JP5135514B2 - 月車及び日車を有するカレンダ機構付き時計 - Google Patents

月車及び日車を有するカレンダ機構付き時計 Download PDF

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Description

本発明は、月車及び日車を有するカレンダ機構付き時計に関する。特に、本発明は、時計の内側に配置された月車により月を表示し、月車の外側に配置された日車により日を表示して、2月以外の月末に日車の表示を修正する必要がないように構成した、月車及び日車を有するカレンダ機構付き時計に関する。
一般に、時計の駆動部分を含む機械体を「ムーブメント」と称する。ムーブメントに文字板、針を取り付けて、時計ケースの中に入れて完成品にした状態を時計の「コンプリート」と称する。時計の基板を構成する地板の両側のうちで、時計ケースのガラスのある方の側、すなわち、文字板のある方の側をムーブメントの「裏側」又は「ガラス側」又は「文字板側」と称する。地板の両側のうちで、時計ケースの裏蓋のある方の側、すなわち、文字板と反対の側をムーブメントの「表側」又は「裏蓋側」と称する。ムーブメントの「表側」に組み込まれる輪列を「表輪列」と称する。ムーブメントの「裏側」に組み込まれる輪列を「裏輪列」と称する。
一般に、「12時側」とは、アナログ式時計において、文字板の12時に対応する目盛が配置されている方の側を示す。「12時方向」とは、アナログ式時計において、指針の回転中心から「12時側」に向かう方向を示す。また、「3時側」とは、アナログ式時計において、文字板の3時に対応する目盛が配置されている方の側を示す。「3時方向」とは、アナログ式時計において、指針の回転中心から「3時側」に向かう方向を示す。また、「6時側」とは、アナログ式時計において、文字板の6時に対応する目盛が配置されている方の側を示す。「6時方向」とは、アナログ式時計において、指針の回転中心から「6時側」に向かう方向を示す。また、「9時側」とは、アナログ式時計において、文字板の9時に対応する目盛が配置されている方の側を示す。「9時方向」とは、アナログ式時計において、指針の回転中心から「9時側」に向かう方向を示す。さらに、「2時方向」、「2時側」のように、その他の文字板の目盛が配置されている方の側を示すことがある。
従来の第一タイプのカレンダ機構付き時計は、日板の1日目を検出するための1日目凹部と、日板の30日目を検出するための30日目凹部とが、日回し車の回転軸方向について、日板の内径上に同一の階層に形成されている。日送り爪と、月送り爪が日回し車に設けられている。1日検出レバーの1日検出部によって1日を検出し、月送り制御装置の月送り規制部によって月送り爪を制御し、1日以外は月送りしないようになっている。1日になると、月送り爪により月板を送る。大月の場合、小月検出レバーが日送り爪を規制して、日送り爪により日板を1日しか送らないようになっている。小月の場合、小月検出レバーは反時計方向に回転可能となり、日送り爪により日板の2歯を順次送ることができるようになっている。30日検出レバーが30日目凹部に係合して30日を検出し、小月検出レバーが小月を同時に検出した時のみ、日送り爪により日板の歯を2歯送るようになっている(例えば、特許文献1参照)。
従来の第二タイプのカレンダ機構付き時計では、日送り爪が接触する歯部と、日板の30日目を検出するための30日目凹部と、日板の1日目を検出するための1日目凹部とが、日回し車の回転軸方向について、日板の内径上に異なる階層に段階的に形成されている(例えば、特許文献2参照)。
従来の第三タイプのカレンダ機構付き時計では、日表示部材に切り欠き部を設け、日表示部材が特定の位置にあるときにのみ、切り欠き部より月表示を行うように構成されている(例えば、特許文献3参照)。
従来の第四タイプのカレンダ機構付き時計は日付駆動歯車セットを備え、年歯車は、1年の月数の2倍である24枚の歯を有し、中間歯車は、年歯車に噛み合う第1歯車と、第1歯車と同軸に配置固定された第2歯車とを有し、第2歯車は、各月の終わりに、日リングの第2ステ−ジの内側に配列された突起に噛み合うように構成されている(例えば、特許文献4参照)。
特許第2651150号公報 特開2005−195370号公報 特開昭54−73667号公報 特開2006−162611号公報
従来の第一タイプのカレンダ機構付き時計では、日板の1日目凹部と、日板の30日目凹部とが、同一の階層に形成されているので、30日検出部が、日板の両方の凹部をも検出して、カレンダ機構の作動が不安定となる課題があった。また、この構造では、3つの制御レバー、すなわち、1日検出レバー、小月検出レバーおよび30日検出レバーを日板と月板との間に配置しているので、カレンダ機構の構造が複雑であり、かつ、時計の小型化が難しいという課題があった。
従来の第二タイプのカレンダ機構付き時計では、30日目検出レバーに係合する日板の30日目凹部と、1日目検出レバーに係合する日板の1日目凹部は、ムーブメントの厚さ方向において異なる階層に形成されているので、日板の厚さが増えて、ムーブメントの厚さが厚くなるという課題があった。
従来の第三タイプのカレンダ機構付き時計では、日表示部材の切り欠き部より月表示を行うので、月表示が小さくて見にくいという課題があった。また、この構造では、特定の日にしか月表示が見えないという課題があった。
従来の第四タイプのカレンダ機構付き時計では、日付駆動歯車セットの構造が複雑であり、かつ、時計の小型化が難しいという課題があった。また、この構造では、月表示が小さくて見にくいという課題があった。
本発明の目的は、日送り機構および月送り機構が薄く小型に構成され、ムーブメントの厚さが薄いカレンダ機構付き時計を提供することにある。
本発明の他の目的は、日送り機構および月送り機構の構造が簡単であって、作動が安定しているカレンダ機構付き時計を提供することにある。
本発明の他の目的は、月表示が大きく見やすい構造であって、2月以外の月末に日車の表示を修正する必要がないように構成したオートカレンダ機構付き時計を提供することにある。
本発明は、月車及び日車を有するカレンダ機構付き時計において、日を表示する日車と、日車の回転に基づいて回転して月を表示する月車と、24時間に1回転するように構成された日回し車と、日回し車の回転に基づいて、日車を回転させることができるように構成された日送り爪と、日回し車の回転および月車の回転に基づいて、日車を回転させることができるように構成された小の月月末送りレバーとを備える。前記日車は、日文字を設けた日表示面部と、日送り爪の日送り部に接触する日車歯部と、月中間車を回転させるための月送り歯と、小の月の月末に日車を送るための小の月月末送り歯を含むように構成される。前記月車は、月文字を設けた月表示面部と、小の月の月末に小の月月末送りレバーを作動させるための月カムとを含むように構成される。前記日車の小の月月末送り歯は、日文字による表示が「30」であるときに小の月月末送りレバーと接触できるように配置される。前記小の月月末送りレバーは、小の月の月末に、日回し車の回転および月カムの回転に基づいて日車を1日分送ることができるように構成される。この構成により、日送り機構および月送り機構の作動が安定しているカレンダ機構付き時計を実現することができる。また、この構成により、通常の日送り時に余計な負荷が伝達輪列にかからないように構成することができる。
