JP2503115B2 - 光ディスク読出し信号の振幅変化を低減する方法及び装置 - Google Patents

光ディスク読出し信号の振幅変化を低減する方法及び装置

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JP2503115B2
JP2503115B2 JP3057213A JP5721391A JP2503115B2 JP 2503115 B2 JP2503115 B2 JP 2503115B2 JP 3057213 A JP3057213 A JP 3057213A JP 5721391 A JP5721391 A JP 5721391A JP 2503115 B2 JP2503115 B2 JP 2503115B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクに記録され
た信号を検出すること、特に、読取り信号の振幅変化を
平滑化しそしてこの平滑化読取り信号を、トラック探索
中使用するための確実なトラック交差表示信号として利
用する、ということに関係したものである。
【0002】
【従来の技術】磁気光学的媒体のような光学的媒体は、
その記録区域の全域で表面反射率が相当な変化を示すこ
とが判っている。そのような変化は、円周方向の各個別
のトラックにも、またトラックの多くを横切る半径方向
にもみられる。溝形成式の媒体を使用したシステムにお
いては、反射率のそのような変化は、溝だけでなく、溝
と溝の間の台地状部(メーサ)にもみられる。その反射
率変化がディスクから反射された光ビームに及ぼす究極
的信号効果について、それを減小させることが望まれて
いる。振幅変化がそのように減小すると、信号のダイナ
ミックレンジを減小させることによって信号処理の品質
が向上することになる。サーボ機構システムを位置決め
する際、特に変換器が急速に多数のトラックを走査する
トラック・シーク動作中において、使用することができ
る安定化形振幅読取りを提供することも又要望されてい
る。溝形成式媒体においては、そのようなトラック横断
には、溝及び台地状部の両方を走査することが含まれて
いるが、それら溝及び台地状部は両方とも、光学的記録
媒体の記録区域の全体にわたって反射率変化を受けやす
いものである。
【0003】磁気的形式又は光学的形式のいずれの形式
のディスク記録装置も、変換器位置決めシステムを使用
している。そのような変換器位置決めシステムは多くの
場合、シークと呼ばれる長い変換器半径方向運動のため
の速度サーボループを用いている。ある起点トラックを
離れてから目標トラックに到達すると、その位置決めシ
ステムの動作は、速度シーク・モードからトラック追従
モードに切り換わる。若干の例では、シーク中はディジ
タル技法を使用し、そしてトラック追従中はアナログ技
法を使用している。このようなトラック追従制御は、他
のサーボ位置決め応用におけるストップ−ロック位置決
め制御にほぼ匹敵するものである。次に、その後のシー
ク動作においては、そのトラック追従位置モードは中断
されて速度ループ制御又は別の形式の第2の位置決めル
ープに復帰することになる。トラック・シーキングにお
いては、トラック計数を確実に行うことが,継続した問
題となっている。
【0004】トラック計数を行う際の難点の一つは、デ
ィスク回転における偏心が1ミクロンのトラック間間隔
と組み合わさることから生じるものである。そのような
いわゆる反復可の「逃げ(ランアウト)」即ち「回転の
偏心」は、交差中のトラックと変換器の絶対運動との間
の誤った運動方向の表示を生じさせる。この問題は、変
換器の半径方向の速度が低いときには、増大することに
なる。従って、トラック・シーク動作のその速度部分の
期間中、より確実なトラック・シーキング及び制御を提
供することが要望されている。
【0005】速度サーボ制御の別の重大な局面は、信頼
できる速度又はスピードの表示信号の発生にある。その
スピード表示信号は、多くの場合、トラックを横切ると
きにそれらトラックを計数することから得られ、従っ
て、その信頼性は、移動中の変換器のトラック交差を検
出する信頼性に依存することになる。また、トラック・
シーキング及び追従システムのいくつかの部分をディジ
タル化することも望まれている。更に、ディジタル技術
を使用しながら位置決めサーボシステムの信頼性を高め
るための種種の技法も、要望されている。
【0006】低コストで高性能という目標を持った光学
的記録装置は、高性能サーボ位置決めシステムを使用し
ている。これらの位置決めシステムと関連して使用され
ている機械的構成は、いわゆる「細密アクチュエータ」
又はアクチュエータである(これは又、二次のヘッドア
ーム又はトッピング・サーボとも呼ばれている)。この
細密アクチュエータは、いわゆる粗アクチュエータによ
って半径方向に移動可能となった一次の変換器又はヘッ
ド担持アーム上に担持されている。そして、その細密ア
クチュエータは、粗アクチュエータ上に記された基準位
置へサーボ制御されるように、粗アクチュエータ上に移
動可能に取り付けられている。典型的には、その細密ア
クチュエータは、追従する一つのトラックに対する(又
は1つのトラックからこの1つ(又は原点)トラックに
比較的近い第2(又は目標)のトラックまで移動する)
変換器の迅速且つ短距離の位置決め運動を与えるため、
高周波数応答特性を持つようになっている。比較的大き
い質量の一次ヘッド担持アームを位置決めする粗サーボ
は、典型的にはより長い移動を取り扱うために低周波数
特性を持っている。そのような細密及び粗の両アクチュ
エータ間の関係を最高性能が得られるように最適化する
ため、位置決めサーボシステムでは、粗アクチュエータ
が細密アクチュエータの移動に常に追従するようにして
いる。このような構成は、「ピギーバック式」キャリッ
ジ・サーボシステムという通称で呼ばれている。従っ
て、その細密又は二次アクチュエータが担持したレンズ
は、トラック区域及びトラック間区域を高速で横切るこ
とになる。そのような横断中の光振幅変化は、トラック
交差計数を信頼できるものとするためには、制限されな
ければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】シェーファ(Schaefe
r)は米国特許4205338において、ある1つの半
径方向トラッキング信号の諸成分をプリ記録インターバ
ル中ある別の記憶システムに記憶するようになった、ト
ラック追従システムを示している。記録中には、それら
の記憶した成分は、復元半径方向トラッキング信号を発
生し、そしてこれを使って新たに記録を行うトラックを
前に記録を行ったトラックからある固定の距離だけ離れ
て保つようにするため、記録用エネルギ−源又はレーザ
を半径方向に位置決めするようにする。この特許は、光
記録ディスクの円形トラックに沿って円周方向にずらす
パラメータについて、それらを指示する情報の外部記憶
を示すものとして引用した。これは、特にあの交差計数
を行うべき場合に、前記の円周方向の位置に沿っての振
幅変化を補償する方法を示したものではない。
【0008】ナカガワ(Nakagawa)は米国特許4527
263において、光ディスクの1回転の間の偏心的変位
を記憶するための外部メモリ回路を持った光ディスクを
示している。そのメモリ回路は、光学的ヘッドにより検
出した光信号に基づいてその光ディスクの偏心的変位を
検出する偏心的変位検出器からの信号を受けるようにな
っている。その記録及び再生モードにおいては、光学的
ヘッドの位置を、そのメモリ回路に記憶した偏心的変位
データに基づいて制御して、偏心的変位を補償するよう
にしている。
【0009】イミンク(Immink)外は米国特許4286
318において、基本周波数及びこれの高調波にて多数
のピークを有する伝達特性を実現するための制御ユニッ
トを備えた、制御ループについて示している。その制御
ユニットは、メモリを備え、このメモリで、その基本周
波数に対応する周期に等しいサイクル周期の間、その制
御ループ中に現れる誤差信号の多数のサンプルをディジ
タル的に記憶するようになっている。また、それには、
そのメモリに記憶したサンプルを、1サイクル周期後の
その誤差信号の値と比較し、且つこの比較に依存して関
連のメモリ記憶場所のメモリ内容を補正するための手段
