JP2523218Y2 - シャシーダイナモメータ - Google Patents

シャシーダイナモメータ

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Publication number
JP2523218Y2
JP2523218Y2 JP2305691U JP2305691U JP2523218Y2 JP 2523218 Y2 JP2523218 Y2 JP 2523218Y2 JP 2305691 U JP2305691 U JP 2305691U JP 2305691 U JP2305691 U JP 2305691U JP 2523218 Y2 JP2523218 Y2 JP 2523218Y2
Authority
JP
Japan
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dynamometer
bearing
stator
rotating
rotor
Prior art date
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Application number
JP2305691U
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JPH04118645U (ja
Inventor
雅幸 杉下
賢治 羽場
Original Assignee
西芝電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】[考案の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本考案は2個の回転ドラムの間に
ステータを有し、この回転ドラムに車両の駆動輪を載置
して車両の駆動力等の各種特性を試験する為のシャシー
ダイナモメータに関する。
【0003】
【従来の技術】従来のシャシーダイナモメータは図2に
示す様なものがあった。即ち、車両のタイヤが乗る回転
ドラム装置(14)と前記車両の動力を吸収する動力計
(15)は単独で構成されておりカップリング(12)
にて直結され、試験車両の動力をカップリングを介して
吸収していた。またフライホイール装置も回転ドラム軸
に直結される場合がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来のシャシーダイナ
モメータでは車両のタイヤが乗る回転ドラム装置(1
4)と前記車両の動力を吸収する動力計(15)は単独
で構成されてカップリング(12)にて直結するため設
置面積が広く、また動力計(15)のロータと回転ドラ
ム装置(14)のドラムシャフトを有するため慣性量も
大きく、また動力計(15)のロータの軸受損失は揺動
子に伝達され検出できるが回転ドラム(2)の軸受損失
は検出できなかった。
【0005】本考案はかかる従来の問題点に鑑みて、慣
性量を低減し、設置面積を最小にし、軸受損失を測定で
きて高精度の計測を行うことのできるドラム及び動力計
を備えたシャシーダイナモメータを提供することを目的
とする。
【0006】[考案の構成]
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案においては、巻線付ステータとロータを有す
る動力計を軸方向両側から挟んで回転自在に設けた回転
ドラムと、動力計のロータシャフトを回転軸受を介して
支承する前記ステータのフレームに設けたフレーム支承
部と、このフレーム支承部の外周に設けたローラー回転
軸受と、回転ドラム内に固着してローラー回転軸受を介
して回転自在に設けた回転軸と、ロータシャフトと回転
ドラムの回転軸を直結するカップリングと、動力計のス
テータを揺動自在に支承する揺動軸受台と、動力計に設
けて動力を測定する負荷測定装置とロードセルを備え
る。
【0008】
【作用】本考案のシャシーダイナモメータにおいては、
従来の吸収装置のシャフト剛性を変える事なく動力計外
部にローラを配置することができることで装置設置面積
を最小にでき、又ローラの回転軸受の回転損失を負荷測
定装置にて測定できることから従来に比べ、より高精度
の計測が可能となる。またフライホイール等の付属装置
との直結も可能である。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例について、図1を参
照して説明する。
【0010】巻線付ステータ(3)とロータ(4)を有
する動力計(15)を軸方向両側から挟んで回転ドラム
(2)を設ける。動力計のロータシャフト(4b)を回
転軸受(5)を介して支承する前記ステータ(3)のフ
レーム(3b)にフレーム支承部(5a)を設ける。こ
のフレーム支承部(5a)の外周にローラー回転軸受
(7)を設ける。回転ドラム(2)内に固着してローラ
ー回転軸受(7)を介して回転自在に回転軸(2a)を
設ける。ロータシャフト(4b)と回転ドラム(2)の
回転軸(2a)を直結するカップリング(12)を設け
る。動力計(13)を揺動自在に支承する揺動軸受台
(6)をベース(10)に設ける。動力計(15)に動
力を測定する。負荷測定装置(8)とロードセル(9)
を設ける。
【0011】次に上記実施例の作用を説明する。
【0012】巻線付ステータとロータを有する動力計を
軸方向両側から挟んだので小形化する。回転軸(2a)
を回転自在に支承するローラー回転軸受(7)の外周部
で回転ドラム(2)を回転自在に支承している。従っ
て、回転ドラムの回転軸(2a)の回転損失がフレーム
支承部(5a)を介してステータフレーム(3b)に伝
わり、ロードセルで検出されるので、測定精度が向上す
る。また、回転ドラム(2)、回転軸(2a)、ロータ
(4)を介して伝達される駆動輪の駆動力と、ステータ
(3)とロータ(4)との間の電機子反作用とにより、
それに応じた反発トルクが、ステータ(3)に働く。負
荷測定装置(8)に設けられたロードセルは、上記反発
トルクを測定する。すなわち、駆動力を測定できる。こ
の測定のためにはステータ(3)が揺動すなわち所望範
囲に回動可能であることが必要であるが、揺動軸受台
(6)は油圧でステータ(3)を持ち上げ、回動自在に
してあるから回動可能である。ただし、ステータ(3)
は負荷測定装置(8)とロードセル(9)を介してベー
ス(10)に係合しているので、ロードセル(9)で制
限されたストロークだけ回動可能である。尚必要があれ
ばフライホイール(図示せず)等の付属機器もカップリ
ング(12)を介して直結可能である。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、動
力計の軸方向両側を回転ドラムで挟んで一体とすること
により設置面積を最小限にし設備費を削減し、シャフト
剛性を従来通りとし、ドラムシャフトを削減し慣性を小
さくする事により応答性を向上させ、またローラを動力
計揺動子に軸受を介して設置することにより軸受損失も
車両への吸収負荷として測定可能となり、フライホイー
ル装置等の付属機器との直結も可能で、小形化、高精度
化及び設備費削減に大幅に寄与できるシャシーダイナモ
メータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のシャシーダイナモメータの一実施例
を示す半部縦断立面図。
【図2】従来例を示す立面図。
【符号の説明】
1…シャシーダイナモメータ 2…回転ドラム 2a…回転軸 3…ステータ 3a…フレーム 4…ロータ 4b…ロータシャフト 5…回転軸受 5a…フレーム支承部 6…揺動軸受台 7…ローラー回転軸受 8…負荷測定装置 9…ロードセル 12…カップリング 15…動力計

