JP2506415Y2 - 床版の支持構造 - Google Patents
床版の支持構造Info
- Publication number
- JP2506415Y2 JP2506415Y2 JP4827792U JP4827792U JP2506415Y2 JP 2506415 Y2 JP2506415 Y2 JP 2506415Y2 JP 4827792 U JP4827792 U JP 4827792U JP 4827792 U JP4827792 U JP 4827792U JP 2506415 Y2 JP2506415 Y2 JP 2506415Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor slab
- grating
- support structure
- fixed
- receiving frames
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、固定側と移動側(例え
ば、護岸と桟橋)とに掛かる床版の支持構造に関する。
ば、護岸と桟橋)とに掛かる床版の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、グレーチング床版と受け枠の側部
とに、ある程度の間隙部を設けて桟橋の移動に対処して
おり、間隙部を鋼板で覆っている。
とに、ある程度の間隙部を設けて桟橋の移動に対処して
おり、間隙部を鋼板で覆っている。
【0003】しかし、この構造では車両による制動荷重
におけるグレーチング床版の水平移動又は、地震等によ
る上下・水平移動によりグレーチング床版と、受け枠の
側部との衝突によるグレーチング床版および鋼板の破損
が生じ、補修等メンテナンスが困難であり、さらに、移
動によりグレーチング床版位置の偏りが生じていた。
におけるグレーチング床版の水平移動又は、地震等によ
る上下・水平移動によりグレーチング床版と、受け枠の
側部との衝突によるグレーチング床版および鋼板の破損
が生じ、補修等メンテナンスが困難であり、さらに、移
動によりグレーチング床版位置の偏りが生じていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、これらの従
来の技術がもつ欠点を解消するために考案されたもので
あり、上下・水平移動における緩衝効果が望め、グレー
チング床版が片側へ移動しても、バネ等の弾性材の弾力
によりグレーチングを押し戻す床版の支持構造を提供す
ることを目的とする。
来の技術がもつ欠点を解消するために考案されたもので
あり、上下・水平移動における緩衝効果が望め、グレー
チング床版が片側へ移動しても、バネ等の弾性材の弾力
によりグレーチングを押し戻す床版の支持構造を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達するため
に、本考案は、固定側と移動側とに跨座するグレーチン
グにおいて、それぞれ固定側と移動側に受け枠を設け、
これら受け枠にそれぞれ滑動材を固定し、これら滑動材
を介して両側に、それぞれ弾性材で付勢し、かつ、上端
部両側に外方に突出したプレートを有するグレーチング
を載置したことを特徴とする床版の支持構造からなるも
のである。
に、本考案は、固定側と移動側とに跨座するグレーチン
グにおいて、それぞれ固定側と移動側に受け枠を設け、
これら受け枠にそれぞれ滑動材を固定し、これら滑動材
を介して両側に、それぞれ弾性材で付勢し、かつ、上端
部両側に外方に突出したプレートを有するグレーチング
を載置したことを特徴とする床版の支持構造からなるも
のである。
【0006】
【実施例】この考案の一実施例を図面、即ち、図1に示
す一実施例で説明すると、固定側,例えば護岸(A)側
と移動側,例えば桟橋(B)側とに跨座する床版(グレ
ーチング)において、それぞれ護岸側と桟橋側に受け枠
(2)(3)を設け、これら受け枠(2)(3)か、あ
るいはグレーチング(1)にそれぞれ滑動材(4)
(4)を固定し、これら滑動材を介して両側に、それぞ
れ複数の弾性材(5)で付勢し、かつ、上端部両側に外
方に突出したプレート(6)(6)を有するグレーチン
グ(1)を跨座したものより構成される。
す一実施例で説明すると、固定側,例えば護岸(A)側
と移動側,例えば桟橋(B)側とに跨座する床版(グレ
ーチング)において、それぞれ護岸側と桟橋側に受け枠
(2)(3)を設け、これら受け枠(2)(3)か、あ
るいはグレーチング(1)にそれぞれ滑動材(4)
(4)を固定し、これら滑動材を介して両側に、それぞ
れ複数の弾性材(5)で付勢し、かつ、上端部両側に外
方に突出したプレート(6)(6)を有するグレーチン
グ(1)を跨座したものより構成される。
【0007】尚、グレーチング(1)とは、金属製の帯
材を格子状に組み合わせてなる床版であり、また、弾性
材(5)の一実施例として図1、図2にはコイルスプリ
ングを図示したが、これに限定されることはなく、ガス
スプリング等であってもよく、コイルスプリングの中心
には、ロッド(7)を設け、スプリングが傾斜し、変形
することを防止している。
材を格子状に組み合わせてなる床版であり、また、弾性
材(5)の一実施例として図1、図2にはコイルスプリ
