JP2505763Y2 - 車載用カセットテ―ププレ―ヤ - Google Patents

車載用カセットテ―ププレ―ヤ

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JP2505763Y2
JP2505763Y2 JP1988142820U JP14282088U JP2505763Y2 JP 2505763 Y2 JP2505763 Y2 JP 2505763Y2 JP 1988142820 U JP1988142820 U JP 1988142820U JP 14282088 U JP14282088 U JP 14282088U JP 2505763 Y2 JP2505763 Y2 JP 2505763Y2
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JP
Japan
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cassette
eject
detection switch
time
predetermined position
Prior art date
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JP1988142820U
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JPH0265248U (ja
Inventor
恭博 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、所謂パワーオフイジェクトが可能なカセッ
トテーププレーヤに関する。
(ロ) 従来の技術 一方、、車載用のカセットテーププレーヤにおいて
は、例えば特公昭57-31213号公報に開示されているよう
に、カセットがカセットホルダー内に所定量挿入される
と、例えばオーバーセンターバネの作用により、その後
はカセットを挿入する手を離しても自動的にホルダー内
の所定位置まで吸引し、そして更にこのカセットホルダ
ーをコイルバネの作用により下方に移動させてカセット
を再生位置に設定するようにしている。
而して、近年、例えば特公昭61-1817号公報、特開昭5
9-175056号公報に開示されているように、エンジンキー
のOFF時モーター等の駆動力を利用してカセットを強制
的に排出(パワーオフイジェクト)する制御手段を設け
るようにしており、上記の様な吸引装置あっても同等に
この様な制御手段を設けてパワーオフイジェクトができ
るようにしている。
ところで、自動車はセル等の使用により、電源電圧が
一時的に急激に低下するので、これをエンジンキーのOF
F状態と誤認する恐れがあり、制御手段はカセット検出
スイッチにてカセットの吸引移動を検出した後、所定時
間電源電圧が所定レベル以下の場合にパワーオフイジェ
クトを実行するようにしている。尚、これを換言すれ
ば、その所定時間の間は、再生機構へ通電して再生状態
を保持する必要があり、この再生機構はエンジンキーと
は無関係な別電源にて駆動するようにしていた。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 而して、上記構成においては、カセット挿入口が何ら
かの部材により塞がれた場合、イジェクトされたカセッ
トはその部材に衝突した反動で再度自動的に吸引される
ことになる。
斯くして、このカセットの移動は瞬時に行なわれるた
め、機械的精度等の種々の原因により制御手段はカセッ
ト検出スイッチの変化を検出できないことがあり、パワ
ーオフイジェクトを実行しないことがあった。この時、
カセットは再生状態にあるため、再生機構は別電源にて
駆動されることになり無駄な電力を消費することになっ
た。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案のカセットテーププレーヤは、カセットを所定
位置まで吸引移動するカセット自動吸引装置と、カセッ
トの吸引移動に関連してON-OFFするカセット検出スイッ
チと、該カセット検出スイッチに基づき再生動作を開始
する再生機構と、カセットを自動排出するイジェクト機
構と、前記カセット検出スイッチに基づき電源電圧が第
1時間所定レベル以下か否かの検出を開始し、電源電圧
が第1時間所定レベル以下の場合、前記イジェクト機構
を作動する第1制御手段と、前記第1時間より長い第2
時間電源電圧が所定レベル以下の場合、前記再生機構を
不動作状態にする第2制御手段とからなるものである。
(ホ) 作用 本考案は上記の様に構成したものであり、何らかの原
因によりカセットの排出−吸引が瞬時に行なわれ、パワ
ーオフイジェクトが実行されない場合、自動的に再生機
構を不動作にすることができる。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図におい
て、(1)は車載用のカセットテーププレーヤで、主電
源端子(Ta)をエンジンキースイッチ(2)に接続し、
バックアップ端子(Tb)をバッテリーに直接接続してい
る。以下、このカセットテーププレーヤ(1)について
詳述する。(3)は自動吸引装置で、カセットがカセッ
ト挿入口を介してカセットホルダー内に所定量挿入され
ると、このカセットをオーバーセンターバネの作用によ
り自動的にホルダー内の所定位置まで吸引し、そして更
にこのカセットホルダーをコイルバネの作用により下方
に移動させてカセットを再生位置に設定する。(4a)
(4b)はカセットが再生位置に設定されたか否かを検出
するカセット検出スイッチで、カセットが再生位置に設
定されている時、一方(4b)はON、他方(4a)はOFFに
なるように設定されている。(5)は再生機構で、モー
ターを含み、テープの定速送りを行なう。(6)はイジ
ェクト機構で、モーターの駆動力を利用し、前記自動吸
引装置(3)のオーバーセンターバネ、コイルバネの附
勢力に抗してカセットを排出する。(7)はスイッチン
グ用のトランジスタ、(8)は制御用のトランジスタ、
(9)は抵抗(10)(11)、コンデンサ(12)からなる
充放電回路、(13)(14)は逆流防止用のダイオードで
