JP2505621B2 - 周期/電圧変換回路 - Google Patents
周期/電圧変換回路Info
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- JP2505621B2 JP2505621B2 JP16521890A JP16521890A JP2505621B2 JP 2505621 B2 JP2505621 B2 JP 2505621B2 JP 16521890 A JP16521890 A JP 16521890A JP 16521890 A JP16521890 A JP 16521890A JP 2505621 B2 JP2505621 B2 JP 2505621B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は信号の周期に比例した電圧を発生する周期/
電圧変換回路に関する。
電圧変換回路に関する。
従来より、入力信号の周期に比例した電圧信号を得る
ための周期/電圧変換回路は、広い技術分野で要求され
ている。
ための周期/電圧変換回路は、広い技術分野で要求され
ている。
第4図はこの種の周期/電圧変換回路の構成例(要求
仕様を満たすためにこの発明の第1段階として考えられ
る一例)を示したものである。同図において、20は第1
のインバータ、21は第2のインバータであって、両者
で、入力回路を構成している。2はD形フリップフロッ
プからなるゲート駆動回路、3は第1のノア素子、4は
第2のノア素子、5は基準信号分周回路である。6は正
側の第1のアナログスイッチ、7は第2のアナログスイ
ッチであって、両者は正の電源Eとアースとの間に直列
に挿入されており、両者の接続点にコンデンサを有する
平滑回路10が接続されている。
仕様を満たすためにこの発明の第1段階として考えられ
る一例)を示したものである。同図において、20は第1
のインバータ、21は第2のインバータであって、両者
で、入力回路を構成している。2はD形フリップフロッ
プからなるゲート駆動回路、3は第1のノア素子、4は
第2のノア素子、5は基準信号分周回路である。6は正
側の第1のアナログスイッチ、7は第2のアナログスイ
ッチであって、両者は正の電源Eとアースとの間に直列
に挿入されており、両者の接続点にコンデンサを有する
平滑回路10が接続されている。
次に、この周期/電圧変換回路の動作を第5図の波形
タイムチャートを参照して説明する。
タイムチャートを参照して説明する。
インバータ20は入力信号1aを反転して、この反転信号
20aを第1のノア素子4に送出し、インバータ21はこの
反転信号20aを反転した信号21aを第2のノア素子3に送
出するとともにフリップフロップ2のクロックC端子に
入力する。
20aを第1のノア素子4に送出し、インバータ21はこの
反転信号20aを反転した信号21aを第2のノア素子3に送
出するとともにフリップフロップ2のクロックC端子に
入力する。
フリップフロップ2は信号21aの立下りに同期して反
転Q端子(Qバー端子)からLレベルの信号2aを出力す
る。この信号2aは基準信号分周回路5のリセット端子に
入力されて該基準信号分周回路5のリセット状態を解除
する。リセット解除された基準信号分周回路5は基準信
号5aを分周する。分周された信号5bはフリップフロップ
2のリセット端子Rに入力され該フリップフロップ2を
リセットし、この結果、上記信号2aがHレベルになり、
同時に基準信号分周回路5はリセットされ、分周信号
(以下、単に信号ともいう)5bがLレベルとなる。図5
では、適宜的に、信号5bのパルス幅を大きく示している
が、実際には、信号5bの立上りでリセットされたHレベ
ルの信号2aにより、信号5bはほぼ同時にリセットされ
る。信号2aがLレベルになってから信号5bがHレベルに
なる(したがって、信号2aがHレベルになる)までの期
間To(フリップフロップ2からの信号2aのLレベル期
間)は、信号20aの立上り時点(基準信号分周回路5の
分周開始時点)からスタートして、基準信号5aの所定分
周後に分周信号5bがHレベルとなってフリップフロップ
2がリセットされるまでの一定時間である。したがっ
て、基準信号5aは一定期間Toを決定するための基準とな
っている。
転Q端子(Qバー端子)からLレベルの信号2aを出力す
る。この信号2aは基準信号分周回路5のリセット端子に
入力されて該基準信号分周回路5のリセット状態を解除
する。リセット解除された基準信号分周回路5は基準信
号5aを分周する。分周された信号5bはフリップフロップ
2のリセット端子Rに入力され該フリップフロップ2を
リセットし、この結果、上記信号2aがHレベルになり、
同時に基準信号分周回路5はリセットされ、分周信号
(以下、単に信号ともいう)5bがLレベルとなる。図5
では、適宜的に、信号5bのパルス幅を大きく示している
が、実際には、信号5bの立上りでリセットされたHレベ
ルの信号2aにより、信号5bはほぼ同時にリセットされ
る。信号2aがLレベルになってから信号5bがHレベルに
なる(したがって、信号2aがHレベルになる)までの期
間To(フリップフロップ2からの信号2aのLレベル期
間)は、信号20aの立上り時点(基準信号分周回路5の
分周開始時点)からスタートして、基準信号5aの所定分
周後に分周信号5bがHレベルとなってフリップフロップ
2がリセットされるまでの一定時間である。したがっ
て、基準信号5aは一定期間Toを決定するための基準とな
っている。
このように、基準信号分周回路5の分周期間により一
定時間に設定された期間Toの間は、ゲート回路3、4は
インバータとして動作をし、信号20a、21aにより、それ
ぞれ期間T1、T2だけ信号3a、4aを送出する。この信号3
a、4a(共に、Hレベル)はアナログスイッチ6、7をO
Nさせる。平滑回路10は期間T1の間、正に充電され、期
間T2の間、放電し、To(=T1+T2)期間で平均した、入
力信号1aの周期に比例する正の電圧を出力する。
定時間に設定された期間Toの間は、ゲート回路3、4は
インバータとして動作をし、信号20a、21aにより、それ
ぞれ期間T1、T2だけ信号3a、4aを送出する。この信号3
a、4a(共に、Hレベル)はアナログスイッチ6、7をO
Nさせる。平滑回路10は期間T1の間、正に充電され、期
間T2の間、放電し、To(=T1+T2)期間で平均した、入
力信号1aの周期に比例する正の電圧を出力する。
すなわち、タイミングチャートから明らかなように、
充電期間T1と放電期間T2との関係がT1>T2を満たすた
め、期間Toの終了時において、平滑回路10には正の電圧
が残る。
充電期間T1と放電期間T2との関係がT1>T2を満たすた
め、期間Toの終了時において、平滑回路10には正の電圧
が残る。
ここで、平滑回路10は、各スイッチ6および7の接続
点とアースとの間に挿入されたCR時定数回路とし、CR時
定数が充放電時間(期間To)と比べて十分長く設定され
ているものとすれば、充放電後にコンデンサに残る平滑
電圧Vcは、以下のように表わされる。
点とアースとの間に挿入されたCR時定数回路とし、CR時
定数が充放電時間(期間To)と比べて十分長く設定され
ているものとすれば、充放電後にコンデンサに残る平滑
電圧Vcは、以下のように表わされる。
Vc=E{1−exp(−T1/RC)}」 =E{1−(1−T1/RC)} =E(T1/RC) 但し、Eは電源電圧、CおよびRはCR時定数回路の抵
抗値および静電容量値である。この式から明らかなよう
に、平滑回路10から出力される平滑電圧Vcは、期間T1に
比例した電圧値となる。したがって、平滑電圧Vcは、充
放電時間すなわち期間Toの間に平均化されて、入力信号
1aの周期(ここでは、インバータ21の出力信号21aのH
レベル期間)に比例した電圧値となる。
抗値および静電容量値である。この式から明らかなよう
に、平滑回路10から出力される平滑電圧Vcは、期間T1に
比例した電圧値となる。したがって、平滑電圧Vcは、充
放電時間すなわち期間Toの間に平均化されて、入力信号
1aの周期(ここでは、インバータ21の出力信号21aのH
レベル期間)に比例した電圧値となる。
なお、一定期間To内において、充電期間T1に続いて放
電期間T2を設定しているが、もし、第2のスイッチ7を
