JPH02158519A - 平坦物体移送及び配向装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は厚紙又は段ボール紙から切断されかつ互いに積
上げられたブランクのような、バッチ状に配置された平
坦物体を移送及び配向しかつ被駆動キャリアボールを備
えたトレイを含む移送及び配向面を有する装置に関し、
前記トレイが持上装置を含んでいる平坦物体の移送及び
配向装置に関する。

従来の技術 積上げたり又は積上げていない板状物体を処理する分野
において、かかる物体を移送しかつ配向する装置はよく
知られている。

米国特許第３，８２８，９１７号に開示したこれらの装
置の１つはキャリアボールを備えた固定テーブルを有し
ている。これらのボールは、歯付ベルトによって駆動さ
れるプーリに取付けられたディスクにより個別的に摩擦
駆動されている。ディスク及びプーリから成るこのユニ
ットは２つのジヤツキによって長平方向及び横方向に移
動可能な基板に恒久的に取付けである。この固定テーブ
ルに対する基板を含むこの移動は、キャリアボールの回
転速度の変動又は回転方向の変更を可能としており、こ
のことが物体積上体を所定方向に配向することを可能と
している。基板の移動をもたらす適当な駆動システムは
同様に軸線周りに物体積上体を回動することを可能とし
ている。

バッチ状に配置した物体を配向する別の装置が米国特許
第３，４４２，４１０号に開始されている。

この装置は複数のエンドレスベルトコンベアカラ成る組
立体を開示している。これらのコンベア間には２つの空
気ピストンによりもたらされる回転変更運動をもたらす
軸へ取付けられた横断形状をなす回動テーブルが取付け
である。またとの回動テーブルは、物体がもはやコンベ
アのエンドレスベルトに接触しないように該回動物体の
持上げを行なう垂直運動を伝えるようになっている２つ
の空気ピストンへ接続された架台へ取付けである。

パイル状又はパッチ状に配置された物体を配向即ち方向
付けする第３の装置は、米国特許用２．８９７，９４８
号に記載されている。この装置は概念上は上記の装置と
近似したものであるが、回動テーブルが孔を有している
点で異なっている。

これらの孔はテーブルが下方位置になったときに運搬又
は配向されるべき物体にローラの一部から成る通路がロ
ーリングを与えることが出来る。こノ場合、ロータリテ
ーブルの運動は間欠に得られしかも一方向にのみ配向さ
れる。この運動は平坦なディスクの周辺に配置されたロ
ンドによって制御されたモータによって得られ、このデ
ィスクはジヤツキ及びレバー装置の作用によりテーブル
を上昇するようになっている。

発明が解決しようとする課題 しかして上述の各装置は下記のような欠点を有している
。

第１の装置では、ロータリボールの運動には、制御され
ることが期待されている各ボールに相対的な複雑な機能
が必然的に要求されている。さらに基板の移動は、独立
した制御を必要とし、これは同様に高価につくものであ
る。その上、この装置では搬送され又は再配向されるべ
き物体の重量によってもたらされる荷重からボールと解
放することは出来ない。また各ボール間の間隔がかなり
大きくなり、このことが、かなり繊細な物体の処理の際
に、ボールと積上体の最下部シートの接触点にかなりの
偏荷重を発生させている。

第２の装置はボールを有してはいないが、物体搬送用ベ
ルトを有している。ここではパッチ状物体の転回は、交
叉形状のテーブルがエンドレスベルトコンベアによって
提供される面に関し上方位置にあるときにのみ達成でき
るのである。しかしてこの場合はこの交叉形状テーブル
に関し、該テーブルの交互に起る垂直運動と共に後方又
は前方の回転運動を起す。これらの両運動は空気又は液
体ジヤツキによって転成されている。

この装置は、物体の単純な転回を得るために重大なる手
段を使用する必要がある。さらにこの場合物体は一方へ
の転回のみが可能である。そしてこの第２の装置では、
第１の装置では可能であったような、物体を配向し、そ
の後、それらを異なる軌条の方へ送るということは出来
ない。

