JPH0418771Y2 - - Google Patents

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JPH0418771Y2
JPH0418771Y2 JP1984167158U JP16715884U JPH0418771Y2 JP H0418771 Y2 JPH0418771 Y2 JP H0418771Y2 JP 1984167158 U JP1984167158 U JP 1984167158U JP 16715884 U JP16715884 U JP 16715884U JP H0418771 Y2 JPH0418771 Y2 JP H0418771Y2
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grinding
surface grinder
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、両頭平面研削盤の砥石をドレツシン
グするのに好適なドレツサー装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
両頭平面研削盤は、第3図及び第4図に示す構
造のものが公知である。ところで、上記の両頭平
面研削盤は、上下に配置した電動機1及び2によ
り、夫々ベルト電動機構3及び4を介して回転さ
れる上下2本の回転主軸5及び6を夫々上下のフ
レーム7及び8に支持させ、該両回転主軸5,6
の対向する軸端部に夫々配設した砥石台9及び1
0に、砥石11及び12をその研削面を互いに対
向するように夫々装着し、この両砥石11,12
の中間に両砥石11,12の軸線と直交する平面
内において回転駆動するキヤリアプレート13を
設け、このキヤリアプレート13に適当数の孔を
設けてこの孔で被加工物収容部14,14……を
形成し、この被加工物収容物14,14……に被
加工物Wを夫々収容保持して当該被加工物Wをキ
ヤリアプレート13の回転駆動により両砥石1
1,12間に順次インデツクスさせて被加工物W
の両端面を同時に研削加工するように構成されて
いる。
上記両頭平面研削盤による研削加工において、
砥石11,12を長期間使用したり、砥石11,
12の研削条件が不適当であると、該砥石11,
12の研削面に目つぶれや目詰まりが生じる。上
記目つぶれとは、第5図aに示すように、砥石1
1,12の砥粒15,15……が順調に砕けず、
砥粒15,15……が平らに擦り減つたままで被
加工物Wを研削する状態であつて、切れ味が悪
く、発熱量が大きく、仕上げ面に研削割れや研削
焼けを生じる。また上記の目詰まりは、第5図b
に示すように、砥石11,12の研削面の砥粒1
5,15……隙間や気孔16,16……に被加工
物Wの切粉17,17……が詰まつた状態であつ
て、上記目つぶれ同様に切れ味が悪く、仕上げ面
がびびりのため悪くなり、また砥石の減り方も速
い。
従つて、砥石11,12の研削面上に上記の如
き目つぶれや目詰まりが生じた場合、研削面上層
部の擦り減つた砥粒や、砥粒間の隙間あるいは気
孔に詰まつた切粉を排出し、砥粉を露出させるた
めドレツシング作業を行う必要がある。
上記砥石研削面のドレツシング作業を、実公昭
41−6388号では、砥石研削面の半径方向に沿つて
往復動作し、かつ、フリー回転状態に支持された
ドレツサ取付軸に、金属板からなる円板状ドレツ
サを装着し、上記円板状ドレツサを、回転してい
る砥石の研削面に接触させて往復動作させ、か
つ、円板状ドレツサに切込みを与えて砥石研削面
をドレツシングしている。
また、実公昭51−41275号では、砥石の両側の
研削面を、2個のロータリ・ドレツサ用砥石で挾
圧し、2個のロータリ・ドレツサ用砥石に切込み
動作を与えて砥石の両側の研削面を同時にドレツ
シングしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記いずれの装置も、ドレツサー装置自体にド
レツシング切込み量を設定する機構を組込む必要
があり、ドレツサ装置の構造が複雑になる。
また、実公昭41−6388号は、1つのドレスサで
砥石の片面づつをドレスするのであり、しかも、
ドレツサは積極的に駆動される回転砥石ではな
い。従つてドレス作業に手間と時間を要する。
実公昭51−41275号は、1つの砥石の両面を2