も、設けている。このメモリ・デバイスに記憶したその
誤差信号振幅の変化は、上記制御ループを含む制御デバ
イスのための制御信号として、循環的に使用されるよう
になっている。この特許は、サーボ制御ループ内の被制
御部材の位置を制御するためにその記憶誤差信号を使用
することを含んだものである。この特許は、光ディスク
と関連させることができる制御ループ中の振幅表示信号
を記憶する、ということを示したものとして引用した。
【0010】同時出願係属中の、この発明の譲渡人に譲
渡された、ベルザー(Belser)外発明の米国特許出願連
続番号377399(米国特許4914725号)
は)、トラック交差方向及びトラック交差計数をあいま
いさなく表示するために、トラッキング・エラー(誤
差)信号と関連して直角位相信号を使用することについ
て示している。このトラックキング・エラー信号及びこ
れに直角な位相の信号の振幅変化は、トラック交差方向
表示及び計数実施に対し、不都合な誤差条件を導入する
ことが判っている。従って、トラック交差計数及び方向
表示のためにこの同時出願係属中の出願の技法を用い、
しかもより信頼性のある直角位相信号を与えることが望
まれている。
【0011】採択した実施例においては、既知の方法で
トラッキング・エラー信号を発生するために、4素子方
形配列式検出器を使用している。その直角位相信号につ
いては、実質上データ信号を与えるその検出器の素子の
4つすべてからの光電流出力を加え合わせることによっ
て発生する。上述の同時出願係属中の書類は、この加え
合せた信号がトラッキング・エラー信号に対して直角位
相であるということを教示している。この直角位相信号
をトラッキング・エラー信号と組み合わせて比較するこ
とにより、トラック交差が計数できるだけでなく、各々
のどのトラックに対する変換器運動の方向も、確実なト
ラック交差計数を与えることができるようになる。
【0012】従って、本発明の目的は、光ディスクから
改善した振幅安定化形信号を提供することである。この
目的は、特に磁気光学的媒体用の溝形成式光学的媒体
の、溝及び台地状部の両部分において振幅の安定した検
知信号を提供する、ということを含んでいる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に従い、光ディク
スの反射率について、その記録区域中でディクスの円周
方向及び半径方向に校正を行う。補正データは、その反
射率変化を検知しそして補正データを外部メモリに記憶
することにより生成する。読出し中、その補正データを
用い、その記憶データに従って検知又は読出し信号の振
幅を変更する。すなわち、ディスクのより低い反射率部
分には、検知の際により大きな利得を持たせ、これによ
り供給する検知信号が光ディスクの円周方向位置及び半
径方向位置に関して安定化する傾向をもつようにする。
このような校正は、溝とランド又は台地状部との両区域
において与えるので、その安定化形信号は、トラック・
シーキング動作中信頼性のある信号として使用すること
ができるようになる。
【0014】本発明の特定の形式においては、その振幅
安定化形信号は、トラック交差及びこのトラック交差の
方向を確実に示すため、同一の変換器により同一の光デ
ィスクから検知したトラッキング・エラー信号に対し直
角位相の信号として使用する。 本発明の前述及びその
他の目的、特徴及び利点は、添付の諸図面に図解した本
発明の採択実施例についての以下のより詳細な説明から
明らかになるであろう。
【0015】
【実施例】今度は添付の図面を更に詳細に参照して説明
するが、種種の図面において、同じ部分及び構造上の特
徴部は、同一の参照番号で指示するようにしてある。光
ディスク30の記録面は、その反射率が、そのディスク
の角度位置及び円周方向位置と共に劇的に変化すること
が判っている。そのような反射率変化の結果として、光
ディスク30において見られる反射光強度の信号レベル
20及び21によって示したように、出力振幅のレベル
が急速にシフトすることになる。信号レベル21は、台
地状部又はランドの区域の光反射率変化を表している
(この光反射率は、一定強度の検知用光ビームでのその
反射光の強度によって示す)。信号レベル20は、検知
するデータ信号を収容するかあるいは記録するデータ信
号を受けることのできる溝又はトラックの、ディスク円
周方向の測定した反射率変化を表したものである。この
ような急速レベル変化は、反射光ビームに含まれる真の
情報保持交流成分をあいまいにする傾向がある。このよ
うな反射率特性は、反射光ビームに基づいた検知信号
を、特に比較的浅い溝状の深みを持った光学的媒体にお
いて、利用不可能にする一因となるものである。注目さ
れるべきことであるが、光学的媒体における浅い溝は、
溝というトラックに記憶される信号(例えばデータ信号
又は他の形式の情報保持信号)に対し、信号対雑音比を
改善する傾向がある。従って、浅い溝が望まれている。
また、光ディスクの反射率は、その面積の全域にわたっ
て劇的に変化するが、一貫して変化することも、観察に
より判っている。これにより、ディスク上の記録トラッ
クのゾーン又はバンド、及び溝即ちトラックの中間の台
地状部又はランドの区域、に対する変化の測定及び測定
した変化の記憶が可能になる。このような記憶したデー
タは、反射率変化によって引き起こされる信号レベルの
劇的シフトの影響を除去するため、検知又は読出し中信
号処理を調節するのに使用する。
【0016】磁気光学的ディスクにおいては、ディスク
区域の反射率は、限られた範囲にわたって、例えば2〜
5mmにわたって有意には変わらない、ということが判
っている。高性能の光学的システムにおいては、ディス
クを比較的高スピードで回転させるようになっており、
この結果、反射率の変化部が急速にやって来てそして急
速に通り過ぎることになる。更に、トラック・シーク動
作中のビームの半径方向のスピードは、ある1つのトラ
ックの比較的小さい部分にわたってしか関係せず、しか
もそれは、ディスクに対するそのビームの角速度又は回
転スピードに比べ小さいスピードにおいてである。この
スピード関係は、光学的媒体上で利用可能な高トラック
密度と組み合わさることにより、数百トラックという運
動にもかかわらず反射光変化は小さくなる。従って、数
百トラックのこのバンドは、単一ディスクの1回転とい
う特徴をもち、しかもそのディスク面の反射率の動的変
化に満足に適応することができる。
【0017】トラックの各半径方向バンド又はゾーンに
おいては、光反射率の校正(又は補正)係数は、それぞ
れ、変換器をディスク回転中1つの溝即ちトラックにト
ラック追従させることによって決定する。レーザよりの
一定強度の検知用光信号からの反射光信号は、変換器が
トラック方向を横切って移動していたならば、すなわち
トラック・シーキング動作中にあったならば、反射され
るであろう信号の負のピークに正接した反射光信号を生
じることになる。ステップ10(図2)においてトラッ
ク追従中に検知した信号は、ディジタル化し、そしてそ
れを角度(又は円周)位置の関数として適当なデータ記
憶ユニットに記憶する。同様に、ステップ11におい
て、その光学的変換器を作動して、今検知したばかりの
トラック追従溝に隣接し且つそのトラック・ゾーン内に
ある適応すべき台地状部に追従するようにする。このよ
うな台地状部から反射した光は、変換器がそのランド区
域を横切って移動しているとき即ちトラック・シーク中
にあるときに、その反射の交流成分の信号ピーク(図5
の信号161の諸々の頭部161Pに対応する負荷区域
の半径方向中点)に正接した信号を発生する。ランド区
域からのその検知信号は、次にディジタル化しそしてデ
ータ記憶ユニットに記憶する。ステップ10及び11の
それぞれにおいては、ディスク媒体の複数回の回転を利
用して複数の読みを得ることが望ましい。これらの読出
し値は次に平均化して、それら測定値のすべてに対する
平均値を生成する。そのような読み取りの繰り返しは、
同じ溝で及び同じランド(即ち台地状部)区域で行った
り、あるいは適応すべき半径方向トラック・ゾーン内の
複数の溝及び複数の台地状部区域で行ったりすることが
できる。これらの係数を記憶することの結果として、明
らかになるように、後述の記録装置は、トラック交差中
すなわちトラック・シーキング中、検知信号を各角度位