開放した(放電を行わない)まま第1のスイッチ6をO
N、OFFすると、平滑回路10内のコンデンサに充電される
平滑電圧Vcは、最終的に電源電圧Eに等しくなってしま
う。したがって、平滑電圧Vcが入力信号1aの周期に比例
した電圧を示すためには、放電期間T2を設定することが
必要不可欠である。
電期間T2を設定しているが、もし、第2のスイッチ7を
開放した(放電を行わない)まま第1のスイッチ6をO
N、OFFすると、平滑回路10内のコンデンサに充電される
平滑電圧Vcは、最終的に電源電圧Eに等しくなってしま
う。したがって、平滑電圧Vcが入力信号1aの周期に比例
した電圧を示すためには、放電期間T2を設定することが
必要不可欠である。
しかしながら、上記のような構成例では、周期/電圧
変換回路としての要求仕様のうちの一部を満たすもの
の、入力方形波のデューティ比が正確に1:1でないは場
合には、精度の良い変動動作が得られないという問題点
がまだ残っている。
変換回路としての要求仕様のうちの一部を満たすもの
の、入力方形波のデューティ比が正確に1:1でないは場
合には、精度の良い変動動作が得られないという問題点
がまだ残っている。
本発明は上記問題を解消するためになされたもので、
入力信号のデューティ比が正確に1:1でなくても、デュ
ーティ比を正確に1:1として精度の高い変換を行うこと
ができる周期/電圧変換回路を提供することを目的とす
る。
入力信号のデューティ比が正確に1:1でなくても、デュ
ーティ比を正確に1:1として精度の高い変換を行うこと
ができる周期/電圧変換回路を提供することを目的とす
る。
本発明は上記目的を達成するため、入力信号に同期し
た第1の信号と第1の信号を反転した第2の信号とを出
力するための2倍分周回路からなる入力回路と、第1の
信号の立上りで立下る第3の信号を発生するゲート駆動
回路と、第3の信号の立下りでリセット解除されて基準
信号の分周を開始し、一定時間経過後に分周信号を出力
して第3の信号をHレベルにリセットするとともに、第
3の信号の立上りで分周信号がリセットされる基準信号
分周回路と、第1および第2の信号が個別に入力され且
つ第3の信号でゲートされる第1および第2のゲート素
子からなるゲート回路と、正の電源とアースとの間に直
列に挿入された第1および第2のスイッチからなるスイ
ッチ回路と、第1および第2のスイッチの接続点に接続
された平滑回路とを備え、一定時間は、第1の信号のH
レベル期間よりも長く、且つ第1の信号のHレベル期間
の2倍よりも短くなるように設定され、正の電源側に挿
入された第1のスイッチは、第2のゲート素子の出力で
ONされ、アース側に挿入された第2のスイッチは、第1
のゲート素子の出力でONされる周期/電圧変換回路を提
供するものである。
た第1の信号と第1の信号を反転した第2の信号とを出
力するための2倍分周回路からなる入力回路と、第1の
信号の立上りで立下る第3の信号を発生するゲート駆動
回路と、第3の信号の立下りでリセット解除されて基準
信号の分周を開始し、一定時間経過後に分周信号を出力
して第3の信号をHレベルにリセットするとともに、第
3の信号の立上りで分周信号がリセットされる基準信号
分周回路と、第1および第2の信号が個別に入力され且
つ第3の信号でゲートされる第1および第2のゲート素
子からなるゲート回路と、正の電源とアースとの間に直
列に挿入された第1および第2のスイッチからなるスイ
ッチ回路と、第1および第2のスイッチの接続点に接続
された平滑回路とを備え、一定時間は、第1の信号のH
レベル期間よりも長く、且つ第1の信号のHレベル期間
の2倍よりも短くなるように設定され、正の電源側に挿
入された第1のスイッチは、第2のゲート素子の出力で
ONされ、アース側に挿入された第2のスイッチは、第1
のゲート素子の出力でONされる周期/電圧変換回路を提
供するものである。
また、本発明は、負の電源とアースとの間に直列に挿
入された第3および第4のスイッチからなる第2のスイ
ッチ回路と、第3および第4のスイッチの接続点に接続
された第2の平滑回路とを備え、負の電源側に挿入され
た第3のスイッチは、第2のゲート素子の出力でONさ
れ、アース側に挿入された第4のスイッチは、第1のゲ
ート素子の出力でONされる周期/電圧変換回路を提供す
るものである。
入された第3および第4のスイッチからなる第2のスイ
ッチ回路と、第3および第4のスイッチの接続点に接続
された第2の平滑回路とを備え、負の電源側に挿入され
た第3のスイッチは、第2のゲート素子の出力でONさ
れ、アース側に挿入された第4のスイッチは、第1のゲ
ート素子の出力でONされる周期/電圧変換回路を提供す
るものである。
この発明では、入力回路に、2倍分周回路を用いたの
で、入力信号のデューティ比が1:1からずれていても、
デューティ比が正確に1:1である信号に変換されて後段
の回路に送られることになる。
で、入力信号のデューティ比が1:1からずれていても、
デューティ比が正確に1:1である信号に変換されて後段
の回路に送られることになる。
以下、この発明の1実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図において、1は入力回路となるD形フリップフ
ロップであって、前記第4図のインバータ20、21に代え
て用いてあり、そのQ出力1bはノア素子3に送出される
とともにフリップフロップ2のC端子に入力され、Q出
力1cはノア素子4に送出される。他の構成は第4図のも
のと同じである。
ロップであって、前記第4図のインバータ20、21に代え
て用いてあり、そのQ出力1bはノア素子3に送出される
とともにフリップフロップ2のC端子に入力され、Q出
力1cはノア素子4に送出される。他の構成は第4図のも
のと同じである。
この場合、フリップフロップ2の出力信号(第3の信
号)2aのLレベル期間Toは、フリップフロップ1の出力
信号(第1の信号)1bの立上りによりスタートする。ま
た、基準信号分周回路5は、第1の信号1bの立上りによ
って第3の信号2aがLレベルとなった時点でリセット状
態が解除され、前述と同様に、基準信号5aの分周を開始
して一定時間経過後の期間Toで分周信号5bを出力する。
号)2aのLレベル期間Toは、フリップフロップ1の出力
信号(第1の信号)1bの立上りによりスタートする。ま
た、基準信号分周回路5は、第1の信号1bの立上りによ
って第3の信号2aがLレベルとなった時点でリセット状
態が解除され、前述と同様に、基準信号5aの分周を開始
して一定時間経過後の期間Toで分周信号5bを出力する。
次に、この回路の動作を第3図の波形タイムチャート
を参照して説明する。
を参照して説明する。
フリップフロップ1は、入力信号(方形波に変換され
た被測定信号)1aを2倍分周して、Q端子からH期間と
L期間が等しい信号1bを、Q端子から反転信号1cを送出
する。フリップフロップ2は信号1bをC端子に入力され
てその立上りで反転Q端子(Qバー端子)からLレベル
の信号2aを出力する。この信号2aは基準信号分周回路5
のリセット端子に入力されて該基準信号分周回路5のリ
セット状態を解除する。リセット解除された分周回路5
は基準信号5aを分周する。分周された信号5bはフリップ
フロップ2のリセット端子Rに入力され該フリップフロ
ップ2をリセットし、上記信号2aがHレベルになり、同
時に基準分周回路5はリセットされ、信号5bはLレベル
となる。信号2aがHレベルになってから信号5bがHレベ
ルになるまでの期間Toの間は、ノア素子3、4はインバ
ータとして動作をし、フリップフロップ1の出力信号1
b、1cを受けて、それぞれ期間T1、T2だけ信号3a、4aを
送出する。この信号3a、4a(共に、Hレベル)はアナロ
グスイッチ6、7をONさせる。平滑回路10は期間T1の
間、正に充電され、期間T2の間、放電し、To(=T1+T
2)期間の平均である、入力信号1aの周期に比例した正
の電圧を出力する。
た被測定信号)1aを2倍分周して、Q端子からH期間と
L期間が等しい信号1bを、Q端子から反転信号1cを送出
する。フリップフロップ2は信号1bをC端子に入力され
てその立上りで反転Q端子(Qバー端子)からLレベル
の信号2aを出力する。この信号2aは基準信号分周回路5
