JPS6210881Y2 - - Google Patents

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JPS6210881Y2
JPS6210881Y2 JP15200882U JP15200882U JPS6210881Y2 JP S6210881 Y2 JPS6210881 Y2 JP S6210881Y2 JP 15200882 U JP15200882 U JP 15200882U JP 15200882 U JP15200882 U JP 15200882U JP S6210881 Y2 JPS6210881 Y2 JP S6210881Y2
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plate
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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電球を装着したスライドリード板
を光軸方向へスライド変移させて、2個所の変移
位置で電球を点灯させるようにした携帯電灯の改
良に関する。
従来、この種携帯電灯としては第9図および第
10図に示すようなものがある。これは本体ケー
スの外表面上の操作釦(図示せず)の操作により
矢印Aで示す光軸方向にスライド変移するスライ
ドリード板13を有し、このスライドリード板1
3の先端部13aにソケツト導電体30を介して
電球14を保持するとともに、電球14の一方の
電極部14aを電気的に接続し、電球14の他方
の電極部14bに電気的に接続される接触板16
を前記先端部13aに電気絶縁板15を介して固
定する。そして本体ケース1内の電池2の一方の
電極2aに接続固定した固定接触片4の先端を、
スライドリード板13と平行に延出させ、この延
出先端部4aにコ字形の屈曲部6を形成して、ス
ライドリード板13のスライド操作により、前記
接触板16が固定接触片4の先端部4aにおける
二位置P1,P2で接触すると、それぞれの位置で電
球14が点灯し、接触板16が屈曲部6と対応す
る位置に存するときは電球14が消灯するものと
してある。
ところで、スライドリード板13上の電気絶縁
板15に装着された接触板16は、スライドリー
ド板13をスライド操作させるごとに固定接触片
4に強く摺接し、このとき電気絶縁板15がスラ
イドリード板13の先端部13aから脱落し易
い。これを防ぐため、電気絶縁板15は先端部1
3aに強固に取付ける必要があり、一般に電気絶
縁板15は先端部13aに鳩目31を以てかしめ
付ける。しかし、このかしめ作業では、先端部1
3aおよび電気絶縁板15のかしめ個所にそれぞ
れ下穴を明け、鳩目31をその下穴に通したうえ
でかしめ工具、もしくは機械でかしめなければな
らず、甚だ多くの手数と時間を要し、組付けが煩
雑であるという難点がある。
この考案は、かかる事実に着目して、電気絶縁
板これ自体の構造に改良を加えてこれをスライド
リード板の先端部にかしめることなく簡易にかつ
強固に取付けることができるようにしたものであ
る。
以下、その詳細を図面に基づき説明する。
第1図はこの考案に係る携帯電灯を例示してお
り、これの導電性を有する本体ケース1は円筒形
に形成され、内部に電池2を直列に配置して収納
する。本体ケース1はこの上部を電気絶縁材によ
る電池受板3で閉塞するとともに、電池受板3に
電池2の陽極2aに電気的に接触する固定接触片
4の基端部を導電リベツト5を以つて固定し、固
定接触片4の先端部4aは電池受板3より上方へ
延出する。第6図に示すように、固定接触片4の
先端部4aにはコ字形の屈曲部6を形成する。本
体ケース1の下部には導電性を有する底蓋7を着
脱可能にねじ込み、この底蓋7に内装された電池
押えばね8で電池2を電池受板3に対し押圧保持
する。
本体ケース1はこの上部に赤色等の有色透明体
による照明ケース9を着脱可能にねじ込み、この
照明ケース9の上端開口部に前面ガラス10、お
よび反射鏡11を装着する。
本体ケース1の外表面一部にはスライド式操作
釦12を装着し、この操作釦12にスライドリー
ド板13を一体的に結合する。スライドリード板
13は本体ケース1の内壁に沿つて光軸方向にス
ライド可能に装備するとともに、本体ケース1、
底蓋7および電池押えばね8を介して電池2の陰
極2bに常時電気的に接続した状態とする。そし
てスライドリード板13の先端部13aはL形に
折曲形成して電池受板3より上方に延出させ、こ
の先端部13aに電球14を装着するとともに電
球14の一方の電極部14aを電気的に接続す
る。また先端部13aには電気絶縁板15を、後
で詳述する要領で取付けるとともに、この電気絶
縁板15を介して導電性の接触板16を固着し、
この接触板16を電球14の他方の電極部14b
に電気的に接続する。
しかるときは、操作釦12をスライド操作して
スライドリード板13とともに接触板16を光軸
方向Aにスライド変移させれば、第6図に示すよ
うに、接触板16が固定接触片4の屈曲部6より
上方の接点P1に接触する位置で電球14が反射鏡
11の内部に進入して点灯し、前面ガラス10を
透して放光する。また接触板16が固定接触片4
の屈曲部6より下方の接点P2に接触すると、電球
14が反射鏡11より退入した位置で点灯し有色
透明ケース9を透して放光する。
さて、この考案は、かかる携帯電灯において、
スライドリード板13の先端部13aに接触板1
6を電気絶縁板15を介して取付ける構造に特徴
を有する。
第4図において、スライドリード板13の先端
部13aはこのほぼ中央部に電球14の一方の電
極部14bが突入する透孔17を有し、透孔17
の周縁には電球14の他方の電極部14aがねじ
込まれるソケツト導電体18,18を相対向させ
て上向きに切り起し、また先端部13aの折曲部
13bと透孔17間に突起挿通孔19を明ける。
電気絶縁板15はこれ全体をプラスチツクで一
体成形して二つ折り自在なものとし、互いに折り
重ねられる上板15aおよび下板15bと、上下
板15a,15b相互を一体に連結する薄肉の折
曲自在な一体成形ヒンジ15cとからなる。上板
15aはこのほぼ中央に先端部13aの透孔17
に対応する透孔20を有し、上板15aの上面側
の透孔20の外周に、電球14の電極部14aの
外周を囲繞する筒形のソケツトカバー21を上向
きに突設する。上板15aは断面逆皿形形状に形
成し、底面側に先端部13aが嵌込まれる凹部2
2を形成するとともに、凹部22の三方に先端部
13aの左右側縁L,Rおよび前縁Fを囲む底縁
23を形成する。また上板15aの底面側の凹部
22には先端部13aの突起挿通孔19に嵌入す
るピン形状の結合突起24を下向きに突設し、底
縁23の左右側部からはそれぞれ突片25,25
を外側方へ張出し形成する。
下板15bは、先端部13aの透孔17および
突起挿通孔19にそれぞれ対応する透孔26およ
び結合孔27を有し、下板15bの左右側縁から
それぞれ1対の突片28,28を側方へ突設して
該突片28,28間に前記突片25が嵌合する凹
所29,29を形成する。
いま、接触板16をスライドリード板13の先
端部13aに取付けるには、まず、電気絶縁板1
5をこの一体成形ヒンジ15cを折曲げて二つ折
りし、この上下板15a,15b間で先端部13
aを挾む。このとき、第5図および第6にみられ
るように、上板15aはこの底面側の凹部22に
先端部13aを嵌込み、透孔20内にソケツト導
電体18を突入してこの透孔20と先端部13a
の透孔17とを合致するとともに、結合突起24
を突起挿通孔19に嵌入する。また下板15bは
先端部13aの底面側に透孔17,26どうしを
合致するよう重なり、結合孔27に先端部13a
の突起挿通孔19より突出する結合突起24の先
端が圧入嵌合する。また左右の凹所29,29に
上板15aの突片25,25が嵌合する。かかる
電気絶縁板15の取付け状態は第3図に示され
る。
ついで、帯形の接触板16を下板15bの透孔
26の下方に重ね、接触板16の左右端の折曲片
16a,16aを凹所29,29内に立ち上げる
とともに突片25,25の上面側に折り重ねて突
片25,25に巻付けることにより、接触板16
が電気絶縁板15に固定される。この固定状態を
第2図に示す。なお接触板16のほぼ中央部には
切起し片16bが形成され、この切起し片16b
を電球14の電極部14bに接触させる。
このようにして取付けられた電気絶縁板15は
スライドリード板13の先端部13aに挾着さ
れ、この挾着状態は結合突起24が結合孔27に
圧入嵌合していることにより、強固に保持される
ことになる。
先端部13aに対し上板15aの底面側の凹部
22を嵌込ませた場合は、この電気絶縁板15が
先端部13a上において前方および左右側方にず
れ動くのを確実に阻止できる。
また接触板16の端縁16a,16aを上板1
