JPH1197135A - 2以上のバルブを有する灯具 - Google Patents

2以上のバルブを有する灯具

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JPH1197135A
JPH1197135A JP25730797A JP25730797A JPH1197135A JP H1197135 A JPH1197135 A JP H1197135A JP 25730797 A JP25730797 A JP 25730797A JP 25730797 A JP25730797 A JP 25730797A JP H1197135 A JPH1197135 A JP H1197135A
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lamp
leaf spring
contact
bulbs
electric wire
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JP25730797A
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Inventor
Yoshihiko Hamashima
由彦 濱島
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2以上のバルブと電線とを接続する工程を少
なくして、接続を簡単に行う。 【解決手段】 バルブがそれぞれ挿入されて装着される
バルブ取付穴16が複数形成されたランプハウジング1
1と、バルブの外部電極と接続される電極部18及び被
覆電線13の芯線34が挿入されることにより芯線34
と接触した状態でばね力によって芯線34を挟持する一
対の板ばね片部22を有したコンタクト12とを備え
る。電線に端子金具を取り付けて接続する必要がなく、
接続を簡単に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光するバルブを
2以上備えることにより自動車等に取り付けられる灯具
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロント側には、フォグラン
プ、フロントシグナルランプ、コーナリングランプなど
の複数のランプが取り付けられ、リヤ側にもリヤターン
シグナルランプ、リバースランプ、ストップ/テールラ
ンプなどの複数のランプが取り付けている。又、これら
の複数のランプをユニット化し、ユニット化した灯具を
自動車に取り付けることによって取付スペースの縮小
化、取り付け作業の効率化及び簡素化がなされている。
このようなユニット化された灯具はそれぞれのランプの
作用を行うため、2以上のバルブがランプハウジングに
装着される構造となっている。
【0003】図7は、2以上のバルブを有した従来の灯
具1を示し、ランプハウジング2の正面にレンズ3が被
せられることによって正面側が封鎖されている。ランプ
ハウジング2の背面には、バルブ4を個々に収容するた
めの収容部5が膨出されている。それぞれの収容部5に
は、バルブ取付穴6が形成されており、バルブ取付穴6
にバルブ4を挿入し、該バルブ4を支持したソケット4
aを回転させることによって各収容部5にバルブ4が取
り付けられる。
【0004】バルブ4は、車載のバッテリー(図示省
略)から電力が供給されることによって発光し、フォグ
ランプ、フロントシグナルランプ等のそれぞれのランプ
の作用を行う。この給電を行うため、被覆電線((ワイ
ヤハーネス)以下、電線と記載する。)7がランプハウ
ジング2の背面側に配索され、それぞれの電線7とバル
ブ4とが接続されている。符号8は、バッテリーからの
メインハーネス(図示省略)と電線7との接続を行うた
めのコネクタである。
【0005】図8は、それぞれの電線7の端末部分を示
し、電線7の非導電性の被覆部7aを皮剥きすることに
よって導電性の芯線7bを露出させ、この芯線7bの先
端に端子金具9を加締め、ロウ付け等によって取り付け
る構造となっている。そして、端子金具9を対応したバ
ルブソケット4aの裏側から圧入してバルブ4内部の電
極(図示省略)と接続し、その後、バルブ4をバルブ取
付穴6に挿入することによりユニット化した灯具1とし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の灯具1
では、ランプハウジング2に取り付けられた2以上のバ
ルブ4のそれぞれに電線7を接続するのに際し、長尺電
線7を各回路毎の適切な長さに切断し、電線7の被覆部
7aを皮剥きして芯線7bに端子金具9を取り付ける作
業と、端子金具9を対応したバルブ4に取り付ける作業
と、バルブ4をランプハウジング2に取り付ける作業と
が必要であり、作業工程が多く、リードタイムが長くな
っている。しかも、これらの作業を自動化することがで
きず、迅速に組み付けることができないと共に、多くの
人手を必要とし、また各回路毎に異なった長さに切断さ
れ、端子金具9が取り付けられたものが多種類になり、
これら仕掛品の管理が複雑であり、改善が求められてい
