JP2506459B2 - 平坦物体移送及び配向装置 - Google Patents
平坦物体移送及び配向装置Info
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- JP2506459B2 JP2506459B2 JP1270153A JP27015389A JP2506459B2 JP 2506459 B2 JP2506459 B2 JP 2506459B2 JP 1270153 A JP1270153 A JP 1270153A JP 27015389 A JP27015389 A JP 27015389A JP 2506459 B2 JP2506459 B2 JP 2506459B2
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- B65G47/22—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors
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- Manipulator (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
本発明は厚紙又は段ボール紙から切断されかつ互いに
積上げられたブランクのような、バッチ状に配置された
平坦物体を移送及び方向を制御する装置に関する。この
装置は被駆動キャリアボールを備えたトレイを含む移送
及び配向面を有し、かつこのトレイが持上装置を含んで
いる。
積上げられたブランクのような、バッチ状に配置された
平坦物体を移送及び方向を制御する装置に関する。この
装置は被駆動キャリアボールを備えたトレイを含む移送
及び配向面を有し、かつこのトレイが持上装置を含んで
いる。
積上げたり又は積上げていない平坦な物品を処理する
分野において、かかる物体を移送しかつ配向する装置は
よく知られている。 米国特許第3,828,917号は複数のキャリアボールを備
えた固定テーブルを有している装置について開示してい
る。これらのボールの各々は、歯付ベルトによって駆動
即ち回転されるプーリを有する軸に取り付けられたディ
スクを含んでいる摩擦駆動ユニットにより個別的に駆動
されている。このディスク及びプーリから成るユニット
は、２つのジャッキ又はピストン及び前記固定テーブル
に対するシリンダ装置によって長手方向及び横方向に移
動可能な基板へ恒久的に取り付けてある。この固定テー
ブルに対する、基板と一緒のこの移動は、キャリアボー
ルの回転速度の変動又は回転方向の変更を可能としてい
る。これらの変更は物体積上体を所定方向に配向するこ
とを可能としている。基板の適切な運動はそれ自身の軸
線回りに物体積上体を回動することを可能としている。 バッチ状に配置した物体を配向する別の装置が米国特
許第3,442,410号に開示されている。この装置は複数の
エンドレスベルトコンベアから成る組立体を有してい
る。これらのコンベア間には、２つの空気ピストンによ
り制御されるような、両方向に回転可能な軸へ取り付け
られた横断形状をなすテーブルが取り付けてある。更
に、このテーブルは架台へ取り付けてあり、この架台は
当該架台を垂直方向に移動するように配置された２つの
空気ピストンへ接続され、これによりこのテーブルは該
エンドレスベルトコンベアの面の上の物品を持ち上げる
ことが出来るようになっている。こうしてテーブルを垂
直方向に移動しかつ該テーブルの軸上にて当該テーブル
を回転することによって、目的物が装置のベルト上に連
続的に運ばれる前に該目的物の方向が変更されるのであ
る。 パイル状又はバッチ状に配置された物体を配向即ち方
向付けする第３の装置は、米国特許第3,897,948号に記
載されている。この装置は上記の装置と近似したもので
ある。特にこの装置は２つのコンベアベルト間に配置さ
れたローラを移動するためのコンベア装置を有してい
る。これらのローラを受け入れるための孔を有している
テーブルが、該テーブルの孔を介してローラが配置され
ている下方位置とテーブルが該ローラの上方に位置付け
られている上方位置との間で回転しかつ上昇するように
取り付けてある。この装置においては、テーブルは単一
方向に回転し、その回転は間欠的で90度の角度を介して
移動するものである。このテーブルの上昇は、テーブル
の支持軸へ接続されているデイスクへ作用しているレバ
ーによって達成されている。
分野において、かかる物体を移送しかつ配向する装置は
よく知られている。 米国特許第3,828,917号は複数のキャリアボールを備
えた固定テーブルを有している装置について開示してい
る。これらのボールの各々は、歯付ベルトによって駆動
即ち回転されるプーリを有する軸に取り付けられたディ
スクを含んでいる摩擦駆動ユニットにより個別的に駆動
されている。このディスク及びプーリから成るユニット
は、２つのジャッキ又はピストン及び前記固定テーブル
に対するシリンダ装置によって長手方向及び横方向に移
動可能な基板へ恒久的に取り付けてある。この固定テー
ブルに対する、基板と一緒のこの移動は、キャリアボー
ルの回転速度の変動又は回転方向の変更を可能としてい
る。これらの変更は物体積上体を所定方向に配向するこ
とを可能としている。基板の適切な運動はそれ自身の軸
線回りに物体積上体を回動することを可能としている。 バッチ状に配置した物体を配向する別の装置が米国特
許第3,442,410号に開示されている。この装置は複数の
エンドレスベルトコンベアから成る組立体を有してい
る。これらのコンベア間には、２つの空気ピストンによ
り制御されるような、両方向に回転可能な軸へ取り付け
られた横断形状をなすテーブルが取り付けてある。更
に、このテーブルは架台へ取り付けてあり、この架台は
当該架台を垂直方向に移動するように配置された２つの
空気ピストンへ接続され、これによりこのテーブルは該
エンドレスベルトコンベアの面の上の物品を持ち上げる
ことが出来るようになっている。こうしてテーブルを垂
直方向に移動しかつ該テーブルの軸上にて当該テーブル
を回転することによって、目的物が装置のベルト上に連
続的に運ばれる前に該目的物の方向が変更されるのであ
る。 パイル状又はバッチ状に配置された物体を配向即ち方
向付けする第３の装置は、米国特許第3,897,948号に記
載されている。この装置は上記の装置と近似したもので
ある。特にこの装置は２つのコンベアベルト間に配置さ
れたローラを移動するためのコンベア装置を有してい
る。これらのローラを受け入れるための孔を有している
テーブルが、該テーブルの孔を介してローラが配置され
ている下方位置とテーブルが該ローラの上方に位置付け
られている上方位置との間で回転しかつ上昇するように
取り付けてある。この装置においては、テーブルは単一
方向に回転し、その回転は間欠的で90度の角度を介して
移動するものである。このテーブルの上昇は、テーブル
の支持軸へ接続されているデイスクへ作用しているレバ
ーによって達成されている。
しかし、上述の各装置は下記のような欠点を有してい
る。例えば、第１の装置では、ロータリボールの運動に
は、制御されることが期待されている各ボールに相対的
な複雑な機能が必然的に要求されている。更に基板の移
動は、独立した制御を必要とし、これはかなり高価につ
くものである。その上、この装置では搬送され又は再配
向されるべき物体の重量によってもたらされる荷重から
ボールを解放することは出来ず、また各ボール間の間隔
がかなり大きくなり、このことが、かなり繊細な物体の
処理の際に、ボールと積上体の最下部シートの接触点に
かなりの偏荷重を発生させている。 第２の装置はボールを有してはいないが、物体搬送用
ベルトを有している。ここではバッチ状物体の転回は、
交叉形状のテーブルがエンドレスベルトコンベアによっ
て提供される面に関し上方位置にあるときにのみ達成で
きるのである。しかし、この場合はこの交叉形状テーブ
ルに関し、該テーブルの交互に起る垂直運動と共に後方
又は前方の回転運動を起す。これらの両運動は空気又は
液体ジャッキによって転成されている。この装置は、物
体の単純な転回を得るために重要な手段を使用する必要
がある。更にこの場合、装置は物体を一方への転回のみ
が可能である。そしてこの第２の装置では、第１の装置
では可能であったような、物体を配向し、その後、それ
