JP2546352Y2 - ウオッチドッグタイマ装置 - Google Patents

ウオッチドッグタイマ装置

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JP2546352Y2
JP2546352Y2 JP8932991U JP8932991U JP2546352Y2 JP 2546352 Y2 JP2546352 Y2 JP 2546352Y2 JP 8932991 U JP8932991 U JP 8932991U JP 8932991 U JP8932991 U JP 8932991U JP 2546352 Y2 JP2546352 Y2 JP 2546352Y2
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JP
Japan
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capacitor
cpu
watchdog timer
timer device
charge
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JP8932991U
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博 小山
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マイクロコンピュータ
等に使用されるウオッチドッグタイマ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のウオッチドッグタイマ装置
を示す図である。図3において、(1)はプログラム命令
にて動作するCPU(2)を有するマイクロコンピュータ
であり、該マイクロコンピュータ(1)は、電源電圧VDD
が端子(3)に印加されることによって動作する。また、
電源電圧VDDは、マイクロコンピュータ(1)に印加され
る他に、抵抗(4)及びコンデンサ(5)から成る積分回路
にも印加されており、コンデンサ(5)は抵抗(4)及びコ
ンデンサ(5)で定まる時定数に応じて充電動作を行うこ
とになる。抵抗(4)及びコンデンサ(5)の接続点に現れ
る電圧は端子(6)を介してマイクロコンピュータ(1)内
部に取り込まれる。マイクロコンピュータ(1)内部にお
いて、端子(6)と接地端子(7)との間にはN型MOSト
ランジスタ(8)が接続されており、該N型MOSトラン
ジスタ(8)のゲートには、ROM(図示せず)等のプログ
ラム命令によって一定間隔L0で発生するクロック信号
B2が印加される。即ち、N型MOSトランジスタ(8)
はクロック信号Bの発生に同期してコンデンサ(5)の充
電電荷の放電を行うのである。これによって、端子(6)
には充放電電圧A2が現れることになる。また、端子
(6)には2段のインバータ(9)(10)が直列接続されてお
り、インバータ(9)の入力には充放電電圧A2が印加さ
れる。ここで、インバータ(9)(10)は共にスレッショル
ド電圧THを有しており、充放電電圧Aがスレッショル
ド電圧TH以上になった時にハイレベル(以下「H」と
称する)となるリセット信号C2により、CPU(2)は
リセットされる。
【0003】以下、図3の動作を図4のタイムチャート
を用いて説明する。まず、マイクロコンピュータ(1)内
部においてプログラムが正常に実行され、クロック信号
B2が定期的に発生した場合、充放電電圧A2はインバ
ータ(9)(10)のスレッショルド電圧THに達することな
く常にスレッショルド電圧TH未満で充放電を繰り返し
ており、即ちリセット信号C2は常にローレベル(以下
「L」と称する)となっており、これより、CPU(2)
はリセットされることなく正常なプログラム命令に応じ
て正常に動作することになる。
【0004】ところが、時間t0からt1の間において、
プログラムが暴走してしまい、クロック信号B2が定期
的に発生することなく期間L1(>L0)経過してから発生
するような場合、充放電電圧A2がインバータ(9)(10)
のスレッショルド電圧TH以上となってしまう為、リセ
ット信号C2が「H」に立ち上がり、これよりCPU
(2)はリセットされ暴走したプログラムによって誤動作
するのを防止できることになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ここで、プログラムが
暴走してからCPU(2)にリセットをかけるまでの最大
待ち時間Tmaxはマイクロコンピュータの種類に応じて
個々に設定されている。つまり、プログラムの正常動作
時に充放電電圧A2の最大値がインバータ(9)(10)のス
レッショルド電圧TH未満となり、且つ、プログラムの
暴走時に充放電電圧A2が個々のマイクロコンピュータ
に定められた最大待ち時間Tmaxでインバータ(9)(10)
のスレッショルド電圧TH以上となるように、抵抗(4)
及びコンデンサ(5)の値を設定し、時定数を決定しなけ
ればならない。
【0006】しかしながら、時間と抵抗(4)及びコンデ
ンサ(5)の時定数との間の関係には指数関数が含まれて
おり、予め設定された時間から抵抗(4)及びコンデンサ
(5)の値を求めたり、或は抵抗(4)及びコンデンサ(5)
の値から最大待ち時間Tmaxを求めたりするのが繁雑と
なる問題点があった。そこで、本考案は、プログラムが
暴走してからCPU(2)にリセットをかけるまでの最大
待ち時間Tmaxを容易に設定することのできるウオッチ
ドッグタイマ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記問題点を
解決する為に成されたものであり、その特徴とするとこ
ろは、電源電圧の充電を行うコンデンサと、CPUの正
常動作時に一定間隔で発生するクロック信号が印加され
ることによって前記コンデンサの充電電荷の放電を行う
放電用トランジスタと、前記コンデンサの一端に現れる
充放電電圧と所定のスレッショルド電圧とを比較するイ
ンバータ回路と、を備え、前記インバータ回路の出力レ
ベルに応じて前記CPUをリセットするウオッチドッグ
タイマ装置において、前記コンデンサに充電を行わせる
ための定電流回路を設けた点である。
【0008】
