JPH1076448A - Elid研削方法 - Google Patents
Elid研削方法Info
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- JPH1076448A JPH1076448A JP23063096A JP23063096A JPH1076448A JP H1076448 A JPH1076448 A JP H1076448A JP 23063096 A JP23063096 A JP 23063096A JP 23063096 A JP23063096 A JP 23063096A JP H1076448 A JPH1076448 A JP H1076448A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding
- grindstone
- elid
- grinding wheel
- electrode plate
- Prior art date
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- Pending
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鉄系の材料の鏡面加工を可能とするELID
研削方法を提供する。 【解決手段】 砥石23を回転させながらワークを研削
すると共に砥石23と所定の間隔を存して電極板32を
対向配置し、これら両者間に研削液を供給しながら通電
して砥石23の目詰まりを解消するELID研削方法に
おいて、ワークが鉄系の部材であって、砥石23の粒度
#140〜#340、砥石23の周速600〜1200
m/min、取り代5〜50μm、送り速度0.1〜5
μm/revの条件で粗加工を行い、次いで、砥石23
の粒度#1000〜#4000、砥石23の周速600
〜1200m/min、取り代1〜10μm、送り速度
0.05〜5μm/revの条件で仕上加工を行う。
研削方法を提供する。 【解決手段】 砥石23を回転させながらワークを研削
すると共に砥石23と所定の間隔を存して電極板32を
対向配置し、これら両者間に研削液を供給しながら通電
して砥石23の目詰まりを解消するELID研削方法に
おいて、ワークが鉄系の部材であって、砥石23の粒度
#140〜#340、砥石23の周速600〜1200
m/min、取り代5〜50μm、送り速度0.1〜5
μm/revの条件で粗加工を行い、次いで、砥石23
の粒度#1000〜#4000、砥石23の周速600
〜1200m/min、取り代1〜10μm、送り速度
0.05〜5μm/revの条件で仕上加工を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄系の材料を鏡面
加工することが可能なELID研削方法に関する。
加工することが可能なELID研削方法に関する。
【0002】
【従来の技術】脆性材料を超精密に研削して鏡面研削を
可能とする研削法として電解インプロセスドレッシング
(Electrolytic In-process Dressing)研削法(以下
「ELID研削法」という)が提案されている。このE
LID研削法は、微細粒子を有するメタルボンド砥石を
用いて脆性材料を能率的に、且つ安定的に鏡面に創成す
ることが可能で、1μm以下の超微粒砥石が使用され
る。
可能とする研削法として電解インプロセスドレッシング
(Electrolytic In-process Dressing)研削法(以下
「ELID研削法」という)が提案されている。このE
LID研削法は、微細粒子を有するメタルボンド砥石を
用いて脆性材料を能率的に、且つ安定的に鏡面に創成す
ることが可能で、1μm以下の超微粒砥石が使用され
る。
【0003】メタルボンド砥石としては、例えば、鋳鉄
ファイバボンドダイアモンド(CastIron Fiber Bonded-
Diamnd)砥石(以下「CIFB-D砥石」という)がある。こ
のCIFB-D砥石は、鋳鉄ファイバの基材に粒径1μm以下
の微細なダイアモンドの砥粒とカーボニル鉄粉とを混合
して成形焼結した繊維強化複合材の一種で、砥粒は、強
い結合力により保持され、セラミックス等の硬い脆性材
料を研削することが可能である。
ファイバボンドダイアモンド(CastIron Fiber Bonded-
Diamnd)砥石(以下「CIFB-D砥石」という)がある。こ
のCIFB-D砥石は、鋳鉄ファイバの基材に粒径1μm以下
の微細なダイアモンドの砥粒とカーボニル鉄粉とを混合
して成形焼結した繊維強化複合材の一種で、砥粒は、強
い結合力により保持され、セラミックス等の硬い脆性材
料を研削することが可能である。
【0004】ところで、メタルボンド砥石は、超微細砥
粒であるために目詰まりが発生し、この目詰まりを解消
するために、砥石表面の砥粒を取り巻くボンド(結合
材)だけを取り除き、砥粒の切れ刃を露出させるドレッ
シングが必要である。このドレッシングを、水溶性研削
液を使用して電気的に行う方法が電解ドレッシングとい
われ、更に、研削中に電解ドレッシングを行うものが電
解インプロセスドレッシング(ELID)といわれる。
この電解インプロセスドレッシングは、導電性を有する
鋳鉄をボンド材とするメタルボンド砥石を使用し、砥石
の研削面と僅かな間隙を存して電極板を対向配置し、こ