本発明のカレンダ機構付き時計では、日車の回転に基づいて回転して月車を回転させることができるように構成された月中間車を備え、月中間車は、月末に月車を送ることができるように構成されるのが好ましい。この構成により、日送り機構および月送り機構の作動は安定しているカレンダ機構付き時計を実現することができる。
本発明のカレンダ機構付き時計では、小の月月末送りレバーは、小の月の月末に日車を送るための小の月月末送り爪を含み、小の月月末送り歯は、日車の表示が「30日」であるときを検出するために設けられ、小の月月末送り歯は、日車の内側壁部に設けられ、日車の小の月月末送り歯は、日文字による表示が月末であるときに小の月月末送り爪と接触できるように配置されるように構成されるのが好ましい。この構成により、日送り機構および月送り機構の作動が安定しているカレンダ機構付き時計を実現することができる。
本発明のカレンダ機構付き時計では、小の月月末送りレバーは、日回し車の上側に配置され、日回し車の回転中心に対して移動可能なように構成されるのが好ましい。この構成により、ムーブメントの厚さが薄いカレンダ機構付き時計を実現することができる。
本発明のカレンダ機構付き時計では、小の月月末送り歯は、日表示面部よりも日車歯部に近い側に配置されるように構成されるのが好ましい。この構成により、ムーブメントの厚さが薄いカレンダ機構付き時計を実現することができる。
本発明のカレンダ機構付き時計では、日回し車はレバー駆動ピンを有し、小の月月末送りレバーは、レバー駆動ピンにより回転され、かつ、月車の回転に基づいて小の月月末送り歯に対して移動可能なように構成されるのが好ましい。この構成により、日送り機構および月送り機構の作動が安定しているカレンダ機構付き時計を実現することができる。
次に、本発明のカレンダ機構付き時計において、典型的な表示状態における作用を説明する。本発明のカレンダ機構付き時計では、「大の月」の「30日」を表示している状態において、月の表示は「10月」に対応する「OCT」である。日回し車が回転すると、日送り爪の日送り部は、日車の1つの歯に接触し、小の月月末送りレバーの小の月月末送りカムは、月星車の月カムと接触しない。さらに日回し車が回転すると、日送り爪がさらに回転して、日車を1歯だけ反時計回り方向に送る。一方、日車の月送り歯は、月中間車の歯部に接触しない。したがって、日送り爪は日車を1歯だけ反時計回り方向に送り、日の表示は「31日」に変わる。日車の月送り歯は、月中間車の歯部に接触しないので、「大の月」の「30日」を表示している状態から「31日」を表示する状態に変わるとき、月送りは行なわれないので、月の表示は変わらないで「OCT」のままである。「10月」以外の「大の月」における作動は、「10月」の作動と同様である。
また、本発明のカレンダ機構付き時計では、「小の月」の「30日」を表示している状態において、月の表示は「11月」に対応する「NOV」である状態において、日車の回転に基づいて「小の月」を検出し、同時に、「30日」を検出する。小の月月末送りレバーの小の月月末送りつめは、日車の小の月月末送り歯を送り、日車の月送り歯は、月中間車の歯部に接触しないように回転する。さらに日回し車210が回転すると、日の表示は「31日」に変わる。さらに日回し車が回転すると、日送り爪がさらに回転して、日車の歯を1歯だけ反時計回り方向に送ることができる。一方、日車の月送り歯は月中間車の歯部を回転させる。月中間車の回転により、月星車の月星車歯部を1歯だけ時計回り方向に送ることができる。したがって、日の表示は「1日」に変わり、月の表示は「DEC」に変わる。「11月」以外の「小の月」の月末における作動は、「11月」の月末における作動と同様である。
以上説明したように、本発明のカレンダ機構付き時計では、小の月においては、日車に設けた小の月月末送り歯の働きにより、月末に日送りを行い、日車に設けた月送り歯の働きにより、月中間車を介して月送りを行うことができる。したがって、本発明により、通常の日送り時に余計な負荷が伝達輪列にかからないように構成したカレンダ機構付き時計を実現することができる。
本発明のカレンダ機構付き時計は、日送り機構および月送り機構が薄く小型である。また、本発明のカレンダ機構付き時計は、日送り機構および月送り機構の構造が簡単であり、作動が安定している。また、本発明のカレンダ機構付き時計は、通常の日送り時に余計な負荷が伝達輪列にかからないように構成することができる。さらに、本発明のカレンダ機構付き時計は、月表示が大きく見やすいものであって、かつ、2月以外の月末に日車の表示を修正する必要がない。
以下に、本発明のカレンダ機構付き時計の実施の形態を図面に基づいて説明する。以下に説明する本発明の実施形態は、カレンダ機構付き時計をアナログ電子時計で構成したときの実施形態である。以下の説明は、本発明のカレンダ機構付き時計をアナログ電子時計に適用した構成について説明しているけれども、本発明は、アナログ電子時計だけでなく、機械式時計にも適用することができる。すなわち、本明細書における「カレンダ機構付き時計」という概念は、「アナログ電子時計」も、「機械式時計」も、他のすべての作動原理のアナログ時計も含む概念である。
(1)ムーブメントの全体構成:
図1から図4および図20を参照すると、ムーブメント100はアナログ電子時計で構成される。ムーブメント100は、ムーブメント100の基板を構成する地板102を含む。文字板104がムーブメント100のガラス側に取付けられる。巻真110が、地板102に回転可能に組み込まれる。切換装置・規正装置は、巻真110と、規正レバー468と、電池プラス端子662の巻真位置決め部663とを含む。
(2)ムーブメントの表側の構成:
次に、ムーブメントの表側の構成について説明する。図2から図4および図20を参照すると、ムーブメント100において、時計の動力源を構成する電池440が、地板102の裏蓋側(表側)に配置される。電池440の中心は、ムーブメント100において、「10時方向」と「2時方向」との間に配置されるのが好ましい。電池440の中心は、ムーブメント100において、「11時方向」と「1時方向」との間に配置されるのが一層好ましい。時計の源振を構成する水晶ユニット650が地板102の裏蓋側に配置される。水晶振動子が、水晶ユニット650に収容されている。水晶振動子の振動に基づいて、ステップモータにモータ駆動信号を出力するモータ駆動部(ドライバ)が、集積回路(IC)654に内蔵される。
水晶ユニット650と集積回路654とは回路基板610に固定される。回路基板610と、水晶ユニット650と、集積回路654とが回路ブロック612を構成する。回路ブロック612は、地板102の裏蓋側に配置される。電池マイナス端子660は、電池440の陰極と、回路基板610のマイナスパターンを導通させるために設けられる。電池プラス端子662は、電池440の陽極と、回路基板610のプラスパターンを導通させるために設けられる。ステップモータを構成するコイルブロック630、ステータ632、ロータ634が、地板102の裏蓋側に配置される。
