JPH0438064B2 - - Google Patents
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- JPH0438064B2 JPH0438064B2 JP3988383A JP3988383A JPH0438064B2 JP H0438064 B2 JPH0438064 B2 JP H0438064B2 JP 3988383 A JP3988383 A JP 3988383A JP 3988383 A JP3988383 A JP 3988383A JP H0438064 B2 JPH0438064 B2 JP H0438064B2
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- signal
- track
- moving means
- moving
- circuit
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/08505—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
- G11B7/08517—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with tracking pull-in only
Landscapes
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、情報が記録されている記録担体上よ
り信号を再生する為の再生手段と、再生手段の再
生位置を記録担体上のトラツク方向と略々垂直な
方向に移動する為の第1の移動手段と、再生手段
の再生位置を記録担体上のトラツク方向と略々垂
直な方向に前記第1の移動手段を含めて移動する
為の第2の移動手段と、再生手段の再生位置が記
録担体上のトラツク上に常に位置するように第1
の移動手段を駆動し制御するトラツキング制御手
段とを有し、所望する記録担体上のトラツクを速
やかに検索する情報トラツクの検索装置に関する
ものである。
り信号を再生する為の再生手段と、再生手段の再
生位置を記録担体上のトラツク方向と略々垂直な
方向に移動する為の第1の移動手段と、再生手段
の再生位置を記録担体上のトラツク方向と略々垂
直な方向に前記第1の移動手段を含めて移動する
為の第2の移動手段と、再生手段の再生位置が記
録担体上のトラツク上に常に位置するように第1
の移動手段を駆動し制御するトラツキング制御手
段とを有し、所望する記録担体上のトラツクを速
やかに検索する情報トラツクの検索装置に関する
ものである。
従来例の構成とその問題点
記録担体上の各トラツクには予め番地信号が記
録されており、所望するトラツクの検索はこの番
地信号を基にして行なわれる。所望するトラツク
を検索する場合、先ずトラツキング制御手段を不
動作にし、第2の移動手段を駆動して再生手段の
再生位置を所望するトラツク付近に移動させトラ
ツキング制御手段を動作させる。その後に第1の
移動手段を駆動してトラツクからトラツクへ飛び
越し走査させ所望するトラツクを検索している。
録されており、所望するトラツクの検索はこの番
地信号を基にして行なわれる。所望するトラツク
を検索する場合、先ずトラツキング制御手段を不
動作にし、第2の移動手段を駆動して再生手段の
再生位置を所望するトラツク付近に移動させトラ
ツキング制御手段を動作させる。その後に第1の
移動手段を駆動してトラツクからトラツクへ飛び
越し走査させ所望するトラツクを検索している。
上述した従来の検索において、第2の移動手段
で再生手段の再生位置を高速に移動させると、第
1の移動手段が慣性により変動し、再生手段の再
生位置が所望するトラツク付近に来てトラツキン
グ制御手段を動作させた時、制御系の引き込みが
不安定となり、安定するのに時間がかかつてい
た。またトラツキング制御手段を動作させた時に
再生手段の再生位置が位置していたトラツクに引
き込まれず、所望するトラツクからさらに遠く離
れたトラツクに引き込まれることがしばしばあ
り、検索時間を長くしていた。また再生手段の信
号より再生手段の再生位置がトラツクを横切つた