の間隙に研削液を供給しながらこれら砥石と電極板間に
通電して行われる。
粒であるために目詰まりが発生し、この目詰まりを解消
するために、砥石表面の砥粒を取り巻くボンド(結合
材)だけを取り除き、砥粒の切れ刃を露出させるドレッ
シングが必要である。このドレッシングを、水溶性研削
液を使用して電気的に行う方法が電解ドレッシングとい
われ、更に、研削中に電解ドレッシングを行うものが電
解インプロセスドレッシング(ELID)といわれる。
この電解インプロセスドレッシングは、導電性を有する
鋳鉄をボンド材とするメタルボンド砥石を使用し、砥石
の研削面と僅かな間隙を存して電極板を対向配置し、こ
の間隙に研削液を供給しながらこれら砥石と電極板間に
通電して行われる。
【0005】図4及び図5にELID研削法を適用した
研削加工装置の概要を示す。図4及び図5において、研
削加工装置1は、回転軸2、この回転軸2の先端に固定
されたメタルボンド砥石(以下単に「砥石」という)
3、この砥石3の端面3a、外周面3bと夫々僅かな間
隙(約0.1〜0.15 mm)を存して対向配置された電極板
4、5、砥石3の本体部外周面3cに摺接するブラシ
6、砥石3の端面3a、外周面3bと電極板4、5との
間に研削液を供給するノズル7、及び正極端子がブラシ
6に、負極端子が電極板4、5に接続されて砥石3の端
面3a、外周面3bと電極板4、5との間に研削液を介
して通電する電源8等により構成されている。
研削加工装置の概要を示す。図4及び図5において、研
削加工装置1は、回転軸2、この回転軸2の先端に固定
されたメタルボンド砥石(以下単に「砥石」という)
3、この砥石3の端面3a、外周面3bと夫々僅かな間
隙(約0.1〜0.15 mm)を存して対向配置された電極板
4、5、砥石3の本体部外周面3cに摺接するブラシ
6、砥石3の端面3a、外周面3bと電極板4、5との
間に研削液を供給するノズル7、及び正極端子がブラシ
6に、負極端子が電極板4、5に接続されて砥石3の端
面3a、外周面3bと電極板4、5との間に研削液を介
して通電する電源8等により構成されている。
【0006】図4に示すように支持手段10にワーク1
1を固定し、回転軸2により砥石3を回転させながら端
面3aをワーク11に圧接させると共に、砥石3の端面
3a、外周面3bと電極板4、5との間に研削液を供給
し、電源8により通電する。砥石3は、回転に伴いワー
ク11を研削する。砥石3は、ワーク11を研削するに
伴い目詰まりを起こすが、研削液と電極板4、5とによ
り電解ドレッシングされ、目詰まりが解消される。これ
により連続的にワーク11の研削加工を行うことができ
る。
1を固定し、回転軸2により砥石3を回転させながら端
面3aをワーク11に圧接させると共に、砥石3の端面
3a、外周面3bと電極板4、5との間に研削液を供給
し、電源8により通電する。砥石3は、回転に伴いワー
ク11を研削する。砥石3は、ワーク11を研削するに
伴い目詰まりを起こすが、研削液と電極板4、5とによ
り電解ドレッシングされ、目詰まりが解消される。これ
により連続的にワーク11の研削加工を行うことができ
る。
【0007】また、図5に示すように砥石3の外周面3
bに支持手段12により矢印のようにワーク13を水平
面内(又は、垂直面内)で揺動させながら圧接させ、ワ
ーク13を球面、或いは非球面に研削加工する。そし
て、研削に伴い目詰まりした砥石3の外周面3bは、研
削液と電極板5とにより電解ドレッシングされ、目詰ま
りが解消される。これにより連続的にワーク13の研削
加工を行うことができる。
bに支持手段12により矢印のようにワーク13を水平
面内(又は、垂直面内)で揺動させながら圧接させ、ワ
ーク13を球面、或いは非球面に研削加工する。そし
て、研削に伴い目詰まりした砥石3の外周面3bは、研
削液と電極板5とにより電解ドレッシングされ、目詰ま
りが解消される。これにより連続的にワーク13の研削
加工を行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記ELID研削法
は、微細砥粒を有するメタルボンド砥石を使用して鏡面
を創成することが可能であり、1μm以下の超微粒砥石
を定常的に使用することにより、延性モード研削が実現
される。ところで、脆性材料の高品位加工を実現する場
合、延性モードによる研削が超精密研削として期待され
ている。しかしながら、種々の材料に対して定常的に延
性モードを成立させるためには多くの問題がある。脆性
材料は、砥石の取り代(切り込み)を少なくすることに
より延性モードで研削することができるが、鉄系の軟ら
かい金属材料(以下「延性材料」という)は、取り代
や、送り速度を大きくすると、研削屑が砥石にへばりつ
いて目詰まりしてしまうために研削することが極めて困
難である。このためELID研削法では、延性材料は、
その対象としていない。このような理由により、鉄系の
材料例えば、SUS630(ステンレス)をELID研
削法により鏡面加工することは極めて困難である。この
ため、延性材料の鏡面加工は、ラップ加工とポリシング
とにより行う以外に方法がないのが現状である。しかし
ながら、ラップ加工は、形状精度を崩す、ラップ時間が
長い等の問題がある。
は、微細砥粒を有するメタルボンド砥石を使用して鏡面
を創成することが可能であり、1μm以下の超微粒砥石
を定常的に使用することにより、延性モード研削が実現
される。ところで、脆性材料の高品位加工を実現する場