る。さらには、電線7の誤配線が起こるおそれがあり、
かかる誤配線の修復作業を考慮に入れておかねばならな
いので、管理工数を多く必要とし、改善が求められてい
る。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、2以上のバルブを有する場合
においても、作業工程を簡素化してリードタイムを短縮
でき、自動化も可能な構造の灯具を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、バルブがそれぞれ挿入されて装
着されるバルブ取付穴が複数形成されたランプハウジン
グと、バルブの外部電極と接続される電極部及び被覆電
線の芯線が挿入されることにより芯線と接触した状態で
ばね力によって芯線を挟持する一対の板ばね片部を有し
たコンタクトとを備えていることを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記板ばね片部に、電線の挿入を案内するガイ
ド凹部が形成されていることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は請求項1又は2記載の発
明であって、前記板ばね片部は、折り曲げによってばね
力が付与されていることを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項3記載の発明で
あって、前記板ばね片部は、被覆電線の挿入方向が順方
向で、被覆電線の抜け方向が逆方向となるように折り曲
げられていることを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載の発明であって、前記コンタクトは、一対の板
ばね片部が複数対形成されていることを特徴とする。
【0013】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かに記載の発明であって、前記一対の板ばね片部に係合
して一対の板ばね片部の開きを防止する開き防止手段が
設けられていることを特徴とする。
【0014】請求項7の発明は請求項6記載の発明であ
って、前記開き防止手段は、一対のばね片を挟むように
ランプハウジングに設けられ、一対の板ばね片部に外側
から当接する開き防止突起であることを特徴とする。
【0015】請求項8の発明は請求項6記載の発明であ
って、前記開き防止手段は、一対の板ばね片部が部分的
に挿入されるようにランプハウジングに設けられた開き
防止スリットであることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施の形
態を参照して具体的に説明する。なお、各実施の形態に
おいて、同一の部分は同一の符号を付して対応させてあ
る。
【0017】図1及び図2は、本発明の第1の実施形態
の灯具10を示す。灯具10は、図1に示すように、ラ
ンプハウジング11と、コンタクト12と、被覆電線1
3((ワイヤハーネス)、以下、電線13と記載す
る。)と、図2に示す複数個のバルブ14とを備えてい
る。
【0018】ランプハウジング11は、車体の外形に沿
った形状となるように絶縁性樹脂によって形成されてい
る。ランプハウジング11の背面には、バルブ収容部
(図示省略)が膨出状に形成されており、それぞれのバ
ルブ収容部にバルブ取付穴16が形成されている。
【0019】それぞれのバルブ取付穴16は、ランプハ
ウジング11の背面よりも段状に高くなっている取付筒
部17の中央部分に開口されており、このバルブ取付穴
16にバルブ14が挿入されることによってバルブ14
がランプハウジング11に装着される。又、取付筒部1
7の外端面には、後述するコンタクト12の電極部18
が嵌め込まれる電極受け座19が段状に低くなるように
形成されている。
【0020】この実施形態では、1つのバルブ14に対
してプラス極及びマイナス極となる2つのコンタクト1
2が左右から接続されるものであり、このため、電極受
け座19、後述するコンタクト支持突起20が接続され
るコンタクト12の数に合わせて設けられている。
【0021】コンタクト支持突起20は、バルブ取付穴
16の周囲、すなわち取付筒部17の周囲に起立状に設
けられている。コンタクト支持突起20は、平行に起立
した一対で一組となっており、取付筒部17の周囲には
二組が配置される。それぞれのコンタクト支持突起20
には、コンタクト12の挿入片部23が圧入されるコン
タクト圧入穴24が上下方向に沿って形成されている。
【0022】コンタクト12は、導電性金属板を打ち抜
きプレスすることによって成形されている。このコンタ
クト12は、電極部18と、板ばね片部22と、挿入片
部23とを一体的に備えている。
【0023】電極部18は、水平状に形成されており、
取付筒部17の電極受け座19に嵌め込まれた状態で、
後述するバルブ14の外部電極26と接触することによ
ってコンタクト12とバルブ14とを導通させるもので
ある。
【0024】挿入片部23は、板ばね片部22を介して
電極部18との反対側で上下方向に延びており、コンタ
クト支持突起20のコンタクト圧入穴24に圧入され
