JP5300019B2 - 2つの日車を含むカレンダ機構付き時計 - Google Patents
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Description
一般に、時計の駆動部分を含む機械体を「ムーブメント」と称する。ムーブメントに文字板、針を取り付けて、時計ケースの中に入れて完成品にした状態を時計の「コンプリート」と称する。時計の基板を構成する地板の両側のうちで、時計ケースのガラスのある方の側、すなわち、文字板のある方の側をムーブメントの「裏側」又は「ガラス側」又は「文字板側」と称する。地板の両側のうちで、時計ケースの裏蓋のある方の側、すなわち、文字板と反対の側をムーブメントの「表側」又は「裏蓋側」と称する。ムーブメントの「表側」に組み込まれる輪列を「表輪列」と称する。ムーブメントの「裏側」に組み込まれる輪列を「裏輪列」と称する。一般に、「12時側」とは、アナログ式時計において、文字板の12時に対応する目盛が配置されている方の側を示す。「12時方向」とは、アナログ式時計において、指針の回転中心から「12時側」に向かう方向を示す。また、「3時側」とは、アナログ式時計において、文字板の3時に対応する目盛が配置されている方の側を示す。「3時方向」とは、アナログ式時計において、指針の回転中心から「3時側」に向かう方向を示す。また、「6時側」とは、アナログ式時計において、文字板の6時に対応する目盛が配置されている方の側を示す。「6時方向」とは、アナログ式時計において、指針の回転中心から「6時側」に向かう方向を示す。また、「9時側」とは、アナログ式時計において、文字板の9時に対応する目盛が配置されている方の側を示す。「9時方向」とは、アナログ式時計において、指針の回転中心から「9時側」に向かう方向を示す。さらに、「2時方向」、「2時側」のように、その他の文字板の目盛が配置されている方の側を示すことがある。
以下に、日付のうちの一の位を表示する第一日車と、日付のうちの十の位を表示する第二日車とを含む従来のカレンダ機構付き時計の構成について説明する。
従来の第一タイプのカレンダ機構付き時計は、10本の歯を有する一の位用星型歯車と連動する一の位用可動部分と、4本の歯を有する十の位用星型歯車と連動する十の位用可動部分とを備え、一の位用星型歯車と十の位用星型歯車は、それぞれ一つの冠状歯車に設けた一の位用内歯車と十の位用内歯車によって直接駆動されるように構成されていた(特許文献1参照)。
従来の第二タイプのカレンダ機構付き時計は、少なくとも部分的に重なり合っている2つの日車、すなわち第一日車と第二日車を備える。第一日車は1の位の日付表示を提供し、第二日車は10の位の日付表示を提供する。第一日車には、円周方向に「0」、「1」から「9」の数字、すなわち10個の数字が設けられている。第二日車には、円周方向に2組の「0」から「3」の数字、すなわち8個の数字が設けられている。駆動機構は、筒車の回転により24時間につき1周する24時間車と、24時間車の回転により作動する作動レバーと、他の制御用歯車などを含む。作動レバーの作動によってプログラム車が回転し、第一日車駆動車が第一日車を回転させ、第二日車駆動車が第二日車を回転させる。第一日車の回転は、第一日車ジャンパによって規正される。第二日車の回転は、第二日車ジャンパによって規正される(特許文献2参照)。
従来の第三タイプのカレンダ機構付き時計は、日付の1の位を表示する1の位円盤と、日付の10の位を表示する10の位円盤とを備える。1の位ピニオンが1の位円盤に固定されている。1の位ジャンパが1の位ピニオンの角度位置を維持する。10の位ピニオンが10の位円盤に固定されている。10の位ジャンパが10の位ピニオンの角度位置を維持する。1の位ピニオンは、日にち歯車の歯列の上半分と噛み合う。1の位円盤には、円周方向に「0」、「1」から「9」の数字、すなわち10個の数字が設けられている。10の位円盤には、円周方向に2組の「0」から「3」の数字と、2つの「0」、すなわち10個の数字が設けられている。駆動装置のそれぞれの鉤は日にち歯車の歯列と噛み合い、それによって、日にち歯車の歯を一日に1ピッチだけ前進させる。10の位ピニオンは中間可動部品によって1ピッチずつ駆動される。中間可動部品は、遊び歯車を介して日にち歯車によって1ピッチずつ駆動される(特許文献3参照)。