合、延性モードによる研削が超精密研削として期待され
ている。しかしながら、種々の材料に対して定常的に延
性モードを成立させるためには多くの問題がある。脆性
材料は、砥石の取り代(切り込み)を少なくすることに
より延性モードで研削することができるが、鉄系の軟ら
かい金属材料(以下「延性材料」という)は、取り代
や、送り速度を大きくすると、研削屑が砥石にへばりつ
いて目詰まりしてしまうために研削することが極めて困
難である。このためELID研削法では、延性材料は、
その対象としていない。このような理由により、鉄系の
材料例えば、SUS630(ステンレス)をELID研
削法により鏡面加工することは極めて困難である。この
ため、延性材料の鏡面加工は、ラップ加工とポリシング
とにより行う以外に方法がないのが現状である。しかし
ながら、ラップ加工は、形状精度を崩す、ラップ時間が
長い等の問題がある。
【0009】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、鉄系の材料の鏡面加工を可能とするELID研削方
法を提供することを目的とする。
で、鉄系の材料の鏡面加工を可能とするELID研削方
法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、砥石を回転させながらワークを
研削すると共に前記砥石と所定の間隔を存して電極板を
対向配置し、これら両者間に研削液を供給しながら通電
して前記砥石の目詰まりを解消するELID研削方法に
おいて、前記ワークは、鉄系の部材であって、砥石粒度
#140〜#340、砥石の周速600〜1200m/
min、取り代5〜50μm、送り速度0.1〜5μm
/revの条件で粗加工を行い、次いで、砥石粒度#1
000〜#4000、砥石の周速600〜1200m/
min、取り代1〜10μm、送り速度 0.05〜5μ
m/revの条件で仕上加工を行うようにしたものであ
る。
に請求項1の発明では、砥石を回転させながらワークを
研削すると共に前記砥石と所定の間隔を存して電極板を
対向配置し、これら両者間に研削液を供給しながら通電
して前記砥石の目詰まりを解消するELID研削方法に
おいて、前記ワークは、鉄系の部材であって、砥石粒度
#140〜#340、砥石の周速600〜1200m/
min、取り代5〜50μm、送り速度0.1〜5μm
/revの条件で粗加工を行い、次いで、砥石粒度#1
000〜#4000、砥石の周速600〜1200m/
min、取り代1〜10μm、送り速度 0.05〜5μ
m/revの条件で仕上加工を行うようにしたものであ
る。
【0011】鉄系の部材例えば、SUS630(ステン
レス)をELID研削方法により研削加工する場合、先
ず、粒度#140〜#340の砥石を周速600〜12
00m/minで回転させ、取り代5〜50μm、送り
速度0.1〜5μm/revの条件で粗加工を行う。次
に、粒度#1000〜4000の砥石を周速600〜1
200m/minで回転させ、取り代1〜10μm、送
り速度0.05〜5μm/revの条件で仕上加工を行
う。これにより面粗度Rmax0.2μm以内の仕上げ加工
が達成され、加工タクトが24秒(加工時間)+ローデ
ィングタイム程度に短縮される。
レス)をELID研削方法により研削加工する場合、先
ず、粒度#140〜#340の砥石を周速600〜12
00m/minで回転させ、取り代5〜50μm、送り
速度0.1〜5μm/revの条件で粗加工を行う。次
に、粒度#1000〜4000の砥石を周速600〜1
200m/minで回転させ、取り代1〜10μm、送
り速度0.05〜5μm/revの条件で仕上加工を行
う。これにより面粗度Rmax0.2μm以内の仕上げ加工
が達成され、加工タクトが24秒(加工時間)+ローデ
ィングタイム程度に短縮される。
【0012】請求項2の発明では、砥石を回転させなが
らワークを研削すると共に前記砥石と所定の間隔を存し
て電極板を対向配置し、これら両者間に研削液を供給し
ながら通電して前記砥石の目詰まりを解消するELID
研削方法において、前記ワークは、鉄系の部材であっ
て、砥石粒度#1000〜#4000、砥石の周速60
0〜1200m/min以内、取り代1〜10μm以
内、送り速度0.05〜5μm/revの条件で仕上げ
加工を行うようにしたものである。
らワークを研削すると共に前記砥石と所定の間隔を存し
て電極板を対向配置し、これら両者間に研削液を供給し
ながら通電して前記砥石の目詰まりを解消するELID
研削方法において、前記ワークは、鉄系の部材であっ
て、砥石粒度#1000〜#4000、砥石の周速60
0〜1200m/min以内、取り代1〜10μm以
内、送り速度0.05〜5μm/revの条件で仕上げ
加工を行うようにしたものである。
【0013】例えば、SUS440CをELID研削方
法により研削加工する場合、粒度#1000〜#400
0の砥石を周速600〜1200 m/minで回転さ
せて、取り代1〜10μm、送り速度0.05〜5μm
/revの条件で粗加工を行う。これにより面粗度Rma
x0.01μm以内の仕上げ加工が達成される。
法により研削加工する場合、粒度#1000〜#400
0の砥石を周速600〜1200 m/minで回転さ
せて、取り代1〜10μm、送り速度0.05〜5μm
/revの条件で粗加工を行う。これにより面粗度Rma
