JPH0355083Y2 - - Google Patents

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JPH0355083Y2
JPH0355083Y2 JP12717785U JP12717785U JPH0355083Y2 JP H0355083 Y2 JPH0355083 Y2 JP H0355083Y2 JP 12717785 U JP12717785 U JP 12717785U JP 12717785 U JP12717785 U JP 12717785U JP H0355083 Y2 JPH0355083 Y2 JP H0355083Y2
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JP
Japan
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stator
roller
chassis dynamometer
load cell
core
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JP12717785U
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JPS6235247U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、ローラに車両の駆動輪を直接載せて
車両の駆動力等各種特性を検査するためのシヤシ
ダイナモメータに関する。
B 考案の概要 本考案は、外周部に被検査車両の駆動輪を載せ
ろロータを有し、その内部にロードセルに連結さ
れたステータを設けたシヤシダイナモメータにお
いて、前記ロータに回転の連結軸を設けることに
よりこのロータに外部よりフライホイールや、ロ
ードセルの試験用駆動機等をこの連結軸を介して
連結できるようにし、シヤシダイナモメータのシ
ステム化や正確な試験を行なうことができるよう
にしたものである。
C 従来の技術 従来のシヤシダイナモメータを第2図に基づい
て説明する。シヤシダイナモメータ20は、回転
ドラム21をローラ22の左右に設け、ローラ2
2に同軸に設けたステータ23をこのステータ2
3に設けたステータコア30とロータ22に設け
たロータコア29とによりこのローラ22に対し
て電磁的関係に置き、さらにトルクアーム27を
介して前記ステータ23にロードセル24を取り
付けた構成となつている。前記ステータ23はそ
の両端部において支持部28にベアリング25を
介して回動自在に支持されており、その一方側に
前記トルクアーム27が設けられている。
このトルクアーム27はステータ23に対して
垂直に設けられており、その先端部にはロードセ
ル24が連結している。ローラ22は円筒形で軸
方向両側端部に設けたベアリング28により前記
ステータ23に回動自在に取り付けられており、
内周面にはステータ23に向けてロータコア29
が取り付けられている。一方前記ステータ23に
はこのロータコア29に対向させて外周面にステ
ータコア30が設けられいる。前述したようにこ
れらのロータコア29とステータコア30とは電
磁的な影響力を互いにおよぼし合うようになつて
おり、ロータコア29がローラ22と共に回転す
ると、ステータコア30を通してステータ23に
ローラ22の回転方向と同一方向に回転力が生ず
る。この回転力は前記トルクアーム27を介して
ロードセル24に伝達され、ロードセル24は圧
縮力もしくは引張力としてその値を出力し、その
出力値から被検査車両の駆動力等を検査するよう
になつている。
D 考案が解決しようとする問題点 しかし以上述べたシヤシダイナモメータ20に
例えば車両の慣性質量に相当するフライホイール
等他の付属機器を連結する場合や、このシヤシダ
イナモメータ20自体の特性を検査する際の試験
用駆動機接続する場合等には、前記ドラム21等
にベルトを掛け、このベルトを介してこれら機器
と当該シヤシダイナモメータ20とを連結させて
いた。そのためシヤシダイナモメータ20に加え
る負荷はベルトの伝達能力よりも限定され高もの
とすることができず、さらにスリツプがベルトと
ドラム21との間に生じて回転の正確な伝達を確
保できず、加えて多くの手間を準備のために必要
とするという問題があつた。
E 問題点を解決するための手段 そこで本考案では上記問題点を解決するため被
検査車両を載せて回転されるローラに回転を伝達
する連結軸を設けることとした。
F 実施例 以下本考案にかかるシヤシダイナモメータの一
実施例を第1図を用いて説明する。
シヤシダイナモメータ1は外周にステータコア
30を設けたステータ2と、このステータ2と同
軸に設けられ内周面に前記ステータコア30に対
向させたロータコア29を装備する円筒形のロー
ラ3と、前記ステータ2の一端部にトルクアーム
27を介して取り付けられたロードセル24とか
ら成つている。前記ステータ2は前記トルクアー
ム27側の端部にベアリング25が嵌着してお
り、このベアリング25を介して支持部材26に
支持されており、その他方端はベアリング28を
介してローラ3の側板に設けられた突状部5に回
動自在に嵌着されている。一方、前記ローラ3の
ロードセル24側の側板にはベアリング28が設
けてあり、これによりステータ2に回動自在に支
持されている。そしてステータ2の軸端を支持さ
せた突状部5には外方に向つてこのローラ3の回
転中心と同軸に連結軸6を設けてあり、この連結
軸6はベアリング25を介して支持部材26に支
持されている。
以上述べたように、シヤシダイナモメータ1を
構成したため、ローラ3の回転が連結軸6を通し
て他の回転軸に連結させることができ、一例とし
てこの連結軸6に直接フライホイールや試験用駆
動機を連結することができる。従つてシヤシダイ
ナモメータ1を他の機器と結びつけてシステムと
して用いることが可能となり、かつ、試験用駆動
機を連結した場合、回転伝達中にスリツプが生じ
ないので正確な試験を行なうことができる。又、
従来のようにベルトを用いて連結する際のように
互いの回転軸にベルトを掛け渡すことや、ベルト
の張力を調整する等の手間を必要としない。
G 考案の効果 以上述べたように本考案によればローラに回転
を連結させる連結軸を設けたので、フライホイー
ル等機器を連結させてシステム的にシヤシダイナ
モメータを用いることができ、かつ回転の伝達に
スリツプを生じさせないので正確な特性試験を行
なうことができると共に、接続機器や試験用駆動
機をベルトで連結する際の連結作業の手間を必要
としないでこれら機器との連結が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるシヤシダイナモメータ
を示す断面図、第2図は従来例におけるシヤシダ
イナモメータを示す断面図である。 図面中、1,20はシヤシダイナモメータ、
2,23はステータ、3,22はロータ、6は連
結軸、24はロードセル、27はトルクアーム、
29はロータコア、30はステータコアである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検査車両の駆動輪の回転力により回転される
    円筒状のローラと、このローラの内部に同軸に設
    けられ且つトルクアームを介してロードセルに連
    結されたステータと、前記ローラの内周面に設け
    られたロータコアと、前記ロータコアに対向させ
    て前記ステータの外周面に設けられ且つ前記ロー
    タコアの回転移動により回転力が発生されるステ
    ータコアとから成り、前記ステータコアに発生す
    る回転力を前記ロードセルにより測定することに
    より、前記被検査車両の動力特性等を検査するシ
    ヤシダイナモメータにおいて、前記ローラの端部
    に当該ローラの回転軸と同軸に回転の連結軸を設
    けたことを特徴とするシヤシダイナモメータ。
JP12717785U 1985-08-22 1985-08-22 Expired JPH0355083Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12717785U JPH0355083Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12717785U JPH0355083Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6235247U JPS6235247U (ja) 1987-03-02
JPH0355083Y2 true JPH0355083Y2 (ja) 1991-12-06

Family

ID=31021679

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JP12717785U Expired JPH0355083Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

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JPS6235247U (ja) 1987-03-02

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