らを異なる軌条の方へ送るということは出来ない。 第３の装置は、第２の装置に近似している。違いは、
回転テーブルの形状だけである。即ち第３の装置では、
このテーブルは矩形をなしており、該テーブルが下方位
置にある時に各コンベアローラの上方部分又は一部の通
過を可能とする孔を有している。またこの装置では、テ
ーブルが上方位置にあるときにのみバッチ状物体の回転
が可能であり、この回転テーブルの駆動は別の運動を行
うようなことは出来ず、テーブルはモータによって常に
同一方向に実際のシーケンス運動のみを行い、該モータ
の電気制御はテーブル軸へ取り付けられたロッドにより
行われている。この垂直運動はジャッキによって作動さ
れるレバーを含んでいる装置の手段により制御されてい
る。 これらの装置の欠点は上述の装置に関してすでに述べ
たと同様である。
る。例えば、第１の装置では、ロータリボールの運動に
は、制御されることが期待されている各ボールに相対的
な複雑な機能が必然的に要求されている。更に基板の移
動は、独立した制御を必要とし、これはかなり高価につ
くものである。その上、この装置では搬送され又は再配
向されるべき物体の重量によってもたらされる荷重から
ボールを解放することは出来ず、また各ボール間の間隔
がかなり大きくなり、このことが、かなり繊細な物体の
処理の際に、ボールと積上体の最下部シートの接触点に
かなりの偏荷重を発生させている。 第２の装置はボールを有してはいないが、物体搬送用
ベルトを有している。ここではバッチ状物体の転回は、
交叉形状のテーブルがエンドレスベルトコンベアによっ
て提供される面に関し上方位置にあるときにのみ達成で
きるのである。しかし、この場合はこの交叉形状テーブ
ルに関し、該テーブルの交互に起る垂直運動と共に後方
又は前方の回転運動を起す。これらの両運動は空気又は
液体ジャッキによって転成されている。この装置は、物
体の単純な転回を得るために重要な手段を使用する必要
がある。更にこの場合、装置は物体を一方への転回のみ
が可能である。そしてこの第２の装置では、第１の装置
では可能であったような、物体を配向し、その後、それ
らを異なる軌条の方へ送るということは出来ない。 第３の装置は、第２の装置に近似している。違いは、
回転テーブルの形状だけである。即ち第３の装置では、
このテーブルは矩形をなしており、該テーブルが下方位
置にある時に各コンベアローラの上方部分又は一部の通
過を可能とする孔を有している。またこの装置では、テ
ーブルが上方位置にあるときにのみバッチ状物体の回転
が可能であり、この回転テーブルの駆動は別の運動を行
うようなことは出来ず、テーブルはモータによって常に
同一方向に実際のシーケンス運動のみを行い、該モータ
の電気制御はテーブル軸へ取り付けられたロッドにより
行われている。この垂直運動はジャッキによって作動さ
れるレバーを含んでいる装置の手段により制御されてい
る。 これらの装置の欠点は上述の装置に関してすでに述べ
たと同様である。
本発明はこれらの諸欠点を解決することを目的とす
る。このため、本発明は、厚紙又は段ボールから切取ら
れ次いで互いに積上げられたブランクのようなバッチ状
に配置した平坦物体を移送しかつ配向する装置から成
る。 この装置は、回転トレイ即ちターンテーブルを取り囲
んでいるキャリアボールテーブルから成る移送及び配向
面と、該キャリアボールテーブルにおける中央ベアリン
グによって該回転トレイを支持する手段であって、回転
トレイが円形形状を有しかつその面がキャリアボールテ
ーブルによって代表される面と整合されるような支持要
素によって保持されている、回転トレイ支持手段と、被
処理物品のために望まれた配向により要求されるように
制御された回転駆動装置から成る回転トレイを回転する
回転トレイ回転手段と、前記移送及び配向面の下側に配
置されている少なくとも１つの側方に移動する部材から
成りキャリアボールテーブル内のキャリアボールの下方
部分及び回転トレイのキャリアボールの下方部分に接触
する上面を有しているキャリアボール駆動手段と、被処
理物品の寸法によって要求されるように制御された少な
くとも１つのジャッキから成る回転トレイを垂直に移動
する手段であって、ジャッキが装置の下方台と回転トレ
イへ接続されたブラケットに支持されているパッドとの
間に取り付けてある、回転トレイ垂直移動手段と、キャ
リアボールテーブル及び回転トレイ上に配置されている
ガイド部材へ差し込まれているキャリアボールテーブル
及び回転トレイの各キャリアボールと、を有している。
る。このため、本発明は、厚紙又は段ボールから切取ら
れ次いで互いに積上げられたブランクのようなバッチ状
に配置した平坦物体を移送しかつ配向する装置から成
る。 この装置は、回転トレイ即ちターンテーブルを取り囲
んでいるキャリアボールテーブルから成る移送及び配向
面と、該キャリアボールテーブルにおける中央ベアリン
グによって該回転トレイを支持する手段であって、回転
トレイが円形形状を有しかつその面がキャリアボールテ
ーブルによって代表される面と整合されるような支持要
素によって保持されている、回転トレイ支持手段と、被
処理物品のために望まれた配向により要求されるように
制御された回転駆動装置から成る回転トレイを回転する
回転トレイ回転手段と、前記移送及び配向面の下側に配
置されている少なくとも１つの側方に移動する部材から
成りキャリアボールテーブル内のキャリアボールの下方
部分及び回転トレイのキャリアボールの下方部分に接触
する上面を有しているキャリアボール駆動手段と、被処
理物品の寸法によって要求されるように制御された少な
くとも１つのジャッキから成る回転トレイを垂直に移動
する手段であって、ジャッキが装置の下方台と回転トレ
イへ接続されたブラケットに支持されているパッドとの
間に取り付けてある、回転トレイ垂直移動手段と、キャ
リアボールテーブル及び回転トレイ上に配置されている
ガイド部材へ差し込まれているキャリアボールテーブル
及び回転トレイの各キャリアボールと、を有している。
本装置はキャリアボールテーブル３を含む。このテー
ブルの中心は被駆動キャリアボール18を備えた回転トレ
イ２を有している。このキャリアボール18は直線移動装
置の運動によって駆動され、この直線移動装置は２つの
エンドレスベルト22、23から成り、該ベルトの上側は各
キャリアボール18の下部と接触している。回転トレイ２
の運動は該回転トレイ２の軸36に取付けられた減速装置
付モータ37によって得られる。一方、この回転トレイの
垂直運動は空気シリンダ82により得られている。 本装置は紙加工産業界にて使用されるボックスブラン
クのような物体の積上体を回転し配向するのに使用され
る。
ブルの中心は被駆動キャリアボール18を備えた回転トレ
イ２を有している。このキャリアボール18は直線移動装
置の運動によって駆動され、この直線移動装置は２つの
エンドレスベルト22、23から成り、該ベルトの上側は各
キャリアボール18の下部と接触している。回転トレイ２
の運動は該回転トレイ２の軸36に取付けられた減速装置
付モータ37によって得られる。一方、この回転トレイの
垂直運動は空気シリンダ82により得られている。 本装置は紙加工産業界にて使用されるボックスブラン
クのような物体の積上体を回転し配向するのに使用され
る。
第１図は、第２図に示す形状に対応する移送及び配向
装置１の斜視図である。第１図に示すように、この装置
１は、キャリアボールテーブル３の中心に設けられた回
転トレイ即ちターンテーブル２を有している。このテー
ブル３及びターンテーブル２は２つの側方フレーム部材
４、５によって支持されている。これらのフレーム部材
４、５は、図１では１つのみが見えている支柱即ち横棒
６によって互いに接続されている。これらの支柱と回転
トレイ２の運動を制御するための要素との配置について
は、図３及び図４において詳細に述べる。 後述の記載からわかるように、回転トレイ２は、回転
方向に駆動されるのみならず、キャリアボールテーブル
３によって示されている面に対し上昇することも出来
る。回転トレイ２のこの回転駆動運動及び上昇運動は、
光電池７、８により指令される。これらの光電池７、８
は、キャリアボールテーブル３の端部の一方、望ましく
は被加工物体の積上体（図示なし）が排出される部分に
取付けられた支持体９、10上に設けてある。これらの積
上体は好ましくは矢印11で示す方向に移動する。本発明