個のロータリドレツサ用砥石で挾んでドレスする
方式であり機構が大型化し、かつ、複雑になる。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記問題点に鑑みてこれを解決除去
するため、2個の砥石を同軸線上にその研削面を
お互いに対向させて配置し、かつ、砥石の送り手
段を有する両頭平面研削盤のドレツサー装置にお
いて、円板状のドレツサー用砥石と、該ドレツサ
ー用砥石を装着し、自己の軸線を中心として回転
可能に支持され、かつ、上記軸線方向に摺動可能
な支軸と、上記ドレツサー用砥石を上記支軸を介
して回転駆動させる回転駆動装置と、上記ドレツ
サー用砥石を上記支軸を介してその軸線方向に沿
つて直線移動させる直線駆動装置とを具備し、上
記ドレツサー用砥石が上記両頭平面研削盤の対向
する両砥石の夫々の研削面間に挾入されるように
上記両頭平面研削盤に配置したものである。
〔作用〕
本考案は上記技術的手段により、両頭平面研削
盤の対向する2枚の砥石の対向する研削面を、両
頭平面研削盤の具備する砥石の送り手段を利用し
て、回転駆動と直線駆動する1つのドレツサー用
砥石によつて削り取りドレツシング並びにトルー
イングを行う。
〔実施例〕
第1図及び第2図は、本考案に係る両頭平面研
削盤のドレツサー装置の一実施例を示すもので、
上記ドレツサー装置20は、ドレツサー用砥石2
1、支軸22、回転駆動装置23、および、直線
駆動装置24を主な構成部材としている。
上記支軸22は、支持スリーブ25によつて回
転可能に支承されていると共に、該支持スリーブ
25が支持フレーム26に摺動可能に支持されて
いることにより軸線方向に進退動作可能に支承さ
れている。
上記ドレツサー用砥石21は、WA系、あるい
はGC系砥石が使用され、支軸22の先端に適宜
の手段、例えば、ねじ等の一時締結要素で着脱可
能に係着されている。上記支軸22を介してドレ
ツサー用砥石21に回転運動を与える回転駆動装
置23は、例えば電動機であつて、支持スリーブ
25の後端に固定され、該回転駆動装置23の主
軸(図示せず)は、上記支軸21に連結されてい
る。
上記直線駆動装置24は、支持スリーブ25を
介して支軸22に進退動作を伝達し、支軸22の
先端に装着されたドレツサー用砥石21に送りを
与えるものであつて、本実施例では油圧シリンダ
を用いている。
上記油圧シリンダ24は、上記支持スリーブ2
5の後端上方に略平行に配置され、該油圧シリン
ダ24のピストンロツド24′の先端は、支持ス
リーブ25の後端部に突設されたアーム状部材2
7に連結してある。
上記構成のドレツサー装置20を第1図及び第
2図に示すように、支軸22が、上記砥石11,
12の研削面間で、かつ、該砥石11,12の回
転主軸5,6に直交する状態に、適宜のブラケツ
ト(図示せず)を介して両頭平面研削盤に取付け
られる。
次に上記ドレツサー装置20による両頭平面研
削盤の砥石11,12のドレツシング作業につい
て説明する。尚、両頭平面研削盤の砥石11,1
2は、従来、ドレツシング作業が困難であつたダ
イヤモンド砥石、あるいはボラゾン砥石とする。
先ず、両頭平面研削盤のキヤリアプレート13
への被加工物Wの供給を中断して、該キヤリアプ
レート13の被加工物収容部14,14……を空
にしておく。
然る後、上記両頭平面研削盤の両砥石11,1
2を回転駆動させると共に、上記ドレツサー用砥
石21を回転駆動装置23によつて回転駆動さ
れ、更に、上記支持スリーブ24を、油圧シリン
ダ24によつて直線駆動させてドレツサー用砥石
21を砥石11,12の研削面間に挾入する。す
ると、砥石11,12の研削面表層部の擦り減つ
て目つぶれした砥石は砥粒間のボンドが削り落と
され、あるいは、目詰まりした砥石はドレツサー
用砥石21によつて切粉が削り落とされ、上記砥
石11,12の研削面には、新しい砥粒が露出す
る。
そして、両頭平面研削盤が具備する砥石の送り
手段により砥石11,12を移動させて所望も切
込み量を与えることによりドレツシング作業が完
了する。
また、上述のドレツシング作業では砥石11,
12の研削面を同時にドレツシングしているが、
砥石11,12の一方の砥石をドレツサー用砥石
から離隔させ、他方の砥石の研削面をドレツサー
砥石21に接触させ、かつ、切込みを与えること
により一方の砥石の研削面だけでもドレツシング
が可能であることは云うまでもない。