ロータ634の回転により、五番車441が回転するように構成される。五番車441の回転により、四番車442が回転するように構成される。四番車442の回転により、三番車444が回転するように構成される。三番車444の回転により、二番車446が回転するように構成される。二番車446の回転により、日の裏車448が回転するように構成される。日の裏車448の回転により、筒車180が回転するように構成される。筒車180は筒歯車181と、日送り歯車182とを含む。時針464が筒車180に取付けられる。筒車180は12時間に1回転するように構成される。
四番車442は1分間に1回転するように構成されている。秒針460が四番車442に取付けられる。二番車446は1時間に1回転するように構成される。分針462が二番車446に取付けられる。スリップ機構が二番車446に設けられる。巻真110を2段目に引き出して針合わせをするときに、五番車441の歯車部を規正して秒針460の回転を停止させるために、規正レバー468が設けられる。中心パイプ103が地板102に固定される。中心パイプ103は地板102の裏蓋側から地板102の文字板側に延びる。表輪列を回転可能に支持する輪列受158が、地板102の裏蓋側に配置される。
(3)切換機構、針合わせ機構の構成:
以下に、切換機構、針合わせ機構の構成について説明する。図4および図20を参照すると、ムーブメント100において、巻真110が、地板102に回転可能に組み込まれる。巻真110は、先端側から順に形成された先端軸部111と、第1角部112と、第1軸部113と、規正作動軸部114と、第2軸部115と、第2角部116と、第3軸部117と、第1そろばん玉部118と、第2そろばん玉部119と、元軸部120とを含む。巻真110の先端軸部111は、地板102の巻真先端穴に対して回転可能なように組み込まれる。巻真110の元軸部120は、地板102の巻真元穴に対して回転可能なように組み込まれる。第1そろばん玉部118の外径は、第2そろばん玉部119の外径より大きいように構成するのがよい。
つづみ車472が巻真110の回転軸線と同一の回転軸線を有するように配置される。巻真110が0段目および1段目にあるとき、つづみ車472の連動角穴が巻真110の第1軸部113に対して回転可能であり、巻真110を回転させても、つづみ車472が回転しないように構成される。巻真110が2段目にあるとき、つづみ車472の連動角穴が巻真110の第1角部112と嵌め合い、巻真110の回転に基づいてつづみ車472が回転するように構成される。巻真110が0段目にあるとき、電池プラス端子662の巻真位置決め部663は、元軸部120と、第2そろばん玉部119との間に位置するように構成される。巻真110が1段目にあるとき、電池プラス端子662の巻真位置決め部663は、第1そろばん玉部118と、第2そろばん玉部119との間に位置するように構成される。巻真110が2段目にあるとき、電池プラス端子662の巻真位置決め部663は、第1そろばん玉部118と、第3軸部117との間に位置するように構成される。したがって、上記構成の切換装置では、電池プラス端子662の巻真位置決め部663により、巻真110を3つの軸線方向の位置(0段目、1段目、2段目)に位置決めすることができる。
巻真110が0段目にあるとき、および、巻真110が1段目にあるとき、規正レバー468は、巻真110の規正作動軸部114が規正レバー468と接触しないで、五番車441の歯車部を規正しないように構成される。巻真110が2段目にあるとき、巻真110の規正作動軸部114が規正レバー468と接触して、五番車441の歯車部を規正するように構成される。
図1および図4を参照すると、第一カレンダ修正車291が巻真110の回転軸線と同一の回転軸線を有するように配置される。巻真110が0段目にあるとき、第一カレンダ修正車291の連動丸穴が巻真110の第3軸部117に対して回転可能であり、巻真110を回転させても第一カレンダ修正車291が回転しないように構成される。巻真110が1段目にあるとき、第一カレンダ修正車291の連動丸穴が巻真110の第2角部116と嵌め合い、巻真110の回転に基づいて第一カレンダ修正車291が回転するように構成される。巻真110が2段目にあるとき、第一カレンダ修正車291の連動丸穴が巻真110の第2軸部115に対して回転可能であり、巻真110を回転させても第一カレンダ修正車291が回転しないように構成される。
日の裏車448の日の裏歯車は、小鉄車449と噛み合うように配置される。小鉄車449は、地板102と輪列受158との間に配置される。日の裏車448の日の裏かなは、地板102の文字板側に位置し、筒車180の筒歯車181と噛み合うように構成される。筒車180の穴部は、中心パイプ103の軸部分の外周部に回転可能に支持される。
(4)カレンダ機構の構成:
次に、カレンダ機構の構成について説明する。図1は、10月30日を表示している状態における、文字板側から見たムーブメント100の裏側の構造を示す平面図である。図1から図5を参照すると、ムーブメント100は、筒車180の回転により回転する日回し車210と、日付を表示する日車220と、日車220の回転方向の位置を規正するための日ジャンパ260と、月を表示する月車240と、月車240の回転方向の位置を規正するための月ジャンパ262と、日車220を地板102に対して、反時計回り方向に回転可能なように支持する日車押さえ264とを備える。日回し車210は24時間に1回、反時計回り方向に回転するように構成される。日回し車210の回転中心は、ムーブメント100において、「4時方向」と「8時方向」との間に配置されるのが好ましい。日回し車210の回転中心は、ムーブメント100において、「5時方向」と「7時方向」との間に配置されるのが一層好ましい。日回し車210は、電池440と重ならないように配置されるのがよい。日車220の回転中心は、筒車180の回転中心と同じ位置であるのが好ましい。
日車220は、ムーブメントの内側に面する内側壁部221と、ムーブメントの外側に面する外側壁部222と、日文字223を設けた日表示面部224を含む日板部225と、日車歯部226とを含む。日車歯部226は、等しい角度間隔(360/31度)で配置された31個の内歯を含む。日文字223は、等しい角度間隔(360/31度)で配置された31個の「日付」を示す数字(例えば、「1」、「2」、「3」、・・・、「29」、「30」、「31」)などで構成することができる。
日車220の内側壁部221は、日表示面部224の下側に配置される。日車220の内側壁部221は、日車220の下面側に配置され、日車歯部226は、日車220の下面側に配置される。日車220の表示が「30日」であるときを検出するための小の月月末送り歯288が日車220の内側壁部221に設けられる。小の月月末送り歯288は、日車220の内側壁部221において、半径方向内方に向って突出した凸部として1箇所だけ形成される。
