JP2506589Y2 - ロ―ラダイナモメ―タにおけるリ―ド線接続装置 - Google Patents

ロ―ラダイナモメ―タにおけるリ―ド線接続装置

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JP2506589Y2
JP2506589Y2 JP1651390U JP1651390U JP2506589Y2 JP 2506589 Y2 JP2506589 Y2 JP 2506589Y2 JP 1651390 U JP1651390 U JP 1651390U JP 1651390 U JP1651390 U JP 1651390U JP 2506589 Y2 JP2506589 Y2 JP 2506589Y2
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lead wire
roller
dynamometer
swing shaft
axial direction
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定男 藤森
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Meidensha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この考案はローラダイナモメータにおけるリード線接
続装置に関するものである。
B.考案の概要 この考案はローラダイナモメータにおけるリード線接
続装置において、 ローラダイナモメータの揺動軸にリード線通路を穿設
し、このリード線通路内にリード線を配装して、揺動軸
の端部から軸方向に導出し、導出したリード線の一部を
折り返して外部に導出する際、折り返し部分に可撓導体
を設けたことにより、 ローラダイナモメータの反力の回転トルクによるねじ
りを可撓導体が吸収して外部に導出するリード線にねじ
り力を伝達しないようにしたものである。
C.従来の技術 自動車の性能試験(走行抵抗,登降板,車重など)に
使用されるシャシーダイナモメータは実路上での走行に
相当する実験を室内で再現性よく、容易に実施できるか
ら、排ガス特性や、燃料消費特性の試験などに広く利用
されている。しかし、シャシーダイナモメータは回転ね
じれ力制御機能をもっているので、その利用にあたって
は入力、駆動のねじれ力の設定をはじめ、管理しなけれ
ばならない事項が多く、従ってこの管理が不適当である
と満足なシミュレーションができない。この要因の一つ
に回転ねじれ力制御がある。この回転ねじり力制御の誤
差要素の一つに揺動抵抗のリード線部分がある。
D.考案が解決しようとする課題 第3図および第4図は従来のローラダイナモメータに
おけるリード線接続装置を示すもので、第3図におい
て、61は駆動輪が載置されるローラ、62は軸受台、63は
揺動軸受、64は揺動軸、65はトルク検出アーム、66は揺
動軸64に負荷するトルクの大きさを検知するロードセ
ル、67は軸受、68は固定子である。この固定子68に接続
される図示しないリード線は揺動軸64に穿設されたリー
ド線通路69を介して外部の端子箱70に導き出される。な
お、71は回転子である。
第4図A,Bは第3図に示した端子箱70内の詳細を示す
平面図及び正面図で、第4図において、揺動軸のリード
線通路から導き出されたリード線72a〜72cの端部にはそ
れぞれ圧着端子73a〜73cが設けられる。圧着端子73a〜7
3cにはねじれ力を吸収するために第4図Bに示す可撓導
体74a,74bの一端を取り付けてそれを垂下させ、それの
他端には電源等に接続するためのリード線75a,75bを取
り付けている。76は可撓導体74a,74bを支持する支持体
であり、77a,77bはリード線75a,75bの支持体である。
従来は第3図及び第4図A,Bに示すようにローラダイ
ナモメータの揺動軸64のリード線通路69から導き出され
たリード線73a,73bは軸方向に延設させるとスペースが
リード線のぶんだけ広くなってしまう問題がある。この
ため、第4図A,Bに示すようにねじれ力吸収用の可撓導
体74a,74bを垂下させて設けなくてはならないため、ね
じれ半径が大きくなってしまう問題もある。また、可撓
導体74a,74bやリード線75a,75bを支持するための支持体
を必要とする問題がある。さらに、支持のために、ボル
トナットで行うために部品点数が多くなって信頼性の低
下につながる。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、可撓
導体のねじれ半径を小さくして揺動抵抗を低くするよう
にし、しかもスペースを広くしないローラダイナモメー
タにおけるリード線接続装置を提供することを目的とす
る。
E.課題を解決するための手段 この考案は試験車両の駆動輪が載置されるローラ内部
にダイナモメータを収納し、このダイナモメータの回転
子鉄心を固定鉄子の外周に配設するとともに、回転子鉄
心をローラの内周面に固定したローラダイナモメータに
おいて、 前記固定子鉄心に固着された揺動軸内にリード線通路
を穿設し、このリード線通路内にリード線を配装して揺
動軸の端部から軸方向に導出し、軸方向に導出されたリ
ード線を折り返してから再び軸方向に向けてリード線を
外部に引き出す際、前記折り返し部分を可撓導体で形成
したことを特徴とするものである。
F.作用 ダイナモメータの反力の回転トルクが揺動軸に付与さ
れるとリード線もこの影響を受ける。リード線には可撓
導体が接続されているため、回転トルクによるねじれは
可撓導体で吸収される。この吸収により外部に引き出さ
れるリード線にはねじれ力は伝達されない。
G.実施例 以下この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の実施例の要部拡大断面図、第2図
はこの考案の実施例が適用されるツインローラシャシー
ダイナモメータの平面図である。まず、第2図について
述べる。11aはローラダイナモメータ、11bはロードロー
ラ、12a,12bは図示しないが内部にフライホールが収納
されたフリーローラである。試験車両の車輪はローラダ
イナモメータ11aとフリーローラ12aおよびロードローラ
11bとフリーローラ12bの間に載置される。ローラダイナ
モメータ11aとロードローラ11bは軸13で連結され、フリ
ーローラ12a,12bは軸14で連結される。なお、15,16はカ
ップリング、17はブレーキ、18はクラッチである。
前記ローラダイナモメータ11aはローラ本体19と、こ