x0.01μm以内の仕上げ加工が達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の態様を実施例
により説明する。図1乃至図3は、本発明方法を実施す
るためのELID研削法を適用した研削加工装置の一例
を示す。図1において研削加工装置20は、フレーム2
1に砥石の回転軸22が水平、且つ回転自在に軸支され
ており、当該回転軸22の一端に円盤状の砥石23が装
着されている。また、回転軸22の他端は、図示しない
駆動装置に連結されて回転駆動される。砥石23は、メ
タルボンド砥石で、端面23a、外周面23bが夫々研
削面とされている。
により説明する。図1乃至図3は、本発明方法を実施す
るためのELID研削法を適用した研削加工装置の一例
を示す。図1において研削加工装置20は、フレーム2
1に砥石の回転軸22が水平、且つ回転自在に軸支され
ており、当該回転軸22の一端に円盤状の砥石23が装
着されている。また、回転軸22の他端は、図示しない
駆動装置に連結されて回転駆動される。砥石23は、メ
タルボンド砥石で、端面23a、外周面23bが夫々研
削面とされている。
【0015】図1乃至図3に示すように電極板制御装置
30は、研削加工装置20と一体的に構成されており、
フレーム31がフレーム21に固定されている。電極板
制御装置30は、電極板32、この電極板32を回転さ
せる駆動部33、電極板32の電極面清掃用のブラシ3
4(図2)、このブラシ34を回転させる駆動部35、
駆動部33及び35を支持するフレーム36、このフレ
ーム36をフレーム31に水平に且つ進退可能に支持す
る送り機構37(図1、図3)等により構成されてい
る。
30は、研削加工装置20と一体的に構成されており、
フレーム31がフレーム21に固定されている。電極板
制御装置30は、電極板32、この電極板32を回転さ
せる駆動部33、電極板32の電極面清掃用のブラシ3
4(図2)、このブラシ34を回転させる駆動部35、
駆動部33及び35を支持するフレーム36、このフレ
ーム36をフレーム31に水平に且つ進退可能に支持す
る送り機構37(図1、図3)等により構成されてい
る。
【0016】図1に示すように駆動部33の回転軸41
は、砥石23の回転軸22の一側に平行且つ水平に配置
され、フレーム36に絶縁性を有する例えば、セラミッ
ク軸受42により回転自在に支持されている。また、回
転軸41とフレーム36との間には絶縁性を有するゴム
シール部材が装着されている。回転軸41の軸心には研
削液を供給するための孔41aが設けられている。回転
軸41の後部にはスリップリング43、ギヤ44が装着
固定されており、後端には孔41aに連通する回り継手
45が取り付けられている。回転軸41は、鉄部材によ
り構成されており、スリップリング43と電気的に接続
されている。このため回転軸41は、セラミック軸受4
2によりフレーム36と電気的に絶縁されている。回り
継手45は、図示しないホースを介して研削液供給部に
接続される。
は、砥石23の回転軸22の一側に平行且つ水平に配置
され、フレーム36に絶縁性を有する例えば、セラミッ
ク軸受42により回転自在に支持されている。また、回
転軸41とフレーム36との間には絶縁性を有するゴム
シール部材が装着されている。回転軸41の軸心には研
削液を供給するための孔41aが設けられている。回転
軸41の後部にはスリップリング43、ギヤ44が装着
固定されており、後端には孔41aに連通する回り継手
45が取り付けられている。回転軸41は、鉄部材によ
り構成されており、スリップリング43と電気的に接続
されている。このため回転軸41は、セラミック軸受4
2によりフレーム36と電気的に絶縁されている。回り
継手45は、図示しないホースを介して研削液供給部に
接続される。
【0017】この回転軸41の前部は、フレーム31に
設けられた孔31aを僅かな間隙で遊貫しており、先端
に電極板32が着脱可能に装着されている。この電極板
32は、円板状の厚板とされ、内部に放射状に小孔32
aが多数設けられており、各小孔32aの基端は、回転
軸41の孔41aに連通され、各先端は、外周面近傍の
内面(以下「電極面」という)32bに開口している。
設けられた孔31aを僅かな間隙で遊貫しており、先端
に電極板32が着脱可能に装着されている。この電極板
32は、円板状の厚板とされ、内部に放射状に小孔32
aが多数設けられており、各小孔32aの基端は、回転
軸41の孔41aに連通され、各先端は、外周面近傍の
内面(以下「電極面」という)32bに開口している。
【0018】図2に示すように駆動用モータ46は、フ
レーム36に回転軸41の後部に配設されており、回転
軸に固定されたギヤ47が回転軸41のギヤ44と噛合
している。また、フレーム36には回転軸41のスリッ
プリング43と直交してブラシ48が装着されており、
先端面がスリップリング43の外周面に当接して電気的
に接続されている。このブラシ48は、電線49を介し
て電源(図示せず)の負極に接続される。砥石23(図
1)の回転軸22は、スリップリング24、ブラシ及び
電線(共に図示せず)を介して前記電源の正極に接続さ
れる。そして、砥石23は、前記電源の正極に、電極板
32は、負極に接続される。
レーム36に回転軸41の後部に配設されており、回転
軸に固定されたギヤ47が回転軸41のギヤ44と噛合
している。また、フレーム36には回転軸41のスリッ
