JP2780467B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2780467B2 JP23491390A JP23491390A JP2780467B2 JP 2780467 B2 JP2780467 B2 JP 2780467B2 JP 23491390 A JP23491390 A JP 23491390A JP 23491390 A JP23491390 A JP 23491390A JP 2780467 B2 JP2780467 B2 JP 2780467B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光ディスク装置に係り、特に記録または再生
時に多数のトラックの中から指定のトラックを高速検索
するようにした光ディスク装置に関するものである。
従来の技術 光ディスクは磁気ディスクに比べ記録密度が高く大容
量記録が可能である。しかし、トラックピッチが1〜2
μmと非常に小さいため、記録、再生中は光スポットを
回転しているディスクの目標トラックに高精度に追随さ
せる必要がある(以下この動作をトラックフォローと称
す)。また、ディスク内の所定のトラックにデータを記
録、再生するために、光スポットを目標トラックまで移
動させる動作が必要である(以下この動作をアクセスと
称す)。
これらを実現するために、一般には半導体レーザ光
源、光検出センサ、プリズムなどの各種光学部品、及び
微小な光スポットをディスクの目標トラックに照射する
ための対物レンズアクチュエータ等をキャリッジ上に構
成し、更にこれらをリニアモータによってディスクのラ
ジアル方向に移動させる方法が用いられている。すなわ
ち、トラックフォロー時や短距離のアクセス時には対物
レンズアクチュエータを用いて対物レンズをディスク面
に対してラジアル方向に微小位置制御し、アクセス時に
はキャリッジ全体をリニアモータで大きく移動させるこ
とによりこれを実現している。
ここで、光ディスクをコンピュータの外部記憶装置と
して用いる場合、システム全体のスループットを向上さ
せるには、光ディスクのアクセスを高速に行う必要があ
る。アクセスの高速化を図るためには、キャリッジをよ
り高速に移動させねばならないが、先述の方法ではキャ
リッジ内に多数の光学部品を搭載せねばならず軽量化に
は限界がある。
そこで軽量化を図る種々の方式が開発されているが、
これらの中の一つに、可動部であるスィングアーム上に
対物レンズおよび反射ミラーのみを設け、他の光学系は
これらと分離して固定部に設置し、可動部の軽量化を図
る方式がある。
以下、従来の光ディスク装置について説明する。
第5図は従来の光ディスク装置の光ヘッド方式の要部
構成図である。可動部であるスイングアーム部50は回動
部材53、対物レンズ51、反射ミラー52a、52bから構成さ
れている。永久磁石60はフォーカスコイル54a、トラッ
キングコイル54b、およびヨーク55a、55b等とともに磁
気回路を構成し、中空軸55cを軸に上下移動、または回
転可能な構成となっている。すなわちフォーカス方向56
aにスイングアーム部50を上下させディスク1上への光
スポットの焦点調整を行い、またラジアル方向56bにア
ームを回動させ光スポットの移動制御を行う。固定光学
系57はこれらとは分離構成されており、半導体レーザ59
からの光は固定光学系57内のプリズムなどによって光成
形された後に中空軸55cに導かれ、スイングアーム部50
の対物レンズ51でディスク1上にスポットを形成する。
ディスク1からの反射光は再びスイングアーム部50を経
て固定光学系57に戻り、光の経路や偏光分離された後に
光検出器58a、bにて信号検出される。すなわち、光学
系の大半は固定部に設け、ディスク1直下に回動部材で
あるスイングアーム50を用いることにより、可動部を小
型軽量化して高速アクセスを行うものである。
次にアクセスの制御方法について説明する。スイング
アーム50の回動により光スポットがラジアル方向に移動
しトラックを横切るときには、光ヘッド内の光検出器の
出力を介して第6図に示すようなトラック横断信号を得
ることができる。同図a点は光スポットがトラックのラ
ンド上にある場合で、b点が溝に照射されているときに
相当する。すなわち同図に示す正弦波の1周期が、トラ
ック1本分を横切ることに相当し、この波の数をカウン
トすれば光スポットのトラック横切り本数を知ることが
でき、アクセス時の光スポット移動検出に利用すること
ができる。
このためアクセス制御方法としては目標トラックまで