置に関して、ステップ12において計算した利得補正係
数を用いて調節することができる。そのような利得補正
係数は、それぞれの角度(又は円周)位置における2つ
の信号レベル20、21の振幅値を減算することによっ
て得られる。補償ステップ13は、その計算したオフセ
ット補正値をトラック交差中に検知した信号から単に減
算するものであり、これによって、この信号の実効直流
成分を復元して、検知中に発生した波形包路線から振幅
変調を除去する。ステップ12での計算により与えられ
たオフセット及び利得補正係数は、半径方向及び角度の
両アドレス座標を持ったデータ記憶ユニットの表に記憶
する。回転しているディスクの任意の角度位置において
記録トラックの半径方向に変換器が移動すると、その読
出し信号は、それらの記憶値を用いて直流レベル補正さ
れることになる。レーザ・ビームのその座標に対する信
号処理は、後程説明する直角位相信号を発生するのに使
用する。この方策の利点は、トラック交差を確実に示す
ために且つトラック交差の方向を示し且つ正確なトラッ
ク交差計数を与えるため、後程説明するように、発生さ
れたトラッキング・エラー信号に対し使用可能な直角位
相信号を得るのにただ一つのレーザビームしか必要とし
ないことである。本発明は又、記憶データ信号の信号対
雑音比を高めるために、より浅い溝形成式光学的媒体の
使用を可能にし、しかも確実な直角位相トラック交差計
数を提供することができる。また、その直角位相信号の
品質が、トラック交差周波数とは独立であること(重要
な特徴)も注目すべき点である。
【0018】本発明を有効に使用することができる光学
的記録装置は、図3に示してある。磁気光学的記録ディ
スク30は、モータ32によりスピンドル31上で回転
するように取り付けられている。番号34で全体を指示
したヘッドアーム・キャリッジ上の光学的ヘッド担持ア
ーム33は、ディスク30の半径方向に移動するように
なっている。この記録装置のフレーム35は、キャリッ
ジ34を半径方向往復運動可能に適当に取り付けてい
る。キャリッジ34のその半径方向運動により、複数の
同心円状トラックの任意の1つ、又は1つのらせん状ト
ラックの複数の渦巻の任意の一つにアクセスして、ディ
スク上にデータを記録したり又ディスクからデータを取
り出すことができる。フレーム35上に適当に取り付け
た線形アクチュエータ36は、トラック・アクセス動作
を可能にするために、キャリッジ34を半径方向に移動
させる。本記録装置は、一つ又はそれ以上のホスト・プ
ロセッサ37に適当に取り付けてあり、このようなホス
ト・プロセッサは、制御ユニット、パーソナル・コンピ
ュータ、大形システム・コンピュータ、通信システム、
画像信号プロセッサなどとすることができる。取付け回
路38は、この光学的記録装置と取り付けるホスト・プ
ロセッサ37との間に、論理的接続及び電気的接続を与
えるものである。
【0019】マイクロプロセッサ40は、ホスト・プロ
セッサ37のその取付け回路を含む本記録装置を制御す
るものである。制御データ、状態データ、指令などは、
双方向性バス43により取付け回路38とマイクロプロ
セッサ40との間で交換されるようになっている。マイ
クロプロセッサ40には、プログラム又はマイクロコー
ド記憶用のリード・オンリー・メモリ(ROM)41、
及びデータ/制御信号記憶用のランダム・アクセス・メ
モリ(RAM)42を含めてある。
【0020】本記録装置の光学系は、対物又は焦点合せ
のレンズ45を含んでおり、これは焦点合せ及び半径方
向トラッキング運動を行わせるため、細密アクチュエー
タ46によってヘッドアーム33上に取り付けてある。
そのアクチュエータは、焦点合せのためにレンズ45を
ディスク30に近づけたり遠ざけたりするため、又、キ
ャリッジ34の運動に対して平行な半径方向移動のため
(例えば、100トラックの範囲内でトラックを変更す
ることにより、現在アクセスしているトラックに隣接し
たトラックをアクセスすべきである度毎にキャリッジ3
4を作動しなくてもよいようにするため)の機構を備え
ている。番号47は、レンズ45とディスク30との間
の2方向光路を示している。
【0021】磁気光学的記録を行う際には、磁石48
は、組立てたある実施例(磁石48は電磁石である)に
おいては、レンズ45からレーザ光で照射したディスク
30上の小さいスポットについて、その残留磁化方向を
制御するために弱いステアリング磁界を与えるようにな
っている。レーザ光スポットは、記録ディスク上のその
照射スポットを、その磁気光学層(図示していないが、
ショーダリ(Chaudhari)外の米国特許3949387
に教示されているような希土類及び遷移金属の合金とす
ることができる)のキュリー点より高い温度に加熱す
る。この加熱により、磁石48は、そのスポットがキュ
リー点温度より下に冷却したときに、その残留磁化を所
望の磁化方向に向けることが可能となる。この磁石48
は、図では「書込み」方向に向けて示してある。すなわ
ち、ディスク30上に記録した2進値1は、通常「N極
残留磁化」である。ディスク30に消去を行うには、磁
石48を回転させて、S極がディスク30に近接するよ
うにする。磁石48の制御器49は、破線50で示した
ようにその回転可能な磁石48に動作上結合していて、
書込み方向及び消去方向についての制御を行う。マイク
ロプロセッサ40は、この記録方向の反転を行わせるた
め、線51で制御器49に制御信号を供給するようにな
っている。
【0022】経路47に従うビームの半径方向位置を制
御して、トラック(又は渦巻)に忠実に追従し、且つ所
望のトラック(又は渦巻)に迅速且つ精密にアクセスで
きるようにすることが、必要である。この目的のため
に、焦点/追跡回路54は、粗アクチュエータ36及び
細密アクチュエータ46の両方を制御する。アクチュエ
ータ36によるキャリッジ34の位置決めは、回路54
が線55経由でアクチュエータ36に供給する制御信号
によって精密に制御する。また、回路54によるこのア
クチュエータ制御は、細密アクチュエータ46の焦点合
せ/トラック追従及びシーキング作用のために、それぞ
れ線57及び58を進行する制御信号によって更に行
う。センサ56は、ヘッドアーム・キャリッジ34に対
する細密アクチュエータ46の相対的位置を検知して、
線58Eで焦点合せ/追跡(トラッキング)回路54に
その相対的位置信号を供給する。この焦点及び追跡位置
の検出は、ディスク30から経路47にて反射し、そし
てレンズ45を通り、半透鏡(ハーフミラー)60を通
り、そして半透鏡61により、いわゆる「カッド検出
器」62に反射されるレーザ光を分析することによって
行う。このカッド検出器62には、図7に詳細を示した
ように、それぞれ4つの線で信号を焦点/追跡回路54
に供給する4つの光素子がある。検出器62の一つの軸
をトラック中心線と整列させると、トラック追従動作が
可能となる。マイクロプロセッサ40は、トラック・ア
ドレス情報をケーブル59で通常の方法にて回路54に
供給する。回路54は、そのアドレスに応答して、後述
のトラック・シーク動作を行うことになる。焦点合せ動
作は、カッド検出器62内の4つの光素子が検出する光
強度を比較することによって行う。焦点/追跡回路54
は、カッド検出器62の信号を分析して焦点及び追跡の
両方を制御するようにする。
【0023】ディスク30へのデータの記録又は書込み
について、次に説明する。マイクロプロセッサ40は、
記録動作がすぐ後に続くということを示すため、線65
で制御信号をレーザ制御器66に供給する。これは、レ
ーザ67に制御器66がエネルギーを付与して記録のた
めの高強度レーザ光ビームを放出させることを意味し、
又これとは対照的に、読取りに対しては、レーザ67の
放出レーザ光ビームは、ディスク30上のレーザ照射点
をキュリー点より上に加熱しないよう低減させた強度と
する。制御器66は、制御信号を線68でレーザ67に
供給し、又レーザ67の放出光強度を示す帰還信号を線
69で受けるようになっている。制御線68は、その光
強度を所望値に調節するようにする。レーザ67、すな
わち、ガリウム−ひ素ダイオード・レーザの如き半導体
レーザは、データ信号によって変調して、その放出光ビ
ームが記録すべきデータを強度(輝度)変調により表す
ようにすることができる。この点に関して、データ回路
