JP2503386Y2 - 液体噴霧容器 - Google Patents
液体噴霧容器Info
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- JP2503386Y2 JP2503386Y2 JP5527290U JP5527290U JP2503386Y2 JP 2503386 Y2 JP2503386 Y2 JP 2503386Y2 JP 5527290 U JP5527290 U JP 5527290U JP 5527290 U JP5527290 U JP 5527290U JP 2503386 Y2 JP2503386 Y2 JP 2503386Y2
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- Japan
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- wall
- fitted
- communication hole
- container body
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は液体噴霧容器に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 従来、液体噴霧容器として、容器体に被着したポンプ
により容器体内の液体を吸上げるとともに、吸上げた液
を噴霧ノズルより噴霧する如く構成してなるものが知ら
れている。
により容器体内の液体を吸上げるとともに、吸上げた液
を噴霧ノズルより噴霧する如く構成してなるものが知ら
れている。
しかしながら、従来の容器では、吸上げた液を例え
ば、ノズルの旋回路を通して旋回させ、それをノズル孔
より噴出させて霧状の噴出液を形成しているが、噴霧の
キメが荒い傾向があり、その改善が望まれている。
ば、ノズルの旋回路を通して旋回させ、それをノズル孔
より噴出させて霧状の噴出液を形成しているが、噴霧の
キメが荒い傾向があり、その改善が望まれている。
本考案は、上記の点に鑑み、キメの細かい噴霧を行え
る液体噴霧容器を提供せんとするものである。
る液体噴霧容器を提供せんとするものである。
「課題を解決するための手段」 口頸部8を起立した容器体2と、上記口頸部8上端面
開口を閉塞する底壁9裏面中央より垂設した嵌合筒部10
を口頸部8外周に嵌合させて容器体2に装着させるとと
もに、底壁9外周縁より上方に第1周壁11を立設してな
る上端面開放の筒状をなす噴霧器下部構成部材3と、上
記第1周壁11内周に外周下端縁を気密且つ摺動可能に嵌
合させた第2周壁20上端縁より頂壁21を延設するととも
に、上方付勢状態で噴霧器下部構成部材3内を上下動可
能に装着させた噴霧器上部構成部材4と、該部材4上に
嵌着した噴霧ノズル5とからなり、上記噴霧器下部構成
部材底壁9中央に穿設した連通孔12外周縁より上方へ第
1注出筒部13を立設するとともに、該連通孔12と容器体
2内を逆止弁15を介して容器体2内から第1注出筒部13
内へ一方的に連通させ、上記噴霧器上部構成部材頂壁21
中央に設けた連通孔25より上記第1注出筒部13内上方に
下端を垂下させた第2注出筒部26を設けるとともに、上
記連通孔25と噴霧ノズル5のノズル孔27とを連通し、上
記噴霧器下部構成部材底壁9上面の上記第1注出筒部13
と第1周壁11間に第1筒状隔壁17を立設するとともに、
上記噴霧器上部構成部材頂壁21裏面より第1筒状隔壁17
内周に外周下端縁を気密且つ摺動可能に嵌合させた第2
筒状隔壁23を垂設して各隔壁23,17の外側にエア供給室2
4を形成し、該供給室24上方の頂壁21に設けた連通孔28
と噴霧ノズル5のノズル孔27とを連通させた。
開口を閉塞する底壁9裏面中央より垂設した嵌合筒部10
を口頸部8外周に嵌合させて容器体2に装着させるとと
もに、底壁9外周縁より上方に第1周壁11を立設してな
る上端面開放の筒状をなす噴霧器下部構成部材3と、上
記第1周壁11内周に外周下端縁を気密且つ摺動可能に嵌
合させた第2周壁20上端縁より頂壁21を延設するととも
に、上方付勢状態で噴霧器下部構成部材3内を上下動可
能に装着させた噴霧器上部構成部材4と、該部材4上に
嵌着した噴霧ノズル5とからなり、上記噴霧器下部構成
部材底壁9中央に穿設した連通孔12外周縁より上方へ第
1注出筒部13を立設するとともに、該連通孔12と容器体
2内を逆止弁15を介して容器体2内から第1注出筒部13
内へ一方的に連通させ、上記噴霧器上部構成部材頂壁21
中央に設けた連通孔25より上記第1注出筒部13内上方に
下端を垂下させた第2注出筒部26を設けるとともに、上
記連通孔25と噴霧ノズル5のノズル孔27とを連通し、上
記噴霧器下部構成部材底壁9上面の上記第1注出筒部13
と第1周壁11間に第1筒状隔壁17を立設するとともに、
上記噴霧器上部構成部材頂壁21裏面より第1筒状隔壁17
内周に外周下端縁を気密且つ摺動可能に嵌合させた第2
筒状隔壁23を垂設して各隔壁23,17の外側にエア供給室2