の距離、即ち目標トラックまでのトラック数に応じて目
標速度を設定し、この設定値を光ヘッド移動の速度指令
値として与え、かつ移動中のトラック横断信号にて実際
の速度を検出し、逐次比較制御するサーボ制御によって
光ヘッドの移動速度を制御し、最適速度制御による高速
アクセスを行う方法が用いられている。
またより高精度な速度制御を行うために、第7図のブ
ロック図に示すようにトラック横断信号の周期を計数
し、この出力値にもとづいて速度制御を行う方法も提案
されている。
このように光スポットがトラックを横断するときの溝
横断信号の周期(周波数)の計数値は光ヘッドの移動時
の速度制御や位置制御を行う上で重要な情報値となる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、第8図の光スポッ
トの軌跡(点線)に示すように、ディスク上での光スポ
ットの軌跡は、中空部を中心とし、スイングアームが揺
動する円弧上となり、トラック横断時に、第9図に示す
ように、ディスク記録域ラジアル方向の中央部(b)で
は光スポットはトラックの接線方向とほぼ垂直にトラッ
クを横切るが、外周部(a)や内周部(b)のトラック
では傾斜状の軌跡を描く。そのために、例えば光スポッ
トが同一の速度でトラックを横切っていてもディスクの
位置によってトラッククロス信号の周期(周波数)が異
なってしまい、移動速度の正しい検出ができなくなって
しまう。特にアクセスの高速化を図るために、アーム部
の長さを短くすればディスク面内各トラックの横切り角
度のばらつきは増える傾向となり、クロス信号周期の誤
差はますます大きくなる。
課題を解決するための手段 本発明は、光ディスク上の複数トラックの少なくとも
一部のトラックに対しトラックの接線方向に対し垂直か
ら斜めにずれた方向へ光スポットが横切るように対物レ
ンズを移動させる移動手段と、この移動によって光スポ
ットがトラックを横切ったことを検出して信号を発生す
るトラック横切り検出手段と、検出手段の信号周期また
は周波数を検出する計数手段と、計数手段の出力値によ
り前記移動手段の移動速度または位置の少なくとも一方
を制御する移動制御手段と、光スポットのトラック横切
り角度またはトラック間移動軌跡をあらかじめ記憶して
おく記憶手段と、記憶手段をもとに前記計数手段の計数
値を補正する計数補正手段とを設けるようにしたもので
ある。
作用 上記構成により、光スポットのトラック横断角度が異
なっても、予めこれを記憶しておき、補正を加えること
により、トラック横断信号から得られるパルス周期を補
正することができる。そのため、総てのトラックに対し
同一角度、例えばトラックの接線方向に対し垂直な方向
で通過したときのように扱うことができ、ディスク上の
如何なる位置においても正確なトラック移動速度検出が
可能となる。
実施例 第1図は本発明の一実施例における光ディスク装置の
制御ブロック図である。1は光ヘッド、2はトラック横
断信号検出部、3は現在トラックカウンタ、4は目標ト
ラックカウンタ、5は減算回路、6は速度テーブル、7
は指令速度出力部、8は速度検出部、9は比較部、10は
制御部、11は補正参照部、12は検出速度補正部、13はス
イングアームアクチュエータ駆動回路である。
以上のように構成された本実施例の光ディスク装置に
ついて、以下その制御動作について説明する。
光ヘッド1の光検出器から得られたトラッキングエラ
ー信号はトラック横断信号検出部2によりトラック横断
に対応したパルスが検出される。この信号は現在トラッ
クカウンタ3に入力される。現在トラックカウンタ3お
よび目標トラックカウンター4には制御部10よりアクセ
ス開始時の現在トラックと目標(行き先)トラックがセ
ットされており、現在トラックカウンタ3はトラック横
断信号の入力により1カウントずつ加算あるいは減算さ
れていく。この2つのカウンタ値は減算回路5に入力さ
れ、目標トラックまでの残余トラック数がここにセット
される。速度制御は目標位置までの距離によって行わ
れ、すなわち残余トラック数によって制御される。あら
かじめ残余トラックの数に応じた最適速度プロフィール
が速度テーブル6にセットされており、その時点での指
令速度が指令速度出力部7に出力される。
一方、トラック横断信号検出部2からのパルス信号は
F/V変換器などから構成される速度検出部8に送られ、
現在の移動速度を検出する構成となっている。
ここで、補正参照部11では、現在トラックカウンタ3
の値を受けて光スポットのトラック横断角度または軌跡
を算出し、検出速度補正部12にて検出速度の補正を行
う。すなわち、トラックごとに光スポットのトラック横