では、この移送及び配向装置は、当該装置１と協働する
ブランクを製造する加工ラインを有している工場の床面
へ予かじめ取付けられたレール12、13上を移動できるよ
うに配置されている。 図２に示すように、移送及び配向装置１は、矢印11の
方向から到達するブランクの束即ちバッチを受け入れ
る。キャリアボールテーブル３は矩形形状を有してお
り、かつ４つの部分14、15、16、17から構成されてお
り、これらの部分は互いに接続されている。これらの４
つの部分14〜17は、内部に被駆動キャリアボール18が挿
入されることによってキャリアボールユニットを形成し
ているハウジングを提供している。これらの４つの部分
14〜17から成る組立体はキャリアボールテーブル３の固
定部分を形成している。更にこれらの部分14〜17は回転
トレイ即ちターンテーブル２を取囲んでいる。回転トレ
イ２自体もキャリアボールテーブル３と同様に被駆動キ
ャリアボール18を装備している。これらの部分はまた製
造上の理由から２つのリング形状半体から構成され、円
形の回転トレイ２を受け入れる円形開口を構成すること
も出来る。円形開口と回転トレイ２の周辺との間には間
隙19が設けてある。図２に示すように回転トレイ２の制
御は中心軸36によって行われる（図３及び図４参照）。
キャリアボール18は、前側ツインローラ20と後側ツイン
ローラ21との間に伸びている２つのエンドレスベルト2
2、23によって駆動され、その運動は前側ツインローラ2
0によって与えられている。また両エンドレスベルト2
2、23は、前側ツインローラ20に対する後側ツインロー
ラ21の運動によって緊張される。これらのエンドレスベ
ルト22、23はボール駆動手段を形成している。 図2aに示す実施例では、処理されるべき物品が矢印11
又は11aの方向に移動されるようになっていて、回転ト
レイ２へ向かって送られて来る方向からキャリアボール
テーブル３へ到達するようになっている。キャリアボー
ルテーブル３及び回転トレイ２上でのキャリアボール18
の運動は単一のエンドレスベルト24によって行われ、こ
のベルト24は前方側方ローラ26と後方側方ローラ28とに
より駆動されている。前方側方ローラ26は減速装置付き
モータ27により回転されかつ制御されている。回転トレ
イ２の回転が減速装置付きの図示していないモータの軸
へ取り付けられた駆動ローラ25であって回転トレイ２の
円周縁部に作用する該駆動ローラ25によって行われるの
でエンドレスベルト24の使用は可能である。前述の実施
例におけるように、後方側方ローラ28に対する前方側方
ローラ26の運動がエンドレスベルト24への所望の引張力
を維持するであろう。一方、回転トレイ２は、回転トレ
イの周辺に沿って嵌合されかつキャリアボールテーブル
３へ付加されているベアリング内へ保持されたセンタリ
ングローラ29によって中心位置へ保持されている。明ら
かに、このエンドレスベルトは直線移動のための他の要
素によって代替されることが可能でかつキャリアボール
18へ対してその運動を強制することを期待されているこ
とが分かる。かかる要素の例としては、鋼板や、ボック
スブランクのバッチを積載したパレット等のような重量
物積層体を処理することが出来る剛性板を移送するコン
ベアチエーンがある。即ち、回転トレイ２及びキャリア
ボールテーブル３は移送及び配向面を形成しかつ特にキ
ャリアボールテーブル３は回転トレイ２を受け入れる開
口を形成している。 図３に示すように、この装置１は、横棒32、33によっ
て互いに接続された垂直ビーム30、31から成る下方わく
を含んでいる。これらの横棒32、33は支柱34へ対し、支
持板35が固定される頑丈な下方枠を形成するように接続
されている。該支持板35は中央部に、図面において減速
装置付きモータ37の軸36を取付ける開口を有する。図面
の右方に示すように、両横棒32、33の前側には支持体38
が取付けてある。この支持体38は基板39を有し、該基板
39上には軸受40が取付けてあり、該軸受40には本装置を
移動するために要求されたローラ42、43を支持する軸41
の端部が係合している。該軸41の他端は横棒33の前側へ
取付けられた支持板45へねじ止めされた軸受44によって
保持されている。明らかに、ローラ47、48（第４図）を
支持している他の軸46を保持するための簡単な構造が使
用される。装置の移動は支持体38へ載置されたモータ49
（図３参照）により行われる。このモータ49はスプロケ
ットホイール50を備えた出力軸を有しており、このスプ
ロケットホイール50は軸41へ取付けられた別のスプロケ
ットホイール52へ対してチェーン51によって接続されて
いる。 減速装置付きモータ37の軸36は支持板35の下側にねじ
止めされた下方の軸受53へ係合している。この軸受53上
方へ突出している軸36の端部は、減速装置付きモータ37
の回転をチェックできるように検知装置56によってスポ
ットされるようなブロック55を備えたコードディスク54
を有している。このコード装置の代わりとして、軸端に
例えば市販のパルス発生装置などの検知装置を取付ける
ことも出来よう。 この装置は、支柱58によって互いに接続された管状横
棒57から成る組立体を形成している固定部分即ち上方枠
を有している。全ての管状横棒57はその上部に詰め金59
を有し、その上に支持板60がねじ止めされている。この
支持板60は、エンドレスベルト22、23の支持面として作
用している。他方、この上方枠は、第３図の左方に１つ
のみを示している垂直ビーム61によって、下方枠へ接続
されている。垂直ビーム61には管状横棒57の下側を支持
している棒62が載っている。２つの長手方向ビーム63、
64が、アングル片65、66及びアングル片67、68によっ
て、キャリアボールテーブル３のアンカーとして作用出
来るように垂直ビーム30、31の外側へねじ止めされてい
る。上記したように、キャリアボールテーブル３は４つ
の部分14、15、16、17から成っており、これらの部分内
にボールブッシュ69がさし込まれている。またアングル
片65、66が夫々前後のツインローラ20、21のベアリング
70、71を支持している。 図示の実施例では、ベアリング70、71が適当な手段7
2、73によって長手方向に調整可能となっており、これ
によりツインローラ20、21の平行性を設定しかつ２つの
エンドレスベルト22、23へ対し所定の張力を与えてい
る。これらのベルト22、23は減速装置付のモータ74によ
って駆動され、このモータの運動は、減速装置付きモー
タ74の軸へ取り付けられたスプロケットギア75とツイン
ローラ20の軸へ取り付けられたスプロケットギア76との
間に伸びているチェーン77を含んでいるツインローラ20
へ伝えられている。 この装置の可動部分はパット78を含んでおり、このパ
ット78上には減速装置付モータ37が取付けてある。この
パット78上には、更にストラップ即ちブロック79によっ
て検知装置56が取付けてある。この図において、減速装
置付モータ37は管状の中央ハブを有し、このハブ内に回
転トレイ２の軸36がコツター又はキー止めされ、かつ保
持リング80、81によって垂直位置に固着されている。回
転トレイ移動手段として機能する少なくとも１つの空気
式ジャッキ82がパット78の上側に取付けられかつ、該ジ
ャッキ82の押出軸即ちロッドが該パット78を貫通し、か
つ支持板35内の孔へ入っている。可動部分の垂直ストロ
ークの制限は、支持板35内に取付けられた停止片83によ
り達成されている。この装置では各空気式ジャッキに１
つの停止片83を使用するように構成してある。これらの
停止片83は、回転トレイ２を上昇位置にて回転するとき
に、該回転トレイ２の回転駆動を指令するようになって
いる端部スイッチ（図示なし）と協働作動できるように
配置されている。この機能は装置の制御ディスクにプロ
グラムされている。更にこのパット78は４つのアーム84
を備えている。これらのアーム84は、その両端に支持ロ
ーラ86を有するガイドブロック85を有している。この支
持ローラ86は回転トレイ２の下側の周辺に接していて、
支持及び回動点を提供している。ガイドブロック85は、
図２に示すように、キャリアボールテーブル３の部分14
〜17へ機械加工されたガイドレール87へ係合しており、
回転トレイ支持手段を提供している。この回転トレイ２
はキャリアボールテーブル３（図３参照）のものと類似