プリング43と直交してブラシ48が装着されており、
先端面がスリップリング43の外周面に当接して電気的
に接続されている。このブラシ48は、電線49を介し
て電源(図示せず)の負極に接続される。砥石23(図
1)の回転軸22は、スリップリング24、ブラシ及び
電線(共に図示せず)を介して前記電源の正極に接続さ
れる。そして、砥石23は、前記電源の正極に、電極板
32は、負極に接続される。
【0019】図2に示すように清掃用のブラシ34の駆
動部35の回転軸50は、電極32の回転軸41の下側
に当該回転軸41と平行且つ水平に配置され、軸受51
によりフレーム36に回転自在に支持されている。駆動
用モータ52は、回転軸50の後方に配置され、フレー
ム36に固定されている。このモータ52の回転軸は、
カップリング53を介して回転軸50の後端に接続され
ている。回転軸50の前部は、フレーム31に設けられ
た孔31bを僅かな間隙を存して遊貫し、先端に清掃用
のブラシ34が固定されている。ブラシ34は、円板に
例えば、ナイロン繊維が植毛されて形成されており、そ
の外径が電極板32の外周から回転軸41の外周面まで
の長さ程度とされている。そして、ブラシ34は、毛先
がナイロンの弾性により電極板32の電極面32bに適
度な押圧力で圧接している。
動部35の回転軸50は、電極32の回転軸41の下側
に当該回転軸41と平行且つ水平に配置され、軸受51
によりフレーム36に回転自在に支持されている。駆動
用モータ52は、回転軸50の後方に配置され、フレー
ム36に固定されている。このモータ52の回転軸は、
カップリング53を介して回転軸50の後端に接続され
ている。回転軸50の前部は、フレーム31に設けられ
た孔31bを僅かな間隙を存して遊貫し、先端に清掃用
のブラシ34が固定されている。ブラシ34は、円板に
例えば、ナイロン繊維が植毛されて形成されており、そ
の外径が電極板32の外周から回転軸41の外周面まで
の長さ程度とされている。そして、ブラシ34は、毛先
がナイロンの弾性により電極板32の電極面32bに適
度な押圧力で圧接している。
【0020】図1及び図3に示すように送り機構37
は、フレーム31とフレーム36との間に設けられてお
り、2本のスライドレール60、60、送りねじ61、
送りねじ61と螺合するナット62、駆動用モータ63
等により構成されている。図3に示すようにスライドレ
ール60、60は、上下に所定の間隔を存して水平に且
つフレーム36と平行に配置されてフレーム31に固定
されている。そして、これらのスライドレール60、6
0にフレーム36が水平に摺動可能に装着されている。
図1に示すように駆動用モータ63は、スライドレール
60、60の後方且つこれらの間に水平に配置されてフ
レーム31に固定されている。ナット62は、スライド
レール60、60の間に水平に摺動可能に配置され、一
側部がフレーム36に固定されている。送りねじ61
は、ナット62に螺合し、基端が駆動用モータ63の回
転軸に固定されている。そして、送り機構37は、モー
タ63の回転によりフレーム36を水平に前後方向に駆
動する。これにより図1の矢印A又はB方向に電極板3
2が、砥石23に対して進退可能とされる。これらの駆
動用モータ46、52及び63は、モータ制御装置70
により制御される。
は、フレーム31とフレーム36との間に設けられてお
り、2本のスライドレール60、60、送りねじ61、
送りねじ61と螺合するナット62、駆動用モータ63
等により構成されている。図3に示すようにスライドレ
ール60、60は、上下に所定の間隔を存して水平に且
つフレーム36と平行に配置されてフレーム31に固定
されている。そして、これらのスライドレール60、6
0にフレーム36が水平に摺動可能に装着されている。
図1に示すように駆動用モータ63は、スライドレール
60、60の後方且つこれらの間に水平に配置されてフ
レーム31に固定されている。ナット62は、スライド
レール60、60の間に水平に摺動可能に配置され、一
側部がフレーム36に固定されている。送りねじ61
は、ナット62に螺合し、基端が駆動用モータ63の回
転軸に固定されている。そして、送り機構37は、モー
タ63の回転によりフレーム36を水平に前後方向に駆
動する。これにより図1の矢印A又はB方向に電極板3
2が、砥石23に対して進退可能とされる。これらの駆
動用モータ46、52及び63は、モータ制御装置70
により制御される。
【0021】以下に作用を説明する。先ず、研削加工装
置20の作動について説明する。図1おいて、砥石23
により研削を開始する前に、送り機構37によりフレー
ム36を矢印B方向に後退させ、電極板32を2点鎖線
で示す所定位置位置まで移動させる。そして、電極板3
2の電極面32bを砥石23の端面23aと所定の間隙
を存して対向させる。次いで、回転軸41の孔41aに
研削液を供給し、電極板32の各孔32aから電極面3
2bと砥石23の端面23aとの間に供給すると共に、
前記電源を投入する。この電源から出力される電流は、
スリップリング24、回転軸22、砥石23、研削液、
電極板32、回転軸41、スリップリング43、ブラシ
48、電線49、電源の経路で流れ、電解ドレッシング
が開始される。
置20の作動について説明する。図1おいて、砥石23
により研削を開始する前に、送り機構37によりフレー
ム36を矢印B方向に後退させ、電極板32を2点鎖線