日車220の表示が「31日」であるときを検出するための月送り歯274が日車220の内側壁部221に設けられる。月送り歯274は、日車220の内側壁部221において、半径方向内方に向って突出した凸部として1箇所だけ形成される。小の月月末送り歯288は、日表示面部224よりも日車歯部226に近い側に配置される。このように構成することにより、日送り及び月送りの作動が安定していて、かつ、ムーブメントの厚さが薄いカレンダ機構付き時計を実現することができる。
月車240は、月文字243を設けた月表示面部244を含む月板245と、月星車歯部246を含む月星車247と、月車240の表示が「大の月」(すなわち、「1月」又は「JAN」など、「3月」又は「MAR」など、「5月」又は「MAY」など、「7月」又は「JUL」など、「8月」又は「AUG」など、「10月」又は「OCT」など、「12月」又は「DEC」など)であるときに対応する月カム248とを含む。月カム248は、1月に対応する1月カム248A、3月に対応する3月カム248B、5月に対応する5月カム248C、7月に対応する7月カム248D、8月に対応する8月カム248E、10月に対応する10月カム248F、12月に対応する12月カム248Gの7箇所に、半径方向内方に向ってくぼんだ凹部として構成される。月カム248の基準位置は、1月カム248Aを基準として反時計周り方向に、角度間隔が、順番に(2*360/12度)、(2*360/12度)、(2*360/12度)、(1*360/12度)、(2*360/12度)、(2*360/12度)、(1*360/12度)となるように配置されている(図5参照)。
月星車歯部246は、等しい角度間隔(360/12度)で配置された12個の外歯を含む。月文字243は、等しい角度間隔(360/12度)で配置された12個の「月」を示す文字(例えば、「JAN」、「FEB」、・・・、「NOV」、「DEC」など)で構成することができる。或いは、月文字243は、等しい角度間隔(360/12度)で配置された12個の「月」を示す数字、記号、文字、略字、又は、それらの適当な組み合わせ(例えば、「1月」、「2月」、・・・、「11月」、「12月」、或いは、「一月」、「二月」、・・・、「十一月」、「十二月」、或いは、「Jan」、「Feb」、・・・、「Nov」、「Dec」などの表示)などで構成することもできる。
小の月検出カム249が、月車240の表示が「小の月」(すなわち、「2月」、「4月」、「6月」、「9月」、「11月」)であるときを検出するために設けられる。小の月検出カム249は、半径方向内方に向ってくぼんだ凹部として5箇所に構成される。小の月検出カム249は、2月に対応する2月カム249A、4月に対応する4月カム249B、6月に対応する6月カム249C、9月に対応する9月カム249D、11月に対応する11月カム249Eの5個の凹部を含むように構成される。小の月検出カム249の基準位置は、2月カム249Aを基準として時計周り方向に、角度間隔が、順番に(2*360/12度)、(2*360/12度)、(3*360/12度)、(2*360/12度)、(3*360/12度)となるように配置されている。
日ジャンパ260の規正部が日車歯部226を規正するように構成される。月ジャンパ262の規正部が月星車歯部246を規正するように構成される。月車240の回転中心は、筒車180の回転中心と同じ位置であるのが好ましい。したがって、月車240の回転中心は、日車220の回転中心と同じ位置であるのがよい。月車240の月表示面部244は、日車220の日表示面部224の内側に配置される。
日車220の日車歯部226を送るための日送り爪212が、日回し車210の回転により一体になって回転するように設けられる。日送り爪212は、先端の配置された日送り部213と、日送り爪ばね部214とを含む。日送り爪ばね部214の元部は、日回し車210に固定される。日回し車210の回転により、日送り爪212が回転して、日送り爪212により日車220は、間欠的に24時間について1度だけ、360/31度ずつ、反時計回り方向に回転することができるように構成される。
日送り爪212は、弾性変形可能な材料(例えば、ポリアセタールなどのエンジニアリングプラスチック)で構成される。日送り爪212は、日回し車210と一体になるように形成することができる。日送り爪212は、日回し車210と別個に形成して、日回し車210の回転により一体になって回転するように構成することができる。
小の月月末送りレバー282が、月板245と日回し車210との間に作動可能なように配置される。小の月月末送りレバー282は、月車240の月カム248と接触可能なように配置された小の月月末送りカム284と、レバー駆動ピン211と接触可能なように配置された切り欠き部282Bと、日車220の小の月月末送り歯288と接触可能なように配置された小の月月末送りつめ286と、レバー長穴282Cとを含む。小の月月末送りレバー282は、日回し車210の回転および月車240の回転に基づいて位置決めされ、小の月の月末に日車220を回転させることができるように構成される。小の月月末送りレバー282は、日回し車210の上側に配置され、日回し車210の回転中心に対して移動可能なように構成される。日回し車210の回転中心は、地板102に設けられた日回し車ピン102Pで構成される。
日回し車210はレバー駆動ピン211を有する。レバー駆動ピン211は、小の月月末送りレバー282の切り欠き部282Bに配置される。小の月月末送りレバー282は、レバー駆動ピン211により回転される。小の月月末送りレバー282のレバー長穴282Cは、日回し車ピン102Pに対して配置される。小の月月末送りレバー282は、レバー長穴282Cが日回し車ピン102Pに案内されて、月車240に設けられた月カム248に沿い日回し車210の回転に基づいて、地板102の中心から半径方向外方に向かう方向に、小の月月末送り歯288に対して移動可能なように構成される。このように構成することにより、日送り機構および月送り機構の作動が安定しているカレンダ機構付き時計を実現することができる。また、この構成により、通常の日送り時に余計な負荷が伝達輪列にかからないように構成することができる。
月中間車272が、日車220の回転に基づいて回転して、月車240を回転させることができるように配置される。月中間車272は、月末に月車240を送ることができるように構成される。月中間車272は、地板102に対して回転可能なように設けられる。月中間車272は、月中間歯部272Bを含む。
日車220の表示が「31日」から「1日」になるように日車220が回転されるときに、日車220の月送り歯274が月中間車272の月中間歯部272Bに接触し、月中間車272を回転させることができるように構成される。月中間車272の回転により、月中間歯部272Bは月歯車242を回転させ、月車240を回転させて、月車240の表示を変えることができるように構成される。
ムーブメント100の裏側に配置される日回し車210は、ムーブメント100の表側に配置される電池440と、断面的にみて重ならないように配置されるのがよい。また、ムーブメント100の裏側に配置される月送り規正レバー250は、ムーブメント100の表側に配置される電池440と、断面的にみて重ならないように配置されるのがよい。このように構成することにより、ムーブメントの厚さが薄いカレンダ機構付き時計を実現することができる。
