JP5311559B2 - 2つの日車を有するカレンダ機構付き時計 - Google Patents
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Description
また、本発明の他の目的は、日付のうちの一の位を表示する第一日車と、日付のうちの十の位を表示する第二日車とを含むカレンダ機構付き時計において、第一日車の回転中心と、第二日車の回転中心を同じ位置に配置して、大きい文字の日付を確実に表示することができ、薄型でデザインの制約が少ないカレンダ機構付き時計を提供することにある。
また、本発明の更なる目的は、第一日車および第二日車を含むカレンダ機構付き時計において、日を修正するときに第二日車の過剰回転の発生を防止することができるように構成したカレンダ機構付き時計を提供することにある。
以下に、本発明のカレンダ機構付き時計の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。以下に説明する本発明の実施形態は、カレンダ機構付き時計を機械式時計で構成したときの実施形態である。以下の説明は、本発明のカレンダ機構付き時計を機械式時計に適用した構成について説明しているけれども、本発明は、機械式時計だけでなく、アナログ電子時計にも適用することができる。すなわち、本明細書における「カレンダ機構付き時計」という概念は、「機械式時計」も含み、「アナログ電子時計」も含み、かつ、他のすべての作動原理のアナログ時計も含む概念である。
図1から図3および図22を参照すると、ムーブメント100は機械式時計で構成される。ムーブメント100は、ムーブメント100の基板を構成する地板102を含む。文字板104がムーブメント100のガラス側に取付けられる。巻真110が、地板102に回転可能に組み込まれる。切換装置は、巻真110と、おしどり120と、かんぬき122と、かんぬき押え124とを含む。規正装置は、てんぷ規正レバー170と、てんぷ規正ピン170Aとを含む。てんぷ規正ピン170Aは、てんぷ規正レバー170に固定するのがよい。
次に、ムーブメントの表側の構成について説明する。図2、図3、図21および図22を参照すると、ムーブメント(機械体)100は、ムーブメントの基板を構成する地板102を有する。ムーブメントの「3時方向」には、巻真110が配置されている。巻真110が、地板102の巻真案内穴に回転可能に組み込まれる。文字板104がムーブメント100に取付けられる。文字板受リング105が文字板104と地板102の間に配置される。てんぷ340、がんぎ車330、アンクル342を含む脱進・調速装置と、四番車327、三番車326、二番車325、香箱車320を含む表輪列は、ムーブメント100の「表側」に配置される。おしどり120、かんぬき122、かんぬき押さえ124を含む切換装置は、ムーブメント100の「裏側」に配置される。さらに、香箱車320の上軸部を回転可能なように支持する香箱受(図示せず)と、三番車326の上軸部、四番車327の上軸部、がんぎ車330の上軸部を回転可能なように支持する輪列受(図示せず)と、アンクル342の上軸部を回転可能なように支持するアンクル受(図示せず)と、てんぷ340の上軸部を回転可能なように支持するてんぷ受(図示せず)とが、ムーブメント100の「表側」に配置される。
次に、切換装置の構成について説明する。図1から図3及び図22を参照すると、巻真110は角部と、案内軸部とを有する。つづみ車114の角穴が巻真110の角部に組み込まれる。つづみ車114は巻真110の回転軸線と同一の回転軸線を有する。つづみ車114の角穴が巻真110の角部に嵌め合うことにより、巻真110の回転に基づいてつづみ車114が回転するように設けられている。つづみ車114は甲歯114Aと、乙歯114Bとを有する。甲歯114Aはムーブメントの中心に近い方のつづみ車114の端部に設けられる。乙歯114Bはムーブメントの中心から遠い方のつづみ車114の端部に設けられる。
図22を参照すると、切換レバー130が、小鉄車ピン102Cを回転中心として揺動可能に設けられる。切換レバー止め枠136が、小鉄車ピン102Cの頂部に嵌められる。切換レバー止め枠(図示せず)は、切換レバー130を揺動可能に保持するために設けられる。切換レバー止め枠を小鉄車ピン102Cの頂部に固着してもよいし、或いは、切換レバー止め枠を小鉄車ピン102Cの頂部に配置してもよい。
