に配置される。磁心に巻いたコイルワイヤを含むコイルブロック1150と、コイルブロック1150の磁心の両端部分と接触するように配置されたステータ1152と、ステータ1152のロータ穴に配置されたロータ磁石を含むロータ1154とが、地板1102の裏蓋側に配置される。コイルブロック1150と、ステータ1152と、ロータ1154とが、ステップモータを構成する。ロータ1154の回転に基づいて回転する五番車1156が、地板1102の裏蓋側に配置される。五番車1156の回転に基づいて回転する四番車1164が、地板1102の裏ぶた側に配置される。四番車1164は1分間に1回転するように構成されている。秒針が四番車1164に取付けられている。
四番車1164の回転に基づいて回転する三番車1168が、地板1102の裏蓋側に配置される。三番車1168の回転に基づいて回転する二番車1170が、地板1102の裏ぶた側に配置される。分針が二番車1170に取付けられている。スリップ機構が二番車1170に設けられている。スリップ機構により、針合わせをするときに、秒針を停止させた状態で、巻真1110を回転させることにより、分針及び時針を回転させることができる。針合わせをするときに、四番車1164又は五番車1156を規正して秒針を停止させるために、規正レバー(図示せず)が設けられる。二番車1170は1時間に1回転するように構成されている。二番車1170の回転に基づいて回転する日の裏車1126が、地板1102の裏蓋側に配置される。筒車232(図14参照)は、日の裏車1126の回転に基づいて回転するように、地板1102の文字板側に配置される。筒車232の回転により、日回し中間車451が回転するように構成される。
本発明の表示修正機構付き時計の第4の実施の形態の作用について説明する。表示修正機構付き時計のムーブメント1100において、水晶ユニット1140に収容された水晶振動子が、例えば、32,768ヘルツで発振する。この水晶振動子の振動に基づいて、集積回路1142に内蔵されている発振部が基準信号を出力し、分周部が発振部の出力信号を分周する。駆動部が分周部の出力信号に基づいて、ステップモータを駆動するモータ駆動信号を出力する。コイルブロック1150がモータ駆動信号を入力すると、ステータ1152が磁化して、ロータ1154を回転させる。ロータ1154は、例えば、1秒ごとに180度回転する。ロータ1154の回転に基づいて、五番車1156の回転を介して四番車1164が1分間に1回転する。三番車1168が四番車1164の回転に基づいて回転する。二番車1170が三番車1168の回転に基づいて、1時間に1回転する。日の裏車1126が二番車1170の回転に基づいて回転する。筒車232が日の裏車1126の回転に基づいて回転する。筒車232は12時間に1回転する。筒車232の回転により、日回し中間車451が回転する。日回し中間車451の回転により、日回し車450が回転する。日回し車450に設けられた日送りつめ450bにより、日車452を1日に1度、(1/31)回転させる。日車452は31日間で1回転するように構成される。日回し車450に設けられた、曜送りつめ450cにより、曜車460を1日に1度、(1/7)回転させる。曜車460は7日間で1回転する。
本発明は、表示修正機構を構成する部品の耐久性能を向上させた表示修正機構付き時計を提供する。また、本発明は、表示修正機構を構成する部品の構造を簡素化した表示修正機構付き時計を提供する。本発明のカレンダ修正機構は、日車を修正する機構だけでなく、曜表示車、曜車、24時表示車、月表示車、月齢表示車などを修正する機構や、時修正機構などを含む種々の表示修正機構付き時計に広く適用することができる。本発明の表示修正機構は、機械式時計にも、電気時計にも、アナログ電子時計にも広く適用することができる。
本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施の形態において、巻真が0段目にある状態における巻真の部分を示す部分断面図である。 本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施の形態において、ムーブメントを裏蓋側からみた状態を示す平面図(表平面図)である。 本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施の形態において、一番受を外したムーブメントを裏蓋側からみた状態を示す平面図(表平面図)である。 本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施の形態において、ムーブメントを文字板側からみた状態を示す平面図(裏平面図)である。 本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施の形態において、カレンダ修正伝えばねを取付けたカレンダ修正伝え車を示す斜視図である。 本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施の形態において、カレンダ修正伝えばねを示す斜視図である。 本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施の形態において、巻真のキー溝の部分を示す部分斜視図である。 本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施の形態において、巻真が1段目にある状態における巻真の部分を示す部分断面図である。 本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施の形態において、巻真が2段目にある状態における巻真の部分を示す部分断面図である。 