第３の装置は、第２の装置に近似している。違いは、回
転テーブルの形状だけである。即ち第３の装置では、こ
のテーブルは矩形をなしており、該テーブルが下方位置
にあり該テーブルの回転駆動装置によって起動された際
にコンベアローラの上部が通過可能な孔を有している。

またこの装置ではテーブルが上方位置にあるときにのみ
パッチ状物体の回転が可能であり、この回転テーブルの
駆動は別の運動を行なうようなことは出来ず、テーブル
はその軸へ取付けられたロンドによってもたらされる電
気制御モータによって常に同一回転方向にのみ起動され
るのである。

また垂直運動はジヤツキ及びレバーの作動で動く装置に
よって制御出来る。

この装置の欠点は上述の装置に関してすでに述べたと同
様である。

本発明はこれらの諸欠点を解決することを目的とする。

このため、本発明は、厚紙又は段ボールから切取られ次
いで互いに積上げられたブランクのようなパッチ状に配
置した平坦物体を移送しかつ配向する装置から成り、こ
の装置は、ボールトレイを備えた移送及び配向面と、該
ボールトレイの回転駆動を行なう手段と、該ボールを駆
動する手段と、ボールトレイを垂直に移動する手段と、
を含み、該移送及び配向面が中央ベアリングによって支
持された回転トレイによって取囲まれたキャリアボール
テーブルから成り、この円形をした回転トレイはその面
がキャリアボールテーブルによってもたらされる面と整
合するように支持装置によって担持され、回転トレイの
回転駆動を行なう前記手段が被加工物体に望まれた方向
により要求されるように制御された回転駆動装置から成
り、キャリアボールを駆動する前記手段が移送及び配向
面の下側に配置された少なくとも１つの直線変動装置か
ら成り、該直線変動装置２の上側がキャリアボールテー
ブル上の被駆動キャリアボールの下方部及び前記回転ト
レイの被駆動キャリアポールの下方部と恒久的に接触し
ており、前記回転トレイを垂直に移動する手段が被加工
物体の寸法によって要求されるように制御された少なく
とも１つのジヤツキから成り、このジヤツキは装置の下
方わ（と回転トレイをブラケット上に支持しているパッ
ドとの間に取付けてあり、キャリアボールテーブルの被
駆動キャリアボールと回転トレイとは案内装置内に差込
まれている。

作　　用 本装置はキャリアボールテーブル３を含む。このテーブ
ルの中心は被駆動キャリアボール１８を備えた回転トレ
イ２を有している。このキャリアポール１８は直線移動
装置の運動によって駆動され、この直線移動装置は２つ
のエンドレスベルト２２．２３から成り、該ベルトの上
側は各キャリアポール１８の下部と接触している。回転
トレイ２の運動は該回転トレイ２の軸３６に取付けられ
た減速装置付モータ３７によって得られる。一方、この
回転トレイの垂直運動は空気シリンダ８２により得られ
ている。

本装置は紙加工産業界にて使用されるボックスブランク
のような物体の積上体を回転し配向するのに使用される
。

実施例 第１図は第２図に示す形状に対応する移送及び配向装置
１の斜視図である。第１図は特にキャリアボールテーブ
ル３の中心に設けられた回転トレイ２を示す。このテー
ブル３及び回転トレイ２は２つの側方フレーム４．５に
よって支持されている。これらのフレーム４，５は支柱
６（図では１つのみを示す）によって互いに接続されて
いる。

これらの支柱６と回転トレイ２を制御する機構とについ
ては第３及び４図において詳細に述べる。

後述の記載かられかるように回転トレイ２は回転方向に
駆動されるのみならず、キャリアボールテーブル３によ
って形成される面に対し上昇することも出来る。回転ト
レイ２のこの回転駆動運動及び上昇運動は、光電池７，
８により指令される。