ングを図示したが、これに限定されることはなく、ガス
スプリング等であってもよく、コイルスプリングの中心
には、ロッド(7)を設け、スプリングが傾斜し、変形
することを防止している。
【0008】さらに、上記実施例においては固定側と移
動側の例として、護岸と桟橋とを記載したが、これに限
定されることはない。
動側の例として、護岸と桟橋とを記載したが、これに限
定されることはない。
【0009】
【考案の効果】本考案によると、グレーチング床版は、
桟橋側と護岸側とに弾性材を介して載置され、受け枠と
は滑動材を介在させて跨座しており、スムーズに水平方
向に移動でき、地震等による移動時の緩衝効果が優れ、
破損防止、さらに、グレーチング床版の位置修正がで
き、弾性材の装着も容易であり、メンテナンスも容易で
ある等極めて有益なる効果を奏するものである。
桟橋側と護岸側とに弾性材を介して載置され、受け枠と
は滑動材を介在させて跨座しており、スムーズに水平方
向に移動でき、地震等による移動時の緩衝効果が優れ、
破損防止、さらに、グレーチング床版の位置修正がで
き、弾性材の装着も容易であり、メンテナンスも容易で
ある等極めて有益なる効果を奏するものである。
【図1】本考案の一実施例を示す一部欠截断面図であ
る。
る。
【図2】本考案の一実施例を示す要部拡大断面図であ
る。
る。
1 グレーチング 2 受け枠 3 受け枠 4 滑動材 5 弾性材 6 プレート 7 ロッド A 護岸(固定側) B 桟橋(移動側)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大田 孝二 千葉県松戸市五香六実479−757 (72)考案者 西本 英二 千葉県習志野市谷津5丁目37−24 (72)考案者 寺西 祟司 千葉県習志野市谷津5丁目37−24 (72)考案者 花川 英司 広島県賀茂郡黒瀬町大字丸山206−78 (56)参考文献 実公 昭59−12246(JP,Y2)
Claims (3)
- 【請求項1】 固定側と移動側とに跨座するグレーチン
グにおいて、それぞれ固定側と移動側に受け枠を設け、
これら受け枠にそれぞれ滑動材を固定し、これら滑動材
を介して両側に、それぞれ弾性材で付勢し、かつ、上端
部両側に外方に突出したプレートを有するグレーチング
を跨座したことを特徴とする床版の支持構造。 - 【請求項2】 滑動材が、グレーチング側に設けられた
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
床版の支持構造。 - 【請求項3】 弾性材が、固定側と移動側の受け枠に設
けられたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項または第2項記載の床版の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4827792U JP2506415Y2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 床版の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4827792U JP2506415Y2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 床版の支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH061414U JPH061414U (ja) | 1994-01-11 |
JP2506415Y2 true JP2506415Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=12798945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4827792U Expired - Lifetime JP2506415Y2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 床版の支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506415Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5019756U (ja) * | 1973-06-18 | 1975-03-06 | ||
JP6202829B2 (ja) * | 2013-02-19 | 2017-09-27 | 三重重工業株式会社 | 桟橋と護岸の連結構造 |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP4827792U patent/JP2506415Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH061414U (ja) | 1994-01-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960213 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |