JP2503241Y2 - 灯具取付用電球ソケット - Google Patents

灯具取付用電球ソケット

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JP2503241Y2
JP2503241Y2 JP534991U JP534991U JP2503241Y2 JP 2503241 Y2 JP2503241 Y2 JP 2503241Y2 JP 534991 U JP534991 U JP 534991U JP 534991 U JP534991 U JP 534991U JP 2503241 Y2 JP2503241 Y2 JP 2503241Y2
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直史 野村
浩一 永野
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Stanley Electric Co Ltd
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Stanley Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両用灯具である例えば
ヘッドランプに電球を取付けるための電球ソケットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電球ソケット90の例を
示すものが図4であり、金属など導電性部材で電球80
の口金81に嵌合する有底円筒状で且つ側面に中心に対
峙する摺動溝92を有するソケット本体91を形成し、
このソケット本体91の内径に前記摺動溝92で係着し
前記電球80の電極接点82に接触する接点93aを有
する電極板93をスプリング94で背面から前方に向か
い付勢するようにして取付けるものであって、前記ソケ
ット90はヘッドランプ70の受金部71に例えばバヨ
ネット爪95などで係着され、前記スプリング94の付
勢により電球80を受金部71に圧接し保持すると共に
給電も行うものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の電球ソケット90は、その組立工程において、
図5に示すようにソケット本体91の内径に電極板93
を取付ける工程で、前記電極板93をスプリング94の
反発力に抗しながら、ソケット本体91内で斜めに傾け
た状態から回転させて摺動溝92に嵌め込む作業が必要
となり、近来は産業ロボット等で自動化されたこの種の
組立工程においも前記嵌め込み作業は複雑で不可能であ
るので、依然として電球ソケット90の組立作業のみが
手作業に頼らざるを得ないものとなり、生産上の隘路と
なる問題点を生ずるものとなり、この点の解決が課題と
されるものとなっていた。
【0004】また、前記電球ソケット90は電極板93
がソケット本体91内で移動するので、外部配線との接
続にも前記電極板93の移動量を吸収するために電線9
5を仲介させざるを得ないものとなり、前記電球ソケッ
ト90に直接に外部配線の接続が行えないので、自動車
への組付作業も煩雑となる問題も併せてて生ずるものと
なっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は前記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、電球の口金と
嵌合する略円筒状のホルダ内にコイルスプリングと電球
の電極接点に接触する接触子が配設された接点板とを配
設し、前記接点板を介するコイルスプリングの付勢によ
り前記電球を灯具に圧接して保持と給電とを行う灯具取
付用電球ソケットにおいて、前記ホルダは後方に前記接
点板の位置決めのための摺動溝を含む開口部が形成さ
れ、前記接点板には前記ホルダから露出する位置にコネ
クタ端子部が形成された接触子が取付けられ、前記ホル
ダの開口部から前記接点板とスプリングとを挿着した後
にこの開口部に前記接触子を貫通させる貫通孔が設けら
れ背面にコネクタハウジング部が形成された後蓋を被着
した構成としたことを特徴とする灯具取付用電球ソケッ
トを提供することで、この電球ソケットの組立工程の自
動化と外部配線の直結とを可能として、前記した従来の
課題を解決するものである。
【0006】
【実施例】つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。尚、理解を容易とするために従来例
と同じ部分には同じ符号を付して説明し、重複する部分
については一部その説明を省略する。
【0007】図1〜図3に符号1で示すものは本考案に
係る電球ソケットであり、この電球ソケット1はホルダ
2内にコイルスプリング3と接点板4とが配設され、ヘ
ッドランプ70の受金部71にバヨネット爪1aなど適
宜な手段で係着させることで前記接点板4を介するコイ
ルスプリング3の付勢により電球80をこの受金部71
に圧接して保持し、同時に前記接点板4に取付けられた
接触子5で電球80との電気的接続を行うものである点
は従来例のものと同様である。
【0008】しかしながら、前記電球ソケット1のホル
ダ2は本考案により前記コイルスプリング3と接点板4
とを後方から挿着するものとされ、これにより前記ホル
ダ2の後端側には前記接点板4の回転止めのための突起
4aと係合する摺動溝2aを含む開口部2bが形成され
るものとなっている。