のを検出し、このトラツク横切り信号を計数する
ことによつて再生手段の再生位置の移動量を検出
し位置決めを行なう場合、第1の移動手段が変動
すると再生手段に正規の信号が出力されない為に
位置決め精度が悪くなり、検索時間が長くなつて
いた。
で再生手段の再生位置を高速に移動させると、第
1の移動手段が慣性により変動し、再生手段の再
生位置が所望するトラツク付近に来てトラツキン
グ制御手段を動作させた時、制御系の引き込みが
不安定となり、安定するのに時間がかかつてい
た。またトラツキング制御手段を動作させた時に
再生手段の再生位置が位置していたトラツクに引
き込まれず、所望するトラツクからさらに遠く離
れたトラツクに引き込まれることがしばしばあ
り、検索時間を長くしていた。また再生手段の信
号より再生手段の再生位置がトラツクを横切つた
のを検出し、このトラツク横切り信号を計数する
ことによつて再生手段の再生位置の移動量を検出
し位置決めを行なう場合、第1の移動手段が変動
すると再生手段に正規の信号が出力されない為に
位置決め精度が悪くなり、検索時間が長くなつて
いた。
発明の目的
本発明の目的は、上記従来の欠点を除去し、第
2の移動手段を高速に移動させても、第1の移動
手段が変動しないように構成し、高速かつ安定に
所望するトラツクを検索することの出来る装置を
提供せんとすることである。
2の移動手段を高速に移動させても、第1の移動
手段が変動しないように構成し、高速かつ安定に
所望するトラツクを検索することの出来る装置を
提供せんとすることである。
発明の効果
上記目的を達成するために、本発明の情報トラ
ツクの検索装置は、トラツキング制御手段を不動
作にして第2の移動手段を駆動し、再生手段の再
生位置をトラツク方向と略垂直な方向に移動する
際に、第2の移動手段の駆動信号に対応した信号
を第1の移動手段に加えるように構成したもので
ある。この構成により、第2の移動手段が駆動さ
れたことによる第1の移動手段の振動を減少させ
ることができ、安定に所望するトラツクの検索を
行うことができる。
ツクの検索装置は、トラツキング制御手段を不動
作にして第2の移動手段を駆動し、再生手段の再
生位置をトラツク方向と略垂直な方向に移動する
際に、第2の移動手段の駆動信号に対応した信号
を第1の移動手段に加えるように構成したもので
ある。この構成により、第2の移動手段が駆動さ
れたことによる第1の移動手段の振動を減少させ
ることができ、安定に所望するトラツクの検索を
行うことができる。
実施例の説明
第1図は本発明を光学式記録再生装置に適応し
た一実施例であり、先ずこの装置について簡単に
説明する。
た一実施例であり、先ずこの装置について簡単に
説明する。
半導体レーザ等の光源1より発生した光ビーム
2はカツプリングレンズ3、ビームスプリツター
4を通過し、反射鏡5により反射され、収束レン
ズ6により円盤状の記録担体7上に収束されてい
る。記録担体7はモータ8の回転軸に取り付けら
れて所定の回転数で回転している。記録担体7は
基材上に同心円状あるいはスパイラル状の凹凸の
溝(以下トラツクと呼ぶ。)を有し、その上に設
けられた記録材料層及び保護層より構成されてお
り、各トラツクには予め内周から外周に向つて順
次の番地信号が設けてある。記録担体7上より反
射された光ビーム2の反射光は、再び収束レンズ
6を通過し、反射鏡5及びビームスプリツター4
により反射され、2分割構造の光検出器9上に照
射されている。収束レンズ6はトラツキング素子
10に取り付けられており、トラツキング素子1
0は、収束レンズ6を記録担体7の半径方向すな
わち記録担体7上のトラツクの方向と略々垂直な
方向に移動出来るように構成されている。光源
1、カツプリングレンズ3、ビームスプリツター
4、反射鏡5、光検出器9、トラツキング素子1
0及び速度検出器11の移動部は移送台12に取
り付けられており、リニアモータ13によつて記
録担体7の半径方向に一体となつて移動するよう
に構成されている。速度検出器11は移動台12
に固定された棒状のマグネツトから成る移動部
と、コイルから成る固定部より構成されており、
移送台12の移動速度に応じた信号を出力する。