75(後述)は、データ表示信号を線78でレーザ67
に供給して、そのような変調をもたらすようにする。こ
の変調された光ビームは、偏光子70(ビームを線形に
偏光させる)を通過し、コリメート用レンズ71を通っ
て半透鏡60の方へ向かい、そしてここでディスク30
の方へ反射されてレンズ45を通過するようになってい
る。上記のデータ回路75を記録のために準備させる
が、それはマイクロプロセッサ40が適当な制御信号を
線76で供することにより行う。マイクロプロセッサ4
0は、回路75を準備させている際には、取付け回路3
8を経由してホスト・プロセッサ37から受信した記録
用の指令に応答していることになる。一旦データ回路7
5の準備ができると、データを、取付け回路38を通し
てホスト・プロセッサ37とデータ回路75との間で直
接転送する。データ回路75、またディスク30に関す
る補助回路(図示せず)は、信号、エラー検出及び補正
などをフォーマット化する。回路75は、読取り(又は
復元)動作中、読出し信号からそれら補助信号を除去し
た後、補正済みのデータ信号をバス77で取付け回路3
8経由でホスト・プロセッサ37に供給する。
【0024】ホスト・プロセッサへの伝送のためにディ
スク30からデータを読み取る(又は復元する)には、
ディスク30からのレーザ光ビームを光学的及び電気的
に処理することが必要である。反射光の(偏光子70か
らのその直線偏光がカー効果を用いたディスク30の記
録によって回転した)その部分は、2方向光路47に沿
って進み、そしてレンズ45を通り、半透鏡60及び6
1を通り、そしてヘッドアーム33光学系のデータ検出
部分79に達する。半透鏡(又はビーム・スプリッタ)
80は、その反射ビームを、同一の反射され回転した直
線偏光を有する二つの等強度のビームに分割する。この
半透鏡80の反射光は、アクセスしているディスク30
のスポットにおける残留磁化が「北(N)」即ち2進値
1の表示を有しているときに回転した反射光だけを通す
ように設定した第1偏光子81を通過する。この通過光
は、適当な表示信号を差動増幅器85に供給するための
ホトセル82に入射する。また、上記の反射光を「南
(S)」(又は消去)極方向の残留磁化が回転させたと
きには、偏光子81は、全く又はごくわずかしか光を通
さず、従って、有効な信号を全くホトセル82が供給し
ない結果となる。これとは反対の動作は、「南」回転し
たレーザ光ビームだけをホトセル84に送る偏光子83
が行うようになっている。ホトセル84は、その受信レ
ーザ光を示す信号を差動増幅器85の第2入力に供給す
る。そして、この増幅器85は、その結果として生じた
差信号(データを表している)を、検出のためにデータ
回路75に送る。ここで検出した信号は、記録されてい
るデータだけでなく、いわゆる補助信号もすべて含んで
いる。尚、ここで使っている用語「データ」は、好まし
くはディジタル又は離散値タイプの、すべての情報保持
信号を包含したものであると意図している。
【0025】スピンドル31の回転位置及び回転スピー
ドについては、適当なタコメータ又はセンサ90によっ
て検知する。センサ90(好ましくは、スピンドル31
のタコメータ・ホイール(図示せず)上の明/暗点を検
知する光学的検知タイプ)は、その「タコ(tach)」信
号(ディジタル信号)を回転位置検知(RPS)回路9
1に供給し、そしてこの回路は、スピンドル31の回転
位置を検出して、回転情報保持信号をマイクロプロセッ
サ40に送る。マイクロプロセッサ40は、磁気的デー
タ記憶用ディスクにおいて広く実施されているように、
ディスク30上のデータ記憶用セグメントへのアクセス
を制御するために、そのような回転信号を使用する。更
に、センサ90の信号は、スピンドル・スピード制御器
93にも進み、モータ32を制御してスピンドル31を
一定の回転スピードで回転させるようにする。この制御
器93は、周知のように、モータ32のスピードを制御
するために水晶制御発振器を含むようにすることができ
る。マイクロプロセッサ40は、通常の方法で線94に
より制御信号をその制御器93に供給する。 次に、図
4は、焦点/追跡(トラッキング)回路54のシーキン
グ及びトラック追従の部分を図解したものである。この
トラッキング/シーキング部分には、細密アクチュエー
タ(ポジショナ)46の位置決め用回路110及び粗ア
クチュエータ(ポジショナ)36の位置決め用回路11
1がある。粗ポジショナ回路111の動作は、粗アクチ
ュエータ36を常にヘッドアーム33が細密アクチュエ
ータ46の運動に従うように移動させることである。細
密ポジショナ回路110は、アクチュエータ46を作動
して対物レンズ45を移動させることにより、光路47
に沿って移動するレーザ・ビームが、トラック追従動作
中単一のトラックを走査し、またトラック・シーク動作
中はトラックと交差するようにディスク30の半径方向
に移動させるようにする。トラック追従動作に対して
は、トラック追従回路112は、検出器62の4つの検
出器素子122が発生した信号から得られる復号器11
3(図7に詳細図示)からの線63の検知トラッキング
・エラー信号(TES)を受けて、線114にトラック
追従制御信号を与える。線114のこの制御信号は、次
にトラック追従端子116で電子スイッチ115に入
り、これを介して電力出力増幅器117を制御するよう
にする。この電力増幅器117は、線57Dで作動信号
を細密アクチュエータ46のアクチュエータ・コイル4
6Aに供給する。トラック追従中は、線57Dの駆動電
流は、アクチュエータ46をヘッドアーム33に沿って
半径方向に移動させて、光ビーム47の位置を単一のト
ラック上に維持するようにする。
【0026】検出器素子122には、トラッキング・エ
ラー表示光電信号を復号回路113に供給するために、
方形配列に並べた互いに独立の光応答素子A、B、C及
びDがある。対になった光素子A、B及びD、Cの間に
ある検出器素子122の方形の軸は、追従しているトラ
ックの軸と整列する。復号回路113は、周知のように
また後程説明するように、それら4つの光素子の信号に
応答して、トラッキング・エラー信号を与えるものであ
る。トラック追従回路112においては、そのトラッキ
ング・エラー信号は、既知の方法でサーボ回路を作動さ
せるようにする。このトラック追従回路112の動作に
は、線118で受信する半径方向ランアウト(逃げ)入
力信号によって変更が加えられる。ディスク30に対し
て、その予想される反復可の半径方向ランアウトを示す
ディスク・プロファイルが生成される。トラック追従回
路112は、半径方向ランアウトを見越してトラッキン
グ・エラー信号TESを変更するため、この半径方向ラ
ンアウト信号に応答し、これによって一層忠実なトラッ
ク追従を与えるようにする。更に、ヘッドアーム33上
に取り付けた相対位置センサ56は、細密アクチュエー
タ46とヘッドアーム33との間の相対的変位誤差を検
知する。このセンサ56は、相対位置変位誤差信号(R
PE)を、線58Eでそしてそれから線119でトラッ
ク追従回路112に供給し、これによりTESオフセッ
トを変更できるようにする。このようなオフセットは、
粗キャリッジ34と細密キャリッジ(又はアクチュエー
タ)46との相対運動によって引き起こされるものであ
る。このオフセットは、センサ56からのRPE信号
を、細密アクチュエータ46に供給することによって補
償する。 全体を番号123に指示した速度シーク・ル
ープ回路は、シーク追従スイッチ115のシーク入力端
子135に信号を供給する電子回路全体を構成したもの
である。シークをマイクロプロセッサ40が開始させる
ときには常に、切替スイッチ115を端子116から端
子135へ切換え移動させて、トラック追従回路112
を増幅器117から切り離す一方で速度サーボ・ループ
回路123を増幅器117に接続する。
【0027】この回路123は、幾つかの入力信号に応
答して速度制御式シークを行うものである。トラック交
差回路125は、検知TES信号を線63で受けること
により、何時ビーム47がディスク30上のトラック
(物理的なトラック細部に関しては図5を見よ)を交差
しているかについての検出を行う。1つのトラック交差
を回路125が検出する度毎に、1つのトラック計数パ
ルスをトラック計数器126に供給して、図9に詳記し
たように、行くべきトラックの数を変更するようにす
る。察知されるであろうが、ある種の実施例において
は、単一のトラック交差を線63のトラッキング・エラ
ー信号の2つの零交差によって表し、従って2つのパル
スをトラック計数器126に供給して単一のトラック交
差を示すようにすることができる。マイクロプロセッサ
40は、シークを行うため回路110を作動させる時点
において、交差すべきトラック数をバス127(図3の
ケーブル59の一部分)で供給して、やがて行うそのシ
ーク動作のためにトラック計数器126をプリセットす
る。トラック計数器126は、「行くべきトラック」の
数を、バス128で速度回路130に継続的に出力す
る。速度回路130は、このシーク動作用に設計した速
度プロファイルに応答して、基準信号及び測定スピード
表示信号を発生する。線132で供給するスピードのそ
の基準信号は、シーク動作のための希望した速度プロフ
ァイルと、交差すべきトラックという形態の「行くべき
現行の距離」と、に基づくものである。その測定スピー
ド信号は、線133にて供給し、そしてこれを和回路1
31が線132の基準信号から減算する。この結果生じ
た和回路131が供給するスピード誤差信号は、細密ア
クチュエータ46の動作をこれが上記の速度プロファイ
ルに厳密に従うように変更する。その詳細に関しては、
既述の米国特許出願連続番号377399を参照された
い。
【0028】マイクロプロセッサ40は、トラック・シ
ーク動作を開始させる度毎に、SEEK信号も線136
にて供給して、フリップフロップFF137を活動シー
ク状態にセットし、またトラック計数器126にケーブ
ル127からの「行くべき距離」信号を受けさせる。そ
のシーク状態にあるFF137は、スイッチ作動信号を
線138にて供給して、スイッチ115を切換え移動さ
せることにより、トラック追従回路112を切り離し且
つシーク回路123を電力増幅器117に接続する。和
回路131は、そのスピード誤差信号を補償器134経
由でシーク端子135に供給する。この速度動作は、シ
ークの終わり(目標トラックから4分の1トラック・ピ
ッチの所で生じる)まで継続する。そして、このシーク
終了点において、トラック追従回路112に再びエネル
ギー付与し、また速度回路123をアクチュエータ46
から切り離す。トラック捕捉、すなわち目標トラックに
関するトラック・シーキングからトラック追従への切換
は、線139にて供給するトラック計数器126の4分
の1トラック・パルスが指示し、これによりFF137
をリセットする。行くべき4分の1トラック・ピッチの
ところでFF137をリセットすると、作動停止信号が
線138にて供給され、これは、スイッチ115をシー
ク端子135から再び追従端子116へ移す。
【0029】粗アクチュエータ36を細密アクチュエー
タ46の運動に従わせるために、線58Eにてセンサ5
6からの相対位置誤差信号を粗ポジショナ回路111が
受けるようにしてある。補償器/積分器145は、その
誤差信号に応答して、平滑化し積分した誤差信号を和回
路146に供給する。和回路146は、補償器/積分器
145からのその誤差信号をある基準信号と比較し、そ
してこれにより制御信号を増幅器147経由で供給し
て、粗アクチュエータ36にヘッドアーム33を、これ
がアクチュエータ46の運動に追従するように移動させ
るようにする。シーク動作中、粗アクチュエータ36を
作動してヘッドアーム33をより迅速に移動させ、細密
及び粗アクチュエータ46、36間の相対位置を制限す
ることが望ましい。この目的のため、細密アクチュエー
タ46を駆動するために増幅器117に供給する駆動信
号を、線149にてフィードフォワード回路148にも
供給するようにする。このフィードフォワード回路14
8は、通常設計の利得制御/信号平滑化の回路である。
フィードフォワード回路148は、その出力信号を和回
路146に供給する。フィードフォワード回路148の
この出力信号は、和回路146が素子145からの信号
に加算し且つ基準信号から減算し、これによって、粗ア
クチュエータ36を、特に加速モード中、最大作動状態
にする。
【0030】本発明に依れば、比較的低い半径方向シー
ク・スピードにおいては、(反射率変化適応を含めて後
述のように発生した)TESに対する直角位相信号を、
図9に示したようにトラック交差回路125経由でトラ
ック計数器126に供給し、確実なトラック計数及び方
向表示をあいまいさなく与えることができるようにす
る。検出器122の検出器部分A、B、C、Dからの光
電流の和は、復号回路113(図4)において組み合わ
せて、線152にて平滑器回路153に供給する。この
回路153は、図8に示したように反射率変化に対して
そのTES信号を補正するものである。半径及び円周方
向位置に従って平滑化したこの直流レベル補正TES信
号は、回路153が線154経由でトラック交差回路1
25に供給する。上記の直角位相信号は、図9に詳細を
示したように、回路153から供給されたトラッキング
・エラー信号TES160(図5)と比較し、これによ
り、低速トラック・シーク中のビーム及びトラックの相
対的方向変更に適応するように確実なトラック計数減分
/増分を与える。この適応は、ビームの比較的低い半径
方向スピードの期間中は特に重要である。何故なら、周
知のように、ディスク30の偏心性又はランアウトが、
種種のトラックとビームとの間のトラック交差の相対的
方向に変化を起こさせることがあるからである。高い半
径方向シーク・スピードにおいては、直角位相信号とT
ESのその比較はなしですませる。
【0031】次に、図5には、ディスク30の簡略化し
た一部分を示してあり、これにおいては、トラック中心
線163、164及び165を持った記録トラックは、
溝形成式媒体又はディスク30の溝158中でこれと整
列したものとして図示してある。それらの溝は、ディス
ク30上で同心円となっているが、図示の都合上、直線
として示してある。トラック中心線163、164及び
165は、それぞれの溝の中心に沿っている。光ビーム
が媒体30に入射して溝中のそれらトラックに集束され
ると、図7の破線円184で示したように、検出器62
(チップ122)に与えられる反射光強度は最大とな
る。このビームがトラックと交差する方向に移動する
と、その反射光の強度は減小し、そして溝と台地状部と
の間の垂直な境界部(番号156によって集合的に指示
してある)において、零軸交差点を通る。台地状部15
7の頂面においては、トラックは焦点外れになってい
て、その振幅は、焦点の合った反射のものから更に低く
なり、これによってトラックとトラックとの中間に負の
ピークが生じることになる(負のピーク165における
信号160を見よ)。図7に関して後程説明するこの和
信号即ちカッド信号は、トラッキング・エラー信号16
0に対して位相が直角であり、そしてこれは図9に示す
ように使用する。
【0032】次に、図6を参照すると、これには、ディ
スク30の面積範囲を線図式に図解してある。同心円の
破線170〜175は、それぞれ諸々の半径方向記録ト
ラックゾーンの境界を示している。同心円の破線170
〜175の内の半径方向に隣り合ったものの間にそれぞ
れ存在するトラック・ゾーンのそれぞれは、このゾーン
内の各校正角度位置において同じ反射率変化適応補正係
数を使用するようになっている。線170と171との
間のゾーンにおける各円周方向位置でのその補正係数
は、このゾーンの半径全体にわたって一定である。一つ
のゾーンには、36またはそれ以上の角度位置(明らか
になるように、これらの位置において、補正係数を計算
して外部メモリに記憶してある)があるようにできる。
これと同様の方法で、他の同心円の線171〜175間
のゾーンすべても同様に確立する。図6に示したゾーン
の数は、単なる例示であり、限定するものではない。実
用的な実施例においては、半径方向に沿っての反射率変
化に適応するように、より数の多い半径方向ゾーンを使
用することが好ましい。実際に選択するそれらゾーンの
数は、ディスク仕様及びサーボ位置決めシステムの各組
に対して、実験により最もうまく決定することができ
る。
【0033】図7は、トラッキング・エラー信号160
に対して位相が直角である信号161の発生について示
している。復号器113は、簡単化したブロック図で示