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線付ステータとロータを有する動力計
    を軸方向両側から挟んで回転自在に設けた回転ドラム
    と、動力計のロータシャフトを回転軸受を介して支承す
    る前記ステータのフレームに設けたフレーム支承部と、
    このフレーム支承部の外周に設けたローラー回転軸受
    と、回転ドラム内に固着してローラー回転軸受を介して
    回転自在に設けた回転軸と、ロータシャフトと回転ドラ
    ムの回転軸を直結するカップリングと、動力計のステー
    タを揺動自在に支承する揺動軸受台と、動力計に設けて
    動力を測定する負荷測定装置とロードセルを備えたこと
    を特徴とするシャシーダイナモメータ。
JP2305691U 1991-04-09 1991-04-09 シャシーダイナモメータ Expired - Lifetime JP2523218Y2 (ja)

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JP2305691U JP2523218Y2 (ja) 1991-04-09 1991-04-09 シャシーダイナモメータ

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Publication Number Publication Date
JPH04118645U JPH04118645U (ja) 1992-10-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4681475B2 (ja) * 2006-03-07 2011-05-11 株式会社小野測器 シャシーダイナモメータ
JP4600934B2 (ja) 2006-04-28 2010-12-22 株式会社エー・アンド・デイ シャシーダイナモメータ

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JPH04118645U (ja) 1992-10-23

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