2はカツプリングレンズ3、ビームスプリツター
4を通過し、反射鏡5により反射され、収束レン
ズ6により円盤状の記録担体7上に収束されてい
る。記録担体7はモータ8の回転軸に取り付けら
れて所定の回転数で回転している。記録担体7は
基材上に同心円状あるいはスパイラル状の凹凸の
溝(以下トラツクと呼ぶ。)を有し、その上に設
けられた記録材料層及び保護層より構成されてお
り、各トラツクには予め内周から外周に向つて順
次の番地信号が設けてある。記録担体7上より反
射された光ビーム2の反射光は、再び収束レンズ
6を通過し、反射鏡5及びビームスプリツター4
により反射され、2分割構造の光検出器9上に照
射されている。収束レンズ6はトラツキング素子
10に取り付けられており、トラツキング素子1
0は、収束レンズ6を記録担体7の半径方向すな
わち記録担体7上のトラツクの方向と略々垂直な
方向に移動出来るように構成されている。光源
1、カツプリングレンズ3、ビームスプリツター
4、反射鏡5、光検出器9、トラツキング素子1
0及び速度検出器11の移動部は移送台12に取
り付けられており、リニアモータ13によつて記
録担体7の半径方向に一体となつて移動するよう
に構成されている。速度検出器11は移動台12
に固定された棒状のマグネツトから成る移動部
と、コイルから成る固定部より構成されており、
移送台12の移動速度に応じた信号を出力する。
記録担体7上に収束された光ビーム2がトラツ
ク上に常に位置するように制御するトラツキング
制御について説明する。光検出器9のそれぞれの
信号は差動増幅器14に入力されており、差動増
幅器14は光検出器9のそれぞれの信号の差信号
を出力する。光検出器9の分割線の方向は光検出
器9上の反射光に含まれるトラツクパターンのト
ラツク方向であり、差動増幅器14の信号が記録
担体7上の光ビーム2とトラツクの位置関係を表
わす信号、すなわちトラツキング誤差信号となる
ことは既知であり詳述するのを避ける。差動増幅
器14の信号はスイツチ15、トラツキング制御
系の位相を補償する為の位相補償回路16、合成
回路17及びトラツキング素子10を駆動する為
の駆動回路18を介してトラツキング素子10に
伝達されている。合成回路17は後に詳述する加
速度検出回路19の信号と位相補償回路16の信
号を合成する回路であり、トラツキング制御が動
作している状態において加速度検出回路19は何
ら信号を出力しない。
ク上に常に位置するように制御するトラツキング
制御について説明する。光検出器9のそれぞれの
信号は差動増幅器14に入力されており、差動増
幅器14は光検出器9のそれぞれの信号の差信号
を出力する。光検出器9の分割線の方向は光検出
器9上の反射光に含まれるトラツクパターンのト
ラツク方向であり、差動増幅器14の信号が記録
担体7上の光ビーム2とトラツクの位置関係を表
わす信号、すなわちトラツキング誤差信号となる
ことは既知であり詳述するのを避ける。差動増幅
器14の信号はスイツチ15、トラツキング制御
系の位相を補償する為の位相補償回路16、合成
回路17及びトラツキング素子10を駆動する為
の駆動回路18を介してトラツキング素子10に
伝達されている。合成回路17は後に詳述する加
速度検出回路19の信号と位相補償回路16の信
号を合成する回路であり、トラツキング制御が動
作している状態において加速度検出回路19は何
ら信号を出力しない。
従つてトラツキング素子10は差動増幅器14
の信号に応じて収束レンズ6を移動させ、記録担
体7上の光ビーム2がトラツク上に位置するよう
に制御される。
の信号に応じて収束レンズ6を移動させ、記録担
体7上の光ビーム2がトラツク上に位置するよう
に制御される。
トラツキング素子10の移動出来る範囲は
500μm程度であり、移送台12が大きく移動する
とトラツキング制御がはずれる。これを防止する
為にトラツキング素子10が自然の状態を中心に
移動するように、すなわち駆動回路18の信号が
平均的に零レベルになるようにリニアモータ13
を駆動し、移送台12の移動を制御している。こ
の移送制御について説明すると、差動増幅器14
の信号はスイツチ15、移送制御系の位相を補償
する為の位相補償回路20、合成回路21及びリ