これらの光電池７．８はキャリアボールテーブル３の端
部望ましくは被加工物体の積上体（図示なし）が到達す
る部分に取付けられた支持体９．１０上に設けである。

これらの積上体は矢印１１で示す方向に移動する。本発
明では、この移送及び配向装置はブランクを製造するラ
イン（図示なし）を含む室の床へ予かしめ取付けたレー
ル１２．１３上を移動できるように設けられている。

第２図は第１図の移送及び配向装置１の、第１実施例を
示す上面図である。この図において、ブランクの束即ち
バッチは矢印１１の方向から到達する。矩形形状をなす
キャリアボールテーブル３は互いに接続された４つの部
分１４〜１７から成っている。これらの４つの部分１４
〜１７は、被駆動キャリアボール１８が挿入されている
ハウジングを有しており、これらの４つの部分１４〜１
７の組立体はキャリアボールテーブル３の固定部分を形
成している。更にこれらの部分１４〜１７は回転トレイ
２を取囲んでいる。回転トレイ２自体もキャリアボール
テーブル３と同様に被駆動キャリアボール１８を同様に
装備しており、また製造上の理由から２つのリング形状
半休から構成されている。部分１４〜１７と回転トレイ
２の周辺との間には間隙１９が設けである。図に示すよ
うに回転トレイ２の制御は該トレイの中心軸によって行
なわれる（第４図参照）。キャリアポール１８は２つの
エンドレスペル）２２．２３によって駆動される（第５
図参照）。運動は前側ツインロー２２０によって与えら
れる。また両エンドレスベルト２２．２３は、これらの
エンドレスベルト２２．２３の伸長装置として同様に作
動する後側ツインローラ２１上を移動する。

第２ａ図は第１図に示す装置の第２の形態を示す上面図
である。この図は第２図と同様の要素を示している。よ
って同一部品には同一番号を付している。

被処理物積上体は矢印１１で示す方向に送られてキャリ
アボールテーブル３へ到り、そこから回転トレイ２の方
へ送られる。このキャリアボールテーブル３、上のキャ
リアメール１８及び回転トレイ２の運動は単一のエンド
レスベルト２４により行なわれる。この単一のエンドレ
スベルト２４の使用は、回転トレイ２の回転制御が回転
トレイ２の周辺に作用する減速装置を備えたモータ（図
示なし）の軸へ取付けられた駆動ローラ２５により達成
されることによってもたらされる。この実施例ではこの
エンドレスベルト２４は減速装置２７を有するモータに
よって制御された前方側方ローラ２６によって駆動され
る。更にこのエンドレスベルト２４は、エンドレスベル
ト２４の緊張装置として使用される後方側方ローラ２８
の周辺を移動する。一方、回転トレイ２はその周辺に沿
って取付けられた４個のセンタリングローラ２９によっ
て中心位置に保持されかつキャリアボールテーブル３へ
設けられたベアリング内に保持されている。このエンド
レスベルトは直線運動用の他の装置と代替できかつキャ
リアボール１８へその運動を伝えることが期待される。

例えばその装置は剛性板を有するコンベアチェーンから
成り、該剛性板はボックスブランクのパッチを積んだ鋼
製板又はフルパレットのような物品の重いパイルの加工
を可能としている。

第３図は第２図の置−厘断面図であり、装置の構造をよ
り詳細に示している。この装置は横棒３２．３３によっ
て互いに接続された垂直ビーム３０．３１から成る下方
わくを含んでいる。これらの横棒３２．３３は支柱３４
へ対し、支持板３５が固定されるがんじょうな下方枠を
形成するように接続されている。該支持板３５は中央部
に、図面の右方に示す減速装置３７を有するモータの軸
３６を取付ける開口を有する。また両横棒３２゜３３の
前側には支持体３８が取付けである。この支持体３８は
基板３９を有し、該基板３９上には軸受４０が取付けて
あり、該軸受４０には本装置を移動するために要求され
たローラ４２，４３を支持する軸４１の端部が係合して
いる。該軸４１の他端は横棒３３の前側へ取付けられた
支持板４５へねじ止めされた軸受４４によって保持され
ている。明らかに、ローラ４７．４８（第４図）を支持
している他の軸４６を保持するために同様の構造が使用
される。装置の移動１２支持体３８へねじ止めされたモ
ータ４９により行なわれる。