従来の第四タイプのカレンダ機構付き時計は、日付のうちの一の位を表示する第一日車および第二日車と、日付のうちの十の位を表示する第三日車と、駆動機構の作動に基づいて、第一日車、第二日車、第三日車を、それぞれ間欠的に回転させることができるプログラム車とを備える。第一日車の第一日文字のうちの1つと、第三日車の第三日文字のうちの1つとによって日を表示し、第二日車の第二日文字のうちの1つと、第三日車の第三日文字のうちの1つとによって日を表示することができる(特許文献4参照)。
前記第一日車送り歯と、前記第二日車送り歯と、前記修正歯は、前記プログラム車の外側に配置されている。前記第二日車送り歯の歯丈は、前記第一日車送り歯の歯丈より大きく構成され、かつ、前記第一日車送り歯の歯丈は、前記修正歯の歯丈より大きく構成されている。前記プログラム車を送るためのプログラム車歯部が、内歯として前記プログラム車に設けられている。
(1)本発明のカレンダ機構付き時計の第1の実施の形態の構造:
最初に、本発明のカレンダ機構付き時計の第1の実施の形態について説明する。本発明のカレンダ機構付き時計の第1の実施の形態は、カレンダ機構付き時計を自動巻機構付きの機械式時計で構成した実施形態である。
最初に、本発明の表示修正機構付き時計の第1の実施の形態について説明する。この第1の実施の形態は、カレンダ修正機構付き時計に関するものである。図1〜図5を参照すると、本発明のカレンダ修正機構付き時計はムーブメント100を備える。「ムーブメント」とは、駆動部分を含む時計の機械体を示す。また、「コンプリート」とは、時計のムーブメントに文字板、指針(時針、分針、秒針など)、りゅうずなどを取り付けて時計ケース(時計外装)に収容した時計の完成体を示す。ムーブメント100は、時計の基板を構成する地板102を含む。ムーブメント100において、「表側」とは、地板102の両面のうちで、時計ケースのガラスから遠い方の側、すなわち、「裏蓋側」を示す。ムーブメント100において、「裏側」とは、地板102の両面のうちで、時計ケースのガラスに近い方の側、すなわち、「文字板側」を示す。ムーブメント100は、一番受104と、二番受105と、アンクル受106と、てんぷ受107とを備える。文字板110が地板102のガラス側に配置される。文字板110は文字板受リング109を介して地板102に取付けられる。巻真118が地板102に対して回転可能であって、かつ、軸線方向に移動可能なように、地板102に組み込まれる。
次に、表輪列の構成について説明する。図2、図3、図5を参照すると、香箱車120が一番受104及び地板102に対して回転可能に支持される。香箱車120は、ぜんまい(図示せず)を有する。ぜんまいは機械式時計の動力源を構成する。ぜんまいが巻き戻される(解放される)ことにより、香箱車120の香箱歯車は1つの方向に回転し、表輪列及び裏輪列の回転を介して、指針(時針、分針、秒針など)により時刻情報を表示する。ぜんまいの動力により回転する香箱歯車の回転は、調速装置及び脱進装置によって制御される。調速装置はてんぷ142を含む。脱進装置はアンクル144及びがんぎ車146を含む。てんぷ142はてんぷ受107及び地板102に対して回転可能に支持される。アンクル144はアンクル受106及び地板102に対して回転可能に支持される。がんぎ車146は一番受104及び地板102に対して回転可能に支持される。香箱歯車の回転により、二番車122(図4参照)が1時間に1回転するように構成される。二番車122は二番受105及び地板102に対して回転可能に支持される。二番車122の回転により、三番車124が回転するように構成される。