のボールブッシュ69を同様に装備している。回転トレイ
２の中心には、軸36の上端に取付けられたスリーブ88が
設けてある。この軸36は、上方のベアリング89内の部分
に案内されている。該ベアリング89は上方枠の中心にあ
る支柱58の下側へ取付けられている。図３において、回
転トレイ２は下方位置即ち、キャリアボール18の下部が
２つのエンドレスベルト22、23の上側走行部の上面に接
触する位置にて示してある。ここで前記軸受け53、ベア
リング89は回転トレイ載置手段を提供している。 明らかにこの持上げシステムは、回転トレイの持上げ
を達成するための１例を示している。このことは又、回
転トレイを上昇するために内部で軸が回転しかつ上昇す
るようになっている螺旋状の溝を有する中央ブッシュを
備えた減速装置付モータを使用することによっても達成
され得るのである。かかる装置の別の例は、回転トレイ
の軸の下端に作用しかつスラストボール軸受を介して作
用するジャッキ又はピストン及びシリンダ装置を使用す
ることである。回転トレイを角度方向に駆動しかつ上昇
させるための別の可能性は、例えば歯車、回転用歯付ベ
ルト、上昇作動用カム等が容易に考えられよう。 図４は軸受即ちベアリング53、89の詳細を示してい
る。これらの軸受はブッシュ90、91の助けによって、回
転トレイ２を支持している軸36の垂直移動を可能として
いる。エンドレスベルト22、23がセンタリングリブ110
を備え、該リブは当該ベルトの長手方向ガイドを容易に
するために使用されている。装置をその作動部所に移し
た後、該装置の位置を固定するため、２つの垂直ビーム
30、31が、カップ即ちパッド92と、ねじ付ロッド93と、
ナット94と、カウンターナット即ちロックナット95と、
から成る支持要素を備えている。 図５に示すように、前側ツインローラ20は、２つの円
筒形スリーブ96、97から成っており、これらの円筒形ス
リーブ96、97の端部はキャップ98、99によって閉じられ
ている。これらのキャップはローラのために駆動軸100
へ載置されうるようになっている孔を有している。駆動
軸100はその両端を軸受101、102によって支持されてお
り、これらの軸受は側方ガイド103、104へ取付けてあ
る。これらのガイドは長手方向ビーム63、64へ永久的に
取付けられている。更に、駆動軸100は、支持体106内に
配置されたボールベアリグ105によってその中央に支持
されている。円筒形スリーブ96、97とキャップ98、99と
から成る組立体の側方位置は、ピン107によって固定さ
れている。このピン107は、キャップ98、99を通り、駆
動軸100を通り抜けている。この配置は前側ツインロー
ラ20の回転駆動を可能としている。上述したように、こ
の駆動運動は、チェーン77によってスプロケットホイー
ル76へ接続されている別のスプロケットホイール75を備
えた減速装置付モータ74により得られる。スプロケット
ホイール76は、軸受102と反対側の駆動軸100の端部へピ
ン108によって取付けられている。さらに円筒形スリー
ブ96、97は、両エンドレスベルト22、23のセンタリング
リブ110を受け入れるための溝109を有している。この図
では、また、キャリアボールテーブル３の２つの部分1
5、17と、作動については後述する光電池支持体９、10
とを示している。キャリアボール18を支持しているボー
ルブッシュ69は、各部分内においてキャリアボールテー
ブル３の面内に位置づけられており、このキャリアボー
ル18は常にエンドレスベルト22、23の上側面に接してい
る。 図６には、ボールブッシング69の断面図が示してあ
る。この図からわかるように、ボールブッシング69は回
転トレイ２内に取付けてあり、エンドレスベルト22は実
際にキャリアボール18を支承している。ボールブッシン
グ69は、キャリアボール18が自由に内部で運動出来るよ
うな寸法を有する孔112を備えた管状の円筒形本体111の
形態を有している。こうしてキャリアボール18はそれ自
身の軸線周りにて自由に回転出来かつ該孔112内にて垂
直に移動出来るようになっている。この管状の円筒形本
体111は、その上方部分に、回転トレイ２内へ挿入され
たときにその本体の垂直位置を固定するのに使用される
カラー113を有している。孔112の下方部分には、回転ト
レイ２が上方位置へ位置づけられたときにキャリアボー
ル18が着座するために使用される、面取閉塞部114が設
けらている。こうして、この位置にあっては、キャリア
ボール18は当該座部分に載っており、その上部はカラー
113の上面のすぐ下側のレベルに位置づけられている。
回転トレイ２の上昇ストロークが、孔112内にてキャリ
アボール18がなしうる垂直運動よりも長いため、キャリ
アボール18の下方部分とエンドレスベルト22の上面との
間の接触、又はキャリアボール18の上面と回転トレイ２
に乗っている物体との間の接触は、もはや行われない。
この段階において、回転トレイ２上の物体は、もはやキ
ャリアボール18とは接触せず、カラー113の上部により
決定される面上に載るのである。 この移送及び配向装置１は、例えば段ボールシートを
ダイカットするプレス機械などの加工機から出る互いに
積重ねられたバッチ状シートを処理するものである。切
断プレスで加工されたシートは一般に夫々が将来折込箱
となるようないくつかのブランクを有している。これら
のブランクは、切目によって側縁を互いに接続されかつ
切断プレスの搬送部所に積重ねられる。このためこのよ
うなシートパイル即ちシート積上体は、各シートの個別
のブランクが互いにセパレータ等によって分離されるま
では、例えばボックスブランクを折込む折込機で直ちに
使用出来るというものではない。 一般に、シート面内にある種々のブランクの配置によ
っては、シートパイルがセパレータへ送られる前に、切
断プレスの搬送部所から第１コンベア上にくるシートパ
イルを別の配置即ち向き又は姿勢に変える必要がある。
このように方向を変える場合即ち配向する場合に本発明
の移送及び配向装置１が使用される。次にその作動につ
いて述べる。 切断プレス即ちカッティングプレスをを出たシート積
上体は、該積上体の前後縁を検出する光電池を備えたコ
ンベアによって当該装置１上へ移される。初期の段階で
は、光電池は当該装置１へ到達するシート積上体の前縁
を検知し、この移送及び配向装置１の単一の又は一対の
ベルトの始動をもたらし、こうしてキャリアボール18の
回転を開始する。この光電池による積上体前縁の検知
は、同時にコンベア出口ローラへ取付けられているパル
ス発生装置から出るパルスを計数するために使用される
回路の始動をもたらす。シート又はシート積上体が、回
転トレイ２の幾何学的中心へ至る前に移動する距離は、
ある数のパルス数に対応している。このパルス数は走行
方向における積上体の寸法に依存している。更に、この
光電池は、パルス数の正確な算出を可能とするようにシ
ート積上体の後縁を検出する。こうして得られた所定数
のパルスにより、シート積上体は回転トレイ２上で正確
にセンタリングされ、２本のベルト22、23又は１本のベ
ルト24を使用している装置のコンベアの駆動運動が妨げ
られる。かかるベルトの妨げによってキャリアボール18
の回転が停止する。回転トレイ２の周縁内に収容される
寸法を持ったシート積上体の場合、回転トレイは、直ち
に45°だけ回転され、その結果キャリアボール18及び回
転トレイ２の相対回転の作用のもとで90°だけバッチの
枢動をもたらす。シートの寸法が回転トレイ２の周縁を
越える寸法の場合、回転トレイは、コンベアのベルトが
停止状態になったときに上昇し、次いで、すぐに90°だ
け回転する。これは、キャリアボール18が、もはや、ベ
ルトと、又は回転トレイ上に配置された積上体の下側面
と、接触しないようになるため、該キャリアボール18は
もはや回転を起こすためには何ら使用されないためであ
る。 上記の２つの作業モードは、装置の制御盤に設けられ
たスイッチによって選択できる。 第１の場合、回転トレイ２の回転角度範囲は、回転ト
レイ２の軸の端部に配置されたコードデイスク54のよう
なコーディング装置によって制御される。この回転が完
了すると、エンドレスベルトが新たに始動しキャリアボ
ール18が回転し、この作動によって回転トレイの面に対
して垂直に伸びている軸周りに90°だけ回転した後にシ
ート積上体をセパレータの方向へ進める。セパレータ内