ニアモータ13を駆動する為の駆動回路22を介
してリニアモータ13に伝達されており、リニア
モータ13はトラツキング素子10が自然の状態
を中心に移動するように移送台12を移動させ
る。スイツチ15はトラツキング制御及び移送制
御を不動作にさせる為のものであり、合成回路2
1は速度検出器11、位相補償回路20及び後に
詳述するスイツチ23のそれぞれの信号を合成す
る回路である。トラツキング制御が動作している
状態においてはスイツチ23は開放となつてい
る。リニアモータ駆動制御をより安定にさせる為
に、速度検出器11の信号をリニアモータ13に
加え、速度制御を行なつている。
500μm程度であり、移送台12が大きく移動する
とトラツキング制御がはずれる。これを防止する
為にトラツキング素子10が自然の状態を中心に
移動するように、すなわち駆動回路18の信号が
平均的に零レベルになるようにリニアモータ13
を駆動し、移送台12の移動を制御している。こ
の移送制御について説明すると、差動増幅器14
の信号はスイツチ15、移送制御系の位相を補償
する為の位相補償回路20、合成回路21及びリ
ニアモータ13を駆動する為の駆動回路22を介
してリニアモータ13に伝達されており、リニア
モータ13はトラツキング素子10が自然の状態
を中心に移動するように移送台12を移動させ
る。スイツチ15はトラツキング制御及び移送制
御を不動作にさせる為のものであり、合成回路2
1は速度検出器11、位相補償回路20及び後に
詳述するスイツチ23のそれぞれの信号を合成す
る回路である。トラツキング制御が動作している
状態においてはスイツチ23は開放となつてい
る。リニアモータ駆動制御をより安定にさせる為
に、速度検出器11の信号をリニアモータ13に
加え、速度制御を行なつている。
信号の記録再生について説明する。記録担体7
上のトラツク上に信号を記録する場合、トラツキ
ング制御及び移送制御を動作させた状態で光源1
から発生する光ビーム2を記録する信号に応じて
強弱に変調する。強い光ビーム2が照射された所
の記録材料が状態変化あるいは形状変化し、記録
担体7上のトラツク上に信号が記録される。記録
担体7上のトラツク上に記録されている信号を再
生する場合、トラツキング制御及び移送制御を動
作させた状態で、光源1から発生する光ビーム2
を弱い一定の光量にし、トラツク上からの反射光
を光検出器9で受光し、光検出器9のそれぞれの
信号の合成信号を得て行なつている。
上のトラツク上に信号を記録する場合、トラツキ
ング制御及び移送制御を動作させた状態で光源1
から発生する光ビーム2を記録する信号に応じて
強弱に変調する。強い光ビーム2が照射された所
の記録材料が状態変化あるいは形状変化し、記録
担体7上のトラツク上に信号が記録される。記録
担体7上のトラツク上に記録されている信号を再
生する場合、トラツキング制御及び移送制御を動
作させた状態で、光源1から発生する光ビーム2
を弱い一定の光量にし、トラツク上からの反射光
を光検出器9で受光し、光検出器9のそれぞれの
信号の合成信号を得て行なつている。
なお、光学式記録再生装置においては、記録担
体7上に照射されている光ビーム2のビーム径が
常に一定になるようにフオーカシング制御されて
いるが、本発明と直接関係しないので、詳述する
のを避ける。
体7上に照射されている光ビーム2のビーム径が
常に一定になるようにフオーカシング制御されて
いるが、本発明と直接関係しないので、詳述する
のを避ける。
以上光学式記録再生装置の基本構成について説
明したが、この装置は所望するトラツクを高速か
つ安定に検索することが1つの重要な機能となつ
ており、以下この検索について説明する。
明したが、この装置は所望するトラツクを高速か
つ安定に検索することが1つの重要な機能となつ
ており、以下この検索について説明する。
検索のシステムはマイクロコンピユータを含ん
だ情報処理制御装置24で構成されている。番地
入力装置25に所望するトラツクの番地A0が入
力されると、情報処理制御装置24は光ビーム2
が位置しているトラツクの番地A1を光検出器9
のそれぞれの信号を合成する合成回路26の信号
より読み取り、(A1−A0)を計算する。 |A1