で示す所定位置位置まで移動させる。そして、電極板3
2の電極面32bを砥石23の端面23aと所定の間隙
を存して対向させる。次いで、回転軸41の孔41aに
研削液を供給し、電極板32の各孔32aから電極面3
2bと砥石23の端面23aとの間に供給すると共に、
前記電源を投入する。この電源から出力される電流は、
スリップリング24、回転軸22、砥石23、研削液、
電極板32、回転軸41、スリップリング43、ブラシ
48、電線49、電源の経路で流れ、電解ドレッシング
が開始される。
【0022】また、駆動用モータ46により電極板32
を回転させ、駆動用モータ52により清掃用のブラシ3
4を回転させる。電極板32は、回転に伴い電極面32
bの砥石23の端面23aと対向する部位が変化する。
また、ブラシ34は、回転に伴い電極面32bを擦り、
当該電極面32bに付着しているゴミ等を払い落とす。
を回転させ、駆動用モータ52により清掃用のブラシ3
4を回転させる。電極板32は、回転に伴い電極面32
bの砥石23の端面23aと対向する部位が変化する。
また、ブラシ34は、回転に伴い電極面32bを擦り、
当該電極面32bに付着しているゴミ等を払い落とす。
【0023】この状態で回転軸22を所定の回転速度で
駆動し、砥石23を回転させてワーク(図示せず)の研
削加工を開始する。ワークの研削加工に伴い目詰まりし
た砥石23の端面23aは、研削液により電解ドレッシ
ングされ、目詰まりが解消される。電極板32は、電極
面32bの砥石23と対向する部位が、電解ドレッシン
グに伴いゴミ(不純物)が付着して汚れてくる。しかし
ながら、電極板32は、回転し、ブラシ34により電極
面32bに付着しているゴミが払拭される。この結果、
電極面32bは、常時良好な状態に維持される。これに
より電極板32を取り外すことなく長時間に亘り研削加
工を行うことができる。
駆動し、砥石23を回転させてワーク(図示せず)の研
削加工を開始する。ワークの研削加工に伴い目詰まりし
た砥石23の端面23aは、研削液により電解ドレッシ
ングされ、目詰まりが解消される。電極板32は、電極
面32bの砥石23と対向する部位が、電解ドレッシン
グに伴いゴミ(不純物)が付着して汚れてくる。しかし
ながら、電極板32は、回転し、ブラシ34により電極
面32bに付着しているゴミが払拭される。この結果、
電極面32bは、常時良好な状態に維持される。これに
より電極板32を取り外すことなく長時間に亘り研削加
工を行うことができる。
【0024】次に、上記ELID研削法を適用した研削
加工装置20により、延性材料である鉄系の部材例え
ば、SUS630(ステンレス)と、SUS440Cを
鏡面加工する方法について説明する。 (1)SUS630の研削加工 SUS630(硬度HRC36〜40)の研削加工は、
粗加工と仕上加工を行った。粗加工及び仕上加工の研削
条件は、以下の通りである。
加工装置20により、延性材料である鉄系の部材例え
ば、SUS630(ステンレス)と、SUS440Cを
鏡面加工する方法について説明する。 (1)SUS630の研削加工 SUS630(硬度HRC36〜40)の研削加工は、
粗加工と仕上加工を行った。粗加工及び仕上加工の研削
条件は、以下の通りである。
【0025】 (条件) (粗加工) 砥石直径 φ75 砥石回転数 3400 rpm(周速800 m/min) 砥石粒度 #170 取り代 20μm (プランジカット) 送り速度 0.2μm/rev (仕上加工) 砥石直径 φ125 砥石回転数 2000rpm(周速800m/min) 砥石粒度 #2000 取り代 5μm (プランジカット) 送り速度 0.1μm/rev (結果)仕上加工により達成された面粗度 Rmax0.2
μm以内、加工タクト24秒(加工時間)+ローディン
グタイム。
μm以内、加工タクト24秒(加工時間)+ローディン
グタイム。
【0026】(2)SUS440Cの研削加工 SUS440C(硬度HRC57〜60)の研削加工
は、粗加工と仕上加工を行った。粗加工及び仕上加工の
研削条件は、以下の通りである。 (条件) (仕上加工) 砥石直径 φ125 砥石回転数 2000rpm(周速800m/min) 砥石粒度 #2000 取り代 2〜3μm以内 (プランジカット) 送り速度 0.05μm/rev 〜 0.3μm/rev (結果)仕上加工により達成された面粗度Rmax0.01
μm以内。
は、粗加工と仕上加工を行った。粗加工及び仕上加工の
研削条件は、以下の通りである。 (条件) (仕上加工) 砥石直径 φ125 砥石回転数 2000rpm(周速800m/min) 砥石粒度 #2000 取り代 2〜3μm以内 (プランジカット) 送り速度 0.05μm/rev 〜 0.3μm/rev (結果)仕上加工により達成された面粗度Rmax0.01
μm以内。
【0027】上述した研削条件により、ELID研削方
法を適用した研削加工装置20により延性材料であるS
US630、SUS440C等の鉄系材料の研削加工
(鏡面加工)が可能である。上述した研削加工方法にお
いて、粗加工では、砥石の粒度は、仕上げ研削前の荒さ
を確保するため#140以上必要であるが、余り細い
と、能率が低下するので#340以下とする。
法を適用した研削加工装置20により延性材料であるS
US630、SUS440C等の鉄系材料の研削加工
(鏡面加工)が可能である。上述した研削加工方法にお