(5)カレンダ修正機構の構成:
図1および図4を参照すると、ムーブメント100において、カレンダ修正機構は、第一カレンダ修正車291と、第二カレンダ修正車292と、日修正車293と、月修正車294と、修正車ばね595とを含む。修正車ばね595は、日車押え264と一体に形成することができる。修正車ばね595は、日修正車293を地板102に向かって加圧するように構成される。日修正車293は、地板102に設けられた案内穴にそって揺動できるように構成される。日修正車293の回転中心は、ムーブメント100において、「1時方向」と「2時方向」との間に配置されるのが好ましい。月修正車294の回転中心は、ムーブメント100において、「12時方向」と「1時方向」との間に配置されるのが好ましい。
巻真110が1段目にある状態において、第一カレンダ修正車291の連動穴が巻真110の第2角部116と嵌め合い、巻真110の回転に基づいて第一カレンダ修正車291が回転するように構成される。この状態で、巻真110を第1の方向に回転させると、第一カレンダ修正車291の回転に基づいて、第二カレンダ修正車292が回転するように構成される。
第二カレンダ修正車292の回転に基づいて、日修正車293が、日車220の日車歯部226と噛合う位置まで揺動して停止し、その修正位置で日修正車293は回転するように構成される。日修正車293が前記修正位置で回転すると、日車220を反時計回り方向に回転させることができるように構成される。巻真110が1段目にある状態において、前記第1の方向と反対方向である第2の方向に巻真110を回転させると、第一カレンダ修正車291の回転に基づいて、第二カレンダ修正車292が回転するように構成される。
第二カレンダ修正車292の回転に基づいて、日修正車293が、日車220の日車歯部226から離れる方向に移動し、月修正車294と噛合う位置まで揺動して停止し、その修正位置で日修正車293は回転するように構成される。月修正車294の歯部は、月星車歯部246と噛合うように構成される。日修正車293が前記修正位置で回転すると、月修正車294の回転を介して月車240を時計回り方向に回転させることができるように構成される。
(6)カレンダ機構付き時計の作動:
(6・1)時刻情報の表示:
次に、本発明のカレンダ機構付き時計の作動について説明する。図19を参照すると、ムーブメント100を時計ケース310の中に組み入れ、文字板104と、りゅうず310、時針464、分針462、秒針460を取り付けてコンプリート300を構成する。文字板104に設けた窓304から、日表示面部224に設けた日を示す文字「30」と、月表示面部244に設けた月を示す文字「OCT」を読むことができる。すなわち、コンプリート300は、「10月30日」を表示している。文字板104の「3時方向」に窓304を形成したカレンダ機構付き時計の実施形態を図19に示すけれども、日文字と月文字の配置や向きを適当に選択することによって、文字板104の「3時方向」以外の位置に窓を形成したカレンダ機構付き時計を実現することもできる。
図1から図4、図19および図20を参照すると、電池440、水晶ユニット650、集積回路(IC)654によってステップモータを駆動させると、ロータ634が一定の速度で回転する。ロータ634の回転に基づいて、五番車441の回転を介して四番車442が回転する。四番車442に取付けられた秒針460により、時刻情報のうちの「秒」を表示する。三番車444が四番車442の回転に基づいて回転する。二番車446が三番車444の回転に基づいて回転する。二番車446に取付けられた分針462により、時刻情報のうちの「分」を表示する。日の裏車448が二番車446の回転に基づいて回転する。筒車180が日の裏車448の回転に基づいて回転する。筒車180に取付けられた時針464により、時刻情報のうちの「時」を表示する。
(6・2)カレンダ送りの作動:
(6・2・1)「大の月」において、月末以外における作動:
次に、本発明のカレンダ機構付き時計のカレンダ送りの作動について説明する。図1から図4および図21を参照すると、「大の月」の月末以外において、小の月月末送りレバー282のレバー長穴282Cが日回し車ピン102Pに案内されて、小の月月末送りレバー282の小の月月末送りカム284は、月車240の月カム248と接触できるような位置に配置され、小の月月末送りレバー282は、地板102の半径方向外方の位置に配置されることができる(図1に示す位置)。小の月月末送りレバー282は、地板102の半径方向外方の位置と、地板102の半径方向外方の位置との間で自由に移動することができる。日車220の月送り歯274は、月中間車272の月中間歯部272Bに接触しないような位置に配置される。
この状態において、筒車180の回転により日回し車210が回転すると、日送り爪212およびレバー駆動ピン211も同時に回転する。日送り爪212が回転すると、日送り爪212の日送り部213は、日車220の日車歯部226を1歯だけ反時計回り方向に送ることができる。日送りの作動は、例えば、午後8時から午後12時の間に行うように構成することができる。この状態において、日車220が回転しても、月中間車272は回転しない。日送りの作動後の日車220の回転方向の位置は、日ジャンパ260によって規正される。
また、この状態において、日回し車210およびレバー駆動ピン211が回転すると、小の月月末送りレバー282は、日回し車ピン102Pを回転中心として回転するが、小の月月末送りレバー282の小の月月末送りつめ286は、日車220の小の月月末送り歯288と接触しないような位置に配置される。したがって、この状態において、小の月月末送りレバー282が回転しても、日車220は回転しない。したがって、「大の月」の月末以外において、日車220の日車歯部226は1歯だけ送られ、日の表示は1日分だけ変わる。また、「大の月」の月末以外において、月送りは行なわれないので、月の表示は変わらない。
(6・2・2)「小の月」において、月末以外における作動:
図2から図4および図21を参照すると、「小の月」の月末以外において、小の月月末送りレバー282のレバー長穴282Cが日回し車ピン102Pに案内されて、小の月月末送りレバー282の小の月月末送りカム284は、月車240の小の月検出カム249に対応する位置に配置される。
この状態において、日回し車210およびレバー駆動ピン211が回転すると、小の月月末送りレバー282は、日回し車ピン102Pを回転中心として回転するが、小の月月末送りレバー282の小の月月末送りつめは、日車220の小の月月末送り歯288に接触しないような位置に配置される。この状態において、小の月月末送りレバー282が回転しても、日車220は回転しない。したがって、「小の月」の月末以外において、日車220の日車歯部226は1歯だけ送られ、日の表示は1日分だけ変わる。日送りの作動後の日車220の回転方向の位置は、日ジャンパ260によって規正される。また、「小の月」の月末以外において、月送りは行なわれないので、月の表示は変わらない。すなわち、「小の月」の月末以外においてにおける作動は、上述したような「大の月」の月末以外における作動と同様である。
(6・2・3)「大の月」において、「30日」から「31日」に変わる作動:
図5から図9および図21を参照すると、「大の月」の「30日」を表示している状態において、月の表示は「10月」に対応する「OCT」である。小の月月末送りレバー282は、地板102の半径方向外方の位置に配置されることができる(図5に示す位置)。小の月月末送りレバー282は、地板102の半径方向内方の位置と、地板102の半径方向外方の位置との間で自由に移動することができる。日車220の月送り歯274は、月中間車272の月中間歯部272Bに接触しないような位置に配置される。
図6を参照すると、筒車180の回転により日回し車210が回転すると、日送り爪212およびレバー駆動ピン211も同時に回転する。日送り爪212が回転すると、日送り爪212の日送り部213は、日車220の日車歯部226に近づくように反時計回り方向に回転することができる。この状態において、日車220が回転しても、月中間車272は回転しない。
また、この状態において、日回し車210およびレバー駆動ピン211が回転すると、小の月月末送りレバー282は、日回し車ピン102Pを回転中心として回転し、小の月月末送りレバー282の小の月月末送りつめ286は、日車220の小の月月末送り歯288に接触する。日車220の小の月月末送り歯288によって、小の月月末送りレバー282は、地板102の半径方向内方の位置に向かって移動される。したがって、この状態において、小の月月末送りレバー282が回転しても、日車220は回転しない。
図7を参照すると、さらに日回し車210が回転すると、日送り爪212がさらに回転して、日送り爪212の日送り部213は、日車220の日車歯部226の1つの歯に接触する。一方、日車220の月送り歯274は、月中間車272の月中間歯部272Bに接触しないような位置に配置される。
図8を参照すると、さらに日回し車210が回転すると、日送り爪212がさらに回転して、日車220の日車歯部226を1歯だけ反時計回り方向に送ることができる。日送りの作動後の日車220の回転方向の位置は、日ジャンパ260によって規正される。一方、日車220の月送り歯274は、月中間車272の月中間歯部272Bに接触しないような位置に配置される。
図9を参照すると、日送り爪212は日車220の日車歯部226を1歯だけ反時計回り方向に送り終わり、日の表示は「31日」に変わる。日車220の月送り歯274は、月中間車272の月中間歯部272Bに接触しないような位置に配置される。したがって、「大の月」の「30日」を表示している状態から「31日」を表示する状態に変わるとき、月送りは行なわれないので、月の表示は変わらないで「OCT」のままである。「10月」以外の「大の月」における「30日」から「31日」に変わる作動は、「10月」の「30日」から「31日」に変わる作動と同様である。
(6・2・4)「大の月」において、「31日」から次の月の「1日」に変わる作動:
図2から図4、図10および図21を参照すると、「大の月」の「31日」を表示している状態において、月の表示は「10月」に対応する「OCT」である。この状態では、小の月月末送りレバー282は、地板102の半径方向外方の位置に配置されることができる(図10に示す位置)。小の月月末送りレバー282は、地板102の半径方向外方の位置と、地板102の半径方向外方の位置との間で自由に移動することができる。日車220の月送り歯274は、月中間車272の月中間歯部272Bに接触することができるような位置に配置される。
図11および図21を参照すると、筒車180の回転により日回し車210が回転すると、日送り爪212およびレバー駆動ピン211も同時に回転する。日送り爪212が回転すると、日送り爪212の日送り部213は、日車220の日車歯部226に近づくように反時計回り方向に回転することができる。この状態において、日車220が反時計回り方向に回転すると、日車220の月送り歯274が月中間車272の月中間歯部272Bに接触する。すなわち、日車220の月送り歯274が「31日検出」の位置に配置されると、月中間車272は反時計回り方向に回転することができる。月中間車272が反時計回り方向に回転すると、月歯車242は時計回り方向に回転する。
また、この状態において、日回し車210およびレバー駆動ピン211が回転すると、小の月月末送りレバー282は、日回し車ピン102Pを回転中心として回転するが、小の月月末送りレバー282の小の月月末送りつめ286は、日車220の小の月月末送り歯288に接触しない。したがって、この状態において、小の月月末送りレバー282が回転しても、日車220は回転しない。
図12を参照すると、さらに日回し車210が回転すると、日送り爪212がさらに回転して、日車220の日車歯部226を1歯だけ反時計回り方向に送ることができる。日送りの作動後の日車220の回転方向の位置は、日ジャンパ260によって規正される。一方、日車220の月送り歯274は、月中間車272を回転させ、月中間車272は、月星車247の月星車歯部246を1歯だけ時計回り方向に送ることができる。月送りの作動後の月車230の回転方向の位置は、月ジャンパ262によって規正される。
日送り爪212は日車220の日車歯部226を1歯だけ反時計回り方向に送り終わり、日の表示は「1日」に変わる。日車220の月送り歯274は、月中間車272の回転を介して月星車247の月星車歯部246を1歯だけ時計回り方向に送り終わり、月の表示は「NOV」に変わる。日送りおよび月送りの作動は、例えば、午後8時から午後12時の間に行うように構成することができる。「10月」以外の「大の月」の月末における作動は、「10月」の月末における作動と同様である。
(6・2・5)「小の月」において、「30日」から次の月の「1日」に変わる作動:
図1から図4、図13および図21を参照すると、「小の月」の「30日」を表示している状態において、月の表示は「11月」に対応する「NOV」であり、日の表示は「30日」に対応する「30」である。この状態で、月車240の11月カム249Eは小の月月末送りレバー282の小の月月末送りカム284に接触するような位置に配置される。すなわち、月車240の11月カム249Eは、「小の月検出」の位置に配置される。この状態で、小の月月末送りレバー282は、地板102の半径方向外方の位置に配置される(図13に示す位置)。日車220の月送り歯274は、月中間車272の月中間歯部272Bに接触しないような位置に配置される。
図13を参照すると、筒車180の回転により日回し車210が回転すると、日送り爪212およびレバー駆動ピン211も同時に回転する。日送り爪212が回転すると、日送り爪212の日送り部213は、日車220の日車歯部226に近づくように反時計回り方向に回転することができる。この状態において、日車220が回転しても、月中間車272は回転しない。