このモータ４９の出力軸は、軸４１へ取付けられたスプ
ロケットホイール５２へ対してチェーン５１によって接
続されている別のスプロケットホイール５０によって設
けられている。減速装置３７を有するモータの軸３６は
支持板３５の下側にねじ止めされた下方の軸受５３へ保
合している。

この軸受５３上方へ突出している軸３６の端部は、減速
装置３７を備えたモータの回転をチエツクできるように
検知装置５６によってスポットされるようなブロック５
５を備えたコードディスク５４を有している。この装置
の代りとして、軸端に例えば市販のパルス発生装置など
の検知装置を取付けることも出来よう。

ここに述べた装置の部分は、支柱５８によって互いに接
続された管状横棒５７の組立体から成る上方わくを更に
含む固定部分として以降に言及するものと理解されうる
。全ての管状横棒５７はその上部に詰め金５９を有し、
この上に支持板６０をねじ止めしている。この支持板６
０はエンドレスペル）２２．２３の支持面として作用し
ている。

他方、上方わくは第３図の左方に１つのみを示している
。垂直ビーム６１によって下方わくへ接続されている。

垂直ビーム６１には管状横棒５７の下側を支持している
棒６２が載っている。２つの長手方向ビーム６３．６４
が、直角体６５．６６及びアングル片６７．６８によっ
て、キャリアボールテーブル３のアンカーとして作用出
来るように垂直ビーム３０．３１の外側へねじ止めされ
ている。上記のようにキャリアボールテーブル３は４つ
の部分１４〜１７から成っておりこれらの部分内にボー
ルプッシュ６９がさし込まれている。

また直角体６５．６６は夫々前後の両ローラ２０゜２１
のベアリング７０．７１を支持している。

図示の実施例ではベアリング７０．７１は適当な手段７
２．７３によって長平方向に調整可能となっており、こ
れＫよりツインローラ２０．２１の平行性を設定しかつ
２つのエンドレスベルト２２．２３へ対し所定の張力を
与えている。これらのベル）２２．２３は減速装置付の
モータ７４によって駆動され、このモータの運動はチェ
ーン７７によって互いに接続されたスプロケットホイー
ル７５．７６によってツインローラ２０へ伝えられてい
る。

この装置の可動部分について述べる。この可動部分はパ
ット７８を含み、このパット７８の上方には回転トレイ
２を駆動する減速機付モータ３７が取付けである。パッ
ト７８には帯状部材７９によって検知装置５６が取付け
である。この図において、減速機付モータ３７は管状の
中央ハブを有し、このハブ内には回転トレイ２の軸３６
がコツタ止めされかつ保持リング８０．８１によって垂
直位置に止められている。少なくとも１つの空気式ジヤ
ツキ８２がパット７８の上側に堰付けられかつ、該パッ
ト７８を貫通する該ジヤツキ８２の押出軸が支持板３５
内の孔へ入っている。可動部分の垂直ストロークの制限
は支持板３５内に取付けられた停止片８３によりなされ
ている。この装置では各空気ジヤツキに１つの停止片８
３を使用するように構成しである。この停止片８３はト
レイ２を上方位置にして回転するときにトレイの回転駆
動を指令するようになっているスイッチ（図示なし）と
協働作動できるように配置されており、この機能は装置
の制御ディスクにプログラムされる。更Ｋ　ハツト７８
は支持ローラ８６を有するガイドブロック８５を各端部
で支持するようになっている４つのアーム８４を有して
いる。この支持ローラ８６は回転トレイ２の下側の周辺
に接していて、支持及び回動点として機能している。ガ
イドブロックａ５はキャリアボールテーブル３の部分１
４〜１７へ機械加工されたガイドレール８７へ保合して
いる。この回転トレイ２はキャリアボールテーブル３の
ものと類似のボールプッシュ６９を同様に装備している
。回転トレイ２の中心には軸３６の上端に取付けられた
スリーブ８８が設けである。この軸３６は上方わくの中
心にある支柱５８の下側へ取付けられた上方のベアリン
グ８９内の部分にガイドされている。第３図において、
回転トレイ２は下方位置即ち、キャリアボール１８の下
部が２つのエンドレスペル）　２２．２３の上側に接解
できる位置にて示しである。明らかにこの持上システム
は、例えば回転トレイの軸の下端にてジヤツキの作用で
回転トレイの軸を内部回転しスラストボールペアリング
を介して回転トレイに作用している溝付中央ブツシュを
備えた例えば減速装置付モータを使用することは容易に
考えられよう。回転トレイを角度方向に駆動しかつ上昇
するための別の可能性は例えば歯車、回転用歯付ベルト
、上昇作動用カム等が容易に考えられよう。該装置の作
動は後述する。