5aの突片25,25に巻付けることにより、上
下板15a,15bの重合状態をより確実に保持
する。
上記実施例に代えて、結合突起ピン24を下板
15bに、結合孔19を上板15aにそれぞれ設
けてもよい。
上記実施例では、電気絶縁板15の上板15a
と下板15bとで先端部13aを挾み、この挾み
状態を保持する手段として、上下板15a,15
bの一方に突設した結合突起24を先端部13a
の突起挿通孔19に通したうえで上下板15a,
15bの他方に設けた結合孔27に圧入嵌合する
ものとしたが、これに限定されるものではなく、
第7図に示すように上板15aの左右側部から先
端に爪24aを有する弾性変形可能な結合突起2
4,24を下向きに突設し、第8図に示すように
上下板15a,15bの折重ね状態においてその
結合突起24,24の爪24a,24aが弾性変
形を介して下板15bの下面側に接当係合するよ
うにしたものであつてもよい。
以上説明したように、この考案の携帯電灯は電
気絶縁板15を二つ折り自在な上下板15a,1
5bで構成し、この上下板15a,15b間でス
ライドリード板13の先端部13aを挾むととも
に、上下板15a,15bの一方から突設した結
合突起24を上下板15a,15bの他方に係合
するものとした。したがつて、この電気絶縁板1
5はスライドリード板13の先端部13aに単に
挾みつけるだけの操作で取付けることができ、こ
の取付けは従来の鳩目を用いてのかしめ作業に比
較して著しく簡易に行なえ、しかも強固な取付け
状態を得るという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る携帯電灯の一例を示す
縦断正面図、第2図は要部の斜視図、第3図は接
触板を取付ける前の要部の斜視図、第4図は要部
の分解斜視図、第5図は第2図におけるV−V線
断面図、第6図は第2図における−線断面図
である。第7図は電気絶縁板の他の変形実施例を
示す斜視図、第8図は同電気絶縁板をスライドリ
ード板の先端部に取付けた状態を示す正面図であ
る。第9図は従来例の要部縦断正面図、第10図
は縦断側面図である。 1……本体ケース、2……電池、4……固定接
触片、12……操作釦、13……スライドリード
板、13a……スライドリード板の先端部、14
……電球、15……電気絶縁板、15a……上
板、15b……下板、15c……一体成形ヒン
ジ、16……接触板、18……ソケツト導電体、
19……先端部13aの突起挿通孔、24……電
気絶縁板の結合突起、24a……結合突起の爪、
27……電気絶縁板の結合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電池2を収納した本体ケース1と、電池2の一
    方の極2bに電気的に接続され、かつ本体ケース
    1の内壁に沿つて光軸方向へスライド操作可能に
    配備されたスライドリード板13と、スライドリ
    ード板13の先端部13aに設けられて電球14
    の一方の電極部14aをスライドリード板13に
    電気的に接続したソケツト導電体18と、スライ
    ドリード板13の先端部13aに電気絶縁板15
    を介して固着されて前記電球14の他方の電極部
    14bに電気的に接続された接触板16と、前記
    電池2の他方の極2bに電気的に接続された固定
    接触片4とを備え、スライドリード板13のスラ
    イド変移により、接触板16が固定接触片4上の
    二位置P1,P2で接触すると電球14が点灯するよ
    うにした携帯電灯において、電気絶縁板15が先
    端部13aを挾む二つ折り自在な上下板15a,
    15bで構成されるとともに、上下板15a,1
    5bの一方から突設した結合突起24を上下板1
    5a,15bの他方に係合してあることを特徴と
    する携帯電灯。
JP15200882U 1982-10-05 1982-10-05 携帯電灯 Granted JPS5955801U (ja)

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JPS5955801U JPS5955801U (ja) 1984-04-12
JPS6210881Y2 true JPS6210881Y2 (ja) 1987-03-14

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