JP2504003Y2 - 制御装置のリセット回路 - Google Patents

制御装置のリセット回路

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JP2504003Y2
JP2504003Y2 JP4070390U JP4070390U JP2504003Y2 JP 2504003 Y2 JP2504003 Y2 JP 2504003Y2 JP 4070390 U JP4070390 U JP 4070390U JP 4070390 U JP4070390 U JP 4070390U JP 2504003 Y2 JP2504003 Y2 JP 2504003Y2
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nand element
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mos
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誠二 山下
正樹 小原
浩 西村
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は制御装置のリセット回路に関する。
従来の技術 従来の制御装置のリセット回路の一例が第3図に示さ
れている。第3図に示す回路のタイムチャートが第4図
に示されている。
このリセット回路には,第1のスイッチSw1と第2の
スイッチSw2とが含まれている。第1のスイッチSw1は電
圧VBをもつ直流電源60と直列に接続されており,第2の
スイッチSw2は第1のスイッチSw1を介して直流電源60に
接続されている。第1のスイッチSw1はたとえば自動車
のバッテリィの接続の状態を表わすものと同等のもので
あり,第2のスイッチSw2はたとえば自動車のイグニッ
ション・スイッチであり,CPUの電源に接続されている。
第1のスイッチSw1にはコンパレータなどで構成され
る第1の電圧監視回路70が接続されており,電源電圧60
の電圧値が低下することにより制御回路73に電圧低下を
示す信号を出力する。また第2のスイッチSw2にも第2
の電圧監視回路72が接続されており,第2のスイッチSw
2の出力電圧が低下することにより制御回路73に電圧低
下を示す信号を出力する。CPU50にはウォッチドック・
タイマなどで構成されるCPU監視回路71が接続されてお
り,CPU50が暴走することにより制御回路73にCPU50の暴
走を示す信号を出力する。
制御回路73はロジック回路,CPUなどで構成され,第1
の電圧監視回路70,第2の電圧監視回路72およびCPU監視
回路71からの出力信号を入力し,この出力信号に基づい
てトランジスタ40に制御信号を与える。
このような構成のリセット回路において,トランジス
タ40は,第1のスイッチSw1がオンになり電源60が接続
され電源電圧が正常な場合にはオン状態となっている。
したがって電源60はアースされている。このために第1
のスイッチSw1がオンとされるときにはCPU50の駆動のた
めに微小なパルスがストップ端子に与えられる。
第2のスイッチがオンとされると第2の電圧監視回路
72がこれを検出し,制御回路73に信号を出力する。制御
回路73はトランジスタ40のベースへの制御信号の供給を
停止し,トランジスタ40はオフとなる。これにより電源
電圧VBは抵抗44,ショットキ・ダイオード41を介してCPU
50のストップ端子に与えられる。また第2のスイッチSw
2がオンとされると抵抗46および47を介してコンデンサ4
8に充電が開始され,このコンデンサ48に電荷が蓄積さ
れる。コンデンサ48の端子電圧がしきい値以上となると
CPU50のリセット端子に電圧が与えられる。
また,第2のスイッチSw2がオフとされると第2の電
圧監視回路72がこれを検出し制御回路73に信号を出力す
る。すると制御回路73からトランジスタ40のベースに制
御信号が与えられ,トランジスタ40はオンとなる。この
ため直流電源60はアースされCPU50のリセット端子入力
はHレベルからLレベルとなる。これによりCPU50はリ
セット状態となる。またこれより遅れてストップ端子入
力もHレベルからLレベルとなりCPU50はストップ状態
となる。
従来はコンデンサ,抵抗およびショットキ・ダイオー
ドを用いて各端子への入力タイミングを計っていた。
考案が解決しようとする課題 しかしながら第2のスイッチSw2をオンとしてもスト
ップ端子への制御電圧の入力は直ちに行なわれずに遅延
するので,CPUがリセット状態となるには充分な時間が必
要であった。このために従来第2のスイッチがオンとさ
れてからCPU50がリセットされるまでに長い時間かかっ
ていた。
またCPUの動作と非同期でCPUがストップ状態にされる
と,ストップ状態となったあとに暗電流が生じるので電
源電圧が消耗することとなる。
この考案はリセットに必要な時間を短縮することがで
きる制御装置のリセット回路を提供することを目的とす
る。またこの考案は暗電流を減少させることのできる制
御装置のリセット回路を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この考案は,リセット端子,ストップ端子およびノン