−A0|≧N0(|A1−A0|は(A1−A0)の絶対値
を表わし、またN0は正の整数である。)ならば情
報処理制御装置24は|A1−A0|の値を計数回
路27にプリセツトし、移動方向信号(移動方向
信号とは移送台12を記録担体7の外周かう内周
方向に移動させるのかあるいは、内周から外周方
向に移動させるのかを指令する信号)を信号発生
回路28に送る。その後に、情報処理制御装置2
4はスイツチ15を開放にさせトラツキング制御
及び移送制御を不動作にさせるのと共に、スイツ
チ23及び加速度検出回路19に信号を送り、ス
イツチ23を短絡させ信号発生回路28の信号を
合成回路21に伝達し、加速度検出回路19に移
送台12の移動加速度信号を出力させる。信号発
生回路28は計数回路27の計数出力に応じ、か
つ情報処理制御装置24からの移動方向信号に応
じた信号を出力し、リニアモータ13は信号発生
回路28の信号に応じて移送台12を所望するト
ラツクが存在する方向に移動させる。加速度検出
回路19の信号はトラツキング素子10に伝達さ
れ、トラツキング素子10は変動しないようにさ
れる。差動増幅器14の信号はトラツク横切り検
出回路29に入力されており、トラツク横切り検
出回路29は、記録担体7上の光ビーム2がトラ
ツクを横切つたことを表わすパルス信号を出力す
る。計数回路27はトラツク横切り検出回路29
の信号を計数し、|A1−A0|本目のトラツク上に
光ビーム2が来たことを検出し、一致信号を情報
処理制御装置24に送る。情報処理制御装置24
はスイツチ23及び加速度検出回路19に信号を
送り、スイツチ23を開放にさせてリニアモータ
13を停止させると共に、移送台12の移動加速
度信号がトラツキング素子10に伝達されないよ
うにする。また情報処理制御装置24はスイツチ
15に信号を送り、スイツチ15を短絡させてト
ラツキング制御及び移送制御を動作させ、記録担
体7上の光ビーム2が位置しているトラツクの番
地A1を読み取る(以下この検索を粗索と呼ぶ。)
A0=A1であれば検索は終了するが|A1−A0|≧
N0であれば再度上述した粗検索を行なわせる。
また|A1−A0|<N0であれば、情報処理制御装
置24はスイツチ15を開放にすると共に駆動回
路18に信号を送りトラツキング素子10を駆動
し再びスイツチ15を短絡させることによつて1
本のトラツク飛び越し走査(以下この走査をジヤ
ンピングと呼ぶ。)を行なわせ、このジヤンピン
グを|A1−A0|回繰り返した後に光ビーム2が
位置しているトラツクの番地A1を読み取る(以
下この検索を密検索と呼ぶ。) A0=A1であれば検索は終了であるが、A0≠A1
(A0≠A1はA0とA1が等しくないことを表わす。)
であれば上述した粗検索と密検索を繰り返し所望
するトラツクを検索する。以上述べた検索時にお
ける情報処理制御装置24の動作フローチヤート
を第2図に示す。
だ情報処理制御装置24で構成されている。番地
入力装置25に所望するトラツクの番地A0が入
力されると、情報処理制御装置24は光ビーム2
が位置しているトラツクの番地A1を光検出器9
のそれぞれの信号を合成する合成回路26の信号
より読み取り、(A1−A0)を計算する。 |A1
−A0|≧N0(|A1−A0|は(A1−A0)の絶対値
を表わし、またN0は正の整数である。)ならば情
報処理制御装置24は|A1−A0|の値を計数回
路27にプリセツトし、移動方向信号(移動方向
信号とは移送台12を記録担体7の外周かう内周
方向に移動させるのかあるいは、内周から外周方
向に移動させるのかを指令する信号)を信号発生
回路28に送る。その後に、情報処理制御装置2
4はスイツチ15を開放にさせトラツキング制御
及び移送制御を不動作にさせるのと共に、スイツ
チ23及び加速度検出回路19に信号を送り、ス
イツチ23を短絡させ信号発生回路28の信号を
合成回路21に伝達し、加速度検出回路19に移
送台12の移動加速度信号を出力させる。信号発
生回路28は計数回路27の計数出力に応じ、か
つ情報処理制御装置24からの移動方向信号に応
じた信号を出力し、リニアモータ13は信号発生
回路28の信号に応じて移送台12を所望するト