る。この圧入によってコンタクト12がランプハウジン
グ11に取り付けられるが、圧入による取り付けのた
め、その取り付け操作を簡単に行うことができる。
【0025】挿入片部25の面内には、三角状に切り起
こされた係止爪27が形成されている。係止爪27は、
挿入片部23をコンタクト支持突起20のコンタクト圧
入穴24に圧入することによって、コンタクト圧入穴2
4の内面に喰い込んで係合する。この係合によって挿入
片部25の抜け止めがなされる。このため、ランプハウ
ジング11に対するコンタクト12の取り付けが安定
し、信頼性のある取り付けを行うことができる。
【0026】板ばね片部22は、以上の電極部18及び
挿入片部23の間に形成されている。板ばね片部22
は、上下方向に沿っていると共に、左右方向(バルブ取
付穴16の径方向)に延びた長尺部28と、長尺部28
の両端から内側方向に屈曲された屈曲部29とが連設さ
れることによって形成されている。
【0027】板ばね片部22は、屈曲部29が内側に向
かって屈曲されて対向することにより一対となってお
り、この一対の板ばね片部22の間に電線13の芯線3
4が挿入される。かかる板ばね片部22は屈曲部29が
内側に向かって屈曲されることによって、挿入された芯
線34に接触し、且つ挟持するばね力が付与されてい
る。そして、この板ばね片部22の芯線34の接触及び
挟持によってコンタクト12と電線13との電気的な接
続が行われる。
【0028】又、このような屈曲では、電線13の芯線
34の挿入方向が順方向で、電線13の抜け方向が逆方
向となっている。このため、電線13の芯線34の挿入
は容易に行うことができるが、挿入された芯線34が抜
ける方向に対しては大きな抵抗となり、芯線34が不用
意に抜けることがなくなる。
【0029】この実施形態では、長尺部28の両端が内
側に屈曲されることにより、長尺部28の両端にそれぞ
れ一対の板ばね片部22が形成されている。これによ
り、それぞれ対となっている板ばね片部22の間に電線
13の芯線34を挿入して挟持することができる。この
ため、2本の電線13との接続を行うことができる。な
お、符号25は、長尺部28を連設するための連設片部
である。
【0030】以上のようにコンタクト12の電極部18
がバルブ14と接続され、コンタクト12の板ばね片部
22が電線13と接続されることにより、バルブ14と
電線13とがコンタクト12を介して接続される構造と
なる。これによりバルブ14を電線13とが物理的に分
離するため、これらを別個独立して取り扱うことが可能
となる。
【0031】すなわち、バルブ14と接続することな
く、電線13を単独でランプハウジング11に配索する
ことができる。このため、電線13の配索を自動化する
ことができ、配索の作業を簡単に行うことができる。
【0032】なお、電線13は先端の絶縁被覆35が皮
剥きされ、芯線34が露出した状態でコンタクト12の
板ばね片部22の間に挿入されるものである。
【0033】バルブ14は、図2に示すように、給電に
よって発光を行うバルブ本体30がソケット31に取り
付けられて構成されている。ソケット31の外面にはバ
ルブ取付穴16の内面に係合してバルブ14をランプハ
ウジング11に固定するためのフック部32が形成され
ている。又、ソケット31には取付筒部17の端面に当
接するフランジ部33が一体的に形成されており、この
フランジ部33に外部電極26が配置されている。
【0034】このようなバルブ14はバルブ取付穴16
に挿入され、回転されることによってフック部32がバ
ルブ取付穴16の内面に係合して固定される。この固定
によって外部電極26が、取付筒部17の電極受け座1
9に嵌め込まれているコンタクト12の電極部18と接
触してバルブ14とコンタクト12とが導通する。
【0035】次に、この実施形態の組付けを説明する。
この実施形態では、まず、コンタクト12をランプハウ
ジング11の取り付ける。この取り付けは、コンタクト
の挿入片部23をランプハウジング11のコンタクト支
持突起20に圧入することによって行われる。この圧入
では、係止爪27がコンタクト圧入穴24の内面に喰い
込むため、コンタクト12が外れることなく取り付ける
ことができる。
【0036】一方、電線13に対しては、その先端を皮
剥きして芯線34を露出させる。この電線13の芯線3
4をコンタクト12の板ばね片部22に位置合わせし
て、板ばね片部22の間に挿入する。芯線34が挿入さ
れることによって板ばね片部22は両側から芯線34に
接触すると共に、そのばね力で芯線34を挟持する。こ
れにより、コンタクト12と電線13とが接続される。
【0037】この接続の後、バルブ14をランプハウジ
ング11に取り付ける。すなわち、バルブを対応したバ
ルブ取付穴16に挿入して回転させることによりバルブ
14を固定する。この固定によってバルブ14の外部電
極26がコンタクト12の電極部18と接触するため、
バルブ14とコンタクト12とが接続される。
【0038】以上によってバルブ14はコンタクト12
を介して電線13と接続されるため、電線13からの給
電によって発光することができる。
【0039】このような組み付けでは、電線13を皮剥