で各ブランクの分離が確実に行われかつ処理されるシー
トの積上体がそこから無くなるようにするため、２つの
光電池９、10が移送及び配向装置１の出口端に取付けて
ある。これによりもしこれらの光電池が分離の最中に積
上体の後縁を検知すると、これらの光電池は、前の積上
体後縁が光電池からの光線のブロックを終わるまで、エ
ンドレスベルト22、23が動かないようにするため該ベル
トの制御装置へ信号を送る。光電池がもはや暗くならな
くなったときにはすぐに、切断プレスの搬出部にあるコ
ンベアは再び始動指令を受け、作動サイクルが再び開始
するようになっている。 第２の場合、回転トレイ２は下方位置へ降下され、回
転トレイ２が90°回転を完了しコード装置がこの回転数
を検出するとすぐに、停止片83の端部スイッチが起動す
る。この結果、エンドレスベルト22、23が始動し、キャ
リアボール18の回転を始動し、シート積上体を光電池
９、10の方向へ前進させ、次いで該光電池は第１の場合
と同様な作動を行う。
装置１の斜視図である。第１図に示すように、この装置
１は、キャリアボールテーブル３の中心に設けられた回
転トレイ即ちターンテーブル２を有している。このテー
ブル３及びターンテーブル２は２つの側方フレーム部材
４、５によって支持されている。これらのフレーム部材
４、５は、図１では１つのみが見えている支柱即ち横棒
６によって互いに接続されている。これらの支柱と回転
トレイ２の運動を制御するための要素との配置について
は、図３及び図４において詳細に述べる。 後述の記載からわかるように、回転トレイ２は、回転
方向に駆動されるのみならず、キャリアボールテーブル
３によって示されている面に対し上昇することも出来
る。回転トレイ２のこの回転駆動運動及び上昇運動は、
光電池７、８により指令される。これらの光電池７、８
は、キャリアボールテーブル３の端部の一方、望ましく
は被加工物体の積上体（図示なし）が排出される部分に
取付けられた支持体９、10上に設けてある。これらの積
上体は好ましくは矢印11で示す方向に移動する。本発明
では、この移送及び配向装置は、当該装置１と協働する
ブランクを製造する加工ラインを有している工場の床面
へ予かじめ取付けられたレール12、13上を移動できるよ
うに配置されている。 図２に示すように、移送及び配向装置１は、矢印11の
方向から到達するブランクの束即ちバッチを受け入れ
る。キャリアボールテーブル３は矩形形状を有してお
り、かつ４つの部分14、15、16、17から構成されてお
り、これらの部分は互いに接続されている。これらの４
つの部分14〜17は、内部に被駆動キャリアボール18が挿
入されることによってキャリアボールユニットを形成し
ているハウジングを提供している。これらの４つの部分
14〜17から成る組立体はキャリアボールテーブル３の固
定部分を形成している。更にこれらの部分14〜17は回転
トレイ即ちターンテーブル２を取囲んでいる。回転トレ
イ２自体もキャリアボールテーブル３と同様に被駆動キ
ャリアボール18を装備している。これらの部分はまた製
造上の理由から２つのリング形状半体から構成され、円
形の回転トレイ２を受け入れる円形開口を構成すること
も出来る。円形開口と回転トレイ２の周辺との間には間
隙19が設けてある。図２に示すように回転トレイ２の制
御は中心軸36によって行われる（図３及び図４参照）。
キャリアボール18は、前側ツインローラ20と後側ツイン
ローラ21との間に伸びている２つのエンドレスベルト2
2、23によって駆動され、その運動は前側ツインローラ2
0によって与えられている。また両エンドレスベルト2
2、23は、前側ツインローラ20に対する後側ツインロー
ラ21の運動によって緊張される。これらのエンドレスベ
ルト22、23はボール駆動手段を形成している。 図2aに示す実施例では、処理されるべき物品が矢印11
又は11aの方向に移動されるようになっていて、回転ト
レイ２へ向かって送られて来る方向からキャリアボール
テーブル３へ到達するようになっている。キャリアボー
ルテーブル３及び回転トレイ２上でのキャリアボール18
の運動は単一のエンドレスベルト24によって行われ、こ
のベルト24は前方側方ローラ26と後方側方ローラ28とに
より駆動されている。前方側方ローラ26は減速装置付き
モータ27により回転されかつ制御されている。回転トレ
イ２の回転が減速装置付きの図示していないモータの軸
へ取り付けられた駆動ローラ25であって回転トレイ２の
円周縁部に作用する該駆動ローラ25によって行われるの
でエンドレスベルト24の使用は可能である。前述の実施
例におけるように、後方側方ローラ28に対する前方側方
ローラ26の運動がエンドレスベルト24への所望の引張力
を維持するであろう。一方、回転トレイ２は、回転トレ
イの周辺に沿って嵌合されかつキャリアボールテーブル
３へ付加されているベアリング内へ保持されたセンタリ
ングローラ29によって中心位置へ保持されている。明ら
かに、このエンドレスベルトは直線移動のための他の要
素によって代替されることが可能でかつキャリアボール
18へ対してその運動を強制することを期待されているこ
とが分かる。かかる要素の例としては、鋼板や、ボック
スブランクのバッチを積載したパレット等のような重量
物積層体を処理することが出来る剛性板を移送するコン
ベアチエーンがある。即ち、回転トレイ２及びキャリア
ボールテーブル３は移送及び配向面を形成しかつ特にキ
ャリアボールテーブル３は回転トレイ２を受け入れる開
口を形成している。 図３に示すように、この装置１は、横棒32、33によっ
て互いに接続された垂直ビーム30、31から成る下方わく
を含んでいる。これらの横棒32、33は支柱34へ対し、支
持板35が固定される頑丈な下方枠を形成するように接続
されている。該支持板35は中央部に、図面において減速
装置付きモータ37の軸36を取付ける開口を有する。図面
の右方に示すように、両横棒32、33の前側には支持体38
が取付けてある。この支持体38は基板39を有し、該基板
39上には軸受40が取付けてあり、該軸受40には本装置を
移動するために要求されたローラ42、43を支持する軸41
の端部が係合している。該軸41の他端は横棒33の前側へ
取付けられた支持板45へねじ止めされた軸受44によって
保持されている。明らかに、ローラ47、48（第４図）を
支持している他の軸46を保持するための簡単な構造が使
用される。装置の移動は支持体38へ載置されたモータ49
（図３参照）により行われる。このモータ49はスプロケ
ットホイール50を備えた出力軸を有しており、このスプ
ロケットホイール50は軸41へ取付けられた別のスプロケ
ットホイール52へ対してチェーン51によって接続されて
いる。 減速装置付きモータ37の軸36は支持板35の下側にねじ
止めされた下方の軸受53へ係合している。この軸受53上
方へ突出している軸36の端部は、減速装置付きモータ37
の回転をチェックできるように検知装置56によってスポ
ットされるようなブロック55を備えたコードディスク54
を有している。このコード装置の代わりとして、軸端に
例えば市販のパルス発生装置などの検知装置を取付ける
ことも出来よう。 この装置は、支柱58によって互いに接続された管状横
棒57から成る組立体を形成している固定部分即ち上方枠
を有している。全ての管状横棒57はその上部に詰め金59
を有し、その上に支持板60がねじ止めされている。この
支持板60は、エンドレスベルト22、23の支持面として作
用している。他方、この上方枠は、第３図の左方に１つ
のみを示している垂直ビーム61によって、下方枠へ接続
されている。垂直ビーム61には管状横棒57の下側を支持
している棒62が載っている。２つの長手方向ビーム63、
64が、アングル片65、66及びアングル片67、68によっ
て、キャリアボールテーブル３のアンカーとして作用出
来るように垂直ビーム30、31の外側へねじ止めされてい
る。上記したように、キャリアボールテーブル３は４つ
の部分14、15、16、17から成っており、これらの部分内
にボールブッシュ69がさし込まれている。またアングル
片65、66が夫々前後のツインローラ20、21のベアリング
70、71を支持している。 図示の実施例では、ベアリング70、71が適当な手段7
2、73によって長手方向に調整可能となっており、これ
