JP2506674Y2 - ジググラインダ用軸付砥石 - Google Patents
ジググラインダ用軸付砥石Info
- Publication number
- JP2506674Y2 JP2506674Y2 JP1990022015U JP2201590U JP2506674Y2 JP 2506674 Y2 JP2506674 Y2 JP 2506674Y2 JP 1990022015 U JP1990022015 U JP 1990022015U JP 2201590 U JP2201590 U JP 2201590U JP 2506674 Y2 JP2506674 Y2 JP 2506674Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grindstone
- shaft
- grindstones
- grinding
- shaft member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、たとえばモールド用金型の研削面を研削加
工するために使用され、高速回転させられる軸部材に砥
石が同心状に取り付けられたジググラインダ用軸付砥石
（以下、軸付砥石という。）に関する。
工するために使用され、高速回転させられる軸部材に砥
石が同心状に取り付けられたジググラインダ用軸付砥石
（以下、軸付砥石という。）に関する。
「従来の技術」 従来、軸付砥石は、第３図に示すように、棒状の軸部
材１の先端に１個の砥石２が取り付けられている。
材１の先端に１個の砥石２が取り付けられている。
そして、第４図に示すように、軸部材１を図示しない
駆動手段によって回転駆動して、砥石２を高速で回転さ
せる。そして、砥石２の外周面をワークとしての金型３
の研削面3aに接触させ、駆動手段により、砥石２を研削
面3aに沿って進退させて研削加工をするようにしてい
る。
駆動手段によって回転駆動して、砥石２を高速で回転さ
せる。そして、砥石２の外周面をワークとしての金型３
の研削面3aに接触させ、駆動手段により、砥石２を研削
面3aに沿って進退させて研削加工をするようにしてい
る。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、従来の軸付砥石では、軸部材１の先端
に１個の砥石２が取り付けられているだけなので、研削
面3aを研削するのに少なくともその奥行寸法だけ砥石２
を進退させなければならない。ここで、通常、ジググラ
インダの駆動手段はシリンダ装置を備えているので、そ
の進退ストロークが大きくなると、その進退速度が遅く
なるという特性をもっている。したがって、従来の軸付
砥石では、進退ストロークが大きくなるので、研削面の
研削加工時間が長くなり、生産性が低下するという欠点
がある。
に１個の砥石２が取り付けられているだけなので、研削
面3aを研削するのに少なくともその奥行寸法だけ砥石２
を進退させなければならない。ここで、通常、ジググラ
インダの駆動手段はシリンダ装置を備えているので、そ
の進退ストロークが大きくなると、その進退速度が遅く
なるという特性をもっている。したがって、従来の軸付
砥石では、進退ストロークが大きくなるので、研削面の
研削加工時間が長くなり、生産性が低下するという欠点
がある。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、砥石の
進退ストロークを小さくして、研削加工時間を短縮して
生産性を向上させることができるジググラインダ用軸付
砥石を提供することを目的とする。
進退ストロークを小さくして、研削加工時間を短縮して
生産性を向上させることができるジググラインダ用軸付
砥石を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本考案の軸付砥石は、同品種の複数の砥石が前記軸部
材の軸方向に前記砥石の厚さ寸法以上離間して取り付け
られていることを特徴とする。
材の軸方向に前記砥石の厚さ寸法以上離間して取り付け
られていることを特徴とする。
「作用」 本考案では、軸部材が高速回転させられると、この軸
部材に取り付けられた複数の砥石が同時に高速回転させ
られる。この複数の砥石をワークの研削面に同時に接触
させて進退することによって、複数の砥石で研削面の奥
行方向の異なる部位を同時に研削することができる。こ
の結果、進退ストロークを小さくすることができ、進退
速度を大きくすることができ、研削加工時間を短くする
ことができる。したがって、生産性を格段に向上させる
ことができる。
部材に取り付けられた複数の砥石が同時に高速回転させ
られる。この複数の砥石をワークの研削面に同時に接触
させて進退することによって、複数の砥石で研削面の奥
行方向の異なる部位を同時に研削することができる。こ
の結果、進退ストロークを小さくすることができ、進退
速度を大きくすることができ、研削加工時間を短くする
ことができる。したがって、生産性を格段に向上させる
ことができる。