第４図は第２図のＩＶ−ＩＴ断面を示す図であって、第
３図において述べた種々の装置を横断方向にみた図であ
る。第４図において、軸受即ちベアリング５３．８９の
詳細を見ることができる。これらの軸受はブツシュ９０
．９１の助けによって回転トレイ２を支持している軸３
６の垂直移動を可能としている。エンドレスベルト２２
．２３がセンタリングリプ１１０を備え、該リプは長平
方向ガイドを容易にするために使用されている。装置を
作動部所に移した後、該装置の位置を固着するため、２
つの垂直ビーム３０．３１がカップ９２と、ねじ付ロッ
ド９３と、ナツト９４と、カウンターナツト９５と、か
ら成る支持要素を備えている。

第５図は第２図のｖ−ｖ断面を示す図であり、前方ツイ
ンローラ２０の構造の詳細を示している。

このローラ２０は軸受１０１，１０２によって両端を支
持された駆動軸ｉｏｏを構成するようにした孔をキャリ
ッジ９８．９９によって閉じられた２つの円筒形ライニ
ング９６．９７から成っていて、これらの軸受は長手方
向ビーム６３．６４（第４図参照）へ永久的に取付けら
れた側方ガイ）’１０３，１０４へ取付けられている。

一方、駆動軸１００は、支持体１０６内に配置されたボ
ールベアリング１０５によってその中央に支持されてい
る。円筒形ライニング９６．９７及びキャップ９８．９
９から成る組立体の側方位置はキャップ９８．９９を横
切っているピン１０７と駆動軸１００とにより固定され
る。この配置はまた前方ツインローラ２０の回転駆動も
可能としている。

上述したように、この駆動運動は、チェーン７７（第３
図）によってスプロケットホイール７６へ接続されてい
る別のスプロケットホイール７５を備えた減速機付モー
タ７４により得られている。

スプロケットホイール７６は軸受１０２と反対側の駆動
軸１００の端部ヘビン１０８によって取付けられている
。さらに円筒形ライニング９６．９７は両エンドレスベ
ルト２２．２３のセンタリングリブ１１０を備えた溝１
０９を有している。この図では、また、キャリアボール
テーブル３０２つの部分１５．１７と、作動については
後述する光電池７．８とを示している。キャリアボール
１８を支持しているボールプッシュ６９は、各部分内に
位置づけられておりキャリアボールテーブル３の部分で
はこのキャリアボール１８は常にエンドレスベルト２２
．２３の上側に接している。

第６図は第２図の■−■断面図であり、ボールブッシン
グ６９の取付けについて示している。

この図かられかるように、ポールブッシング６９０１つ
は回転トレイ２内に取付けてあり、エンドレスベルト２
２は実際にキャリアボール１８を支承している。ポール
ブッシング６９は、キャリアボール１８が自由に運動し
即ち該キャリアボールが軸線上で自由に回転しかつ孔１
１２内で垂直方向に移動できるような寸法の該孔１１２
を備えた管状の円筒形本体１１１の形態を有している。

