JPH049638Y2 - - Google Patents

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JPH049638Y2
JPH049638Y2 JP10174485U JP10174485U JPH049638Y2 JP H049638 Y2 JPH049638 Y2 JP H049638Y2 JP 10174485 U JP10174485 U JP 10174485U JP 10174485 U JP10174485 U JP 10174485U JP H049638 Y2 JPH049638 Y2 JP H049638Y2
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JP
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signal
counter
microcomputer
pulse
reset
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JP10174485U
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JPS6214535U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、マイクロコンピユータの異常が連
続的に続いたことを検出するマイクロコンピユー
タの異常検出回路に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、マイクロコンピユータは暴走などの異常
な状態になると、その状態から抜け出せなくなる
ので、このことを防ぐためウオツチドツグタイマ
を用いて、異常な状態が検出された時は、マイク
ロコンピユータをリセツトするようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の手段は、マイ
クロコンピユータ本体は正常であり、プログラム
動作が予期しないステツプに入り込んだことを想
定しているために、マイクロコンピユータ自体が
不良となつた場合はリセツト動作が行なえなくな
り、異常動作が検出できないという欠点を有して
いた。
〔問題点を解決するための手段〕
このような欠点を解決するためにこの考案は、
ウオツチドツグタイマの出力信号が所定回数以上
カウントされた時に異常を判定するものである。
〔作用〕
マイクロコンピユータの継続的な異常が検出で
きる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示すブロツク図
である。同図において、1はマイクロコンピユー
タ、2はウオツチドツグタイマ、3はカウンタ、
4はパルス幅測定回路、5は電源回路、6a,6
bはトランジスタ、7は抵抗、8は自己保持形の
リレー、9は負荷、10は電池である。マイクロ
コンピユータ1は端子1aから所定周期毎に発生
するウオツチドツグパルス〔第2図c〕を発生
し、ウオツチドツグパルスの最初のパルスの送出
期間だけ、端子1bから第2図dに示すようにカ
ウンタリセツト要求信号を送出するようになつて
いる。また端子1cからは負荷9を制御する信号
を送出するようになつており、端子1dに「0」
レベルの信号が供給された時はマイクロコンピユ
ータのリセツト動作が行なわれるようになつてい
る。
ウオツチドツグタイマ2は、マイクロコンピユ
ータ1からウオツチドツグパルスが繰返し供給さ
れている時は「1」レベルの信号を送出している
が、ウオツチドツグパルスが所定期間以上供給さ
れない時は「0」レベルのリセツト信号を繰返し
発生するようになつている。パルス幅測定回路4
は供給される信号のパルス幅が所定の範囲内にあ
るとき「1」レベルのカウンタリセツト信号を送
出するようになつている。
このように構成された装置の動作は次の通りで
ある。動作の開始時、第2図の時点t1において
マイクロコンピユータ1に電源が供給されると、
第2図aに示すように電源が徐々に規定値まで上
昇する。これにともない、図示しないイニシアル
リセツト回路が動作し、第2図bに示すようにT
1の期間、全回路のリセツト処理が行なわれる。
リセツト処理が終了するとマイクロコンピユータ
1は第2図cに示すようにウオツチドツグパルス
を発生し、また第2図dに示すように、ウオツチ
ドツグパルスの最初のパルスの発生期間だけ、カ
ウンタリセツト要求信号を発生する。
カウンタリセツト要求信号はパルス幅検出回路
4に要求されるが、この回路は第2図eに示すよ
うに、入力信号を積分した信号を発生し、そのピ
ーク値がLで示す範囲にある時、パルス幅が所定
範囲内にあるとみなし、第2図fに示すようにカ
ウンタリセツト信号を送出するようになているの
で、この時はgに示すようにカウンタ3のカウン
ト結果がリセツトされる。
第2図cの期間T2に示すように、ウオツチド
ツグパルスが正常に発生している期間は、bに示
すようにウオツチドツグタイマ2が「1」レベル
の出力信号を発生している。しかし、時点t2に
おいて暴走が発生するとウオツチドツグパルスが
発生しなくなり、この状態が所定期間T3だけ継
続すると、ウオツチドツグタイマ2はbに示すよ
うに、「0」レベルのリセツト信号を発生する。
このリセツト信号は、パルス幅検出回路4におい
てeに示すように積分されるが、ピーク値がLで
示す範囲より大きいので、パルス幅測定回路4は
fに示すように出力信号を発生しない。なお、こ
の回路に雑音が混入してもパルス幅が短かいため
検出されない。
時点t3においてリセツト信号が発生すること
によつて、マイクロコンピユータ1のリセツト処
理が行なわれ、そのリセツト処理が終了するとc
に示すように再びウオツチドツグパルスが発生
し、dに示すようにカウンタリセツト要求信号が
発生する。このため、パルス幅測定回路4はその
パルス幅が所定範囲内にあることを検出してfに
示すようにカウンタリセツト信号を発生し、カウ
ンタ3をリセツトする。このようにマイクロコン
ピユータ1およびカウンタ3がリセツトさせるこ
とによつて、装置は初期状態に戻り、以後は正常
な動作が行なわれる。なお、カウンタ3はリセツ
トされたので、第2図hに示すようにキヤリーア
ウト信号は発生していない。
次に、何等かの理由によつて時点t4において
マイクロコンピユータ1が不良になると、cに示
すようにウオツチドツグパルスが発生しなくな
る。そして、ウオツチドツグパルスが発生しなく
なつた時点からT3の期間が経過すると、bに示
すように、ウオツチドツグタイマ2からリセツト
信号が発生するが、この信号に基づきマイクロコ
ンピユータ1からパルス幅測定回路4に供給され
るdに示すカウンタリセツト要求信号のパルス幅
は所定範囲より長いので、パルス幅測定回路4は
fに示すようにカウンタリセツト信号を発生しな
い。
このため、カウンタ3はウオツチドツグタイマ
2から繰返し送出されるリセツト信号をカウント
し、カウンタ3がオーバーフロー状態に達すると
hに示すようにキヤリーアウト信号を発生する。
このキヤリーアウト信号はカウンタ3の端子Ca
からトランジスタ6bに供給され、このことによ
つてリレー8が駆動される。そして、リレー8の
接点が図と反対側に切換えられ、負荷9はマイク
ロコンピユータ1から切離され、抵抗7によつて
決まる一定値の電流が供給される。このリレー8
は自己保持形であるため、カウンタ3からのキヤ
リーアウト信号は一度発生すれば、負荷9には継
続して抵抗7によつて決まる電流が供給される。
なお、以上の実施例において、パルス幅測定回
路4は積分回路を用いて判定を行なつているが、
これはウインドコンパレータによつても良い。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案は、ウオツチドツ
グタイマの出力信号が所定回数以上カウントされ
た時に異常を判定するようにしたので、マイクロ
コンピユータが不良になつたことまたは、マイク
ロコンピユータがリセツトされても正常状態に戻
らないことを検出でき、負荷が継続的に制御不能
状態になることがないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図、第
2図は各部波形図である。 1……マイクロコンピユータ、2……ウオツチ
ドツグタイマ、3……カウンタ、4……パルス幅
測定回路、9……負荷。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定周期毎に生じる第1のパルス信号と、第1
    のパルス信号が繰返し発生している時に1個だけ
    生じる第2のパルス信号とを発生するマイクロコ
    ンピユータと、第1のパルスが所定期間発生しな
    い時はマイクロコンピユータをリセツトするため
    のリセツト信号を発生するウオツチドツグタイマ
    と、ウオツチドツグタイマから送出されるリセツ
    ト信号をカウントするカウンタと、第2のパルス
    信号のパルス幅が所定範囲内にあるときカウンタ
    をリセツトするリセツト信号を発生するパルス幅
    測定回路とから構成されるマイクロコンピユータ
    の異常検出回路。
JP10174485U 1985-07-05 1985-07-05 Expired JPH049638Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10174485U JPH049638Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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JP10174485U JPH049638Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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JPS6214535U JPS6214535U (ja) 1987-01-28
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