次に、自動巻機構の構成について説明する。図2において、ぜんまいを巻き上げるための自動巻機構がムーブメント100の表側に設けられる。自動巻機構は、回転錘210と、一番伝え車212と、つめレバー214と、二番伝え車216とを含む。回転錘210はボールベアリング210bを介して一番受104に回転可能に組み込まれる。一番伝え車212は一番受104及び地板102に対して回転可能に支持される。一番伝え車212の歯車部は回転錘210の回転錘かな210cに噛み合うように構成される。つめレバー214の基部の穴(図示せず)が、一番伝え車212の偏心カム部分(図示せず)に回転可能に組み込まれる。つめレバー214は2つのつめ部分、すなわち引きつめ214fと、押しつめ214gとを有する。二番伝え車216は一番受104に対して回転可能に支持される。つめレバー214の引きつめ214fと、押しつめ214gは、二番伝え車216のラチェット歯(図示せず)に噛合うように構成される。回転錘210が回転すると、一番伝え車212が回転して、つめレバー214を作動させるように構成される。つめレバー214の引きつめ214fは、二番伝え車216を1つの方向(図2において反時計回り方向)にのみ回転させることができるように構成される。つめレバー214の押しつめ214gは、二番伝え車216を1つの方向(図2において反時計回り方向)にのみ回転させることができるように構成される。したがって、回転錘210が回転すると、つめレバー214が作動し、二番伝え車216の回転に基づいて、角穴車130が時計回り方向に回転するように構成される。その結果、回転錘210が回転すると、自動巻機構の作動により、ぜんまいを巻きあげることができる。
次に、裏輪列の構成について説明する。図5を参照すると、裏輪列は、日の裏車230と、筒車232とを含む。日の裏車230は地板102に対して回転可能に支持される。二番車122の回転により、日の裏車230が回転するように構成される。日の裏車230の回転により、筒車232が12時間で1回転するように構成される。筒車232に取付けられた時針356が「時」を表示する。筒車232の回転中心と二番車122の回転中心とは同じ位置にあるように構成される。日の裏車230の回転中心は、巻真118の中心軸線205の上に配置されるのが好ましい。
次に、切換機構の構成について説明する。本発明の時計では、時計の時刻を合わせるために、切換機構と、時刻合わせ機構とが設けられる。図3および図5を参照すると、切換機構は、おしどり236と、かんぬき237と、かんぬき押え238とを含むように構成される。おしどり236と、かんぬき237は、地板102に対して作動可能なように支持される。かんぬき押え238は地板102に対して固定される。時刻合わせ機構は、巻真118と、つづみ車272とを含む。巻真118は、先端部から外方部に向かって順番に形成された、先端軸部118aと、角軸部118bと、きち車案内部118cと、修正伝達部118dと、第一カレンダ修正車案内部118eと、おしどり内壁部118fと、おしどり受け入れ部118gと、おしどり外壁部118hとを含む。巻真118の修正伝達部118dのムーブメント100の内側方向の部分には、内側斜面118mが設けられるのが好ましい。巻真118の修正伝達部118dのムーブメント100の外側方向の部分には、外側斜面118nが設けられるのが好ましい。巻真118の先端軸部118aは地板102の巻真先端穴に対して回転可能に支持される。
(1・6・1)日車送り機構の全体構成:
以下に、日車送り機構の構成について説明する。図1、図4および図5を参照すると、日送り機構は、プログラム回し中間車530と、プログラム回し車510と、プログラム送り爪511と、プログラム車540と、プログラム車ジャンパ534とを含む。プログラム回し中間車530は、地板102に設けられたプログラム回し中間車軸102Jに対して回転可能に組み込まれる。プログラム回し中間車530は、大きい外径の歯をもつ歯車部と、小さい外径の歯をもつかな部とを含む。
プログラム車540の回転中心の位置は、時刻表示車を構成する二番車122の筒かな123および四番車126の回転中心の位置を基準として、第一日文字517および第二日文字527を文字板110の窓部から表示する位置に対して反対側の位置において、前記時刻表示車123、126の回転中心の位置から偏心した位置に配置されるのがよい。