きするだけで接続に供することができ、端子金具を取り
付ける面倒な工程が不要となる。このため、迅速に組み
立てることができ、2以上のバルブ14を取り付ける際
にも、工程を短縮することができる。
【0040】又、電線13とバルブ14とを分離して組
み立てるため、電線13を独立して自動配索することが
可能となり、リードタイムを短縮できると共に、誤配線
を防止することができる。
【0041】図3は、本発明の第2の実施形態のコンタ
クト12を示す。この実施形態のコンタクト12には、
ガイド凹部37が形成されている。ガイド凹部37は、
板ばね片部22のそれぞれの屈曲部29における対向位
置に凹み状に形成されるものであり、電線13の挿入の
基端側が幅広で、挿入の先端側が幅小となっている。
【0042】このガイド凹部37に沿って電線13を挿
入することによって、位置ズレすることなく電線13を
板ばね片部22の間に確実に挿入することができる。
又、挿入後には、電線13及び芯線34がガイド凹部3
7に挟まれた状態となる。このため、電線13が挟持位
置から外れたり、挟持から脱落することがなく、安定し
た取り付けを行うことができる。
【0043】図4は、第3の実施形態を示す。この実施
形態では、コンタクト12の長尺部28に短尺な爪片3
8が形成されている。爪片38は、バルブ取付穴16側
に位置する長尺部28に形成されるものであり、その長
尺部28の下端部を下方に部分的に垂下させることによ
って形成されている。
【0044】これに対し、ランプハウジング11のバル
ブ取付穴16の周囲には、挿入孔39が形成されてい
る。挿入孔39は、バルブ取付穴16における外側の電
極受け座19の両側に位置するように形成されており、
コンタクト12をランプハウジング11に取り付けるこ
とによってコンタクト12の爪片38が挿入される。
【0045】この挿入によって、爪片38が垂下してい
る側の板ばね片部22は、対となって対向する板ばね片
部22から離れることが拘束される。これにより、一対
の板ばね片部22間では、相互の開き方向への変位が拘
束され、板ばね片部22間が離れたり、ばね力が弱くな
ることがない。従って、板ばね片部22による芯線34
の接触状態を維持できると共に、芯線34の保持を確実
に行うことができる。
【0046】図5は、以上の爪片38が形成されると共
に、板ばね片部22にガイド凹部37が形成されたコン
タクト12を示している。
【0047】図6は、第4の実施形態を示し、コンタク
ト12の挿入片部23が圧入されるコンタクト支持突起
20の上端から押え突起40が一体的に突出している。
この押え突起40は、挿入片部23がコンタクト支持突
起20のコンタクト圧入穴21に圧入されることによ
り、外側に位置している板ばね片部22に外側から当接
する。このため、外側に位置している板ばね片部22が
外側に変位することがなくなる。
【0048】又、取付筒部17には、押えロッド41が
形成されている。押えロッド41は、バルブ取付穴16
における外側の電極受け座19の両側に位置するように
形成されており、コンタクト12をランプハウジング1
1に取り付けることにより、内側に位置している板ばね
片部22に内側から当接する。この当接によって内側に
位置している板ばね片部22は内側に変位することがな
くなる。
【0049】このような押え突起40及び押えロッド4
1は、一対の板ばね片部22を両側から挟むように作用
し、一対の板ばね片部22が相互の開き方向に変位する
ことを防止している。このため、板ばね片部22はばね
力が低下することなく、芯線34に対する接触状態を維
持し、且つ芯線34の挟持を維持する。これにより、芯
線34との確実な接続が可能となっている。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明では、ランプハウジング
にコンタクトを取り付けた後、コンタクトの一対の板ば
ね片部の間に被覆電線の芯線を挿入する。挿入された芯
線に対し、一対の板ばね片部はばね力で接触するため、
コンタクトと被覆電線とが導通して接続される。又、一
対の板ばね片部は、ばね力によって芯線を挟持するた
め、芯線が脱落することがなく、安定した接触状態を維
持できる。一方、バルブ取付穴にバルブを取り付けるこ
とによってコンタクトと電極部とバルブの外部電極とが
接続されるため、コンタクトを介してバルブと被覆電線
とが接続される。
【0051】この構造では、バルブと被覆電線とが物理
的に分離しているため、バルブと別個に被覆電線を配索
することができ、被覆電線の自動配索が可能となる。
又、被覆電線に端子金具を接続する面倒な手作業が不要
となり、工程を短縮できる。さらにバルブがコードレス
となるため、バルブの自動組み付けも可能となる。従っ
て、これらによりリードタイムを短縮化でき、作業者を
削減できると共に誤配線も防止できる。
【0052】請求項2の発明によれば、板ばね片部に形
成したガイド凹部に沿って電線を挿入できるため、電線
を確実に板ばね片部の間に挿入することができる。
【0053】請求項3の発明によれば、折り曲げによっ
て板ばね片部にばね力が付与されるため、ばね力を簡単