【作用】本考案によれば、定電流回路及びコンデンサに
よる充電動作と放電用トランジスタによる放電動作とに
よって直線から成る充放電電圧が得られる為、プログラ
ムが暴走してからCPUをリセットするまでの時間の設
定が容易となる。
【0009】
【実施例】本考案の詳細を図面に従って具体的に説明す
る。図1は本考案のウオッチドッグタイマ装置を示す図
である。図1において、マイクロコンピュータ(1)内部
にはCPU(2)、N型MOSトランジスタ(8)、及びイ
ンバータ(9)(10)が、またマイクロコンピュータ(1)外
部にはコンデンサ(5)が、図3と同様に設けられてい
る。また、(11)はコンデンサ(5)に充電を行わせるため
の定電流回路であり、電源電圧VDDが印加される端子
(3)とコンデンサ(5)の一端が接続された端子(6)との
間に接続されている。ここで、コンデンサ(5)には定電
流が供給されることから、コンデンサ(5)の充電時に端
子(6)に現れる電圧特性は時定数を持つことなく直線状
となる。また、クロック信号B1は、CPU(2)を動作
させるためのプログラム命令が正常に実行されている時
に一定間隔L0毎に発生するものである。また、コンデ
ンサ(5)の充電電荷はクロック信号B1の発生に同期し
て放電されるものであり、即ち、端子(6)には直線的に
変化する充放電電圧A1が現れることになる。この充放
電電圧A1はインバータ(9)に印加され、充放電電圧A
1がスレッショルド電圧TH以上となった時、「H」と
なるリセット信号C1によってCPU(2)はリセットさ
れる。
【0010】以下、図1の動作を図2のタイムチャート
を用いて説明する。まず、マイクロコンピュータ(1)内
部においてプログラムが正常に実行され、クロック信号
B1が定期的に発生した場合、充放電電圧A1はインバ
ータ(9)(10)のスレッショルド電圧THに達することな
く常にスレッショルド電圧TH未満で直線状に充放電を
繰り返しており、即ちリセット信号C1は常にローレベ
ル(以下「L」と称する)となっており、これより、CP
U(2)はリセットされることなく正常なプログラム命令
に応じて正常に動作することになる。
【0011】ところが、時間t0からt1の間において、
プログラムが暴走してしまい、クロック信号B1が定期
的に発生することなく期間L1(>L0)経過してから発生
するような場合、充放電電圧A1がインバータ(9)(10)
のスレッショルド電圧TH以上となってしまう為、リセ
ット信号C1が「H」に立ち上がり、これよりCPU
(2)はリセットされ暴走したプログラムによって誤動作
するのを防止できることになる。
【0012】ここで、プログラムが暴走してからCPU
(2)にリセットをかけるまでに要する最大待ち時間T
max、定電流回路(11)から出力される電流I、コンデン
サ(5)の容量Cの間には、数1に示す関係がある。
【0013】
【数1】
【0014】即ち、Tmax、I、Cの何れをパラメータ
にしても数1は1次関数となり、Tmax、I、Cの設定
は容易となる。
【0015】
【考案の効果】本考案によれば、定電流回路及びコンデ
ンサによる充電動作と放電用トランジスタによる放電動
作とによって直線から成る充放電電圧が得られる為、プ
ログラムが暴走してからCPUをリセットするまでの時
間の設定が容易となる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウオッチドッグタイマ装置を示す図で
ある。
【図2】図1の要部を示すタイムチャートである。
【図3】従来のウオッチドッグタイマ装置を示す図であ
る。
【図4】図2の要部を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
(1) マイクロコンピュータ (2) CPU (5) コンデンサ (8) N型MOSトランジスタ (9)(10) インバータ (11) 定電流回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−42746(JP,A) 特開 昭63−103338(JP,A) 特開 昭63−68942(JP,A) 特開 昭62−256051(JP,A) 特開 昭62−221044(JP,A) 実開 平1−155543(JP,U) 実開 平1−64747(JP,U) 実開 昭62−117649(JP,U) 実開 昭62−71748(JP,U) 実開 昭60−82342(JP,U) 特表 昭62−502294(JP,A)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧の充電を行うコンデンサと、C
    PUの正常動作時に一定間隔で発生するクロック信号が
    印加されることによって前記コンデンサの充電電荷の放
    電を行う放電用トランジスタと、前記コンデンサの一端
    に現れる充放電電圧と所定のスレッショルド電圧とを比
    較するインバータ回路と、を備え、前記インバータ回路
    の出力レベルに応じて前記CPUをリセットするウオッ
    チドッグタイマ装置において、 前記コンデンサに充電を行わせるための定電流回路を設
    けたことを特徴とするウオッチドッグタイマ装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも、前記CPU、前記放電用ト
    ランジスタ、前記インバータ回路、及び前記定電流回路
    は、マイクロコンピュータ内部で構成されることを特徴
    とする請求項1記載のウオッチドッグタイマ装置。
  3. 【請求項3】 前記クロック信号は、前記CPUを動作
    させるためのプログラム命令によって定期的に発生する
    ことを特徴とする請求項2記載のウオッチドッグタイマ
    装置。
JP8932991U 1991-10-30 1991-10-30 ウオッチドッグタイマ装置 Expired - Lifetime JP2546352Y2 (ja)

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JPH0540942U JPH0540942U (ja) 1993-06-01
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