4を形成し、該供給室24上方の頂壁21に設けた連通孔28
と噴霧ノズル5のノズル孔27とを連通させた。
「作用」 図示の状態から噴霧器上部構成部材4を押し下げる
と、第1注出筒部13内の液体が第2注出筒部26を通りノ
ズル孔27から噴霧される。この際、同時にエア供給室24
内のエアが連通孔28からノズル孔27へ送られ噴出される
ため、噴霧される霧のキメが細かいものとなる。
と、第1注出筒部13内の液体が第2注出筒部26を通りノ
ズル孔27から噴霧される。この際、同時にエア供給室24
内のエアが連通孔28からノズル孔27へ送られ噴出される
ため、噴霧される霧のキメが細かいものとなる。
次いで上部構成部材4の押圧を解除するとスプリング
22の弾発力で上部構成部材4が上昇する。この際、第1
注出筒部13内が負圧となり、容器体2内の液体が吸上げ
パイプ16から逆止弁15を介して第1注出筒部13内に注入
される。一方、第1筒状隔壁17内にオーバーフローした
液は、上部構成部材4下降の際、透孔18より板状弁部材
19を押しのけて容器体2内へ戻る。又、この透孔18から
は、第1注出筒部13内へ液を注出した際負圧化する容器
体2内へのエアの供給も併せて行う。
22の弾発力で上部構成部材4が上昇する。この際、第1
注出筒部13内が負圧となり、容器体2内の液体が吸上げ
パイプ16から逆止弁15を介して第1注出筒部13内に注入
される。一方、第1筒状隔壁17内にオーバーフローした
液は、上部構成部材4下降の際、透孔18より板状弁部材
19を押しのけて容器体2内へ戻る。又、この透孔18から
は、第1注出筒部13内へ液を注出した際負圧化する容器
体2内へのエアの供給も併せて行う。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
図面は本考案の一実施例を示し、図中1は液体噴霧容
器を示す。該容器1は、容器体2と、噴霧器下部構成部
材3(以下、単に下部構成部材という)と、噴霧器上部
構成部材4(以下、単に上部構成部材という)と、噴霧
ノズル5と主要部材として構成している。
器を示す。該容器1は、容器体2と、噴霧器下部構成部
材3(以下、単に下部構成部材という)と、噴霧器上部
構成部材4(以下、単に上部構成部材という)と、噴霧
ノズル5と主要部材として構成している。
容器体2は、胴部6より肩部7を介して口頸部8を起
立して構成している。
立して構成している。
下部構成部材3は、容器体口頸部8上端面開口を閉塞
する底壁9裏面中央より嵌合筒部10を垂設し、該筒部10
を口頸部9外周に嵌合させて容器体2に装着しており、
底壁9外周縁より上方に第1周壁11を立設した上端面開
口の円筒状をなしている。又、底壁9中央に穿設した連
通孔12外周縁より上方へ第1注出筒部13を立設するとと
もに、下方へ嵌合筒14を垂設し、この嵌合筒14内に逆止
弁15を形成し、更に嵌合筒14下端に吸上げパイプ16の上
端を嵌着させて、容器体2内より第1注出筒部13内へ一
方的に連通させている。又、下部構成部材底壁9上面の
上記第1注出筒部13と第1周壁11間に第1筒状隔壁17を
立設している。更に、第1筒状隔壁17と第1注出筒部13
間の底壁9に、透孔18を穿設し、該透孔18の下端面を開
閉可能に閉塞して板状弁部材19を設けている。
する底壁9裏面中央より嵌合筒部10を垂設し、該筒部10
を口頸部9外周に嵌合させて容器体2に装着しており、
底壁9外周縁より上方に第1周壁11を立設した上端面開
口の円筒状をなしている。又、底壁9中央に穿設した連
通孔12外周縁より上方へ第1注出筒部13を立設するとと
もに、下方へ嵌合筒14を垂設し、この嵌合筒14内に逆止
弁15を形成し、更に嵌合筒14下端に吸上げパイプ16の上
端を嵌着させて、容器体2内より第1注出筒部13内へ一
方的に連通させている。又、下部構成部材底壁9上面の
上記第1注出筒部13と第1周壁11間に第1筒状隔壁17を
立設している。更に、第1筒状隔壁17と第1注出筒部13
間の底壁9に、透孔18を穿設し、該透孔18の下端面を開
閉可能に閉塞して板状弁部材19を設けている。
上部構成部材4は、上記第1周壁11内周に第2周壁20
外周下端縁を気密且つ摺動自在に嵌合させるとともに、
第2周壁20上端縁より頂壁21を延設してなる下端面開放
の円筒状をなし、その頂壁21下面と下部構成部材底壁9
上面との間にスプリング22を介在させて常時上方付勢の
状態で下部構成部材3内を上下動可能に装着している。
又、該部材頂壁21裏面より、上記第1筒状隔壁17内周に
外周下端縁を気密且つ摺動可能に嵌合させた第2筒状隔
壁23を垂設して、各隔壁23,17の外側にエア供給室24を
形成している。又、頂壁21中央に設けた連通孔25より上
記第1注出筒部13内上方に下端を垂下させた第2注出筒
部26を設けるとともに、該筒部26上端を噴霧ノズル5の
公知の螺旋流路を介してノズル孔27に連通させている。
又、上記エア供給室24上方の頂壁21に設けた連通孔28と
噴霧ノズル5のノズル孔27とを連通させている。
外周下端縁を気密且つ摺動自在に嵌合させるとともに、