図2および図22を参照すると、切換装置の作動に基づいて作動して時刻表示部材の作動を規正するためのてんぷ規正レバー170が、かんぬき122の回転中心を中心として回転可能なように設けられる。巻真110が0段目及び1段目にあるときには、おしどり120により、てんぷ規正レバー170は時計回り方向に回転され、てんぷ規正レバー170の切換レバー当接部(図示せず)が第1修正伝え車軸部に当たって位置決めされる。
(1・6・1)第一日車送り機構の構成:
以下に、第一日車送り機構の構成について説明する。図1から図3および図21を参照すると、ムーブメント100において、日送り機構は、第一日回し中間車265と、第二日回し中間車266と、日回し車210と、第一日ジャンパ514とを含む。筒車180が回転することにより、第一日回し中間車265が回転するように構成される。第一日回し中間車265が回転することにより、第二日回し中間車266が回転するように構成される。第二日回し中間車266が回転することにより、日回し車210が回転するように構成される。筒車180は、12時間に1回転するように構成される。日回し車210は、24時間に1回転するように構成される。
次に、第二日車送り機構の構成について説明する。図1、図3および図21を参照すると、第二日車送りレバー570が、第二日車522と日車押さえ264との間に作動可能なように配置される。第二日車送りレバー570は、日車押さえ264の上面に対して配置される。2個の第二日車送りレバーガイドピン571、573が、第二日車送りレバー570を作動可能なように案内して保持するために日車押さえ264に設けられる。図示しているように、2個の月送りレバーガイドピンを設けるのが好ましいけれども、第二日車送りレバーガイドピンの数は3個以上であってもよい。第二日車送りレバーガイドピン571、573の円盤状の保持部が、第二日車送りレバー570を日車押さえ264の上面に対して保持している。第二日車522の回転方向の位置を規正するための第二日ジャンパ524が日車押さえ264に組み込まれる。第二日ジャンパ524は、ばね部524Bと、ばね部524Bの先端に設けられた規正部524C、524Dとを含む。第二日ジャンパ524の規正部524C、524Dは第二日車562の位置決め歯部526を規正するように構成される。
図4は、本発明のカレンダ機構付き時計において、第一日車512を反時計回り方向に回転させようとしている状態における、文字板側から見たムーブメントの裏側の構造を示す部分平面図である。図3、図4および図21を参照すると、ムーブメント100は、第一日回し中間車265と、第二日回し中間車266と、日回し車210と、日付のうちの一の位を表示する第一日車512と、第一日車512の回転方向の位置を規正するための第一日ジャンパ514と、日付のうちの十の位を表示する第二日車522と、第二日車522の回転方向の位置を規正するための第二日ジャンパ524と、第一日車512の回転に基づいて移動して第二日車522を回転させることができる第二日車送りレバー570とを備える。第一日車512の回転中心と、第二日車522の回転中心は同一の位置にある。すなわち、第一日車512の回転中心と、第二日車522の回転中心は、時針464の回転中心(すなわち、筒車180の回転中心)と同じ位置に配置される。第一日ジャンパ514の規正部514C、514Dが第一日車512の第一日車歯部356を規正する。
第一日文字512hは、4組の数字を含む。すなわち、第一日文字は、第1組の第一日文字を構成する「1」から「9」および「0」の数字と、第2組の第一日文字を構成する「1」から「9」および「0」の数字と、第3組の第一日文字を構成する「1」から「9」および「0」の数字と、第4組の第一日文字を構成する「1」の数字とを含む。すなわち、第一日文字312hは、「1」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、「0」の31個の数字を含む。第一日文字512hを構成する31個の数字は、等しい角度の間隔、すなわち(360/31)度の間隔で第一日文字表示面512fに配置される。図5に示す状態では、第一日文字512hのうちの隣接して配置された「0」と「1」とが文字板104に設けられた日窓104fに配置される。切り欠き部512kが、第一日文字表示面512fの外周部において、第一日文字512hのうちの隣接して配置された「1」と「1」との間の位置に対応するように形成される。