してあり、そしてこれについて説明する。検出器素子1
22には、4つの電気的に独立した光応答性素子A、
B、C及びDがある。線63にトラッキング・エラー信
号を発生するため、素子A及びDは、アナログ電流加合
せ回路180に接続していて、そしてその和信号A+D
は差動増幅器181の正入力に供給する。同様に、素子
B及びCは、これらの出力信号が第2の電流加合せ回路
182に接続しており、そしてこの回路は、その和電流
B+Cを差動増幅器181の負入力に供給する。A+D
及びB+Cのそれら電流和の間の信号振幅差が、線63
上のトラッキング・エラー信号160を構成する。検出
器素子122はその整列によって、素子対A及びDと素
子対B及びCとの間の軸153が、追従中のトラック中
心線、例えばトラック中心線163に沿って存するよう
にする。トラック追従中、トラック中心線163の相対
位置は、素子A、B、C及びDに対して相対的に動き、
これによってそれら素子対に異なった光強度が与えら
れ、これは、追従中のトラックに対するビーム47の空
間的関係を正確に示すトラッキング・エラー信号を発生
させる。トラック・シーキング中は、図5に見られるよ
うなTES信号160を発生する。
【0034】線152の信号161は、検出器122の
電気的素子A、B、C及びDのすべてからの電流の単な
る和である。この和(又はカッド)信号161は、和回
路183が発生する。図5を調べるとわかることである
が、その和信号161は、TES信号160から90度
位相ずれしており、これによって運動方向の表示のため
の直角位相要件を満足するものとなっている。
【0035】図8は、平滑器回路153の機能を線図で
図解したものである。察知されるはずであるが、組立て
たある実施例においては、マイクロプロセッサ40は,
以下で指摘するようにその平滑化動作において重要な役
割を演じることになる。上述のように円周方向位置及び
半径方向位置の各々に対して2つの補正係数を使用す
る。そのレベルオフセット補正係数は、図6において言
及した半径方向ゾーン内の各円周方向位置に関する諸記
憶信号の平均振幅として確立する。その第2の補正係数
は、ピーク・ピーク値に関係づけた利得補正係数であっ
て、これは、反射された読出し信号22の負のピーク値
の包絡線である包絡線信号21(図1)の値の平均値
を、校正フェーズ中に測定した信号22の正のピーク値
の包絡線である包絡線信号20の平均値から単に減算す
ることによって計算する。従って、直流レベル・オフセ
ット補正は、単に溝(又はトラック区域)を走査するこ
とから得られるが、利得補正係数は、溝(又はトラック
区域)だけでなく、二つの隣り合った溝(この内の一つ
がそのレベル・オフセット補正係数を生成するのに使用
している)の間にある各台地状部をも走査することによ
って確立するものである。和回路183が線152にて
供給するステップ10及び11(図2)中に発生された
信号は、校正フェーズ中、電子スイッチ186によって
測定回路へ導く。A/Dコンバータ190は、線152
のアナログ信号をディジタル値に変換する。各組に関す
る測定は、ある一定の半径方向位置において行う。その
角度選択は、トラックの所定の円周方向位置即ち角度位
置(例えば10度毎の角度)において開ける1組の電子
信号ゲート187によって与える。従って、そのディジ
タル化した値は、ゲート187を通って計算回路191
に達する。この回路191は、単にそれら測定値を所定
数(例えば10)のディスク回転にわたって累算するも
のである。その10回転が完了すると、それら測定角度
位置のそれぞれにおける測定値をそれぞれ平均化し、そ
してこれを平均直流レベル値として記憶ユニット192
へ挿入し、これによって記憶ユニット192中に上記の
レベル・オフセット補正係数を構築する。上記の平均値
は、信号20及び21の振幅値の和の2分1である。こ
の振幅調節は、信号20と21との間の差信号値であ
る。ステップ10を完了すると、マイクロプロセッサ4
0は、焦点/追跡回路54によって、変換器対物レンズ
45を、溝から中間の隣接する台地状部へ、例えば中心
線163によって表したトラックからこれのすぐ隣の台
地状部157へ移動させ、そしてそれからステップ11
を、ステップ10(レベル・オフセット補正の値を記憶
ユニット192に記憶)に関して説明したのと同じ方法
で行う。思い出されるべきことであるが、台地状部レベ
ル補正オフセット係数は、トラッキング・エラー信号の
負のピーク165(図5)(図1の信号21)を表すも
のであり、上述のように使用する。
【0036】ステップ10と同じ方法で行うステップ1
1が完了すると、計算回路191は、記憶ユニット19
2から台地状部レベル補正係数を読み取り、そしてこれ
を、記憶ユニット192のステップ10での溝レベル補
正係数信号から減算し、そしてその差を、その台地状部
レベル補正係数に取って代わる利得補正係数としてその
記憶ユニット192にしまい込む。すなわち、それら利
得補正係数は、台地状部レベル補正測定値を記憶するの
に使用した記憶ユニット192のレジスタ(図示せず)
に記憶する。この動作により、図2のステップ10、1
1及び12に対応する校正フェーズが完了する。実用的
なある実施例においては、電子スイッチ186は、図4
の線152に接続するようにしてある。また、計算回路
191は、図3のマイクロプロセッサ40のマイクロコ
ード・プログラミングと置き換えることが好ましい。記
憶ユニット192は、望ましくはRAM42であり、ま
たD/Aコンバータ193、オフセット補正回路194
及び利得段195は、物理的に平滑器回路153内に在
る。
【0037】以上の説明は、単一のゾーンに対し一組の
校正値を作ることのみに関係したものである。マイクロ
プロセッサ40からのものである半径方向選択信号は、
それぞれの半径方向ゾーンの各々に対する記憶ユニット
192のレジスタ・アドレス指定を変更し、これによっ
て、各半径方向ゾーンが、それ自身の組の円周方向(又
は角度)のレベル補正係数及び利得補正係数を持つこと
ができるようにする。図8と関連させて説明したステッ
プ10〜12は、半径方向ゾーンのそれぞれについて繰
り返すが、その角度選択は、それら半径方向ゾーンすべ
てについて同じである。
【0038】データ処理中の動作においては、角度選択
及び半径方向選択は、高品質の直角位相信号を確保する
ために特にトラッキング動作中、検知信号を補正するた
めに適当な時点でそれら補正係数を選択する。オフセッ
ト補正回路194は、単なるレベル・シフタであればよ
く、又利得段195は、任意の通常の可変利得増幅器で
ある。上記の角度選択値は、回転方向位置表示である。
これは、スピンドル31の回転方向位置に基づいた線9
0の回転位置表示信号を受ける図3のRPS回路91に
よる如き通常の方法で発生する。これとは別の方法とし
て、ディスク30の回転方向位置は、ディスク30上に
置かれたタコメータによって検知するようにでき、これ
は既知の方法で行うことができる。半径方向選択は単
に、上述のようにマイクロプロセッサ40が発生しそし
て焦点/追跡回路54に供給するトラック・アドレスに
よって決定する。角度選択/半径方向選択の動作のより
詳細な事項については、簡潔にするため省略する。
【0039】次に、図9は、上記の補正したトラッキン
グ・エラー信号TES160及び和(QUAD又はQ)
信号161を用いたトラック計数制御信号回路125を
図解したものである。これに接続するTES信号160
及びQUAD信号161は、それぞれ線152及び15
4で受けるようになっている。後程説明する回路200
及び201は、それぞれ、半径方向内方運動表示パルス
及び半径方向外方運動表示パルスを発生するものであ
る。シークの低スピード部分又は低スピード・シークの
期間中、その内方パルスは、線230で計数器126に
進み、またその外方運動表示パルスは、線238で計数
器126へ進む。このディスク30のランアウト又は偏
心性のために、レーザ・ビーム47に対するトラックの
その相対的方向に実際に変化が生じることがある。すな
わち、アクチュエータ46が半径方向にゆっくりと移動
しているときには、ディスク30の偏心性によってトラ
ックの移動が引き起こされると、比較的高速のその偏心
性運動のためにトラックに対し逆行運動が実際に生じる