第2周壁20上端縁より頂壁21を延設してなる下端面開放
の円筒状をなし、その頂壁21下面と下部構成部材底壁9
上面との間にスプリング22を介在させて常時上方付勢の
状態で下部構成部材3内を上下動可能に装着している。
又、該部材頂壁21裏面より、上記第1筒状隔壁17内周に
外周下端縁を気密且つ摺動可能に嵌合させた第2筒状隔
壁23を垂設して、各隔壁23,17の外側にエア供給室24を
形成している。又、頂壁21中央に設けた連通孔25より上
記第1注出筒部13内上方に下端を垂下させた第2注出筒
部26を設けるとともに、該筒部26上端を噴霧ノズル5の
公知の螺旋流路を介してノズル孔27に連通させている。
又、上記エア供給室24上方の頂壁21に設けた連通孔28と
噴霧ノズル5のノズル孔27とを連通させている。
尚、上記各部材は全て合成樹脂にて形成すると良い。
「考案の効果」 以上説明した如く本考案液体噴霧容器は、既述構成と
したことにより、従来のこの種の容器と比較してよりキ
メの細かい噴霧を行えるものである。しかも、その構造
も簡単で合成樹脂にて形成出来る為、従来品と比較して
特別コスト高となることもない。
したことにより、従来のこの種の容器と比較してよりキ
メの細かい噴霧を行えるものである。しかも、その構造
も簡単で合成樹脂にて形成出来る為、従来品と比較して
特別コスト高となることもない。
図面は本考案の一実施例を示す要部縦断面図である。 2…容器体、3…噴霧器下部構成部材 4…噴霧器上部構成部材、5…噴霧ノズル
Claims (1)
- 【請求項1】口頸部8を起立した容器体2と、上記口頸
部8上端面開口を閉塞する底壁9裏面中央より垂設した
嵌合筒部10を口頸部8外周に嵌合させて容器体2に装着
させるとともに、底壁9外周縁より上方に第1周壁11を
立設してなる上端面開放の筒状をなす噴霧器下部構成部
材3と、上記第1周壁11内周に外周下端縁を気密且つ摺
動可能に嵌合させた第2周壁20上端縁より頂壁21を延設
するとともに、上方付勢状態で噴霧器下部構成部材3内
を上下動可能に装着させた噴霧器上部構成部材4と、該
部材4上に嵌着した噴霧ノズル5とからなり、上記噴霧
器下部構成部材底壁9中央に穿設した連通孔12外周縁よ
り上方へ第1注出筒部13を立設するとともに、該連通孔
12と容器体2内を逆止弁15を介して容器体2内から第1
注出筒部13内へ一方的に連通させ、上記噴霧器上部構成
部材頂壁21中央に設けた連通孔25より上記第1注出筒部
13内上方に下端を垂下させた第2注出筒部26を設けると
ともに、上記連通孔25と噴霧ノズル5のノズル孔27とを
連通し、上記噴霧器下部構成部材底壁9上面の上記第1
注出筒部13と第1周壁11間に第1筒状隔壁17を立設する
とともに、上記噴霧器上部構成部材頂壁21裏面より第1
筒状隔壁17内周に外周下端縁を気密且つ摺動可能に嵌合
させた第2筒状隔壁23を垂設して各隔壁23,17の外側に
エア供給室24を形成し、該供給室24上方の頂壁21に設け
た連通孔28と噴霧ノズル5のノズル孔27とを連通させて
なることを特徴とする液体噴霧容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5527290U JP2503386Y2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 液体噴霧容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5527290U JP2503386Y2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 液体噴霧容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0413588U JPH0413588U (ja) | 1992-02-04 |
JP2503386Y2 true JP2503386Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=31578074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5527290U Expired - Fee Related JP2503386Y2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 液体噴霧容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2503386Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-25 JP JP5527290U patent/JP2503386Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0413588U (ja) | 1992-02-04 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |