JPH023426Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH023426Y2
JPH023426Y2 JP1986045319U JP4531986U JPH023426Y2 JP H023426 Y2 JPH023426 Y2 JP H023426Y2 JP 1986045319 U JP1986045319 U JP 1986045319U JP 4531986 U JP4531986 U JP 4531986U JP H023426 Y2 JPH023426 Y2 JP H023426Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grindstone
dresser
grinding
dressing
spindle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986045319U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62156456U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986045319U priority Critical patent/JPH023426Y2/ja
Publication of JPS62156456U publication Critical patent/JPS62156456U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH023426Y2 publication Critical patent/JPH023426Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、両頭平面研削盤の砥石をドレツシ
ングする為のドレツサ装置に関するものである。
従来の技術 一般に、両頭平面研削盤として、例えば第3図
に示す構造のものが公知である。ところで、この
両頭平面研削盤は、フレーム1に適宜の駆動機構
(図示せず)によりウオーム等を介して上下方向
に移動可能な一対のクイル2,3を、同軸線上
に、かつ、上下に対向配置させて支持すると共
に、両クイル2,3内に夫々モータ4,5により
回転駆動されるスピンドル6,7を回転自在に支
持し、スピンドル6,7の対応する軸端部に、砥
石8,9をその研削面に互いに対向させて夫々取
付け、両砥石8,9の中間に、砥石軸線と直交す
る平面内において回転駆動するキヤリヤプレート
10をその外周縁部を両砥石8,9間に重合させ
て配設してなり、回転駆動する砥石8,9間にキ
ヤリヤプレート10により工作物を搬入して該工
作物の両面を両砥石8,9で同時に研削加工する
ように構成したものである。
上記両頭研削盤による研削加工において、砥石
8,9を長期間使用したり、砥石8,9の研削条
件が不適当であると、該砥石8,9の研削面に目
つぶれや目詰まりが生じる。上記目つぶれとは、
第4図に示すように、砥石8,9の砥粒11,1
1…が順調に砕けず、砥粒11,11…が平らに
擦り減つたままで工作物Wを研削する状態であつ
て、切れ味が悪く、発熱量が大きく、仕上面に研
削割れや研削焼けを生じる。また上記の目詰まり
は、第5図に示すように、砥石8,9の研削面の
砥粒11,11…の隙間や気孔12,12…に工
作物Wの切粉13,13…が詰まつた状態であつ
て、上記目つぶれ同様に切れ味が悪く、仕上面が
びびりのため悪くなり、また砥石の減り方も速
い。
従つて、砥石8,9の研削面に上記の如き目つ
ぶれや目詰まりが生じた場合、研削面上層部の擦
り減つた砥粒や、砥粒間のあるいは気孔に詰まつ
た切粉を取り除き、該研削面に新しい砥粒を露出
させるためドレツシング作業を行う必要がある。
従来のドレツシング作業は、第3図に示すよう
に、上下にダイヤモンドチツプ14,14を固着
した棒状のダイヤモンドドレツサ15をフレーム
1に回転自在に設け、第6図に示すように、該ダ
イヤモンドドレツサ15のダイヤモンドチツプ1
4,14の夫々を砥石8,9の研削面間に投入
し、砥石8,9を回転させながらダイヤモンドド
レツサ15を回動してダイヤモンドチツプ14,
14を砥石8,9の半径方向に移動させ、該砥石
8,9の研削面上層部の擦り減つた砥粒、あるい
は目詰まりした切粉を削り落し、新しい砥粒を露
出させていた。