のリセット端子に入力されて該基準信号分周回路5のリ
セット状態を解除する。リセット解除された分周回路5
は基準信号5aを分周する。分周された信号5bはフリップ
フロップ2のリセット端子Rに入力され該フリップフロ
ップ2をリセットし、上記信号2aがHレベルになり、同
時に基準分周回路5はリセットされ、信号5bはLレベル
となる。信号2aがHレベルになってから信号5bがHレベ
ルになるまでの期間Toの間は、ノア素子3、4はインバ
ータとして動作をし、フリップフロップ1の出力信号1
b、1cを受けて、それぞれ期間T1、T2だけ信号3a、4aを
送出する。この信号3a、4a(共に、Hレベル)はアナロ
グスイッチ6、7をONさせる。平滑回路10は期間T1の
間、正に充電され、期間T2の間、放電し、To(=T1+T
2)期間の平均である、入力信号1aの周期に比例した正
の電圧を出力する。
すなわち、平滑電圧Vcを表わす前述の式、Vc=E(T1
/RC)、に関連した充電期間T1は、フリップフロップ1
から出力される第1の信号1bのHレベル期間(入力信号
1aの周期に比例した時間)に相当するので、平滑電圧Vc
は入力信号1aの周期に比例した電圧となり、この電圧は
充放電期間Toの間で平均化されることになる。
/RC)、に関連した充電期間T1は、フリップフロップ1
から出力される第1の信号1bのHレベル期間(入力信号
1aの周期に比例した時間)に相当するので、平滑電圧Vc
は入力信号1aの周期に比例した電圧となり、この電圧は
充放電期間Toの間で平均化されることになる。
このとき、一定時間Toは、入力信号1aの変動を考慮し
ても、入力信号1aに同期した第1の信号1bのHレベル期
間T1(入力信号1aの周期に相当し、第2の信号1cのLレ
ベル期間および信号4aのHレベル期間に相当)と、第5
の信号3aのHレベル期間T2(第1の信号1bの立下がり時
点から第3の信号2aの立上がり時点までの期間に相当
し、期間T1よりも短くなる)だけ長くなるように設定さ
れる。即ち、一定時間To(=T1+T2)は、第1の信号1b
のHレベル期間T1よりも長く、かつこの期間T1の2倍よ
りも短くなるように設定されている。通常、入力信号1a
の周期変動は、±25%未満なので、一定時間Toは、変動
範囲内の最大値よりもわずかに長く設定されていればよ
い。
ても、入力信号1aに同期した第1の信号1bのHレベル期
間T1(入力信号1aの周期に相当し、第2の信号1cのLレ
ベル期間および信号4aのHレベル期間に相当)と、第5
の信号3aのHレベル期間T2(第1の信号1bの立下がり時
点から第3の信号2aの立上がり時点までの期間に相当
し、期間T1よりも短くなる)だけ長くなるように設定さ
れる。即ち、一定時間To(=T1+T2)は、第1の信号1b
のHレベル期間T1よりも長く、かつこの期間T1の2倍よ
りも短くなるように設定されている。通常、入力信号1a
の周期変動は、±25%未満なので、一定時間Toは、変動
範囲内の最大値よりもわずかに長く設定されていればよ
い。
第2図は本発明の他の実施例を示したもので、アナロ
グスイッチ8と9および平滑回路11を追加した点におい
て第1図の実施例と相違する。アナログスイッチ8と9
とは直列にして負電源−Eとアースとの間に挿入されて
おり、両者の接続点に平滑回路11が接続されている。ア
ナログスイッチ8はノア素子3の出力でONされ、アナロ
グスイッチ9は素子回路4の出力でONされる。
グスイッチ8と9および平滑回路11を追加した点におい
て第1図の実施例と相違する。アナログスイッチ8と9
とは直列にして負電源−Eとアースとの間に挿入されて
おり、両者の接続点に平滑回路11が接続されている。ア
ナログスイッチ8はノア素子3の出力でONされ、アナロ
グスイッチ9は素子回路4の出力でONされる。
この構成においては、アナログスイッチ8が負電源−
Eに、アナログスイッチ9がアースに接続されているの
で、平滑回路11は入力信号の周期に比例した負の電圧を
出力する。従って、第2図の実施例では、入力信号の周
期に比例した正の電圧と、負の電圧を取り出すことがで
きる。
Eに、アナログスイッチ9がアースに接続されているの