マスカブル割込み端子をもつ制御装置のリセットを行な
う回路において,スイッチング制御信号によりスイッチ
ング制御され,トリガ信号をノンマスカブル割込み端子
に与えるスイッチング手段,上記スイッチング手段が制
御されることに応じてトリガ信号が与えられる第1のC
MOS NAND素子,出力端子が上記ストップ端子と接続され
ている第2のC MOS NAND素子,入力側が上記第1のC MO
S NAND素子の出力端子と出力側が上記第2のC MOS NAND
素子の入力端子とそれぞれ接続され,上記第1のC MOS
NAND素子の出力信号に応じて充放電を行なう第1の充放
電回路,上記スイッチング手段が制御されることに応じ
てトリガ信号が与えられる第3のC MOS NAND素子,出力
端子がリセット端子と接続されている第4のC MOS NAND
素子,ならびに入力側が上記第3のC MOS NAND素子の出
力端子と出力側が上記第4のC MOS NAND素子の入力端子
とそれぞれ接続され上記第3のC MOS NAND素子の出力信
号に応じて充放電を行なう第2の充放電回路を備えてい
ることを特徴とする。
作用 スイッチング手段がオフとなっているとHIGHレベルが
ノンマスカブル割込み端子に与えられる。またHIGHレベ
ルが第1のC MOS NAND素子に与えられその出力がLレベ
ルとなる。このLレベルの出力は第2のC MOS NAND素子
に与えられるのでHレベルの電圧が制御装置のストップ
端子に与えられる。
さらにHIGHレベルが第3のC MOS NAND素子に与えら
れ,Lレベルの出力が第2の充放電回路に与えられ,その
時定数に応じて出力が第4のC MOS NAND素子に与えられ
る。第4のC MOS NAND素子の出力はHレベルとなりリセ
ット端子に与えられる。
この後,スイッチング制御信号がスイッチング手段に
与えられることによりスイッチング手段はオンとなりノ
ンマスカブル割込み端子に入力する電圧はHレベルから
Lレベルとなりノンマスカブル割込みが実行される。ま
た第1のC MOS NAND回路,第1の充放電回路および第2
のC MOS NAND回路を介してストップ端子に与えられる電
源電圧も第1の充放電回路の時定数に応じてHレベルか
らLレベルとなり時定数に応じた時点で制御装置はスト
ップ状態となる。さらに第3のC MOS NAND素子,第2の
充放電回路および第4のC MOS NAND素子を介してリセッ
ト端子に与えられる電源電圧も第2の充放電回路の時定
数に応じてHレベルからLレベルとなり時定数に応じた
時点で制御装置はリセット状態となる。
実施例 第1図はこの発明の実施例を示すものでCPUのリセッ
ト回路を示している。第2図は第1図に示す回路のタイ
ムチャートである。第1図においては第3図に示した直
流電源60,第1のスイッチSw1,第2のスイッチSw2,第1
の電圧監視回路70,第2の電圧監視回路72,CPU暴走監視
回路71および制御回路73は省略されている。
直流電源60は抵抗24を介してCPU10のノンマスカブル
割込み端子,第1のC MOS NAND素子11,第3のC MOS NAN
D素子13およびトランジスタ20のコレクタ端子にそれぞ
れ接続されている。トランジスタ20のベース端子は第3
図と同様に制御回路73に接続され,エミッタ端子は接地
されている。トランジスタ20はベースに制御信号が供給
されるとオン状態となる。
第1のC MOS NAND素子11の出力端子は第2のC MOS NA
ND素子12の一方の入力端子に接続されるとともに抵抗21
とコンデンサ23とから構成されている第1の充放電回路
31,抵抗22を介して第2のC MOS NAND素子12の他方の入
力端子に接続されている。第2のC MOS NAND素子12の出
力端子は,CPU10のストップ端子に接続されている。第3
のC MOS NAND素子13の出力端子は抵抗25とこれに並列に
接続された抵抗26とダイオード27からなる直列回路とコ
ンデンサ28とから構成されている第2の充放電回路32を
介して第4のC MOS NAND素子14の入力端子に接続されて
いる。第4のC MOS NAND素子14の出力端子はCPU10のリ
セット端子に接続されている。
このような回路構成において,トランジスタ20には制
御信号が与えられて導通状態となっているため,第1の
スイッチSw1がオンとされるとCPU10のストップ端子にCP
U10の駆動のためのパルスが入力する。
次に第2のスイッチSw2がオンとされることにより制
御信号がトランジスタ20のベースに与えられなくなる。
これによりトランジスタ20はオフとなり電源電圧VBがノ
ンマスカブル割込み端子,第1のC MOS NAND素子11およ
び第3のC MOS NAND素子13にそれぞれ与えられる。
第1のC MOS NAND素子11に電源電圧VBが与えられると
出力端子からLレベルの電圧が出力される。Lレベルの
電圧は第2のC MOS NAND素子12の一方の入力端子に与え
られる。これにより第2のC MOS NAND素子12の出力はH
レベルとなりストップ端子に与えられる。
第3のC MOS NAND素子13に電源電圧VBが与えられると
出力端子の電圧はLレベルとなる。これにより第2の充
