JP2504784B2 - ドラム端部の塗膜除去方法 - Google Patents

ドラム端部の塗膜除去方法

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JP2504784B2 JP62247618A JP24761887A JP2504784B2 JP 2504784 B2 JP2504784 B2 JP 2504784B2 JP 62247618 A JP62247618 A JP 62247618A JP 24761887 A JP24761887 A JP 24761887A JP 2504784 B2 JP2504784 B2 JP 2504784B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/05Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
    • G03G5/0525Coating methods

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  • Coating Apparatus (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、電子写真感光体ドラムを製造する
際に、円筒状のドラム外周面に感光性物質を含有する塗
布液を塗布することにより塗膜を形成し、その後に、ド
ラム端部の塗膜を除去する方法に関する。
(従来の技術) 例えば、円筒状のドラムに感光性物質を含有する塗布
液を塗布して、電子写真感光体ドラムを製造する方法と
しては、ドラム軸を略鉛直に保持しつつ塗布液中に浸漬
させ、該ドラムを軸方向に一定の速度で塗布液から退出
させることにより、ドラム外周面に均一な膜厚を形成す
る浸漬法が一般的である。
電子写真感光体ドラムでは、ドラムの端部にフランジ
を嵌合させたり、導電処理するために、該ドラム端部に
は塗布液が塗布されていないことが好ましい。しかし、
上述の浸漬法ではドラム軸が略鉛直に保持されて、塗布
液内から退出されるため、そのドラムの下端部には、必
ず塗布液が塗布されて塗膜が形成される。このため、浸
漬法により塗膜液が塗布されたドラムは、端部に形成さ
れた塗膜を除去しなければならない。
このような問題を解決するために、例えば、特開昭60
-170858号公報には、ドラム外周面に形成された塗膜
を、該塗膜を溶解し得る溶剤内にドラム端部を浸漬させ
るとともに、浸漬されたドラム端部に柔軟性の板を摺擦
させることにより、該ドラム端部の不要な塗膜を除去さ
せる方法が開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) この特開昭60-170858号公報に開示された方法では溶
剤に溶解した塗膜成分が、該溶剤内に浸漬されたドラム
端部に再び付着するおそれがある。このため、溶剤から
塗膜成分を除去したり、溶剤を汚染されていないものと
頻繁に入れ替えなければならない。また、溶剤内に浸漬
されたドラム端部に柔軟性の板を摺擦させると、該溶剤
に溶解した塗膜成分がこの板によりドラムに再付着され
るため、ドラム端部の塗膜を完全に除去することが容易
ではなく、その結果、塗膜を完全に除去するために長時
間を要してしまう。
本発明は上記従来の問題点を解決するためのものであ
り、その目的は、ドラム端部外周面の塗膜を短時間に、
かつ確実に除去し得るドラム端部の塗膜除去方法を提供
することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、周面に塗膜が形
成されたドラム端部を、該塗膜を溶解し得る溶剤内に浸
漬させることにより、ドラム端部の塗膜を除去する方法
において、前記ドラムと溶剤槽とを相対的に移動せしめ
ることにより浸漬・退出工程を15乃至30回繰り返し、前
記ドラムの溶剤水槽への1回当たりの浸漬時間が0.4乃
至2秒であることを特徴とした。
(作用) 本発明は周面に塗膜が形成されたドラム端部を、該塗
膜を溶解し得る溶剤槽に浸漬・退出工程を数回繰り返す
ことによりドラム端部に形成された塗膜の除去を行うも
のである。
ドラム端部を溶剤内に浸漬することにより、ドラム端
部に形成された塗膜が溶解される。この後、ドラムを退
出させるとき、溶剤液が塗膜を脱離する方向に流れを生
じ、さらにドラム下端が溶剤液面から離れたとき、端部
から溶剤の雫が落下し、その際、溶解した塗膜が溶剤雫
に伴って落下するため塗膜が脱離する。これによりドラ
ムの浸漬・退出工程を繰り返すと、溶剤が塗膜を脱離す
る力が助長され、ドラム端部の塗膜の脱離を確実に行
う。
(実施例) 以下に本発明を、電子写真感光体ドラムを製造する場
合について説明する。