いて、粗加工では、砥石の粒度は、仕上げ研削前の荒さ
を確保するため#140以上必要であるが、余り細い
と、能率が低下するので#340以下とする。
【0028】砥石の周速は、エリッド効果を得るために
は、12000m/min以下にする必要があり、この
周速を超えると、表面荒さが荒くなる。また、周速が遅
すぎると研削能率が低下するので、600m/min程
度が好ましい。取り代は、小さいに越したことはない。
取り代が50μmを超えると、能率が低下する。
は、12000m/min以下にする必要があり、この
周速を超えると、表面荒さが荒くなる。また、周速が遅
すぎると研削能率が低下するので、600m/min程
度が好ましい。取り代は、小さいに越したことはない。
取り代が50μmを超えると、能率が低下する。
【0029】送り速度は、5μm/rev を超える
と、エリッド効果が不十分となり、目詰まりを起こして
表面荒さが荒くなる。また、仕上げ加工においては、目
的の仕上げ面荒さを得るため#1000以上とする。し
かしながら、#4000以上になると、研磨能率が低下
する。砥石の周速は、1200m/minを超えると、
エリッド効果が得られず、表面荒さが低下する。また、
600m/minを下回ると、能率が低下する。
と、エリッド効果が不十分となり、目詰まりを起こして
表面荒さが荒くなる。また、仕上げ加工においては、目
的の仕上げ面荒さを得るため#1000以上とする。し
かしながら、#4000以上になると、研磨能率が低下
する。砥石の周速は、1200m/minを超えると、
エリッド効果が得られず、表面荒さが低下する。また、
600m/minを下回ると、能率が低下する。
【0030】取り代は、小さい方が好ましく、10μm
以下にする。送り速度は、5μm/revを超えると、
エリッド効果が得られずに面荒さが低下し、0.05μ
m/revを下回ると、能率が悪くなる。尚、取り代に
より(1)の研削方法と、(1)の研削方法を使い分
け、取り代が10μm以下のときは、粗加工が不要であ
るため直接仕上げ加工を行っても良い。これにより、作
業能率の向上が図られる。
以下にする。送り速度は、5μm/revを超えると、
エリッド効果が得られずに面荒さが低下し、0.05μ
m/revを下回ると、能率が悪くなる。尚、取り代に
より(1)の研削方法と、(1)の研削方法を使い分
け、取り代が10μm以下のときは、粗加工が不要であ
るため直接仕上げ加工を行っても良い。これにより、作
業能率の向上が図られる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の本発明で
は、ELID研削法を適用した研削加工装置では鏡面加
工が困難であるとされた延性材料であるSUS630
(ステンレス)系材料の鏡面仕上げが可能となり、従来
のラップ加工とポリシングとによる加工方法に比べて大
幅な作業能率の向上、及びコストの低減が図られる。
は、ELID研削法を適用した研削加工装置では鏡面加
工が困難であるとされた延性材料であるSUS630
(ステンレス)系材料の鏡面仕上げが可能となり、従来
のラップ加工とポリシングとによる加工方法に比べて大
幅な作業能率の向上、及びコストの低減が図られる。
【0032】請求項2の発明では、ELID研削法を適
用した研削加工装置では鏡面加工が困難であるとされた
延性材料であるSUS440C系材料の鏡面仕上げが可
能となり、作業能率の向上、コストの低減が図られる。
用した研削加工装置では鏡面加工が困難であるとされた
延性材料であるSUS440C系材料の鏡面仕上げが可
能となり、作業能率の向上、コストの低減が図られる。
【図1】本発明に係るELID研削方法を実施するため
の研削加工装置の実施例を示す要部切欠平面図である。
の研削加工装置の実施例を示す要部切欠平面図である。
【図2】図1の要部切欠側面図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】ELID研削法の概要を示し、砥石の端面によ
る研削加工を示す説明図である。
る研削加工を示す説明図である。
【図5】ELID研削法の概要を示し、砥石の外周面に
よる研削加工を示す説明図である。
よる研削加工を示す説明図である。
20 研削加工装置 21、31、36 フレーム 22、41、50 回転軸 23 砥石 30 電極板制御装置 32 電極板 33、35 駆動部 37 送り機構 34 ブラシ 46、52、63 駆動用モータ 70 モータ制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 砥石を回転させながらワークを研削する
と共に前記砥石と所定の間隔を存して電極板を対向配置
し、これら両者間に研削液を供給しながら通電して前記
砥石の目詰まりを解消するELID研削方法において、 前記ワークは、鉄系の部材であって、 砥石粒度#140〜#340、砥石の周速 600〜1
200 m/min、取り代5〜50μm、送り速度0.
1〜5 μm/revの条件で粗加工を行い、 次いで、砥石粒度#1000〜#4000、砥石の周速
600〜1200 m/min、取り代1〜10μm、
送り速度0.05〜5μm/revの条件で仕上加工を
行うことを特徴とするELID研削方法。 - 【請求項2】 砥石を回転させながらワークを研削する
と共に前記砥石と所定の間隔を存して電極板を対向配置
し、これら両者間に研削液を供給しながら通電して前記