図1および図6を参照すると、プログラム車540は、プログラム送り爪511の回転によって送られるように構成されたプログラム車歯部541と、第一日車512を送るように構成された第一日車送り歯542と、第一日車512を送ることができ、かつ、第二日車522を送るための第二日車送り爪543を先端部に設けた第二日車送り歯544と、第一日車512を送ることができず、かつ、第二日車522を送ることができないようになっている修正歯545とを含む。第一日車送り歯542と、第二日車送り歯544と、修正歯545は、プログラム車540の外側に配置されている。第二日車送り歯544の歯丈は、第一日車送り歯542の歯丈より大きい。第一日車送り歯542の歯丈は、修正歯545の歯丈より大きい。第一日車送り歯542を設ける数は25個である。第二日車送り歯544を設ける数は4個である。修正歯545を設ける数は2個である。したがって、プログラム車540に設けられている外歯(外側に配置されている歯)の総数は31個である。プログラム車540は、1つの平面内にあるような形状に構成されるのが好ましい。
図1および図4を参照すると、第一日車512は、地板102に設けられた第一日車軸102Fに対して回転可能に組み込まれる。日車ジャンパ504が地板102に組み込まれる。日車ジャンパ504は、第一日車512の回転方向の位置を規正するための第一日車ジャンパ514と、第二日車522の回転方向の位置を規正するための第二日車ジャンパ524とを含む。本実施形態において、第一日車ジャンパ514と第二日車ジャンパ524とを一体に形成する構造を説明するけれども、第一日車ジャンパ514と、第二日車ジャンパ524は別個の部品として構成することもできる。第一日車512の回転方向の位置を規正するための第一日車ジャンパ514は、ばね部と、ばね部の先端に設けられた規正部とを含む。第一日車ジャンパ514の規正部は、第一日車512の第一日車歯516のうちの2個を規正するように構成される。
本発明のカレンダ機構付き時計の実施形態において、第一日車および第二日車の具体的な設計例を以下に記載する。
第一日車の歯の外径・・・直径5.73mm:
第二日車の歯の外径・・・直径4.26mm:
プログラム車:
第一日車送り爪の外径・・・半径7.4mm:
第二日車送り爪の外径・・・半径7.7mm:
修正歯・・・・・・・・・・半径6.7mm:
プログラム車と第一日車との間の中心距離・・・9.57mm:
プログラム車と第二日車との間の中心距離・・・9.57mm:
次に、本発明のカレンダ機構付き時計の通常運針の作動について説明する。図3、図4、図5および図25を参照すると、香箱車120に組み込まれたぜんまい(図示せず)は時計の動力源を構成する。ぜんまいが巻き戻される(解放される)ことにより、香箱車120の香箱歯車は1つの方向に回転し、表輪列及び裏輪列の回転を介して、指針(時針、分針、秒針など)により時刻情報を表示する。ぜんまいの動力により回転する香箱歯車の回転は、調速装置及び脱進装置によって制御される。調速装置はてんぷ142を含む。脱進装置はアンクル144及びがんぎ車146を含む。香箱歯車の回転により、二番車122が回転する。二番車122の回転により、三番車124が回転する。三番車124の回転により、四番車126が1分間に1回転する。二番車122の筒かな123に取付けられた分針352が「分」を表示する。四番車126に取付けられた秒針358が「秒」を表示する。四番車126の回転中心と二番車122の回転中心とは同じ位置にあるように構成される。二番車122の回転により、日の裏車230が回転する。日の裏車230の回転により、筒車232は12時間に1回転するように構成される。筒車232に取付けられた時針356が「時」を表示する。