ラツクが存在する方向に移動させる。加速度検出
回路19の信号はトラツキング素子10に伝達さ
れ、トラツキング素子10は変動しないようにさ
れる。差動増幅器14の信号はトラツク横切り検
出回路29に入力されており、トラツク横切り検
出回路29は、記録担体7上の光ビーム2がトラ
ツクを横切つたことを表わすパルス信号を出力す
る。計数回路27はトラツク横切り検出回路29
の信号を計数し、|A1−A0|本目のトラツク上に
光ビーム2が来たことを検出し、一致信号を情報
処理制御装置24に送る。情報処理制御装置24
はスイツチ23及び加速度検出回路19に信号を
送り、スイツチ23を開放にさせてリニアモータ
13を停止させると共に、移送台12の移動加速
度信号がトラツキング素子10に伝達されないよ
うにする。また情報処理制御装置24はスイツチ
15に信号を送り、スイツチ15を短絡させてト
ラツキング制御及び移送制御を動作させ、記録担
体7上の光ビーム2が位置しているトラツクの番
地A1を読み取る(以下この検索を粗索と呼ぶ。)
A0=A1であれば検索は終了するが|A1−A0|≧
N0であれば再度上述した粗検索を行なわせる。
また|A1−A0|<N0であれば、情報処理制御装
置24はスイツチ15を開放にすると共に駆動回
路18に信号を送りトラツキング素子10を駆動
し再びスイツチ15を短絡させることによつて1
本のトラツク飛び越し走査(以下この走査をジヤ
ンピングと呼ぶ。)を行なわせ、このジヤンピン
グを|A1−A0|回繰り返した後に光ビーム2が
位置しているトラツクの番地A1を読み取る(以
下この検索を密検索と呼ぶ。) A0=A1であれば検索は終了であるが、A0≠A1
(A0≠A1はA0とA1が等しくないことを表わす。)
であれば上述した粗検索と密検索を繰り返し所望
するトラツクを検索する。以上述べた検索時にお
ける情報処理制御装置24の動作フローチヤート
を第2図に示す。
トラツキング素子10の簡単な構造を第3図と
共に説明する。尚、第1図と同じものについて
は、同一番号を用いる。円筒31の先端には収束
レンズ6が取り付けてあり、さらに同筒31には
コイル32及び33が取り付けてある。シヤーシ
ー34と円筒31はゴム35及び36で連結され
ている。シヤーシ34には、磁気回路を構成する
ヨーク37,42が取り付けられている。ヨーク
37とヨーク38の間にはマグネツト40が、ヨ
ーク38とヨーク39の間にはマグネツト41
が、ヨーク42とヨーク43の間にはマグネツト
45が、ヨーク43とヨーク44の間にはマグネ
ツト46がそれぞれ挿入されており、磁気回路を
構成している。コイル32及び33に電流が流れ
ると円筒31はコイル32及び33が受ける電磁
力により移動するように構成されている。円筒3
1の中を光ビーム2が通過するように構成されて
おり、円筒31が移動すると収束レンズ6が移動
し、記録担体7上に収束されている光ビーム2が
トラツク方向と略々垂直な方向に移動する。
共に説明する。尚、第1図と同じものについて
は、同一番号を用いる。円筒31の先端には収束
レンズ6が取り付けてあり、さらに同筒31には
コイル32及び33が取り付けてある。シヤーシ
ー34と円筒31はゴム35及び36で連結され
ている。シヤーシ34には、磁気回路を構成する
ヨーク37,42が取り付けられている。ヨーク
37とヨーク38の間にはマグネツト40が、ヨ
ーク38とヨーク39の間にはマグネツト41
が、ヨーク42とヨーク43の間にはマグネツト
45が、ヨーク43とヨーク44の間にはマグネ
ツト46がそれぞれ挿入されており、磁気回路を
構成している。コイル32及び33に電流が流れ
ると円筒31はコイル32及び33が受ける電磁
力により移動するように構成されている。円筒3
1の中を光ビーム2が通過するように構成されて
おり、円筒31が移動すると収束レンズ6が移動
し、記録担体7上に収束されている光ビーム2が
トラツク方向と略々垂直な方向に移動する。
トラツキング素子10の変動すなわちシヤーシ
ー34に対する円筒31の変動は移送台12が移
動する時に受ける慣性力によつて生じるものであ
り、従つて移送台12の移動加速度を検出し、こ
の移動加速度信号を合成回路17、駆動回路18