ことがある。より高い半径方向スピードにおいては、ビ
ーム47の半径方向速度は、トラック計数誤差を起こす
どのような偏心性運動を克服するにも十分なものとな
る。従って、速度制御回路203は、回路200及び2
01の作動により、低シーク・スピードの期間中の偏心
補償を与えると共に、シークの高スピード部分の期間中
は偏心補償を無視する。偏心(これはトラック計数誤差
を引き起こす)のその補償は、トラッキング・エラー信
号TES160を和信号161(図5)と比較して、ト
ラックとレーザ・ビーム47との間の実際の相対運動を
判定することによって行う。
【0040】速度制御回路203は、線132で速度回
路130から測定速度信号(SPEED)を受ける速度
比較回路205を備えている。線132のこの測定速度
信号は、マイクロプロセッサ40からのような、線20
6で供給される基準信号(REF)と比較する(この基
準信号は、RAM(図示せず)におけるプリセット値と
してもよい)。比較回路205は、スイッチング比較回
路であって、線132のスピード信号が線206の基準
値を越えたときには常に、作動信号を線207にて後述
のNAND回路215及び216に供給して、これによ
りそれら2つのNAND回路を作動することによって後
述のトラック交差表示パルスを通させるようにする。イ
ンバータ回路208は、線207の作動信号を反転し
て、線132のスピード信号がその基準信号より小さい
ときには常に、線209にて作動信号を送るようにす
る。インバータ208のこの出力作動信号は、シークの
低スピード部分の期間中又は低スピード・シークの期間
中に生じて、NAND回路210〜213を作動し、こ
れにより、線152のQUAD信号と線154の受信T
ES信号との間の比較を実施させて、レーザ・ビーム4
7とこのレーザ・ビームの入射点でのディスク30の表
面とのその実際の相対運動方向を判定させるようにす
る。
【0041】それぞれ回路200及び201のそれぞれ
のNAND回路220と221とは、NAND回路21
0〜213、215及び216のどの出力パルスを計数
器126に送るべきであるかについての選択を行う。
【0042】次に、TES信号160(図5)の処理に
ついて説明する。パルス発生回路(パルサ)225は、
TES信号160の正方向遷移時にパルスを発生する。
ここで、その運動の方向が半径方向内方であるとき、番
号226が正に向かう遷移を表し、そして半径方向外方
運動のときには番号232が正に向かう遷移を表す。
尚、図5は、TES信号160をディスク30の構造に
関係づけた特殊な線図であることに注意されたい。イン
バータ回路228は、線154のTES信号を反転さ
せ、そしてこの反転信号をパルサ229に供給する。こ
のパルサ229は、その反転信号の諸正方向遷移に応答
してパルス・ストリームを発生する。従って、線227
におけるパルサ225の諸出力パルスは、TESの諸正
方向遷移を示すものである。これに対し、パルサ229
諸出力パルスは、TES160の諸負方向遷移を示すも
のであり、これは線231にて送る。
【0043】高スピード・シークの期間中、線227及
び231のパルスは、論理OR回路234において組み
合わせ、そして単一のパルス・ストリームとして線23
5で両NAND回路215及び216に供給する。上記
作動信号線207は、NAND回路215及び216を
部分的にイネーブルする。半径方向内方シークが行われ
ているときには常に、線59−Iで受信するマイクロプ
ロセッサ40からの制御信号が、NAND回路215を
完全に作動して、出力パルスをNAND回路220に送
らせる。NAND回路210及び211は、これらのそ
れぞれの出力線の両方の作動信号をNAND220に供
給するのを休止している。従って、NAND220は、
NAND215が供給するパルスを線230で計数器1
26に送り、これによって、アクチュエータ速度が比較
(205)基準より下にあるときには常に、半径方向内
方トラック交差を計数させる。その各トラック交差に対
して2つのパルスが供給される。すなわち、ディスク3
0の溝に対応するものと、台地状部に対応するものとで
ある。同様の方法で、半径方向外方シークの期間中、線
59−Iは有効な信号を運ばなくなり、そしてその代わ
りに線59−Oがマイクロプロセッサ40からの作動信
号を運び、これによりNAND216を作動して線23
5からの諸パルスをNAND221に送らせ、そしてこ
のNAND221は、それらパルスを線238で半径方
向外方トラック交差表示パルスとして計数器126に送
る。同じく、NAND回路212及び213は、上記の
相対速度が比較器205のしきい値レベルより下にある
ときには常に、作動信号をNAND221に供給するよ
うにする。
【0044】シークの低スピード部分の期間中、線20
7は作動停止信号をNAND回路216及び215に運
ぶ。この不作動信号は、NAND215及び216を作
動して、動作信号をNAND220及び221にそれぞ
れ供給させる。又、シークの低スピード部分の期間中、
インバータ208は、その作動信号を線209でNAN
D210〜213に供給する。このシークの高スピード
部分中、線209の不作動信号は、NAND210〜2
13すべてを作動して、作動信号をそれぞれNAND2
20及び221に供給させる。このシークの低スピード
部分の期間中、NAND210〜213はすべて、イン
バータ208の出力信号によって部分的にイネーブルと
なっている。これらのNAND回路の完全な作動は、線
152で受信するQUAD信号と、それぞれの線227
及び231のTESパルスとの組合せによって行う。ま
ず初めにそのQUAD信号について、リミッタ240は
その受信アナログ信号を矩形化してディジタル矩形波に
する。図5のQUAD(和)信号161と位相同期した
このディジタル矩形波は、半径方向内方回路200及び
半径方向外方回路201中のNAND回路211及び2
12に供給するQ信号となる。インバータ242は、こ
のQ信号を反転させてこれと180度位相外れにし、そ
して線246により半径方向内方回路200及び半径方
向外方回路201中のNAND回路210及び213に
供給する−Q信号にする。上記の線227の諸正遷移表
示パルスは、NAND回路210に進み、従って、その
−Q信号が活動状態にあり且つ正遷移が検出されたとき
には、半径方向内方の方向をNAND回路210がNA
ND220にパルスを供給することにより表示する。こ
れと類似の方法で、NAND回路211は、線241の
Q信号と線231の負遷移表示パルスとに応答して、ト
ラック交差表示パルスをNAND220に供給する。
尚、NAND210又は211がパルスを供給していな
いときには、これらは、作動信号をNAND220に供
給していることに注意されたい。従って、NAND22
0は、3つのNAND回路210、211及び215に
よって制御される負論理のOR回路として機能する。
【0045】半径方向外方回路201は、それと同じ方
法で動作するようになっており、NAND回路212
は、線241でQ信号そして線227で正遷移表示パル
スを受け、そしてパルスをNAND221経由で線23
8に供給するようにする。NAND213は、線246
から−Q信号をそして線231で負遷移表示パルスを受
け、そしてこれらパルスをNAND回路221へ、それ
から線238に送るようにする。NAND210〜21
3は、シークの低スピード部分の期間中だけ作動されて
上述のパルスを通す。
【0046】上記のNAND回路は、作動信号で作動
し、そして各NAND回路はすべての作動信号を受けて
不作動信号を出力する、というものとして説明してい
る。また、各NAND回路は、その入力のいずれか一つ
に不作動信号を受けると作動出力を供給する。上記の説
明においてはこの約束を使っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、磁気光学タイプの溝形成式光ディスク
の台地区域及び溝区域における円周方向の反射率変化を
図式で表したものである。
【図2】図2は、光ディスクの図1に示したような反射
率変化の影響を低減することにより、そのような光ディ
スクからの検知信号のより確実な信号処理を可能にする
ためのマシン動作中のあるシーケンスを示した、簡単化
したフローチャートである。