図14は、第一日車を回転させる前の状態における、文字板側から見たムーブメント100の裏側の構造を示す部分平面図である。図14を参照すると、第一日車552により日窓104gから表示される日文字は「1」であり、第二日車562により日窓104gから表示される日文字は「3」である。日回し車210が矢印で示す方向(反時計回り方向)に回転することにより、日送り爪212も反時計回り方向に回転する。
図15は、第一日車が正方向に回転を開始している状態における、文字板側から見たムーブメントの裏側の構造を示す部分平面図である。図15を参照すると、日回し車210が更に反時計回り方向(図15に矢印で示す方向)に回転することにより、日送り爪212も更に反時計回り方向に回転する。日送り爪212の日送り部213は反時計回り方向に回転して、第一日車552の第一日車歯部556に接触する。
図16は、第一日車および第二日車が正方向に回転しつつある状態で、かつ、第二日車の歯先が第二日ジャンパの頂点と接触している状態における、文字板側から見たムーブメントの裏側の構造を示す部分平面図である。図16を参照すると、日送り爪212の日送り部213は、第一日車552の第一日車歯部556に接触するように反時計回り方向に回転する。日送り爪212の回転により、第一日車552が反時計回り方向に回転すると、第一日車552の第2カレンダ桁送り歯558bは、第二日車送りレバー570のレバー送り作動部570Cに接触する。第一日車552の第2カレンダ桁送り歯558bがこの位置に配置されると、第二日車送りレバー570は第二日星車523の位置決め歯部526に向かって移動することができる。第二日車送りレバー570の第二日車送り部570Aが第二日星車523の位置決め歯部526に接触すると、第二日車562は時計回り方向(図16に矢印で示す方向)に回転する。そして、第二日星車523の位置決め歯部526の歯先は第二日ジャンパ524の規制部の頂点と接触する。また、第一日車552の第一日車歯部556の歯先は第一日ジャンパ514の規制部の頂点に接近する。
図17は、第一日車が正方向に回転しつつある状態で、かつ、第二日車が正方向に1ピッチ回転した状態における、文字板側から見たムーブメントの裏側の構造を示す部分平面図である。図17を参照すると、日送り爪212が更に回転することにより、第二日車送りレバー570は第二日星車523の位置決め歯部526を回転させ、第二日ジャンパ524の力によって第二日車562が正方向(時計回り方向)に1ピッチ回転する。したがって、図17に示す状態では、第二日文字562hのうちの「0」が文字板104に設けられた日窓104hの左側の部分に配置される。
図18は、第一日車の歯部先端が第一日ジャンパの頂点と接触している状態における、文字板側から見たムーブメントの裏側の構造を示す部分平面図である。図18を参照すると、日送り爪212が更に回転することにより、第一日車552の第一日車歯部556の歯先は第一日ジャンパ514の規制部の頂点に接触する。
図19は、第一日車が正方向に回転しつつある状態で、かつ、第二日車送りレバーが最大限に移動した状態における、文字板側から見たムーブメントの裏側の構造を示す部分平面図である。図19を参照すると、第二日車送りレバー570は、第二日星車523の位置決め歯部526に向かう方向に最大限に移動している。
図20は、第一日車が正方向に1ピッチ回転し、第二日車が正方向に1ピッチ回転した状態における、文字板側から見たムーブメントの裏側の構造を示す部分平面図である。図20を参照すると、日送り爪212が更に回転することにより、第一日ジャンパ514の力によって第一日車552が反時計回り方向に1ピッチ回転する。したがって、図20に示す状態では、第二日文字562hのうちの「0」が文字板104に設けられた日窓104hの左側の部分に配置され、かつ、第一日文字552hのうちの「1」が配置される。したがって、コンプリートは現在の日付の「01」日を表示する。
(7・1)時刻情報の表示:
図1から図3、図21および図22を参照すると、香箱車320に組み込まれたぜんまい(図示せず)は時計の動力源を構成する。ぜんまいが巻き戻される(解放される)ことにより、香箱車320の香箱歯車は1つの方向に回転し、表輪列及び裏輪列の回転を介して、指針(時針、分針、秒針など)により時刻情報を表示する。ぜんまいの動力により回転する香箱歯車の回転は、調速装置及び脱進装置によって制御される。調速装置はてんぷ340を含む。脱進装置はアンクル342及びがんぎ車330を含む。香箱歯車の回転により、二番車325が回転する。二番車325の回転により、三番車326が回転する。三番車326の回転により、四番車327が1分間に1回転する。
図14から図20を参照して、日付の表示を「31」から「01」に変えるときの作動を説明する。図14を参照すると、日回し車210が矢印で示す方向(反時計回り方向)に回転することにより、日送り爪212も反時計回り方向に回転する。図15を参照すると、日送り爪212も更に反時計回り方向に回転する。日送り爪212の日送り部213は反時計回り方向に回転して、第一日車552の第一日車歯部556に接触する。
図2、図3および図22を参照すると、巻真110が0段目にある状態では、つづみ車114の乙歯114Bは、きち車116の内側歯116Aと噛み合っている。従って、巻真110を右回転させると(時計の外側から見て時計回り方向に巻真110を回転させると)、つづみ車114の回転に基づいてきち車116が回転し、丸穴車が回転する。丸穴車の回転に基づいて丸穴伝え車が回転する。丸穴伝え車の回転により、揺動丸穴車は回転しながら揺動して、角穴車と噛み合い、角穴車を一定の方向に回転させる。こはぜ(図示せず)が、角穴車の逆方向の回転を阻止するように設けられている。
図1から図3および図22を参照すると、巻真110を0段目にある状態から1段分引き出して巻真110が1段目にある状態にする。巻真110を1段分引き出すと、おしどり120が反時計回り方向に回転し、かんぬき122を時計回り方向に回転させる。この状態では、つづみ車114の甲歯114Aが小鉄車128と噛み合い、つづみ車114の乙歯114Bはきち車116の内側歯116Aと噛み合わない。
図1から図3および図22を参照すると、巻真110を1段目から更に1段分引き出して巻真110が2段目にある状態にする。巻真110を更に1段分引き出すと、おしどり120が更に反時計回り方向に回転する。この作動では、かんぬき122は回転しない。従って、この2段目にある状態では、巻真110が1段目にある状態と同様に、つづみ車114の甲歯114Aは小鉄車128と噛み合ったままであり、つづみ車114の乙歯114Bはきち車116の内側歯116Aと噛み合っていない。
次に、本発明のカレンダ機構付き時計の第2の実施の形態を説明する。以下の説明は、本発明のカレンダ機構付き時計の第2の実施形態が本発明のカレンダ機構付き時計の第1の実施形態と異なる点を主に述べる。したがって、以下に記載がない個所は、前述した本発明のカレンダ機構付き時計の第1の実施形態についての説明をここに準用する。
次に、本発明のカレンダ機構付き時計の第3の実施の形態を説明する。以下の説明は、本発明のカレンダ機構付き時計の第3の実施形態が本発明のカレンダ機構付き時計の第1の実施形態と異なる点を主に述べる。したがって、以下に記載がない個所は、前述した本発明のカレンダ機構付き時計の第1の実施形態についての説明をここに準用する。本発明のカレンダ機構付き時計の第3の実施の形態はアナログ電子時計である。本発明をアナログ電子時計で構成する場合において、切換機構、カレンダ送り機構、カレンダ修正機構の構造および作用は、上述した本発明の第1の実施形態の構造および作用と同様である。
102 地板
110 巻真
104 文字板
180 筒車
210 日回し車
212 日送り爪
264 日車押さえ
265 第一日回し中間車
266 第二日回し中間車
320 香箱車
325 二番車
326 三番車
327 四番車
329 分車
330 がんぎ車
340 てんぷ
342 アンクル