第1図は、本発明のドラム端部の塗膜除去方法の実施
状態の一例を示す断面図である。本発明方法は、例え
ば、浸漬法により感光性物質を含有する塗布液が塗布さ
れ、外周面全体に塗膜が形成されたドラム10の端部の塗
膜を除去するために実施される。図において、20はドラ
ム10外周面の塗膜を溶解し得る溶剤21が貯溜された溶剤
槽である。
該溶剤槽20に貯溜される溶剤としては、ドラム10外周
面に形成された感光性物質を含有する塗膜を溶解し得る
ものであればよく、例えば、テトラヒドロフラン(TH
F)が使用される。そして、該溶剤槽20内にTHFのような
揮発性の溶剤21が貯溜される場合には、該溶剤槽20の内
周面側には、該溶剤槽20内に貯溜される溶剤21上面とは
所定の間隔を有するように、蓋部22が配設される。該蓋
部22の中央部には、ドラム10が挿通し得る透孔22aが形
成される。
本発明方法は、次のように実施される。例えば浸漬法
により上端部を除く外周面に塗膜が形成されたドラム10
を、略鉛直に保持し、その下端部を、蓋部22の透孔22a
を通して、溶剤21内へ浸漬させる。この場合、ドラム10
は、塗膜を除去する必要がある下端部の軸方向の所定の
長さだけ溶剤21内に浸漬させる。この状態で0.4乃至2
秒間浸漬した後ドラム10を溶剤21から退出させる。ドラ
ム10を退出させたならば0.5〜5秒程間をおいて、再度
溶剤21内に浸漬する。このドラム10の浸漬・退出工程を
15乃至30回(最適値20回)繰り返すことによりドラム端
部の塗膜が除去される。
溶剤21内にドラム10端部を浸漬することにより、端部
に形成された感光層が溶解される。次いでドラム10を退
出させる際、ドラム10の近傍と溶剤表面では第2図
(a)に示すような液の流れが生じる。このため、ドラ
ム10を液面から退出させる際に溶解した感光層をドラム
10表面から脱離させる。さらにドラム10を溶剤液面から
引き上げたとき、ドラム下端から溶剤の雫が落下する。
この際、第2図(b)に示すように溶解した感光層の塗
膜を伴って落下するため、ドラム端部から感光層が脱離
する。このドラムの浸漬・退出工程を繰り返せば、端部
の感光層が完全に脱離する。このドラムの浸漬・退出工
程は15乃至30回(最適値は20回)行うのがよい。15回よ
りも少ないと、ドラム端部の感光層に脱離が十分に行わ
れない。30回よりも多くなると溶剤蒸気がドラムの感光
層脱離領域以外の感光層にしみ込み、ドラム特性が悪く
なる。
ドラムの1回当りの浸漬時間は0.4乃至2秒間であ
る。浸漬時間が0.4秒以下であると溶剤が感光層に十分
にしみ込まず、感光層の脱離が完全に行われない。浸漬
時間が4秒以上であると、脱離領域以外の感光層にまで
溶剤蒸気がしみ込み、また処理効率が低下する。
本発明方法においては、ドラムを退出させる際の溶剤
の流れ、またドラムを溶剤槽から引き上げたときの溶剤
雫が感光層の脱離に大きく関与するため、浸漬時間にか
かわらず浸漬・退出工程は15乃至30回が好ましい。
ドラムを溶剤槽に浸漬・退出させる際、固定された溶
剤槽内にドラム10を上下移動させて、浸漬・退出を行っ
てもよく、またドラム10を固定し溶剤槽を上下移動させ
てもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、ドラム端部の塗膜を除去する際、ド
ラムを溶剤層に浸漬・退出を数回繰り返すだけでドラム
端部の塗膜を完全に剥離することが可能である。これに
より装置に特別な手段や機構を用いる必要がなく、簡易
な構成で行うことができる。さらに、ドラム退出時に溶
剤が塗膜を脱離する方向に流れるので、除去された塗膜
が再度ドラムに付着することを防止する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施状態の一例を示す断面図であ
り、第2図は本発明方法の原理を説明する図である。 10……ドラム、20……溶剤槽、21……溶剤、22……蓋部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周面に塗膜が形成されたドラム端部を、該
    塗膜を溶解し得る溶剤内に浸漬させることによりドラム
    端部の塗膜を除去する方法において、ドラムと溶剤槽と
    を相対的に移動せしめることにより浸漬・退出工程を15
    乃至30回繰り返し、かつ、該ドラムの溶剤水槽への1回
    当たりの浸漬時間を0.4乃至2秒とすることを特徴とす
    るドラム端部の塗膜除去方法。
JP62247618A 1987-09-30 1987-09-30 ドラム端部の塗膜除去方法 Expired - Lifetime JP2504784B2 (ja)

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