ある。(15)はイジェクトキー、(16)はマイクロコン
ピュータからなる制御回路で、前記カセット検出スイッ
チ(4a)がON→OFFに変化した時、エンジンキースイッ
チ(2)の出力レベルが例えば3秒間所定レベル以下か
否かの検出を開始し、出力レベルが3秒間所定レベル以
下の場合、前記イジェクト機構(6)を作動する。又、
エンジンキースイッチ(2)の出力レベルが所定レベル
以上の時、イジェクトキー(15)が操作された場合もイ
ジェクト機構(6)を作動する。尚、制御回路(16)は
イジェクト機構(6)を作動した後は、再度カセット検
出スイッチ(4a)がON→OFFに変化しなければ、エンジ
ンキースイッチ(2)の出力レベルの検出は行なわな
い。
而して、上記構成において、エンジンキースイッチ
(2)がOFFで、カセットが再生位置に設定されていな
いときは、一方のカセット検出スイッチ(4b)がOFFで
あり、再生機構(5)は不動作状態にある。又、これに
より夫々のトランジスタ(7)(8)はOFF状態にあ
り、充放電回路(9)は他方のカセット検出スイッチ
(4a)を介して充電される。
そして、エンジンキースイッチ(2)をONとし、カセ
ットを自動吸引機構(3)により再生位置に設定する
と、カセット検出スイッチ(4b)のON、夫々のトランジ
スタ(7)(8)のONにより再生機構(5)に電源が供
給され再生状態になる。尚、制御回路(16)はカセット
検出スイッチ(4a)がON→OFFに変化したことに伴ない
エンジンキースイッチ(2)の出力レベルが3秒間所定
レベル以下か否かの検出を開始する。
次に、3秒間エンジンキースイッチ(2)がOFFにな
った場合、制御回路(16)はイジェクト機構(6)を作
動してカセットを排出し、前述したカセットが再生位置
に設定されていない状態に戻す。尚、充放電回路(9)
はエンジンキースイッチ(2)がOFFになった後、例え
ば5秒程度トランジスタ(8)をON状態にすることがで
きるようにその定数が定められており、エンジンキース
イッチ(2)がOFFとなった3秒間はトランジスタ
(7)、カセット検出スイッチ(4b)を介して再生機構
(5)に電源を供給する。
而して、このイジェクト機構(6)の作動時、カセッ
ト挿入口が何らかの部材により塞がれていた場合、排出
されたカセットはその部材に衝突した反動で再度自動吸
引機構(3)により吸引されて再生位置に設定される。
この時、制御回路(16)がカセット検出スイッチ(4a)
の変化を検出できない場合、イジェクト機構(6)は作
動されないことになり、再生機構(5)が継続して作動
することになる。しかし、充放電回路(9)によりイジ
ェクト機構(6)の作動後2秒経過すれば夫々のトラン
ジスタ(7)(8)がOFFになるため再生機構(5)の
動作を停止することができ、無駄な電力の消費を防止で
きる。尚、この状態でイジェクトする場合はエンジンキ
ースイッチ(2)をONにし、イジェクトキー(15)を操
作することにより行なえる。
又、上記のようなカセットの誤吸引時、制御回路(1
6)がカセット検出スイッチ(4b)の変化を検出した場
合は、エンジンキースイッチ(2)がOFFである限り、
繰り返してイジェクト機構(6)を作動することになる
が、この場合制御回路(16)にて所定時間内におけるイ
ジェクト回数をカウントし、それが所定数に達すればイ
ジェクト機構(6)の作動を停止するように設定するこ
とが好ましい。
(ト) 考案の効果 本考案は上記のように何らかの原因により、カセット
の排出−吸引が瞬時に行なわれ、パワーオフイジェクト
が実行されない場合、自動的に再生機構を不動作にする
ことができるものであり、無駄な電力消費を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の車載用のカセットテーププレーヤのブロッ
ク図である。 (3)……自動吸引装置、(4a)(4b)……カセット検
出スイッチ、(5)……再生機構、(6)……イジェク
ト機構、(7)……スイッチング用のトランジスタ、
(8)……制御用のトランジスタ、(9)……充放電回
路、(16)……制御回路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセットを所定位置まで吸引移動するカセ
    ット自動吸引装置と、前記カセットの吸引移動に関連し
    てON-OFFし、前記カセットが所定位置に装着されている
    か否かを検出するカセット検出スイッチと、該カセット
    検出スイッチに基づき前記カセットが所定位置に装着さ
    れていることを検出すると、再生動作を開始する再生機
    構と、前記カセットを自動排出するイジェクト機構と、
    前記カセット検出スイッチに基づき前記カセットが所定
    位置に装着されていることを検出すると、電源電圧が第
    1時間所定レベル以下か否かの検出を開始し、前記電源
    電圧が第1時間所定レベル以下の場合、前記イジェクト
    機構を作動する第1制御手段と、前記第1時間より長い
    第2時間、前記電源電圧が所定レベル以下の場合、前記
    再生機構を不動作状態にする第2制御手段とからなるこ
    とを特徴とする車載用カセットテーププレーヤ。
JP1988142820U 1988-11-01 1988-11-01 車載用カセットテ―ププレ―ヤ Expired - Lifetime JP2505763Y2 (ja)

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JPH0265248U JPH0265248U (ja) 1990-05-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58176253U (ja) * 1982-05-20 1983-11-25 松下電器産業株式会社 磁気記録再生装置
JPS6161628U (ja) * 1984-09-26 1986-04-25
JPS61287061A (ja) * 1985-06-14 1986-12-17 Hitachi Ltd 減電圧時停止回路

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