尚、本考案装置では、上記ドレツサー用砥石2
1にダイヤモンド砥石、あるいは、ボラゾン砥石
を使用することにより、ダイヤモンド砥石、ある
いは、ボラゾン砥石からなる砥石11,12のト
ルーイング作業を行うことができる。
即ち、ダイヤモンド砥石、あるいは、ボラゾン
砥石からなるドレツサー用砥石21を使用して、
砥石11,12の研削面を上記のドレツシング作
業と同様の要領で削り取る。ドレツサー用砥石2
1がダイヤモンド砥石、あるいは、ボラゾン砥石
であるから砥石11,12の硬質の砥粉の露出部
を擦り減らせ、砥石11,12の研削面を修正定
盤上で手作業でもつてすり合せた場合と同様の平
面度にする。この状態は、第5図aの目つぶれ状
態と同じである。しかるのち、ドレツサー用砥石
をWA系、あるいは、GC系砥石のドレツサー用
砥石で砥石と取りかえ、該ドレツサー用砥石で砥
石11,12の研削面をドレスし、砥粉間のボン
ドを削りおとし研削面に砥粉を露出させることに
より、トルーイング作業を完了する。
また、本考案装置は、上述の如き堅型両頭平面
研削盤のみならず横型両頭平面研削盤にも容易に
適用可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案装置によれば、ド
レツシング作業での切込み量は、両頭平面研削盤
が具備する砥石の送り手段を利用するため、ドレ
ツシング装置に切込み量設定機構を組み込む必要
がなく、構造が簡単になる。また、1つのドレツ
サー用砥石によつて対向する2つの砥石の研削面
を同時ドレツシングするので、作業性の向上、作
業時間の短縮化及び両頭平面研削盤の稼働率の向
上が図れる。
さらに、硬質のダイヤモンド砥石、あるいは、
ボラゾン砥石からなるドレツサー用砥石を使用す
ることにより、修正すべき砥石の研削面を修正定
盤上での手作業によるすり合せと同等の平面度を
得ることができ、つづいて、WA系、あるいは
GC系砥石のドレツサー用砥石と取りかえ、該ド
レツサー用砥石で再度ドレツシングすることによ
り、砥石のトルーイングも可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る両頭平面研削盤のドレツ
サー装置を例示する概略構成図、第2図は第1図
の平面図、第3図は公知の両頭平面研削盤の一例
を示す正面図、第4図は第3図の側面図、第5図
a,bは砥石の目つぶれ状態ならびに目詰まり状
態を説明するための拡大図である。 11,12……両頭平面研削盤の上下砥石、2
0……ドレツサー装置、21……ドレツサー用砥
石、22……支軸、23……回転駆動装置、24
……直線駆動装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2個の砥石を同軸線上にその研削面をお互いに
    対向させて配置し、かつ、砥石の送り手段を有す
    る両頭平面研削盤のドレツサー装置において、 円板状のドレツサー用砥石と、 該ドレツサー用砥石を装着し、自己の軸線を中
    心として回転可能に支持され、かつ、上記軸線方
    向に摺動可能な支軸と、 上記ドレツサー用砥石を上記支軸を介して回転
    駆動させる回転駆動装置と、 上記ドレツサー用砥石を上記支軸を介してその
    軸線方向に沿つて直線移動させる直線駆動装置と
    を具備し、 上記ドレツサー用砥石が上記両頭平面研削盤の
    対向する両砥石の夫々の研削面間に挾入されるよ
    うに上記両頭平面研削盤に配置したことを特徴と
    する両頭平面研削盤のドレツサー装置。
JP1984167158U 1984-11-01 1984-11-01 Expired JPH0418771Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6181864U JPS6181864U (ja) 1986-05-30
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ITMI20120396A1 (it) * 2012-03-14 2013-09-15 Kamatech S R L Macchina e metodo per il ripristino della funzionalità di mole abrasive
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