ところで、上記の如きダイヤモンドドレツサ1
5を用いたドレツシング作業において、両頭平面
研削盤の砥石8,9が一般的なWA系砥石、ある
いは、GC系砥石等の比較的軟質の場合にはドレ
ツシング作業に問題はないが、上記砥石8,9が
ダイヤモンド砥石、あるいは、ダイヤモンドと略
同等の硬度を有するボラゾン砥石等の場合では、
ダイヤモンドドレツサ15のダイヤモンドチツプ
14の破損や消耗が著しく、ドレツシング作業の
能率が非常に低かつた。
そこで、本出願人は先に出願した実願昭59−
167158号において上記問題点を解決する両頭平面
研削盤のドレツサ装置を提案した。このドレツサ
装置は第7図に示すように、自己の軸線を中心と
して回転駆動し、かつ、該軸線方向に直線往復運
動するスピンドル16に円板状のドレツサ用砥石
17を取付け、該砥石17を回転させながら回転
駆動する上下砥石8,9間に挟入して該上下砥石
8,9の半径方向に移動させることにより、上下
砥石8,9の研削面表層部の擦り減つた砥粒、あ
るいは、目詰まりした切粉を容易にドレツサ用砥
石17の外周面によつて削り落とし、上下砥石
8,9の研削面に新しい砥粒を露出するようにし
たものである。
考案が解決しようとする問題点 ところで、上記ドレツサ装置に於いては、ドレ
ツサ用砥石17がドレツシングにつれて外周面の
砥粒が徐々に脱落して次第に外周面の直径が小さ
くなる為、ドレツシングの当初は上下砥石8,9
の研削面を所望の切込み量だけ削り落すことがで
きるが、ドレツシング中に徐々にその削り落しの
量が少なくなつていく。従つて、ドレツサ用砥石
17を上下砥石8,9間に該砥石8,9の外周側
から送り込んでドレツシングする場合、上下砥石
8,9の研削面は第8図に示すように、テーパ状
に形成され、その為上下砥石8,9の研削面を元
の正規の形状に削り直すトルーイングの必要があ
る。トルーイング作業に際しては、上下砥石8,
9を取外し、該上下砥石8,9を修正定盤上で手
作業でもつてすり合わせてトルーイングを行うと
云う非常に時間と手間を要する。
問題点を解決するための手段 この考案は、上記問題点に鑑み、被ドレツシン
グ砥石の回転軸線に直交する方向の研削面幅寸法
より大きな軸方向寸法を有する円柱状のドレツサ
用砥石と、上記ドレツサ用砥石を先端に装着し、
かつ、被ドレツシング砥石の回転軸線に直交する
方向の回転軸線を有し、この軸線方向に摺動可能
で、しかも、回転可能に支持されたスピンドル
と、該スピンドルに強制的に回転運動を付与する
回転駆動装置と、上記スピンドルに軸線方向の直
線往復運動を付与する直線駆動装置とを具備し、
ドレツシング時、ドレツサ用砥石を、軸線方向に
直線往復運動させつつ強制的に回転駆動してドレ
ツシングさせるようになしたものである。
作 用 砥石間に上記ドレツサ用砥石を挟み、両砥石を
回転させると共に、ドレツサ用砥石を回転させ乍
ら直線往復運動させると、両砥石の研削面表層部
の擦り減つた砥粒或いは目詰まりした切粉はドレ
ツサ用砥石によつて削り落とされ、両砥石の研削
面には新しい砥粒が露出する。
実施例 第1図はこの考案に係る両頭平面のドレツサ装
置の一実施例を示すものである。上記ドレツサ装
置は、スピンドル21、ドレツサ用砥石22、回
転駆動装置23及び直線駆動装置24を主な構成
部材としている。
上記スピンドル21は、支持フレーム25に軸
線方向に摺動可能に支承された支持スリーブ26
に回転可能に支持されている。
上記ドレツサ用砥石22は、上下砥石8,9の
研削面の幅寸法Bと略同等若しくは大きな長さ寸
法Lを有し、スピンドル21の先端に適宜の手段
で着脱可能に装着されている。
上記回転駆動装置23はスピンドル21を介し
てドレツサ用砥石22に回転運動を与えるもので
あつて、例えば電動モータを使い、この電動モー
タを支持スリーブ26の後端に固定させてその出
力軸(図示せず)を上記スピンドル21に連結さ
せている。
上記直線駆動装置24は、支持スリーブ26を
介してスピンドル21に進退動作を伝達し、スピ
ンドル21の先端に装着されたドレツサ用砥石2
2に直線往復運動を与えるものであつて、本実施
例では油圧シリンダを用いている。
上記油圧シリンダ24は、上記支持スリーブ2
6の後端上方に略平行に配置され、該油圧シリン
ダ24のピストンロツド24′の先端は、支持ス
リーブ26の後端部に突設されたアーム状部材2
7に連結してある。
上記構成のドレツサ装置は、第1図に示すよう
に、スピンドル21の先端が、上記砥石8,9の