を介してトラツキング素子10に加え、トラツキ
ング素子10に加わる慣性力を打ち消すようにす
ればトラツキング素子10の変動を減少させるこ
とが出来る。
ー34に対する円筒31の変動は移送台12が移
動する時に受ける慣性力によつて生じるものであ
り、従つて移送台12の移動加速度を検出し、こ
の移動加速度信号を合成回路17、駆動回路18
を介してトラツキング素子10に加え、トラツキ
ング素子10に加わる慣性力を打ち消すようにす
ればトラツキング素子10の変動を減少させるこ
とが出来る。
第1図の実施例において、移送台12の移動加
速度をリニアモータ13に加える信号より検出し
ているが、以下これについて説明する。
速度をリニアモータ13に加える信号より検出し
ているが、以下これについて説明する。
摩擦が無視出来るとすると、
FL=KLiL(t)
=M・α
なる式が成り立つ。FL,KL及びiL(t)はリニア
モータ13の推力,推力定数及び駆動電流であ
り、M及びαはリニアモータ13によつて移動さ
れる移送台12の質量及び移動加速度である。従
つて移送台12の移動加速度αは略々駆動電流iL
(t)に比例し、駆動電流iL(t)より移送台12
の移動加速度を検出することが出来る。
モータ13の推力,推力定数及び駆動電流であ
り、M及びαはリニアモータ13によつて移動さ
れる移送台12の質量及び移動加速度である。従
つて移送台12の移動加速度αは略々駆動電流iL
(t)に比例し、駆動電流iL(t)より移送台12
の移動加速度を検出することが出来る。
トラツキング制御及び移送制御が動作している
状態においては、加速度検出回路19の信号がト
ラツキング素子10に加わらないようにすること
が望ましい。
状態においては、加速度検出回路19の信号がト
ラツキング素子10に加わらないようにすること
が望ましい。
加速度検出回路19は第4図に示すように、増
幅器51とスイツチ52で構成することが出来
る。第1図と第4図の関係を説明すると、入力端
aには駆動回路22の信号が入力され、入力端b
すなわち、スイツチ52の開閉を動作させる入力
端には、情報処理制御装置24の信号が入力さ
れ、出力端cの信号は合成回路17に入力されて
いる。
幅器51とスイツチ52で構成することが出来
る。第1図と第4図の関係を説明すると、入力端
aには駆動回路22の信号が入力され、入力端b
すなわち、スイツチ52の開閉を動作させる入力
端には、情報処理制御装置24の信号が入力さ
れ、出力端cの信号は合成回路17に入力されて
いる。
粗検索時、リニアモータ13に加えられる信号
を増幅器51、スイツチ52、合成回路17及び
駆動回路18を介してトラツキング素子10に加
えれば移送台12の移動によるトラツキング素子
10の変動を減少させることが出来る。
を増幅器51、スイツチ52、合成回路17及び
駆動回路18を介してトラツキング素子10に加
えれば移送台12の移動によるトラツキング素子
10の変動を減少させることが出来る。
発明の効果
以上本発明を詳細に説明したが、トラツキング
素子10が大きく変動すると差動増幅器14の出
力に正規の信号が出力されなくなり、正確なトラ
ツク横切り信号の検出が出来なかつたが、本発明
を適応すればトラツキング素子10の変動をほと
んど防止することが出来、正確な位置決めを行な
わせることが出来る。またトラツキング素子10
が大きく変動しないので、トラツキング制御及び
移送制御の引き込みが極めて安定し、高速かつ安
定な検索を行なわせることが出来ると共に装置の
信頼性も著しく向上させることが出来る。
素子10が大きく変動すると差動増幅器14の出
力に正規の信号が出力されなくなり、正確なトラ
ツク横切り信号の検出が出来なかつたが、本発明
を適応すればトラツキング素子10の変動をほと
んど防止することが出来、正確な位置決めを行な
わせることが出来る。またトラツキング素子10
が大きく変動しないので、トラツキング制御及び
移送制御の引き込みが極めて安定し、高速かつ安
定な検索を行なわせることが出来ると共に装置の
信頼性も著しく向上させることが出来る。
本発明は何ら実施例に限定されることはなく、
磁気式記録再生装置、容量式再生装置、光磁気式
記録再生装置等にも適応することが出来る。