砥石の目詰まりを解消するELID研削方法において、 前記ワークは、鉄系の部材であって、 砥石粒度#1000〜#4000、砥石の周速600〜
1200m/min以内、取り代1〜10μm以内、送
り速度0.05〜5μm/revの条件で仕上げ加工を
行うことを特徴とするELID研削方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23063096A JPH1076448A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | Elid研削方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23063096A JPH1076448A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | Elid研削方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1076448A true JPH1076448A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16910802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23063096A Pending JPH1076448A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | Elid研削方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1076448A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0980735A2 (en) * | 1998-08-19 | 2000-02-23 | Riken | Micro-discharge truing device and fine machining method using the device |
CN102639286A (zh) * | 2009-12-02 | 2012-08-15 | Ntn株式会社 | 加工方法及轴承 |
CN104191372A (zh) * | 2014-08-21 | 2014-12-10 | 河南理工大学 | 适合于小孔内圆超声复合磨削用砂轮在线修整实验系统 |
CN104227162A (zh) * | 2013-06-21 | 2014-12-24 | 河南理工大学 | 矿用金刚石钻头elid修锐技术 |
CN110524402A (zh) * | 2019-09-09 | 2019-12-03 | 常州大学 | 用于热镀锌钢铁件处理的双筒高温球磨机及其使用方法 |
CN112872724A (zh) * | 2021-01-08 | 2021-06-01 | 北京工业大学 | 一种基于elid磨削的轴承滚道精准递进精密成形磨削加工方法 |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP23063096A patent/JPH1076448A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0980735A2 (en) * | 1998-08-19 | 2000-02-23 | Riken | Micro-discharge truing device and fine machining method using the device |
EP0980735A3 (en) * | 1998-08-19 | 2004-01-21 | Riken | Micro-discharge truing device and fine machining method using the device |
CN102639286A (zh) * | 2009-12-02 | 2012-08-15 | Ntn株式会社 | 加工方法及轴承 |
US20120269476A1 (en) * | 2009-12-02 | 2012-10-25 | Shogo Akimoto | Processing method and bearing |
US9427832B2 (en) * | 2009-12-02 | 2016-08-30 | Ntn Corporation | Processing method and bearing |
CN104227162A (zh) * | 2013-06-21 | 2014-12-24 | 河南理工大学 | 矿用金刚石钻头elid修锐技术 |
CN104191372A (zh) * | 2014-08-21 | 2014-12-10 | 河南理工大学 | 适合于小孔内圆超声复合磨削用砂轮在线修整实验系统 |
CN110524402A (zh) * | 2019-09-09 | 2019-12-03 | 常州大学 | 用于热镀锌钢铁件处理的双筒高温球磨机及其使用方法 |
CN112872724A (zh) * | 2021-01-08 | 2021-06-01 | 北京工业大学 | 一种基于elid磨削的轴承滚道精准递进精密成形磨削加工方法 |
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