によりツインローラ20、21の平行性を設定しかつ２つの
エンドレスベルト22、23へ対し所定の張力を与えてい
る。これらのベルト22、23は減速装置付のモータ74によ
って駆動され、このモータの運動は、減速装置付きモー
タ74の軸へ取り付けられたスプロケットギア75とツイン
ローラ20の軸へ取り付けられたスプロケットギア76との
間に伸びているチェーン77を含んでいるツインローラ20
へ伝えられている。 この装置の可動部分はパット78を含んでおり、このパ
ット78上には減速装置付モータ37が取付けてある。この
パット78上には、更にストラップ即ちブロック79によっ
て検知装置56が取付けてある。この図において、減速装
置付モータ37は管状の中央ハブを有し、このハブ内に回
転トレイ２の軸36がコツター又はキー止めされ、かつ保
持リング80、81によって垂直位置に固着されている。回
転トレイ移動手段として機能する少なくとも１つの空気
式ジャッキ82がパット78の上側に取付けられかつ、該ジ
ャッキ82の押出軸即ちロッドが該パット78を貫通し、か
つ支持板35内の孔へ入っている。可動部分の垂直ストロ
ークの制限は、支持板35内に取付けられた停止片83によ
り達成されている。この装置では各空気式ジャッキに１
つの停止片83を使用するように構成してある。これらの
停止片83は、回転トレイ２を上昇位置にて回転するとき
に、該回転トレイ２の回転駆動を指令するようになって
いる端部スイッチ（図示なし）と協働作動できるように
配置されている。この機能は装置の制御ディスクにプロ
グラムされている。更にこのパット78は４つのアーム84
を備えている。これらのアーム84は、その両端に支持ロ
ーラ86を有するガイドブロック85を有している。この支
持ローラ86は回転トレイ２の下側の周辺に接していて、
支持及び回動点を提供している。ガイドブロック85は、
図２に示すように、キャリアボールテーブル３の部分14
〜17へ機械加工されたガイドレール87へ係合しており、
回転トレイ支持手段を提供している。この回転トレイ２
はキャリアボールテーブル３（図３参照）のものと類似
のボールブッシュ69を同様に装備している。回転トレイ
２の中心には、軸36の上端に取付けられたスリーブ88が
設けてある。この軸36は、上方のベアリング89内の部分
に案内されている。該ベアリング89は上方枠の中心にあ
る支柱58の下側へ取付けられている。図３において、回
転トレイ２は下方位置即ち、キャリアボール18の下部が
２つのエンドレスベルト22、23の上側走行部の上面に接
触する位置にて示してある。ここで前記軸受け53、ベア
リング89は回転トレイ載置手段を提供している。 明らかにこの持上げシステムは、回転トレイの持上げ
を達成するための１例を示している。このことは又、回
転トレイを上昇するために内部で軸が回転しかつ上昇す
るようになっている螺旋状の溝を有する中央ブッシュを
備えた減速装置付モータを使用することによっても達成
され得るのである。かかる装置の別の例は、回転トレイ
の軸の下端に作用しかつスラストボール軸受を介して作
用するジャッキ又はピストン及びシリンダ装置を使用す
ることである。回転トレイを角度方向に駆動しかつ上昇
させるための別の可能性は、例えば歯車、回転用歯付ベ
ルト、上昇作動用カム等が容易に考えられよう。 図４は軸受即ちベアリング53、89の詳細を示してい
る。これらの軸受はブッシュ90、91の助けによって、回
転トレイ２を支持している軸36の垂直移動を可能として
いる。エンドレスベルト22、23がセンタリングリブ110
を備え、該リブは当該ベルトの長手方向ガイドを容易に
するために使用されている。装置をその作動部所に移し
た後、該装置の位置を固定するため、２つの垂直ビーム
30、31が、カップ即ちパッド92と、ねじ付ロッド93と、
ナット94と、カウンターナット即ちロックナット95と、
から成る支持要素を備えている。 図５に示すように、前側ツインローラ20は、２つの円
筒形スリーブ96、97から成っており、これらの円筒形ス
リーブ96、97の端部はキャップ98、99によって閉じられ
ている。これらのキャップはローラのために駆動軸100
へ載置されうるようになっている孔を有している。駆動
軸100はその両端を軸受101、102によって支持されてお
り、これらの軸受は側方ガイド103、104へ取付けてあ
る。これらのガイドは長手方向ビーム63、64へ永久的に
取付けられている。更に、駆動軸100は、支持体106内に
配置されたボールベアリグ105によってその中央に支持
されている。円筒形スリーブ96、97とキャップ98、99と
から成る組立体の側方位置は、ピン107によって固定さ
れている。このピン107は、キャップ98、99を通り、駆
動軸100を通り抜けている。この配置は前側ツインロー
ラ20の回転駆動を可能としている。上述したように、こ
の駆動運動は、チェーン77によってスプロケットホイー
ル76へ接続されている別のスプロケットホイール75を備
えた減速装置付モータ74により得られる。スプロケット
ホイール76は、軸受102と反対側の駆動軸100の端部へピ
ン108によって取付けられている。さらに円筒形スリー
ブ96、97は、両エンドレスベルト22、23のセンタリング
リブ110を受け入れるための溝109を有している。この図
では、また、キャリアボールテーブル３の２つの部分1
5、17と、作動については後述する光電池支持体９、10
とを示している。キャリアボール18を支持しているボー
ルブッシュ69は、各部分内においてキャリアボールテー
ブル３の面内に位置づけられており、このキャリアボー
ル18は常にエンドレスベルト22、23の上側面に接してい
る。 図６には、ボールブッシング69の断面図が示してあ
る。この図からわかるように、ボールブッシング69は回
転トレイ２内に取付けてあり、エンドレスベルト22は実
際にキャリアボール18を支承している。ボールブッシン
グ69は、キャリアボール18が自由に内部で運動出来るよ
うな寸法を有する孔112を備えた管状の円筒形本体111の
形態を有している。こうしてキャリアボール18はそれ自
身の軸線周りにて自由に回転出来かつ該孔112内にて垂
直に移動出来るようになっている。この管状の円筒形本
体111は、その上方部分に、回転トレイ２内へ挿入され
たときにその本体の垂直位置を固定するのに使用される
カラー113を有している。孔112の下方部分には、回転ト
レイ２が上方位置へ位置づけられたときにキャリアボー
ル18が着座するために使用される、面取閉塞部114が設
けらている。こうして、この位置にあっては、キャリア
ボール18は当該座部分に載っており、その上部はカラー
113の上面のすぐ下側のレベルに位置づけられている。
回転トレイ２の上昇ストロークが、孔112内にてキャリ
アボール18がなしうる垂直運動よりも長いため、キャリ
アボール18の下方部分とエンドレスベルト22の上面との
間の接触、又はキャリアボール18の上面と回転トレイ２
に乗っている物体との間の接触は、もはや行われない。
この段階において、回転トレイ２上の物体は、もはやキ
ャリアボール18とは接触せず、カラー113の上部により
決定される面上に載るのである。 この移送及び配向装置１は、例えば段ボールシートを
ダイカットするプレス機械などの加工機から出る互いに
積重ねられたバッチ状シートを処理するものである。切
断プレスで加工されたシートは一般に夫々が将来折込箱
となるようないくつかのブランクを有している。これら
のブランクは、切目によって側縁を互いに接続されかつ
切断プレスの搬送部所に積重ねられる。このためこのよ
うなシートパイル即ちシート積上体は、各シートの個別
のブランクが互いにセパレータ等によって分離されるま
では、例えばボックスブランクを折込む折込機で直ちに
使用出来るというものではない。 一般に、シート面内にある種々のブランクの配置によ
っては、シートパイルがセパレータへ送られる前に、切
断プレスの搬送部所から第１コンベア上にくるシートパ
イルを別の配置即ち向き又は姿勢に変える必要がある。
このように方向を変える場合即ち配向する場合に本発明
の移送及び配向装置１が使用される。次にその作動につ
いて述べる。 切断プレス即ちカッティングプレスをを出たシート積
上体は、該積上体の前後縁を検出する光電池を備えたコ
ンベアによって当該装置１上へ移される。初期の段階で