この本体１１１は、その上部に、回転トレイ２内へ挿入
されたときにその本体の垂直位置を固定するのに使用さ
れるカラー１１３を有している。孔１１２の下方部分に
は、回転トレイ２が上方位置へ位置づけられたときにキ
ャリアボール１８が着座するために使用される、面取閉
塞部１１４が設けられている。こうして、この位置にあ
っては、キャリアボール１８は当該部分に載っており、
その上部はカラー１１３の上部のすぐ下側のレベルに位
置づけられ、キャリアボール１８がその孔１１２内にて
なしうる垂直運動よりも回転トレイ２の上昇ストローク
が、長い場合には、キャリアボール１８の下方部分とエ
ンドレスベルト２２の上面との間の接触はもはや一行な
われない。この段階において、回転トレイ２上の物体は
もはやキャリアボール１８と接触せず、カラー１１３の
上部により決定される面上に載るのである。

この移送及び配向装置１は、互いに積重ねられ例えば段
ボールシートをダイカットする機械などの加工機から出
たシート積上体を処置するものである。切断プレスで加
工されたシートは一般に夫々が折込箱となるいくつかの
ブランクを有している。種々のブランクが切目によって
互いに接続されかつ切断プレスの搬送部所に積重ねられ
る。このためこのシート積上体は、例えばボックスブラ
ンク折込機で直ちに使用出来るというものではない。そ
こでブランクパッチの分離がいわゆるセパレータでもっ
てなされる。

一般に、シート面内での種々のブランクの配置により、
切断プレスの搬送部所から第１コンベア上にくるシート
積上体がセパレータへ送給される前に該積上体を別の配
置即ち姿勢に変える必要がある。このように方向を変え
る場合即ち配向する場合に本発明の移送及び配向装置１
が使用される。

次にその作動について述べる。

切断プレス即ちカツテングプレスを出たシート積上体は
、該積上体の前後縁を検出している光電池を備えたコン
ベアによって当該装置上を移動する。初期の段階では光
電池はシート積上体の前縁を検知Ｃ本移送及び配向装置
１の２つのエンドレスベルトの始動次いでキャリアボー
ル１８の回転を行なう。この光電池による積上体前縁の
検知はまたコンベア出口ローラへ取付けられているパル
ス発生装置から出るパルスを計数する回路を開（。

シート積上体が回転トレイ２の幾何学的中心罠至る前に
移動する距離は、ある数のパルスに対応している。この
パルスの数は走向方向における積上体の寸法に依存して
いる。さらに、この光電池は、パルス数の正確な算出を
可能とするようにシート積上体の後縁を検出する。こう
して得られた所定数のパルスにより、シート積上体は回
転トレイ２上で正確にセンタリングされ、装置のコンベ
ア及びエンドレスペル）２２．２３の駆動運動が妨げら
れ、よってキャリアポー−／Ｉ／１８の回転が停止する
。回転トレイ２の周縁内に収容される寸法を持ったシー
ト積上体の場合、回転トレイは、直ち忙４５°だけ、回
転され、その結果キャリアボール１８及び回転トレイ２
の相対回転の作用のもとで９００だけパッチの枢動をも
たらす。回転トレイ２の周縁を超える寸法のシート積上
体の場合、回転トレイは、エンドレスペル）　２２　、
２３力アル位置に（ると上昇し、次いですぐに９００だ
け回転する。かかる状態ではキャリアボール１８は使用
出来ない。それはこれらのボール１８がもはやエンドレ
スベルト２２．２３にもシー）Ｍ上体の下側にも接して
いないからである。

上記の２つの作業モードは、装置の制御盤に設けられた
スイッチによって選択できる。

第１の場合、回転トレイ２の回転角度範囲は回転トレイ
２の軸の端部に配置されたコーテング装置によって制御
される。この回転が完了すると、エンドレスベル）２２
．２３４！キヤリ７ホーＩＬｐ１８と共に改めて再び駆
動され始める。この作動によってシート積上体を面上で
９００だけ回転した後にこれをセパレータの方へ前進さ
せる。セパレータ内で分離が確実に行なわれるようにす
るため即ち加工されたシートの積上体がなくなるように
するため、２つの光電池９．１０が移送及び配向装置１
の出口端に堆付けである。これによりもしこれらの光電
池が分離の際中に積上体の後縁を検知すると、これらの
光電池は積上体後縁が光電池からの光線を切るまでエン
ドレスベル２２．２３の動きを防止するために該ベルト
の制御装置へ信号を送る。光電池が暗くなるとすぐに、
切断プレスの搬出部にあるコンベアは再び始動指令を受
け、作動サイクルが再び開始する。