のローラ本体19の内部に収納されたダイナモメータ本体
20から構成されている。ダイナモメータ本体20は中央部
に固定子鉄心21を設け、この固定子鉄心21の外周に回転
子鉄心22を配設した構成になっている。回転子鉄心22は
結合部材23を用いてローラ本体19の内周面に固着され
る。固定子鉄心21はローラ本体19の内部に設けられた揺
動軸受24,25に支承される。26,27は回転軸受で、この回
転軸受26,27はローラ本体19を支承するものである。前
記固定子鉄心21に連結された揺動軸28はローラ本体19か
ら突出され、その端部にはアーム29を介してロードセル
30が設けられる。アーム29はテコ機構31を介して重鍾32
に取り付けられる。
なお、第1図において、33は冷却ファン、34a,34bは
車両脱出用中間リフトである。35は詳細を第1図に示す
揺動軸28に穿設されたリード線通路に配線されたリード
線である。
50a,50bはフリーローラ12a,12bの回転軸、51は軸受、
52は回転軸50bの図示右端に取り付けられたタイミング
プーリー、53はロードローラ11bの回転軸である。ロー
ドローラ11bの回転軸53の図示右端にはプーリー54が取
り付けられ、このプーリー54と前記タイミングプーリー
52との間にタイミングベルト55が掛け渡される。なお、
上記プーリー52と54により回転軸50bを増速して、フリ
ーローラ12a,12b内のフライホイールの重量を軽減する
ようにしたものである。
次に第1図により揺動軸28に配装されたリード線35に
ついて述べる。
揺動軸28にはリード線通路36が穿設され、この通路36
にリード線35が設けられている。リード線35の一端は図
示しないが固定子コイルに接続され、他端は揺動軸28の
端部から軸方向に導出される。導出されたリード線35は
ベース37の手前で折り返して揺動軸28の近くで再び軸方
向に向けて延設させ、引出しリード線38として、ベース
37を貫通させて、ベース37の外部に導出される。前記リ
ード線35を折り返した部分は切断してこの切断した部分
を可撓導体39により接続する。可撓導体39の両端はそれ
ぞれのリード線35,38の端部に、例えば圧着端子等を用
いて電気的な接触を得るようにする。
なお、引出しリード線38が貫通するベース37の貫通部
分には絶縁部材40が設けられる。
上記のように構成した実施例において、ローラダイナ
モメータ11a,ロードローラ11bおよびフリーローラ12a,1
2bに試験車両を載置して車両の試験を行うべくローラダ
イナモメータ11aを動作させ始める。するとローラダイ
ナモメータ11aの反力の回転トルクがリード線35に作用
される。これによりリード線35はねじりを受けるように
なるが、リード線35の端部には可撓導体39が接続されて
いるため、前記ねじりは可撓導体39で吸収される。従っ
て、引出しリード線38にはねじり力が伝達されない。な
お、可撓導体39と各リード線35,38との接続には圧着端
子等を用いて行うと、圧着作業の機械化が可能となる。
H.考案の効果 以上述べたように、この考案によれば、揺動軸から導
出されたリード線をそのまま外部に引き出すのではな
く、可撓導体を用いて引出しリード線に接続するように
したので、可撓導体のねじり半径が小さく、しかもねじ
り半径とねじれ角の積が小さくでき、かつ揺動抵抗も小
さくできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す要部拡大断面図、第2
図はこの考案の実施例に適用されるツインローラシャシ
ーダイナモメータの概略的な平面図、第3図は従来のロ
ーラダイナモメータにおけるリード線接続装置の断面
図、第4図A,Bは第3図に示した端子箱内の詳細を示す
平面図及び正面図である。 28…揺動軸、35…リード線、36…リード線通路、38…引
出しリード線、39…可撓導体。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】試験車両の駆動輪が載置されるローラ内部
    にダイナモメータを収納し、このダイナモメータの回転
    子鉄心を固定鉄子の外周に配設するとともに、回転子鉄
    心をローラの内周面に固定したローラダイナモメータに
    おいて、 前記固定子鉄心に固着された揺動軸内にリード線通路を
    穿設し、このリード線通路内にリード線を配装して揺動
    軸の端部から軸方向に導出し、軸方向に導出されたリー
    ド線を折り返してから再び軸方向に向けてリード線を外
    部に引き出す際、前記折り返し部分を可撓導体で形成し
    たことを特徴とするローラダイナモメータにおけるリー
    ド線接続装置。
JP1651390U 1989-08-31 1990-02-21 ロ―ラダイナモメ―タにおけるリ―ド線接続装置 Expired - Lifetime JP2506589Y2 (ja)

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JP1651390U JP2506589Y2 (ja) 1990-02-21 1990-02-21 ロ―ラダイナモメ―タにおけるリ―ド線接続装置
EP90116521A EP0424636B1 (en) 1989-08-31 1990-08-28 Dynamometer test bench
DE69023313T DE69023313T2 (de) 1989-08-31 1990-08-28 Prüfstand mit Dynamometer.
KR1019900013483A KR960014010B1 (ko) 1989-08-31 1990-08-30 동력계
US07/575,235 US5063773A (en) 1989-08-31 1990-08-30 Dynamometer

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JP1651390U JP2506589Y2 (ja) 1990-02-21 1990-02-21 ロ―ラダイナモメ―タにおけるリ―ド線接続装置

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JPH03109144U JPH03109144U (ja) 1991-11-08
JP2506589Y2 true JP2506589Y2 (ja) 1996-08-14

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