放電回路32の抵抗25とコンデンサ28との各値で決定され
る時定数に応じてLレベルの電圧が保護抵抗29を介して
第4のC MOS NAND素子14に与えられる。この第4のC MO
S NAND素子14の出力はHレベルとなりリセット端子に入
力する。
第1の電圧監視回路70,第2の電圧監視回路72およびC
PU監視回路71からの信号に基づいて制御回路73からトラ
ンジスタ20に制御信号が与えられ,トランジスタ20が導
通状態となるとノンマスカブル割込み端子,第1のC MO
S NAND素子11および第3のC MOS NAND素子13にそれぞれ
与えられる電圧はHレベルからLレベルとなる。
ノンマスカブル割込み端子に与えられる電圧がHレベ
ルからLレベルになることによりノンマスカブル割込み
が実行される。
第1のC MOS NAND素子11にLレベルの電圧が与えられ
るとその出力はHレベルとなり第2のC MOS NAND素子12
および第1の充放電回路31にそれぞれ与えられる。第1
の充放電回路31でコンデンサ23に電荷が蓄積され所定の
しきい値を越えると保護抵抗22を介してHレベルの電圧
が第2のC MOS NAND素子12の他方の入力端子に与えられ
る。これにより第2のC MOS NAND素子12の出力電圧はH
レベルからLレベルとなる。このLレベルの電圧がスト
ップ端子に入力し,CPU10がストップ状態となる。
また第3のC MOS NAND素子13にLレベルの電圧が与え
られるとその出力はHレベルとなり,このHレベルの電
圧が第2の充放電回路32に与えられる。第2の充放電回
路32のダイオード27,抵抗26を介してこの回路32の時定
数に応じてHレベルの電圧が第4のC MOS NAND素子14に
与えられる。これにより第4のC MOS NAND素子14の出力
電圧はHレベルからLレベルとなりこれがリセット端子
に入力し,CPU10がリセット状態となる。
考案の効果 この考案によると,充放電回路を設けているので,そ
の時定数を変化させることにより制御装置のストップま
たはリセットの実行時間を比較的容易に調整することが
できる。
また制御装置のリセットが行なわれるときにノンマス
カブル割込みを実行させているので暗電流を減少させる
ことができ,電源電圧の消耗を極力押さえることができ
る。ノンマスカブル割込みを実行させてからリセットを
行なうので,ストップ状態においてデータがRAMに退避
しているときリセットを行なってもRAMを破壊すること
がなくなる。
さらにC MOS NAND素子を用いてリセット回路を構成し
ているので,迅速化を図ることができ,リセットまでに
必要とする時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示すもので,CPUのリセット
回路を示す回路図,第2図は第1図に示す回路のタイム
・チャートである。 第3図は従来のCPUのリセット回路の一例を示す回路
図,第4図は第3図に示す回路のタイム・チャートであ
る。 10……CPU,11,12,13,14……C MOS NAND素子,20……トラ
ンジスタ,21,22,24,25,26,29……抵抗,23,28……コンデ
ンサ,27……ダイオード,31……第1の充放電回路,32…
…第2の充放電回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西村 浩 大阪府大阪市中央区城見1丁目4番24号 日本電気ホームエレクトロニクス株式 会社内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リセット端子,ストップ端子およびノンマ
    スカブル割込み端子をもつ制御装置のリセットを行う回
    路において, スイッチング制御信号によりスイッチング制御され,ト
    リガ信号をノンマスカブル割込み端子に与えるスイッチ
    ング手段, 上記スイッチング手段が制御されることに応じてトリガ
    信号が与えられる第1のC MOS NAND素子, 出力端子が上記ストップ信号と接続されている第2のC
    MOS NAND素子, 入力側が上記第1のC MOS NAND素子の出力端子と,出力
    側が上記第2のC MOS NAND素子の入力端子とそれぞれ接
    続され,上記第1のC MOS NAND素子の出力信号に応じて
    充放電を行なう第1の充放電回路, 上記スイッチング手段が制御されることに応じてトリガ
    信号が与えられる第3のC MOS NAND素子, 出力端子がリセット端子と接続されている第4のC MOS
    NAND素子,ならびに 入力側が上記第3のC MOS NAND素子の出力端子と,出力
    側が上記第4のC MOS NAND素子の入力端子とそれぞれ接
    続され,上記第3のC MOS NAND素子の出力信号に応じて
    充放電を行なう第2の充放電回路, を備えた制御装置のリセット回路。
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JPH0431U JPH0431U (ja) 1992-01-06
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