に付与できる。又、折り曲げ角度を変化させることによ
って、ばね力を簡単に調整することができる。
【0054】請求項4の発明によれば、被覆電線の挿入
方向が順方向となるように板ばね片部が折り曲げられて
いるため、被覆電線の挿入を円滑に行うことができると
共に、抜け方向に対しては大きな抵抗となり、被覆電線
の抜けを防止でき、安定した接続状態とすることができ
る。
【0055】請求項5の発明によれば、複数対の板ばね
片部に対して被覆電線をそれぞれ接続することにより、
一の被覆電線が脱落しても導通状態を維持できる。この
ため、信頼性のある接続を行うことができる。
【0056】請求項6の発明によれば、開き防止手段が
板ばね片部の開きを防止するため、芯線との接触状態を
維持できると共に、芯線の保持を確実に行うことができ
る。
【0057】請求項7の発明によれば、開き防止突起が
一対のばね片部に当接するため、板ばね片部の開きを確
実に防止できる。
【0058】請求項8の発明によれば、開き防止スリッ
トに板ばね片部が挿入されることによって、板ばね片部
が開く方向に変位することを防止するため、板ばね片部
の開きを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の分解斜視図である。
【図2】バルブの斜視図である。
【図3】第2の実施形態のコンタクトの斜視図である。
【図4】第3の実施形態の分解斜視図である。
【図5】第3の実施形態の変形々態の斜視図である。
【図6】第4の実施形態の分解斜視図である。
【図7】従来の灯具の分解斜視図である。
【図8】従来の電線の端末部分を示す斜視図である
【符号の説明】
10 灯具 11 ランプハウジング 12 コンタクト 13 電線 14 バルブ 16 バルブ取付穴 18 電極部 22 板ばね片部 26 外部電極 34 芯線 37 ガイド凹部 38 爪片 39 挿入穴 40 押え突起 41 押えロッド

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブがそれぞれ挿入されて装着される
    バルブ取付穴が複数形成されたランプハウジングと、 バルブの外部電極と接続される電極部及び被覆電線の芯
    線が挿入されることにより芯線と接触した状態でばね力
    によって芯線を挟持する一対の板ばね片部を有したコン
    タクトとを備えていることを特徴とする2以上のバルブ
    を有する灯具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の2以上のバルブを有する
    灯具であって、 前記板ばね片部に、電線の挿入を案内するガイド凹部が
    形成されていることを特徴とする2以上のバルブを有す
    る灯具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の2以上のバルブを
    有する灯具であって、 前記板ばね片部は、折り曲げによってばね力が付与され
    ていることを特徴とする2以上のバルブを有する灯具。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の2以上のバルブを有する
    灯具であって、 前記板ばね片部は、被覆電線の挿入方向が順方向で、被
    覆電線の抜け方向が逆方向となるように折り曲げられて
    いることを特徴とする2以上のバルブを有する灯具。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の2以上
    のバルブを有する灯具であって、 前記コンタクトは、一対の板ばね片部が複数対形成され
    ていることを特徴とする2以上のバルブを有する灯具。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の2以上
    のバルブを有する灯具であって、 前記一対の板ばね片部に係合して一対の板ばね片部の開
    きを防止する開き防止手段が設けられていることを特徴
    とする2以上のバルブを有する灯具。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の2以上のバルブを有する
    灯具であって、 前記開き防止手段は、一対のばね片を挟むようにランプ
    ハウジングに設けられ、一対の板ばね片部に外側から当
    接する開き防止突起であることを特徴とする2以上のバ
    ルブを有する灯具。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の2以上のバルブを有する
    灯具であって、 前記開き防止手段は、一対の板ばね片部が部分的に挿入
    されるようにランプハウジングに設けられた開き防止ス
    リットであることを特徴とする2以上のバルブを有する
    灯具。
JP25730797A 1997-09-22 1997-09-22 2以上のバルブを有する灯具 Pending JPH1197135A (ja)

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