は、光電池は当該装置１へ到達するシート積上体の前縁
を検知し、この移送及び配向装置１の単一の又は一対の
ベルトの始動をもたらし、こうしてキャリアボール18の
回転を開始する。この光電池による積上体前縁の検知
は、同時にコンベア出口ローラへ取付けられているパル
ス発生装置から出るパルスを計数するために使用される
回路の始動をもたらす。シート又はシート積上体が、回
転トレイ２の幾何学的中心へ至る前に移動する距離は、
ある数のパルス数に対応している。このパルス数は走行
方向における積上体の寸法に依存している。更に、この
光電池は、パルス数の正確な算出を可能とするようにシ
ート積上体の後縁を検出する。こうして得られた所定数
のパルスにより、シート積上体は回転トレイ２上で正確
にセンタリングされ、２本のベルト22、23又は１本のベ
ルト24を使用している装置のコンベアの駆動運動が妨げ
られる。かかるベルトの妨げによってキャリアボール18
の回転が停止する。回転トレイ２の周縁内に収容される
寸法を持ったシート積上体の場合、回転トレイは、直ち
に45°だけ回転され、その結果キャリアボール18及び回
転トレイ２の相対回転の作用のもとで90°だけバッチの
枢動をもたらす。シートの寸法が回転トレイ２の周縁を
越える寸法の場合、回転トレイは、コンベアのベルトが
停止状態になったときに上昇し、次いで、すぐに90°だ
け回転する。これは、キャリアボール18が、もはや、ベ
ルトと、又は回転トレイ上に配置された積上体の下側面
と、接触しないようになるため、該キャリアボール18は
もはや回転を起こすためには何ら使用されないためであ
る。 上記の２つの作業モードは、装置の制御盤に設けられ
たスイッチによって選択できる。 第１の場合、回転トレイ２の回転角度範囲は、回転ト
レイ２の軸の端部に配置されたコードデイスク54のよう
なコーディング装置によって制御される。この回転が完
了すると、エンドレスベルトが新たに始動しキャリアボ
ール18が回転し、この作動によって回転トレイの面に対
して垂直に伸びている軸周りに90°だけ回転した後にシ
ート積上体をセパレータの方向へ進める。セパレータ内
で各ブランクの分離が確実に行われかつ処理されるシー
トの積上体がそこから無くなるようにするため、２つの
光電池９、10が移送及び配向装置１の出口端に取付けて
ある。これによりもしこれらの光電池が分離の最中に積
上体の後縁を検知すると、これらの光電池は、前の積上
体後縁が光電池からの光線のブロックを終わるまで、エ
ンドレスベルト22、23が動かないようにするため該ベル
トの制御装置へ信号を送る。光電池がもはや暗くならな
くなったときにはすぐに、切断プレスの搬出部にあるコ
ンベアは再び始動指令を受け、作動サイクルが再び開始
するようになっている。 第２の場合、回転トレイ２は下方位置へ降下され、回
転トレイ２が90°回転を完了しコード装置がこの回転数
を検出するとすぐに、停止片83の端部スイッチが起動す
る。この結果、エンドレスベルト22、23が始動し、キャ
リアボール18の回転を始動し、シート積上体を光電池
９、10の方向へ前進させ、次いで該光電池は第１の場合
と同様な作動を行う。
【発明の効果】 本発明により得られる利点は、基本的には、回転トレ
イのボールを駆動する手段及びキャリアボールテーブル
及びトレイ駆動手段の制御が適切に行えることであり、
さらには被加工物体が回転トレイ周辺内に含まれる最大
寸法を有するときに該物体を配向し、キャリアボールテ
ーブルが回転したときに該テーブル上の物体の最大縁部
をこすらないようにするため回転トレイを上昇すること
によって該回転トレイの直径より大きい寸法の物体の処
理を可能としていることである。よって、この装置は物
体の移送及び配向速度を増大しもってその処理速度を増
大できるのである。またこの装置で使用する機構は非常
に単純で価格が既存のものより著しく低くなるのであ
る。 上述の事項は、生産ラインの特定部所においての当該
移送及び配向装置１の作動である。しかし本発明の装置
は種々の方法にて使用出来る。実際、キャリアボールテ
ーブル３上のキャリアボール18及び回転トレイ２に関す
る特定の駆動システムに関し、回転トレイ２の周縁内に
含まれる積上体の場合、該トレイ２上の小さい積上体の
回転及びエンドレスベルト22、23の移動は、例えば既に
分離されたたバッチのようなシート積上体が、例えば該
装置を横切る位置によってはパレタイザのような装置ま
で供給され、他側に位置したバッチの層を得ることが出
来るように調時されうる。多数の有利な有用性のほかに
この装置は、回転トレイ２及びキャリアボール18の結合
回転作用のために、軸の周りにおいてシート積上体を回
転するのに必要な時間をかなり減縮できる利点がある。
これは、上述のように、積上体を90°回転する作業が、
単に回転トレイ２を45°だけ回転することにより達成す
ることが出来るからである。 この装置は上述事項内において種々の改良が可能であ
る。
イのボールを駆動する手段及びキャリアボールテーブル
及びトレイ駆動手段の制御が適切に行えることであり、
さらには被加工物体が回転トレイ周辺内に含まれる最大
寸法を有するときに該物体を配向し、キャリアボールテ
ーブルが回転したときに該テーブル上の物体の最大縁部
をこすらないようにするため回転トレイを上昇すること
によって該回転トレイの直径より大きい寸法の物体の処
理を可能としていることである。よって、この装置は物
体の移送及び配向速度を増大しもってその処理速度を増
大できるのである。またこの装置で使用する機構は非常
に単純で価格が既存のものより著しく低くなるのであ
る。 上述の事項は、生産ラインの特定部所においての当該
移送及び配向装置１の作動である。しかし本発明の装置
は種々の方法にて使用出来る。実際、キャリアボールテ
ーブル３上のキャリアボール18及び回転トレイ２に関す
る特定の駆動システムに関し、回転トレイ２の周縁内に
含まれる積上体の場合、該トレイ２上の小さい積上体の
回転及びエンドレスベルト22、23の移動は、例えば既に
分離されたたバッチのようなシート積上体が、例えば該
装置を横切る位置によってはパレタイザのような装置ま
で供給され、他側に位置したバッチの層を得ることが出
来るように調時されうる。多数の有利な有用性のほかに
この装置は、回転トレイ２及びキャリアボール18の結合
回転作用のために、軸の周りにおいてシート積上体を回
転するのに必要な時間をかなり減縮できる利点がある。
これは、上述のように、積上体を90°回転する作業が、
単に回転トレイ２を45°だけ回転することにより達成す
ることが出来るからである。 この装置は上述事項内において種々の改良が可能であ
る。
図１は本件移動及び配向装置の斜視図である。 図２は第１図の装置の上面図である。 図2aは第２図の別の形態を示す図である。 図３は第２図のIII-III矢視図である。 図４は第２図のIV-IV矢視図である。 図５は第２図のＶ−Ｖ矢視図である。 図６は第２図のVI-VI矢視図である。
１……移送及び配向装置、２……回転トレイ ３……キャリアボールテーブル、４……キャリアボール
テーブル ４、５……側方フレーム部材、７、８……光電池 ９、10……支持体、18……被駆動キャリアボール 20……前側ツインローラ、21……後側ツインローラ 22、23、24……エンドレスベルト、25……駆動ローラ 26……前方側方ローラ、27……モータ 28……後方側方ローラ、29……センタリングローラ 30、31……垂直ビーム、35……支持板 36……モータ軸、37……モータ 38……支持体、39……基板 40……軸受、42、43……ローラ 44……軸受、45……支持板 47、48……ローラ、49……モータ 53……軸受、54……コードデイスク 56……検知装置、60……支持板 69……ボールブッシュ、78……パット 82……ジャッキ、84……アーム 85……ガイドブロック、86……支持ローラ 89……ベアリング、100……駆動軸 111……本体、112……孔 113……カラー、114……閉塞部