断角度(軌跡)が異なるために、速度検出部で得られた
トラック横断パルスは正確に目標トラックへの接近速度
を表していないためである。第2図(a)、(b)にデ
ィスク外周部と中央部における光スポットの移動の様子
とトラック横断信号を示すが、仮に光スポットの絶対的
な移動速度が同じであっても、光スポットがトラックを
斜めに横切る外周部(a)とトラックを垂直に横切る中
央部では、得られるトラック横断信号の周波数は図示の
通り異なり、残余トラック数を基準とする速度制御が誤
って行われるためである。
検出速度補正部12で補正された検出速度は先の指令速
度検出部7の出力信号とともに比較部9に送られ、スイ
ングアームアクチュエータ駆動回路13にドライブ信号と
して送出される。すなわち、指令速度と現在速度が等し
くなるように速度のフィードバック制御が行われ、スィ
ングアームアクチュエータの最適速度制御が行われる。
補正参照部11の構成例としては第3図に示すようにメ
モリを用い、現在トラックカウンタ値を入力として、傾
き角をθとした時、COSθを補正値出力としておけばよ
い。また、円弧状軌跡を数式演算させるかまたは第4図
に示すように予め幾つかのブロックにわけておき演算に
よって得た値により補正する方式でもよい。
発明の効果 本発明は、アクセス時の光ヘットの速度検出が正確に
行えるため、高精度な速度制御が可能となり、より高速
で信頼性の高いアクセス機能を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における光ディスク装置の制
御ブロック図、第2図はトラック位置の違いによる光ス
ポット軌跡とトラック横断信号を示す図である。第3図
は補正部の構成図、第4図は補正値検出方法を示す図、
第5図は従来例の光ディスク装置の光ヘッド方式の要部
構成図、第6図はトラック横断信号検出の原理図、第7
図はトラッククロス信号による速度制御法の一例を示す
図、第8図は従来例の問題点を示す光スポットの軌跡
(点線)図、第9図は従来例の移動検出時の問題点の説
明図である。 1……光ヘッド 2……トラック横断信号検出部 3……現在トラック検出カウンタ 4……目標トラックカウンタ 5……減算回路、6……速度テーブル 7……指令速度出力部、8……速度検出部 9……比較部、10……制御部 11……補正参照部、12……検出速度補正部 13……スイングアームアクチュエータ駆動回路 50……スイングアーム部 51……対物レンズ、52a,b……反射ミラー 53……回動部材 54a……フォーカスコイル 54b……トラッキングコイル 55a,b……ヨーク、55c……中空軸 57……固定光学系、58a,b……光検出器 59……半導体レーザ、60……永久磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀之内 昇吾 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−67440(JP,A) 特開 昭59−84382(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/00 - 7/095 G11B 21/08 - 21/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号を記録するための溝状案内トラックあ
    るいは記録された信号列よりなるトラックを有する光デ
    ィスクの再生または記録を行う光ディスク装置に於い
    て、 前記光ディスクに光を照射しその反射または透過光をも
    って信号を検出する変換手段と、 前記光ディスク上の複数トラックの少なくとも一部のト
    ラックに対しトラックの接線方向に対し垂直から斜めに
    ずれた方向へ前記変換手段が横切るように変換手段を移
    動させる移動手段と、 前記変換手段の移動によって変換手段がトラックを横切
    ったことを検出して信号を発生するトラック横切り検出
    手段と、 前記検出手段の信号周期または周波数を検出する計数手
    段と、 前記計数手段の出力値により前記移動手段の移動速度ま
    たは位置の少なくとも一方を制御する移動制御手段と、 前記変換手段のトラック横切り角度またはトラック間移
    動軌跡をあらかじめ記憶または演算する軌跡参照手段
    と、 前記軌跡参照手段をもとに前記計数手段の計数値を補正
    する計数補正手段と、 を有することを特徴とする光ディスク装置。
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