【0009】尚、実際の実施に当たっては前記摺動溝2
aの部分を開口させると強度的に不足する場合もあるの
で、前記摺動溝2aの後端に跨座状のブリッジ部2cを
設けて、前記開口部2bが切れ目の無いものとして形成
することが好ましい。 また同時に、前記ホルダ2に
は、後方に向かい突出する共通端子2dが後に説明する
接触子5のコネクタ端子部5bと同一形状として形成さ
れている。
【0010】ホルダ2を上記の構成としたことで、接点
板4は後方から直線状の運動でホルダ2に挿着可能とな
り、従来例の嵌め込み作業を不要とする。このことは即
ち、接点板4に取付ける引出線にも可撓性が要求される
ことが無くなるので、本考案では接触子5を例えば帯状
の金属部材など剛性な部材を使用して接点部5aとコネ
クタ端子部5bとが一体に設けられたものとして形成
し、例えば返し爪5cなど適宜な手段で前記接点板4に
固定する。
【0011】また、前記ホルダ2の開口部22には例え
ば樹脂部材など絶縁性の部材で形成された後蓋6がフッ
ク6aなどの手段で係着可能とされていて、ホルダ2に
接点板4とコイルスプリング3とを挿入した後に、この
後蓋6を開口部2bに被着して閉止することで前記電球
ソケット1は組立が完了するものとされている。
【0012】加えて、前記後蓋6には、接触子5のコネ
クタ端子部5b及び前記ホルダ2の共通端子2dを貫通
させるための貫通孔6bと、その背面側にコネクタハウ
ジング部6cとが形成されるものとされ、前記開口部2
bへの被着時にはコネクタ端子部5b及び共通端子2d
が後蓋6を貫通してコネクタハウジング部6c内に適宜
寸法で突出し、コネクタハウジング部6cに挿着される
適宜なカプラ7とで電気的接続が可能な構成と成ってい
る。
【0013】次いで、上記に説明の構成とした電球ソケ
ット1の作用効果について説明を行えば、ホルダ2の後
端側に摺動溝2aを含む開口部2bを設け、コイルスプ
リング3と接点板4とを挿着した後に後蓋6で閉止する
ものとしたことで、この電球ソケット1の組立工程は全
て直線運動の単純化されたものとなり、例えば産業ロボ
ット等での組立を可能とする。また、前記組立工程が全
て直線運動化されたことで前記接点板4に取付けられる
外部との接続線にも可撓性が不要となり、コネクタ端子
部5bとして形成可能となり、外部配線との直結が可能
となる。
【0014】
【考案の効果】以上に説明したように本考案により、ホ
ルダの後端側に摺動溝を含む開口部を設け、コイルスプ
リングと接点板とを挿着した後に後蓋で閉止する電球ソ
ケットの構成としたことで、該電球ソケットの組立工程
を全て直線運動に単純化して、例えば産業ロボットによ
る自動組立を可能とし、従来のて作業を廃して生産性の
向上に卓越した効果を奏するものである。
【0015】また、上記の直線運動化された組立工程と
したことで、外部との電気的接続線に可撓性が不要とな
り、これによりコネクタ等による電球ソケットへの直接
の接続が可能となり、自動車の組立工程においても煩雑
さを解消する優れた効果を奏するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る電球ソケットの一実施例を分解
した状態で示す斜視図である。
【図2】 図1のA―A線に沿う断面図である。
【図3】 図1のB―B線に沿う断面図である。
【図4】 従来例を示す断面図である。
【図5】 従来例の組立状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1……電球ソケット 1a……バヨネット爪 2……ホルダ 2a……摺動溝 2b……開口部 2c……ブリッジ部 2d……共通端子 3……コイルスプリング 4……接点板 4a……突起 5……接触子 5a……接点部 5b……コネクタ端子部 5c……返し爪 6……後蓋 6a……フック 6b……貫通孔 6c……コネクタハウジング部 7……カプラ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電球の口金と嵌合する略円筒状のホルダ
    内にコイルスプリングと電球の電極接点に接触する接触
    子が配設された接点板とを配設し、前記接点板を介する
    コイルスプリングの付勢により前記電球を灯具に圧接し
    て保持と給電とを行う灯具取付用電球ソケットにおい
    て、前記ホルダは後方に前記接点板の位置決めのための
    摺動溝を含む開口部が形成され、前記接点板には前記ホ
    ルダから露出する位置にコネクタ端子部が形成された接
    触子が取付けられ、前記ホルダの開口部から前記接点板
    とスプリングとを挿着した後にこの開口部に前記接触子
    を貫通させる貫通孔が設けられ背面にコネクタハウジン
    グ部が形成された後蓋を被着した構成としたことを特徴
    とする灯具取付用電球ソケット。
JP534991U 1991-01-21 1991-01-21 灯具取付用電球ソケット Expired - Lifetime JP2503241Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0498285U JPH0498285U (ja) 1992-08-25
JP2503241Y2 true JP2503241Y2 (ja) 1996-06-26

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