JPH0452707Y2 - - Google Patents

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JPH0452707Y2
JPH0452707Y2 JP92287U JP92287U JPH0452707Y2 JP H0452707 Y2 JPH0452707 Y2 JP H0452707Y2 JP 92287 U JP92287 U JP 92287U JP 92287 U JP92287 U JP 92287U JP H0452707 Y2 JPH0452707 Y2 JP H0452707Y2
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JP
Japan
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day
week
star wheel
wheel
teeth
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JP92287U
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JPS63109683U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、曜日二ケ国語表示付時計を曜日早修
正機構を装備する事なしに簡単に市場へ提供する
ための時計のカレンダー構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
曜日二ケ国語表示の曜日早修正装置付の時計は
例えば特公昭43−26020号等に開示されている。
そしてこの種の時計をリユーズの外部操作のみに
よつて曜日を修正し、あるいは任意の国語を選択
するためには、例えば実公昭57−37109号のごと
く、外部操作部材と連動する揺動規制部材によ
り、曜日の早修正を行なつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
それ等の時計の曜日の修正機構は、設計的見地
からみて、機構面および部材の平面的、断面的配
置からも大変やつかいなものであつた。また最近
の様な時計価格の低下に伴う製造コスト面からも
不利な状況である。
本考案は、上述の様な従来の問題点を解消させ
設計面、製造面からみても極めて簡単に曜日二ケ
国語表示時計を提供することを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成させるために、本考案は次の
様な構成としている。すなわち、この考案に係る
曜日二ケ国語表示の時計は、曜日の二ケ国語選択
を曜日の早修正装置は使用せず、従来から曜日付
時計に使用されている部材である日回シ車、曜回
シツメ部の数、曜回シ車、曜星車、曜躍制レバー
等の部品形状のみを変えて日回シ車を逆転しても
曜板の表示は戻らないような設計形状条件とする
だけで通常の針回シ操作を行なう事により曜日の
選択を行なうものである。
〔作用〕
以上の構成によつて曜日二ケ国語選択を行なう
には、リユーズを針回シ位置にセツトし、針を逆
回しすると日回シ車が逆転するが、その過程で曜
星車が逆転には至らず、現在の曜日表示のままと
どまる状態が少くとも1度実現するため曜回シツ
メと曜送り機構の噛合い状態を1歯づつずらせる
ことができるので、リユーズの正逆回転を適当な
巾でくり返せば曜表示の国語をずらせたり、曜日
を進み方向に合わせたりすることが曜早修正機構
の存在なしに自由に出来る。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案の1実施例を示す要部平面図で
ある。図において、1は曜星車の位置を規制する
曜躍制レバー、2は曜星車で14枚の歯を持つてお
り、その曜星車と一体となつた円板を備えてい
る。円板には曜日二ケ国語が印刷されている事は
前掲した特公昭43−26020号の実施例と同様であ
るので図示を省略する。
3は時計の駆動により1日1回転する日回シ車
で、曜回シ車4を回すための曜回シツメ3a、3
bを備えている。前記曜回シ車4は、前記日回シ
車3の動きを受け前記曜星車2の歯を1日2歯分
送るものである。
以下作動の詳細について説明する。第2図から
第6図は、針回シにより曜日二ケ国語修正を行な
う場合のそれぞれの状態での平面作動図である。
第2図は通常駆動による曜日送りの作動開始状
態を示す平面作動図で、日回シ車3と1体の曜回
シツメ3a、3bにより曜回シ車4及び曜躍制レ
バー1の作用をもつて曜星車2の歯を1日2歯分
送るものである。
第3図から第6図は外部操作による針回シによ
り曜日二ケ国語修正を行なう場合のそれぞれの状
態を示す平面作動図である。
第3図及び第4図は、曜日合せを行なうべく外
部操作により逆針回シの作動スタート状態から半
日分修正される状態を示した平面作動図である。
日回シ車3と1体の曜回シツメ3b、3aによ
り曜回シ車4を介して曜星車2は逆転され、曜回
シツメ3a′の位置が最大の逆転量となつている
が、曜星車2の歯2cは2c′の位置までしか逆転
せず、曜躍制レバー1は1′の位置にとどまり、
第4図に示す様に曜回シツメ3aが曜回シ車4の
軌跡外まで回転した瞬間に、曜躍制レバー1によ
り曜星車2と曜回シ車4は戻され、曜星車2は定
位置2b,2cの位置に落ちつく。
この操作の結果、曜回シツメは2個分逆転され
たのに曜星車2は1歯分しか逆転されなかつた事
になり、曜日の表示の1例を示せば日本字の
〔日〕表示から英字の〔SAT〕表示へと切替えら
れた事になる。
第5図及び第6図は、希望の曜日仕様(この実
施例では英字表示)に切替えた後の曜日合せにつ
いて説明するための平面作動図である。
外部操作部材により正針回シにより日回シ車3
と1体の曜回シツメ3a及び3bにより、曜回シ
車4及び曜躍制レバー1の作用により、曜星車2
の歯を2歯分送るものであり、曜日の表示は英字
表示の〔SAT〕から〔SUN〕表示へ変つた事に
なる。
以降正針回シを行なう事により、曜星車2の歯
を1日2歯分送る操作を繰り返す事により希望の
曜日に合わせ使用する事が出来る。
以上の作動を実現するための各部品の形状設計
は、まず曜回シツメ部を曜表示の国数に対応した
個数として曜回シ車との噛合い深さを浅くし、逆
転時最後の曜回シツメ部と曜回シ車との噛合いが
外れるとき曜星車の歯頂が曜躍制レバーの歯頂を
乗り越えないようにすることを基本とし、そのよ
うに曜回シツメ部の長さや巾、曜回シ車と曜星車
の歯型やバツクラツシユ等を定めればよく、これ
は通常の機械設計手法で容易に実行可能であり、
現に実施例における図示された形状は実際に実現
された時計の各部の形状・位置関係と相似の関係
となつている。
また図示しないが曜回シ車が省略されて曜回シ
ツメが直接曜星車を送る場合にも本考案を適用で
きる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかな如く、本考案は従来か
ら曜日付時計に使用されている部材である日回シ
車の曜回シツメ部、曜回シ車、曜星車、曜躍制レ
バー等の部品形状のみを適切に設定するだけで、
曜日早修正装置を必要とせずに簡単に曜日二ケ国
語表示付の時計を提供出来るため、設計的見地か
らもスペース面及び設計時間を大巾に短縮出来る
ばかりではなく、部品製造面からも部品点数を増
す必要もないためコスト的にも大変メリツト大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す要部平面図、
第2図から第6図は第1図の外部操作部材による
針回シにより曜日二ケ国語修正を行う場合のそれ
ぞれの状態を示す平面作動図である。 1……曜躍制レバー、2……曜星車、3……日
回シ車、3a,3b……曜回シツメ、4……曜回
シ車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 曜日複数国語表示を有する時計において、日回
    シ車の曜回シツメ部を剛体としてかつ前記国語の
    数に対応して複数設けると共に、外部操作によつ
    て前記日回シ車を逆転させた場合に前記複数のツ
    メ部の少くとも1つが曜送り機構との係合を脱す
    る過程で曜星車の歯が曜躍制レバーの頂点を乗り
    越えないように前記ツメ部の長さ及び巾、曜送り
    機構のバツクラツシユ、及び曜躍制レバーの形状
    等の条件を定めたことを特徴とする時計のカレン
    ダー構造。
JP92287U 1987-01-09 1987-01-09 Expired JPH0452707Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP92287U JPH0452707Y2 (ja) 1987-01-09 1987-01-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP92287U JPH0452707Y2 (ja) 1987-01-09 1987-01-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63109683U JPS63109683U (ja) 1988-07-14
JPH0452707Y2 true JPH0452707Y2 (ja) 1992-12-10

Family

ID=30778345

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JP92287U Expired JPH0452707Y2 (ja) 1987-01-09 1987-01-09

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JPS63109683U (ja) 1988-07-14

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