で、平滑回路11は入力信号の周期に比例した負の電圧を
出力する。従って、第2図の実施例では、入力信号の周
期に比例した正の電圧と、負の電圧を取り出すことがで
きる。
なお、上記実施例では、入力回路として、D形フリッ
プフロップを用いているが、他のロジック回路を用いて
もよい。
プフロップを用いているが、他のロジック回路を用いて
もよい。
また、ゲート回路をノア素子で構成しているが、ナン
ド素子で構成してもよい。
ド素子で構成してもよい。
この発明は以上説明した通り、入力信号に同期した第
1の信号と第1の信号を反転した第2の信号とを出力す
るための2倍分周回路からなる入力回路と、第1の信号
の立上りで立下る第3の信号を発生するゲート駆動回路
と、第3の信号の立下りでリセット解除されて基準信号
の分周を開始し、一定時間経過後に分周信号を出力して
第3の信号をHレベルにリセットするとともに、第3の
信号の立上りで分周信号がリセットされる基準信号分周
回路と、第1および第2の信号が個別に入力され且つ第
3の信号でゲートされる第1および第2のゲート素子か
らなるゲート回路と、正の電源とアースとの間に直列に
挿入された第1および第2のスイッチからなるスイッチ
回路と、第1および第2のスイッチの接続点に接続され
た平滑回路とを備え、一定時間は、第1の信号のHレベ
ル期間よりも長く、且つ第1の信号のHレベル期間の2
倍よりも短くなるように設定され、正の電源側に挿入さ
れた第1のスイッチは、第2のゲート素子の出力でONさ
れ、アース側に挿入された第2のスイッチは、第1のゲ
ート素子の出力でONされるようにしたので、被測定信号
のデューティ比が1:1でない場合にも、この回路で1:1の
デューティ比にするので、精度の高い周期/電圧変換を
行うことができ、前述の構成例と比べてさらに信頼性を
向上することができる。
1の信号と第1の信号を反転した第2の信号とを出力す
るための2倍分周回路からなる入力回路と、第1の信号
の立上りで立下る第3の信号を発生するゲート駆動回路
と、第3の信号の立下りでリセット解除されて基準信号
の分周を開始し、一定時間経過後に分周信号を出力して
第3の信号をHレベルにリセットするとともに、第3の
信号の立上りで分周信号がリセットされる基準信号分周
回路と、第1および第2の信号が個別に入力され且つ第
3の信号でゲートされる第1および第2のゲート素子か
らなるゲート回路と、正の電源とアースとの間に直列に
挿入された第1および第2のスイッチからなるスイッチ
回路と、第1および第2のスイッチの接続点に接続され
た平滑回路とを備え、一定時間は、第1の信号のHレベ
ル期間よりも長く、且つ第1の信号のHレベル期間の2
倍よりも短くなるように設定され、正の電源側に挿入さ
れた第1のスイッチは、第2のゲート素子の出力でONさ
れ、アース側に挿入された第2のスイッチは、第1のゲ
ート素子の出力でONされるようにしたので、被測定信号
のデューティ比が1:1でない場合にも、この回路で1:1の
デューティ比にするので、精度の高い周期/電圧変換を
行うことができ、前述の構成例と比べてさらに信頼性を
向上することができる。
第1図はこの発明の実施例を示すブロック図、第2図は
この発明の他の実施例を示すブロック図、第3図は上記
実施例の波形タイムチャート、第4図は従来の周期/電
圧変換回路を示すブロック図、第5図は上記従来例の波
形タイムチャートである。 図において、1……入力回路であるD形フリップフロッ
プ、2……ゲート駆動回路であるD形フリップフロッ
プ、3、4……ノア素子、5……基準信号分周回路、6
〜9……アナログスイッチ、10、11……平滑回路。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
この発明の他の実施例を示すブロック図、第3図は上記
実施例の波形タイムチャート、第4図は従来の周期/電
圧変換回路を示すブロック図、第5図は上記従来例の波
形タイムチャートである。 図において、1……入力回路であるD形フリップフロッ
プ、2……ゲート駆動回路であるD形フリップフロッ
プ、3、4……ノア素子、5……基準信号分周回路、6