また、この状態において、日回し車210およびレバー駆動ピン211が回転すると、小の月月末送りレバー282は、日回し車ピン102Pを回転中心として回転し、小の月月末送りレバー282の小の月月末送りつめ286は、日車220の小の月月末送り歯288に接触する。すなわち、「小の月」の「30日」を表示している状態において、日車220の小の月月末送り歯288が「30日検出」の位置に配置されると、小の月月末送りレバー282により、日車220を回転させることができる。さらに、小の月月末送りレバー282が回転すると、小の月月末送りつめ286は日車220の小の月月末送り歯288に接触して、日車220を回転させることができる。
図14を参照すると、さらに日回し車210が回転すると、日送り爪212がさらに回転して、日送り爪212の日送り部213は、日車220の日車歯部226の1つの歯に接近する。一方、日車220の月送り歯274は、月中間車272の月中間歯部272Bに接触しないような位置に配置される。この状態において、日回し車210およびレバー駆動ピン211が回転すると、小の月月末送りレバー282は、日回し車ピン102Pを回転中心として回転し、小の月月末送りレバー282の小の月月末送りつめ286は、日車220の小の月月末送り歯288に接触し、日車220を反時計回り方向に回転させる。
図15を参照すると、さらに日回し車210が回転すると、小の月月末送りレバー282がさらに回転して、日車220の日車歯部226を1歯だけ反時計回り方向に送ることができる。日送りの作動後の日車220の回転方向の位置は、日ジャンパ260によって規正される。その結果、日の表示は「30日」に対応する「30」から、「31日」に対応する「31」に移動される。一方、日車220の月送り歯274は、月中間車272の月中間歯部272Bに接近するような位置に配置される。
図16を参照すると、さらに日回し車210が回転すると、日送り爪212は日車220の日車歯部226に接触するような位置に配置される。また、日車220の月送り歯274は、月中間車272の月中間歯部272Bに接触するような位置に配置される。また、小の月月末送りレバー282の小の月月末送りつめ286は、日車220の小の月月末送り歯288から離れるような位置に配置される。
図17および図21を参照すると、さらに日回し車210が回転すると、日送り爪212がさらに回転して、日車220の日車歯部226を反時計回り方向に回転させることができる。一方、日車220の月送り歯274は、月中間車272を反時計回り方向に回転させ、月中間車272は、月星車247の月星車歯部246を時計回り方向に回転させることができる。
図18および図21を参照すると、さらに日回し車210が回転すると、日送り爪212がさらに回転して、日車220の日車歯部226を1歯だけ反時計回り方向に送ることができる。日送りの作動後の日車220の回転方向の位置は、日ジャンパ260によって規正される。一方、日車220の月送り歯274は、月中間車272を回転させ、月中間車272は、月星車247の月星車歯部246を1歯だけ時計回り方向に送ることができる。月送りの作動後の月車230の回転方向の位置は、月ジャンパ262によって規正される。その結果、日の表示は「31日」に対応する「31」から、「1日」に対応する「1」に移動され、月の表示は「11月」に対応する「NOV」から、「12月」に対応する「DEC」に移動される。
「11月」以外の「小の月」の月末における作動は、「11月」の月末における作動と同様である。なお、「2月」の月末における作動は、「11月」の月末における作動と同様であるので、「2月」の月末には(2月28日には、或いは、閏年の2月29日には、)、前述したカレンダ修正機構を用いて、日の表示が「1日」に対応する「1」になるように日修正を行う必要がある。
(7)機械式時計の構成:
本発明のカレンダ機構付き時計をアナログ電子時計に適用した構成について上述したけれども、本発明は、機械式時計にも適用することができる。本発明を機械式時計で構成する場合において、切換機構、カレンダ送り機構、カレンダ修正機構の構造および作用は、上述した本発明の実施形態の構造および作用と同様である。構造の詳細は図示しないけれども、機械式時計では、香箱車の香箱歯車の回転により、二番車、三番車の回転を介して、四番車が1分間に1回転する。四番車の回転速度は、がんぎ車により制御される。がんぎ車の回転速度は、アンクルにより制御される。アンクルの揺動運動は、てんぷにより制御される。三番車の回転により、二番車が1時間に1回転する。二番車の回転により、日の裏車の回転を介して筒車は12時間に1回転するように構成される。筒車が回転することにより日回し車が回転する。
すなわち、機械式時計のムーブメントの裏側において、筒車の回転により日回し車を回転するように構成して、日送り機構および月送り機構を作動させることができる。機械式時計の構成では、日回し車および小の月月末送りレバーは、香箱車と重ならないように配置するのが好ましい。この構成により、ムーブメントの厚さが薄いカレンダ機構付き機械式時計を製造することができる。
本発明により、日送り機構および月送り機構を薄く構成して、ムーブメントの厚さが薄いカレンダ機構付き時計を製造することができる。また、本発明により、日送り機構および月送り機構の作動が安定しているカレンダ機構付き時計を製造することができる。さらに、本発明により、通常の日送り時に余計な負荷が伝達輪列にかからないように構成したカレンダ機構付き時計を製造することができる。
本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、ムーブメントを文字板側から見たときの構造を示す概略平面図である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、筒車、月送り機構、月中間車などを示す部分断面図である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、筒車、日送り機構、小の月月末送りレバーなどを示す部分断面図である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、巻真から筒車の部分を示す部分断面図である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、10月30日から10月31日に変わる状態における、日送り機構、月送り機構の構造を示す部分平面図(その1)である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、10月30日から10月31日に変わる状態における、日送り機構、月送り機構の構造を示す部分平面図(その2)である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、10月30日から10月31日に変わる状態における、日送り機構、月送り機構の構造を示す部分平面図(その3)である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、10月30日から10月31日に変わる状態