磁気式記録再生装置、容量式再生装置、光磁気式
記録再生装置等にも適応することが出来る。
第1図は本発明を光学式記録再生装置に適応し
た1実施例のブロツク図、第2図は同実施例にお
ける情報処理制御装置の動作フローチヤート、第
3図は同実施例におけるトラツキング素子の構造
を示す側断面図、第4図は同実施例における加速
度検出回路のブロツク図である。 11…速度検出器、12…移送台、13…リニ
アモータ、14…差動増幅器、15…スイツチ、
17…合成回路、19…加速度検出回路、21…
合成回路、22…駆動回路、23…スイツチ、2
4…情報処理制御装置、25…番地入力装置、2
7…計数回路、28…信号発生回路、29…トラ
ツク横切り検出回路。
た1実施例のブロツク図、第2図は同実施例にお
ける情報処理制御装置の動作フローチヤート、第
3図は同実施例におけるトラツキング素子の構造
を示す側断面図、第4図は同実施例における加速
度検出回路のブロツク図である。 11…速度検出器、12…移送台、13…リニ
アモータ、14…差動増幅器、15…スイツチ、
17…合成回路、19…加速度検出回路、21…
合成回路、22…駆動回路、23…スイツチ、2
4…情報処理制御装置、25…番地入力装置、2
7…計数回路、28…信号発生回路、29…トラ
ツク横切り検出回路。
Claims (1)
- 1 記録担体上に記録されている信号を再生する
再生手段と、前記再生手段の再生位置をトラツク
方向と略垂直な方向に移動する第1の移動手段
と、前記第1の移動手段をトラツク方向と略垂直
な方向に移動する第2の移動手段と、前記第1の
移動手段を駆動し前記再生位置がトラツク上に常
に位置するように制御するトラツキング制御手段
と、前記トラツキング制御手段を不動作にして前
記第2の移動手段を駆動して前記再生位置をトラ
ツク方向と略垂直な方向に移動する際に、前記第
2の移動手段の駆動信号に対応した信号を前記第
1の移動手段に加えるように構成したことを特徴
とする情報トラツクの検索装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3988383A JPS59165278A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 情報トラックの検索装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3988383A JPS59165278A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 情報トラックの検索装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59165278A JPS59165278A (ja) | 1984-09-18 |
JPH0438064B2 true JPH0438064B2 (ja) | 1992-06-23 |
Family
ID=12565372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3988383A Granted JPS59165278A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 情報トラックの検索装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59165278A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63825A (ja) * | 1986-06-19 | 1988-01-05 | Sharp Corp | 光情報記録再生装置 |
-
1983
- 1983-03-09 JP JP3988383A patent/JPS59165278A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59165278A (ja) | 1984-09-18 |
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