第２の場合、回転トレイ２は下方位置へ降下され、回転
トレイ２が９０°回転を完了しコーテング装置がこの回
転を検出するとすぐ停止片８３の端部スイッチが起動す
る。この結果、エンドレスベルト２２．２３が始動しキ
ャリアボール１８を起動し、シート積上体を光電池９．
１０の方向へ前進させ次いで該光電池は第１の場合と同
様な作動を行なう。

発明の効果 本発明により得られる利点は基本的には、回転トレイの
ボールを駆動する手段及びキャリアボールテーブル及び
トレイ駆動手段の制御が適切に行なえることであり、さ
らには被加工物体が回転トレイ周辺内に含まれる最大寸
法を有するときに該物体を配向し、キャリアボールテー
ブルが回転したとき忙該テーブル上の物体の最大縁部を
こすらないようにするため回転トレイを上昇することに
よって該回転トレイの直径より大きい寸法の物体の処理
を可能としていることである。よって、この装置は物体
の移送及び配向速度を増大しもってその処理速度を増大
できるのである。また仁の装置で使用する機構は非常に
単純で価格が既存のものより著るしく低くなるのである
。

上述の事項は、生産ラインの特定部所においての当該移
送及び配向装置１の作動である。しがし本発明の装置は
種々の方法にて使用出来る。実際キャリアボールテーブ
ル３上のキャリアボール１８及び回転トレイ２に関する
特定の駆動システムのため、回転トレイ２の周縁内に含
まれる積上体の場合、該トレイ２の回転及びエンドレス
ベルト２２．２３の移動は、例えば概に分離されたパッ
チのようなシート積上体が、例えば該装置を横切る位置
によってはパレタイザのような装置まで供給され、他側
圧位置したパッチの層を得ることが出来るように調時さ
れ５る。多数の有利な有用性のほかにこの装置は、回転
トレイ２及びキャリアボール１８の結合回転作用のため
に、面上でのシート積上体の回転に必要な時間をかなり
減縮できる利点がある。これは、上述のように、積上体
の９０°回転が単に回転トレイ２の４５°回転で出来る
からである。