【図3】図3は、本発明を有効に用いた光学式の磁気光
学的記録装置/読出しシステムを示した、簡単化したブ
ロック図である。
【図4】図4は、図3に図解した記録装置と共に使用可
能であるトラック・シーキング・システムの簡単化した
ブロック図であって、本発明のある種の局面を図解して
いる。
【図5】図5は、図3に図解した記録装置と共に使用可
能な溝形成式磁気光学的媒体の各トラックの関係を線図
で図解したものであり、媒体上の諸トラックに関するト
ラッキング・エラー信号(TES)と和又はカッド(4
重)信号との関係を示している。
【図6】図6は、本発明の反射率校正技法を図解するた
めの光ディスクの簡単化した平面図である。
【図7】図7は、図5に示したトラッキング・エラー信
号及びこれの直角位相信号の発生を図解した簡単化した
ブロック回路図である。
【図8】図8は、本発明を実施するために図3に図解し
た記録装置へ組込み可能な回路装置の簡単化したブロッ
ク図である。
【図9】図9は、図3に示したような光信号記録装置に
おいて、トラック計数の方向を含む確実なトラック計数
を発生するために、直角信号及びトラッキング・エラー
信号を使用することを示した、簡単化したブロック図で
ある。
【符号の説明】
30 ディスク 22 読出し信号 20 トラック溝の信号レベル 21 台地状部分の信号レベル 31 スピンドル 33 ヘッドアーム 34 ヘッドアーム・キャリッジ 36 粗アクチュエータ 46 細密アクチュエータ 45 対物レンズ 62 カッド検出器 79 データ検出部 110 細密ポジショナ回路 111 粗ポジショナ回路 156 垂直境界部 157 台地状部 158 溝 163〜165 トラック中心線 170〜175 半径方向トラック・ゾーンの境界
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベンジャミン・カーメル・フィオリノ アメリカ合衆国85749、アリゾナ州 ト ゥーソン、イースト・バーバリー・コー スト・ロード 12261番地 (56)参考文献 特開 平2−105343(JP,A) 特開 昭26−56076(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録ディスクに記録された信号を検知する
    ための検知装置であって、 イ)円形状の台地構造部によって分離されたトラックを
    なす円形状の溝構造部を備えていて、これら構造部のト
    ラックにデータ信号が記録されるようになった光ディス
    クと、 ロ)前記変換器を担持するヘッドアームを前記の構造部
    を横切って前記ディスクの半径方向に移動させるための
    ヘッドアーム位置決め手段と、 ハ)前記光ディスクからの反射光を受け取ってそれぞれ
    の出力電気信号を発生する複数素子型の光検出器と、 ニ)前記光検出器の所定の素子に接続され、前記構造部
    に対する前記変換器の半径方向位置関係を示し且つ前記
    構造部に対して所定の信号位相関係を持っているトラッ
    キング・エラー信号を発生するトラッキング・エラー手
    段と、 ホ)前記光検出器の全素子に接続され、該全素子からの
    出力を合計して前記トラッキング・エラー信号に対して
    位相が直角になっている和信号を発生する和信号発生手
    段と、 ヘ)前記ディスクの半径方向の複数の位置における円周
    方向の異なる位置において前記データ信号記録トラック
    からの反射光による前記和信号を受け取ってその平均値
    を前記半径方向の複数の位置における円周方向の異なる
    位置毎に記憶する補正係数記憶手段と、 ト)前記変換器の半径方向の位置及び円周方向の位置に
    対応して記憶された前記の記憶した補正係数を前記和信
    号から減算することによって、前記和信号を補正する補
    正手段と、 チ)前記トラッキング・エラー信号と前記補正された和
    信号との間の位相を比較して前記ヘッドアーム手段の半
    径方向の移動の向きを検出する方向検出手段と、 を備えている検知装置。
  2. 【請求項2】前記複数素子型の光検出器は前記構造部と
    光学的に整列した軸によって仕切られた4個の光検出器
    A,B,C,Dから成り、 前記光検出器A及びDの出力信号の合計と前記光検出器
    B及びCの出力信号の合計との差が前記トラッキング・
    エラー信号を生成し、 前記前記光検出器A、B、C、及びDの出力信号の合計
    が前記和信号を生成することを特徴とする、請求項1に
    記載の検知装置。
  3. 【請求項3】前記トラッキング・エラー信号のゼロ交差
    を計数することにより交差したトラックを計数するトラ
    ック交差計数手段を有する請求項1に記載の検知装置。
  4. 【請求項4】光学的媒体上で複数の光学的記録トラック
    を横切って起点トラックから目標トラックまで光学的変
    換器を移動させる方法において、トラック交差方向及び
    半径方向速度を測定する方法が、 イ)多素子検出器を準備して、これを前記光学的記録ト
    ラックがこの検出器内の前記素子の所定のものの間に配
    置した線に沿って入射するように配列する準備段階と、 ロ)光ビームを前記媒体上へ照射して、前記媒体から反
    射した光が前記多素子検出器に入射するようにし、且つ
    光強度における変化が前記光学的記録トラックの最も近
    いものに対する前記変換器の空間的関係を示すようにす
    る照射段階と、 ハ)前記検出器の前記素子にそれぞれ入射する光の差分
    比較を行ってこの差分比較を差分比較信号として電気的
    に表示し、この差分比較電気信号の所定の零軸交差にお
    いてトラック交差を表示する比較及び表示段階と、 ニ)前記素子のすべてに入射する光を合計してこの和の
    電気的表示信号を、前記差分比較電気信号に対して直角
    位相であり且つ信号振幅変化を持っている第2信号とし
    て供給する段階と、 ホ)前記記録トラックに対して反射率プロファイル信号
    を確立し、このプロファイル信号を前記第2信号と組み
    合わせて、前記第2信号より小さい振幅変化を持った補
    償化形信号を生成する段階と、 ヘ)前記電気的比較信号及び前記補償化形信号を組み合
    わせて前記トラック交差のそれぞれの相対的方向を表示
    するようにする組合せ段階と、 ト)前記差分比較電気信号によって表示された前記トラ
    ック交差を計数し、前記差分信号に対する前記和電気信
    号の位相関係が示すトラック交差方向を表した符号をそ
    の計数に割り当てる計数段階と、 を含んでいること、を特徴とする方法。
  5. 【請求項5】前記補償化形信号を生成する段階ホ)にお
    いて、一組の反射率レベル・オフセット補正係数及び一
    組の反射率利得補正係数を確立する段階と、 前記の組合せ段階において、任意の検知信号のレベルを
    前記オフセット補正係数により、且つ任意の検知信号の
    振幅を前記利得補正係数により調節する段階と、 を更に含んでいる、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】イ)前記ディスクの1つの所与のトラック
    における複数の円周方向位置において、前記所与のトラ
    ックに一定強度の光を照射して反射光の強度を測定する
    段階と、 ロ)前記所与のトラックに隣接した円形区域に対し、こ
    の円形区域に一定強度の光を照射してその反射光の強度
    を測定する段階と、 ハ)前記所与のトラックの前記の測定した光強度をそれ
    ぞれの円周方向位置に対するレベル・オフセット補正係
    数として記憶し、前記円形区域における前記の測定した
    光強度をそれぞれの円周方向位置での前記所与のトラッ
    クにおけるそれぞれの前記測定光強度から減算してそれ
    ぞれの円周方向位置に対する利得補正係数を得て、この
    利得補正係数を記憶し、前記レベル・オフセット補正係
    数及び前記利得補正係数が前記のプロファイル中にある
    ようにする段階と、 を更に含んでいる、請求項5に記載の方法。
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