研削面間で、かつ、該砥石8,9の半径方向に進
退動作し得る状態、即ち、スピンドル21の先端
に装着したドレツサ用砥石22が、砥石8,9の
各研削面に当接し、かつ、該砥石8,9の半径方
向に送りが与えられる状態に、適宜の取付ブラケ
ツト(図示せず)を介して両頭平面研削盤に取付
けられている。
次に上記ドレツサ装置による両頭平面研削盤の
砥石8,9のドレツシング作業について説明す
る。尚、両頭平面研削盤の砥石8,9は、従来の
ドレツシング作業が困難であつたダイヤモンド砥
石、あるいはボラゾン砥石とし、ドレツサ装置の
ドレツサ用砥石22にはWA系、あるいはGC系
砥石を使用する。
先ず直線駆動装置、即ち、油圧シリンダ24を
作動させて支持スリーブ26を、上記ドレツサ用
砥石22の外周面が両砥石8,9の研削面間に収
まる位置まで、前進させる。
次に、両砥石8,9に送りを与えて第2図に示
すように、両砥石8,9間でドレツサ用砥石22
を挟む。この時、ドレツサ用砥石22の両端は砥
石8,9の研削面よりはみ出した状態になつてい
る。
然る後、上記両頭平面研削盤の両砥石8,9を
回転させると共に、上記ドレツサ用砥石22を回
転駆動装置23によつて回転させ、更に、上記支
持スリーブ26に、油圧シリンダ24によつて前
後動作を与えて、ドレツサ用砥石22に砥石8,
9の半径方向に対し直線往復運動を与える。する
と、砥石8,9の研削面表層部の擦り減つた砥
粒、あるいは、目詰まりした切粉は容易にドレツ
サ用砥石22によつて削り落とされ、上記砥石
8,9の研削面には、新しい砥粒が露出する。
そして、この状態のままで砥石8,9に所望の
切り込み量を与えることにより、ドレツシング作
業が終了する。
尚、上述のドレツシング作業では砥石8,9の
両研削面を同時にドレツシングしているが、砥石
8,9の一方の研削面だけでもドレツシングが可
能である。
考案の効果 この考案によれば、ドレツシング時、被ドレツ
シング砥石の研削面を、その幅方向全長に亘つて
常にドレツサ用砥石で水平にドレツシングさせる
ことができ、しかも、ドレツサ用砥石を強制的に
回転駆動していることによつて、短時間で能率よ
くドレツシングすることができるため、被ドレツ
シング砥石の研削面の内径側と外径側との周速度
差の影響が大きく現れる以前にドレツシングを完
了でき、従つて、被ドレツシング砥石の研削面の
平面精度を高精度に確保でき、被研削加工物の加
工精度を向上させることができる。
特に、ドレツサ用砥石を強制的に回転駆動させ
たことによつて、両頭平面研削盤の1対の被ドレ
ツシング砥石を、ドレツサ用砥石の両側から同時
に圧接してドレツシングさせることができ、この
種両頭平面研削盤のドレツシング作業時間を片側
交互の方式に比べて、1/2に短縮でき、両頭平面
研削盤の稼動率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る両端平面研削盤のドレ
ツサ装置を示す概略構成図、第2図はその動作状
態図、第3図はこの考案を適用する両頭平面研削
盤の一例を示す縦断面図、第4図及び第5図は砥
石の目詰まり状態及び目つぶれ状態を説明する為
の拡大図、第6図はダイヤモンドドレツサによる
ドレツシング作業要領を説明するための図面、第
7図は本出願人が先に提案したドレツサ装置によ
るドレツシング作業要領を説明するための図面、
第8図はそのドレツサ装置によりドレツシングし
た砥石の拡大断面図である。 21……スピンドル、22……ドレツサ用砥
石、23……回転駆動装置、24……直線駆動装
置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被ドレツシング砥石の回転軸線に直交する方向
    の研削面幅寸法より大きな軸方向寸法を有する円
    柱状のドレツサ用砥石と、 上記ドレツサ用砥石を先端に装着し、かつ、被
    ドレツシング砥石の回転軸線に直交する方向の回
    転軸線を有し、この軸線方向に摺動可能で、しか
    も、回転可能に支持されたスピンドルと、 該スピンドルに強制的に回転運動を付与する回
    転駆動装置と、 上記スピンドルに軸線方向の直線往復運動を付
    与する直線駆動装置とを具備し、 ドレツシング時、ドレツサ用砥石を、軸線方向
    に直線往復運動させつつ強制的に回転駆動してド
    レツシングさせるようになしたことを特徴とする
    両頭平面研削盤のドレツサ装置。
JP1986045319U 1986-03-27 1986-03-27 Expired JPH023426Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986045319U JPH023426Y2 (ja) 1986-03-27 1986-03-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986045319U JPH023426Y2 (ja) 1986-03-27 1986-03-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62156456U JPS62156456U (ja) 1987-10-05
JPH023426Y2 true JPH023426Y2 (ja) 1990-01-26

Family

ID=30863949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986045319U Expired JPH023426Y2 (ja) 1986-03-27 1986-03-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH023426Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5249997B2 (ja) * 1973-07-24 1977-12-21

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5249997U (ja) * 1975-10-07 1977-04-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5249997B2 (ja) * 1973-07-24 1977-12-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62156456U (ja) 1987-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4915089A (en) Tool for trueing and dressing a grinding wheel and method of use
CN210968450U (zh) Cbn砂轮的循环在线磨削与修整装置
JPH023426Y2 (ja)
JP2539801B2 (ja) 砥石のツル―イング装置
US5172681A (en) Reciprocating point rotary diamond trueing and dressing tool and method of use
JP3141853U (ja) 研磨具及びこの研磨具を用いた研磨装置
JPH0418771Y2 (ja)
EP0327719A1 (en) Tool for trueing and dressing a grinding wheel and method of use
JPH03154777A (ja) カップ型超砥粒砥石による研削方法及び装置
JPH0333417Y2 (ja)
JPS61146471A (ja) ドレツシング装置
JP2901875B2 (ja) 超砥粒研削ホイールのツルーイング方法
JPH1076448A (ja) Elid研削方法
JP2007050471A (ja) ドレッシング方法及びロータリドレッシング装置
JP5173592B2 (ja) 円筒状工作物の曲り取り方法、センタレス研削方法および装置
EP0322083A2 (en) Polishing device
JP2001225249A (ja) 研削加工方法
JPS62282852A (ja) 研削加工方法
JP2023050722A (ja) 超砥粒研削ホイールのドレッシング方法および装置
JPS6315105B2 (ja)
JPH02145257A (ja) 平行平面ホーニング研削盤及び立型両面研削盤における砥石ドレッシング装置
JPH05162072A (ja) 研削砥石のドレッシング方法
CA1316692C (en) Tool for trueing and dressing a grinding wheel and method of use
JP2561969Y2 (ja) 平面研削盤のドレッシング装置
JPH0947963A (ja) バフ研磨体の形状修整装置