本発明の表示修正機構付き時計の第2の実施の形態において、巻真が0段目にある状態における巻真の部分を示す部分断面図である。 本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施の形態において、巻真が1段目にある状態における巻真の部分を示す部分断面図である。 本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施の形態において、巻真が2段目にある状態における巻真の部分を示す部分断面図である。 本発明の表示修正機構付き時計の第2の実施の形態において、修正伝えばねの変形例を示す斜視図である。 本発明の表示修正機構付き時計の第3の実施の形態において、日車を修正するときのムーブメントを文字板側からみた状態を示す平面図(裏平面図)である。 本発明の表示修正機構付き時計の第3の実施の形態において、曜車を修正するときのムーブメントを文字板側からみた状態を示す平面図(裏平面図)である。 本発明の表示修正機構付き時計の第4の実施の形態において、ムーブメントを文字板側からみたとき、ムーブメントの表側に配置されている部品の状態を示す平面図(裏平面図)である。
符号の説明
100 時計のムーブメント
102 地板
112 第二地板
118 巻真
118k キー溝
120 香箱車
122 二番車
124 三番車
126 四番車
130 角穴車
190 表示車
210 回転錘
232 筒車
252 日車
258 第5修正伝え車
259 修正車
280 修正伝えばね
280d キー部
281 第1修正伝え車
282 第2修正伝え車
283 第3修正伝え車
284 第4修正伝え車

Claims (7)

  1. 表示部材が表示している表示内容を修正する機構を備えた表示修正機構付き時計において、
    時計の輪列の回転に基づいて回転して、情報を表示するための表示部材(252)と、 前記表示部材(252)の表示内容を修正するための巻真(118)と、
    前記巻真(118)と同軸になるように配置された修正伝え車(281)と、
    弾性材料で形成され、かつ、前記修正伝え車(281)と連動する修正伝えばね(280)と、
    前記修正伝え車(281)および前記修正伝えばね(280)の回転に基づいて作動して、前記表示部材(252)の表示内容を修正するための修正部材(259)とを備え、 前記表示部材の表示内容を修正するための位置に前記巻真(118)をセットした状態において、前記巻真(118)を回転させることにより、前記修正伝え車(281)および前記修正伝えばね(280)は一体となって回転して前記修正部材(259)を作動させ、前記表示部材(252)が表示している表示内容を修正することができるように構成されており、
    さらに、キー溝(118k)が前記巻真(118)に設けられ、
    キー部(280d)が前記修正伝えばね(280)に設けられ、
    前記表示部材の表示内容を修正するための位置に前記巻真(118)をセットした状態において、前記キー部(280d)は前記キー溝(118k)の中に入り、前記巻真(118)を回転させることにより、前記修正伝え車(281)および前記修正伝えばね(280)は一体となって回転するように構成され、
    前記表示部材の表示内容を修正するための位置以外の位置に前記巻真(118)をセットした状態において、前記キー部(280d)は前記キー溝(118k)の中に入らず、前記巻真(118)を回転させても、前記修正伝え車(281)および前記修正伝えばね(280)は回転しないように構成される、
    ことを特徴とする、表示修正機構付き時計。
  2. 複数のキー溝(118k)が、前記巻真(118)の外周部に等間隔で配置されることを特徴とする、請求項に記載の表示修正機構付き時計。
  3. 前記修正伝えばね(280)は、C字形に形成されたベース部(280b)と、ベース部(280b)の一方の端部に対して垂直に形成された位置決め部(280c)と、位置決め部(280c)の先端に設けられたキー部(280d)とを含むことを特徴とする、請求項に記載の表示修正機構付き時計。
  4. 前記修正伝え車(281)は、リング状の本体筒部(281b)と、複数の歯部(281c)と、本体筒部(281b)に設けられた中心穴(281d)と、本体筒部(281b)の一方の面に形成された環状帯部(281e)と、環状帯部(281e)に形成された溝部(281f、281g)とを含むことを特徴とする、請求項に記載の表示修正機構付き時計。
  5. 前記修正伝え車(281)と噛合う第2の修正伝え車(282)を備え、該第2の修正伝え車(282)は前記巻真(118)の中心軸線にオーバーラップするように配置されることを特徴とする、請求項に記載の表示修正機構付き時計。
  6. 前記表示部材(252)は日車(252)であり、前記第2の修正伝え車(282)の回転中心は、前記日車(252)の歯先円よりも外側に配置されるように構成されることを特徴とする、請求項に記載の表示修正機構付き時計。
  7. 前記表示部材(252)の表示内容と異なる第2の情報を表示するための表示車(190)を更に備え、該表示車(190)の回転中心は、前記日車(252)の歯先円よりも内側に配置され、前記表示車(190)は前記巻真(118)の中心軸線にオーバーラップするように配置されることを特徴とする、請求項に記載の表示修正機構付き時計。
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