「実施例」 以下に、図面を参照して、本考案の実施例について説
明する。なお、従来と同一の構成要素には、同一符号を
付してその説明を省略する。
明する。なお、従来と同一の構成要素には、同一符号を
付してその説明を省略する。
第１図は本考案の一実施例を示す図である。このもの
は、軸部材１の先端に砥石２が取り付けられるととも
に、先端から所定間隔Ｌだけ離間して砥石４が取り付け
られている。ここで、砥石２と砥石４との間隔Ｌは、砥
石2,4の厚さ寸法Ｍより大きく設定されている。
は、軸部材１の先端に砥石２が取り付けられるととも
に、先端から所定間隔Ｌだけ離間して砥石４が取り付け
られている。ここで、砥石２と砥石４との間隔Ｌは、砥
石2,4の厚さ寸法Ｍより大きく設定されている。
また、複数（本例では２個）の砥石2,4は同品種（砥
粒の種類やその粒度が同一）のものとなっている。
粒の種類やその粒度が同一）のものとなっている。
本実施例では、軸部材１に２個の砥石2,4が取り付け
られているので、軸部材１の進退ストロークを、従来の
ような先端にのみ砥石２を取り付けた軸付砥石に比べ
て、略1/2にすることができる。したがって、進退速度
を大きくすることができ、研削加工時間を大幅に短縮す
ることができ、生産性を向上させることができる。
られているので、軸部材１の進退ストロークを、従来の
ような先端にのみ砥石２を取り付けた軸付砥石に比べ
て、略1/2にすることができる。したがって、進退速度
を大きくすることができ、研削加工時間を大幅に短縮す
ることができ、生産性を向上させることができる。
さらに、本実施例では、砥石２と砥石４との間に、砥
石２、４の厚さ寸法Ｍ以上の間隔Ｌがあけてあるので、
潤滑剤が砥石2,4とワークの研削面3aとの間に円滑に供
給されるとともに、研削カスの排出も促進される。
石２、４の厚さ寸法Ｍ以上の間隔Ｌがあけてあるので、
潤滑剤が砥石2,4とワークの研削面3aとの間に円滑に供
給されるとともに、研削カスの排出も促進される。
第２図に本考案の他の実施例を示す。このものは、上
記実施例における砥石４の外側に間隔Ｌだけ離間して砥
石５が取り付けられたもので、軸部材１に合計３個の砥
石2,4,5が取り付けられたものである。ここで、本実施
例でも上記間隔Ｌは砥石2,4,5の厚さ寸法Ｍよりも大き
く設定されている。
記実施例における砥石４の外側に間隔Ｌだけ離間して砥
石５が取り付けられたもので、軸部材１に合計３個の砥
石2,4,5が取り付けられたものである。ここで、本実施
例でも上記間隔Ｌは砥石2,4,5の厚さ寸法Ｍよりも大き
く設定されている。
本実施例では、軸部材１の進退ストロークを略1/3に
することができ、研削加工の生産性をさらに向上させる
ことができる。
することができ、研削加工の生産性をさらに向上させる
ことができる。
なお、上記各実施例では、砥石2,4,5の厚さ寸法Ｍ及
び各砥石2,4,5間の間隔Ｌは、それぞれ同じにしてある
が、厚さ寸法や間隔を変えて取り付けたものであっても
よい。また、取り付けられる砥石の数も適宜選択でき
る。
び各砥石2,4,5間の間隔Ｌは、それぞれ同じにしてある
が、厚さ寸法や間隔を変えて取り付けたものであっても
よい。また、取り付けられる砥石の数も適宜選択でき
る。
「考案の効果」 本考案は、以上説明したとおりに構成されているの
で、複数の砥石をワークの研削面に同時に接触させて砥
石軸を進退させることにより、複数の砥石で研削面の奥
行方向の異なる部位を同時に研削することができる。こ
の結果、進退ストロークを小さくすることができ、進退
速度を大きくすることができ、研削加工時間を短くする
ことができる。したがって、生産性を格段に向上させる
ことができる。また、砥石間に砥石の厚さ寸法以上の間
隔をあけているので、軸部材（砥石軸）に潤滑剤の通路
を設けるというコストの嵩む加工が不要である上に、潤
滑剤が砥石と金型の研削面との間に円滑に供給されると
ともに、研削カスの排出も促進される。
で、複数の砥石をワークの研削面に同時に接触させて砥
石軸を進退させることにより、複数の砥石で研削面の奥
行方向の異なる部位を同時に研削することができる。こ
の結果、進退ストロークを小さくすることができ、進退
速度を大きくすることができ、研削加工時間を短くする
ことができる。したがって、生産性を格段に向上させる
ことができる。また、砥石間に砥石の厚さ寸法以上の間
隔をあけているので、軸部材（砥石軸）に潤滑剤の通路
を設けるというコストの嵩む加工が不要である上に、潤
滑剤が砥石と金型の研削面との間に円滑に供給されると
ともに、研削カスの排出も促進される。
第１図は本考案の一実施例の軸付砥石を使用している状
態を示す側面図、第２図は本考案の他の実施例の軸付砥
石を使用している状態を示す側面図、第３図は従来の軸
付砥石を示す側面図、第４図は従来の軸付砥石を使用し
ている状態を示す側面図である。 １…軸部材、2,4,5…砥石、３…金型、3a…研削面。
態を示す側面図、第２図は本考案の他の実施例の軸付砥
石を使用している状態を示す側面図、第３図は従来の軸