570 第二日車送りレバー
512 第一日車
514 第一日ジャンパ
522 第二日車
523 第二日星車
524 第二日ジャンパ
Claims (4)
- 2つの日車を有するカレンダ機構付き時計において、
日付のうちの一の位を表示する第一日車(512)と、
第一日車(512)の回転方向の位置を規正するための第一日ジャンパ(514)と、
日付のうちの十の位を表示する第二日車(522)と、
第二日車(522)の回転方向の位置を規正するための第二日ジャンパ(524)と、 第一日車(512)の回転に基づいて移動して第二日車(522)を回転させることができるように構成された第二日車送りレバー(570)とを備え、
第一日車(512)の回転中心と、第二日車(322)の回転中心は同一の位置にあるように配置され、
第一日車(512)は、内歯として形成された31個の第一日車歯部(516)と、内歯として形成された4個のカレンダ桁送り歯(518a〜518d)とを含み、第一日車歯部(516)は、等しい角度の間隔で形成され、カレンダ桁送り歯(518a〜518d)は、基準となる第1カレンダ桁送り歯(518a)と、第1カレンダ桁送り歯(518a)を基準として、第一の方向(例えば、時計回り方向)に(360*2/31)度の間隔で形成された第2カレンダ桁送り歯(518b)と、第2カレンダ桁送り歯(518b)を基準として、前記第一の方向(例えば、時計回り方向)に(360*9/31)度の間隔で形成された第3カレンダ桁送り歯(518c)と、第1カレンダ桁送り歯(518a)を基準として、前記第一の方向と反対の方向(例えば、反時計回り方向)である第二の方向に(360*10/31)度の間隔で形成された第4カレンダ桁送り歯(518d)とからなり、
さらに、筒車(180)が回転することにより、24時間に1回転するように構成された日回し車(210)と、
前記日回し車(210)の回転により一体になって回転するように設けられ、前記第一日車(512)の第一日車歯部(516)を送るための日送り爪(212)とを備え、
前記日回し車(210)が回転することにより、前記日送り爪(212)が回転して、前記日送り爪(212)により前記第一日車(512)は、間欠的に24時間について1度だけ、360/31度ずつ、前記第二の方向に回転することができるように構成されていて、
日付の表示を「31」から「01」に変えるときに、前記日送り爪(212)の回転により、前記第一日車(512)が前記第二の方向に回転すると、第一日車(512)の第2カレンダ桁送り歯(518b)は、前記第二日車送りレバー(570)のレバー送り作動部(570C)に接触し、前記第二日車送りレバー(570)の第二日車送り部(370A)が前記第二日車(522)の第二日星車(523)の位置決め歯部(526)に接触すると、前記第二日車(522)は前記第一の方向に回転するように構成され、前記第二日ジャンパ(524)の力によって前記第二日車(522)が前記第一の方向に1ピッチ回転するように構成され、前記日送り爪(212)が更に回転すると、前記第二日車送りレバー(570)は、前記第二日星車(523)の位置決め歯部(526)に向かう方向に最大限に移動するように構成される、
ことを特徴とするカレンダ機構付き時計。 - 前記第二日車送りレバー(570)は、前記第一日車(512)の回転に基づいて前記第二日車(522)に向かって移動し、ばね力により元の位置に戻されるように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のカレンダ機構付き時計。
- 前記第二日車送りレバー(570)は、第二日車送りレバーガイドピン(571、573)に案内されて移動するように構成されることを特徴とする、請求項2に記載のカレンダ機構付き時計。
- 前記第二日車(562)が過剰回転することを防止するための度当りピン(264D)を備え、前記第二日車(562)が過剰回転したときに、前記第二日車送りレバー(570)は、前記度当りピン(264D)と接触することができるようになっていることを特徴とする、請求項1に記載のカレンダ機構付き時計。
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