における、日送り機構、月送り機構の構造を示す部分平面図(その4)である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、10月30日から10月31日に変わる状態における、日送り機構、月送り機構の構造を示す部分平面図(その5)である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、10月31日から11月1日に変わる状態における、日送り機構、月送り機構の構造を示す部分平面図(その1)である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、10月31日から11月1日に変わる状態における、日送り機構、月送り機構の構造を示す部分平面図(その2)である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、10月31日から11月1日に変わる状態における、日送り機構、月送り機構の構造を示す部分平面図(その3)である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、11月30日から12月1日に変わる状態における、日送り機構、月送り機構の構造を示す部分平面図(その1)である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、11月30日から12月1日に変わる状態における、日送り機構、月送り機構の構造を示す部分平面図(その2)である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、11月30日から12月1日に変わる状態における、日送り機構、月送り機構の構造を示す部分平面図(その3)である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、11月30日から12月1日に変わる状態における、日送り機構、月送り機構の構造を示す部分平面図(その4)である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、11月30日から12月1日に変わる状態における、日送り機構、月送り機構の構造を示す部分平面図(その5)である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、11月30日から12月1日に変わる状態における、日送り機構、月送り機構の構造を示す部分平面図(その6)である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、文字板の3時方向に日窓を配置した構成で、10月30日を表示している状態におけるコンプリートを示す平面図である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、ムーブメントを裏蓋側から見たときの構造を示す概略平面図である。 本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、カレンダ機構の構成を示す概略ブロック図である。
符号の説明
100 ムーブメント
102 地板
104 文字板
110 巻真
180 筒車
210 日回し車
211 レバー駆動ピン
212 日送り爪
220 日車
226 日車歯部
240 月車
248 月カム
272 月中間車
274 月送り歯
282 小の月月末送りレバー
283 小の月月末送りカム
286 小の月月末送りつめ
288 小の月月末送り歯
440 電池

Claims (6)

  1. 月車及び日車を有するカレンダ機構付き時計において、
    日を表示する日車(220)と、
    日車(220)の回転に基づいて回転して月を表示する月車(240)と、
    24時間に1回転するように構成された日回し車(210)と、
    日回し車(210)の回転に基づいて、日車(220)を回転させることができるように構成された日送り爪(212)と、
    日回し車(210)の回転および月車(240)の回転に基づいて、日車(220)を回転させることができるように構成された小の月月末送りレバー(282)とを備え、
    日車(220)は、日文字(223)を設けた日表示面部(224)と、日送り爪(212)の日送り部(213)に接触する日車歯部(226)と、月中間車(272)を回転させるための月送り歯(274)と、小の月の月末に日車(220)を送るための小の月月末送り歯(288)を含むように構成され、
    月車(240)は、月文字(243)を設けた月表示面部(244)と、小の月の月末に小の月月末送りレバー(282)を作動させるための月カム(248)とを含むように構成され、
    日車(220)の小の月月末送り歯(288)は、日文字(223)による表示が「30」であるときに小の月月末送りレバー(282)と接触できるように配置され、
    小の月月末送りレバー(282)は、小の月の月末に、日回し車(210)の回転および月カム(248)の回転に基づいて日車(220)を1日分送ることができるように構成される、
    ことを特徴とするカレンダ機構付き時計。
  2. さらに、日車(220)の回転に基づいて回転して月車(240)を回転させることができるように構成された月中間車(272)を備え、月中間車(272)は、月末に月車(240)を送ることができるように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のカレンダ機構付き時計。
  3. 小の月月末送りレバー(282)は、小の月の月末に日車(220)を送るための月末送り爪(286)を含み、小の月月末送り歯(288)は、日車(220)の表示が「30日」であるときを検出するために設けられ、小の月月末送り歯(288)は、日車(220)の内側壁部(221)に設けられ、日車(220)の小の月月末送り歯(288)は、日文字(223)による表示が月末であるときに小の月月末送り爪(286)と接触できるように配置されることを特徴とする、請求項1に記載のカレンダ機構付き時計。
  4. 小の月月末送りレバー(282)は、日回し車(210)の上側に配置され、日回し車(210)の回転中心に対して移動可能なように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のカレンダ機構付き時計。
  5. 小の月月末送り歯(288)は、日表示面部(224)よりも日車歯部(226)に近い側に配置される、請求項1に記載のカレンダ機構付き時計。
  6. 日回し車(210)はレバー駆動ピン(211)を有し、小の月月末送りレバー(282)は、レバー駆動ピン(211)により回転され、かつ、月車(240)の回転に基づいて小の月月末送り歯(288)に対して移動可能なように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のカレンダ機構付き時計。
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