次に、本発明のカレンダ機構付き時計において、針合わせを行う場合の作用について説明する。図1および図5を参照すると、図に示す状態から巻真118を2段目に引き出すと、つづみ車272の甲歯272aは日の裏車230の歯車部と噛合う。この状態で、巻真118の回転に基づいて、つづみ車272は回転する。巻真118を2段目にした状態では、巻真118を2段目に引き出した状態で、巻真118を回転させると、つづみ車272の回転に基づいて、日の裏車230が回転する。巻真118が2段目にあるときに、巻真118を回転させることにより、日の裏車230の回転を介して筒車232を回転させて、筒車232に取付けられた時針356が表示する「時」の表示内容を修正し、同時に、筒かな123を回転させることにより、筒かな123に取付けられた分針352が表示する「分」の表示内容を修正することができる。
次に、本発明のカレンダ機構付き時計のカレンダ送りの作用について説明する。
図7を参照すると、図7に示す状態は、文字板110の12時方向の位置に第一日窓110fと第二日窓110gとの間の中心位置を配置し、第二日窓110gから第二日車522が「2」を表示し、第一日車512が「9」を表示して、日付が「29日」であることを表示している状態である。
図10を参照すると、図10に示す状態は、文字板110の12時方向の位置に第一日窓110fと第二日窓110gとの間の中心位置を配置し、第二日窓110gから第二日車522が「3」を表示し、第一日車512が「0」を表示して、日付が「30日」であることを表示している状態である。
図13を参照すると、図13に示す状態は、文字板110の12時方向の位置に第一日窓110fと第二日窓110gとの間の中心位置を配置し、第二日窓110gから第二日車522が「3」を表示し、第一日車512が「1」を表示して、日付が「31日」であることを表示している状態である。
図16を参照すると、図16に示す状態は、文字板110の12時方向の位置に第一日窓110fと第二日窓110gとの間の中心位置を配置し、第二日窓110gから第二日車522が「0」を表示し、第一日車512が「1」を表示して、日付が「01日」であることを表示している状態である。
図1および図5を参照すると、カレンダ修正機構は、第一カレンダ修正車591と、第二カレンダ修正車592と、第三カレンダ修正車593と、第四カレンダ修正車594と、修正車595と、カレンダ修正車押えばね597を含む。カレンダ修正車押えばね597は、カレンダ修正車押え598と一体に形成することができる。巻真118を0段目にした状態で、第一カレンダ修正車591は、巻真118の第一カレンダ修正車案内部118eに対して回転可能に支持される。すなわち、第一カレンダ修正車591と巻真118は、互いに同軸になるように配置される。第二カレンダ修正車592は、地板102に対して回転可能に支持される。
次に、本発明のカレンダ機構付き時計の第2の実施の形態を説明する。以下の説明は、本発明のカレンダ機構付き時計の第2の実施形態が本発明のカレンダ機構付き時計の第1の実施形態と異なる点を主に述べる。したがって、以下に記載がない個所は、前述した本発明のカレンダ機構付き時計の第1の実施形態についての説明をここに準用する。本発明のカレンダ機構付き時計の第2の実施の形態はアナログ電子時計である。
102 地板
110 文字板
120 香箱車
122 二番車
124 三番車
126 四番車
232 筒車
510 プログラム回し車
511 プログラム送り爪
512 第一日車
514 第一日車ジャンパ
522 第二日車
524 第二日車ジャンパ
530 プログラム回し中間車
534 プログラム車ジャンパ
540 プログラム車
542 第一日車送り歯
543 第二日車送り爪
544 第二日車送り歯
546 修正送り溝
Claims (5)
- 2つの日車によって日付を表示するカレンダ機構付き時計において、
カレンダ機構付き時計を駆動するための駆動機構と、
前記駆動機構の作動により回転して時刻情報を表示する時刻表示車(123、126)と、
日付のうちの一の位を表示する第一日車(512)と、
日付のうちの十の位を表示する第二日車(522)と、