付砥石を示す側面図、第４図は従来の軸付砥石を使用し
ている状態を示す側面図である。 １…軸部材、2,4,5…砥石、３…金型、3a…研削面。
Claims (1)
- 【請求項１】高速回転させられる軸部材に砥石が同心状
に取り付けられてなり、金型の研削面を研削加工するた
めのジググラインダ用軸付砥石において、同品種の複数
の砥石が前記軸部材の軸方向に前記砥石の厚さ寸法以上
離間して取り付けられていることを特徴とするジググラ
インダ用軸付砥石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990022015U JP2506674Y2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | ジググラインダ用軸付砥石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990022015U JP2506674Y2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | ジググラインダ用軸付砥石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03113758U JPH03113758U (ja) | 1991-11-21 |
| JP2506674Y2 true JP2506674Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=31525042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990022015U Expired - Lifetime JP2506674Y2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | ジググラインダ用軸付砥石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506674Y2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5226632A (en) * | 1975-08-26 | 1977-02-28 | Watanabe Sokki Seisakusho | Pressure control device combined with magnetic valve |
| JPS5440991B2 (ja) * | 1976-10-22 | 1979-12-06 | ||
| JPS62255065A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-06 | Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd | ジグ研削盤のクイル軸移動装置 |
| JPS63120062A (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-24 | Eisuke Yokoyama | 内面研削盤 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5440991U (ja) * | 1977-08-29 | 1979-03-19 | ||
| JPS62181364U (ja) * | 1986-05-06 | 1987-11-17 |
-
1990
- 1990-03-05 JP JP1990022015U patent/JP2506674Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5226632A (en) * | 1975-08-26 | 1977-02-28 | Watanabe Sokki Seisakusho | Pressure control device combined with magnetic valve |
| JPS5440991B2 (ja) * | 1976-10-22 | 1979-12-06 | ||
| JPS62255065A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-06 | Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd | ジグ研削盤のクイル軸移動装置 |
| JPS63120062A (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-24 | Eisuke Yokoyama | 内面研削盤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03113758U (ja) | 1991-11-21 |
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