〜9……アナログスイッチ、10、11……平滑回路。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】入力信号に同期した第1の信号と前記第1
の信号を反転した第2の信号とを出力するための2倍分
周回路からなる入力回路と、 前記第1の信号の立上りで立下る第3の信号を発生する
ゲート駆動回路と、 前記第3の信号の立下りでリセット解除されて基準信号
の分周を開始し、一定時間経過後に分周信号を出力して
前記第3の信号をHレベルにリセットするとともに、前
記第3の信号の立上りで前記分周信号がリセットされる
基準信号分周回路と、 前記第1および第2の信号が個別に入力され且つ前記第
3の信号でゲートされる第1および第2のゲート素子か
らなるゲート回路と、 正の電源とアースとの間に直列に挿入された第1および
第2のスイッチからなるスイッチ回路と、 前記第1および第2のスイッチの接続点に接続された平
滑回路と を備え、 前記一定時間は、前記第1の信号のHレベル期間よりも
長く、且つ前記第1の信号のHレベル期間の2倍よりも
短くなるように設定され、 前記正の電源側に挿入された前記第1のスイッチは、前
記第2のゲート素子の出力でONされ、 前記アース側に挿入された前記第2のスイッチは、前記
第1のゲート素子の出力でONされることを特徴とする周
期/電圧変換回路。 - 【請求項2】負の電源とアースとの間に直列に挿入され
た第3および第4のスイッチからなる第2のスイッチ回
路と、 前記第3および第4のスイッチの接続点に接続された第
2の平滑回路と を備え、 前記負の電源側に挿入された前記第3のスイッチは、前
記第2のゲート素子の出力でONされ、 前記アース側に挿入された前記第4のスイッチは、前記
第1のゲート素子の出力でONされることを特徴とする請
求項1記載の周期/電圧変換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16521890A JP2505621B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 周期/電圧変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16521890A JP2505621B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 周期/電圧変換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0454462A JPH0454462A (ja) | 1992-02-21 |
JP2505621B2 true JP2505621B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=15808095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16521890A Expired - Lifetime JP2505621B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 周期/電圧変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505621B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001112215A (ja) * | 1999-10-05 | 2001-04-20 | Yaskawa Electric Corp | 減速機一体型アクチュエータ |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP16521890A patent/JP2505621B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0454462A (ja) | 1992-02-21 |
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