前記駆動機構の作動に基づいて、前記第一日車(512)、および、前記第二日車(522)を、それぞれ間欠的に回転させることができるように構成されたプログラム車(540)とを備え、
前記プログラム車(540)は、前記駆動機構の作動を受け入れて前記プログラム車(540)を送るためのプログラム車歯部(541)と、前記第一日車(512)を送るように構成された第一日車送り歯(542)と、前記第一日車(512)を送ることができ、かつ、前記第二日車(522)を送るための第二日車送り爪(543)を先端部に設けた第二日車送り歯(544)と、前記第一日車(512)を送ることができず、かつ、前記第二日車(522)を送ることができないようになっている修正歯(545)とを含んでおり、
前記第一日車送り歯(542)と、前記第二日車送り歯(544)と、前記修正歯(545)は、前記プログラム車(540)の外側に配置されており、
前記第二日車送り歯(544)の歯丈は、前記第一日車送り歯(542)の歯丈より大きく構成され、かつ、前記第一日車送り歯(542)の歯丈は、前記修正歯(545)の歯丈より大きく構成されており、
前記プログラム車(540)を送るためのプログラム車歯部(541)が、内歯として前記プログラム車(540)に設けられ、
外周部が互いに近接して位置決めされた、前記第一日車(512)に設けられた第一日文字のうちの1つと、前記第二日車(522)に設けられた第二日文字のうちの1つとによって、日に関する情報を表示することができるように構成される、
ことを特徴とするカレンダ機構付き時計。 - 請求項1に記載のカレンダ機構付き時計において、前記プログラム車(540)は、前記駆動機構の作動を受け入れるための31個のプログラム車歯部(541)を有し、前記第一日車送り歯(542)を設ける数は25個であり、前記第二日車送り歯(544)を設ける数は4個であり、前記修正歯(545)を設ける数は2個であるように構成され、前記プログラム車(540)は、1つの平面内にあるような形状に構成されることを特徴とするカレンダ機構付き時計。
- 請求項1に記載のカレンダ機構付き時計において、
前記第一日車(512)において、10個の数字からなる第一日文字(517)が第一日文字表示面(512f)に設けられ、前記第一日文字(517)は、「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」の順序で円周方向に配置されており、
前記第二日車(522)において、8個の数字からなる第二日文字(527)が第二日文字表示面(522f)に設けられ、前記第二日文字(527)は、「0」、「1」、「2」、「3」、「0」、「1」、「2」、「3」の順序で円周方向に配置されている、
ことを特徴とするカレンダ機構付き時計。 - 請求項1に記載のカレンダ機構付き時計において、カレンダ修正ができる巻真位置に巻真(118)を引き出した状態において、前記巻真(118)を回転させることにより前記第一日車(512)の表示内容と、前記第二日車(522)の表示内容を修正することができるカレンダ修正機構を備え、前記カレンダ修正機構は修正車(595)を含み、カレンダ修正ができる巻真位置に巻真(118)を引き出した状態において、前記巻真(118)の回転に基づいて前記修正車(592)が回転することにより、前記修正車(592)に設けられた修正ピン(596)が、前記プログラム車(540)の修正送り溝(546)に入り、前記プログラム車(540)を回転させることができるように構成されることを特徴とするカレンダ機構付き時計。
- 請求項1に記載のカレンダ機構付き時計において、前記プログラム車(540)の回転中心の位置は、前記時刻表示車(123、126)の回転中心の位置を基準として、第一日文字(517)および第二日文字(527)を文字板の窓部から表示する位置に対して反対側の位置において、前記時刻表示車(123、126)の回転中心の位置から偏心した位置に配置されることを特徴とするカレンダ機構付き時計。
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