テーブル ４、５……側方フレーム部材、７、８……光電池 ９、10……支持体、18……被駆動キャリアボール 20……前側ツインローラ、21……後側ツインローラ 22、23、24……エンドレスベルト、25……駆動ローラ 26……前方側方ローラ、27……モータ 28……後方側方ローラ、29……センタリングローラ 30、31……垂直ビーム、35……支持板 36……モータ軸、37……モータ 38……支持体、39……基板 40……軸受、42、43……ローラ 44……軸受、45……支持板 47、48……ローラ、49……モータ 53……軸受、54……コードデイスク 56……検知装置、60……支持板 69……ボールブッシュ、78……パット 82……ジャッキ、84……アーム 85……ガイドブロック、86……支持ローラ 89……ベアリング、100……駆動軸 111……本体、112……孔 113……カラー、114……閉塞部
Claims (8)
- 【請求項１】平坦な物品特に厚紙及び段ボール製のブラ
ンクの積上体から成るバッチを移送しかつ配向する装置
１であって、 間隔を置いた複数のキャリアボール18のユニットを有す
るキャリアボールテーブル３を含む移送及び配向面を形
成しかつ複数のキャリアボール18ユニットを有する回転
トレイ２を受け入れている開口を形成している手段２、
３と、 前記開口内へ前記回転トレイ２を載置し前記移送及び配
向面に対して直角に伸びている軸の回りに回転可能であ
り、該面内にて回転トレイ２を支持する回転トレイ支持
手段85を含んでいる回転トレイ載置手段53、89と、 回転トレイ２を回転する手段37と、 移送及び配向面内の下方位置と該面の上方に配置された
上昇位置との間において回転トレイ２を移動する回転ト
レイ移動手段82であって、前記キャリアボールテーブル
３の下方フレームと前記回転トレイ２へ取り付けられた
部材との間で作動する少なくとも１つのジャッキ82から
成り、前記キャリアボールテーブル３及び回転トレイ２
の前記キャリアボールユニットの各々がそれぞれ該キャ
リアボールテーブル３及び回転トレイ２に配置されたガ
イド部材へゆるく受け入れられたボールである、回転ト
レイ移動手段82と、 上方表面を有する少なくとも１つの直線方向移動部材2
2、23から成る前記キャリアボール18ユニットのボール1
8を駆動するボール駆動手段22、23であって、該直線方
向移動部材が移送及び配向面の下方に配置されており、
該上方表面が、前記回転トレイが前記第１位置にあると
きに前記回転トレイに属しているユニットのボールの下
方部分と同様に前記キャリアボールテーブルに属してい
る前記ユニットの各ボールの下方部分へ恒久的に接して
いるボール駆動手段22、23と、 を含んでいる平坦物体移送及び配向装置。 - 【請求項２】回転トレイ載置手段が、下方の円滑な軸受
53と、前記回転トレイ２の軸36を受け入れる上方の円滑
な軸受89と、を含んでいる請求項１の平坦物体移送及び
配向装置。 - 【請求項３】回転トレイ２を回転する手段が、前記上方
の円滑な軸受89と下方の円滑な軸受53との間で前記軸36
へ取り付けられている減速装置付きモータ37を含んでい
る請求項２の平坦物体移送及び配向装置。 - 【請求項４】回転トレイ２を回転するように支持してい
る前記回転トレイ支持手段が、前記回転トレイ２の下方
周辺面に作動的に係合している支持ローラ86を有してい
る前記テーブル３の下方面付近に取り付けられているガ
イドブロック85を含んでいる請求項１の平坦物体移送及
び配向装置。 - 【請求項５】回転トレイ２を回転する手段が、軸36を有
する減速装置付きモータ37を含んでおり、駆動ローラが
該軸36へ接続されかつ回転トレイ２の周辺縁部へ係合し
ている請求項１の平坦物体移送及び配向装置。 - 【請求項６】前記少なくとも１つの直線方向移動部材
が、前方ローラ26と後方ローラ28との間に伸びており前
記ボール18に係合する上方走行部を有している少なくと
も１つのエンドレスベルト22、23と、該上方走行部がボ
ールへ係合するとき該上方走行部を支持するため該上方
走行部の下方に配置されている支持板60と、から成る請
求項１の平坦物体移送及び配向装置。 - 【請求項７】前記少なくとも１つの直線方向移動部材
が、並置した２つのエンドレスベルト22、23であって、
前方のツインローラ26と後方のツインローラ28との間を
移動し、上方走行部が前記ボールへ係合している２つの
エンドレスベルト22、23と、該上方走行部が各ボール18
へ係合するとき該上方走行部を支持するため該ベルト2
2、23の上方走行部の下方に配置されている支持板60
と、から成る請求項１の平坦物体移送及び配向装置。 - 【請求項８】キャリアボール18ユニットの各ガイド部材
が、ボール18を受け入れる孔112を有している中空の円
筒形本体111であり、この中空の円筒形本体111が上方部
分にカラー113を有しており、前記孔112が下方部分にボ
ールを受け入れる座を形成するため内方に伸びている肩
114を備えている請求項１の平坦物体移送及び配向装
置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8814303A FR2637878B1 (fr) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | Dispositif de transfert et d'orientation d'objets plats disposes en paquets |
| FR8814303 | 1988-10-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02158519A JPH02158519A (ja) | 1990-06-19 |
| JP2506459B2 true JP2506459B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=9371502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1270153A Expired - Fee Related JP2506459B2 (ja) | 1988-10-17 | 1989-10-17 | 平坦物体移送及び配向装置 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5000305A (ja) |
| EP (1) | EP0369133B1 (ja) |
| JP (1) | JP2506459B2 (ja) |
| AT (1) | ATE75205T1 (ja) |
| AU (1) | AU624641B2 (ja) |
| BR (1) | BR8905242A (ja) |
| CA (1) | CA1311207C (ja) |
| DE (1) | DE68901333D1 (ja) |
| ES (1) | ES2030568T3 (ja) |
| FR (1) | FR2637878B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101841883B1 (ko) * | 2017-10-16 | 2018-03-23 | 주식회사 제이디 엔지니어링 | 고중량물 수동식 턴테이블 장치 |
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1989
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- 1989-09-13 AT AT89116902T patent/ATE75205T1/de not_active IP Right Cessation
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- 1989-10-13 AU AU42888/89A patent/AU624641B2/en not_active Ceased
- 1989-10-16 BR BR898905242A patent/BR8905242A/pt not_active IP Right Cessation
- 1989-10-17 JP JP1270153A patent/JP2506459B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1989-10-17 US US07/422,575 patent/US5000305A/en not_active Expired - Lifetime
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