この装置は上述事項内に３いて種々の改良が可能である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本件移動及び配向装置の斜視図、第２図は第１
図の装置の上面図、第２ａ図は第２図の別の形態を示す
図、第３図は第２図の厘−厘矢視図、第４図は第２図の
ｆｆ　−Ｉ？矢視図、第５図は第２図のｖ−■矢視図、
第６図は第２図の■−■矢視図である。 符号の説明 １：移送及び配向装置　　２：回転トレイ３：キャリア
ポールテーブル　　１８：被駆動キャリアポール　　２
０．２１　：ローラ２２、２３．２４　：エンドレスベ
ルト　　２５：駆動ローラ　　２６：前方側方ロー２　
２８：後方側方ローラ　　２９：センタリングローラ３
６：モータ軸　　３７：モータ　　５３：軸受６０：支
持板　　６９：ポールプッシュ７８二パツト　　８２：
ジヤツキ ８４：アーム　　８５ニガイドブロック８６：支持ロー
ラ　　８９：ベアリングＦＩＧ、１ １二本 ３：カラー １１２：孔 １１４：閉塞部 （外４名） Ｆ（Ｇ ＦＩＧ。 ２ａ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、回転トレイを備えた移送及び配向面と、該回転トレ
   イを回転駆動する手段と、キャリアボールを駆動する手
   段と、回転トレイを垂直移動する手段と、を含んでいる
   、互いに積重ねられた特に厚紙や段ボール製のブランク
   などから成るパッチ状にした平坦な物体を移送及び配向
   する装置であつて、 該移送及び配向面が被駆動キャリアボール １８を有し中央ベアリングによつて支持された回転トレ
   イ２を取囲んでいるキャリアボールテーブル３から成り
   、被駆動キャリアボール１８を有する円形をなす回転ト
   レイ２がキャリアボールテーブル３によつて提供される
   面と整合する面を有するように支持装置によつて支持さ
   れており、 被駆動キャリアボール１８を有する回転トレイ２の回転
   駆動手段が被加工物体に与えられる配向によつて要求さ
   れるように起動する回転制御装置から成り、 キャリアボール１８の駆動手段が移送及び配向面下方に
   配置された少なくとも１つの直線移動装置から成り、こ
   の直線移動装置の上側が回転トレイ２に属する被駆動キ
   ャリアボール１８の下部と同様にキャリアボールテーブ
   ル３に属する被駆動キャリアボール１８の下部に恒久的
   に接しており、 被駆動キャリアボール１８を有する回転トレイ２の垂直
   移動手段が、被加工物の寸法により要求されるように制
   御されかつ、本装置の下方わくとブラケット８４によつ
   て被駆動キャリアボール１８を有する回転トレイ２を支
   持しているパット７８との間に取付けられた少なくとも
   １つのジャッキ８２から成り、 キャリアボールテーブル３及び被駆動キャリアボール１
   ８を備えた回転トレイ２の該被駆動キャリアボール１８
   が案内手段内に一体化している、 平坦物体の移送及び配向装置。 ２、回転トレイ２の中央ペアリングが下方の軸受５３と
   上方の軸受８９とから成つている請求項１の平坦物体の
   移送及び配向装置。 ３、回転トレイ２の支持装置が回転トレイ２の下側周辺
   に接して作動している支持ローラ８６を有する案内ブロ
   ック８５から成つている請求項１の平坦物体の移送及び
   配向装置。 ４、回転トレイ２の中央ペアリングが該回転トレイ２を
   回転駆動する手段に取付けられた溝付中央ブッシュから
   成つている請求項１の平坦物体の移送及び配向装置。 ５、回転制御装置が夫々下方及び上方の軸受５３、８９
   間で回転トレイ２の軸３６へ取付けられた減速装置付モ
   ータ３７から成つている請求項１及び２の平坦物体の移
   送及び配向装置。 ６、軸に駆動ローラ２５を取付けている減速装置付モー
   タ３７の回転制御が回転トレイ２の周辺に作用している
   請求項１の平坦物体の移送及び配向装置。 ７、直線移動装置が夫々前方及び後方のローラ２６、２
   ８間に取付けられた少なくともエンドレスベルト２４か
   ら成り、該ベルトが支持板６０上部を移動する請求項１
   の平坦物体の移送及び配向装置。 ８、直線移動装置が夫々前方及び後方のツインローラ２
   ０、２１に並置して取付けられた２つのエンドレスベル
   ト２２、２３から成り、該ベルトが支持板６０上を移動
   する請求項７の平坦物体の移送及び配向装置。 ９、直線移動装置が剛製板を有する少なくとも１つのコ
   ンベアチェーンから成つている請求項１の平坦物体の移
   送及び配向装置。 １０、回転トレイ２を垂直に移動する移動手段が回転ト
   レイ２に属する軸３６の下端に取付けられたジャッキか
   ら成り、該ジャッキが回転トレイ２の回転駆動手段の溝
   付中央プッシュ内にて滑動させるようにスラストボール
   ペアリングを介して軸３６に作用している請求項１及び
   ３の平坦物体の移送及び配向装置。 １１、キャリアボール１８の案内手段がゲージ付孔１１
   ２を備えた管状本体１１１を含むボールプッシュ６９か
   ら成り、前記管状本体１１１が上部にカラー１１３を備
   え、前記孔１１２が下部にキャリアボール１８用の座と
   して使用されるような面取り閉塞部１１４を有している
   請求項１の平坦物体の移送及び配向装置。